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まず、それほど興味もないのですが、この本を読みました。実に痛快です。ユーモアの存在の仕方が、素晴しく人間性を表しているような気がして。セコム、つまり日本警備保障の創業者の自叙伝です。かつて日本では警備は社内で行うか、警察がおこなうものであったところ、ヨーロッパでは、財産を専門の人に委託して守ってもらうという習慣や事業があると聞いて、ピンときたそうです。時代のニーズがぴったり合ったとか、そういう問題でないくらい、それにとりかかった決断が素晴しいと思います。既成の規制と戦いながら、事業を行ってきた人はほんと、強いですね。いずれにしても、これを読んだ後、実につまらない本と出会いました。比較すると本当に詰まらないのですが、私的存在義的なところからすると、とても心を揺り動かされれる書籍と出会いました。それがコレです。すごく近いことを感じるので、作品としてすごいけれど、なんだかいたたまれなくなります。多方に向きすぎているゆえ、繊細すぎるゆえ、なんだかとにかく、居心地の悪い人なんです。でもそれがすごく共感できるのです。熱く語るつもりで書き始めましたが、酔っ払ってきたので、中途半端ですが、そろそろ寝ます。おつかれさまでした!
August 27, 2007
10年以上お世話になったある会社が、会社を終わらせることになったと連絡をもらいました。通常会社というものは、常に維持または拡大するもので、解散するということは、倒産するに、ニアリイコールです。私の尊敬する、そしてそのお世話になった会社は、資金繰りがどうのとか、営業力がどうのとか、組織がどうのとか、そういうことではなく、社長の次の人生のステージへ、ステップアップするために会社を閉めるという決断をしたと、そういうことなのです。会社のクライアントや売上は別の懇意にしている会社に委譲し、委譲する為のプロセスも確保しています。社員は、次のステージを用意するなり、生活の状況によってはしばらくの休暇を選ぶ人もいたりして。自分でスタートしたものを、きちんと責任持って自分で終わらせるという、理想的な終わり方。メールでお知らせをもらって、とにかく御礼が言いたくて、すぐさま伺い、話をしました。私にとっては、一つの時代が終わった、そんな感じを受けます。私が会社を設立できたのは、かつてお世話になった人たちが、ロールモデルになっているからです。ほとんどが、知らない間に潜在的に、存在したからロールモデルになっているのです。近すぎて、いろいろ聞けないところもあったりして、今回の決断で伺うことができたけれど、いつまでも美しく、聡明で、責任感があって、パートナーをとても大事にしていて、大事にされていて、仕事もプライベートもご主人とラブラブで、きっと一生懸命自分の会社を大事に育ててきて、たくさんの卒業生をおくりだしてきた彼女が、後進を育て、会社を譲り、社員のケアをして、クライアントのケアを慎重に、存分にして、つとめを果たし、会社を終えるって、女性として、最高の終え方であると思います。教えて頂いた事は、無意識でも数多く、それを起業してから思い知り、一人のプレーヤーとして仕事する事と、会社を運営して仕事を発注する事は、その立ち位置の違い方が大きく、感じる事も全く違って、本当にそのギャップが痛いほど勉強させてもらえたのは、今の私の財産となっています。大変な毎日の業務、おつかれさまでした。こうして感謝を顕在化させてなくても、育ててもらって、卒業して羽ばたいて、感謝しているメンバーのいかに多い事かと思います。おつかれさまでした。ありがとうございました。
August 27, 2007
ダイヤモンド社さんからのご依頼で、ドラッカー塾の説明会において司会をさせていただきました。数年前からときどきいろいろなご縁でもって御世話になっております。トップマネジメント向けの塾ですが、「経営」を学ぶことなく無駄なトライアルをするよりは、学んでから実践するほうが効果的とのこと。なるほどです。ピーター・ドラッカーは一冊だけ読みましたが、それほどピンと来なかった記憶。もう一度読んでみよう。またまた知的刺激を受けたので、忘れないようにメモです。会社におけるイノベーション。「予期せざるもの」お客様の予期しない要望や問合せに耳を傾ける。多くの新規ビジネスプランを勘や盲目的な挑戦で失敗させるなら、「予期せざるもの」にヒントを見出したほうが成功の確率が高い。「予期せざるもの」が見つからないなら、見つかる仕組みを作るべき。学びは一人で行なうと孤独になる。マネジメントを学んでも、会社に帰って実践しようとすると、マネジメントを学んでいない人たちと組織の歪みが生まれる。トップが学ぶだけ、ボトムが学ぶだけでは、よじれて実践ができない。ふむふむ。5つの質問1つ われわれの事業(使命)はなにか。ex)サンタクロースの仕事。「子供たちに夢を」ミッションのないサンタチームがあるとする。寒いし、夜だし、煙突は登らないといけないし、子供を起こしちゃいけないし、期日時間も限定されているハードな仕事である。プレゼントの包装が破れても、プレゼントが子供の希望するものでなくても、サンタは気にかけない。もしかしたら、実はサボってプレゼントを届けていないかもしれない。一方、ミッションが浸透しているサンタチームは、そうした苦を苦としない。もしかしたら、徹夜で寝てなくても、子供たちがプレゼントをあける姿を見たくて、もう一度おうちに足を運ぶかもしれない。ミッションがあるとないとでは、このくらい、違う。ミッションは同時に顧客に貢献できるものでなくてはならない。2つ 顧客は誰か。顧客を決めるとビジネスが決まる。しかし顧客はこちらが選ぶのではなく、顧客に選ばれるものである。3つ 顧客は何を価値あるものと考えるか。本当は顧客はなにに価値を感じて買っているのか。4つ われわれの成果は何か。売上・利益が成果と考えるか。使命の実現が成果と考えるか。成果は測ろうとすることで意識が向上する。cf)ダイエット企業にとって必要な「卓越性」。成功の積み重ねから磨きあげられるもの。成功体験の現状分析。5つ われわれの計画はなにか。
August 23, 2007
大学の同級生と久しぶりに会って、ゴルフのレッスンを受けました。最近ゴルフにまた何年かぶりにハマりはじめて、今日を機に、あらためてレッスンをはじめることにしました。ベストがハーフ50なのですが、50を切ったことは無く、というわけで100を切ったことも無く、それでもまあ内容がよければ満足する程度のものでした。これまでは。でも、今日から今年12月以内に、一度でもいいから100を切ることを目標としてみる事にしました。で、レッスン後、五反田のチェゴヤに行きました。7~8年前に見つけて、小さな店ながら美味しくて、当時よく行ったものでしたが、人気があるので、小さな食堂風情が、少しずつ面積を増やし、いつの間にか隣の店にまで侵食し、大きくなったものだなあと思っていました。帰ってHPを見てみると、なんと!超多店舗展開しており、フランチャイズまで募集していました。おそるべしです。五反田のしょぼくれた、でも美味しくていつも混んでいる、韓国の食堂みたいなお店だったのに、いつの間にやら大きくなっていて驚きました。
August 21, 2007

インターネットチープ革命オープンソースこれからの10年で起こるドラスティックな変化が明示されています。これまでのエスタブリッシュメント的企業は危機感を持つのでしょうが、危機感を持つほど理解できないアナログ親父がきっと多いのでしょう。テーマはテクノロジーなんですが、著者が人間的で、その辺がおもしろいです。以前にある講演で、「ユビキタス」という概念を日本で始めて唱えた東大のイケメン坂村教授が言っていました。インターネットとか技術の進歩イコール悪、みたいな源流がどこかに流れているのは、実際私も感じます。でも実は、それはまことしやかに囁かれる幻ではないのかな。日本のICチップは、なにがどこにあるのかをドラえもんのように教えてくれる、便利なものとして開発される。一方アメリカでは、それが書籍の万引きを防止する為に使われる、と。「マイノリティレポート」という映画でも、進化した広告媒体が、邪魔くさく顧客の属性をよりわけて飛び込んでくるシーンがあります。米国は、性悪説。つまり、人間は技術の進歩を手にするとあくどいことをやる、といったスタンスで開発が行われる土壌があると。その一方で、日本は、便利な世の中、皆が親切で快適な世の中、という牧歌的なベースがあるのではないかなあ、と。坂村教授は、その性善説的立場について話をされていたことが印象に残っています。この「ウェブ進化論」もそうした視点があります。たとえば、ネットのコミュニティイコール2ちゃんねる、的な発想。でも、ネット上の交流が意外と温かいものだったりすることを、肌で感じたことのない人たちに性善説的実感を持つ事は、なかなか難しいのかなあ。なんて思ったりします。
August 21, 2007
精神科医である香山リカさんの講演。司会で弊社メンバーがお世話になっているので、かこつけて、行ってきました。下記はメモです。過食症の人がいるとする。過食はある種のストレスを回避する術だから、過食で緩和されるストレスを思えば、もしかしたら必要なベクトルと捉える事で自分を責めなくなる。自分を責める事は、さらに症状を増幅する。自分を責める性質。自分を褒める性質。選択は全て自分にある。自己の欲望を求める結果の選択であれば、評価されればめっけもの。批判されても、自分の選択なんだからブラスマイナス結果プラス。過去にとらわれたり、過去に求めたりせず、現状を客観視する事。そこで自分をほめてあげる事。真面目すぎると窮屈になる。できないことより、できることを認めること。
August 20, 2007

先日、串揚げが食べたくなって、インターネットで串揚げor串カツのお店を探して、恵比寿「串亭」へ行きました。午前中にテレビのある番組で、丸の内TOKIAにある串カツを紹介していました。関西人じゃないので、串カツを日常的に食べる習慣はありません。が、それで急に食べたくなったのですが、その日はジムに行きたかったので、すっぴんで丸の内まで出動するのも気がひけて、早速ネットで検索しました。三田のかなりワイルドな有名店は定休で、恵比寿ならすっぴんタクシーで乗込めるという判断から、上記の店を選択しました。最近の人の行動って、こんな風に連鎖しているのだなあとあらためて考えました。たった1分くらいのテレビの情報に触発されて、インターネットでサーチして、言ったことも聞いたこともない店に、しかも習慣的にセレクトしないジャンルのお店に、行っちゃうのですね~。インターネットがなかった頃は、雑誌に掲載することと口コミを狙うことくらいしか、客を店におびきよせる手立てはなかったでしょう。しかし、口コミといったってネット上には、ブログの評価もあれば、口コミ自体で成立っている食ベログなども存在します。雑誌だけでセレクトした温泉旅館に失敗したことがあります。雑誌にはあまりにも立派に載っていて、まあ、確かに由緒は正しいのだけれど、じめっとしていて部屋も料理もサービスも、ううむ。という感じだったのです。今は、必ずネットでチェックするし、複数の信頼できるソースを閲覧すれば、あのときのような過ちを犯さない自信があります。結構な革命だとおもうんです。もちろん、串揚げもはずしませんでした!
August 20, 2007

仙台へ行く途中、「青年社長」上下巻を。言わずと知れたワタミの渡邉社長を、高杉良が膨大な取材データを基に描いたノンフィクションです。今や八面六臂の活躍を繰り広げる渡邉社長ですが、「夢に日付を」にどうしても共感できず、この本を手にするのが遅れていました。ところで、宮城は父と母の実家があった&あるところです。ここのところ恒例になっている父&叔父とのお盆ゴルフに参加するのが大義名分ですが、実はお墓参りとかもちゃんとしたくて、ここ数年恒例行事としています。最近、祖父×2や祖母×2のことを、以前に比べて多く考えるようになりました。今わたしという存在があり、わたしが今の立場になって仕事をしようとした選択や生き方には、少なからず親や先祖の影響があるのではないか。そんな風に考えると、祖父や祖母がどんな生き方をしたのかが、なんだか気になります。父方の祖父は、父がまだ幼い頃亡くなりました。ぼんやりとした遺影しか見たことがありません。戦時中、病気で祖父を亡くした、伴侶である祖母は、どれほど苦労して3人の子供を育てたのでしょう。最近聞いたのですが、戦争で亡くなった場合は遺族に対する国の補償が手厚かったものの、病気で亡くなった祖父にはほとんど保証など無く、彼女の実家や親戚兄弟に、だいぶお世話になったようです。わりと裕福な家に育ったというようで、逆にそうした苦労は厳しく、どんな思いで生きてきたのかなあと、思いを馳せてみたりします。祖母ももう亡くなり、父の育った実家は、更地になっています。一方、母方の祖父は、私が物心ついてから亡くなりました。当時の人にしては背が高くがっしりとしていて、地域や親戚でも一目置かれるような、立派な人物だったと思います。祖母は92歳にして、元気です。耳は遠いのですが、ちゃんと私の来訪をわかってくれて、帰りには見えなくなるまで手を振って送ってくれます。祖母にも会えて、土砂降りでしたがゴルフもできて、読みたかった本を読む時間も取れて、1泊2日ですが、よい夏休みになりました。
August 18, 2007
先日「お台場冒険王」へ行きました。仕事がらみで何度も足を運んでいましたが、今回は数年ぶりにあるきっかけで、会場を訪れることができました。なにしろ炎天下で暑かったですが、いろいろなものを目にするにつけ、知的な刺激を受けて帰ってきました。まず、考えてみたら、地上波で生放送をやっているスタジオのある社屋に、わんさか一般の人を入れちゃうってすごいことですよね。フジテレビが河田町にあったころは、あくまで視聴者感謝イベントと考えられていたようですが、今は大きな事業のひとつとなっているそうです。そして、コリドーの展示ひとつとっても、子供達にとっては毎日見ているテレビのキャラクターやセットに、直に触れられるのだから、本当に下手な遊園地よりおもしろいだろうなと、あらためて思いました。今回の主たる目的はQ地区の「武林風 少林寺伝説」という、日清食品さんがスポンサーの少林寺演舞を見に行くこと。このテーマが今回冒険王で成立する事になったプロセスをうかがって、感じたこと。ダイナミックなビジネスっておもしろい!日頃ちまちました仕事をしていると、国境を越え、政治のチカラに触れ、リアルな公演を持ってきて成立させちゃうというビジネスが、ちょっと羨ましく思えました。しかし、私のやっている仕事は、大きなものをダイナミックに動かす事はできないけれど、それにまつわる手足となって、そうしたものを支えたり、時には考えを反映させて改善したり、ダイナミックな事物の空気に触れることは、すごくたくさんできる仕事です。そういう仕事に触れると、知的興奮状態となって、満たされます。まあ、そこで満足してたらだめなんですけど、それがあるから頑張れます。今回もそんな勇気をもらった「冒険王」でした。
August 14, 2007

読み物としてもあまりにおもしろくて、あっと言う間に読み干しました。一連のホリエモン&村上ファンド事件の際、検察とは「なんのために」、というようなことを、ちょっと考えていました。検察ってなんだろう、と。国策捜査とよくいわれますが、検察の捜査そのものは、その通り国策なのです。しかしそれらが、いかに人間的なものか。いい意味でも、悪い意味でも、いかに人間的なものか。辣腕といわれた検察官が、弁護士となり、貧しい幼少時代を振り返り、バブル時代を謳歌し、そして今、、、。というような内容なのですが、彼自身の生き方を読み取っても非常に興味深いし、バブル時代の描写に至ってはなにしろ驚嘆だし、政治家にしろ、ヤクザにしろ、全て実名で出てきます。ちょっとしたハードボイルドより、面白いです。興味のある方は是非読んでみてください。
August 14, 2007

テレビで見て、とても気になっていた方。まとめて2冊読みました。自然体で作為的な感じがしないのと、天真爛漫に明るい感じがするのとで、女性として実に好感持てる人となり。知るにつれ、更に共感できたり、感心したりと、とても勇気をもらいました。「今あることを一生懸命にやるのよ! そしたらパチンをチャンスが来るのよ!」私の周囲にはたくさんの迷いを抱えた女の子がいます。(女の子だけでもないかな。。。)夢や目標を明確にしなきゃいけないことに、押しつぶされそうになっている子もいます。なにもしたくないんわけじゃない。なにかしたいけれどなにをしていいかわからない。漠とした将来への不安を抱えている。「今あることを一生懸命にやるのよ! そしたらパチンをチャンスが来るのよ!」二通りの考え方があると思う。夢に日付を入れて、着実に進み手にする人。目の前にあることをただただ一生懸命やっていたら、ある日突然なにかを手にした人。前者は男性的で、後者は女性的な気がします。女性のロールモデルが少ない。けれど、いないわけじゃない。ロールモデルを探して出会うことも、有効なブレイクスルー法だと思います。
August 8, 2007
話すだけで元気をもらえる人がいます。好きとか、嫌いとか、話が合うとか、そういう次元でなく、会ったり話したりすると、元気をもらえる人がいます。勢いが必要なときに、便利です。大人になると、センチメンタルなときは、この人にあう、とか、こんな気分のときは、ここに行く、とかを乗り越えて、テンションあげたいときにはだれそれに会えばあがる、とか、こういう映画をみればいい、とか、ここにいけばいい、とか、セルフコントロールが容易になってくるような気がします。いいのか悪いのか、わからないけど。。。人生、思う通りになっていくものです。。。
August 6, 2007
ここのところ胸にわだかまっていた事がありました。今日、大学の先輩でもあり、人間的にも尊敬するK社長とランチをして、いろいろと話を聞いていたとき、ふとした彼女の発言から、簡単に、胸のつかえが取れました。険しい道を一番目に通る人は、大変な苦労を強いられます。カマで草を刈りながら、藪蚊と戦いながら、歩まなくてはなりません。でも、2番目の人は少し楽に道を歩く事ができ、15番目に通る人は、道を舗装して、宿屋を作り、通過する人が、快適に目的地に辿り着けるようにと、創意工夫するでしょう。16番目に道を歩もうとした人が、困難に見舞われて、路頭に迷ったとき、たまたま5番目くらいに道を通過した人に話を聞いたら、意外と簡単にその道を乗り越えられるかもしれません。知る事とは知らないより優位だし、井の中の蛙とはよくいったものです。
August 3, 2007
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