青空のように

青空のように

2007年01月29日
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がはは。昨日の文章はりっぱすぎて笑えますな。わしゃ、何様のつもりじゃ。
今日は、ストレス解消のため、最近読んだ、あるいは買った、あるいは読みたい本のことを書くぞ。読めんのじゃ、時間がなくてのお。読みたいよなあ、どーんと腹にくる小説。

まずは、まじめな本のことから。
「私は三年間老人だった」(パット・ムーア 朝日出版社)。これは、介護・福祉関係では有名な本。26歳の女性デザイナーが特殊メークで変装し、85歳の女性となって町へ出るノンフィクション。この人、3年間も続けたのよ。その勇気に敬服する。もちろん面白がって変装しているわけでなく、この世界が、いかに老人にとってやさしくないかを身を持って体験しようというものだが、彼女はいくつかのパターンの老人として生きる。
裕福な老婦人、ホームレス・中流の老人。身なりがいいとそれほど障害がなくても助けてくれる人は多く、ハーレムでは面白半分の少年たちに集団で殴られる。
こういう文章がある。「毎朝目覚めて知るのです。これから出会う人、訪れる場所、触る品物、どれひとつ私がそこにいることを喜んではくれません」
最終章に、ある詩が載っている。これも僕らの間では有名な詩で、昨年受講した老人虐待のセミナーでも、テキストとして使われていた。イギリスの老人病院で亡くなった老婦人の遺品の中から見つかったものである。
ここで引用できないのが残念だが、この、私は「老人」という集団のなかの一人ではなく、「私」という個人なのだと静かに語りかける詩は、老人福祉に携わる者すべてが読むべきであろう。訳者(木村治美)も、心を込めて訳したと語っている。
1988年に出版され、2005年に復刻された。現在でも手に入ると思うので、ぜひ。

を持ってるので買わなくてもいいんだが、森本レオと二宮クンの対談が載ってたので買った。これ映画なのか。テレビドラマの方が向いてると思うけど。
これを機会に、「漫画家残酷物語」も復刻されないかね。これ全4巻なんだけど、「春」と「陽だまり」という短編が傑作。「春」は、若い人たちで最近「はっぴいえんど」を知ったという諸君は、目からウロコが束になって落ちることうけあい。
「春よこい」そのまんまのストーリー・・・というか、「家さえとび出なければ、今頃みんなそろっておめでとうが言えたのに♪」とか「だけどすべてをかけた。今はただやってみよう♪」って、このマンガのセリフをそのまま使ってるんだしな。「幸せとは、何を持ってるかではなく、何を欲しがるかだ」ってのも出てくる。
「陽だまり」は、マンガってこういう表現もできるんだなあって、ショックを受けた作品。
新宿の夕暮れ。若い漫画家があてもなくブラブラし、夜になって行きつけのジャズ喫茶で夜を明かす。閉店間際、店のウェートレスから、「外で会ってください」とメモをもらう。
夜明けの公園の芝生。女の子が突然言う。「死なないでくださいね」
そういうストーリー。僕は最近のマンガは読まないので、現在のレベルに関して言う資格はないんだけど、これが1960年代の終わりに書かれたというのは、驚きなんじゃないすかね。

次は読みたい本。3月に村上春樹の訳した「長いお別れ」(レイモンド・チャンドラー)が出るんすよね。これは読みたい。「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は読んだ。旧訳(野崎孝)とあまり印象は変わらなかったけど。
「ギャツビー」はまだ読んでない。読んでもわからんなきっと。僕、違いのわからん男だしな。
あとはハヤカワ文庫で、ニール・サイモンの戯曲「サンシャイン・ボーイズ」が出てる。これも読みたい。
僕はニール・サイモンってよくわからないんだけど、その中ではこの「サンシャイン・ボーイズ」は好き。ケンカ別れした漫才コンビの話なんだけど、いつかスカパーでテレビドラマ化されたものを放送してた。主役のコンビはなんと、ウディ・アレンとピーター・フォーク。演出(誰だったか忘れた)がへたで笑えなかったが、ハナシはすごく良くできてる。舞台ではすごく面白いだろうな。ジョージ・バーンズとウォルター・マッソーだったか。違うか。


さあ、また事業計画書の続き書かなくっちゃ。





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最終更新日  2007年01月29日 20時05分13秒
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