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ブリクスダール氷河(Briksdal Sbreen) Part 4
下は、山頂の氷河が溶けて流れてでた滝です。
おそらく元はブリクスダール氷河の母とも言うべきヨステダール氷河(Jostedal Sbreen)
を源流にしているのでしょう。
モレーン(moraine)・・・堆石、氷堆石
氷河が谷を削りながら時間をかけて流れる時、 氷河が地面を浸食して生成した岩屑(がんせつ)が土手のように運搬堆積してできた地形で、地形学上の定義では土手状の地形
を指すのだそうです。( 構成成分は、土,砂,礫 (れき),岩塊
)
端堆石・・・・・・・氷河末端に平面状か三日月状に堆積。
中央堆石・・・・・2氷河の合流部で氷河の中央部に堆積。
側堆石・・・・・・・氷食谷の側壁に細長く堆積。
エンドモレーン・・フィヨルドの入り口で壁の役目を果たし、フィヨルド内の波をなくす物。
山の斜面に張り付いた氷河が(写真上部)少しずつ溶けて氷河湖に落ち、氷河の中の土,砂,礫が崖下に堆積した、これもモレーン(写真下部)のようです。
上部氷河は、蘇生< 昇華
氷河が溶け出して後退しているパターンですね。
山の上の氷河から溶け出して水があちこちから流れて沢を幾つも作っています。馬車に乗り換える駐車場から撮影。
氷河期末期は今より温度が5~7℃も低く雪線は1000m近くに下がっていたそうです。
つまり、氷河期には全陸地面積の30%が氷河によって覆われていた事になり、現在は10%にまで縮小されているのだそうです。
(そのうちの98%が南極やグリークランドの大陸氷河だそうです。)
最後にブリクスダール氷河のとっておき写真を紹介。
ひんやりする光景です。
おわり。
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