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ミコノス島(Mikonos)
ミコノス・タウン(Mikonos Town)
港に面して、格式? のある大きな建物が並んでいますが、ミコノスの魅力はその背後にある迷路のように広がる街区(旧市街)にあると言われています。
白壁の家々が密集して建つ街区は、前回家族教会で紹介したように、パブリックとプライベートが混在した街ですが、さらに街区の2階屋、外階段を持つ独特の家の造りも、よりパブリックとプライベートを混在させているようです。
は、今は1Fを店舗として貸している所もありますが、もともとは1Fが「リビング」や「客室」、「ダイニング」で、2Fが「寝室」といった、れっきとした1件の家の造りになっているのだそうです。ただ、私達の感覚と少し異なるのが、内階段がなく、上下階をつなぐ階段は外階段だけの所が多いく、トイレも階段下に1箇所で、家の中の移動の度に外に出るといったように、生活動線に外が含まれる造りのようです。
狭い路地は、街区を不規則に縦横無尽に走り、その路地の壁には売り物の服がディスプレイされ、路面店舗にもなり、カフェ、レストランは狭い路におもいっきり椅子やテーブルを出して商売していると言うバナキュラー(お国柄)な一面を見せてくれています。
迷い混んだ通りは、幾筋にも奇っ怪に路分かれをしては、さらにくねって、およそ想像とは異なる方向にへと導いてくれるので、方向感覚の無い人では迷ってしまうのかもしれませんね。
A
ディスプレイの仕方では、店と言うより洗濯物でも干しているようにも・・。通路は、側溝こそないが、水がうまくはけるように計算されているようですね。
下が、外階段を持つ造りの家ですがが、ここは2階も店舗のようですね。
B
良く考えて見れば、大阪の商店街もこんな路地ありますね。(こんなに綺麗じゃないけど・・。)大阪のすごいのは、こんな路地も自転車やバイクがグイグイ入ってくることです。
洋服、宝石、ギリシャ・アート、手編みセーター、毛皮、ギリシャ民芸品、ハンドメイド・アクセサリー等個性的な店が多いそうです。
意外に思うかも知れませんが、ギリシャは毛皮が安いです。上質とは言えませんが、パッチワーク技術で一見高そうに見える安いコートなど掘り出し物があるかもしれません。
C
火事になったらどうやって火を消すのかな? 消防車は無理ですものね。
最初から外テーブルが計算に入っているのでしょう。考えたら外テーブルのレストランがめちゃくちゃ多いですね。外で食べるのが好きなのか? 昔からの名残なのて゜しょうか?
D
E
迷宮からの脱出。ポートに出てきた所。
F
一説には海賊対策で迷路のような造りにしたとか言われてますが、街区は城壁の中に住んでいた人々が城壁から出て、自然発生的に出来ていったものだそうです。
1204年4月13日十字軍はベネチアの甘言に乗り、コンスタンティノープルを陥落させるとラテン帝国を建国。(十字軍の国家)ベネチアは、多くの戦利品と、交易の中継地などを手中にします。(ベネチアが大スポンサーだったから・・)
クレタ島やキクラデスの島々も、東方貿易の拠点としてベネチアに目をつけられていた場所のようです。カストロと呼ばれる城塞型の街をこのミコノスにも築いていたのだそうですが、痕跡は、今は一部だけなのだそうです。
むしろ、トルコ支配の300年間は割りに締め付けがゆるく、ギリシャ文化を維持できたようです。
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