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実はマダガスカルでも最も珍しいベローシファカとインドリを紹介していなかったので今回載せます。
マダガスカル共和国(Republique Madagascar)
キツネザル(Lemrs)
霊長目は 直鼻猿亜目と曲鼻猿亜目
に分類されるそうです。
直鼻猿亜目
は通常私たちが知っている猿
です。例えば、 ニホンザル
がそれです。
曲鼻猿亜目
は
鼻腔が屈曲して鼻孔が左右に離れて外側を向いている サル目(霊長目)の中では、原始的なグループに属する猿で、キツネザル、ロリスがそこに入ります。
曲鼻猿亜目の生息場所は限られた一部と言うのが特筆
なのです。
キツネザル下目はすべてマダガスカル島とコモロ諸島など周辺のいくつかの孤島のみ生息。
ロリス下目はサハラ以南のアフリカ、インド、スリランカ、および東南アジアに生息。
故に、ものすごく貴重で珍しいのがキツネザルなのです。
言いようによってはキツネザルの楽園なのです
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前に紹介したキツネザルの種をおさらい。(前回はクイズだった関係で日本名や説明をのせていないので・・。)
茶色キツネザル(Brown Lemur)
体長40~50cm。マダガスカルで最もポピュラーな種。1日木の上で過ごし主食は葉と果物。昼行性。
カンムリシファカ(diademed Sifaka)
体長42~55cm。白と茶色のフワフワの毛で覆われている。東部熱帯雨林に生息。
絶滅の危惧種。キツネザルの中では2番目に大きい種。
ハイイロジェントルキツネザル(Grey gentle Lemure あるいはBamboo Lemure)
体長は30cm。体毛は灰色で、竹や竹の新芽を主食とする事からバンブーキツネザルと呼ばれる。昼行性。
ワオキツネザル(Ring-Tailed Lemur)
体長40~45cm。尻尾が白と黒のしましま柄で長い。乾燥地に生息。昼夜行性。
ベローシファカ(Verreaux's sifaka)
南部、ベレンテイの森保護区で撮影。

体長40~50cm。北部、西部、南部の落葉樹林に生息し、小規模な群れを形成し生活。
食性は植物の葉、花、果実など。植物や朝露を嘗めることで水分を摂取。
地上で横飛びして移動するのが特徴。
木の上では10mの距離を跳躍する事もできるらしい。
現地では、精霊の宿る動物と崇められたらしいが、今はワシントン条約の絶滅危惧種に指定。
インドリ(Indri)
東部ムランガに近いペリネ特別保護区で撮影。

体長60~70cm。尻尾は5cm程。
原猿のキツネザルの中で最大種。多雨林に生息。昼行性。
一夫一婦型のつがいと、その子どもからなる、2-5頭の群れで生活。
草食性で葉、花、果実等を主食。
滅多に撮影出来ない貴重種。インドリとは「there it is」「あそこにいるぞ!!」とガイドが発した現地語から命名されたそうです。
シロクロエリマキキツネザル(Blac-and-white ruffed Lemur)
東部ムランガに近いペリネのレミュール・アイランドで撮影。

体長約55cm。耳と首回りの毛が白いく手足の先は黒い。
北部、東海岸の多雨林地帯に生息。
以前紹介しましたが
茶色キツネザル(Brown Lemur)

猿と言うよりイタチに見えます。
次回街の市場を紹介して終わりにします。
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