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ガウデイー建築 カサ・バトリョ part3 内装
2005年にユネスコ世界遺産に登録。建物じたいは1870年に建築、それをガウディーが依頼を受け1904~1906年に改築している。
現在はキャンディーで有名なチュッパチャップスの会社所有になっているが、3階以上の賃貸住宅にまだ住んでいる人も残っている。
バトリョ邸 内装はセラミック・タイル、モザイク、ステンドグラス、木彫を使ったアート作品のオン・パレードだ。階よってかなり世界が異なる。
下はエントランスの階段
階段の上からエントランスを見下ろす景色
2階に行くとガラッとイメージが変わる。
2階はバトリョ家のメイン・サロン
大きな窓とステンドグラスだが、丸いガラスは吹きガラスを平たく潰して作ったもの。一つ作るのにも大変な手間が・・。そしして有名な渦巻く天井。
ライトは後につけかえられた物とか・・。この部屋の内装のコンセプトは海なのだろうか・・。洞窟か、貝殻の内部のような感じもする。
下も有名なマントルピース。内部にベンチがもうけらけている。ちょっとした談話室?
ガウディーがこの建物に対して、何をイメージし、表現したかは実際解っていないようだ。(いろいろ説がある。)
ガウディーの建築は、フランスのアール・ヌーボーとは違う。
それでも分類上どこに近いかと言えばやはり、アール・ヌーボーなのだ。有機的な曲線、明らかに生物や植物をモチーフにしているのが見て取れる。(ドアや窓、螺旋階段(木造の)などはオーソドックスにアール・ヌーボーの様式に間違いない。)
ガウディーの作品の比喩で、割と良く出てくるのが「骨」。
「龍の骨を表している・・のではないか・・」とかだが、アール・ヌーボー期のアーティストで骨が比喩に使われるのはガウディー以外いないのではないか?
少なくともアール・ヌーボーの作者なら何をテーマにしているか一目でわかるものだから・・。
本当にガウディーの作品を言葉で表現するのが難しい事を改めて知る。
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