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ボイジャー社長の萩野正昭氏の著書『電子書籍奮戦記』で、印象的だったのは、目の見えない人にとっては紙の本は読めないからただのモノにすぎないが、電子書籍は読み上げ機能によって「読む」がことができるから、「電子書籍こそ本である」というくだりでした。一般人にとっては、電子書籍は、紙の本を置き換えたものという感じがしますが、人によっては、まったく別物になるというわけです。同じように、電子書籍はシルバーの老眼対策でも威力を発揮するようです。電子書籍の標準となりつつあるePubフォーマットには、端末に合った表示が可能な「リフロー機能」がついてます。文字の大きさも変えられます。自分が見やすい、使いやすい端末を選び、自分が見える、見やすい表示や文字の大きさにすることができます。以前、ある人が、私に「年をとって老眼になると電車の中で、本も読めなくなる、つまないよー。読書は若者の特権なんだよ」と言っていましたが、そんなことも電子書籍では軽減されるのです。電子書籍を今ささえているのは、ミドル、シルバーと言われています。入院している方や足が悪い方など、紙の本を書店に買いに行けない人もいます。電子書籍なら端末から買えて、すぐに読めます。本を買いにいくのが面倒な人にとっても同じこと。こういう人たちにとって、電子書籍とは本屋が手元にあるようなものでしょう。しかも、リアルの本屋のどこよりも大きい本屋なのです。読書のスタイルにも影響します。私は、紙の本では、気になったところに、あとでチェックしたり、メモしたり、読み返すために紙の付箋をはりますが、電子書籍には付箋機能がついてます。わざわざ付箋など用意する必要も、手元に準備する手間もいりません。検索機能もありますね。情報を探しやすくなります。でかけるときに、紙の本では重さがありますから1冊、せいぜい2冊持っていくぐらいでしょう。電子書籍なら、何十冊、何百冊と持っていくことができます。今日は何をもっていこうかなんて悩まなくてすみます。インターネットにつながるなら忘れたって大丈夫、サーバーに書籍を置いとけばすぐに手に入ります。あと、電子書籍を持っているとお得なことがあります。無料の電子書籍がいっぱいあります。青空文庫なら、著作権切れの本約1万冊が無料で読めたりします。AppStoreにも、無料コンテンツがたくさんあります。青空文庫http://www.aozora.gr.jp/有料の本でも、米国のアマゾンでは、紙の本より電子書籍が安くなっています。Kindleで100冊も電子書籍を読めば、端末の費用を回収できてお得なんてセールストークしてます。日本でも、同じような展開になれば、電子書籍にはずみがつきます。電子書籍は、読書の対象が広げ、読書のやり方を変えて、お得なことがあるのです。最後に言及しておきたいことは、電子書籍によって、情報がもっと軽くなることでしょう。手軽に得て、手軽に捨てる、そういう情報がますます増えていくのでしょうね。紙の本には、モノとしての価値という側面がありますが、デジタルデータにはモノとしての価値はありません。イメージとしては、個体のような活字から液体のような活字への転換。活字は水のように流れていくのです。【送料無料】電子書籍奮戦記価格:1,365円(税込、送料別)**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.28
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PCでePubファイルを作成したら、PCでePubファイルを見たり、チェックできる環境も整えておきたいものです。一番簡単な方法が、Firefoxアドオンの『EPUBReader』でしょう。Firefoxにインストールしておけば、作ったファイルを、Firefoxにドラッグ&ドロップで見ることができます。また、Web上にあるePubファイルを、ダウンロードせずに、クリックするだけで表示することもできます。EPUBReaderhttp://builder.japan.zdnet.com/tool/product/10445423/あと、Adobe社が無償提供している『Adobe Digital Editions』というのもあります。インストールするには、「Adobe ID」が必要です。ePubの書籍を閲覧するだけでなく、ライブラリ機能もあるので、ePubファイルをストックすることができます。http://www.adobe.com/jp/products/digitaleditions/**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.26
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電子書籍の標準フォーマットになりつつあるePubは、自分で作ることができます。ePubを自分で作れば、多様な端末に対応できる書籍になるというわけですね。実演しようと思いましたが、わかりやすいページがあったのでこちらを参照してください。読むウェブ ~本とインタラクション 第14回 [iPad発売記念]EPUBフォーマットの電子書籍をつくる!http://gihyo.jp/design/serial/01/digital-book/0014『sigil』を使った作成法です。sigilはePub作成ソフトとして評価が高い英語のソフトです。日本語の書籍も問題なく作成できます。作成する説明ページも難しくはありませんが、ソフトが英語であること、タグを記述しないといけないことなどから、面倒くさい、手間がかかる、と感じる方もいらっしゃると思います。sigil(英語)http://code.google.com/p/sigil/あと、株式会社フューズネットワークが提供している『FUSEe』というソフトもあります。日本語ソフトで現在のバージョンは0.0.8b9、ベータ版です。機能、使い勝手は、sigilに似ています。フュージーベータ / FUSEe βhttp://development.fusenetwork.co.jp/タグなどをいじらずに、もっと簡単に作ろうと思うなら、 電子書籍作成・販売プラットフォーム『ブクログのパブー』に登録して、本を作り、メニューの「PDF・ePub更新」から、ePubファイルをダウンロードするという方法があります。ブクログのパブーhttp://p.booklog.jp/**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.26
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電子書籍の販売が可能なサイトとしては、以下があります。電子書籍 電子出版エージェントのでじたる書房http://www.digbook.jp/ダウンロード販売のオープンマーケット、DL-MARKEThttp://www.dlmarket.jp/情報商材系のサイトでもできます。たくさんあるので、一部だけ。情報商材系は独特の雰囲気を醸しだしていますから、使い方に工夫が必要かもしれません。決済システムを使えることが便利ですね。インフォカート(楽天では、URL掲載禁止のようです)インフォトップ(楽天では、URL掲載禁止のようです)**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.25
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基本的には過去に出版をされた実績のある方の著作・原稿を対象にしていますが、実績がない方の原稿も承っています。ただ、出版は、アゴラブックスの基準に合致した質の高い原稿のみ、となっています。出版ジャンルが政治・経済、ビジネスをテーマとした作品などに限定されています。運営する株式会社アゴラブックスの代表は経済学者の池田信夫。アゴラブックス http://www.agora-books.com/●登録料不明●出力フォーマットAJAX(エイジャックス)リーダー対応、PDFクラウドタイプのAJAXリーダーは、ファイルをサーバーにおいたまま読む形式。つまり、オンラインでしか読めない。しかし、HTML5バージョンでは、キャッシュ機能を使ってオフラインでも読めるようになるようだ。●印税50%●決済方法PayPal●対応読書端末AJAXリーダーに対応していれば閲覧可能iPad、PC、タブレット型PC、スマートフォンなど●その他AJAXリーダーは、iPadで読めるリーダーとしては日本初となるソーシャルメディアに連動**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.24
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書籍を著者がサイト上で作るのではなく、運営側で作成して、販売してもらう形態のサイトがあります。自費出版、専門書を中心とした電子書籍販売・出版サイト『BookWay(ブックウェイ)』です。BookWay(ブックウェイ)https://bookway.jp/modules/zox/●作成費作成にあたっては、BookWayでは、2つのタイプが用意されています。1、自費出版された本、又はレイアウト済データを持っている場合 5,250円~作成2、出版していないが、原稿を持っている場合 基本料金10,000円+ページ数×400円~(1P単価、出版内容により異なる)●出力フォーマットPDF●印税50%●販売金額最低販売価格は500円以上販売価格は、著者と運営側の間で調整●決済方法クレジット、銀行振込●対応読書端末iPad、PC(Flash)●その他表紙作成及び基本料金として、別途5,000円~20,000円程度必要校正回数は、最大3回オンデマンド印刷で紙の本も1部から作成できる電子ブックの閲覧期限は購入日より5年PDFのダウンロード期限は購入日より1か月以内**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.24
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株式会社ギークエイジが、2010年11月オープンした電子書籍作成販売サイトが『小説家の花道』です。小説家の花道http://bookoo.jp/小説家の花道は、小説に限定してますが、無料で登録、簡単に作成でき、AppStoreで販売できる、なんと印税100%(アップル社に支払う販売手数料約30%は除く)のシステムです。ただ、申し込みが多いらしく、現在、『今後【小説家の花道】では既に「小説を出版された事がある方」の「本として出版されている作品」を優先して審査申請していきたい』となっています。だれでも、申し込みできるわけではなくなってしまいました。作成サイトのインターフェイスもシンプルでわかりやすく、小説を簡単につくれるようになっています。『漫画家の花道』という姉妹サイトもあります。漫画家の花道http://comicoo.jp/**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.22
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株式会社ドリームネッツが、2010年6月オープンした電子書籍作成販売サイトが『wook(ウック)』です。wook(ウック)http://wook.jp/wookは、PDFから電子書籍を作成できます。●登録料個人プラン1は、年額12,000円個人プラン2は、年額5,000円(初期費用50,000円)●出力フォーマットePub、wookビューアアプリ(独自アプリ、Flash仕様)●印税75%●有料販売、無料販売有料販売、無料販売、ともにOK●販売金額特に決まりはない●決済方法クレジット●仕様PDFファイルから作成できる試し読み機能アクセスログ機能定期購読販売機能リンク誘導機能 電子書籍内にリンクを設定ユーザーレビュー機能●対応読書端末iPhone、iPad、PC(2011/1/22時点、携帯電話、Kindleへの対応は準備中)●その他1ヶ月のお試し期間あり<現在時点の不明点や留意点>約6MBのPDFファイルの変換作業に結構な時間がかかった。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.22
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株式会社ヒトメディアが、2010年10月オープンした電子書籍作成販売サイトが『WePublish』です。WePublishhttp://wepublish.jp/WePublishは、作成において書籍のサイズが選べること、縦書き対応、また、印刷製本版も販売できるのが特徴です。●登録料無料●出力フォーマット不明●印税売上金額の30%●有料販売、無料販売有料販売、無料販売、ともにOK●販売金額100円から10,000円で設定●決済方法クレジット●仕様書籍のサイズが、文庫サイズ(A6)、標準サイズ(B6)、大活字本サイズ(B5)、ポケット版(A7横 75x120ミリ)から選択できる縦書きが選べるカラー/モノクロ印刷が選べるMovableTypeからデータをインポートできる印刷製本が可能●対応読書端末iPad、iPhone、iPod touch●その他作成後、運営側の審査を経て公表<現在時点の不明点や留意点>書籍は、「OnlineEditor」で作成することになるが、作成時点で価格が設定できないのはなぜだろう? 運営にPublishを申請後に調整することになるのだろうか? 画像データは、自分で用意したサーバーにいれないといけないようだ。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.22
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個人で電子書籍を作成、販売したい場合、電子書籍作成・販売プラットフォームを利用するのが一番手っ取り早いです。2010年6月にオープンした、不思議なサイト名の『ブクログのパブー』は、その1つです。ブクログのパブー http://p.booklog.jp/ブクログのパブーは無料で登録でき、作成もブログを作るように簡単です。出力形式は、PDF、ePubになっています。●登録料無料●出力フォーマットPDF・ePub●手数料売上金額の30%つまり、70%が印税収入●有料販売、無料販売有料販売、無料販売、ともにOK●販売金額10円から3,000円の間で設定●仕様画像ファイルは2MBまで試し読み機能あり●対応読書端末iPad、iPhone、Kindle、Android携帯など**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.21
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ソニー・Reader Store、シャープ・TSUTAYA GALAPAGOS電子ブックストアで個人が電子書籍を販売できるかどうかについて、いちよチェックしておきましょう。その前に、電子書籍で一歩先を行くアマゾン、アップルを確認しておきます。アマゾンのシステムは、日本語環境で出版できる環境は整っていないがプラットフォーム的にはだれもが出版できるものになっています。アップルは、要件を満たすマックPCを持っているなどの条件を満たせば、App Storeでの販売が可能です。では、GALAPAGOSではどうでしょうか? 販売できるできない以前に、前にも触れましたが、GALAPAGOSが標準で採用している電子書籍のフォーマットXMDFは、個人が自由に作成できるものではありませんでした。XMDFエディタである『XMDFビルダー』は、Web上で自由にダウンロードできませんし、パッケージソフトとして販売しているわけでもありません。出版社とオーサリング業務専門会社に限定して販売となっています。つまり、限られた人しかXMDFファイルの書籍を作成することができません。『XMDFビルダー』のページに行くと、フォームに必要事項を記入の上、シャープに問い合わせをするようになっています。作成することができなければ、もちろん、販売することはできません。一方、ソニーのReader Storeは、どうでしょうか? こちらも、販売する前に作成の問題があります。GALAPAGOSサイトではXMDFビルダーの話がありましたが、Readerサイトでは作成方法の話は一切ありません。つまり、個人が電子書籍を作成し、販売するということは今のところ、ソニーが考えている展開内ではできないということです。Readerユーザーは、Reader Storeで売っているものを読むだけということです。GALAPAGOSやReaderは、個人が電子書籍を作成して、販売するシステムにはなっていないのです。あくまでも、読む側は、提供する側が提供する本を読みなさいということです。つまり、メーカーが提供するシステムとしては、リアルの出版流通と同じである、ということです。実際には、ReaderやGALAPAGOSは、PDFやTXTなどのフォーマットに対応していますから、ほかの書店で購入した電子書籍を読めます。つまり、どこかで個人が作成した電子書籍を、ReaderやGALAPAGOSに取り込んで読むことができます。ただ、Reader StoreやTSUTAYA GALAPAGOS電子ブックストアは、携帯サイトでいえば公式サイトみたいなもの。当然、ここで売りたくなりますよね。それが、Kindle StoreやApp Storeでできているのに、Reader StoreやTSUTAYA GALAPAGOS電子ブックストアではできていないのです。そこに、いろいろな電子書籍販売サイトが入り込む余地があるのでしょうが、インターネットを支えているのは、個人がはじめてHTMLサイトを作って情報発信したときの感動やまぐまぐで不特定多数の人に情報発信できることの驚きであったと思うのです。そういう部分を、何かしらの形で取り込んでおかないと(個人出版のコーナーでいいのです)、インターネット的でないなあと思ってしまいます。Reader Storehttp://ebookstore.sony.jp/TSUTAYA GALAPAGOS電子ブックストアhttp://galapagosstore.com/pc/top**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.20
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個人の電子書籍の出版、販売ルートとして、Kindleはどうでしょうか?Kindleは、累計販売数が1000万台を越えたようです。http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1012/27/news030.htmlまた、アマゾンにおける電子書籍がハードカバーの販売部数を上回ったというニュースもありました。http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100720_381932.htmliPadほどの派手さはありませんが、米国を中心に普及速度が上がっていて、確実に電子書籍の読書端末として定着してきているといえるでしょう。Kindle3からは、日本語表示対応になりました。しかし、Kindleは、現在、アマゾンの日本語サイトからは購入することはできません。日本にいても、英語サイトからは購入することはできますが、日本国内で購入できないというのは、普及に加速がつきません。これを、最初の留意点としておきます。なお、英語サイトからの購入方法については、解説しているサイトがいくつもあります。Kindle (キンドル) 購入方法:日本から購入http://9maa.net/blog/?p=199次に、Kindleへの電子書籍の販売方法ですが、アマゾンサイトのKindle Storeからになります。Kindle Storeも、現在英語サイトのみです。日本語サイトはありません。つまり、日本語の書籍が少ないということです。2番目の留意点です。Kindle Store(英語)http://www.amazon.com/gp/browse.html?node=133141011そして、Kindle Storeで個人が販売する方法ですが、Digital Text Platformから行うことができます。Digital Text Platformは、だれでも、アマゾンのアカウントを持っていれば登録、使用することができます。Digital Text Platform(英語)https://dtp.amazon.com/mn/signinDigital Text Platformにも、日本語サイトはありません。ログインして、出版物の編集画面では、Languageを選択する項目があって、プルダウンで言語を選択します。英語、ドイツ語、フランス語など約20か国語の選択肢はありますが、そのなかに日本語はありません。実際に日本語のPDFとTXTファイルから作成してみましたが、文字化けしてしまいました。日本語の電子書籍に対応していないのです。ただ、作品を画像化すれば出版できるという報告もあります。Kindle初の日本語マンガはいかにして誕生したか――電子書籍出版秘話 http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1003/24/news034.html結論としては、Digital Text Platformは、現在は、日本語の電子書籍を販売するのに対応していない状況にあるといえるでしょう。3番目の留意点です。以上、Kindleで販売するには、3つの留意点があります。Kindleは日本国内では購入できないこと、Kindle Storeは英語サイトのみであること、出版のプラットフォームであるDigital Text Platformは、日本語の電子書籍作成に対応していないこと。英語の電子書籍を販売するのであれば大丈夫ですが、日本語の電子書籍を出版しようと思うなら、Kindleで個人が電子書籍を出版する環境は整っていないというのが現状、といえるでしょう。つまり、残念ながら、販売ルートとして、Kindleはとても弱い状況です。ただ、アマゾンのシステムは、著者への還元率がリアル本では考えられない最大70%に設定できる、iPadはMac所有者でないと販売できませんが、KindleではDigital Text Platformにアクセスできる環境があれば、だれでも出版できるなど、期待は大きいシステムになっています。今後に期待したいルートです。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.19
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個人の電子書籍を販売したいと思って、ユーザの多い読書端末と決済システムのことを考えると、まず検討したいのは、やはりiPadでしょう。App StoreのiPhone/iPadのブックコーナーですね。アメリカでは、iPad発売後80日間で300万台を販売し、世界で累計1000万台以上売れたというニュースもありました。現在、App Storeにアクセスすると、100億本ダウンロードカウントダウンなんて表示がでてます。すごいですね。世界の人口は69億人ですよね。結論を先に言ってしまうと、iPadで、個人の電子書籍を販売することはできますが、手軽に、簡単にできるものでもないということになりそうです。App Storeで、電子書籍を販売するためには、次の3つの方法があります。●1、自分でApp Storeにデベロッパー登録して販売する●2、App Storeにデベロッパー登録している作成業者を利用する●3、App Storeにデベロッパー登録している業者のサービスを利用するあと、日本語サイトのiBookstoreはまだありませんが、●4、英語サイトのiBookstoreに登録して販売するという方法もあるようです。英語サイトなので、アクセス、購入してもらうには工夫が必要ですが、iPadで電子書籍を販売するという目的は達成できます。それぞれみてみましょう。●1、自分でApp Storeにデベロッパー登録して販売するApp Storeで販売するためには、Apple Developerサイトでデベロッパー登録しなければなりません。Apple Developer http://developer.apple.com/jp/登録には、Mac OS X v10.5または10.6を搭載したIntel Macを保有している必要があります。そして、年間参加費 10,800円を支払います。次に、開発で使用するMacに必要なソフトをダウンロード、インストールして、開発環境を整えます。開発環境ができたら、書籍を作成し「iTunes Connect」を使って登録し、アップルの審査が通れば販売という流れになります。Macユーザーなら大丈夫ですが、ネックは、現在、Macを所有しているかどうかでしょう。●2、App Storeにデベロッパー登録している作成業者を利用する1冊、2冊を販売するのに、Macを買って、Macの操作を覚えて、デベロッパー登録するのは大変ですよね。そのような場合、既にデベロッパー登録している作成業者を利用するという手があります。例えば、株式会社スリープラス:電子書籍サービスhttp://www.3plus.co.jp/digitalbook_flow.html●3、App Storeにデベロッパー登録している業者のサービスを利用するWeb上で電子書籍を作成でき、それをApp Storeに登録できるというサービスもあります。moviliboSTUDIO(モビリボスタジオ)http://www.movilibo.com/studio/●4、英語サイトのiBookstoreに登録して販売するこの方法は、以下のサイトで説明しています。iBookstoreでの出版顛末記http://akamatsu.org/aka/?p=4691iTunes Connecthttps://itunesconnect.apple.com/WebObjects/iTunesConnect.woa/wa/apply**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.18
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電子書籍の読書端末ごとの対応フォーマットをチェックしてみます。パソコン、携帯電話も、電子書籍の読書端末として機能しますが、本のように、ある程度の大きさがあって、電車の中や寝転んで読めるような端末を対象にチェックしてみます。このような読書端末は、現在多くでていますが、主要の機種であるKindle、iPadと、昨年末に発売されたソニー・Reader、シャープ・GALAPAGOSをチェックしてみます。フォーマットは、画像、音楽、動画などの規格は除きます。文字情報をメインとして書籍としての機能を提供できるフォーマットのみチェックしてみます。対応フォーマットでも、バージョン、DRMなどの関係で、利用できないこともあるようです。また、カタログやWebサイトで明記していない製品もあり、ほかに対応できるフォーマットは実際にあるかもしれません。また、ePubをAZWに変換するなどの方法もあり、端末に対応していないフォーマットでも、読む方法があります。変換する作業も、簡単にできるものもあれば、難しいものもあります。端末に、特定のソフトウェアをインストールすることで読めるようになるフォーマットもあります。さらに、対応した機種の発売や、端末のソフトウェアのバージョンアップにより、対応フォーマットが増えたり、変わることもあります。端末と対応フォーマットの関係は複雑です。●KindleAZW(キンドル専用)、TXT、 PDF、MOBI、HTML●iPadePub、PDF、TXT、RTF、HTML●ソニー・Reader(リーダー)XMDF、ePub、PDF、TXT●シャープ・GALAPAGOS(ガラパゴス)XMDF、PDF、TXTePubはAZWに変換できますし、シャープは、アメリカでePub対応のGALAPAGOSを発売するようです。主要な読書端末からみても、電子書籍では、ePubがメインのフォーマットになっています。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.16
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電子書籍のフォーマットに、AZWという規格があります。●特徴アマゾンが販売しているKindle用書籍の独自のファイル規格。「AmaZon Whispernet」の略といわれている。端末に合った表示が可能なリフロータイプである。●対応読書端末アマゾンのKindleのみ。●背景AZWの規格は、2005年にアマゾンが買収したフランスのMobipocket社が開発したmobi規格がベースのようで、mobiの延長といわれている。●AZW作成ソフトアマゾンが提供している、電子書籍出版サイト『Digital Text Platform』で作成できる。現在は、日本語サイトはない。ただ、アマゾンのアカウントを持っていれば、簡単にログインでき書籍も作成できる。作成の際には、言語選択の項目があり、英語のほか、スペイン語、ドイツ語、フランス語など約20か国の言語を選択するようになっているが、日本語の選択肢はない。(2011年1月15日現在。私は英語を選択して、日本語のPDFファイルと日本語のテキストファイルから書籍を作成してみたが、文字化けしてしまう)Digital Text Platform(英語)https://dtp.amazon.com/mn/signinそのほか、アマゾンが提供している『KindleGen』というツールを使って、ePubやHTMLなどのファイルから、AZWファイルを書きだすという方法がある。Windows、Mac、Linux用が用意されている。Windowsの場合、コマンドラインから書きだす方法になっている。KindleGen(英語)http://www.amazon.com/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=1000234621**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.15
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電子書籍のフォーマットに、.bookという規格があります。●特徴株式会社ボイジャーが開発。「ドットブック」と読む。縦書きやルビをサポートしている。「立ち読み」機能や読み上げ機能がある。端末に合った表示が可能なリフロータイプである。●対応読書端末専用リーダーソフト「T-time」が必要。読むだけなら無償で利用できる。http://www.voyager.co.jp/T-Time/update/index.htmlT-Time Plug(無償)を使うことで、 パソコンのブラウザ上で書籍を読むことができる。http://www.voyager.co.jp/dotbook/index.htmlライセンスキーを追加で購入(価格は1,050円)することで、.book 形式の書籍を画像形式に変換出力する「書き出し機能」が使えるようになる。ほとんどの書籍は各種デバイス(ケータイ、デジカメ、iPod、PSPなど)に書き出しが可能である(一部対応していない)。http://www.voyager.co.jp/T-Time/update/tt5_license.html●背景1990年代にボイジャー社が開発した「エキスパンドブック (EBK)形式」の後継フォーマット。●.book作成ソフトボイジャー社より、専用ツールをライセンス販売している。インターネット上で販売していないため、ボイジャー社に問い合わせして、専用ツールを購入する必要がある。販売については、ボイジャー社が運営している電子書籍のショッピングモール『VOYAGER STORE』などで行うことができる。VOYAGER STOREhttp://voyager-store.com/VOYAGER STOREでは、5つの出店プランが用意されている。たとえば、Sプランは、登録冊数1冊~9冊で月額3万円(年間一括払)+出店さま取り分売上金額×70%となっている。**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.14
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電子書籍のフォーマットに、XMDFという規格があります。●特徴シャープ株式会社が開発した携帯電子書籍リーダー用のフォーマット。日本語特有の縦書きに対応し、ルビ等の表示ができるほか、テキスト、漫画、辞書などのコンテンツをサポートしている。日本の出版社40社以上が参加している日本電子書籍出版社協会が運営する『電子文庫パブリ』でも採用されている。端末に合った表示が可能なリフロータイプである。電子文庫パブリhttp://www.paburi.com/●対応読書端末シャープの読書端末『GALAPAGOS(ガラパゴス)』のほか、日本国内で、シャープ以外も含めた携帯電話端末を中心に対応。専用パソコンアプリケーションを使えばパソコンでも読むこともできる。http://www.sharp.co.jp/mediatablet/pcapp/index.html●背景XMDFとは、ever-eXtending Mobile Document Formatの略。もともとは、電子書籍「ザウルス文庫」などで使われていたデータ形式で、Zaurusのほか、PalmOS、PocketPC、HandheldPCなどに、専用リーダーソフトをインストールすることで読むことができる。●XMDF作成ソフトXMDFエディタである『XMDFビルダー』は、Web上で自由にダウンロードできるわけではないし、パッケージソフトとして販売しているわけでもない。出版社とオーサリング業務専門会社に限定して販売となっている。つまり、限られた人にしかXMDFファイルの書籍を作成することができない。『XMDFビルダー』のページに行くと、フォームに必要事項を記入の上、シャープに問い合わせをするようになっている。XMDFビルダーhttp://d-directors.co.jp/builder/**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.13
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電子書籍のフォーマット、規格として「ePub」という言葉をよく聞くようになりました。電子出版時代の基礎知識になるでしょう。ウィキペディアの記事を簡潔にまとめた上で、作成ツールを紹介してみます。http://ja.wikipedia.org/wiki/EPUB●特徴オープン型式なので、端末に合った表示が可能な「リフロー機能」がある。その理由は、XHTMLのサブセット的なファイル・フォーマット規格だからである。画像データの掲載、CSSによる最小限のデザイン制御も可能である。拡張子は「 .epub」である。●対応読書端末iOS搭載機種(iPad,iPhone,iPod touch)のほか、Android搭載機種にも対応している。●背景アメリカの電子書籍標準化団体であるIDPF (International Digital Publishing Forum) が2007年9月に発表した電子書籍フォーマット。現在、電子書籍の世界の標準となっている。●ePub作成ソフトいろいろ出てきているが、機能、使い勝手もまだまだこれからといった感じ。マイクロソフトのワードで作ってePubに変換するなどの手もある。電子書籍オーサリングソフトウェアFUSEeRβ(機能限定開発版)http://development.fusenetwork.co.jp/Word2ePubhttp://www.sgml-xml.jp/tools/Word2ePub.htmlsigil(英語)http://code.google.com/p/sigil/そのほか、電子書籍作成・販売プラットフォームサイト『ブクログのパブーサイト』でも、ePub形式のファイルを作成することができる。http://p.booklog.jp/**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.13
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インターネット上では、結構、いろいろな企画書を見ることができます。そんな企画書を紹介してみます。ビジネスサービス、パッケージ製品の企画書です。●有限会社リレーションメイク:複数バーコードプリント複数バーコード・ポイントカード・プリントソリューションの企画書です。企業様の導入費用、導入しやすさ、そして、お客様の使いやすさを徹底して追求した複数バーコード・ポイントカードソリューションの説明をしています。http://relation-m.com/_data/pointcard_1207.pdf●株式会社 エムセック:Excelレガシー - Excel管理基盤ソリューションオペレーショナル・スタイルでExcelの管理基盤を構築し統合管理する活用スタイルのソリューションを提案している企画書です。http://www.msec.co.jp/products/pdf/Excel_legacy.pdf●株式会社イデアシステム:美容サロンとのコラボレーション企画美容サロンチャネルを活用したプロモーションを提案する企画書です。美容サロンチャネルの特徴、実施できるプロモーションメニューを説明しています。http://www.idea-system.co.jp/com/wg_1019.pdf●日本アイ・ビー・エム株式会社:さらに発展するLotus Notes/Domino とLotus Software企画書Lotus Software製品戦略から、機能説明、活用事例など55ページにわたり、詳細に説明しています。http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/files/lotusnotesdomino.pdf●有限会社PRIMEC.:カプリニウム-XIII ジェルの製品企画書歯磨ジェルのカプリニウム-XIII ジェルの製品企画書です。カプリニウムという成分の性能について詳細に説明しています。http://mac-sugiyama.com/capri13/_userdata/dlfile/caprinium13.pdf**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.07
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インターネット上では、結構、いろいろな企画書を見ることができます。そんな企画書を紹介してみます。Webサービス関係の企画書です。●株式会社エルネット:オフィス『宅ふぁいる便』企画書無料オンラインストレージ『宅ふぁいる便』サイトのシステムを企業の社内ネットワークとして提案する企画書です。システムの内容、構成、価格などを説明しています。http://c.filesend.to/pr/pdf/tk_office.pdf●株式会社クロスワン:写真アルバム登録型 専用販売サイト企画提案書企業、団体向けの写真アルバム登録サービスの案内企画書。サービスプラン、料金、機能を詳細に説明しています。http://edpe.9981.ne.jp/Contract/project.pdf●リアル・アド・クリエイティブ 株式会社:SEO対策企画書SEO対策サービスの企画書です。SEOのしくみ、サービス内容、料金などについて説明しています。http://www.r-a-c.co.jp/rn/pdf/seo_right.pdf●株式会社オフィスパパ:ビジネス専門のホームページ作成サービス企画書店舗・ショップ、中小企業向けのホームページ作成サービスの内容、料金システムを説明した企画書です。http://www.office-88.co.jp/img/office-88.pdf●株式会社スタイル:バリューポイントシステムを利用したビジネスプランのご提案携帯電話を使った集客支援システムの企画書です。しくみ、ユーザーメリット、特長、コストパフォーマンスなどを説明しています。http://www.style.to/stl/pdf/gv/GV%8A%E9%89%E6%8F%91-1.pdf●株式会社スタイル:モバイルフラッシュを活用したビジネス展開のご提案モバイルで使うフラッシュソリューションの企画書です。管理画面、メリット、導入実績などを説明しています。http://www.style.to/mobifooo/STL-mobifooo-Sales-1.pdf●i-ドメイン株式会社:モバイルサイト公式化サポート企画書携帯3キャリアの「i-mode」、「Ezweb」、「Yahoo!ケータイ」のメニューリストに掲載される=公式サイトに認定されるためのサポートサービスの企画書です。http://i-domain.jp/kousikika.pdf●スターマーク株式会社:ウィルコム公認 公式サイト簡単立上げパックのご紹介ウィルコム公認 公式サイト立ち上げのためサポートサービスの企画書です。サービス内容、流れ、料金、仕様などを説明しています。http://www.starmark.co.jp/willcom_seminar/pdf/site_pack.pdf●株式会社アビコ:動画像配信システム企画書動画共有サービスの内容、機能、操作性、利用方法などを説明した企画書です。http://www.starmark.co.jp/willcom_seminar/pdf/site_pack.pdf●株式会社webマーケティング:WEBマーケティングのLPOLPO(ランディングページ最適化)サービスの企画書です。LPOの説明、LPOの設計、導入事例、ツール、機能などを説明しています。http://www.lpo-gogo.jp/dl/lpo_ver7-4.pdf**********************************有限会社リレーションメイク 羽切 徳行企画書作成サービス企画書営業.COM羽切のtwitter
2011.01.05
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