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何度言っても、在宅勤務の私が「仕事中」と認識してもらえない話の、続きの、そのまた続き。 目に入るところに「●は仕事中!」と書いて貼っておいたら、その日はリビングから襖の向こうから「お〜い」が、なかった。 ということに感激していたら… その日の終業後、何だか疲れてそのまま部屋でスマホチェックをしていた私。 ご飯の用意もせず(父母のご飯は、母担当。私は自分の分のみ用意)、そろそろ夜9時になろうとした頃、 襖の向こうから、父の 「おい、●〜(私の名)」 あ、きた⁉︎と思ったら。 「仕事頑張るのもいいけど、そろそろご飯食べないと体に悪いぞぉー」 今度は、まだ仕事をしていたと思ってくれていたのか…。 父の「お〜い」の声は、耳を塞ぎたくなるほど嫌だったけれど。 半分ボケながらもこんなムスメを思いやってくれる、じーさん。 …ありがとう。 思いやってもらうと、こちらも心ほぐれて、いろいろ反省したり。 じーさんは殿様みたいなところもありつつ、頑固者の面もありつつ、しかし基本的には仏心があるというか。 だから鬼ムスメの私も、目に涙を浮かべることができるのだ。 きっとこれがなかったら、鬼ムスメは鬼度を上げるのみ…(未熟なもんで)。 明日は我が身で、じーさんには教えられることばかりだ。 写真は、先日の公園のチューリップ。 あちこちで寄り添う姿のチューリップが、いやに目に留まる。
2021.04.17

先日の投稿の続き。 私が在宅勤務で家にいる=休み もしくは 部屋で遊んでいる? とでも思っているかのような、父93歳。 「私は部屋にいても9時から少なくとも5時までびっちり仕事なんです!」 「人と打ち合わせたりしてるから、リビングからおーいとか呼ばないで!」 何度も伝えてるのに、先日も、部屋でカリカリ仕事していたら、リビングから「おーい。寝てるのか起きてるのかー」と呑気な叫び声。 そんなこんなでイラついた投稿を書いたわけですが、その数日後、そんな話を歳上の知り合いに嘆いたところ、こんなアドバイスをいただきました。 〜見えるところに『私は9時から17時まで仕事中』と書いて貼っておくのよ〜 それをきょう実行。 マジックで書いた紙を、父の定位置の椅子の目の前にあるベッドの柵に、貼っておいた。 「●(鬼ムスメの名前)は9:00〜17:00まで仕事中! (休み:11:30〜12:30) ここから話しかけても聞こえません。 仕事中は対応できません。」 さっき仕事を終えて気がついたら… たしかにきょうは、別室から私に向かって、おーい、と呼びかけていない! 私に向かってゴチャゴチャ独り言のように喋る(これが割と大声なので耳につく)のも、きょうはなかった! 私が昼に部屋から出ていたら「いまは休み時間か」。 おおー。 わかってる! なるほど、常に目に入るところに「文字で貼っておく」、これ有効!!! 「もう〜何度言ってもわからないんだから!」と嘆くのではなく、何か方法ってあるんだな。←発見 教えてくださったのは70歳の方。(演劇もされていて、とてもその年齢には見えない、中身も素敵な方) さすが人生経験のある方のアドバイス! 今度お会いしたら(おなじみのカフェのアルバイトスタッフさん)、この話とお礼を伝えよう! 写真は、この間の土曜日に、また現実逃避でひとり訪れた公園にて。 エネルギーに満ちた公園で、ぴかぴかのエネルギー充電してきました! 私がエネルギーを充電することが、父と母にもいいことなのだ!と言い訳して、休みには家を(逃げ)出すのです。 まだ逃げ出せる状況であることがありがたいな。
2021.04.15
「おお〜い。寝てるのか起きてるのか〜?」「確定申告わからないんだ、手伝ってほしいんだ〜、お〜い」 リビングから、父の声がずっと続く。 在宅勤務中の午前11時。 「部屋にいても私は9時から最低5時までびっちり仕事です!」 「いまはパソコンで、家にいても職場と同じように仕事できるんです!」 何度、書いて伝えてきたことだろう。 寝てるわけないでしょ‼︎‼︎‼︎ こんなに朝からカリカリ仕事してるのに、寝てると思われてるわけ⁉︎ まだ理解していないんだ… イカったり、がっかりしたり。 賢かった(と私は思っている)父。 言えば理解してくれる、というのは、もはや幻想でしかないのだと、私が受け入れるしかないのだな…。 わかってはいるけれど、 それでも何度となく説明して、言えばわかってくれる気がして。 そして、わかってくれていないことに撃沈して…。 あの父でさえ、こうなるのだーー まだまだ私の鍛錬は続く。
2021.04.09
日曜午後。 雨の降り出しが予報より遅れそうだったこともあり、やっぱり、えいっ!と家を飛び出してきた。 カメラを持って、10分ほど電車に乗る公園へ。 「頼みたいことがあるんだが…」 そんな父のつぶやきを聞こえないフリした… 予測するに、 「宝クジが当たってるかみてきてくれ」 「メガネ磨いてくれ」→これはそっとやっておいた 「新聞、切り抜いてくれ」 「書斎から本を移動してくれ」 至急の用ではないとみなし、雨が降る前に、と家を出た。 聞こえないフリとか、我ながら性格が悪い。 でもねぇ… 悪いやつ、鬼ムスメでないと、いられないことがあるのですよ、在宅介護。(と言い訳)😅 元気チャージしてきます。
2021.04.04
ありがとう、ご苦労様… 父はつぶやいた。 そんな父の言葉は、母の耳(心)には届かない。 母は投げやりな介護。聞こえないことはスルーして、聞こえることもたまにスルーして。そして、心ここにあらず。 父が寝る前に、シャツが苦しいと訴えることを聞き取れず、聞き返しもせず、脇に立って何もせず眺めている。「あんた、やって」と私に手振りだけで伝えて、去ろうとする。 「これからあんたがやるんだから」と。 父は、訴えても何もしてもらえないことに、「助けてくれい!」と叫ぶ。 夜、私が自室にいるとき、よく父が「助けてくれい!」と寝る前に叫んでいるのは、これなんだな。言っても、やってもらえず、目の前から母は去る。父は、やってもらえないことが理解できない。母は、父の言葉を聞こうとしない(できない)ので、そのままほったらかし。 93歳の父を、87歳の母がみる、老老介護。 できているようで、不可能としかいいようがない。
2021.04.02

この間から、ずいぶん痰がからむ、じーさん。 誤嚥性肺炎が心配で、受診したけれど、肺のレントゲンも撮り、問題ないとのこと。 いつも注意されるのは、「水分いっぱいとりなさい」。 痰がからむなら、いつもの3割増しでね、と。 しかし。 老人に、水分をとらせるのって難しい。 上を向いてゴクゴクも飲めないし、小さなおちょぼ口で、ちびりちびり。 「水分、とりなよ」といっても、「飲んでる」と。飲んだ気にはなってるらしい。 たったいまも、「ほら、飲んだら!」と渡したお茶のペットボトルを、「おお、飲みたかったんだ」とばかりにすぐ受け取って、喉を鳴らして、ゴク、ゴク、ゴク… え⁉︎ 飲んだのは、たったこれだけ⁉︎ (というか、飲んだの?これ) 夏は水分がわりにスイカとか食べてもらったけど。点滴や、経口補水液以外にも、何かふだん使いできる有効な水分補給の方法が知りたい。 ただ、痰を和らげるには、やはり喉元を通る水分が必要なのかな? まだまだ模索は続く。
2021.04.02
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