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以前スパンブリーを旅した時、ソンテオを乗り間違えてかなり北のはずれに連れて行かれたことがありました。帰ってからその道程を調べてみたところ、面白いお寺を発見したんです。なんと、昼間から大きなコウモリがウジャウジャ棲息しているんだとか!その寺と、まだ行き残している百年市場もあわせて旅をしてみるかなーと思い立ったのでした。決行日は、2015年2月23日(月)。まずは戦勝記念塔駅南側、センチュリーの北側にあるロッ・トゥーのターミナルへ。スパンブリー行きのカウンターでチケットを買い、案内された車両へ。08:03発車です。乗客3人だけだけど、元取れるのかな?途中、ガソリンスタンドでの給油休憩でトイレに行ったついでにブラブラすると、カオニャオ・マムアン(マンゴー+もち米ライス)の屋台が。そういえばスパンブリーってマンゴーの産地ですもんね。でもここはまだアユタヤ県かもしれませんが ^_^;)終点のスパンブリー、ワット・プラサートトーンに到着。09:39だから、所要時間1時間半ほどですね。表のムーンハーン通り(ถนนหมื่นหาญ)に出ると、右角にはスパンブリー名物スポンジケーキの有名店「エーカチャイ」があります。以前訪れたなー。店頭に立っているノボリをよくよく見ると、「マル ケーキ」なる日本語が!スパンブリーでまで日本語にお目にかかれるなんて嬉しいじゃないですか。「タイ・スイーツを包んだソフトケーキ」で新商品とのこと。味は3種類あるようですが、新たなスパンブリー名物になりえるのか!?朝食がまだなので適当な店を探して通りを東へ歩いて行くと、「ジョーク・モーディン」(土鍋粥)との看板を掲げた食堂発見。土鍋なんですか? と店のおばちゃんに尋ねると、そうだと。面白そうなので入ってみますか。が、持ってこられたのは…土鍋じゃないじゃん!(笑)まぁ美味しかったから許します。66バーツ也。高くないか? -_-;)さて、まずはこの辺りで行き残したラートチャドー百年市場に向かうとしましょう。以前スパンブリーに来た時に「ラートチャドー」と表示のあるソンテオを発見したんですよ。その乗り場に向かうと、あ、これだ!発車しようとするソンテオの運転席へ走り寄り、ラートチャドーへ行きますか? と尋ねると、「行けません」との返事。えっ? でも車体には「ラートチャドー」って書いてあるじゃん。私の発音が悪くて聞き間違いしたのかも。いいや。乗っちまいましょう。時刻は、10:00ちょうど。乗り場をグーグル・ストリートビューでお知らせしておきます。写っている「パーモーク スパンブリー」(ป่าโมก สุพรรณบุรี)と書かれたソンテオがそうです。なーんもない国道329号線をひたすら東へ疾走していきます。スパンブリー県とアユタヤ県の県境辺りでおもむろに左折。細い路地に入り込んでいきます。どうやら集落に立ち寄るみたいですね。再び329号線に出てまもなく、お寺の前で停車。ここで乗客がわさわさと降りて私一人に。すると運転手さんがやって来るではないですか。「この車はこの先の白いビルで終点なんですよ。」えっ、ラートチャドーって書いてありますけど行かないんですか?「ラートチャドーに行くのは朝と夕方の2便だけです。」なんと、そうだったのか!!「だから行かないって言ったじゃないの!」と助手席の奥さんらしき女性が叫んでいるのが聞こえました。気が強そうだな。うぐぐ。じゃぁ、スパンブリーに戻ります…。「いったん降りて反対側で待っていてください。」と運転手さん。時刻は、10:36。がーーーーん _| ̄|○この寺は、ワット・ナークー(วัดนาคู)。場所はここです。グーグルマップで調べると、ラートチャドー百年市場まで7.5kmあります。さすがに歩くのはキツイですもんね~。今回は潔く諦めていつか再チャレンジしますか。反対側の木陰で待っていると、さっきのソンテオがやって来ました。バツが悪い気がしつつ、また乗り込みます。10:54。帰りの便はさっきの路地に入っていかずに代わりにスアンドゥシット・ラチャパト大学スパンブリー・キャンパスに入り込んでいきました。が、乗降客なし。すぐに発車します。で、元の乗り場に戻ってきました。時刻は、11:39。珍しく大失敗しちゃいました(笑)メインの目的地へ向かうとしましょう。<旅費交通費>ロッ・トゥー:120バーツソンテオ(往復で):50バーツここまでの合計:170バーツ※旅は2015年2月23日(月)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/09/28
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バンケーン虎神の祠での願掛けを済ませ、向かいのセブンイレブン前で帰りのソンテオを待っていると、うわっ、いきなりやって来た。待って~!!なんとか止まってくれました ^_^;)時刻は17:36。このソンテオはどうやらサパーンマイのインジャルーン市場とラムイントラ・ソイ19(ラムイントラ・ゴーモー2)を結ぶ路線のようです。インジャルーン市場と言えば、かつてプラカノン船着場と結ぶ水上バスがあったんですよね。いつの間にか廃止になってて残念。ラムイントラ・ソイ19の入口で下車。時刻は、17:42。そのままラムイントラ通りからソイ21に入って折り返しでサパーンマイまで行くようで。私はラムイントラ通りを歩道橋で渡ります。ん? 向こうのソイの上に看板があるぞ。見にくいですが、スーンガーンカー・ラムイントラ訳すとラムイントラ・ショッピングセンターと書いてあります。行ってみるか。ソイ入口から人の流れについて入っていきます。えっ、なぜこんな細い路地をみんな歩いてるんだ?構わず入り込むと、ほぉ、広いところに出たではないですか。なかなか賑やかですね。さらにここを突き抜けて奥へと進むと、なるほど!中心に市場があるのか!どうやら、ラムイントラ・ゴーモー2市場というようです。150番バス車掌さんに連れて行かれたラムイントラ・ゴーモー7市場とは規模も活気も段違い。それよりも横に停車中の赤いソンテオが気になります(笑)前面にも後部にもラートプラーカオ(ลาดปลาเค้า)と。横のラートプラーカオ通りを南下していく路線ってことか。ついでだからラムイントラ・ゴーモー2市場内にも。この雰囲気いいですね~。ところでちょうどいい時間なので夕食をここで済ませて帰ろうかな。食堂や屋台を探して歩くと、SUKI の I の上にハートが乗った看板の店が。料理の「スキ」と日本語の「好き」をかけてるんですかね。日本語できるのかな?と興味を持ったので、ここで食べることに。店のご夫婦は、私が外国人だとすぐにわかったらしく英語で話しかけてきます。なんだ、日本語できないのか(笑)注文したのはもちろん、スキ。45バーツ也。それと近くの屋台のマンゴージュース。どちらも美味しいけど、マンゴージュースの味とボリュームに感動!このサイズでたったの25バーツですよ。そんなマンゴージュースで至福なひと時を過ごしながら、今日1日で訪れた宝くじにご利益のある5大スポットを思い返してみます。メー・ナーク廟キングコブラ母子廟二哥豊廟ムアントンタニー爺婆の祠バンケーン虎神の祠考えてみたら一つも仏教のお寺がないんですね。みんな土着信仰の祠か亡くなった人・生き物を祀った廟でした。タイ人にとってこれらは現世利益をシンプルに祈願する対象として仏教とは別に存在意義があるのかなと考えてみたり。さて、帰りますか。ラムイントラ通り沿いのバス停まで戻り、やってきた26番バスに乗車。時刻は、18:15。戦勝記念塔までと告げます。17バーツ也。が、ラートプラオ五差路を過ぎたところで気が変わって、BTSモーチット駅下で下車することに。19:02。もう日が落ちて暗くなり始めていました。朝8時にサイアム駅スタートだったので11時間かかった今回の旅もこれにて完結です。最後までお付き合いいただきありがとうございました!おっと忘れるところでした。せっかくなので日本帰国後すぐに宝くじを買ってみたんですよ。地域医療等振興宝くじってやつ。結果は…はずれ(笑)敗因を考えてみたんですけど、・二哥豊廟とムアントンタニー爺婆の祠でお供え物をしなかったから。・普通はお供え物を手にしたまま願掛けしてからお供え物を供えるのに 私はお供え物を供えてから願掛けしたから。・日本語で願掛けしたから。・そもそも日本の宝くじにはご利益がない?てなところでしょうか。今回は私が人身御供になったので(笑)、みなさんは参考にしてぜひ失敗しないように願掛けをなさってください。幸運を祈っております ^^パワースポット巡りに味をしめた私は後日また違う趣向で巡ったんですが、それはまたいつぞやの機会に綴ろうと思います。次回は珍しく大失敗したスパンブリー方面の旅を軽くお届けする予定です。<旅費交通費>ソンテオ:8バーツ26番バス:17バーツここまでの合計:286.5バーツ※旅は2015年7月22日(水)に行いました。<今回の旅の参考記事>タイラット "ไทยแลนด์โอนลี่? ทัวร์แหล่งบนบาน ศาลกล่าว ไขความลับได้ดั่งใจ"おわり※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/09/22
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150番バスの車掌さんに間違えて連れて行かれたお陰で時間をロスしましたが、ようやく本来降りたかったラムイントラ・ソイ19入口に辿り着けました。宝くじにご利益のある5大スポットの5か所目はこの奥にあるんですが、事前にネットで情報収集したものの交通機関の情報が全く見当たらなかったんですよ。したがって最後の手段、「徒歩」発動です(笑)距離1.6km、20分程度ですから大したことありませんが。意気込み十分でソイを歩き始めると右手にあれ、ソンテオ?ちょうど走り出そうとしていたところを運転手にサーン・ジャオポースアへ行くか尋ねたところ、頷くではないですか!ソンテオ路線があったのか!タイ人も知らない大発見だ!!と一人大喜びしつつ乗車。時刻は、17:12。と言っても地元民はもちろん知ってるわけですけど ^_^;)ソイ19を出てラムイントラ通りを東へ少し走ったソンテオは、隣のソイ21に入って直進。車内には「この車はラムイントラ・ゴーモー2行きです」と。ほぉ、ソイ19は2km地点なのか。それを前もって知っていれば150番バスの車掌さんに遠くまで連れて行かれずに済んだんですね -_-;)何度か曲がった後、iPhoneのマップで場所を確認してブザーを押します。四つ角のセブンイレブン前で下車。運転席で運賃8バーツを支払います。時刻は、17:21。結構車の通りが多い路地ですね。セブンイレブン前まで歩いて反対側を眺めます。あそこがサーン・ジャオポースア・バンケーン(ศาลเจ้าพ่อเสื้อบางเขน)、訳すなら「バンケーン虎神の祠」です。場所はここ(グーグルマップ)。辻に立つ祠…。いかにもお地蔵さんが立っててもおかしくない日本っぽい風景で、妙に親近感が湧くではないですか。が、お地蔵さんの代わりにあるものはその名のとおり、トラ、トラ、トラ!脳裏にイメージした日本の原風景が吹っ飛びました。2つ並んでいるうちのこちらの祠にはサーン・プースアサミンプラーイ(ポースア)ศาลปู่เสือสมิงพราย (พ่อเสือ)と。プースア・サミンプラーイ(サミンプラーイ)とポースア(ジャオポースア)は、どちらも虎神を意味するので同じ存在を指していると考えて良さそうです。爺婆の祠ほどではないものの、ここ以外にも多くの祠で祀られています。ただ、2つの系統の伝承があるんですよ。一つは、昔北タイの山中にいた呪術に長けた仙人の名というもの。なんでも空中を歩け、どんな人にも虎にも猫にも自由に変身でき、透視能力まであったんだとか。昔の叙事詩や小説にも登場しています。もう一つは、虎の神というか霊・妖怪のような存在。人を食べる獰猛な虎で、人を食べれば食べるほどその魂を体内に取り込みパワーアップするのだとか。また人が獣法を習得し呪術を使って虎神になることもでき、その場合は、やはり人を食べることで完全体になるのだそうで。現代ではそこまでして虎神になるメリットがないため、虎神絡みの呪術はお守りに虎神の霊を取り込むことにのみ使用とか。…というのが一般的な伝承です。(タナーオ通りのサーンジャオポースアはまた別の由来ですが。)祠左手のおばちゃん2人のいる売店でお供えセットを購入。線香は7本だっかた9本だったか忘れちゃいました ^_^;)あとロウソクと花飾り。お供えして願掛けします。もう一つの祠にも。奥にはおじいさんの像が3つ立ってますね。上記伝承一つめのほうの仙人かな?でも実はここに祠が建てられた経緯はちょっと変わっているようなんです。この付近は都有地で交通事故車の保管場所だったんだとか。で、そんな事故車の中で泣いている人の霊を見た人が現れたりしたので、とあるおじいさんが木造の祠を建てたのだそうです。でも今の場所から電柱2本離れた場所で祠の名前もなかったんだとか。その後、住民がソンテオ乗り場にしているこの交差点角に移して祠兼あずま屋にしようと建設を始めたところ、土中からプラスチック製の虎の置物が2つ出てきたのでした。それでサーン・ジャオポースア(虎神の祠)にしたということ。歴史があるのかと思いきやプラスチック製じゃ最近のことですね ^_^;)しかしその後宝くじ当選の願掛けをここでした人が相次いで当選!バンコク中に名が知られることとなったのでした。当たるのかな。素直に信じてみますか。そうそう、ここは宝くじ当選以外に厄除け、旅行安全、事業安定、商売繁盛にご利益があるそうです。よし、これで5か所全て1日で巡ったぞ~!<旅費交通費>ソンテオ:8バーツここまでの合計:271.5バーツ※旅は2015年7月22日(水)に行いました。<参考>doolekded.com "ตามหวยเด็ดศาลเจ้าพ่อเสือบางเขน"๙ มหาเวทย์ "ปู่เจ้าสมิงไพร (ปู่เจ้าสมิงพราย)"TumnanDD.com "เสือสมิง"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/09/17
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ムアントンタニー爺婆の祠を見たので、宝くじにご利益のある5大スポットは、残る1か所のみ。一番厄介な場所にあるところを最後に残したんですけどね。向かう前にトイレを借りるか。IMPACTの物凄く立派な施設に入って拝借。冷房がガンガンに効いてて寒いです ^_^;)ロッ・トゥーを下車した反対側のバス停で待っていると、166番バスがやって来ました。時刻は15:17。とりあえずパーククレットまで行きますか。10バーツ也。スコータイタンマティラート大学前に寄り、表のジェーンワッタナ通りに出たところで気が変わって下車することにしました(笑)15:22。ここで待ったほうが早いだろうと。150番バスに乗り継ぐんです。暫く待ってようやく姿を見せました。15:44。ピンボケですみません ^_^;)乗り込んで車掌さんに行き先を告げます。ラムイントラ・ソイ19です。「どの辺り?」えっ? そう言われても行ったことがないもので。サーン・ジャオポースア(虎の祠)に行きたいんです。「サーン・ジャオポースアね? ゴーモー7って言うのよ。16バーツ」ゴーモー7と言うのは「7Km地点」という意味。ラムイントラ通りの起点からの距離なんでしょうね。分かりました。車掌さんの言うことを信じましょう!が、iPhoneのマップで現在地をチェックしていると、ラムイントラ・ソイ19を過ぎたような…。いや、きっと他にサーンジャオ・ポースアへの行き方があるんでしょう。あ、あれ? 大通りとの交差点も過ぎたぞ。車掌さん、絶対勘違いしてるな。もういいや、車掌さんが連れて行きたいところまでとことん付き合ってやる -_-;)「ここよ。ゴーモー7」あ、ありがとうございます…。促されて下車。時刻は16:15。目の前には何やら入口がポッカリと口を開けて待ち構えているではないですか。名称が剥がれ落ちてて判読できないのですが、「ラムイントラ・ゴーモー7市場」と書かれていた様子。その名のとおり、内部はラムイントラ通りに沿った細長い市場でした。すみません、この辺りにサーン・ジャオポースアはありますか?と市場の人に聞いてみると、「知らないな。なぁ、知ってるか?」隣の物売りも知らないと。市場の端まで歩いて解けましたよ。車掌さんはどうやら、この虎の置物店を車窓から見てサーン・ジャオポースアだと誤解していた可能性大 -_-;)やってくれましたね、車掌さん。もう笑うしかないわ(笑)そうとなったら正しい場所まで戻りましょう。うげげ、この渋滞の中を進むしかないのか (T_T)なかなかバスが来なくて15分ほど待ったところで、156番赤バスが登場。とりあえず乗っちゃえ。するとです。途中で左折してプラディット・マヌータム通りをかっ飛ばして行くじゃないですか。そっちじゃないよ~!!ブザーを押すもなかなか停車してくれず、かなり遠くまで連れて来られてしまいました。踏んだり蹴ったりだ _| ̄|○時刻は、16:44。とぼとぼと歩いて戻ります。すると右手に、ん、ナイトマーケットかな?スパイダーマンの佇む看板にタラートナット・リアップドゥアン(ตลาดนัดเลียบด่วน)、訳すと「高速道路沿いマーケット」と書かれてますね。英語で LIAB DUAN NIGHT MARKET 、毎日営業(祝日も休まず)とも。場所はここです(グーグルマップ)。どうやら2013年オープンで、毎日17時頃からやってるようですよ。知らんかった!さらに歩いてもうすぐ交差点に戻れるぞというところで、高速道路の下に何やら発見。OTOPって看板が見えますね。近付いてみると、The Avenue Ramintraと書かれてました。OTOP(一村一品)製品のマーケットで、飲食、服飾品、ハーブ、77県特選品、サラブリー関係の6つのゾーンから構成されているようで。何気なく入ってぶらぶらとブースを覗いて歩いていると、警備員が飛んできて「カメラをカバンにしまってください」とややキツイ口調で言ってきました。写真撮るほどの物なんて見当たらないのに。タイって手工芸品からルークチュップのような手作りスイーツまで写真を撮られるのを嫌がる場合がままありますよね。きっとデザインを盗まれるとでも思ってるんでしょう。でもデザインを盗んでまでして商売したい人は、実際に商品を買って研究しますって。アホくさ。見る気が失せたのでさっさと歩いてラムイントラ通りの交差点に戻りました。左に歩いたところにあるバス停から最初にやって来た95番バスに乗車。時刻は、16:59。無料バスだ。ラッキー。iPhoneのマップで場所を確認して下車。BIG C Extraの目の前でした。しまった。もう一つ先のバス停で良かったみたい。またやってしまった -_-;)とぼとぼ歩き、次のバス停に到着。あの歩道橋を渡った向こうがラムイントラ・ソイ19です。やっとスタート地点に立てる!<旅費交通費>166番バス:10バーツ150番バス:16バーツ156番バス:6.5バーツ95番バス:0バーツここまでの合計:263.5バーツ※旅は2015年7月22日(水)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/09/14
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IMPACTムアントンタニー横の道を東へ少し歩くと到着しました。宝くじにご利益のある5大スポットの4か所目、ムアントンタニー爺婆の祠 です。じゃ~ん。シマウマだらけ!!横にはサーン・ターヤーイ ムアントンタニー(ศาลตายาย เมืองทองธานี)訳すと、ムアントンタニー爺婆の祠との看板が立っているので分かりやすいですね。っていうか無数のシマウマがイヤでも目を引くので迷うことはないと思いますが(笑)場所は、ここです(グーグルマップ)。ここに限らずなぜシマウマを奉納するのかは諸説あります。以前ナコンナーヨックの陸軍士官学校内にあるクンダーン廟を訪れた際にも書きましたが、本来は馬を奉納したいところが、馬の像は売っていなかったり高価だったりで、庭の置物用にホームセンターなどで売られていたシマウマを代用したのが始まりという説が有力なようです。なぜ馬を奉納するのかは、祀られた人物が馬に跨って活躍したから、または祀られた神様の移動手段や下僕として奉納するからといったところのようです。シマウマを奉納する理由のもう一つの説には、タイ語のシマウマ「マーラーイ ม้าลาย」は、横断歩道「ターン・マーラーイ ทางม้าลาย」(シマウマの道)と同じことから、交通事故の多いところに建てた祠に交通安全祈願のシンボルとして奉納されたというのもあります。ゴタクはいいから入ってみますか。大理石かな?どんな意味があるんでしょうね。その先に、タイの伝統家屋様式の祠が立っています。中を覗くと、爺婆の祠(サーン・ターヤーイ)の名のとおり、お爺さんとお婆さんの像が。実は中央の祠の左側にもまた祠があり、前にも祠の中にも同様に爺婆像が。さらに右側にも爺婆像の入っている祠が。「爺婆の祠」(ศาลตายาย)とは、ここの固有名詞ではなく普通名詞でして、一般家屋の敷地内からこういうところまで、タイ中いたるところに無数にあります。祀られているのは、お爺さんお婆さんに限らず先祖だったり、かつてその地で亡くなった人の霊だったり、はたまた整地前にあった森の大木に住んでいた霊だったりします。それらの霊に住まいを提供して土地の神となってもらうという土着信仰に由来した祠なのだそうで。爺婆の祠(サーン・ターヤーイ)は、土地神の祠(サーン・ジャオティー)や土地神・道の神の祠(サーン・ジャオティージャオターン)と呼ばれることもあります。ここの爺婆の祠は、IMPACTで開催される展示会の出展企業が多く売れることを祈願しに参拝に来ることから有名になったようです。さらにはす向かいに建つ内務次官事務所の職員もよく来ているようで、そんなワケでご利益があるのは、宝くじ当選の他に、商売繁盛、仕事運、金運、恋愛成就、無病息災だとか。爺婆の祠の詳細はこの記事を書くために調べて初めて知ったんですが、思い返すと今回の旅で既に遭遇しているんですよ。ここの一つ前に訪れた首都警察プラッププラーチャイ署の二哥豊廟。同じ4階屋上の北側隅に2つの祠が立っていたんです。このうちの右がこの地の爺婆の祠。ここでは「爺さんの祠-婆さんの祠」と書かれていましたが。ところで左のは?ということになりますが、プラプームの祠(ศาลพระถูมิ)です。こちらも土地の神ですが、元々この地にいたのではなく、儀式で天から招聘した神で、バラモン教に由来しています。プラプームには9種類あるそうですが、ここにはプラプーム・チャイモンコン(พระภูมิชัยมงคล)と書いてあったので、家屋敷を守護するタイプの神です。じゃあ、なぜ土地神に2種類もあるのか?ですが、支配・被支配の2層構造から生じたものなんだそうで。つまり支配階級のバラモン教に由来したプラプームの祠と被支配階級の土着宗教に由来した爺婆の祠が併存していると。プラプームの祠を建てる場合には、必ず爺婆の祠も建てないといけないことになっています。面白いのが2つの祠の形状の違い。上の写真にはっきり写っているのですが、爺婆の祠は柱が4本。プラプームの祠は柱が1本で、必ず爺婆の祠より高くするのだそうです。2番目に訪れたキングコブラ廟入口左手にも、左がプラプームの祠、右が爺婆の祠。写真を見返したら、ちゃんと書いてありましたよ!おじさんが黙々とモップ掃除をしていて邪魔だという無言の圧力を感じたので退散しますか -_-;)そういえばまたもやお供え物を買いそびれました。近くに売ってないようなので、事前に準備してくるしかないですね。ちなみにシマウマは願掛けした願いが叶った場合にお礼として奉納するのが普通です。なので、これだけの人がここで願掛けして成就したということ。ご利益絶大ってことですよね!?<旅費交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:231バーツ※旅は2015年7月22日(水)に行いました。<参考>doolekded.com "ศาลตายายเมืองทองธานี"mordookrungsiam.com "เจ้าภาพสมัยใหม่"YAHOO! รู้รอบ "ทำไมบางที่มีศาลพระภูมิแล้วต้องมีศาลตายายอีกคะ?"『タイ日大辞典』冨田竹二郎,めこん,1997年つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/09/10
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報徳善堂の大峰祖師が祀られた廟を出て、目の前のプラッププラーチャイ通りを北へと歩いて行きます。宝くじにご利益のある4番目のスポットへ向かいましょう。この通りにはバスが走っていないために、北のバムルンムアン通りまで歩こうと。プラッププラーチャイ通りが終わって、バムルンムアン通りに突き当たりました。向かいには、なかなか雰囲気の良さそうなスタバが。いつの間にできたんでしょう。初めて気が付きましたよ。少し左へ行ったところのバス停で待っていると、204番バスがやって来ました。東へ一直線に走ってサイアムに出るはず。乗りましょう。時刻は、13:33。走り出してすぐの左手に、例の報徳善堂傘下の病院、フアチアオ病院(華僑病院)が見えました。ロータス前から渋滞にはまりつつ、サイアムに到着です。時刻は13:53。すぐにエスカレーターでBTSサイアム駅へ。そして戦勝記念塔駅までやって来ました。次の目的地は、ムアントンタニーなんですよ。ここから高速道路に乗るバスが出てるんですよね。ロータリーの北西側だったはず。歩いて行くと、ちょうどやって来ました!この166番バスですよ。わさわさと乗り込みま~す。座席を確保してほっとしたのも束の間、「このバスはパーククレット止まりです!」と車掌さん。え゛ー。せっかく乗ったのに増発便なのかぁ -_-;)渋々下車。166番は暫く来ないと踏んで、ロッ・トゥーで向かうことに方針転換。乗り場が見つからず右往左往して、結局高速道路下だと教えてもらいました。向かうと、右の列の一番奥にブースがあるにはあったんですが、人がいなーい。頭真っ白になりつつよくよく看板を見てみると、左上に張られた紙に手書きのタイ文字でムアントンお読みください。ムアンのお客様は中へと歩いてお入りください。左手4台目の車です。支払いは「車内」で。車の前に「ムアントン」との看板があり、フロントガラスにもステッカーが貼ってあります。と。あ、そういうことか ^_^;)でもこりゃ、タイ文字の読めない人にはハードル高過ぎだぞ。指示どおり奥へ歩くと、ロッ・トゥーの駐車場に出ました。えーと、左側の4台目だっけ。あった!確かに「ムアントンタニー」との看板が立ってますね。これまたタイ文字オンリーですが。車の前で呼び込みをしている運転手さんに確認してから乗車。様子を見ていると満員になり次第発車なのかな。14:25出発。すぐに高速に乗ったのですが、いきなり渋滞。その間にバスケットが回ってきました。運賃を入れるんですね。隣の女性に尋ねたら30バーツだとのことなので、30バーツを入れて次の人に回します。奥まで回って戻ってきたバスケットを前の人にリレーすると、暫くして運転手さんが、「どなたか満額入れてない方はいますか? 1人30バーツですよ」と。すると一人の女性が、私は25バーツしか入れませんでした、25バーツだと思ったので、と正直に名乗り出て5バーツ払ってました。ほう。10分ほどで渋滞は解消し、スイスイと進み始めました。バンスー付近かな?高架鉄道の駅を建設しているんでしょうね。ずいぶん大がかりなんだなー。一般道に下りて、IMPACTムアントンタニーに到着です。時刻は、14:50。戦勝記念塔からたったの25分とは!裏手に見えるのが、よくコンサートが行われるIMPACTアリーナです。進行方向に歩き始めると背後から、かわいいIMPACT巡回バスがやってきました。どこにも書いてないけど無料なのかな?でも乗るほど遠くに行かないので、パスです ^_^;)あ、向こうの角に見えるのがそうかな?<旅費交通費>204番バス:11バーツBTSサイアム~戦勝記念塔:24バーツ(ラビットカード使用)ロッ・トゥー:30バーツここまでの合計:231バーツ※旅は2015年7月22日(水)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/09/07
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二哥豊廟のある首都警察プラッププラーチャイ署4階屋上には、廟と逆の北端にこんな2つの祠もありました。左が「プラプーム・チャイモンコンの祠」右が「おじいさんの祠-おばあさんの祠」おじいさんとおばあさんの謂れが気になりますね ^_^;)祠の目の前から北側を見下ろすと、こんな感じ。外に出たらこの道を歩いて行こうかと。では1階に戻りますか。と歩き始めたところ、ベンチにポツンと置かれたヘルメットが。これまた気になってしまいました(笑)そうそう、二哥豊廟の向かいには、PLUBPLA GYM なるフィットネスジムがあるんですよ。わざわざ英語での入会案内が掲示されているところを見ると、誰でも入会手続きさえすれば利用できそうです。営業時間は毎日17:00~21:00。首都警察の警察官とお友達になれるかも~。さっき見かけたエレベーターで1階まで下りました。出てみてびっくり。あれ、駐車場?通路が入り組んでいて外に出るのに苦労してしまいました。素直に上りと同じく階段を利用すればよかった。ようやく外に出て、北へ向けて歩き始めると、プラッププラーチャイ署北端にガネーシャ像発見。書かれていることを読んでも警察署との関係などはちっとも分かりませんでした。ここにあるのがナゾですね。その先にはなんと、あの報徳善堂が!本部ってプラッププラーチャイ署の隣にあったんですね。場所はここです(グーグルマップ)。前身のタイホンコン遺体収容団が発足したのは1909年。その名のとおり、言語・民族に関係なく身寄りのない遺体を引き取り確保した墓所に埋葬する慈善団体でした。二哥豊廟ご本尊の二哥豊こと鄭智勇も発足に関わっています。その後1937年に財団に改組して華僑報徳善堂という名称に。その役割のメインは現在でも身寄りのない遺体の引き取り。その他に災害・事故・貧困削減活動を行っているんだとか。でも傍から見て感じるのは、交通事故が起きると真っ先に駆けつけ現場を片付ける人達…というイメージですよね。あとフアチアオ病院(華僑病院)とフアチアオ・チャルームプラキアット大学(華僑大学)も報徳善堂傘下にあるのです。知らんかった!ふと道路の反対側に目を向けると、「レギュラーコーヒー」との看板が躍っています。さらに「有珈琲拝二哥丰」との漢字書きも。二哥豊廟にお供えしてあった「オーユア」(烏熱)という中国式ホットコーヒーは、あそこで売ってるのか!コーヒー・スタンドがありましたよ~。生前の鄭智勇が愛飲してたんでしょうかね。ご本人のブロマイド(?)まで売られています。店番のお姉さんにちょっと聞いてみますか。売っているのは、二哥豊廟にお供えするコーヒーだけですか?「二哥豊廟用のコーヒーも飲用のコーヒーも売ってますよ」ほぉ、面白そう。何か飲んでみよっかな。しばし考え込んでいると、中国語で何やら尋ねてきました。あ、いえ、私は日本人です ^_^;)じゃあ、アイス・カフェラテください。歩きながら熱中症予防のために飲むことに。ごく普通の味でした(笑)先へと歩き始めると左手に大峯祖廟 とやらが。どうも報徳善堂の施設のようなんですよね。入ってみますか。おぉぉ、思ったより立派ではないですか。左手の棚には赤い色の線香がびっしり並んでいて、参拝者がそこから手に取っていっています。大峯祖廟の門を出ると、道の反対側の目の前にも門に 華僑報徳善堂 と書かれた廟が。この一帯、やたらパワースポットだらけですね。ええい、あっちも見ておくか、と中に入ると、反対側とは打って変わってシンプル。あれ、奥に座って祈りをささげている人達がいますよ。祈っていたのは、この像にでした。手前に 大峰祖師 と。帰ってから調べたところ、この大峰(または大峯)という人物、1582年に浙江省温州の裕福な家に生まれたのだそうで。役人を務めた後、54歳で出家し福建省へ。81歳で広東省潮州の寺へ。その地域は絶えず自然災害に見舞われ、この方は進んで犠牲者の収容・埋葬作業をしたのだそうです。さらに治療所設置、困窮者への食事提供、地域住民や門徒を募っての慈善活動を行ったのでした。また地域を流れる大河では渡し船の転覆事故でよく死者が出ていたため私財を投げ打って橋を建設。そして88歳で死去。やっと分かりましたよ。報徳善堂の前身、タイホンコン遺体収容団って大峰公~なんですね。現代でも潮州人から多大な尊敬を集めている方だそうです。かつて海を渡ってタイへ来た潮州人で成功した人が、大峰祖師と同じことをしようと考えて始めたのが、今の報徳善堂だったということですか。鄭智勇が橋やら学校やらの建設に資金提供したのも大峰祖師の活動が頭にあったからに違いありませんね。なんだか報徳善堂を見る目が変わりました ^^<旅費交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:166バーツ※旅は2015年7月22日(水)に行いました。<参考>華僑報徳善堂 "ประวัติหลวงปู่ไต้ฮง"Wikipedia "มูลนิธิป่อเต็กตึ๊ง"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語学習書です★★★ ◇ 初 級 ◇ 『あなただけのタイ語家庭教師』国際語学社 ◇ 中 級 ◇ 『中級タイ語総合読本』白水社 ◇ 上 級 ◇ 『タイ語上級講座読解と作文』めこん
2015/09/03
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