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開栓中焼酎置き場に余裕があるので、久しぶりに新しい(飲んだことのない)焼酎を開けたよ!つーことで本日の一本は、知覧醸造の「お茶街道」。シモン一号という芋を用いていることが最大の特徴の芋焼酎らしい。先日、普段焼酎目的以外に近寄らないデパートの催事場で行われていたイベント絡みの焼酎売り場に並んでいる1升瓶を税込2871円で購入してきたものだ。芋の種類以外は白麹で醸し、常圧醸造で仕込んでいるオーソドックスな芋焼酎ということらしい。ちなみに同酒造の「知覧武家屋敷」は個人的に中々の高ランクにいるため、家の焼酎置き場に買い置きがあるYO!栓を開けて瓶口から直接感じられる香りは、濃い雰囲気ではあるもののねっとり感のない甘い香りだ。なるほど。ちょっと珍しいかもな!そして……初日なのでロックで一杯。ロックグラスを口に近付けた時に感じたのは、軽く、香ばしく、それでいて甘い雰囲気の香り。悪くない。口に含んだ第一印象は甘み、次いでほろ苦さが舌に広がり、甘い印象はどこかへ。その後当初の予想とは違うが、ねっとり感のあるタイプの芋焼酎らしい旨味が口内に残る。ただし、ほろ苦い雰囲気がしつこさを打ち消すのか、後味は意外にサッパリしている。正直、これ絶対お湯割りが美味いやつ!なお知覧武家屋敷でもほろ苦い雰囲気を感じたと記録に残している所を見ると、知覧醸造の特徴なのかもしれないな。追記) 6:4のお湯割りを試してみた。(2023-11-15)グラスから漂う香りは穏やかに甘いもの。癖のない軽やかな感じ。口に含んだ第一印象はやはり甘みだが、割っているのにロックの時より更にも甘く感じる。それに次いでほろ苦さが来るのは同じだが、ほろ苦さは軽く感じる。そこから口内に旨味が広がる。後味には甘い余韻が長めに残るが、くどさはないので気にならない。やはりお湯割りうめー追記2) 6:4で予め割り水しておいたものをレンチンして試してみた。(2023-11-18)ぐい呑みを口に近付けた時に感じるのは、淡い甘さと香ばしさ。イイ感じ。口に含んだ第一印象はやはり甘さ。そして軽いほろ苦さが来て再度舌先を中心に甘さが広がる。後味も甘さが勝つが、あっさりしているので悪くない。お湯割りより前割しておいてレンチンしたやつの方が若干雑味感が少なく感じるが、目分量で大体で作ってるお湯割りと計量カップで量って準備した前割焼酎の濃度差かもしれんね。
2023年11月13日
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開栓中焼酎置き場に空きがあって、まぁまぁ暇なので久しぶりに新しい焼酎を開けたよ!本日の一本は壱岐の蔵酒造の「壱岐の島」。壱岐の島地域の麦焼酎ブランド「壱岐焼酎」の一つで、壱岐焼酎は米麹を用いた麦焼酎であるというのが特徴のようだ。なおこの「壱岐の島」は減圧蒸留の原酒と常圧蒸留の原酒をブレンドしているらしい。720ml瓶を680円で買って、焼酎置き場にしまっておいたという記録が残っているが、何時のことだかとんと覚えていない。つーか値段的に安売りしてたのを見つけて買ったんだろうな……。開栓して瓶口から香る香りは若干ねっとり濃厚な甘い香りで、清酒の様な雰囲気がある。初日なので今日はロックで一杯。ロックグラスを口に近づけた時に感じる香りは、フルーティで軽やかでいて、やはい清酒の様な香り。これが米麹の効果なのだろうな……。口に含んだ第一印象は淡い甘み。次いで、ほろ苦さが口に広がる。含み香はフルーティな甘い香りで、全体として飲みやすい。そして後味はあっさりしている。嫌味のない飽きの来ないタイプだ。減圧蒸留ブレンドなので全量ロックで飲む予定。[麦焼酎]24本まで同梱可★25度 壱岐の島 720ml 1本 壱岐の蔵酒造価格:920円(税込、送料別) (2023/8/20時点)
2023年08月20日
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久しぶりに死蔵していた未知の焼酎を開けてみることにした。つーことで本日開けたのは富士錦酒造の「黒米仕込焼酎 百笑一喜」。米と米麹、黒米で仕込んだ米焼酎だ。特徴は伊豆松崎の石部棚田で栽培された黒米の使用らしく、棚田文化(?)の維持、継承などを目的とするプロジェクト的なモノで作られた焼酎らしい。情報の信頼性は微妙だが、常圧蒸留で造られている模様。近所のスーパーで720ml瓶を5%の消費税込1,260円で購入したまましまってあったものだ。開栓し、瓶口から漂う香りは甘くフルーティな清酒のような香りだ。いつものようにロックで頂く。ロックグラスから感じられる香りは、瓶口直に比べて甘みが和らいだ一方、フルーティさが増した印象。口に含んだ第一印象は、淡い甘み。これはマジで淡くて地味に思えたが、次いでほろ苦さと旨味が舌に回る。後味には第一印象で感じた淡いものではないはっきりした甘みが残るが、それがスッと引く感じで悪くない。結果甘みが二段構えで攻めてくるように思える。面白い。飲んでみた結果、常圧蒸留っぽさもあるが減圧蒸留っぽさもあるように思えて、個人的には良く分からなくなったが、全量ロックで飲む方が良さそうだな……と思ったのでそうしますよ!ふるさと納税の返礼品にもなってますなぁ。【ふるさと納税】黒米焼酎 百笑一喜(ひゃくしょういっき)価格:5,000円(税込、送料無料) (2023/6/22時点)
2023年06月22日
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諸事情によりもう既に飲み終わった焼酎の話だが……。開栓中焼酎置き場に空きが出来たので新しいのを開けたよ!今回開けたのは白玉醸造の「魔王」。芋焼酎界で3Mと言われるプレミア付き焼酎の一角だ。特徴は黄金千貫を黄麹で醸し、減圧蒸留で造られた芋焼酎だ。仕様からしてnot for meだという先入観あり。なので入手にも力を入れていなかったし、以前焼酎が売りの飲み屋で一度試したこともあって、その結果やはりnot for meを確信していたのだが、ちょっと前に適切価格で入手することが出来たので今回いつものように試して行くぞ! 720ml瓶を10%の税込み1408円で購入した。栓を開け、瓶口から感じる香りは清酒のようなフルーティな香り。初日なのでロックで一杯。口に含んだ第一印象は甘み。続いてほろ苦さを感じる。含み香はやはり清酒のようなフルーティな香り。そして飲んでもやはり芋焼酎らしさは皆無。なお後味はあっさりしている。総じて米焼酎的な印象だが、減圧蒸留的な揮発性の高い成分感もなくさりとて芋感、米感もなく、純アルコールを目指してますか? という雰囲気。減圧蒸留なので最後までロックで飲む感じで行きますわ。
2023年04月14日
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開栓中焼酎置き場に若干の余裕が出来たので、新しい焼酎を開けるぞ!つーことで今回開けたのは大和桜酒造の「進取大和桜」。黄金千貫を白麹で仕込み、常圧蒸留で仕上げたオーソドックスな芋焼酎だ。特徴は手仕込み、全量かめ壺仕込みといった辺り。また「進取」は新酒という意味で、仕込んでからの期間の若い焼酎だけを使用した期間限定の商品らしい。散歩途中にある酒屋で1升瓶を10%の消費税込み2750円で購入してきたもの。開栓した瓶口から感じられる香りはねっとり感の強い甘い芋焼酎の香りで、うっすらとフルーティさがある。何時ものように、初日はロックで一杯。ロックグラスを口に近づけた時に感じる香りは、若干ねっとり感が薄れた甘い香り。ねっとり感の代わりにフルーティさが増している。口に含んだ第一印象は、淡い甘み。次いでほろ苦さが来た直後に強烈な甘さが口内に広がる。含み香には香ばしさがあり、舌で感じる甘さと相性が良い。後味は甘い余韻が長く残る感じだがくどさはなく、食べ物の味の邪魔はしない印象。良い。日を変えて6:4のお湯割りを試してみた。グラスを口に近づけた時に感じるのはロックの時よりもねっとり感を残した甘い香り。口に含んだ第一印象は淡い甘み。続けてほろ苦さを感じ、直後に口いっぱいに旨味が広がる。後味にはやはり旨味の余韻が長く残るが、くどさがなく食事の邪魔にならないのはロックの時と同様だ。イイね!更に日を変えて予め6:4で割り水しておいたものをレンチンして試してみた。口に含んだ第一印象はやはり淡い甘み、次いで口いっぱいに旨味が広がり、その後ほろ苦さを感じる。お湯割りの時と感じる印象の順序が異なるのはたまたまか? 後味はロック、お湯割りの時と同様で、旨味の余韻が長く続くが、くどさはなく、食事の邪魔にならないという感想。基本的にはお湯割りと相似形なのでロックやお湯割りでサクッと行くのが良さげ。【ポイントUP中】[新焼酎] 芋焼酎 大和桜 進取 やまとざくら 25度 1800ml 大和桜酒造 いも焼酎 鹿児島 酒 お酒 ギフト 一升瓶 お祝い バレンタインデー 退職祝 宅飲み 家飲み あす楽価格:2750円(税込、送料別) (2023/2/9時点)
2023年02月09日
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開栓中焼酎置き場に空きが出来たので、久しぶりに新しい焼酎を開けますよ!つーことで本日の1本は国分酒造の「さつま国分 全量新焼酎」。ラベルに令和四年度いも製と書いてあるように今年仕込んでできた焼酎だけを瓶詰したモノらしい。特徴は芋の種類でコナイシンという品種の芋を用いているそうだ。にわかの私的には初めて見た名前の芋だ。また米麹には地元のミナミヒカリという米を用いているという。ウォーク途中にあるイイ感じの酒屋で900ml瓶を10%の税込み1,254円で購入した。栓を開けた時に瓶口から香るのはねっとり感のある芋焼酎らしい香り。これは期待できるやつ。初日なので今日はロックで1杯。ロックグラスを口に近づけた時に感じるのはほっくり感のある甘い芋焼酎の香り。ねっとり感は薄れあっさりフルーティな甘い雰囲気だ。口に含んだ第一印象はほろ苦さ。そして直後に強烈な甘さが口の中いっぱいに広がり、一旦ほろ苦さが覆い隠されるものの、遅れて口の中いっぱいにほろ苦さも広がる。中々面白い。後味には旨味の余韻が長く残る印象だが、食べ物の味の邪魔をするようなくどさはなく食中酒としてイイ感じ。お湯割りなど他の飲み方は後日。追記) 6:4のお湯割りを試してみた。(2022-12-04)グラスを口に近づけた時に感じる香りはねっとり系の甘い芋焼酎の香り。期待できるやつ。口に含んだ第一印象は甘さ。そしてほろ苦さがあり、含み香には香ばしい感じもある。口に馴染んできても、含んだ時に甘み、そしてほろ苦さというのが繰り返される感覚が続く。悪くない。後味はロックで試した時よりもあっさり感はあるものの旨味の余韻が続く印象だ。追記その2) 前日の内に6:4で割り水しておいたものをレンチンして試してみた。(2022-12-12)ぐい呑みを口に近づけた時に感じる香りは、お湯割りの時よりねっとり感は控えめだが、とても甘そうに感じる香り。口に含んだ第一印象は淡い甘み。次いでほろ苦さを感じたところで口の中いっぱいに甘みが広がる感じ。含み香にはやはり若干香ばしさがあり、後味には旨味の余韻が残る。お湯割りの時と比べての差異はこれは口に馴染んでくると甘みが目立たなくなり、これはこれで飲み飽きないだろうイイ感じの味わいになってくる。これもイイね!さつま国分 全量新焼酎【2021年】 芋25度900ml価格:1156円(税込、送料別) (2022/12/2時点)
2022年12月02日
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前回開けた寝太郎が空いたので、次を開けたよ!今回の焼酎は堤酒造の「吟球磨 堤」。黄麹仕込みで減圧蒸留で造られた米焼酎だ。記録が見当たらないので正確にいつ買ったモノか不明だが、恐らくこれも消費税が5%だった時代に720ml瓶を税込み1050円で購入して死蔵してあったものだ。開栓して瓶口から漂う香りは甘い清酒っぽい香り。最近試した米焼酎は大体こんな系統の香りで、減圧蒸留の米焼酎の香りとしては標準的であるのだろうな。初日はロックで一杯。ロックグラスで近付けて感じる香りはやはり甘いが、ややバナナっぽい雰囲気のフルーティさがある。珍しい。口に含んだ第一印象は甘い。が、直後にほろ苦さを感じる。甘みは淡く落ち着いた穏やかなモノでイイ。後味はあっさりしていてすっと引く感じで、これはなんぼでも飲めそうに思えるあかんやつ。なおこの焼酎もやはり減圧蒸留らしさが良いと思うので、全量ロックで飲むことに決めた!
2022年10月01日
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久しぶりに新しい焼酎を開けたんだった。今回開けたのは永山酒造の「寝太郎 黒麹仕込み」。720ml瓶を980円で購入したと記録がある。これ消費税5%の時代だ。長いこと寝かしておいたもんだな。栓を開けた時に感じた香りは甘くフルーティな清酒的な香り。芋焼酎で良くあるねっとり甘い香りではなく、爽やかフルーティな甘い香り。思い起こせば先日のよろしく千萬あるべしもこんな雰囲気だったので、これは米焼酎として特に珍しいというわけではないのかもしれない。いつも通り初日はロックで一杯。ロックグラスを口に近づけた時の香りはフルーティさが若干弱まって、より酒っぽさが強まった。続けて口に含んだ第一印象は軽い甘さが勝つが、若干アルコールっぽさが目立つ印象。ただしそれは直ぐに口に馴染み気にならなくなり、馴染んでくると甘さと若干のほろ苦さが感じられるようになる。後味は甘い余韻が長く残る感じ。これは温めたら特徴が全部飛ぶ奴じゃないか? と思って確認してみたら、やはり減圧蒸留による焼酎だった。なるほど……。ならば全量ロックで飲みつくすことにするとも。これまでの経験的に減圧蒸留の焼酎はイマイチに思うことが多かったが、米焼酎ではそうでもない気がしてきたのは良い収穫かもしれない。
2022年09月10日
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開栓中焼酎置き場に空きが出来たので久しぶりに未体験焼酎を一本行っといたぞ!つーことで本日開けたのは八海醸造の「よろしく千萬あるべし」。米と米麹(黄麹)と酒粕から造って減圧蒸留された米焼酎だ。720ml瓶を消費税込み1155円で買って仕舞い込んであったもの。なんと消費税5%時代のものだ!開栓して瓶口から感じられる香りは正に清酒……と思ったが、良くある清酒よりも甘くフルーティな雰囲気の香り。飲んだらこの香りとはマッチしねぇ……となるだろうなと思わせるが、これはイイ。さて今日は初日なのでロックで一杯。ロックグラスを口に近づけた時に感じるのはやはり甘くフルーティな清酒っぽい香り。ロックでも変わらず。そして口に含むと……ひんやり感と甘い雰囲気がありつつ、ほろ苦さが勝つ。悪くない。含み香は甘くフルーティで、後味はさらっと甘いが軽い雰囲気であっさりしている。飲みやすい。やはり減圧蒸留っぽいひんやり感がある。この甘くフルーティな香りとは非常にマッチしていて悪くないが、温める系の飲み方は向いてないよな!つーことで、このまま全量ロックで飲むことに決定です。よろしく千萬あるべし 米焼酎 25度 720ml [八海醸造 新潟県]価格:1080円(税込、送料別) (2022/6/23時点)
2022年06月23日
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開栓中焼酎置き場が空いて、何か新しいのを……と在庫を物色していたところ、買って仕舞い込んだまま放置していたイイ感じのを見つけた。つーことで、本日開栓したのは宝酒造の「十割」。そばとそば麹で醸した十割そばならぬ十割そば焼酎で、常圧蒸留で仕上げたものらしい。消費税が5%の時代に税込み968円で500ml瓶を買って仕舞い込んであった。つーか消費税5%時代って意外に最近だった……。開栓して瓶口から感じるのはねっとりと甘い香り。そばの香り! ってことはないような……。さて、何時もと同じで初日はロックで一杯。ロックグラスを口に近づけた時に感じるのはすっきりフルーティな香り。この段階でややそばっぽさを感じる。グラスに注いだことや氷で薄まったことで香りが広がりやすくなってるということなのだろう。まぁまぁ良くあることだよな。口に含んだ第一印象は香ばしさ。裸麦系麦焼酎で香ばしい! と感じるような意味で、これは分かりやすく香ばしい。他ではなかなか感じられないレベルで香ばしく、それだけで珍しく思う。そして舌で若干のほろ苦さを感じるが、香ばしさにマッチしている。含み香ではフルーティさが勝ち、後味には若干癖のある甘みがあるもののくどさはなく、すっと引く感じで、総じて旨い。お湯割りなどの飲み方は後日。追記) 6:4のお湯割りを試してみた。(2022-05-18)グラスを口に近づけた時に感じるのは甘く若干香ばしい香り。口に含んだ第一印象は淡い甘さとほろ苦さ。口に馴染むと甘みが強く感じられるようになるが、最初はとても淡い。後味はすっと引く印象。総じてロックでの時よりも甘さが強く感じられる。ロックで飲んだ時の方が特別感があったように思う。父の日 そば焼酎 十割 そば全量 25度 500ml 焼酎 宝価格:858円(税込、送料別) (2022/5/16時点)
2022年05月16日
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先日開けた米焼酎「白鯨」が空いたので、次の焼酎を……ということで、寒くなったことだしやっぱりここは芋焼酎だな! と、最近未体験焼酎の在庫が乏しくなったので買ってきたばかりのやつをチョイス。今回開けたのは、鹿児島酒造の黒瀬杜氏伝承蔵(ブランド?)の「阿久根」。黄金千貫をS型白麹で仕込み、常圧蒸留で造った芋焼酎で、ウォーク途中に通り掛かりがちなイイ感じの酒屋で1.8l瓶を税込み2270円で購入したもの。なおS型白麹ってなんだ? と今これを書くために調べてみたが、強力に甘みを引き出すのが特徴の白麹らしい。開栓して瓶口から感じられるのはほっくり系の甘い芋の香り。初日にはいつものようにロックで一杯いったわけだが……。グラスを口に近づけた時に感じるのは爽やかフルーティな感じの甘い香り。その陰にうっすらと香ばしさもある。口に含んだ第一印象はほっくり甘い感じの芋っぽい味わい。当初あっさり軽い雰囲気に思えたのだが、実のところどっしりとした存在感のある味わいだった。後味には甘い余韻が長く残る印象だ。日を変えて6:4のお湯割りを試してみた。グラスから感じるのははっきりと甘い香り。口に含んだ第一印象も甘みが勝つ。若干のほろ苦さと共に含み香には香ばしさもあり、イイ感じの芋焼酎らしい味わいだ。お湯割りでも後味に余韻が長く残る印象だ。凄く甘い芋焼酎だなぁという印象だったが、これがS型白麹の特徴なんだな。次は前割からのレンチンを試す予定。追記) 6:4で予め割り水しておいたものをレンチンして試してみた。(2021-12-11)ぐい呑みを口に近づけて感じるのは軽い甘さと香ばしさ。口に含んだ第一印象は淡い甘さ。次にちょっと辛味があるかな? と思っている内に濃厚な甘みが広がる。最初の淡く感じた甘みが後からバーンと出てくるのが面白い。そして後味に軽いほろ苦さが表れてきてスッキリした雰囲気を残す。旨い。久しぶりにお湯割りと違った印象に感じられる焼酎に当たったなぁ。【ポイントUP/楽天スーパーSALE期間限定】[特約店限定] 芋焼酎 阿久根 あくね 25度 1800ml 鹿児島酒造 いも焼酎 鹿児島 焼酎 酒 お酒 ギフト 一升瓶 お祝い 宅飲み 家飲み クリスマス お歳暮 御歳暮 あす楽価格:2284円(税込、送料別) (2021/12/6時点)
2021年12月06日
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先日開けた甜を飲み終えたので新しいのを……と焼酎置き場をチェックしていた所、米焼酎の在庫が一向に減ってないことに気付いた。つーことで今日は米焼酎を開けようと選んだのが薩摩酒造の「白鯨」。米を白麹で醸して常圧蒸留で造られる米焼酎だ。720ml瓶を消費税が安かった時代に998円で買って焼酎置き場に死蔵していたものだ。個人的な経験的に手に入りやすい米焼酎は減圧蒸留であることが多いような気がする中、珍しく常圧蒸留なので期待している。開栓して瓶口から香るのは清酒とも共通するようなフルーティな雰囲気の香り。さて初日の今日はいつも通りにロックで一杯。ロックグラスを口に近づけて感じるのはフルーティさで、瓶口から感じたものより「フルーティ」という形容がよりマッチするような華やかな香りだ。口に含むと第一印象は何もかもが控えめな感じ。しかし舌に馴染むと甘く、微かにほろ苦い印象に変わる。旨い。含み香でもやはりフルーティさが目立つ。そして後味には軽く甘い印象が残る印象だ。追記) 6:4のお湯割りを試してみた。(2021-11-18)グラスを口に近づけて感じるのは清酒と共通する感じのフルーティな香り。口に含むと軽やかに甘い。そして少しほろ苦い。後味には甘い余韻が長く残る印象だ。悪くない。やはり私は常圧蒸留で造られる本格焼酎が好みのようだ。◎薩摩酒造 純米熟成焼酎 白鯨 720ml【1.8Lまでの商品なら6本まで1個口送料】【なくなり次第販売終了】価格:1000円(税込、送料別) (2021/11/16時点)
2021年11月16日
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自家製梅酒味見強化期間が続いて中々焼酎置き場に余裕がなかったのだが、やっと前回開けた貴匠蔵を飲み切ったので、新しい焼酎を開けた。今回開けたのは岩川醸造の甜。黒麹仕込みで常圧蒸留で造られるオーソドックスな芋焼酎だ。栓を開けて瓶口から漂うのはねっとり系の香りだが、甘さの中に辛口の雰囲気のある香りだ。さて初日にはいつも通りにロックで一杯。ロックグラスを口に近づけて感じるのは甘く、香ばしい香り。ねっとり感はなく、甘い芋焼酎っぽい香りだ。口に含むと甘く、ほろ苦い口当たり。含み香にはやはり香ばしさがあり、飲みやすい。後味は甘い余韻がありつつすっと引く感じ。日を変えて6:4のお湯割りで一杯。グラスを口に近づけて感じるのは、甘い芋焼酎らしい香り。期待できるやつ。口に含んだ第一印象は甘さが勝つ。そしてほろ苦さが続き、含み香に若干の香ばしさを感じる。総じてロックで感じた印象に似ている。後味は甘い余韻が長く残る印象だが、ほろ苦さと相まってくどく感じることはないので良い。ロックとお湯割りで飲んだ限り良い芋焼酎で、芋焼酎飲みたいなぁって気分の時に飲んで裏切られる心配はない。イイね!岩川醸造の芋焼酎としては以前「おやっとさぁ」を飲んだが、その時に感じたある種のハーブ風の一風変わった雰囲気はこの甜にはない。追記) 前日の内に6:4で割り水しておいたものをレンチンして試してみた。(2021-11-04)口に近づけて感じるのはほっこり系の穏やかな芋焼酎の香り。口に含むと甘さとほろ苦さが同時に感じられる。そして含み香におやっとさぁで感じたような東洋ハーブ感のある香りが微かにあるような気がする。後味はあっさりとした甘みとほろ苦さがすっと引く感じ。【芋焼酎】甜(てん)25度 720ml価格:1347円(税込、送料別) (2021/10/31時点)
2021年10月31日
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去年のGoToEatキャンペーン開始以降、近場でぼっち飲み活動に励んでいたため、家で飲む機会がとんと減っていたのだが、非常事態宣言に合わせた「要請」により飲食店で酒類が提供されない日常が始まってしまった。残念!つーことで久しぶりに家飲みしていての数日前、去年の6月に開けた木場を漸く飲み切った。丸々11か月経過してるのかよ! ビビるわ。なので今日は久しぶりに新しい焼酎を開けた。本坊酒造の「貴匠蔵」という芋焼酎で、黒麹、かめ壺仕込みで常圧蒸留のオーソドックスな芋焼酎だ。去年の11月頃に900ml瓶を税込み1,210円で買ってしまっておいたものだ。開栓して瓶の口から感じる香りは、ややねっとり感のある芋焼酎らしい甘い香り。期待できるやつ。さていつも通りに初日の今日はロックで一杯。ロックグラスを口に近づけた時に感じるのは、香ばしさ。ねっとり甘い香りはどこかへ行った。続けて、口に含んだ第一印象ではほろ苦さが勝つ。その後口内に甘い芋焼酎らしい風味が広がるが、後味では再度軽いほろ苦さが目立つ。これは中々珍しい感覚だ。お湯割りその他の飲み方は後日。追記) 6:4のお湯割りを試してみた。(2021-05-05)グラスを口に近づけた時に感じるのはやはり香ばしさ。お湯割りでもほろ苦香ばしい系で日本茶で言ったらほうじ茶系の立ち位置になるやつなのかなぁ……と感じた。が、口に含んだ第一印象では甘みが最初に来た。続けてほろ苦さが口内に広がる。ロックで感じた時と完全に順序が逆転していて非常に面白い。後味には旨味の余韻が長く残る感じだが、ほろ苦さとのバランスが良く、くどさは無い。この焼酎はロックで飲むよりも断然お湯割りが好みだ。追記その2) 6:4で予め割り水しておいたものをレンチンして試してみた。(2021-05-07)ぐい呑みを口に近づけた時に感じるのは甘くて僅かに香ばしい香り。お湯割りの時よりも甘く感じる。口に含んだ第一印象は甘く、次いでほろ苦い。これはお湯割りの時と同様の印象だ。香りや味わいで感じたお湯割りとの微妙な差は、お湯割りが目分量で大雑把に割っているのに対して前割では計量カップで量って割っているという濃度の差によるものだと思う。つーことでお湯割りと前割では同着という判定にする。それなら手軽なお湯割りだな!本坊酒造 本格芋焼酎 黒麹かめ壷仕込み 貴匠蔵 25度 900ml価格:1133円(税込、送料別) (2021/5/3時点)
2021年05月03日
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開栓中焼酎が一本空いたので、早速次の一本に挑戦した。つーことで本日開栓したのは木場酒造の「木場」。黄金千貫を吟醸用黄麹で醸し常圧蒸留で造られた焼酎だ。特徴は黄麹であること以外にもあり、ワイン酵母を用いてマロラクティック発酵という方式(?)で造られているという。ウェブで検索して解説を見たりしたが、その効果は勿論さっぱりわからないwなお、必要不急の散歩コースにある酒屋で1.8l瓶を10%の消費税込み2970円で購入した。特約店限定ということで通販で買うのは難しそうだ。開栓して瓶口から感じられる香りはほっくり感のある甘い香り。このほっくり感はなかなか珍しいように思う。初めての芋焼酎がこれだったらあぁなるほど芋焼酎ってこういう感じなのね……と勘違いしてもおかしくない芋っぽさではあるが、面白い。さて、本日は初日なのでロックで一杯。ロックグラスを口に近づけた時に感じたのは、甘く華やかな香り。ねっとり感は無く華やかというにふさわしく思う。これも珍しい。口に含んだ第一印象では甘みが勝る。そして最初に感じた香りにマッチするほっくり感もある。含み香には若干の香ばしさ。全体として良くある芋焼酎っぽさはない。またはっきりと甘いがさっぱりとしていて飲みやすい。黄麹仕込芋焼酎特有の日本酒の香りを彷彿とさせる類の香りもうっすらと感じられるものの、その主張は控えめで、過去に経験した黄麹仕込芋焼酎とは一線を画している。悪くない。お湯割り他の飲み方は後日。追記) この焼酎は"ソーダ割り"でも美味しくいただけます……と説明書きにあったので、6:4の炭酸割を試してみた。(2020-06-06)グラスを口に近づけた時に感じる香りはホックり感のある(純粋な)芋っぽい香り。口に含むと穏やかな甘みが感じられる。また独特の華やかな香りは含み香として感じられる。炭酸で華やかさは広がる感じもある。が、全体として何もかもが控えめになった印象。6:4と焼酎多めで、通常の芋焼酎のお湯割りならここまでボケた感じにはならないと思っていたが、炭酸割ではダメか。普段水割りにはしないから温度のせいかもしれないなとは思うが……。尚、「強炭酸」水で割っても6:4では炭酸感はかなり控えめになってしまうので、その方面でも残念。逆にもっと薄めに割って炭酸感強めが良いのかもしれない。追記その2) 1:3の炭酸割を試してみた。(2020-06-08)香りは大分淡くなったが、それでも木場らしい芋っぽい香りがある。口に含むと、舌に感じられる味わいとしては芋焼酎らしさがほぼないかもしれない。が、仄かな含み香などでは木場の雰囲気が感じられる。炭酸水多めな分炭酸の刺激はあり、それと仄かな木場の雰囲気との組み合わせは、案外アリだな! と思った。6:4で何もかもが控えめになったモノと比べると炭酸感に振った分こちらの方が敢えて炭酸で割った意味が感じられて良い。炭酸で割るなら炭酸強めに限るね!追記その3) 6:4のお湯割りを試してみた。(2020-06-14)グラスを口に近づけた時に感じる香りは、微かな香ばしさと若干柑橘っぽいフルーティさのある香り。口に含むと甘く、香りにマッチする(?)ツンとした謎の風味がある。程好いほろ苦さもあり、舌触りの甘さの割にくどくは無いので飲みやすい。が、冷たい方がこの焼酎の特徴が活きる気がする。メーカーのおすすめ度合いでもロックが◎、水割りが〇、お湯割りが〇という感じだったので、お湯割り推しではないようだし。残りはロックで楽しむ予定。暑い季節になったこともあるしな。
2020年06月04日
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開栓中焼酎置き場に隙間が出来たので、今日は新しい焼酎を開けることにした。本日の一本は、八千代伝酒造の「むろか 八千代伝」。黄金千貫を白麹と黒麹でそれぞれかめ壺仕込みで醸し、常圧蒸留で作った原酒をブレンドして作ったものらしい。八千代伝酒造は先代(?)で一時操業停止していた所を当代が再開した蔵ということで、当初新鮮な原料芋の入手に苦労したそうで、今では自社農場で芋の栽培まで手掛ける総合芋焼酎酒造とでもいうべきメーカーになっているそうだ。ウォーク途中に通りがかった酒屋で1800ml瓶を10%の税込み2530円で購入した。栓を開けて瓶口から感じられるのは、芋焼酎的というよりむしろ純粋な甘いサツマイモっぽい匂い。これは珍しい感覚だ。初日なのでロックで一杯。ロックグラスを口に近づけた時に感じるのは、甘く、仄かな香ばしさもある淡い香り。自己主張は控えめな印象だ。口に含むと、第一印象では甘さが勝つが若干アルコールっぽさが目立ち、期待外れか? と思った。が、直ぐに口に馴染み、芋焼酎らしい旨味が感じられるようになる。また僅かなほろ苦さもあり、仄かな香ばしさと相まってスッキリした後味だ。これに加えて若干えもいわれぬ風味がある。初めてではないが、これは珍しい感覚。何だったかと記憶を探りつつ過去の記録を見たところ、「荒濾過 種子島金兵衛」で感じたものに近い気がする。米麹由来っぽい香りだという想像が今回もしっくり来るが、この風味は「むろか」によるものかな?お湯割りその他の飲み方は後日。追記) 6:4のお湯割りを試してみた。グラスを口に近づけた時に感じるのはねっとり感のないさわやかな、だがはっきりと甘い香りだ。口に含むと、第一印象から旨味強めの甘い味わい。含み香には若干の香ばしさがある。後味には旨味の余韻が長く残る印象だが、くどさはないので飲みやすい。(2020-04-24)追記その2) 前日の内に6:4で割り水しておいたものをレンチンして試してみた。ぐい飲みを口に近づけた時に感じるのは甘く、やや香ばしい匂い。ロックやお湯割りの時に比べて芋焼酎らしいねっとり感がある気がする。口に含んだ第一印象は濃密な甘み。直後にほろ苦さあるが、含み香で感じられる香ばしさと相まって嫌な感覚ではなく、長く残る余韻からくどさを消している。飽きずにのめる予感。(2020-04-26)3種類の飲み方を試した感想として、この焼酎では芋焼酎らしさというよりむしろ芋そのものが強く感じられるように思える。これはこれで悪くない。芋焼酎25° 八千代伝 むろか 1800ml価格:2530円(税込、送料別) (2020/4/22時点)
2020年04月22日
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今日は久しぶりに家の開栓中焼酎置き場に余裕が出来たので、すかさず新しい焼酎を開けることにした。つーことで開けたのは佐藤酒造の「白麹仕込 佐藤」だ。黄金千貫を白麹で仕込み、常圧蒸留して作られた原酒を数年熟成させたものと言われている。ちなみにこれは1月末に開けた佐藤とは麹違いになる。黒麹仕込の佐藤を購入したのと同じ散歩途中で立ち寄ったイイ感じの酒屋で1800ml瓶を10%の税込み3520円で購入したものだ。開栓した瓶口から感じられるのはねっとり系の芋焼酎らしい香り。癖は無いがしっかりした芋焼酎らしさがあるので期待できる。今日は初日なのでロックで一杯。ロックグラスを口に近づけた時に感じた香りは、瓶から直接感じたものより警戒でねっとり感のないあっさりとしていながらハッキリ甘い香り。口に含むとほろ苦さがありつつも甘い味わいが第一印象にして絶大。後味としてはっきりとした余韻が長く残る印象だが、甘ったるさはないのでくどさはなく飲みやすい。黒麹仕込 佐藤より余韻が残る気がするのは気のせいか? 比較が必要だな!お湯割りその他の飲み方は後日のお楽しみとする。追記) 6:4のお湯割りを試してみた。グラスを口に近づけて感じる香りはねっとり感のないフルーティな甘い香り。口に含むと第一印象では甘さが勝り、そこに若干のほろ苦さがある。旨い。お湯割りでもロックで感じたのと似た印象だ。後味では甘み、旨味より若干ほろ苦さが勝り、そのおかげか余韻が残る割にあっさりとした印象で悪くない。黒と白でお湯割りなら白を選びたい。(2020-04-06)追記その2) 前日の内に6:4で前割しておいたものをレンチンして試してみた。ぐい飲みを口に近づけた時に感じるのは甘い香りと香ばしさ。口に含んだ第一印象は淡い甘さ。そして若干のほろ苦さ。旨い。後味はあっさりしているがほろ苦香ばしい感じで良い。お湯割りの時よりも上品な印象で、その分自己主張が控えめに思えるが、これはお湯割りの時の濃度が大雑把すぎたせいかもしれない。要調査だな! (2020-04-08)
2020年04月04日
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先日ウォーク中に立ち寄った酒屋で良さそうな焼酎があったのですかさず購入しておいたのだが、今日はそれを開栓した。やったね☆彡吃驚するほど間が空いたが、久しぶりの初めて飲む焼酎との出会いだ。本日開栓したのは、佐藤酒造の「黒麹仕込 佐藤」である。黄金千貫を黒麹で仕込み、常圧蒸留で作った原酒を最低でも数年程度熟成させたものだと言う。同酒造のさつま黒とは同じ原酒で熟成期間が違うものという説をどこかで見かけた記憶がある。720ml瓶を10%の消費税込み1840円で購入した。アルコール度数は25度。あれば1升瓶で買いたかったが無かったので4合瓶にした。以前さつま黒やさつまを購入した酒屋で、もしかしたら正規代理店かもなと想像していたが、当りだったようだ。同時期に「白麹仕込 佐藤」の1升瓶も購入できて幸運だった。開栓して瓶口から感じるのはねっとりとした芋焼酎らしさと微かな香ばしさだったが、ねっとり感の割にもしかして案外甘くはないかも? と思わせる若干変化球気味の香りだ。さて、開栓初日なので今日はロックで一杯。ロックグラスから感じるのは甘く香ばしい香り。氷で冷えたせいか、あるいは僅かながら薄まった効果か定かではないが、ねっとり感が薄れてかえって甘さを感じる。口に含んだ第一印象ははっきりとした甘さ。香りで抱いた先入観とは完全に違っていて、これはちょっとした驚きだ。香りから想像していたほど甘くないという経験はこれまで多くしてきたが、今回のような逆パターンは非常に珍しく思う。なお、口当たりは甘いが、ロックであるせいかさっぱりとしており、後味のすっと引く印象も良い。お湯割り他の飲み方は後日のお楽しみとする。追記) 6:4のお湯割りを試してみた。グラスを口に近づけた時に感じるのは多少香ばしさのある、仄かに甘い芋焼酎らしい香り。口に含むと、口当たりは控えめに甘く、ほろ苦い。後味はうまみの余韻が長く残る印象だ。(2020-01-29)追記その2) 前日から6:4で割り水しておいたものをレンチンして試してみた。ぐい飲みを口に近づけた時に感じるのはお湯割りの時よりも穏やかな感じではあるものの、やはり芋焼酎らしい甘い香り。そして口当たりはやはり控えめに甘く、ほろ苦い。含み香に若干の香ばしさがある。そして後味はうまみの余韻が長く残る印象で、総じてお湯割りと同じような感想だ。これならお湯割りの方が手軽でイイね! (2020-01-31)寒い季節なのでお湯割りが嬉しいのだが、それでもこの焼酎の特徴はロックで飲んだ時に目立つように感じる。
2020年01月27日
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連日の雨が止んだら、また夏が戻ってきた。暑い。マジで。こういう日には気分を変えてロックで飲みたい焼酎を開けよう! つーことで本日は久しぶりに黒糖焼酎を開栓。本日の一本は町田酒造の「奄美の杜」。どうやら里の曙の長期貯蔵版のようで、最低でも3年貯蔵した原酒を用いた商品らしい。里の曙を開けた時にはこの違いに気付いてなかったので、単なるラベル違いだと思っていた。開けた瓶は900ml瓶を税込1280円で買ったもので元々長期貯蔵された奄美の杜を自宅の焼酎置き場に更に6年以上置いていたことになる。開栓して瓶口から感じられる香りは、甘くフルーティな香り。植物感のある香りだ。早速ロックで一杯。ロックグラスからの香りもやはり甘く、そしてフルーティ。口に含んでの第一印象は香りからの期待と違わず甘みが勝つ。そして若干のほろ苦さもある。含み香は甘いとか香ばしいとかではなくフルーティな植物っぽさが目立つ。里の曙もこんな感じだったように思うが、昔のこと過ぎてはっきりしない。ただし、全般的に濃くなっているような気がした。とはいえ「これが黒糖だ!」というような太さはないあたりが、やはり減圧蒸留ということなのだろう。里の曙でも感じたが減圧蒸留の黒糖焼酎はフルーティで植物っぽい香りがあり、麦焼酎や米焼酎にある穀物っぽさがなくて飲みやすい。これも悪くないが個人的には常圧蒸留の太さが好ましい。【お酒】 奄美の杜 長期貯蔵 黒糖焼酎 単式25度 900ml 【同サイズ製品12本まで1送料です】【ケース売商品との同梱不可】価格:1197円(税込、送料別) (2019/6/18時点)
2019年06月18日
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焼酎置き場の空間に若干余裕がなくなってきたこともあり、先日前の一本が空いたのですかさず次の一本を開栓する流れに淀みがない今日この頃。まぁ、一昨日のことなのだが。つーことで、一昨日開栓したのは中村酒造場の「なかむら」。これまでに黒こうじ 玉露や玉露甕仙人を試し、期待の高い酒造場のイイ焼酎。黄金千貫を白麹で醸し、常圧蒸留でつくられるオーソドックスな芋焼酎で、特徴は麹に使っている米がカルゲン農法で作られていることらしい。要は米がイイってことなのかな? ちなみにこれは散歩中に見つけたイイ感じの酒屋で1.8l瓶を8%の税込3137円で購入して寝かせておいたものだ。場所によってはプレミア価格を付けて売られていたりもするが、ちょっと探せば普通の価格で買えるイイ感じの焼酎らしい。栓を開けて確かめた香りは、濃密で甘い芋焼酎らしいもの。否が応でも期待が上がる。さて、初日であった一昨日は通例通りにロックで一杯。グラスを口に近付けた時に感じた香りは、瓶から直接感じたものよりは若干あっさり感があるものの、やはり濃い芋焼酎の甘い香りが立つ。そして口に含んだ第一印象は、「濃い!」というもの。甘い印象だけでなく、「濃厚な芋」という感覚が強い。そして、若干のほろ苦香ばしさもある。飽きの来ない旨さ。後味にはほっくり甘い余韻が残る。くどさはないが余韻が長持ちする印象だ。本日は、6:4のお湯割りで一杯。グラスから感じられるのはやはり甘い芋焼酎の香り。旨いに決まっているやつ。口に含んだ印象は、ほろ苦甘いイイ感じの芋焼酎の味わい。期待に違わず。後味はロックで飲んだ時と同様に、甘い余韻が長持ちする。ロック、お湯割りで試した限りでは、どっしりと濃い味わいがあるので、濃い味付けの食事に合わせても負けない強さがある。プレミア価格で買おうとは思わないが、普通に入手できるならちょっとイイ焼酎を飲みたいなって時に選んで満足できる一本だ。追記) 予め6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。香りは穏やかに甘く、ほっくり感のある芋焼酎の香りで悪くない。口に含むと淡い甘みと、若干のほろ苦さが感じられる。これも旨い。後味には甘い余韻が残る印象で、ロックやお湯割りの時とさして変わらない。これならわざわざ手間をかけてまで前割して準備するまでもないかなーという感想だ。そういえば、お湯割りで満足した焼酎で、前割してレンチンしたものがお湯割りを超える! と思ったことないな。(2019-06-06)なかむら 1.8L【鹿児島県】【芋焼酎・数量限定・昔ながらの純手造りの焼酎蔵・上品な香り・味わい・余韻】【贈答品】価格:3116円(税込、送料別) (2019/6/4時点)
2019年06月04日
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前回はロックで「森伊蔵」と「極上 森伊蔵」の飲み比べに挑戦し、無事正解したので、シリーズ第3回としてお湯割りで「森伊蔵」と「極上 森伊蔵」の飲み比べに挑戦してみた。前回同様に100均製品の1合徳利を2本用意し、それぞれに0.5合ずつを量って入れて「極上 森伊蔵」を入れたほうだけ徳利の底(裏)にセロテープ片を貼って「極上」と書いておく。その後シャッフルしてどちらがどちらかは底を見るまで分からない状態で中一日でそれぞれを6:4のお湯割りで飲んだ。初日。旨い。この旨さは「極上」だろ! と、思った。そして、一日開けた今日、もう一方を飲んだ。旨い。この旨さは「極上」だろ! と、思った。難しい。マジで。だが、強いて言えば今日飲んだものの方が、若干ほろ苦さが強めで、それでいて全体の雰囲気はそのままなので、若干濃いように感じた。これが先日覚えた「極上」の感覚だった。つーことで、今日飲んだ方が「極上 森伊蔵」だろうと判定。正解!案外当たるものだなぁw
2019年05月15日
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前回から実に6年以上経過しているが、これは試してみないではいられない! という状況なので、満を持して第2回チキチキブラインドテイスティングを敢行した。今回のテーマは、私は「通常版 森伊蔵」と「極上 森伊蔵」の違いを感じられるか!?つーことで、100均で買った2本の1合徳利にそれぞれ90mlずつを入れ、極上 森伊蔵を入れた徳利の底に「極上」と書いたセロテープを貼り付け、シャッフルしてどちらがどちらかはひっくり返して底を見るまで分からない状況に置いてから数日後、中一日で一本ずつ試してみた。ちなみに今回は両者ともロックでの挑戦です。まずは初日。香りを嗅いでみると、甘い芋焼酎の香りがする。旨そうだが、全くわからない。口に含んでみると、旨い。甘く、ほろ苦い最近味わった森伊蔵らしい味わいで旨い。だが、全くわからない。これは……。そして本日、もう一方を試してみた。香りを嗅いでみると、甘い芋焼酎の香りがする。旨そうだが、全くわからない。口に含んでみると、旨い。甘く、ほろ苦い最近味わった森伊蔵らしい味わいで旨い。そして微妙に舌触りがとろりと濃厚であるような気がする。つーことで、今日飲んだ方が「極上 森伊蔵」だろう……と予想。当たり。中一日で昨日は休肝日ということで、味の記憶が活きた結果に過ぎないと思う。先に極上で、今日通常版だったらどうだったかな? という疑問もあるがな!間にビールとか飲んで比較対象の記憶が薄れていたら、分からなかっただろうし、何の脈絡もなくこれを飲んで、どちらか当てろ! と言われても、当てられるわけないと思うわw
2019年05月11日
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出先に手土産として持って行き、そこで試したのでロックで飲んだ感想だけで終わっていた通常版森伊蔵の試飲の続きができたので、次はこれだ……ということで、平成最後の新規開栓焼酎は同じく森伊蔵酒造の「極上 森伊蔵」ということにした。これも、何時も抽選に参加しているデパ地下酒屋での抽選販売の結果正価で入手したもので、720ml瓶を8%の税込み5616円で購入してしまっておいたものだ。黄金千貫を白麹で醸し、常圧蒸留で造るオーソドックスな芋焼酎で、通常版との違いは「長期洞窟熟成」というところにあるようだ。芋焼酎業界ではトンネル熟成とかそういうのが流行ってるのね……。「極上」は高い――といっても通常版のプレミア(ぼったくり)価格の半額よりも安い程度――だけあって、箱が立派。そして栓が立派。なんかもう色々高級感溢れてる。捨てるために箱を分解するのがかなり面倒なところを見ると、この箱、作るのに相応の手間がかかっている高い箱なんだろうなぁ。でも、問題は味だよ。つーことで、早速開栓。瓶の口から感じられる香りは、甘い芋焼酎の香り。通常版より芋らしさがあるように思う。癖があるわけではないが。初日なので、今日はロックで一杯。ロックグラスを口に近付けた時に感じる香りは、軽くそして甘い香り。芋らしさは薄い。微かに香ばしさも感じられる。口に含んだ第一印象は、甘さとほろ苦さ。甘さもほろ苦さも通常版より強めに感じられるように思うのは、気のせいだろうか。これは調査が必要だ。含み香には、微かな香ばしさがあり、舌で感じる味とマッチしている。旨い。後味には甘くほろ苦い余韻がそのまま残る印象で、これも通常版の森伊蔵より長持ちするように感じる。いずれにせよ、特異な味わいではなく、飲み飽きないそして旨い芋焼酎であることは間違いない。お湯割りなど他の飲み方は後日調査する。追記) 6:4のお湯割りを試してみた。お湯割りグラスを口に近付けた時に感じるのは、甘く芋っぽい香り。香りにはっきりとした芋っぽさがある。口に含んだ時の第一印象も、芋っぽい甘さ。べたっとしたものではないが、芋焼酎らしい甘さだ。やはり若干のほろ苦さがあり、含み香に微かな香ばしさが感じられるのはロックで飲んだ時の印象に似ている。総じてロックで飲むより芋らしさが出てくる印象で、これは良い。甘さがべたっとしたものでないため、後味もあっさりしており飲み飽きない。無くなっちゃうから際限なく飲むことはできないけれども。(2019-05-01)追記その2) 6:4で前日の内に割水しておいたものをレンチンして試してみた。ぐい飲みを口に近付けた時に感じるのは、お湯割りの時よりも芋っぽさの薄らいだ甘い香り。甘い感じも弱まっているが、淡いというよりははっきり甘い感じ。そしてやはり香ばしさがある。口に含んだ時の第一印象は香りにマッチしたもので、甘さとほろ苦さが先に立つ。香り同様お湯割りの時よりも芋っぽさは薄れている。後味はあっさりしているのは変わらず。悪くはないが、これならお湯割りのがイイ。手間暇かけた甲斐はないように思う。(2019-05-03)
2019年04月29日
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1月に開栓した山ねこを飲み終えたので、次の一本を開けてやろう……ということで、今日は自宅焼酎置き場から新しい焼酎を引っ張り出してきた。今日開栓した一本は甲斐商店の「伊佐美」だ。黄金千貫を黒麹で仕込み、常圧蒸留で造られる芋焼酎であり、元祖プレミア焼酎としても知られている。デパ地下酒屋で正価での抽選販売に当選し、1.8l瓶を税込み2625円で購入して仕舞い込んでおいたものだ。開栓して瓶の口から感じられる香りは芋焼酎らしい甘い香りだが、癖はなく控えめで自己主張は弱い。初日なので、今日はロックで一杯。ロックグラスから感じられるのは瓶から直接感じられた時よりも更に淡い香りで、やはり自己主張は控えめ。口に含んだ第一印象は淡い甘み。だが、控えめな香りから持った先入観で想定したよりも大分甘さが強く感じられる。ほろ苦さもあり、そのせいかべたっとした甘さにはなっておらず、スッキリ飲みやすいバランスに仕上がっている。後味もさっぱりしており、すっと短時間で引く印象。これはいっぱい飲めるやつだな!お湯割りにも期待できそうに思うが、今日はここまで。追記) 6:4のお湯割りを試してみた。グラスから漂う香りには微かな香ばしさがあるものの、やはり控えめ。口に含んだ第一印象はほのかな甘みとほろ苦さだったが、口に馴染むと若干のアルコールっぽさが気になり始めるというこれまでの経験では余りなかったパターン。肴が合わなかったのかなぁ? (2019-03-05)追記) 予め6:4で割水したものをレンチンして試してみた。ぐい飲みからは仄かな甘い香り。ロックやお湯割りの時よりもはっきり甘い香りで、中々良い。口に含んだ第一印象はやはりほのかな甘みとほろ苦さ。お湯割りの時に感じたアルコールっぽさはなく、普通に旨い。温めて飲むならお湯割りより大分こっちが勝る印象で、今後この焼酎はお湯割りかこれで行くこととする。(2019-03-08)
2019年03月02日
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今日はぬり活動に勤しもうと午前中に家を出て近所のバス停へと向かったのだが、タイミングが悪く10分以上の待ち。そもそもの目的が散歩なので、次のバス停まで歩きつつ時間をつぶそうというプランで到着したら、待ち時間が3分程度になった。で、次のバス停までは行けないからそこで待つことにしたのだが、雪が降ってきた。喉がガラガラになってどう見ても風邪をひいているこの状況において雪の舞い散る中でのぬり活動は自殺行為に思えたので、そこで今日の予定はすべてキャンセルして引き籠ることにした。つーことで暇になったので今日は、昨晩久しぶりに開栓した初めての焼酎の感想を記すことにする。昨晩開けたのは、尾鈴山蒸留所の「山ねこ」。ジョイホワイトという芋を白麹で醸し、常圧蒸留で作られるのが特徴の芋焼酎だ。1800ml瓶を税込み2623円で購入して自宅焼酎置き場にしまっておいたものを引っ張り出してきた。開栓して瓶の口から漂うのは、ねっとりというよりは軽さのある甘い香り。初日だったのでロックで一杯。ロックグラスから感じられる香りは、冷やされたせいもあってか若干あっさりした感じになったが、やはり甘い。いざ口に含むと香りから想定するより大分ドライな口当たりで、後味もあっさりしつつ、若干のほろ苦さも感じる。しかしこれが、口に馴染むにつれて仄かな甘さが感じられるようになり、甘藷っぽい風味も分かるようになっていく。旨い。氷が解けて若干薄まった方が特徴が出やすいのだろうか? 面白い。次はお湯割りを試す予定だが、それは今じゃない。残念!追記) 6:4のお湯割りを試した。グラスを口に近付けた時に感じるのは甘く若干香ばしい香り。口に含んだ第一印象は、軽い甘さと軽いほろ苦さ。含み香には良い感じの香ばしさがある。中々良い。後味は軽いほろ苦さがあるが、あっさりしていて飲み飽きないタイプだ。(2019-01-13)追記) あらかじめ6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。飲み始めの香りは単純に甘い印象。口に含んだ第一印象はほろ苦さが先に立ち、若干の甘さを感じる。後味は余韻が長く残る印象で、合わせる肴によっては若干くどいか? お湯割りの方が私の好みに合うようだ。(2019-01-17)山ねこ 1800ml 【尾鈴山蒸留所】【宮崎県】価格:2622円(税込、送料別) (2019/1/12時点)
2019年01月12日
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タイミングを逸しつつあったが、今日は適当なネタがないところで思い出したので、記録を残しておく。夏場は暑くてついビールが飲みたくなるので他の酒に手を伸ばす機会が減るのだが、先月の末頃に眠れない夜の寝酒代わりに(醸造酒な)ビールは相応しくないので、新しい焼酎を開けた。開けたのは宝焼酎の「黒よかいち とうもろこし」だ。とうもろこしを黒麹の麦麹で仕込み、常圧蒸留で造ったとうもろこし焼酎である。店で見かけた時に、カワリモノ焼酎の一つとして720mlの瓶を798円で購入してしまっておいたものを、満を持しての開栓です。栓を開けて瓶の口から感じられる香りは、濃密な甘さとそこはかとない香ばしさ。芋焼酎とはやはり違うし、麦焼酎や米焼酎とも違う。違うということだけは分かる。さて初日は何時も通りにロックで一杯。ロックグラスを口に近付けた時に感じた香りは、甘い香りだが、舐めたら案外辛口かも? という予感のする不思議な香り。何となく芋のようなでんぷん質っぽい雰囲気のある香りだ。口に含むと香ばしさが先に立つ。淡い甘さもあるが、どことなく辛さに似た刺激もあり、味が濃い。その後2週間ほど開いたが、こんどは1:1のお湯割りを試した。普段芋焼酎では6:4を標準にしているのだが、瓶のラベルに2:1の水割りや1:1のお湯割りがおすすめとあるので、1:1で試している。香りはやはり香ばしく、甘い。口に含んだ第一印象では、口当たりは柔らかく淡い甘さを感じる。その割に後味が案外どっしりとしていて初期の印象と異なるのが面白い。本格焼酎「黒よかいち」<とうもろこし>25°720ml価格:836円(税込、送料別) (2018/10/19時点)
2018年10月19日
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先日久しぶりに新しい焼酎を開けた。暑いのでロックで飲むつもりで……と、在庫の中から麦焼酎を物色。つーことで選んだのが姫囃子の「宝泉坊」。はだか麦を主原料として白麹で仕込み、常圧蒸留で造られた麦焼酎で、ネット通販もやっているチェーン展開している酒屋で900ml瓶を8%の消費税込みで980円で購入してしまっておいたものだ。初日は当然のようにロックで一杯。グラスから感じられる香りは甘い。そして何となく感じられるかどうかという微妙な香ばしさ。総じて淡い。口に含むとほわっと甘く淡い口当たりだが、パンチはない印象。但し、減圧蒸留の焼酎で感じられるような化学製品臭さはないので良い。麦焼酎なので全量をロックで飲むつもりだったが、瓶にかかっていた帯(?)に「お湯割りが旨い焼酎が良い焼酎」と書いてあったので試すことにした。ということで、二日目は6:4のお湯割りで一杯。グラスを口に近付けた時に感じる香りは淡く甘い香り。そしてロックの時よりも分かりやすく「香ばしい香り」がある。なるほどこれがこの焼酎の特徴かという感覚がある。口に含むとかすかにほろ苦く、同時に淡い甘さのある優しい口当たりで、とても旨い。これは飽きることなく毎日飲めるやつだ。後味は香ばしさを印象に残しつつあっさりとしたものだが、それもイイ。これまで私が飲んだ麦焼酎の中では文句なしのランキングトップに躍り出ましたよ!はだか麦焼酎 宝泉坊 900ml【愛媛県】価格:1026円(税込、送料別) (2018/7/24時点)
2018年07月24日
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今日は休肝日なので昨日の出来事だが、久しぶりに新しい焼酎を開栓した。今回開けたのは霧島酒造の「茜霧島」で、タマアカネという芋を原料としているのが特徴の芋焼酎である。同酒造の赤霧島がシーズンが来たらそこらで標準価格で買えるようになり始めた頃に出始めたシリーズの新作だが、当時には一昔前の赤霧島のように入手困難だったので縁がなかった。それが、近所の小型食品スーパーで900ml瓶を8%の消費税込み1259円で売っていたので漸く入手できた。これは標準価格っぽいよなぁ。ちなみに今時の赤霧島はファミリーマートで定価売りされているくらいに供給が潤沢になってるんだな。メーカーのお勧めの飲み方はストレートかロックとあったので、これに関してはロックだけで行こうと思う。ということで、何時も通りに昨日はロックで一杯試してみた。まず栓を開けて香りを確かめると、前評判通り(?)に何となく柑橘系っぽい華やかな香りと言われれてみれば、そういうものかなぁというような、良くあるタイプの芋焼酎とは違っていることだけは確かな香りがある。ロックグラスを口に近づけた時に感じる香りは、特に特徴も感じられず。口に含むとかすかにほろ苦いような気はしないでもないが、甘さも控えめで、ドライな感じもなく、地味な第一印象。癖がなく飲みやすい焼酎だなぁという、それだけの物のように感じられる。きっと一杯ではわからないだけなのだろう!【大人気商品】 霧島酒造 茜霧島 900ml価格:1018円(税込、送料別) (2018/3/20時点)
2018年03月20日
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朝晩は特に寒くなったこの時期からは、晩酌には芋焼酎で万全。つーことで、久しぶりにリピートじゃない新しい焼酎を開けたので、ちょっとした感想を記録に残しておく。今回の一本は西酒造の「薩摩宝山(白麹仕込)」だ。黄金千貫を白麹で仕込み、常圧蒸留で仕上げたオーソドックスな芋焼酎で、以前試した「薩摩宝山(黒麹仕込)」の麹違いのバリエーションだ。8%の消費税込みで887円と近所のスーパーの改装前特売で安くなっていたので普段は滅多に買わない720ml瓶を購入した物だ。720ml瓶なのにネジ式の栓ではなく、一升瓶で良く見かけるはめ込み式のキャップが珍しい。栓を開けて瓶の口からの香りを確かめると、芋焼酎らしいねっとり系の濃密な匂いで期待が上がる。何時ものように初日はロックで一杯。ロックグラスから感じられる香りは軽く、甘い。しかし、口に含むと香りから想像していたものよりも随分ドライでほろ苦な口当たりで、意外に辛口な印象。同じ西酒造の芋焼酎でも麹違いの薩摩宝山(黒麹仕込)よりもブランド違いの「誉蔵」を思い出した。二日目は6:4のお湯割りを試した。グラスから漂う香りは、甘く香ばしい芋焼酎のお湯割りらしい香りで悪くない。口に含むと、甘く、ほろ苦く、だが落ち着いた味わい。含み香も香ばしい系で癖はない。後味ではほろ苦さが最初に消え、残る軽い甘さもすぐに消えるというあっさりした印象だ。季節柄もあるだろうが、この焼酎は温かくして飲むのが良いようだ。ロックで試した時には誉蔵を思い出したが、お湯割りではその記憶は払しょくされ印象は薩摩宝山(黒麹仕込)のそれに近いが、薩摩宝山(黒麹仕込)の方が好みに近いかなぁと感じた。三日目は前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試した。香りはお湯割りの時よりも芋焼酎らしいねっとり感のある期待が盛り上がってくるタイプのもので良い。それでも口に含むと口当たりはあっさりとして刺激の少ない穏やかな味わいという第一印象。後味も仄かに甘く、仄かにほろ苦いが、短時間ですっと引くという感覚はお湯割りの時と同様の印象だが、よりマイルドでヤバい。これはいくらでも飲めてしまうようなアカン感じがする。三通りの飲み方を試したが、この焼酎は前割しておいたものをレンチンする飲み方がベストに思える。薩摩宝山 芋焼酎 25度 720ml [西酒造/鹿児島県]価格:974円(税込、送料別) (2017/11/12時点)
2017年11月12日
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先日開けたそば焼酎雲海を飲み切ったので、次はどれにしようかなと在庫焼酎を物色し、忘れないうちに雲海の別バージョンを試すのが先決と思い立った。つーことで昨晩、雲海酒造のそば焼酎「雲海 黒麹」を開栓した。先日の雲海の白麹仕込みに対する黒麹仕込みというバリエーションで、減圧蒸留によるものという辺りは同様だろう。今回開けたのは900mlの瓶を税込み968円で購入してしまい込んであったものだ。栓を開けて瓶から直接感じられる香りは、先日の雲海のような「アルコールっぽいな!」という感覚からは遠ざかっている。慣れただけかもしれないが。今回もロックで飲んだわけだが、口当たりは若干まろやかになったような気はするが、やはりそばっぽさは皆無で、アルコールっぽい刺激が少なく特徴もない酒という減圧蒸留による焼酎によくあるタイプだという感想に行きついた。正直なところ先日の白麹版と飲み比べても自分では違いを感じ取ることはできないと思う。自分の嗜好では減圧蒸留ものとは相性が良くないのかもしれないな。宮崎県・雲海酒造 25度本格そば焼酎 雲海黒麹900ml×1本【蕎麦焼酎】【しょうちゅう】【吉田羊】価格:830円(税込、送料別) (2017/6/10時点)
2017年06月09日
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昨日久しぶりに新しい焼酎を開けた。今回開栓したのは雲海酒造のそば焼酎「雲海」。白麹仕込みで減圧蒸留で作られるそば焼酎で、むかーしのCMで流れていた歌は記憶に残っているものの、恐らくある筈の飲んだ時の味の記憶は一切ない。900ml瓶を(恐らく消費税5%込み)880円で購入して放置してあったものだ。まず開栓して瓶からの香りを確かめたが、減圧蒸留焼酎らしさにあふれたそれは非常にアルコールっぽい。初日なので何時も通りにロックで一杯だけ。ロックグラスを口に近付けた時に感じる香りは、瓶から直接の時よりはまろやかで若干甘い。口に含むと第一印象ではやはり癖のないアルコールっぽさが前面に出てくる。減圧蒸留焼酎ではほぼ確実に感じるように、何となくひんやりした口当たりだ。口の中がそれに慣れてくると、段々と甘みやまろやかさなども感じられるようになるが、基本的な雰囲気が曖昧模糊としていてよくわからない。「そば」という雰囲気が全く感じられない。グラスに注がれた状態で米焼酎だと出されたら、気付かない自信がある。減圧蒸留焼酎なので残りも全部ロックで飲むだろう。雲海25度 900ml価格:864円(税込、送料別) (2017/4/12時点)
2017年04月12日
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今日は先日久しぶりに新しく開栓した芋焼酎について忘れない内に書いておく。今回開栓したのは中村酒造場の「玉露 甕仙人」。「なかむら」で有名な蔵の標準酒(?)で「なかむら」との明確な差異は米麹に使う米が普通の(?)国産米であること。それ以外は麹蓋を用いるなどの昔ながらの手作りで同じように作っているのではないか? 熟成期間に違いがあったりしても分かるわけないし。これが私的には通算101本目、本年1本目の新規開拓芋焼酎になる。散歩途中で立ち寄った、チェーン展開はしていても地元のみという感じの小規模な酒屋で1升瓶を8%の税込2551円で購入してしまっておいたものだ。ちなみにこの酒屋はビールや酎ハイの類が商品ラインナップにないという中々やる気のあるこだわりの店だ。さて、開栓して瓶口からの香りを直接確かめると、芋焼酎のねっとり系の香り。但し、甘そう……というより、若干辛口かも? という予感。初日はもちろんロックで一杯いってみた。ロックグラスから漂う香りも瓶口から感じたそれに相似しており、氷で冷えたり薄まったりで香りが控えめになったりはしていない。口に含むと第一印象では普通にほんのり甘く、辛口という雰囲気は一切なかった。極僅かにほろ苦さもあるが、基本的に甘い。また、後味にもしっかりと甘みが残る印象で濃さを感じるがくどい感じではないので、長く続く余韻が良い印象を残す。次に飲んだ時には、6:4のお湯割を試した。グラスを口に近付けた時に感じるのは甘いねっとり系の芋焼酎の香り。口に含んだ第一印象としてはほろ苦さが先に立ち、焼酎が舌の上を通過して飲み込む頃に、軽い甘みが舌の上に残るような感覚。ロックで飲んだ時に比べると、後味はすっと引く感じで、残る余韻は短く感じる。3日目には前日の内に6:4で前割しておいたものをレンチンして試した。ぐい飲みを口に近付けた時に感じるのは、甘いねっとり系の芋焼酎の香りで、お湯割の時の印象と良く似ている。口に含んだ第一印象は、お湯割の時よりも軽い印象だが、やはり強いて挙げればほろ苦さが先に立つ。雰囲気的には概ねお湯割の時の感想と相似だが、よりあっさりした印象だ。食事中に飲むなら、お湯割か前割したものをレンチンして飲むのが良い気がするし、飲むことに集中するならロックも相当旨い。同じ1升瓶で比較して、安い芋焼酎に比べると5割増し程度の価格設定だが、それだけの価値はある。中村酒造場 【玉露・甕仙人】 (ぎょくろ かめせんにん) 1800ml 芋焼酎 鹿児島県 【RCP】02P03Dec16価格:2449円(税込、送料別) (2017/2/11時点)
2017年02月11日
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開栓してからまだ記事にしていないことを思い出したので、慌てて掲載。時間が経ちすぎていてもう飲み終わってしまうわ。つーことで、今日はひと月ちょっと前に開栓した長島研醸の芋焼酎「だんだん」について書き記す。だんだんは黄金千貫を黒麹仕込みと常圧蒸留で造る長島研醸のオーソドックスな芋焼酎だ。同蔵の代表作「さつま島美人」は白麹仕込みであり、その黒麹仕込み版の芋焼酎としては「黒島美人」があるのだが、この「だんだん」は「長期貯蔵」されているのが特徴らしい。900ml瓶を8%の消費税込み1078円で通販で購入した。もちろん初日はロックで試した。当時、まだ残暑があり秋が待ち遠しい時期でロックが望ましかった。開栓した瓶の口から直接確かめると、芋焼酎っぽいが比較的あっさりとしていてある種フルーティさのある甘い香りが感じられる。ロックではよりあっさりした軽い甘みという感じの香りになる。口に含んだ瞬間の印象は香りに比べて甘みが弱いな……というものだったが、含んだ焼酎が口内に広がるにしたがって甘い印象が強まってきた。口の中が空の状況では、後味として若干くどいくらいの甘みに感じる。味のしっかりした食べ物に合わせてもしっかりと芋焼酎感を楽しめるので、これはやはり食中酒として頂きたい。数日後、6:4のお湯割を試してみた。お湯割のグラスを口に近付けると、芋焼酎の甘い香りがはっきりと感じられる。それでも、口に含むとあっさりとした甘みという感覚で若干の肩透かしだ。が、直ぐに舌全体に旨味が広がる。飲み込むとのどにかっと熱くなるような刺激もあるが、アルコール臭いわけではなく、温めたらこういう感覚もあったか……と、久しぶりのお湯割りの感覚を思い出させてくれるものだ。暫く暑くてビールを飲んだり、ロックで飲んだりが続いたのだが、ひと瓶飲みつくしてしまう前に試しておかないと……と、前日のうちに6:4で割水しておいたものをレンチンして試すつもりで準備しておいたのに、予定外に親知らずの抜歯をしての延期などがあり、割水してから数日後の昨日漸く最後の試飲。普段の試飲時より長めに置くことになったが、気にしない方向で!ぐい飲みを口に近付けると、芋焼酎的ねっとり系の雰囲気がありつつもそれを薄めたような軽い香りが感じられる。口に含むとはっきりとした、それでいてあっさりとした甘みで飲みやすい。それでいて後味には旨味の余韻が軽くあるというのが、少し珍しい。お湯割と前割してのレンチンで比べるなら、レンチンしたものの方が好みに合う。飲んでいた時期がまだ残暑厳しい時期だったおかげで、ロックが一番旨かったように思うが、温めたものも旨い。ちなみに、同蔵の「黒島美人」よりこの「だんだん」の方が大分旨いと思う。実は今回の「だんだん」が本ブログで取り上げた芋焼酎の栄えある100種類目だった。暑い時期には他のものが飲みたくなるが、これから寒くなるので、101種類目以降も試していく所存。薩摩芋焼酎【だんだん】25度 900ml【長島研醸】価格:810円(税込、送料別) (2016/10/18時点)
2016年10月18日
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本日はとある人物の一周忌法要ということで、本当は故人と飲みたかった森伊蔵を開け、参加者と一緒に飲むことにした。森伊蔵は言わずとしれた「プレミア」焼酎である。黄金千貫を白麹で仕込み常圧蒸留で原酒が作られるオーソドックスな芋焼酎だ。仕込には甕を用いるが、標準型森伊蔵原酒の貯蔵にはステンレスタンクを使っていると言われている。今回開けた物は最寄りの百貨店で定期的に籤引きで定価販売しているものを申し込み、めでたく当選して購入したもので、720ml瓶を2775円で購入したもの。件の故人がいよいよ余命を意識しながら生きている状況になるまでは一升瓶の抽選に申し込んでいたのだが何年もの間当選したことはなかったのだが、何とか一緒に飲んでみたいということで、より当たり易いと言われている720ml瓶に申し込んだら半年も待たずに当選した。が、残念ながら、それは間に合わなかったという経緯がある。栓を開けて瓶の口から直接確かめると、普通のちゃんと芋焼酎らしい柔らかく甘い香りがしっかりと感じられる。時折見られる「芋焼酎らしくない」というような説を信じて、芋焼酎らしさのない芋焼酎という存在に高い金を払うことに懐疑的だった私だが、ちゃんと芋焼酎らしいものだと判ったので、逆に期待が高まる。初日なので何時も通りにロックで一杯。グラスを口に近付けた時に感じる香りも、ちゃんと芋焼酎らしさのある淡い甘い香りで、悪くない。口に含むとまろやかで味わいの濃い芋焼酎らしい甘みが感じられる。濃い印象の味わいだが、白麹仕込みらしく切れは良く、飲み込んだ後に口の中に長く余韻が残るタイプではないようだ。ちゃんと旨い芋焼酎だ。正直に言えば、実際に飲むまで「高い割に残念なやつだった」という結論になるのではないかと斜に構えていたのだが、芋焼酎の王道を行っているタイプのきっちり旨い焼酎であって、値段と入手性の悪さ以外には文句の付けようがなかった。安かったら安いで、更に入手性が悪くなるだろうし、それ以上に転売業者(間違いなく反社会的組織)が美味しく使うことになるだろうし、何より製造元がそれを良い物だと信じて良い値段で売ることに文句を付けるのは筋が違うものな!実際に飲んでみて高いだけのことはあると思ったが、もっと入手性が良くて旨い焼酎は他にもそこそこあるんじゃないかな? という程度のものだとも思う。720ml瓶で買ったので割高なのは間違いないが、一升瓶が定価で買えるなら必ず買って在庫しておこうと決める程度には良いものだった。ちなみに今回はおみやげとして持って行った先で飲んだので、お湯割他での飲み方は試していない。残念!追記) この後、何度か抽選で当選して購入できたので、改めて過去の他の焼酎と同じ条件で試してみた。ロックでの感想はこの日の感想から変わりなく、やはり旨い。6:4のお湯割りでは、ロックの時よりもはっきりとした甘い香り。癖のない素直に甘い香りだ。口に含んだ時の第一印象も、はっきりとした甘さ。そして、軽いほろ苦さが感じられる。含み香にはかすかな香ばしさもあり、お湯割りも旨い。後味はロックの時の印象と同じで、すっと引く印象でくどさはかけらもない。前日の内に6:4で割水したものをレンチンして試してみた。口に含む前に感じた香りはお湯割りの時よりも淡く、若干の香ばしさが感じられる。口に含んだ時の印象は、淡い甘さ。淡い。お湯割りの時よりも上品な印象だが、これはお湯割りの時と若干濃度が違っているだけの可能性もあるし、この淡さも悪くない。そして、やはり軽いほろ苦さも感じられるし、含み香に微かな香ばしさもある。総じてお湯割りの時の印象と似ている。若干の印象の差は、微妙な濃度差の影響という気がする。
2016年08月09日
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昨日は久しぶりに新しい焼酎を開けようと思ったのだが、暑い時期なので特にお湯割を試さないではいられない芋焼酎は避け、在庫している焼酎の中から、ロックで飲み尽くすつもりの麦焼酎から一本を選んだ。それが姫泉酒造の「七代目姫野」だ。この焼酎は全量黒麹仕込みで常圧蒸留して作られる麦焼酎で、二次仕込みを二回に分けて行う二段仕込みをしているのが特徴のまろやかさのある焼酎というのがメーカーによるセールスポイントのようだ。今回開栓したのは散歩途中で立ち寄ったチェーン展開されている酒屋で、900ml瓶を8%の消費税込み1080円で購入してあったものだ。ちなみにアルコール度数が23度とちょっと珍しい設計になっている。栓を開けて直接香りを確かめると、甘いが若干酸味のような香りが混ざっているという初めての体感。これがどんな味わいを与えてくれるのか全く想像できない。初日らしく本日はロックで一杯。氷の入ったロックグラスを口に近付けた時に感じるのは、すっきり爽やかな香り。瓶から直接感じたものに比べると甘みも酸味も控え目になり、香りのバランスが爽やか系の何かという印象になったが、まだその味わいには想像がつかない。日頃麦焼酎を余り飲み慣れていないからなぁ。口に含んだ第一印象は、口内に広がらない残念な甘さ(?)……という若干ネガティブなものだったが、含み香としてほろ苦香ばしさを感じると評価は一転。仄かな甘みとほろ苦香ばしさのバランスの非常に良く取れた旨い焼酎だと感じるようになった。せっかく日頃余り飲む機会のなかった麦焼酎なので、いつもの芋焼酎とは全然違うものとして楽しみたい。この麦焼酎は十分そんな期待にこたえてくれる一本のようだ。【麦焼酎】姫泉酒造 七代目姫野 全量黒麹仕込み 23度 900ml瓶価格:980円(税込、送料別) (2016/8/5時点)
2016年08月05日
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開栓中焼酎置き場が完全に空な上に、先月末からの約一週間の禁酒状況、旅先でビールなどのお手軽飲酒生活を過ごした後ということで、新しく焼酎を開けたくなった。つーことで、一昨日は吉永酒造の「利八」を開栓した。利八は甕壷仕込みを特徴とした白麹仕込みで常圧蒸留されるオーソドックスな芋焼酎だが、特に使用している蒸留器が珍しいようで、古式蒸留器・コルニッシュ蒸留釜という蒸留器で時間を掛けて蒸留されているというのが最大の特徴らしい。散歩途中で立ち寄ったチェーン展開されている酒屋で900ml瓶を8%の消費税込み1080円で購入したものだ。栓を開けて香りを確かめると、ねっとり系の濃厚な雰囲気ながら、その割に甘そうには感じられない落ち着いた匂いが感じられる。初日は何時も通りにロックで一杯。ロックグラスを口に近付けると、若干の香ばしさを感じる。口に含んだ時の第一印象は、鼻で感じた香ばしさにマッチする極めて軽いほろ苦さ。次いで甘味というよりは旨味というのが適当と思える、どっしりとした味わいが舌に回る。含み香ではむしろほろ苦香ばしさよりも芋のほっこりした穏やかな雰囲気が感じられる。後味でもほろ苦さが他の印象に勝る感じだが嫌みなものではなく、全体としてあっさりとした印象の味わいに仕上げられている。ロックで試したこれは、他に経験したことのない類いの芋焼酎という印象だ。白麹仕込みのあっさり感を残したまま、甕壷仕込みの非量産型的な濃厚さが合わさった結果がこういう焼酎になるのだろうか?翌日、6:4のお湯割で試してみた。グラスを口に近付けた時に感じるのは、穏やかで、仄かに甘い芋焼酎のお湯割らしい香りだ。口に含むと、はっきりとした甘みと旨味が口内に広がる。ロックで試した時には然程甘口という印象はなかったのだが、お湯割では非常に甘く感じる。その後、味が口に馴染む頃には最初目立たなかったほろ苦さが感じられるようになり、穏やかな甘さの白麹仕込み芋焼酎らしいバランスの良い味わいであることが明らかになる。なかなか面白い味わいの変化だ。前割しておいてレンチンというのは後日試す。追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2016-05-11)ぐい飲みを口に近付けた時に感じるのは甘香ばしい芋焼酎の香り。口に含んだ時の第一印象は旨味で、次いで若干のほろ苦さも感じる。味わいのバランスはイマイチに感じる。若干くどく感じる部類だが、味の強い食事に合わせても埋没しない力強さなので、むしろ今日は組合わせが良くなかったと言うべきかもしれない。冷めてきたら、旨味よりも穏やかな甘味が目立つようになり、バランスが良くなってきた。温め過ぎと感じるような温度ではなかったのだが、温いくらいが調度良いのかもしれない。……と、何時もの三通りの飲み方を試してきたが、この焼酎はロックで飲むのがベストと感じる。初夏を感じる季節柄の影響もあるかもしれないので、今後も飲み方を変えつつ試していく所存である。吉永酒造 【利八】 (りはち) 900ml 芋焼酎 ファンなら一度は飲んでおきたい 【RCP】532P19Apr1602P23Apr16価格:947円(税込、送料別)
2016年05月10日
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久しぶりに芋焼酎が一本空いたので、今日はその入れ代わりとして新しく開栓ですよ。つーことで、本日の一本は雲海酒造の「薩摩古秘」。黒麹仕込みでかめ貯蔵というのが特徴のオーソドックスなタイプの芋焼酎だ。某所の期間限定ポイントが期限切れで消滅しそうな時に丁度それが使える店で売られているのに気付いたので、同時に見つけた過去に試していない別の焼酎と合わせてネット通販で購入した。900ml瓶で8%の消費税込み978円だった。元々近所のどこのスーパーでも買えそうな雰囲気がある程度に入手性が高く、いつでも買えるから……という理由で購入が伸び伸びになっていた。いずれ買って試す気は満々だったので、近所のスーパーで買うより元の値段からして安かったので、これはナイスなタイミングだった。栓を開けて、瓶口から直接感じられる香りは、甘くフルーティな若干ねっとり系の芋焼酎らしい香りで、中々期待できるタイプ。さて、初日らしく今日はロックで一杯。ロックグラスを口に近づけた時に感じる香りは、瓶から直接感じられたものを若干弱めつつ、若干の香ばしさが追加された感覚で、あっさりとした印象だ。口に含むと、第一印象では軽い甘さと香ばしさとほろ苦さが先に立ち、ドライな焼酎という雰囲気だったが、舌に馴染むとしっかりとした甘みと旨味のある味わいで、あっさりドライという印象は直ぐに一蹴される。後味には余韻がしっかり残る印象だ。お湯割他の飲み方は後日つーことで。追記) 6:4のお湯割を試してみた。(2016-03-16)ねっとり系の芋焼酎らしい香りで、ロックの時よりもこてこての芋焼酎らしさがある。口に含むと軽い甘さと若干のアルコールっぽい刺激を最初に感じる。含み香として香ばしさもあり、若干のほろ苦さと相まって芋焼酎らしい奥深い味わいを楽しめる。味わいが口に馴染むと、穏やかながら、しっかりと甘い味わいがあることに気付く。ロックの時に比べると後味はあっさり引く印象で飲みやすい。追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2016-03-18)ぐい飲みを口に近づけた時に感じるのは甘く香ばしい芋焼酎の香り。口に含むと、第一印象から甘みと旨味がしっかりと感じられ、後味にも余韻が長く残る。……が、しっかりした味わいの印象の割にあっさりしていて、何かを食べたりすると余韻はすっと引く。そのバランスのお陰でくどさは感じられず、温めた芋焼酎らしさが十分に楽しめ、満足感は高い。いつものように三通りの飲み方を試したが、この焼酎の場合、温めて飲む方が好みに合うようだ。宮崎県・雲海酒造 25度本格芋焼酎 薩摩古秘900ml×1本【いも焼酎】【しょうちゅう】【吉田…価格:948円(税込、送料別)
2016年03月15日
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寒かったり暖かかったりと日によって大きく上下する時期だが、今日の日中は暖かい部類。こういう日は下等種(裸子植物)どもによるバイオテロ活動が活発で、くしゃみ鼻水鼻づまりに目の痒みが煩わしく、お散歩部活動にも力が入らない。つーことで、今日は昼間の暖かい印象を持ち込んでロックで飲みたい系の焼酎を開けることにした。本日の一本は奄美大島にしかわ酒造の「島のナポレオン」。軽く調べたところ、白麹仕込みで減圧蒸留されている黒糖焼酎のようだ。900ml瓶を5%の消費税込みの1150円で購入しておいたもの。およそ1年半ぶりの黒糖焼酎だ。何時もの通り、今日はロックで一杯。ちなみに黒糖焼酎な上に減圧蒸留されたものなので、特別な理由がなければ全てロックで飲む予定。栓を開けて香りを確かめると、黒糖らしい甘い香りと米焼酎っぽい若干の癖のある香りが入り交じったような香りを感じる。口に含むと、甘くとろりとした口当たり。含み香として減圧蒸留焼酎特有の揮発性の高い成分由来っぽい、若干刺激的な「冷える」感覚もあるが、全体としては想像していたよりも遥かにドッシリとした骨太な味わいで良い。減圧蒸留された焼酎だとしばしば物足りなさを感じるものだが、この焼酎はしっかりとした飲みごたえがあり、毎日の「今日の一杯」として十分だ。どことなく以前試した同蔵の「あじゃ倶楽部」に雰囲気は似ているが、私的には常圧蒸留のあじゃ倶楽部の方が好みだったように思う。1年半経過しているので、記憶はかなりうっすらとしたものだけれども!【黒糖焼酎】島のナポレオン 25度/900ml【焼酎 ギフト】【本格焼酎】【徳之島】価格:895円(税込、送料別)
2016年03月02日
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昼間から雨。その上、時間経過につれてそれが強まるという予報。今日はお散歩部活動が捗らないな!つーことで、開栓中焼酎置き場の空間的余裕を活かすべく、新しい焼酎を開けることにした。本日の一本は小正醸造の「一燈照隅」。黒麹仕込みのオーソドックスなタイプで、甕壷貯蔵が特徴のようだ。近所のスーパーで900ml瓶を8%の消費税込み1214円で購入した。開栓して瓶の口から香りを確かめると、ねっとりという雰囲気ではないが、濃密に甘いように感じる香りがある。初日なので今日はロックで一杯。グラスを口に近付けると爽やかな甘い香りを感じる。同時に若干の香ばしさもある。口に含むと口当たりは明確に甘い。そしてかなりはっきりとした香ばしさがある。ここまで甘い印象が勝つ焼酎は久しぶりだが、前に感じたのがどれだったか覚えていない(笑)。後味でもはっきりとした甘みが舌に残るが、それはふわりと軽い印象の甘さであり、くどくは感じない。氷が溶けて若干薄まってくると、極軽いほろ苦さも感じられるようになり、後味があっさりとした印象に変わってくる。ロックで試した時点で、これは非常に飲みやすく旨い焼酎だと言える。お湯割など他の飲み方は後日。追記) 6:4のお湯割で試してみた。(2016-02-21)グラスを口に近付けた時に感じる香りは若干の香ばしさのある甘い芋焼酎の香りだが、あっさりした甘みという雰囲気のもの。口当たりはやはり甘い。ロックの時に比べると味のある甘さという感覚がある。舌の上に焼酎が回ると若干のほろ苦さもありロックの時とは異る印象だが、甘い芋焼酎のお湯割らしい良さが楽しめる。ロックでは甘いがお湯割にするとあっさりドライな印象になるというタイプではなく、お湯割でもやはり甘い……というのは当たり前っぽいがあまり無かったかもしれない。追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2016-02-22)ぐい飲みを口に近付けた時に感じるのは若干の香ばし甘い香り。お湯割の時の香りと同じ印象。口に含んだ第一印象ではお湯割の時よりも更に旨味感の増したようにも思えるが、基本的には相似形なので、微妙な濃度の差や温度の差による印象の差異のような気がする。後味はお湯割の時よりも旨味感が余韻としてジワッと口内にはっきり残る。この感覚は冷めてくると顕著に感じる。レンチンしてぐい飲みで飲んでいると、冷めがちなので若干これにはくどさを感じるので、私的にはお湯割の方が好み。……と、三通りの飲み方を試してきたが、その甘い印象が特徴的な焼酎だ。特にお湯割やレンチンしてもまだ甘いという印象になる芋焼酎は個人的な経験に照らすと割と珍しいので、「甘い芋焼酎」と言えばこれを挙げておけば良いかなと思う。入手性も良いこの焼酎は中々のお勧めだ。甕壺貯蔵の本格芋焼酎 一燈照隅 900ml 5本以上購入で送料無料!価格:1,213円(税込、送料別)
2016年02月20日
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自宅の開栓中焼酎置き場にリピート中の焼酎だけがある状況が続いていたが、ネタ的に取り上げ頃なので、本日は新しい焼酎を開栓することにした。つーことで、本日の一本は佐藤酒造の「さつま」。「佐藤」で有名な佐藤酒造の通常酒で、以前取り上げた黒麹仕込みの「さつま黒」とは白麹仕込みであるという一点だけが異なるバリエーションだと思われる。恐らくは黄金千貫を白麹米で仕込み、常圧蒸留した極めてオーソドックスな芋焼酎だ。この一本は「さつま黒」を購入したのと同じ店で、1.8l瓶を8%の消費税込み2376円で購入しておいたもので、「さつま黒」は900ml瓶で購入したが、「さつま」は1.8l瓶しか売られていなかったのでそれを購入した。初日なので、何時も通りに今日はロックで一杯。開栓した瓶口から確かめて感じられる香りは、ねっとり系の甘い芋焼酎らしい香りで、これは期待できる。ロックグラスを口に近付けた時に感じるのは、軽く単純に甘い香りであり、瓶から直接感じたねっとり感は皆無。口に含んだ第一印象は極めて軽く淡い甘さで、ロックでの香りの控え目さに見合うようにも思いつつ、若干の拍子抜けと感じる。が、しかし含んだ焼酎が舌全体に行き渡り、馴染み始めると、印象はがらりと変わる。全体にじわりとした旨味が染み渡り、極めて淡いように感じられた甘みがどっしりとした甘さに変化する。同時に嫌みの無いほろ苦さが存在感を増し、ただ甘いだけの焼酎ではないぞという主張が感じられる。ちなみに「さつま黒」では香ばしさを感じたが今日の「さつま」では殆んど意識しなかった。後味には若干のほろ苦さも残しつつ、しっかりとした旨味が余韻として長く続く印象。切れのあるタイプの味わいではないが、これはこれでバランスは取れており、ロックではかなり旨い部類だ。お湯割などの飲み方は後日。追記) 6:4のお湯割を試してみた。(2016-02-06)グラスを口に近付けた時に感じるのは、じわりと旨味感のある芋焼酎の甘い香り。口に含んだ第一印象は旨味。甘いというより旨いという印象が強い。含み香にはロックでの体験では殆んど感じられなかった若干の香ばしさがあり、控え目なほろ苦さとマッチしてともすればくどくなりがちの「旨い焼酎」をすっきり飲みやすく飽きの来ない味わいに整えている。口に馴染んでくると、甘いという印象が強くなるようだ。この変化はロックで試した時と順序が逆になっていて面白い。追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2016-02-08)ぐい飲みを口に近付けて感じるのは若干旨味感のある芋焼酎の甘い香り。口に含むとロックやお湯割で飲んだ時に比べて、第一印象では万事が控え目に感じる。その後味わいが口に馴染む頃になると、若干のほろ苦さと香ばしさがロックやお湯割で飲んだ時に比べてはっきりと目立つようになる。甘み、旨味といった感覚が若干薄らぐ結果として印象のバランスが異って感じられる。これも悪くない。これは幾らでも飲めてしまうアカンやつです。——と、定番の三通りの飲み方を試してみたが、いずれの飲み方でも満足できる味わいであり、それでいて三通りで別々の味わいに感じられるのは非常に珍しいかもしれない。同酒造の「佐藤」は白も黒もまともな価格で入手できる目処がないので、無責任な言い方になるが、「さつま」だけあればイイんじゃないか?ちなみに「さつま黒」より「さつま」の方が断然私の好みに合っている。さつま 白 (佐藤酒造) 芋焼酎 1.8L 1800ml価格:2,345円(税込、送料別)
2016年02月05日
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本日は開栓中焼酎置き場がまたも空になっていたので、久しぶりに新しいのを試してみた。つーことで、本日の一本は田村合名会社の「薩摩乃薫 純黒」。黒麹仕込みのオーソドックス系芋焼酎だと思う。散歩途中で立ち寄ったチェーン系の酒屋で900ml瓶1本を8%の消費税込み1080円で購入した。開栓して瓶口から漂う香りを確かめると、甘い感じは控え目ながら、ねっとり感の強いこってりした香りで期待ができる。初日なので、今日はも外は寒いけれどもロックで一杯。ロックグラスを口に近付けた時に感じるのは、香ばし甘い芋焼酎らしい香り。口に含んだ第一印象は甘い口当たり。そして含んだ焼酎が舌に馴染むと、ほろ苦香ばしい感覚もハッキリと感じられる。味の印象としては黒麹仕込みの割にシンプルな味わいで、あっさりしている。全体として飽きの来ないタイプの焼酎だ。お湯割などの飲み方は後日に調査する。追記) 6:4のお湯割を試してみた。(2016-01-21)芋焼酎らしい甘い香りが主体だが、それも旨味感の強そうな芋焼酎を期待させるタイプの香りだ。口に含むと軽い甘みが第一印象だが、その直後には芋焼酎らしい旨味が舌にじわりと染み渡る。後味には若干のほろ苦さもあり、含み香として感じられる軽い香ばしさとの調和もある。そのバランスのせいか、飲み込んだ後に強めの余韻がすっと短時間で引いた後に、軽い余韻が長く残る二段構の印象。出汁の効いた旨味の強い食事に合わせても、それに負けない味わいがある。お湯割ではロックで飲むよりも重厚な芋焼酎であるような印象だ。追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2016-01-22)お湯割の時よりも更に旨味感の強そうな香りを感じる。口に含むとお湯割の時よりも甘く、旨味も強い。飲み込んだ後味には若干のほろ苦さもあるが、香ばしい雰囲気は然程無く、結果としてあっさりとしているが長めに余韻が残る印象になる。このお湯割との印象の違いは、温度や濃度の微妙な差異によるものなのか、前割しておいたことにより馴染んだ(?)結果なのかは判らないが、甲乙の付くような差異ではなく最終的に好みの問題に帰着するだろう。私はお湯割の方が好みのようだ。何時ものように三通りの飲み方を試してみたが、ロックでも温めても芋焼酎らしい味わいが楽しめる良い焼酎だった。甘い芋焼酎が好みならば、この焼酎は良い選択肢になる。田村合名 芋焼酎 薩摩乃薫 純黒 25度 900ml価格:972円(税込、送料別)
2016年01月20日
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開栓中焼酎置き場が空いていたし、リピート投入するのにピッタリな在庫もなかったので、昨日、本年最初の一本を開けることにした。つーことで、昨日は西酒造の「薩摩宝山」を開栓。これは黒麹仕込の極めてオーソドックスなタイプの芋焼酎の筈で、近所のスーパーで900ml瓶を8%の消費税込み1099円で購入した。同メーカーの製品群の中では比較的まともな値段で売られていることが多い珍しい製品だ。実の所、同メーカーの他の製品は気を付けていなければまず、問屋もしくは小売店が50%程度標準価格に上乗せした(高値の分が酒造メーカーに還元されず、その上反社会的組織の資金源となっているだろう)ボッタクリ価格で売られている。ちなみに一般に高値で売られている720ml瓶での流通が多く、高値の上にボッタクリ分が乗っていることもしばしばなので、どこへ行っても売られているのが目に入る割に購入し難い焼酎メーカーだ。栓を開けて香りを確かめると、感じるのは控え目だが、ねっとり系の甘い香りで、これは中々期待できる。昨日は初日らしくロックで一杯試した。グラスを口に近付けた時に感じたのは、若干の香ばしさ。口に含み、舌で感じた第一印象は仄かな甘み。次いで極軽いほろ苦さを感じ、その味に馴染んでからの二口目では、旨味がしっかりしていることに気付く。また後味には甘い余韻がしっかり残り、切れの良いタイプではないが、厭味な味わいではないので後を引く旨さ。ロックでは悪くない印象だ。二日目の今日は6:4のお湯割で一杯。グラスを口に近付けた時には、お湯割で薄まっている筈にも関わらず、ねっとり系の甘い香りがロックの時よりも更に濃厚に感じられる。これは期待度大。口に含んだ第一印象は軽い甘さだが、同時にほろ苦さがあり、単純に甘いだけの焼酎じゃないのだという主張が感じられる。含み香にはちょっとした香ばしさがあり、甘さ、ほろ苦さとマッチしていて味わいのバランスがとても良い。後味には甘い余韻がしっかり残り、切れの良いタイプではないが、厭味な味わいではないので後を引く旨さだ……というのは、ロックの時と同じような印象だが、割って薄まっている分(?)、余韻が引くまでの時間が短縮されている。ロックでは時間の経過で氷が溶けて薄まっていくが、お湯割ではそのようなことが無いので、この程度のすっきりした余韻に収まるのが丁度良い。追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2016-01-10)鼻腔に届いた香りは、旨味のありそうな感じの甘いもの。個人的には若干くどい系統の味わいなんじゃないか? と不安を感じるが、実際の所どんなものか?口に含んだ第一印象はお湯割の時とそう変わるものではないが、若干旨味感が強め。心配したようなくどいまでの味わいではないので、悪くない。他の飲み方で感じたのと同様に、甘さ、ほろ苦さ、香ばしさのバランスが良く、旨い。三通りの飲み方で試したが、いずれの飲み方でも芋焼酎の良さは十分に堪能できる良い焼酎だ。薩摩宝山 黒麹仕込 25度 900ml芋焼酎 西酒造 さつまほうざん価格:967円(税込、送料別)
2016年01月08日
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寒い季節になるとやはり芋焼酎のお湯割が進む。つーことで、最近は寂しくなりがちだった開栓中焼酎置き場をリピート品で埋めるのを少し休み、新しいのを試す時期が来たようだ。ということで、本日は大山甚七商店の「黒・問わず語らず名も無き焼酎」を開栓。黒麹仕込の芋焼酎であり、それ以上の詳細はラベルからは不明ということになっているが、極めてオーソドックスな黄金千貫、黒麹、常圧蒸留の芋焼酎だと思う。近所のスーパーで900ml瓶を8%の税込み1本1199円で購入したものだ。同商店の製品で以前試した鹿児島限定焼酎「宮ヶ浜」というのも悪くなかったので、試す前から期待の一本である。開栓して瓶から漂う香りを確かめると、これは久しぶりのねっとり系の甘い芋焼酎らしい香りがあり、以前の「宮ヶ浜」と比べても、これは期待以上だ。さて、初日なので本日はロックで一杯。ロックグラスを口に近付けた時に感じるのは、芋焼酎らしい甘く香ばしい香り。第一印象では淡白な口当たりだが、そこからじわりと舌の上に旨味が広がる印象で、口に馴染むにつれて甘く感じるようになる。極めて軽いほろ苦さもあり、含み香の若干の香ばしさとの調和とれた雰囲気を感じる。そのお陰もあり、後味では旨味の余韻がさっと引く感じであっさりしていて良い。これはロックで飲んでもどっしりとした芋焼酎らしさの味わえる良い焼酎だ。お湯割などの飲み方での感想は後日。追記) 6:4のお湯割で試してみた。(2015-12-17)グラスを口に近づけた時に感じる香りは、単純なそれではなく芋焼酎らしいコクのありそうな甘い香りで、期待感が高まる。口に含むと、ロックの時とは異なり最初から甘い味わい。含み香にはやはり香ばしさがあり微かなほろ苦さと相まって、飽きの来ない印象になっている。お湯割で飲んでも期待通りに芋焼酎らしい旨さが楽しめる。追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2015-12-19)香りはお湯割の時よりもかなり控え目であり、クンカクンカしないとわからないレベル。口に含んだ時の味わいはお湯割の時に比べても更に甘い印象だが、若干お上品にまとまってしまっており、単純な甘味という感覚。お湯割の時に感じられたほろ苦香ばしいバランスの良さとは異なった雰囲気になっている。後味には旨味がしっかり感じられるので、前割してレンチンした場合、はっきりした甘さと旨さが勝るようだ。レンチンしたのをやってから、お代わりはお湯割で……ってのも選択肢としてはありだなぁ。ロック、お湯割、前割してレンチンと3種類の飲み方を試したが、いずれの飲み方でも芋焼酎に期待する旨さは十分楽しめる。その上、近所のイオン系列のスーパーで手軽に、(恐らく反社会勢力の資金源になっていない)まともな値段で購入できるので、日常的に飲む焼酎としては中々良い選択肢が現れたな……と感じている。ちなみに、寒い季節は温めて飲んで旨い焼酎がイイね!【12本まで送料1本分】【限定販売品!】プレミアム焼酎!じっくり味わおう黒麹芋焼酎!【限定品...価格:1,109円(税込、送料別)
2015年12月16日
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現在は以前飲んだ物のリピート品が一本あるのみと開栓中焼酎置き場が寂しくなっているので、今日は新しく一本開栓することにした。つーことで、本日の一本は濱田酒造の「天璋院 篤姫」。前回に続いて、濱田酒造の黄麹仕込み芋焼酎だ。前回開けた「大魔王」は減圧蒸留されていると一部で言われているが、今回の「天璋院 篤姫」は常圧蒸留されていると言われているので、主な差異はそこにあるようだ。今回の一本は化粧箱入りで720ml瓶の物を近所のスーパーで5%の税込み1490円で購入して保存しておいたものだ。同じスーパーで「大魔王」は若干のプレミア価格を付けて売られていたが、「天璋院 篤姫」は恐らく標準価格での販売だったようだ。栓を開けて直接嗅いだ香りは、先日の大魔王と相似。私に嗅ぎ分けることはきっと出来ないだろうと感じた。さて、初日なので何時も通りにまずはロックで一杯。口に含んだ第一印象は、「甘さがない」というもの。口に馴染んでくると仄かな甘みも感じられるのだが、第一印象ではその甘みの無さと若干のほろ苦さが印象に残った。そして、後味として舌に旨味の余韻が長く残る感じがある。これは先日の大魔王と良く似ている。黄麹仕込みが原因かどうかは何とも言えないが、やはりどうもピンと来ないな。不味くはない。が、万事が控え目で食事の邪魔をしないまま、只々酔える……というような印象に終始する。これも全部ロックで飲みきることになりそうだ。NHK大河ドラマ 天璋院篤姫 25度720ml 美装箱入り価格:1,490円(税込、送料別)
2015年10月13日
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この夏はここ数年では珍しく、連日のようにビールを飲んでいたので開栓中焼酎置き場が空になったまま放置していた。が、ビールの在庫が切れたし、もう秋ということで晩酌には焼酎という生活に戻そうと思う。つーことで、今日は久しぶりに新しい焼酎を開栓。本日の一本は濱田酒造の大魔王。これは、焼酎の飲み比べを始めてから然程時の経っていない、飲んだことのない焼酎が店頭で手頃な値段で売られていたらとりあえず購入しておく……という、焼酎の収集それ自体が趣味であるかのような行動をしていた時期に、散歩途中で立ち寄ったスーパーで720ml瓶が5%消費税込で1本1480円で売られており、近所のスーパーのようにプレミア価格(確か同じ物が1780円だった)になっていないようだったので、すかさず買って死蔵していたもの。黄麹仕込みの焼酎自体が珍しいので、色々タイプを変えて集めていた当時の私の目的にマッチしていたし、その上、黄麹仕込みでは他に買ったことも飲んだこともない減圧蒸留芋焼酎ということで、在庫のバリエーションを増やすためにも非常に都合が良かった。ちなみに720ml瓶で1480円というのは、このような特殊な例でなければ、個人的にはパスする値段設定だ。四合瓶だから余分に高いという印象が否めないからだ。この一本も箱入りだったし。初日なので、何時ものように今日はロックで一杯。芋焼酎っぽい雰囲気はなく、単純に甘い香りが仄かに感じられる。同時に、以前小鶴黄麹で感じたようなある種スパイシーなえもいわれぬ香りがある。口に含むと、減圧蒸留焼酎に良くある感じの揮発性の高い何かが口内に広がる。甘いとか旨いとかという感覚は薄く、すっきりと切れの良い味わい……という第一印象だが、その実、後味にしっかり余韻が残る。この感覚は珍しい。が、不味くはないし普通に最後まで飲みきると思うが、やはり芋焼酎らしさがないので物足りない。720mlなので最初からリピートはないのだが、一升瓶で買うこともないかなーと思う。黄麹仕込みな上に減圧蒸留ということで、今後もロックだけで飲みきる予定。 [芋焼酎]24本まで同梱可☆25度 大魔王 720ml 濱田酒造【RCP】価格:1,449円(税込、送料別)
2015年09月20日
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昨日のお散歩部活動で一時完全な弾切れに陥ったくらいに現在はアイテム不足なので、今日は休養を取りつつ、補給活動に終始した。なので、ネタ的に新しい何かを求めて新しい焼酎を開けることにした。つーことで、本日の一本は玄海酒造の「むぎ焼酎 壱岐」。壱岐焼酎の特徴は、大麦を米麹で醸すという所にあるようだ。これは焼酎を色々と買い集め始めた当時に散歩の途中で立ち寄ったスーパーで900ml瓶を5%の消費税込み950円で購入し、そのまま今日まで死蔵していた。栓を開けて香りを確かめると、有機溶剤的(?)な危険で甘い香り。この感覚が減圧蒸留的に思える。この雰囲気がピーンと来る人もいるのだろう。暑い季節だし麦焼酎だし減圧蒸留なので、今日もロックで一杯。口に含むと舌触りは柔らかく、香りとマッチする感じの軽い甘みがある。また後味には若干のほろ苦さを感じる。嫌みなものではないものの、それが後を引く——クセになるような印象ではない。全体的な印象としては、「旨味」とでも言うべき何かは感じられず、減圧蒸留焼酎っぽさがハッキリしている。一切の癖がなくカパカパと飲めるので、酔っぱらいたくて飲むならこういうのが向いているのかも知れないが、常圧蒸留焼酎の持つ素材の雰囲気がガッツリ出る感覚が好みなので、個人的にはこれのリピート購入はないなぁ。酔っ払う前に満足したいんだ! (贅沢)麦焼酎発祥の地よりお届けします。むぎ焼酎 壱岐 25度 900ml価格:966円(税込、送料別)
2015年08月02日
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随分前に開栓中焼酎が消滅し、その後なんだかんだでネタを温存する意味で複数ストックがあった焼酎を消費したりしていたのだが、今日は久しぶりに新しい焼酎を開けることにした。つーことで、本日は高千穂酒造の「黒麹全量仕込 麦 高千穂」を開栓。記録によるとおよそ2年ぶりに開ける麦焼酎だ。梅雨明け間近(?)で酷暑の片鱗が見え始めたこの時期ならロックで旨けりゃそれで良いと期待して……。ラベルから読み取れる情報通り、この焼酎は全ての原料麦を黒麹に仕立ててからそれだけを醸して常圧蒸留して作られた麦焼酎で、アルコール度数は25度。今回開けた一本は、消費税が5%だった時代に900ml瓶を税込み980円で購入したまま放置していたものだ。本格焼酎の飲み比べを始めた当時は、店で買ったことのない焼酎を見つける度に買い込む勢いで、一時は何十本という焼酎を在庫していたので、これはそんな中の死蔵していた部類に入る。栓を開けた瓶の口から感じられるのは嫌みのない甘い香り。口に含むと、ピリピリ感とは違うが中々複雑な感じの舌触。感じた香りから想像する味わいとは異なり、飲み始めには甘い印象はあまり感じられなく、すっきりとした辛口という印象だ。それが、二口、三口と飲み進めていく内に仄かな甘い雰囲気が感じられるように変化する。非常に面白い。以前試した田苑酒造の「田苑 麦 黒麹仕込み」と同じ様に、氷が溶け始めた後の味の変化が良いので、この焼酎はロックで飲み尽くす予定。個人的な好みとして、麦焼酎でも常圧蒸留された物が旨く感じられるようだ。高千穂 -黒麹- 麦25°900ml価格:972円(税込、送料別)
2015年07月12日
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ここの所お散歩部活動が捗るせいで、開栓中焼酎置き場が物寂しい感じになってもネタ的に取っておきたい初飲み焼酎を開けるのは我慢していたのだが、お散歩部活動が進捗的に一段落という感じなので、久しぶりに新しいのを開栓することにした。つーことで、本日開栓したのは白金酒造の「極芋」。鳴門金時芋と黄金千貫を原料芋としているところが特徴の芋焼酎だ。デパ地下で常に開催されているタイプのプチ地方物産展にブースが出ていて、そこで1800ml瓶を8%の消費税込みの1861円で購入した。栓を開けて瓶の口から感じるのは、ねっとりとか芋焼酎的なそれではなく比較的ストレートな甘い香り。初日なので、今日はロックで一杯。口当たりはとろりとした舌触りに、若干のほろ苦さを感じさせつつ、淡い甘みもある。芋焼酎らしいしっかりした味わいがある。旨い。それでいて、後味はさっぱりしていて、淡い甘みとほろ苦さがすっと引く感じで飲みやすい。がつんとくるどっしり重厚なタイプではないが、さりとて薄っぺらいわけでもなく、飲み飽きしない感じの付き合いやすい焼酎のようだ。お湯割などの飲み方は後日つーことで、この後はお散歩に出掛けます。追記) 6:4のお湯割を試してみた。(2015-05-16)グラスからは淡く甘い香りが感じられる。口に含むと香りから想像した印象にピッタリと填る感じの淡い甘さがあり、同時に良い感じの軽いほろ苦さも感じられ、全体として芋焼酎らしい満足感が得られる。追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2015-05-16)口当たりはお湯割に比べてかなり淡い印象。第一印象では薄っぺらい残念系か? と思ったが、さにあらず。繊細な甘みのある上品な味わいが楽しめる。正直、毎日これで飲んでいたら飽きるかなーと思うが、たまにはこれも悪くない。鹿児島 姶良極芋25゜1800ml 【白金酒造】価格:1,728円(税込、送料別)
2015年05月14日
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現在開栓中焼酎置き場には一本しか芋焼酎が無いので、もう一本行っときますわ。つーことで、本日は尾込商店の「さつま寿」を開栓。去年、先に入手したPB扱い(?)で28度の「さつま寿」を試したが、本日開けるのは普通に販売されている(?)25度の物だ。基本的な造りは同じ筈で、黄金千貫を白麹で醸して常圧蒸留で造られる極めてオーソドックスな芋焼酎である。こいつは散歩途中で立ち寄ったチェーン展開されていそうには見えない酒屋で1.8l瓶を消費税8%込みで2263円で購入しておいたものだ。初日なので今日はロックで一杯。栓を開けて直接匂いを嗅いでも、然程濃密な香りは感じない。あるいは季節柄鼻が効いていないだけという可能性もあるが、無臭ではないものの濃密濃厚な芋焼酎……という類いの香りではなく、甘い芋焼酎らしい香りがあっさり軽い感覚で漂う程度である……と思える。28度の物とは随分と雰囲気が違うのではないか?グラスを口に近づけた時に感じる香りも直接嗅いだときの印象と変わらず。これはこれで悪くはない。口に含むと軽い甘さと芋焼酎らしい旨味を感じるが、全般的にマイルドで落ち着いた良い感じの芋焼酎……という印象。以前試した28度のヤツは「アルコール!」って感じの刺激がやや気になったが、今回試している25度の物ではそういう要らぬ刺激は感じられず、非常にまろやかで旨い。これは安心して選べる感じの良い焼酎だ。お湯割その他の飲み方は後日。追記) 6:4のお湯割を試してみた。(2015-03-26)グラスを口に近づけると穏やかで甘さはないがほっくりとした感じのやや淡白な香りが感じられる。口に含むと極めて淡い甘みも無くはないが、それよりはじわりと感じる旨味が強い印象。飲み込むと後味には旨味の余韻が感じられるが、すっと短時間でそれが消えるという感覚。食中に飲むならこういうヤツだな! という芋焼酎の王道を行く物だと思う。追記) 前日の内に6:4で前割しておいたものをレンチンして試してみた。(2015-03-29)芋焼酎らしい甘く軽い香りが穏やかに淡く感じられる。口に含むと極めて淡い甘みも無くはないが、旨味が主体に感じられるというのもお湯割の時と同様の印象。仄かなほろ苦さもあり、味わいが引き締まって感じられる。お湯割と相似の印象で甲乙付けがたい。ロック、お湯割、前割してレンチンと3通りの飲み方を試したが、どの飲み方でも旨い。入手性は然程良くないが、身近に良心的な酒屋が見つけられれば日常酒はこれで決まり! ってことにしてしまってもイイんじゃないか? という位には高水準な味わいでかつ手頃な焼酎だ。ちなみに前に試した28度の物より、今回の25度の普通の「さつま寿」の方が私の好みには合う。【贈り物に最適】さつま寿 1800ml価格:2,160円(税込、送料別)関係ない話だが、今日話題になっている「やよい軒」改め「YAYOI JAPANESE TEISHOKU RESTAURANT」って何かなーと思ったら、その昔「めしや丼」だったチェーンのことだったのかー。それなら知ってるわ。入ったことないけど。ちなみに話題になっているのは高槻店だけなのかな? 行列しているらしい。
2015年03月25日
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緊急事態です(笑なんと開栓中焼酎が皆無になってしまいました!つーことで今日は慌てて新しい焼酎の御披露目です。どれにしようかな……と、在庫をチェックしていて思い出したことがある。——赤霧島のこの春分がそろそろ売りに出るなー。以前の分の在庫があるから買わないけど。そこからの連想で、本日の一本は白金酒造の「白金酒造」に決めた。これは白金酒造の創業145周年記念で販売された焼酎で、原料芋が紫マサリ100%となっている。開けたのはデパ地下で行われていた小規模な物産展(?)で1800ml瓶を8%の消費税込みで2592円で購入しておいたものだ。初日らしく、今日はロックで一杯。フルーティな——というか西洋菓子的な甘い香り。これは非常に珍しい感覚の香りだ。赤霧島を始めとしてムラサキマサリを原料芋とする芋焼酎は何種類か試したが、ここまで特徴的ではなかったと記憶している。ムラサキマサリを原料とする他の焼酎でこれまで試した物は私の記憶が確かならばどれも宮崎の焼酎だった筈なので、あるいは酵母の差が出ているのかもしれない。口に含むとフワリと甘く柔らかな口当たりで、含み香も直接嗅いだ時のそれと同質のものでありかなり自己主張が激しい。氷が溶けて薄まってくるまでは後味には甘い感覚が舌にしっかり残る印象だ。氷が溶けてくると甘い感覚から旨味的な雰囲気に変わってくると共に、アッサリとした軽い後味に変化する。非常に興味深い。氷の溶け具合いによる味わいの変化が楽しく思えるこの焼酎を、ロックで飲むのは良い選択だろう。あるいはロックが最適である可能性もあるが、お湯割その他の飲み方も試すことにしているので、それは後日追記する。追記) 6:4のお湯割を試してみた。(2015-03-22)グラスから漂う香りは最初ロックの時と同じような西洋菓子的な甘いものだったが、馴染んでくると芋焼酎っぽい素朴に甘い香りも感じられるようになった。口に含むとロックの時に比べると遥かに淡い感じの甘さの第一印象に加え、じわりとした旨味を感じる。後味には淡い甘さがふわりと残る感じ。酒を飲もう! と思って、多少の肴はあるにせよ酒がメイン……って感じで飲むのにはこれも良いと思うが、飯がメインで食いながら酒も飲むぜ! って感じだと、これはちょっと空気が違うかなーと思う。追記) 前日の内に6:4で割水しておいたものをレンチンして試してみた。(2015-03-23)香りはやはりこの焼酎特有のある種西洋菓子を想起させるような柔らかく甘い香り。口に含むとお湯割の時よりも直接的な甘さは更に淡くなっている。食事時に飲むのならばこれはこれでバランスが取れている気がするので、温めて飲むならお湯割よりもレンチンが好みのようだ。ロック、お湯割、前割してレンチンと試してきたが、紫マサリ焼酎なので、この焼酎の楽しみ方の本命はやはり本命はロック(あるいはストレート)のようだ。食事中に温めて飲むなら前割してレンチンというのが良い。有り体に言うなら食中酒にバッチコイって感じではなく、とっくりと腰を落ち着けて酒を飲もうって感じの時に飲むのが向いているように感じる。【紫マサリ100%使用!】白金酒造【芋焼酎】1,800ml創業百四十五周年記念焼酎【あす楽対応_北陸...価格:2,592円(税込、送料別)
2015年03月21日
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