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2023.12.25
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テーマ: 鉄道(25413)
711系交流電車:函館本線(オリジナル塗装時代)



国内における在来線営業車初の交流専用であり、新性能車における1M方式としても初の量産車となりました。



昭和55年3月14日 函館本線 銭函~張碓間にて

量産車としては昭和43年から製作されました。
711系には0番台、50番台、100番台があり、詳細は覚えていませんが、外観上では100番台以降が電動サボを装備しているので、側面から容易に区別することができます。また、50番台までが両栓構造(前向きにも後向きにも自在に連結できる)であるのに対し、クハ711-100番台は向きが固定され、反対向きのクハ711は200番台として区別されるようになっています。



昭和55年3月 札幌駅にて  711系 急行「かむい」

車両構造が、極寒地の気候を考慮した内地で言うところの急行形と同じスタイルであるため、普通列車を基本としながらも急行列車にも多用され、「かむい」を初め、札幌~旭川間をノンストップで結んだ「さちかぜ」でも活躍しました。



昭和56年3月11日 白石~厚別間にて

除雪した雪が線路間に山のように盛られていて、足回りが見えません。真っ白な景色の中なので、旧塗装の交流色の赤がアクセントになりますね。



昭和56年3月11日 白石~厚別間にて 711系100番台

初めて写真でみたときは、交直両用型のローズピンクとはまた一線を画す濃い赤色(交流色)で、当時このスタイルではまだ珍しかった小さく鋭い目のシールドビーム。そして、デザイン案の検討とかなされたのか疑問を持ってしまうような大雑把な全面警戒色と、どれをとっても厳つい不気味な電車に見えました。
当時地元で見慣れていた115系や165・455系の目の大きいお茶目な顔とは違った異質の車両に見えました。

何時の頃からか、京成電鉄にも似たファイアーレッドの塗装に変更され、通勤対応試作としてクハ711を3扉に改造したものも誕生しています。
当初は不気味な感じのした711系ですが、こうしてみると、やはり誕生したときのデザインというのは吟味されていたんだろうな、と思えるほど交流色が板に付いている感じがします。

初の交流専用型電車、極寒地対策車としてその地位を確立し、初の交流特急形781系の礎ともなった711系ですが、老朽化と新性能車によるスピード運転格差が災いし、2015年3月13日の運転を最後に引退となりました。


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最終更新日  2023.12.25 12:24:18
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