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新燃岳・溶岩ドーム拡大、512世帯に避難勧告空振も度重なっているらしいですがやむを得ないとはいえ日曜深夜の避難勧告は酷ですわな。おまけに南国とはいえ山の中、真冬の夜に避難せえと言われてもこれは厳しい。せめて昨日の昼間から「避難勧告になるかもしれないですよー」などの告知はあったと信じたい。県境でもあるので宮崎県のみならず何かあった際には隣県も避難民受け入れを協議してくれているといいのだが。
2011.01.31
今夜は相手が豪ということで正直五分五分いや、やや分が悪いかと思っていた。試合経過は厳しいもので、どちらかというと豪有利のまま時間が過ぎていった。決定的な瞬間をDFと川島がよく凌ぎ、守りの堅い豪相手に僅かな可能性を求めて何度も何度もこじ開けに行っていた。双方ともに疲れが来て試合は延長になり根性勝負といっていい展開に。そしてとうとう粘り勝ちでゴールを決め最後の最後まで危ない状況に陥りながら勝った。我慢勝ち、根性勝ち、そして粘り勝ちの試合であった。日本代表、ありがとう、そしておめでとう。
2011.01.30
お題の2カ国では現在激しい反政府運動が繰り広げられていて、チュニジアの方はすでに政府転覆状態になっている。エジプトも先ほどの情報(未確定)ではかなり緊迫している。この2カ国に共通しているのは地理的には北アフリカ、つまりEUの影響が大きくまたイスラム教信者が多いといっても「ソフトイスラム」(勝手に作った)で、中東に蔓延った原理主義ではない。但しその分だけ出入り自由な面もあり、原理主義者が逃げ込む格好の場所にもなっている。北アフリカという地理的条件はアフリカの中では比較的開かれまたキリスト教の影響も大きい。国際的には国情は宗教に影響される事が多いわけで、ソフトイスラムを目指したというよりも結果的にそうなっているといったほうがいいだろう。開かれている、そして原理主義ではないというのは一見するとよさそうなのだがチュニジアにもエジプトにも今回の騒動…いや革命運動といった方が事実だな-の素地はすでにあった。大きなきっかけはやはりEUの経済的行き詰まり、そして20年来EUが推進してきた移民導入路線をここ2年ほどで一気に方向転換した事が伏線になっているだろう。EUに人を送り込む前線基地として、そしてそれが自国内の労働人口の調整弁になっていたものが閉じてしまえば必然的に失業率は上がる。加えてなまじっかEUに近いがために富裕層はEUで教育を受け国内よりも世界に出て行く。EUが方向転換した以上国内で産業振興し労働環境を整えるのが政府の役割なのだが、これまで一種の人的外需により食べてきたも同然なまま政治を行えば大抵は不満が募る。おそらくEUからの送還組もこの不満を抱えていただろう。もう一つこれは書いてしまえば陰謀論になるので躊躇っているのだが。世界の金の動きが酷く滞ってきていて逃げ場というかはけ口がなくなってきている。この動かないというのは経済の根幹を揺るがす問題で、こうした状況に耐えられるのは日本のように純資産が多大で海外債権も多く「国の借金」などと寝言いうのは国内マスコミとバカな政治家くらいという国家くらいなものだ。だがドンパチするには中東はあまりにリスクが高い。アジアもそう。経済的軍事的ドンパチを派手にやるには重要な地域になりすぎた。無論核保有国だらけというのもある。北アフリカが重要ではないという意味ではなく、相対としてね。もう一つソフトイスラムという部分が大きいのではないのかなと。その根拠はと聞かれると困るのだが宗教圏の庇護が弱いとでも言っておきましょうか。日本にいると中々ピンと来ないが宗教の縄張りはイスラムの場合かなりのウエイトを持っているのは間違いない。サウジアラビアがなんだかんだ言いながら中東で一種の権威のようなものを保ち続けているのはこの宗教的権威の部分も大きい。宗家とかそういう意味合いでね。私はチュニジアの騒動は必ず糸がどっかに延びて繋がっていると思っているのだが、もしこの先フランスを先頭に立てたEU軍が出張ってきたらイスラム原理主義がもっこりと顔を出しそうな気がしますわ。といって糸引っ張っているのは原理主義というのではなくむしろEU側に近いんじゃないのかとね。酷い妄想日記になってしもうたがこの先飛び火するに違いない嫌な悪寒はおそらく当たる。こんな碌でもない予感は外れた方がいいに決まっているので八卦ですわの。
2011.01.29
数年前、ここで欧米の格付け会社のからくりについて書いたことがある。ある意味欧米金融、投資機関の意図通りに働く出先機関のようなものだと。日本国債格下げの原因、経済よりも政治に国債格下げ 菅首相「そういうことに疎いので…」その意図には欧米の投資機関及び政治的なものが含まれるのは当然で、戦争も政治的というよりは近代においては経済的活動の一つ、ドンパチで飛び交うモノが変わったというだけに過ぎない。世界で国際市場が開かれ事実上国籍は問わないから20世紀前半までのように蚕食される側、する側という単純な図式ではないけれどその分市場でいう「トレンド」を誰が創り上げるのか、そのトレンドに乗せるのか、乗るのかそしていつ下りるのかという話。今回日本の国債の格付けがフンダララというのは事実上はバカな話でもあって、現状殆ど日本国内をぐるんぐるん回っている日本国債の国際的格付けがどうなろうとお前ら(国際投資機関)に関係ないべという言い分は一応今のところ通る。しかし格付け低下の理由が明らかに政治的理由であると断じられたというのはこれは大きなトレンドエポックになりうる。普通こういう場合は通貨が投げ売られるトレンドになるものなのだが、生憎日本の円はそのバックボーンも相俟って今やドルとユーロの逃げ場になっているのでそうもいかない。加えてさっきの「政治的理由」により日本政府及び中央銀行の鈍感さとそしてタイミングの悪さから却って腰を引かせる事態に陥っている。纏めると「余りにも鈍感でバカなもんだからトレンドに気づかないが為に乗り遅れ、そのおかげで世界市場が停滞気味になっている、おまけにタイミングも判らないバカなもんで常識が通用しない」という逆張りの恐怖心を市場が持ってしまっている。これだけ質量共に圧倒的なバックボーンを持つ円、そして日本国債の指揮官がバカというのは世界市場にとっては恐怖でもあるだろうけれど唯一救いなのはその鈍さかもしれない。これまで自分達がマスコミの思惑通りに日本を矮小化してきたがために実は恐ろしい市場的影響力を持ち得ているのに気づかないのがね。中東への度重なる外交失敗とソマリア派遣中止により原油調達が滞りこれだけの円高にもかかわらず高騰を続けているのは痛いのだがそこにも気づかない鈍感さ加減なのでどうしたらいいか以前の問題。だってどうしたらいいかと悩むのは問題に気づいているからであって、気づかない者は悩まない。これだけ国内の政治独裁を目論んでいるくせに世界市場への介入が判らないというのは国内にとっては不幸だが世界にとっては今のところ幸せかもしれないということだ。だが辛抱たまらなくなったトレンドがこの度日本国内の政治状況を見つつこの格付変更で気づくかどうか試してみた…だけどやっぱりバカだったというお話。今回に限っていうなら日本としてはバカで鈍感でよかったのかもね。
2011.01.28
先日の続きです。二日目8時半に赤坂グランドプリンスH着。チェックアウト後の荷物預けて早速指定された場所へ。J-NSCに感謝状を戴けるそうでしてその贈呈です。公認サポーターズとはいえ、結成1年も経たずにこのような表彰をされるというそれ自体が自民党の変革を物語っていると感じました。ネットという場所、実はそれは必ず人のいる社会そのものでありながら場合によっては仮想であるかのように錯覚されがちなのですが仮想社会ではなくむしろツールとして、手段としてネットを捉えているのかなと勝手に共感したりしておりました。この感謝状は自民党総裁から授与されるそうでして、こういう事は政権奪還してからあればいいなあと夢想したこともありましたが、思いの外早く評価…というよりも今後を見越して督励ということだと思いました。事前にくじで授与される人を選んだんですがこのくじを引き当てたのは私でして。辞退するかどうしようか一瞬迷ったのですが悪遠慮するにも時間がなく、素直に会員みんなを代表する形でお受取りしました。驚いたのは野党とはいえSPのつく総裁から直接感謝状を受け取るという場なんですが、リハーサルもなく立ち位置も「ここら辺ね」とそれきりでおまけにそのまんまネットに実況と。戴いた賞状はJ-NSC会員みんなのものですので党本部に預けてあります。そして党大会。大きな広間で2000人超はいるなと思いましたがあとから聞いたら2700人だっだそうです。他の県連と同じく「ネットサポーターズ席」とわざわざ立て看板が作ってあり、これを見ただけで涙が滲みました。各県連にJNSC会員がお手伝いに行った際、けんもほろろにされた話や大勢の中でぽつんと置き去りにされた話、あからさまに無視されたり袖引きされたという話を思い出したりしていました。どこかで誰かが判ってくれているというよすががなければボランティア活動は続くものではなく、それはたった一言「お疲れさん」「あっ、ネットサポーターズね」と声をかけてくれるだけで充分なのです。欲を言えば選挙のお手伝いに参上した際に小さい卓上三角にでも「J-NSC」と書いていてくださればそこでビラ折りもせっせとします。今度J-NSCの幟ができることになりましたので、街頭演説の際に有志がそれを持って参加するということも可能になりました。その幟を目印に会員同士がまた交流しながら我々の出来ることを話しあったりもできます。党大会に戻れば幹事長演説の中でネットサポーターズに触れてくださったのはこれも大きいことだと感じました。手元にある党大会で配られた資料にも明記してあり、総裁からの感謝状と共にこれでどこの支部に行っても「ネットサポーターズ」または「J-NSC」として胸を張ってお手伝い、参加ができる下地ができたと思うのです。ですがそれらを活かすのはやはり実際に県連や支部に行く会員みんなそれぞれにかかっているのも事実でして、既存の組織や職員の方々とのある程度の意識のすり合わせなども必要になってゆくのは間違いない。そんな事を考えつつ党大会に参加してきました。写真のアップなどを含めた今回の私的行程はまた別の日記として上げます。率直な感想やこれからどうしたいかなどは前にもお知らせしたようにUstラジオでTwitter実況で。
2011.01.27
昨夜は日韓戦ということで私と変わらないサッカー好きでもある母ちゃんの意向で夕食はカレー。とっとと食べて片付けて風呂入ってサッカーという指令だった。元々一人暮らしの長い3人が同居するようになったのでそれぞれTVを所持している。下の階の2人は居間と父の部屋で恐ろしい音量で点けっ放しだが私は本当に最低限しか視ない。私のTVを下の母に譲ったのでこの部屋のものは笑っちゃうような小さいブラウン管だがこれで充分。んで、昨夜の日韓戦。球の扱いが最後まで浮いていつつ、それを勢いと根性でカバーしたという感じだった。向こうも似たような状態だったので粗の出具合も似たり寄ったりだったからほぼ互角、あれでパスの精度がもう少し違っていたら差がついた試合だったろう。勢いと精度のバランスは口でいうほど簡単じゃあないけれどゴール前の前やセンターライン前後のここという所の精度を上げねばピンポンになってしまう。見てて面白いという点ではプロのサッカーだが。どちらが勝っても不思議のない試合内容だったし延長の最後の最後で追いつかれた精神的な負担を加味すれば、PK戦をきっちりものにしたのは日本代表のチームとしての経験の差だったのかな。見終わってへとへとになり速攻ベッドに潜り込んだ。ここまできたら優勝してほしいなあ。
2011.01.26
うちの左巻きバカ市長が調子にのって「仕分け」なんぞを始めたのは聞いていたがまさかこの大都市+豪雪地域で除雪に手を出すとは流石に思わなかったのだが。今年の雪が多いとマスコミ、特に左巻き大好きな北海道新聞は擁護しているけれど、間違いなく毎年6m降雪しているのはほぼ変わらないわけで。実際除雪そのものもさることながら、排雪(道路脇に積み重なった雪の山を排除する=排雪)のやり方が悪いのでどうにもならなくなってきている。排雪というが実質排氷で、何故ならこちらの雪は積み重なれば下の方から徐々に氷になり、積み重ねる期間が長いほどこの氷の厚みが増してくる。だから1mの高さの雪山を排雪するのと2mでは手間、つまり経費は倍ではなくもっとかかるようになる。今年は民主党政権の外交失敗で円高が続いているのに原油高、重油もガソリンも灯油も高騰しているから経費は余計にかかる。読みの甘さと高を括った雪道を歩いたこともない連中が机の上で数字だけ見て決定したのが丸分かりなのだ。そして選挙が近づきさすがに焦ったのかようやく排雪作業が始まったけれど、このやり方がまた酷い。きちんと平らにせず車道に向けて傾斜を付けてしまい、つまり甘いやり方をしているためにこのままではちょっと表面が融ければ滑って車道に飛び出す。さっきも書いたが積み重なった雪は氷で、削れば氷が顔を出している状態だからここに陽が当たったり気温がちょっと上がっただけで表面が融けリンク並みに滑るのだ。実はここら辺は土地自体に傾斜がついている。だからよほど考えて除雪しないとただでさえ危ないのにその上車道に向けて傾斜つけたら年寄り子供などは一体どうなるのかと。こんなことをするくらいなら雪山を少し残した上で傾斜ならまだ判る。飛び出しても雪のガードレールがあるから。だが選挙向けのいい加減で杜撰な指示なのだろう、札幌は平坦地は多いが土地の傾斜勾配くらいの資料は市で持っているだろうによ。これから融けたり凍ったりの一番危ない時期を迎える前にこんないい加減な雪対策して殺す気かバカ市長。
2011.01.25
1月22日、23日と東京に行ってまいりました。所用というのは自民党関係の行事参加でして、機会を戴き出かけてきました。感じるところ、そして考えさせられたことがたくさんありましたが自分の目で見て聞いたことを私事取り混ぜつつ書いてみようと思います。但しこの記述は自民党の指示があったわけではなくましてや公式見解でもなく、またJ-NSCの見解でもありません。私個人の見たものと見解です。非常にタイトなスケジュールで記憶の時系列が輻輳している可能性もあります。22日最寄りロッカーに大きな荷物は預けてほぼ予定通り11:30自民党本部着。バッグ一つで受付→屋台村へ。胸にはJNSC会員証を下げ裏にはTwitterのアイコンを貼りつけました。この会員証は行事全部で下げていました。屋台村入り口には募金箱がありましたので些少ですが寄付し、さあてと辺りを見回すと早速顔見知りのJNSC会員さんがおいでだったので再会を喜びつつきょろきょろしているとありがたい事に数人のTwitter知人にお声がけ戴き、よもやま話をしながら自民党幹部の出待ちなど。食欲があまりなく、食べるのは遠慮しましたが中途で出てきた鯨の竜田揚げはこれが鯨かと想うほどで45年前に食べたものとは雲泥の差でした。お声掛けして戴けた方が10人前後、その他に旧知の方が数人だったのですが私は喫煙可のテントに陣取りわいわいとおしゃべり。ここで岩屋議員、河村健夫議員、小坂参議、諸井県議と2ショットゲット。ワークショップはホテルチェックインの関係で時間帯がきついのと一休みしたかったので結局パスしましたがその代わりTwitter知人と小一時間話し込んだりしておりました。この時、同じフロアでは全国単位の会合があったらしく休憩時にどっと人が出てきてその時に目にしたのは正直あまり芳しくない空気感もありました。15時に一旦党本部を出てすぐ近くのホテルへチェックイン。ざっとシャワー浴びて着替えて党本部に戻る予定だったんですが腰と膝の塩梅が悪い上に足がつってしまい30分ほど横に。結局は真っ直ぐ赤坂グランドプリンスHに向かいました。ここは若気の至りの思い出含めて懐かしいホテルでして、3月限りで無くなると聞き感慨もひとしお。クロークが混み合うであろうと早めに到着し、パーティ会場。大きく地域ごとのテーブル分けがされていて、地元議員や参加者の利便も図っていました。同じく参加する仲間と合流し、顔を見知っている道蓮の方ともご挨拶しながらパーティ開始。開会挨拶が短くて大変結構でした。最初はおとなしく地域付近の指定テーブルにいましたが立食なのとミーハー根性で会場探検の旅へ。ミーハー以外の目的もあった*んですがそれも無事果たせました。*昨年秋の市議補選候補者の為に応援演説してくださった国会議員(衛藤参議)の方なんですが、演説のみならずビラ配りまでしてくださったそうで、後援会でもなんでもないんですが自民党市議の誕生のお礼ですですが議員さん達は地元の方や後援者との食事や会合の予定が目白押しらしく、1時間経たずに大半の方がいなくなりましたけれど、松本純議員との2ショットはちゃっかりゲットしたりしてました。自民党のパーティであることを意識されている参加者は1/3くらいだったんじゃないかと。いかにも地域の重鎮という方々ばかりだったんですが。ちょっともったいないなと思ったのは地方議員の方々でして、選挙区外へのアピールは無用といえばまあそうなんですが、その先を目指すのなら選挙区付きの名札付けてもよかったんじゃないかと。先を目指すというのでなくとも選挙区外の人間でも名前や顔を売ってなんぼの話なのでね。最後近くまで残り、週末の赤坂近辺ですからこれといった店も思いつかず結局ホテル内のティールームでまったり…のはずがアイディア交換やこれからどうするかなどの真面目なミーティング2時間弱。ホテルに帰ったのは21時半過ぎでしたな。お腹が空いたので近くのコンビニで軽食買ってもぐもぐしました。実は前もってこれくらいの時間に終わったら一軒行こうとして打診もしていた店があったんですが足がまたつり、疲労もあって結局寝てしまい申し訳ない事をしました。寝る前の僅かな時間、ちょっと地方選への動き方含め今後どう活動するかをそこはかとなく考えたりもしましたが睡魔ががが。こうして一日目が終わりました。ここには書きにくくまた表記しにくい感触のようなものは近日Ustラジオでお伝えする予定です。Twitterと連動しての実況生ラジオにしますので。
2011.01.25
お江戸での主な所用は改めて書きますが。初日は朝から夜、翌日も朝から午後の予定が目白押しの日程を知り本当はもう一泊とは思ったけれど冬だし雪かきはあるしで用事だけの1泊2日になるかと思っていた。お江戸には知り合いが何人かいる。どなたかに会いたいなあと思ったのだがその内1人はお江戸といってもちょっと離れた場所にいて都心にわざわざ来いというのも憚られるし第一まだ学生さん。学業が忙しいであろうこの時期に呼び立てるのはどうしたものかと思っていた。というより2日目の飛行機の時間までの夕方からという時間帯指定だと私は羽田に向かうだけだからいいが相手は暗くなってから家路につくことになる。もうお一人はTwitterで言葉を交わすようになった方でお店を開店されて間がない。このお店に行きたいと思っていたけれど一日目の夜限定、一体いつ自由になるのか判らず、結果としてはパーティからホテルに帰ってさてというところで足がつり、疲労困憊とそして翌日の朝の早さを考えて断念してしまった。電話を入れようかと思ったけれど、電話を入れたら入れたで気を使われる方なので何度もホテルの電話を取っては置き、取っては置きで迷いに迷った挙句寝てしまった。申し訳ない事をした。そしてもうお一人、この方はネットで知り合って数年になる。さほど頻繁で濃密な交流ではないのだがといってつかず離れずでその方が最初知り合った時のサイトを一旦閉めた後、しばらくして再開された時もお知らせを戴いたりしていた。一度なにかの話から食べ物のやり取りをしたこともあり、こちらが母の採ってきた野生の「エノキダケ」をお送りしたところ思いがけず讃岐うどんを頂戴したことがある。んで、今回ダメ元でその方に連絡を取り誠に勝手ながら最初から時間場所範囲指定でいかがでしょうかと打診したところ快諾していただいた。昨日16時から軽い夕食とお茶を付き合って頂いたのだが、ネット越しとはいえ数年に渡って交流があり、こちらもあちらもこういうものを書き続けている同士だと文章の印象と実物の差異は殆どない。話題が豊富で物の見方捉え方が視点は違うながら「判るそれ」という点でも。この先一生ないであろう機会を戴いた所用も嬉しさと喜びの連続であったのだが、1泊2日で時間が取れたのが3時間だけだった濃密すぎる今回のお江戸行きの中で唯一の自由時間であり、また自分の時間でもあった。急な呼び立てに応じてくださってありがとうございました。
2011.01.24
取り急ぎチェックアウト後の僅かな時間にこれを打っていますこれから所用を終えるのが午後、その後夕方から知人に会い、そして蝦夷に帰ります。行きの雪の中から見た朝日は綺麗でしたが江戸のホテルの窓から観た朝日も綺麗でした。では帰りは日付が変わるぎりぎりになると思うので詳細は明日にでも。
2011.01.23
うまい事早めに休めましたので気持よく起きました。これからざっと支度して東京に出発します。何せ冬なのと余裕を見て中途で何かあったとき代替交通機関でも間に合う時間に出ようと思ったら起床は夜明け前になりますな。予定では午前中の最初の行事に間に合うはず。今日は到着後午前中の行事~午後→15時に一旦抜けてチェックイン→夜の行事用に着替え身支度→もう一度行事…になるので出発時の顔(化粧)は最低限。明日は午前中から昼の行事~午後に差し掛かるのが予定だす。ここまでが予定の行事で、明日夕方は数年に渡って交流はあるもののこれまでお会いしたことがなかった方と食事、そして帰路につきます。今夜の夜行事次第ですが夜遅くにこれもネット越しで交流のある方のお店に顔を出せるかもしれない。なので1泊2日ながら夜昼の支度なのですがそこはそれ手持ち荷物はうんと軽くしました。何せお江戸は交通機関は便利なのですが移動歩行距離が長い。札幌の地下鉄も乗り換えはありますがその比ではない。週末ですが混雑も比べものにならないので到着後、目的地への経路も通常とは変えてみました。予定では最初の行事までにはどこかでチェックイン前の荷物整理しがてら一服できるはず。本当はもう一泊のつもりでしたが何せ冬、雪かきの心配もあるしでえらいタイトなお江戸訪問になりました。そういや千歳空港のお土産屋さんやっていないんじゃないのと今思い当たりましたがこちらはもう仕方がない。ということで行ってきます。
2011.01.22
「財源不明の人気取り」 岡田氏、河村氏批判強める部分引用>「減税、結構でしょうが、財源が明らかでないまま言うのは、人気取り以外の何物でもない」。なるほど普通の人間が言うのならそれは尤もだが岡田お前が言うかと。岡田に限らないがとにかく民主党の看板背負った者がいう言葉じゃない。政治家に限らないが人を見るとき口先よりも行動を見て評価しなきゃならないのだが、内容以前にまだボケる歳でもなさそうだがちょっと前自分達が言い続けてきた事を忘れるとはね。特に政治家の場合、有権者に訴える以上最低限現行法との整合性とそして財源のメドが立たねば口にするな。河村も大概だが岡田を始めとして民主党の連中にこの最低限のハードル超えている者はいないんだよな。そしてたった一年半前連呼していたこともころりと忘れて同じ事で人を批難するってのは頭大丈夫か。こういうことすらはっきり言ってくれない取り巻きばかりってのも不幸だよなあ。
2011.01.21
ほんの僅かだが昼間が長くなったような気がする。先週よりは晴れ間が多いせいもあるけれど。天気のいい日はなるべく外出の用事をつくり歩くようにしているが、昨日あたりは日差しが本当に暖かく強くなったように感じた。4月初旬まではなんとかお日様に当たれるのでそれまで半年分の日光を浴びておかねば。雪山に照り返せしは春の日差しか byれですも
2011.01.20
ここで何度か雪について書いたが、お題の「除雪」は主に自治体管轄の公共除雪ね。今シーズン、出だしの雪の降り方はごくごく大人しいものだった。しかし昔から札幌…に限らず雪国に生きてきた者はそんなものでは騙されない。一年に降る雪の量はよほどの特殊な年を除いて大体一定で、札幌市の場合だと年間降雪は6m。記憶に残るほど雪が少ないと大体碌なことがなく、特に農業が困ったりするので降ること自体に文句があるわけではない。前に雪について「問題は降り方だ」と書いたのはつまりはこういうことで、10センチ前後で週に4日ふわふわと降る場合と週に2度でも一遍に20センチ~40センチ積もられる場合はトータルで同じ雪の量でもつらさが違う。おまけに20センチ降れば除雪(公共)が入るので玄関先に削った圧雪が堤防のように置いてゆかれ、これをどけるのが半端ない。どこの家も同じなので文句を言っても始まらないのだが、ほんのちょっと除雪のやり方を変えてもらうだけでこの堤防圧雪は相当減るのだが。そしてここからが今年の話。確かに今年の降り方はここ数年でいえば急激なもので、これほど一気に雪に埋もれたと感じるのは15年振りくらいだろうか。だがその当時はこれほどあちらこちらが雪山だらけじゃあなかった。雪山雪壁というのは厄介で、歩行者は車が見えず車も歩行者、他車が見えず信号のない交差点が特に危ない。車同士ならこっつんで済むけれど。昔この雪山を巡る交通事故が絶えず、それで排雪という雪山除去作業が行われるようになった経緯がある。だが今年はこの排雪作業が進まず行われず、昨日ようやくここら辺の通学路とバス道路沿いが終わったが市内ではまだまだ残っている。もう一つ今年は高速道路の通行止めが頻繁過ぎる。民主党の事業仕分けで除雪予算が2割減ったそうだが、国の管轄-高速及び国道-がその影響を受けていると思っていたが実は自治体の道路除雪にも関わりがある。それは自治体の子ども手当負担分でして。自治体の中で補助金を貰わないところは非常に少ない。つまりそれだけ財政が逼迫しているところに「幾らでも財源がある」はずのものがいつの間にか自治体負担が湧いてきておまけに現政権は働いたことがないので判らないと思うのだが児童手当を止めて新規に子ども手当となり、また支給対象が変わったので事務処理が激増した。事務処理の経費も自治体で賄う(実際は国費も入る)わけだから余計に予算は苦しくなる。そのしわ寄せは一体どこに行くのかというと除雪に関係ないとは言えまい。更にいえば除雪が未達だと物流、つまり経済に与える影響が大きい。物、人の移動そのものが経済の基本なわけで、この流れを阻害されれば嫌でも経済は滞る。またこれは北海道の特殊な事情だが、本州のようにどこの山奥に行っても人がいるというのは殆どない。過疎地域では道路が3桁国道と道道のみ、道道は冬季閉鎖で迂回路はないという自治体が数多くある。この国道の除雪予算を2割削ったというが金額ベースとするなら基準がどこにあろうともこの原油高騰では実際の除雪作業に換算すると2割削減では済まない。命綱の道路が通れなければ病院にも行けないし灯油の配達もできないのだ。どこもかしこも夏と同じ状態にしろと言っているんじゃあない。雪国には除雪が必要で、簡単に削減できるものじゃないということだ。一遍除雪、雪かきやってみろや蓮舫。そして札幌市長も胡散臭い「芸術団体」だの「文化団体」だのに金出すくらいならはっきり「子ども手当の負担で除雪ができない」と言いやがれ。
2011.01.19
NTT東・西の光回線用ルーター無償交換「ひかり電話」ルータで発火事故 43万台分のACアダプタ無償交換該当ルータRT-200KI最近は光回線利用者の方が多くなったそうなんですが。これはルータ発火事故を受けてのものです。底面に型番が書いてありますし「スタート」→「ネットワーク」でも型番が出ているはずです。時期もそしてひかり電話利用も合致しているのにうちのルータは違う型番でした。大抵はPCの後ろや床や隅っこに置いているしあまり意識せずに使っていると思うのですがこの機会に是非ご確認を。代わりのAC電源が来るまでは不在時などは電源落としてコンセントも抜いておいた方が安全安心でしょう。お知り合いなどのルータも見てあげてくださいまし。
2011.01.18
今年も震災の日が来た。だが16年前のこの時間はまだ何事も起きていず、いつもの夜を迎え休んだ方ばかりだったろう。私も当時勤めていたがそろそろ寝ようかという頃合いのいつもの夜だった。だから毎年震災の時刻に南の窓を開けて黙祷するのだが、最近はむしろこの時間帯に深々と考えるようになってきている。震災前の最後の日常であったであろう16年前のこの夜を。引っ越してきたこの自宅にも南側に向いた窓があり、昨日窓近くにあった荷物を寄せて開けられるようにした。私の黙祷も自己満足ではあるのだが、しかしあの震災をただただ呆然と眺めることしか出来なかった自分への悔悟とそして己が投票したかどうかは別にして当時有権者だったものの一人として政権選択を間違うと大変なことになるという戒めとしている。常のごと眠りつきたる朝まだき大なゐに変わり果てたる街ありきかな byれですも
2011.01.17
所用で来週江戸に行くことになった。行きたいなあとは思っていたけれど今のような生活になると時間はあるようでいてそうでもないし中々厳しい。だがもう来年再来年になれば行けない要素の方が増えるのは分かりきっているので今回腰を上げた。この先一生ないであろう機会なので短い滞在だが存分に楽しんでこようと思う。日頃会いたいなあと思っていた方にもコンタクトは取れたので急で申し訳ないが付き合って戴こうかと。これが最後のお江戸になるかもしれないのでね。昨日交通宿泊の手配全部終えて後は荷物決めて詰めるだけです。
2011.01.16
自民党時代なら総理記者会見、大臣就任会見は事情の許す限り見ていたのだが。今回の内閣改造後会見は総理だけながら聞きでそれも一言一言に内心突っ込み入れるやら呆れるやらで精神にも神経にもよくない。冒頭のやり取りだけマスコミにしては珍しくそれなりの質問だったんだが夜のニュース番組ではそれらの質疑の肝心な部分-菅の論点ずらしや逆切れ-をまるで流さない。同じマスコミなのだが随分スタンスが違いましたな。冒頭の質問をした産経の記者がBlogで詳細なやり取りを挙げている。記者会見で菅首相が挑発してきたので… 穿った見方をするのなら昨夜は週末金曜で夕方の記者会見を多くの人は見ず、後で超編集したニュースの摘み映像ならボロが出ないと踏んだ、だから歌会始の日にぶつけたのかなと。そしてもう一つ。国会開会は今回の改造の10日後という遅さだ。口では予算は緊急にと言いまた税制改正も協力を要請つつ実は野党を恫喝しているつもりかもしれないが、先に与党が具体的な案を携えてからの話だろ。野党側も予算が年度内成立しないくらいでビビるな。年度内不成立はこれまでなかった事でもないし、第一デタラメな予算を中途半端な妥協で成立されては国民が迷惑する。大局を本気で見て今後の国家の傷を少しでも少なくする為というのなら予算を質に取る覚悟は要るぞ。この覚悟ができてこそ本気で売国政権を倒し国家の為という大義を貫けるんじゃあないのかな。それにはこのとんでもない政権のとんでもない予算、そして成立を目論んでいるとんでもない法案を周知させなければならず、マスコミがあてにならないのなら徹底した住民との会話対話による口コミ、またはネット経由での懇切な説明が必要だ。統一地方選が準備を終え始めているのでこれを機会にするのも考え方だろう。もはや中央の国会と地方の事情がとは言っていられない。
2011.01.15
【内閣改造】離党の与謝野氏、政府要職で起用 仙谷氏は党代表代行 官房長官に枝野氏元々あたしゃ政治家のウエイトの中で思想信条ってのはなくては困るが過半数を占めても困ると思ってきたしそう書いてもきた。だから平沼氏自身の思想信条にシンパシーは感じるものの、それが占めるウエイトが大きすぎると感じてきた。保守分裂を招いたという意味もある。政治家としてのセンス、そして出処進退の間の悪さ更にこれまでの政治的実績からいって到底相容れないであろう与謝野氏と会派を組んだのには驚いた。つまり思想信条で別党を立ち上げたと思ったら豈図らんや数合わせなのかそれとも情で拾ったのかそういう意味で言動と行動のバランスが欠けているのではないのかと。与謝野氏に関しては鳩山弟や舛添のように自民党政権時から「後ろから撃ちっぱなし足引っ張りまくり」のイメージしかなく、また世間では彼が財政金融通と言われている根拠がさっぱり分からない。財政といっても今や外為特会なぞは国際為替市場の動向で大きく左右されるなど国内財政の足し算引き算では到底扱えるようなものではなくなっている。彼の財政論は単年度予算の中での単純収支のみが大問題な財務省-こちらはそういう仕事なので責められない-に沿ったもので、実はこれは財務省の中の人の理屈としては合っているけれど政治家の関わる国家経済としてみると大きな間違いを呼ぶ。なぜかといえばここでさんざん書いてきたが国家経済は回らねば、循環せねば生きず、またほぼ内債である日本の国債は経理上は資産として扱っていい。もう一つ付け加えるのならこの内債発行額は現有総資産のはるか下で、利払い含めて国内をぐるんぐるん回っているだけだ。但し金融の滞留は問題で、それなりの金額が国債として有効に流通すればデフレ解消の一助にもなるのだがそこの所が滞っているが為にデフレになっている。この金融の滞留を何とかするのが政治であって、この溜まりに溜まって詰まっている金融=経済のケツを叩いて動かさなければならないのが判っていない。民主党は頭が足りないのでこの滞留解消に末端消費者への恒久的バラ撒きを選択したがむしろ産業振興、公共事業に注力した方が遥かに国家経済に与える好影響がある。おっと与謝野氏だが。多くの人が指摘しているように彼は自民党の比例選出議員なのでここは一旦議員辞職してというのが順序だろう。国家のために大義の為には結構だが大口叩くなら行動で示せと。民間人になっても大臣就任は可能なので何ら問題はなかろう。政治家に限らず人を見るには口先じゃあなく行動、やっている事を見なくちゃな。
2011.01.14
子ども手当ての財源を確保するために、子育て世帯に課税する-政府これは11月に書いた拙日記にソースが付いたという話なんですが。どうして左巻きってのは手段と目的取り違えるというかベクトルが狂うんだろうねえ。元々財源的に恒久支給するには無理があった上に経済効果は期待できないというのも散々書いてはきたが、嘘だらけのマニフェストの中では半額ながらもどうにかこうにか実績があった唯一の事例がこれ。但し扶養控除がなくなるというのをマスコミが結託して書いてこなかったし、乗数効果について自民党議員が鋭い質問をした際も夜のニュースでは徹底的に隠蔽したから、この子ども手当のからくりを知らない人は知らない。つまり最初のマニフェストの青写真では9兆だか20兆だかはすぐ出てくる、この前提からしてすでに崩れている…というか夢でも見てたかラリってんじゃねえのというくらい現実離れしていたわけで、そこからおかしいんだから気づいた時点で止めろよ子ども手当となるのは当然。おまけに11月の時も書いたがこいつら本当に働いたことがないんだなと感じるのがこれら支給→課税の事務手続きにかかるコストは無視してるのな。どうせ自治体にやらせるからと考えているんだろうけれど、多くの自治体が国からの補助金なしにやってゆけないんだし、それがなくとも回りまわって無駄な経費だろうがよ。国庫の見かけだけの辻褄合わせに汲々として他に頭が回らないってのは政治とか財政以前に大人として大きな欠陥があるとしか思えない。何故従前の児童手当では駄目だったのかというとそれは外国人に金を配るためだろと言われても仕方ない状況下で、おまけに今回のこの課税は外国人からきちんと徴収できるのかいな。おかしい通り越して頭大丈夫かという愚策なのだがこれに気づいていない、または知らんぷり出来る政治家が政権与党構成しているとはね。
2011.01.13
中国人土地買収森林買収問題 これは地方議会の一議員が外国人による北海道の森林売買問題を追い、ひとまずは北海道議会で条例制定準備まで漕ぎ着けた話。サイトの森林買収問題タグを追うこともできる。これの何が問題といって一つは水源の問題であるのだが、忘れてはならないのは「今のところどこの誰がどんな目的でどの森林を買おうと規制できない」日本の現状にある。つまり新千歳空港滑走路の隣の土地をどこの誰が買っても取引形態によっては皆目分からないのが問題。戦前外国人の土地取得を制限できる法律は存在していた。しかし今は有名無実になっていて、もっと言うならこのご時世で森林所有者には所有するメリットが何もない。北海道の自然、森林は素晴らしいとこれは我々道民よりも他の地域の方々が仰ってくださる。森林なくば降水の乏しい北海道でダムの役目をする雪を保てず、勿論保水そのものも覚束無くなる。また北海道は雪がふるので水源が多い。だから荒廃した国土と汚染された水しかない支那人が買うというのも単純すぎる見方で。それなら何故自衛隊基地の近く、そして新千歳空港の隣地を買うのかが説明できない。それと我が国も売買に伴う手続きだけが先行し、国家として一体どこの誰が国土を保有しているのか判らないという現実もある。本当なら国会議員の協力の下国政調査権を行使して徹底的に調べなければならない案件だと思うのだが。実は私はこの道議との勉強会に複数回出席していて、未だここに書くのすら憚られる話も聞いているのだが。支那への嫌悪感を抑えなるべくフラットに現実を見据えようとしても単なる水だけ土地だけ保有し転がして一儲け目論んでいるだけとは到底思えないのだ。原則的に支那では土地私有を認めていない。それなのに日本に限らず諸外国の土地を買いあさっているそれ自体個人の目論見ではなく必ず中共政府の意思と意図があると思っていい。だって金を振り込む、口座の金を動かす、元を円に換えるこれら全部に政府の目が光っている国だよ。もう一つ鳩山が考えなしに国連でぶち上げた例の25%削減がある。これはおよそ現実的でない数字で、間違いなく出来ない事を見越して排出権と称する実質無償ODAを垂れ流す布石なのだが、この排出権目当ても考えられる。そうなるとどうなるか。日本の国土である北海道の森林の排出権を支那人が握り、それらに何故か日本が金を払うというおよそ考えられないほど馬鹿馬鹿しい事態が起きる。流石にこのインチキ取引は官僚の頭のいい人達が有名無実にしてくれるんじゃないかとは思っているものの、しかし実態が明らかではないのだけは間違いないという現状が変わるわけではない。とにもかくにも北海道では全国初となる条例制定に向けてようやく実務会議が動き出すようなのだが、昨年の議会傍聴で耳を疑ったのは危機管理監がこの会議に参加していないという事実であった。如何に我々の危機意識と自治体の危機意識が乖離しているのかを思い知ったけれど、今後具体的にどう条例が出来上がるのか、そして運用をどうするのかを注目してゆきたい。
2011.01.12
ゲーツ米国防長官訪中 米中が軍事交流を1年ぶりに再開 「対話強化」を確認Cold War with China is not inevitable下のリンクは2chの某スレのやり取りを眺めていて知った。そしてそのやり取りは私には頷けるもので。すなわち支那が冷戦構造を推進する「姿勢を見せる」自体が自己矛盾している上に、なるほど金高(GDP)では日本を凌駕している支那だがその中身の質及び金高自体が元の通貨安とドル安によって齎された「ドル元がっちり四手組」によるもの。つまり軍事的に極東アジアを睥睨恫喝する方向にゆくのは結果支那にとってマイナスだぞということだ。冷戦構造の推進については露の空母改造、そして自称自前艦載機開発などを必要以上に誇示宣伝していることも含まれるのだが、なんといっても現日本政府のバカさ加減もそれを助けてしまっている。目の先の支那助力になっているようなのだが、実は支那の根本的な足元を揺るがせている事に気付かない。軍事的障壁が高まるということは船舶保険料が上がりまた支那の不透明さを国際的に強調し、かつ日本が愚策を取り続けるが為に米中の対立構造を実際以上に投影してしまっている。ここが現日本政権のバカなところで、軍事力も満足でないのに自らいきり立つこともないけれど、その逆の叩頭をあまりに募らせると却って米中が自動的に対立構造にならざるを得ないのに気づいていない。そしてもう一つ。この日本叩頭は目の先の支那世論を満足させてしまっているので支那自体もそれに引きずられるようにして更に支那が日本に対して軍事的示威行為を募らせ、示威行動のつもりがなまじっか地域が軍事的経済的にホットエリアであるが為により米中対立構造に傾きがちになりうる。共産党一党独裁の支那が世論を鑑みるというのはそこからして矛盾のようだが、しかし実質的に共産主義を国内統制の抽象的道具としてしか使えていない現状では十数億の意思を中共といえども無視はできず、長年自ら煽ってきた「中華中共思想」が更に拍車をかけている。これは何故か。ひょっとしたら支那は「日本が日米構造協議で米に譲歩した理由は軍事的圧力によるものではないか」と思い込んでいるのではないかという指摘がスレにあったのだが。それと共に日本と日本人の特性というものを長年研究しながらもどこか大事な一点で読み違ったか、それは支那が接した当時の日本政府側が一応国防族とされていた事なんじゃないのかと。長いこと自民党の国防族と言われてきた人達は戦前でいうところの大陸派だったわけで、今の目で見れば政治にシンパシーを持ち込むなんざ愚の骨頂だが。しかしWW2と朝鮮戦争とそして冷戦時に一つどころか二つ開いてしまった穴と対峙する状況であった当時の日本の国防族が大陸派に席巻されていたというのは自然ではあるがそれを持続させ利用してきたのは米中であり旧ソ連でありまた日本自身でもある。冷戦終了時に当時の国防族が相次いで別の道を模索し始めたのとほぼ同時に日本の政界の再編成が始まったのはあながち偶然でもあるまい。そして現在の自民党ではこれら旧国防族=大陸派はほぼ逼塞状態で、いられなくなった大陸派の多くは再編成を繰り返して民主党に行った。これが現政権なのだが、困った事に認識が冷戦終了時のまま大陸ロマン派の脳みそを抱えたままなので一見支那の手助けをしているようで根本的には足を引っ張っているという笑い話になってしまっていると。視野が狭く考えが浅く甘い、もう一つ現状の国際経済に疎いというのが特徴で、これに現在の支那の幹部が似ているのでヘタ打ちのコンビになってしまった。似たり寄ったりというのはシンパシーを覚えるのだが気の毒なことにそれ以上にはなれない、ならない。日本が日米摩擦の後にやったのは所謂迂回貿易、三角貿易であって軍事的圧力があったとしたらでは何故沖縄を日本に返還したのかと。あれは日本にも軍事的助力を求めたものであって、この軍事的助力には当然金も含まれるわけなのだから、溜め込んだドルを吐き出し還流する一助として三角貿易を認める代わりに沖縄その他を返還したとみるのが当然だろう。当然ついでに日本の現憲法では当時の冷戦構造も相俟って自前防衛も覚束無いとすれば金で日本が米軍を配備し米軍、米もこれを形を変えた日米貿易、円ドル両替の一つとして捉えて何ら不思議はない。軍事と経済を無理矢理に別に考えたりイデオロギーやシンパシーが先に来ると碌なことにならないのは世界史が証明しているのだが、ここの時点でけつまずいていると間違うぞ。話が散らかりすぎたのでまた別の機会に書くか、または近いうちにネットラジオでもやろうかと思っているんですが、ぶっちゃけると目の先としては支那の台頭は迷惑千万なのだが。もそっと長いスパンでみると以前書いたように軍事的レイズを上げ続けるのというのは対支那としては日米にとって悪い話ではないしむしろ欧辺りはそれを望んでいるんじゃあないのかなと。
2011.01.11
ここに引っ越すことになり、一番懸念したのはボケた父だけではなく雪との闘いであった。元から住んでいたのでここが札幌市内でも雪の多い地域なのは知っているけれど、雪かきの担い手である私もすでに50代。腰の入院歴のある中年女が一人で一戸建ての雪かきをするのは中々荷が重い。昨年12月に最初の雪かきが始まり、その後年末年始は平穏に過ごせたのだが3日ほど前から降雪量を取り戻すかのように降ってきた。一番つらかったのは父の帰りが遅くなった翌日で、本当なら夕方もう一度雪かきをせねばと思っていたところにあの騒動ですっかり消耗してしまい翌日朝に回したのが悪かった。早く起きたが玄関前の階段は全部埋まり段が見えず、スノーダンプという大きめの除雪器具を取りに門のところまで降りたら膝上まで埋まった。ここまで酷くなければ順番に階段から下へと雪を下ろし、そこから集めて寄せるけれどこうなるとまずはどこまで除雪するか、積む場所をきちんと決めておかねばならない。実は他にも車庫前には車一台分の空きがあり、母からは春先車を動かしやすいようにここも除雪して欲しいと要望されてはいるものの雪の捨て場の乏しいこの家の構造*では降り方によっては極めて厳しい。*車庫前除いて敷地殆どを嵩上げしてあるやるだけやってみるかと取り掛かったが、慣れているはずの私でも1時間弱かかった。目分量だが2トントラックの荷台分くらいはやったと思う。結局甘いやり方ながら車庫前はそれなりに寄せはしたけれど、家の前の塀に寄せるのが限界なので今後は難しいだろう。札幌の年間降雪量は大体6mと決まっているのだが、降り方によって除雪の負荷は相当違う。どうせ降るのだが一番いいのは一遍に20センチくらいまでの量が週に2回くらい、これくらいだと滑りすぎずといって除雪がつらくなりすぎず都合がいい。今回のように一気に50センチとなると風向きや地形で所によりその1.5倍ほどにもなるので一人で手動雪かきするのは厳しくなる。久しぶりに大きな器具を使ったので昨日は筋肉痛がつらかった。朝から2回ほど軽く雪かきしたが、身体が重かった。今日明日辺り少し雪かきが休めれば回復すると思うけれどね。
2011.01.10
民主党がマスコミ宣伝用の事業仕分けで強調したのは「赤字かそうでないか」であった。脊髄反射で快哉を叫ぶ者も多いのだが公共、国や自治体で行う行政事業には絶対に赤字にしかならないものが多い。民間会社も同じで設備運用管理部門などは金だけでいえば絶対にコストのみで成立している。何事もなければそれを意識することもなく、迂闊な机上計算しかできない経営陣にかかれば真っ先に不要とされ削られるんだが、仮にこの管理運用が滞った場合人命に関わることも多いのだ。例えば下水道の配管清掃。ビルなどでは本管(自治体管理)からビル管理部分の管を長く引いている場合が多いのだがこの管理部門を疎かにするとえらいことになる。大手町のビル地下で有毒ガス、260人避難去年だったか札幌市内中心部でもあったのだが配管清掃を怠ったり今回のように廃棄物を放置していたりすると有毒ガスを発生する事がある。今は少なくなったが昔は町内で必ずドブ掃除があり、全世帯参加が義務のようになっていた。若い頃はなんでまたと思っていたけれど、長じてビル管理の事務をやった時に専門家の話を聞いて「ああ、そういう事か」と腑に落ちた。これらをさぼってもちょっとやそっとでは何事も起こらず、起こらないから次第に「経費節減」などというおためごかしに巻き込まれやすいのだが、一旦事が起これば人命に関わるわけで、コストをかけているからこそ表面上何事も無く無事であり、このコストを迂闊に節減すると金では取り返せない事になりうるということだ。ましてや配管は入る方も出る方も重要なインフラであり、このインフラの管轄が民であろうと官であろうとかかるコストを節減してはいけないということなのですな。ですが出来損ないのコンサルだとか政治家などはこういうことが本当の意味で理解できていない。見えないところにコストがかかり、またかけることこそが先進国というもので、明治維新の時の京都の嵐山だったかの荒れ様見て勝海舟が維新の元勲に「幕府といってもそう馬鹿にしたもんじゃなかろ」と言って聞かせたのはこういうことだ。人も世も放っておけば楽な方自堕落な方にどうしても流れ、また目立つ喝采を得られる事だけに注力しがちなのも人情とはいうものの。しかし見えないところ目の先の儲けに繋がらないように思えるところに手間人手金をかけるのも先進国の意地、そしてそこに住まい生きている我々国民の意気地ってもんじゃあないのかな。
2011.01.09
菅首相:公約修正、年末までにいつでも準備OKだから政権交代をと言っていたのは民主とマスコミだったんじゃねえのかよ。ここ今に至ってもまだマスコミは民主党政権を庇い「修正」などと寝ぼけた見出し付けているが、明確な嘘つきだろうがよ。私だけではない少なくない人達が「それは無理」と言い続けてきたけれど、選挙で民主党を選択した人間の数が多かったのでそれは仕方がないとしてもだ、ここに至っても「修正」と言い張れるその根拠は一体なんなんだと。出来ない事を餌にしてその餌に食いつく人間の数が多かったという話なのだが、しかしその餌が偽物だったんだから修正じゃあなく撤回と謝罪だろ、必要なのは。先日のTVそして昨夜のニコ動と菅がごちゃごちゃ語っていたのだが、あれを聞いて頷ける人間がいるのなら一体どういう理由なのか面と向かって問い質したいくらいだわ。物事の積み重ねを馬鹿にしていた左巻きにうっかり政権渡すと大変なことになるんだと実感出来なきゃ判らないとしたら相当鈍いか脳みそ使いたくないかなんだろうな。嘘つきは泥棒の始まりというのは本当だわ。こいつら国家盗もうとしているもの。
2011.01.08
著名な作品のような話じゃあないんですが。昨日私は母の薬を取りに行く用事がありましてな。悪天候ですが連休も控えているので午前中から出かける予定だったんですよ。7日(今日)だとぎりぎりになってしまい万が一バスが止まるようになっても困るし余裕を持ってということで。雪かきを終え予定通り午前中に出かけました。最悪の場合歩いて帰る事も考慮すると早い方がいい。お使いもあったしどうやらバスは無事に動いているようなのでちょっとあちこち見て歩き14時前に家に帰りました。もう一度雪かきをしてさて着替えて一服すっかと。そして15時半近くになって母ちゃんがいきなり2階のここまで上がってきて「爺さん出かけた?」と。いやいや午前中私が出かける寸前見ていますよ。というかうちにいたのは母上では。「オーバーがない」昨日(5日)出かけたばかりだし今日はこの天気(吹雪模様で非常に寒い)で出かけたってか。16時近くなって暗くなりかけたので一応探しに行くことにし、その前に念のため警察に「こういう爺ちゃん保護されていませんか」電話をしました。事情を話すととりあえずタクシーなどの無線手配をする為の承諾書、それとおそらく事件性がないかどうかを確認するために警察官が来宅。今嫌な事件が多いですしね。家の中全部見てもらって書類書いて一旦警察は帰りました。悪天候なのと暗くなっているのでまずは家にいてくださいと言われたんですが電話番に母を残し一応近所だけでもと外に出てバス通りの方に歩いてみたらいやに低速なタクシーが通りがかりました。走っていくと後部座席にはボケ爺が('A`)お金を払い降りるのを手伝いましたが一体どこをどうしていたのか手は冷たいし膝が笑っている状態でよろよろしています。身体を支えてというか半分抱えるようにして家に連れ帰り、母に引き渡して私は2階に駆け上がり警察に「見つかりました」電話。念のためさっきの警察官が訪ねてきてこちらは終了。本人は口では強がっていますがよほど歩いたんでしょうね。買い物袋の中にレシートがあったので時刻を確認してみるとここから3分のスーパーで14時半過ぎに買い物しています。つまり出かけてこのすぐ近くまでは戻ってきて近所のスーパーで買い物した後に分からなくなったようです。しかしレシートを見るとお金の出し方はちゃんとしている。2000円ちょいの会計に2500円出しているんですわ。つまり少なくとも2つ以上の金種を使えている。なんで家から出すんだと思われるかもしれませんがまだらボケというのはそういう行動制約はできません。というか行動言動全てに対して否定的な言い方はできない。うまくなだめながら肯定しつつ誘導するしかない。念のため小銭入れに住所氏名電話番号書いて入れてありますが。今回は目の当たりにした最初だったので母と2人非常に消耗しました。おかげでもう一回するつもりだった雪かきは放置したままで明日じゃない今日寝て起きてからが恐怖です。いや本当に疲れた。
2011.01.07
小沢氏「僕のことはどうでもいい」「私のことは私と国民が判断」 首相発言を批判小沢も小沢で人様のことをいえた義理ではないが、しかし首相が年頭所感に一議員を言挙げするのも確かにおかしい。まずは年末年始の大雪の被害者に一言いい、政府としてどう対応するのかくらいは言うかと思ったが言い訳なんだか自慢なんだかうちのボケ爺並みの訳の解らん記者会見であったのは間違いない。宮崎の口蹄疫の時もそう、水害の時もそう、そして今回の大雪、これだけではないが政府がまず即応してこそ精神的な安心感が生まれ小手先ではない大きな枠での対策ができるというものなのだが、結局自治体と自衛隊に丸投げでこの内閣には危機担当大臣はいないのかと。おまけに民主党大会が終わるまでは国会開かないという話はまさしく自ら政治よりも政局、政府より党というふざけた本質を露呈している。野党の時ならそれでも誰も困らん。しかし今は政権与党で、それくらいの優先順位も判らずにいたのかと改めて暗澹とするわな。つくづくと左巻きってのは口ばかりで物事の始末もできない連中なんだなと、40年前の安保デモの後始末をやっていたのは当の学生じゃあなくデモで街を汚された住民だったと思いだしましたわ。菅は昨夜も長年バックアップしてくれた報ステに出ていたんだがもはや尋常な判断や分析、決断ができるような人間には見えなかったぞ。
2011.01.06
元々今のように積極的にTV局マスコミを嫌悪する以前からTVのつけっぱなしはしなかったのだが。起きていきなり最初にTV点けるとかそのまんまずっと視もしないのにつけっぱなしということはなかった。ここをお読みになる方ならご同意戴けると思うが最近は自称報道番組に辟易するのみならずTV番組の作りそのものに嫌気が差してきている。店をやっていた時は営業時間中TVを点けていたので否応なく聞き眺める事もあったけれど、こうして一日の大半を自宅で過ごすようになると本当にTVは点けなくなった。年末年始番組で「おっ、これは見ようかな」と興味を持った番組は精々4つほどで、それさえもPCメイン、横目でTVという有様な上にその番組が終わるとにべもなくTVを消してしまう。下の居間、そして父の部屋ではそれぞれ一日の大半TVは点きっぱなし、それも大音量なので耳がおかしくなるからどうしても下でゆっくりする気分にはなれない。耳が遠くなっているから仕方がないけれど、自分で話しかけたくせに音量絞らないものだから何度も同じことを言わされるのも苦痛だし。そのやり取りに疲れてしまい「TV見てるの?」と聞いたら「下らない番組ばっかりで」というから「消すという選択肢はないのか」と言ってみたんだがその気はないらしい。集中して是非とも視たい番組だというのならわかるんだが。何故TVを点けっ放しにするのか、明確な理由が多分本人も判らないまま暴力的ともいえる音量が朝から夜中まで下で響いている。
2011.01.05
ネットで散々話題になった話なので今更ですが。グルーポンおせち騒動で、「バードカフェ」社長が辞任発表私もおせちではないが食品通販を利用したことはある。母への塩数の子がそれで、といってもお遣い物ではないから初めて頼む時はそこそこの値段と品質、はずれ引いてもぎりぎり諦められる程度のもので何せ塩数の子だから劣化はともかく傷んでいる可能性は低い。結果としてはかなりお値打ちではあった。だが今回のおせちは正月限定、すぐに食べるものなので期日品質共にある一定のレベルは必要になる。そしてこの会社は飲食店を主にやっているわけで、業種は違うが飲食店ならやっていたことがあるから判るのだが時間の経ったものを売るノウハウは殆ど持ち合わせていないはず。調理、半調理共に今すぐ食べてもらう状態で出すのが飲食店で、お客さんの手元に行く時がピークの状態ということね。うちは焼肉屋だったので半調理品を出すのだが、長いことやっていると「焼いたものを持って帰りたい」という要望も稀にあった。基本的には「保証できない」という理由でお断りするのだが長年のお客さんが「連れ合いが病気でどうしても」と言われるとお客さんに焼いてもらう事を前提に持ち帰っていただくこともごくまれにあった。何故我々が焼かないかというとその場で食べるものを調理して出す=飲食店と加工済みのものを持ち出して店舗外で売るというのは厳密に言うと違う業種になり、記憶では免許か許可が違う。飲食店許可証は店舗内での調理と販売ということなのね。だから例えばよくスーパーなどで売っているホルモンの袋詰めのようなものをただの焼肉屋がほいほいと店舗外で売るわけにはいかない。もう一つ手元を離れた商品の保存状態は判らないので責任が持てないという大きな問題もあるから。んで。この外食産業研究所の経営するのはレストラン、つまり飲食店で少なくとも商売をやっていれば大雑把にでも予約数と必要な材料の量目は判るはずで、数が多くなれば多少の誤差を含んで仕入れをするにしても100の仕入れで500の仕込みはできない。50人の宴会予約なら当日の人数変更を頭に入れて大体1割より多めに仕入れ仕込みをしておき、万が一のために代替品も用意しておくという意味ね。50人の宴会予約に10人用の準備では無理。結果としてこうだったからという意味ではなく500受けたのは他でもないこの店舗なのだから赤字になっても最低限500用の仕入れはしておかなきゃならなかった。そして数が5倍になるということは人手も必要、手間も時間も当然かかる。慣れない数というのはアクシデントも事前予想しなければならず、場所も取る。もう一つ手元を離れた商品は一体どうなるか、食品衛生管理の問題が本当に大きい。焼いても煮ても食品というのはさほど保存のきくものではない。徹底管理した工場で詰め、即時出荷してもそんなに日持ちはしないのに通販用の設備もないままにこういうやり方をしてはいけない。やってはいけない事それも食べ物を扱う上でのタブーを2つ犯し、それらは事前に判るはずなのになあ。食品通販のこれからをも揺るがしかねない大きな事件だったと思うよ。
2011.01.04
支那の経済状況なんですが。ここに来てまた円が上がり金も資源市場も高騰を続けている。円が買われているのは円が優れているというよりもユーロが自爆ドルが自縄の相対評価としてベターな選択、つまり実質的な借金がないという強みなんですね。えっ?日本は借金大国?ここをお読みになっている方にはそんなバカはおいでにならないと思いますし散々ぱらここで書いてきたので割愛しますが、保有総資産の枠内で収まっている名目負債は資産なんすよ。名目といったのは無論日本の国債の売り先買い手がほぼ内債であること、イコールそれは国の借金というより政府の借金=国民の資産だからですね。鉱物資源のない国がここまでの資産保有をしている、そしてそれを流通させずに滞っているからデフレなんでして、もっと言うなら高高度先進国ならではの国民の生活充足度の高さもデフレの要因にもなっている。普通の先進国、または先進途上国なら国民がこぞって欲しいものがあり、そしてそれらを十分活かす為の国家に必要なインフラ整備もどんどん進むので嫌でも経済は回る。ちょうど日本でいう昭和40年代~です。私が物心つき親の世代が家電を揃え電話を引き車を買い家を買いという時期と呼応しています。電気、通信、道路、住宅計画都市計画などが社会的必要により整備された時期ともいいます。途中では公害も多く発生しました。さて支那ですが。何度もしつこく書いているように支那はまず食料自給を念頭に入れる国家計画を立てるべきでありました。支那の資源は広い土地で、おまけにそれなりに耕作可能面積が広い。露や豪、米に比べると遥かに優位性をもちます。毛沢東は大量殺人を行った人でなしだが唯一評価できるのは古い頭のままながら「食い物の大事さ」は判っていた。当然ですよね、彼らが匪賊馬賊から共産党になりおおせ、国民党に取って代わる時期は大量の餓死者を出していますし逃げ惑っていた時期は兵を食べさせなければ離反されます。毛沢東を始めとする第一世代は骨身に沁みていたと思うのですよ「金があっても食い物がない」事は起こるのだと。これはうちの親世代も同じ感覚を持っています。支那なんぞは流通通貨なんか屁とも思っていません。てんでバラバラに地方馬賊が通貨相当のものを発行していた歴史を繰り返していますから。今でも偽通貨が堂々と流通しているのにも数千年の歴史があります。だからこそ農地を潰し手っ取り早い加工品で目先の金を稼ぎ、不動産転売による名目GDPの嵩だけ上げるよりは最低限でもきっちり食べ物を自前で確保する国家計画が必要だった。おそらく現在の支那ではまともに永続できそうな耕作可能地はあまりないでしょう。土地があったにせよ水の問題が大きく、また一旦汚染された土壌を元に戻すのは水が先か土が先かという難しさがある。支那のバブルは弾けるというよりも崩折れるように膝をつく状況になるのではないかと私は思っています。去年から総量規制が始まりましたがインフレは止まず、支那では革命の兆しになると言われている食品物価は度重なる党中央の価格調整介入によっても下がりません。インフレを収めるのはデフレを浮揚するより簡単で世界史にもたくさん例があるんですが、しかしここに支那の国内仕様-党関係者、軍閥のみがバブル、インフレの恩恵をこうむっている-ので話はややこしい。こうなると国家の疲労というか支那の国内事情である階級搾取がどこまで通用するか。今年の春節も共産党は総力を挙げて憤懣が爆発しないように気を配ると思いますが、私はひょっとしたら支那の歴史上初めて都市部から蜂起が始まるのではないかと予想しています。これまでは農村部、それも食糧に困り流浪しそれらの集団が寄せ集まったり戦って勝った方に吸収されたりの末に易姓が起こったんですが、今の支那農村部にはそのような行動を取る力は残っていますまい。暮れゆく経済とは裏腹に妙な自信をつけた支那人がもっと増えれば、そして日本を始めとする先進国を見聞きした人間が増えればひょっとして彼ら自身が「これはおかしくないか」と思い始める可能性も含めてね。
2011.01.03
こちらでは冬の天気図でおなじみの寒冷前線に伴うまだらな雲が西日本各地を取り巻くようにしているのを昨日早くの天気予報でみた。こうなるともう大寒波。今時期は北極からの冷たい風が大陸を経由して吹きこんでくるのは北海道と決まっていたものが蛇行しているせいか本来これほどまで降らない、つまり慣れていない地域に大雪を降らせた。大雪鳥取の千台立ち往生ほぼ解消、自衛隊ら除雪ちょっと前は福島そして今回は山陰地方なのだが、どちらも自衛隊への知事からの派遣要請が遅すぎる。福島は雪が降り積もるところだから判っていると思っていたのだが、降ってから8時間以上経ったり昼を経たりすると雪は締まる。締まった雪ほど厄介なものはなく、すぐ除雪するのに比べると半日一日置いた雪は何倍もの労力を要する。ましてや今回の雪は予め予報されていたわけで、予報が多少甘くとも天気図と雲見りゃ普通は判る。また、お出かけの多い時期でもあり年末年始に誠にお気の毒な事ながらしかしこのような時に満足な冬道仕様でもないのにひょいひょい出かけるのは考えが甘すぎる。車が埋もれる自体はガソリンさえあれば怖くはないが、しかし激しい降雪になってマフラーが埋まれば命に関わる。北国に生まれ育った者には雪は恐ろしいもので、豊かで綺麗な水を齎してくれる恵みなのだと判っていても実際の冬は雪との戦いの連続だ。慣れている北海道で幾許かを引き受けて差し上げられればと思いつつもそうもゆかず、自治体の派遣要請の遅さや車でお出かけになる方々の甘さをじりじりしながら見守っていた。雪や寒冷時の車の心得。必ずチェーンを用意しておく、スコップ、軍手、長靴、厚手の上着も。厚めのダンボールも用意しておくとスタック時に使える。気温が氷点下になる場合、ワイパーを上げておく。ウオッシャー液が凍りつきそうなときは専用のものはこちらにはあるが、ない場合は中性洗剤を薄めて入れておく。同じように窓やミラーは薄めた洗剤液で拭いておく。↑は専用液のない場合の非常時の対応短い走行距離の場合、ヒーターが効くまで暖機運転をする。雪、降雪時。なるべく身体を濡らさないようにする。濡れると冷えます。降雪時に身体冷やすとうっかりすると死ぬので長距離を歩くのが分かっている場合は予備の乾いた靴下、非常時にはゴミ袋に穴をあけて濡れないように着用する。身体もさることながら手と足が濡れると危ないのです。首に何か巻く。なんでもいいのです、ハンカチでもタオルでも。バンダナをハンカチがわりに持ち歩けば便利。荷物はなるべく背負えるようにして両手を自由にしておく。本州仕様の底のつるつるなブーツ履くくらいならスニーカーの方がまだ滑りません。底がなるべく柔らかめのがいいでしょう。
2011.01.02
初春のお慶びを申し上げます。北海道では年越し、つまり大晦日の夜にお節その他ご馳走を食べるのですが。昨日その支度をしたのは私でした。食べ物にうるさい母が何一つ口を出さず勿論手も出さず味見もしないでお膳が出てくるのを待っているだけというのはちょっと切ないものがありましたな。ともあれ今年はほんの少しでも何か一歩前に進めればいいなあと思う元旦でございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2011.01.01
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