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2025.05.29
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テーマ: 鉄道(25397)
飯田線: 119系電車 (登場当初)



同時期に新性能化された大糸線や身延線は、当時量産されていた115系でスムーズに置き換えられましたが、地域ごとに旅客需要が大きく異なり、駅間が短く、さらには勾配が大きいという路線の特殊性から、これに即した車両を導入することになりました。
ここで誕生したのが119系という新形式でした。

短編成化が可能な1M方式、路線延長が長いため近郊型で便所付き、さらに駅間が短いため加速を重視したギア比、勾配抑速ブレーキなど、その特徴は他の車両に類のないものとなりました。各種機器については、当時廃車となった101系や、485系の部品も使われているということです。
また、冬は寒冷となる地域のため耐寒構造が付加されていますが、降雪量はそれほどでもないため、耐雪構造は省略されいます。

結果、外観的にはローカル線の旧型国電置換え用として既に誕生していた105系に似たスタイルとなりましたが、国電史上初となる車体すそ絞りのない近郊型電車の誕生となります。



昭和58年1月10日 中部天竜電車区にて クモハ119-3

その後、佐久間レールパークとなった場所です。
飯田線から80系の撤退が始まった頃で、80系に代わって165系が入線し、さらに置き換えを進めるための119系の到着も始まりました。
まだ営業運転には付いていないようで、ピッカピカのまま留置されています。



昭和58年5月19日系 赤木~沢渡間にて

80系が全面撤退し、戦前型の置き換えもかなり進んできました。
活躍を始めた119系。導入当初はMc+Mc+Tcの3連を組んでおり、その後Mc+Tcの2連も誕生しています。
新製時はもちろん非冷房車であり、準備工事も行われていませんでした。



昭和58年6月6日

こちらもMc+Mc+Tcの3連でした。
旧型国電の終焉ということもあり、撮影場所に来てしまったので仕方なく撮った119系だけが記録写真となってしまいました。Mc+Tcの2連や、×2の4連の写真も撮っていなかったようです。

スカイブルーに塩ビの白テープという出で立ちは、唐津線に導入された103系1500番台に通じるスタイルでした。
しかし、この塩ビ製のテープが毟り取られるいたずらが相次ぎ、119系は一時期悲惨な姿となりました。

そして、JRになった頃から、塗装は湘南色のコーポレートカラーとなり、さらに冷房化、個性が失われていきます。


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最終更新日  2025.05.29 02:53:40
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