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2023.05.23
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テーマ: 鉄道(22186)
カテゴリ: 旧型国電
旧型国電 飯田線:クハユニ56 0番台



元は首都圏で活躍していた「クハニ67」という荷物・普通合造制御車を郵便室付きに改造してクハユニとしたものが0番台とされ、「モハユニ64」という荷物・郵便・普通合造電動車を未電装のまま制御車化してクハユニにしたものが10番台を名乗っていました。

クハユニ56の0番台は、元荷物室だけであったため、片側2つの荷物扉が両方とも大型になっているのに対し、10番台は郵袋の出し入れ用に作られていたため、初めから二つ目の扉が小さくなっていたのが特徴です。

また、クハニ67時代はロングシートでしたが、飯田線転出に際してセミクロスシート化、便所の取り付け改造がされています。
クハユニ56の0番台は4両が存在し、リベット付き、シル・ヘッダー車の001(元クハニ67001)と、ノーシル・ノーヘッダー車の002~004(元クハニ67003~005)があり、少数の中でも差異のある興味深い車両でした。

今回は、このクハユニ56のうち元クハニ67から改造された0番台車をピックアップしてみます。



昭和56年7月21日 為栗~温田間にて クハユニ56001

元クハニ67改造のクハユニ56の中で、この001だけが唯一シルヘッダーをつけていました。また、正面窓が3枚ともHゴム化されており、茶色時代も同様のスタイルとなっていたようですから、かなり早い時期に改造されていたようです。
せっかくの希少車種ではあった訳ですが、撮る角度が良くなかったため、あまり車両写真としてはいただけないものになってしまったのが残念です。




昭和57年8月10日 伊那松島機関区にて クハユニ56002

機関区内にてジックリ撮った写真です。荷物扉と郵便室扉の大きさが全く同じ大きさであることがお判りいただけると思います。
この車両以降はノーシルノーヘッダーとなりましたが、スカ色の塗分け線がシルヘッダーと同じ位置の為、ちょっと分りづらいのが勿体ないですね。
002は、正面窓の中窓の下桟の幅が太くなっているのが特徴です。


昭和58年1月11日 千代~天竜峡間にて クハユニ56003

形態の特徴が私の目からは004と区別が付きませんでしたが、相棒のM車から003であることが判明しました。


昭和58年7月1日 湯谷~三河槙原間?にて クハユニ56003

旧国のさよなら運転より1ヶ月くらい前ですが、定期運用最期の2往復にはさよならヘッドマークが付いていました。さよなら運転に取り付けたものとは違うようです。
こちらは定期運転に最後まで残った編成として003であることが判明しています。



昭和58年1月11日 天竜峡駅電留線にて クハユニ56004

こちらはクモハ61とペアを組んでた004。
運転席のHゴム窓が下辺にほぼくっついている感じで、近くで良く見ると003と区別が付くのかもしれませんが、これだけ離れてしまうと識別は難しそうです。

今の時代まで残っていれば、茶色復元なんてイベントもあったかもしれませんが、これら希少な車両もすべて解体されてしまいました。


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最終更新日  2023.05.23 05:50:47
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