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まだしばらく続くモン・サン・ミッシェル。飽きそうなので、時々違う物も食べないと・・・。
エッフェル塔 (La tour Eiffel)
建設期間(1887年~1889年)
構造技術として当時の建築的装飾の多彩さを排し、純粋な力学的条件を徹底して追究したフォルムの美しさを発している。
高さは312.3m(建設当時)で、現在324m(+放送用アンテナの設置)
高さは57.6m、115.7m、276.1mに展望台が3つあり塔は3層に分かれている。
エレベーターでも階段でも上る事ができます。(階段で上ると安いです。)
第1展望台・・階段で360段。
第2展望台・・階段で700段。
コンペティションによって選ばれたのは最終的にギュスターヴ・エッフェルの作品となった。
アレクサンドル・ギュスターブ・エッフェル(1832年~1923年)は、フランスの技師、構造家、建設業者。
講評は 「1889年の万国博覧階用に建てられる塔は決定的な特徴をもち、金属産業の独創的傑作として出硯しなければならない。この目的に十分かなうのはエッフェル塔のみと思われる」
であった。(ウキペディアより)
このことからも金属産業の独創的傑作としてエッフェル塔は20世紀の鉄の時代の象徴として存在。
(実際は、エッフェル塔の設計はエッフェル社建築部長ステファン・ソーヴェストル、および構造担当技師でエッフェル社鉄骨構造建造部長でのちに同社の後継者となるモーリス・ケクランであり、エッフェルはコンテストへのプラン提出責任者、その建設を受託したエッフェル社の代表であった。)
エッフェル塔は、鉄骨の構造を大胆に剥き出しにした巨大建築物で、250万のリベットでつながれた鉄柱でできている。
鉄は19世紀の進歩思想を表現するに値する素材であり、持久力があり、弾力性がある為、圧舶応力や引っ張り応力に耐え、さらに軽く耐久性、また部品の組み立てが比較的簡単なことなど利点が多く、基礎工事のコストも少なく軽費削減につながるとされ近代建築には喜ばれたのだ。
鉄材のため保管しやすいと言う利点もある。構築上の計算が正確にでき、工業生産によって計画的に産出できる為、時間と人手の節約にもつながった。(ただし、錬鉄を用いたもので、鋼鉄を素材として用いたものは比較的少ないらしい。)

当初20年間の期限付きで建設されたと言いますが、その後、この高さを利用して無線塔として再利用する事になり、1910年、世界初の無線通信に成功しています。(大西洋を経て北米とも交信)
奥に見えるのがシャイヨ宮殿
この斬新なむき出しの鉄骨の塔の建造には、芸術家、文学者の間から猛烈な反対運動が起こり、新聞雑誌に抗議文を寄せてジャーナリズムを賑わしたと言います。
その中にはオペラ座建設設計者シャルル・ガルニエ等プロの建築家も含まれ、小説家のモー・パッサンはその抗議にあたりモルソー公園にある自分の記念碑をエッフェル塔に背を向けて建てさせたと言います。
夜のライティング
近すぎると塔のアンテナまで入り切らなかった。
ライトアップの電気は時々デザインが変わるが、写真で見るとそんなにきれいに見えないかも・・。
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