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何かの拍子に、「あ、この人、いま何してるんだろう」と思ったのです。以前、日記にも書いたことのあるSSW・Mark Lane。アルバム「Golden State of Mind」を2005年?2004年?あたりにリリースしたっきり、その後の消息が全く不明でした。オフィシャルもすっかり止まっていて、もしかしたら、音楽をやめちゃったのかな、それとも…と最悪の事態まで想定していました(Thomas Hansenの例もありましたし…)。同姓同名のゴシックなアーティストに出会ってしまったり、違う人にばかり行き当たりましたが、やっと彼のマイスペを発見!Mark Laneマイスペ私が聴いたことのない曲がUPされていて、まだ彼が音楽を作り続けていてくれたことが、本当に嬉しかったです。矢も楯もたまらずメッセージを送ると、丁寧な返事が来ました。元気にしていること、私が彼のアルバムを持っていてくれたことへのお礼、そして、実はもう新しいアルバムが仕上がっているとのこと!!!しかし、悲しいかな、リリース元が今のところ決まっていない状態のようで…。彼としては、来年にはCDとDLと両方の形態で何とかリリースしようと考えているそうです。彼はとても良い雰囲気と、味のある声を持った、素敵なSSWです。Dylanっぽいフォークな曲調と声、そしてJason Falknerと友達ということもわかるような、優しく人懐っこいメロディ。新曲の数曲は、甘くもあり苦くもあり、その苦さの部分には、おそらくここ数年彼が苦労してきたであろう音楽的背景(リリースが3,4年なく、ライヴ告知すらなされていなかった)がにじんでいるような気がします。しかし、穏やかに微笑むようなメロディは、達観しているようにすら見受けられます。彼の新しいアルバムが届けられる日が、近い将来であることを切に願います。多くの人に、彼の歌が聴かれ、愛されますように。Mark Laneオフィシャルそして、彼は平行してバンドもやっています。The Larksといいます。こちらはよりフォーキーかな?The Larksマイスペ(追記)さっきよーく見てみたら、なんと、The Larksのメンバー・Steve Didelotって、American Music Clubにも在籍しているみたいです。ちょっと興奮しました。
2008.11.29
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以前の日記で1stアルバムについて書いた、UKはBristolの4ピース・New Rhodes。2ndアルバム「Everybody Loves A Scene」が出ました。国内盤先行ですが、やはりFabtone…嗚呼。私はなんだかんだと、ここと縁が切れません。「スミスとストロークスの融合」なんて大仰な宣伝文句をつけられてしまったがゆえに、大風呂敷を無理矢理広げられてしまっている彼らですが。2ndはより演奏もタイトに引き締まり、メロディがもっと良くなったように思います。Strokesっていうのがなんか違うように思えてきます。Smithsっていうのはわかるのですが。キュキュッと引き締まった演奏ぶりは、Futureheadsみたいだなとも思います。メロディはホントに良くなりました。「ん?」と思わず足を止めて聴きたくなるくらいの、キャッチーさが出たと思います。惜しいのは、ちょっとばかり中盤がダレる。もう少しバラエティが欲しかったかな。後半は、ドラマティックなメロディ展開に、気分も盛り上がります。ベストトラックは冒頭3曲、と言いたいところですが、9曲目「Is This The Life You Want?」です。イントロの、Bloc Partyばりのギターがカッコイイです。メロディもいちばんいいかもしれません。コーラスも良い。詞は、ワカモノっぽい厭世観が出てて、これも嫌いじゃないので良し。ダンスロックに沸き立つ昨今、ここまで素直に、そして時代を読まないギターロックをやっている彼らは、実に実に好ましい!!やっぱりね、シンセじゃないよ、ギターじゃなくちゃ。マイスペでも、ライナーノーツは痛いので辟易でした。言いたいことはわかるけど、それじゃあ「寒い」。
2008.11.29
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ここまで、こんなに、これほど偉大なバンドは、私の中には存在しません。美しく、絶望的で、文学的なリリック。流麗かつ暴力的なギター。こんなバンドが存在していたことが信じられないくらいです。The Smithsのベスト盤「the sound of The smiths」は、音源がリマスターされ、2枚目の方にはレア音源が収録されています。今まで聴いたことがなかった「Jeane」やB-side曲などが入っているのも、私には嬉しい仕様でした。ベタに「There Is A Light That Never Goes Out」が好きですが(たぶん、初めて覚えた長い英語タイトルの曲だと思います)、それ以外の曲だって、すべてが美しくて、どれがいいなんて選べないほどです。Hand In Glove、This Charming Man、Still Ill、Heven Knows I'm Miserable Now、Handsome Devil、Panic、Last Night I Dreamt That Someone Loved Me...ああもう、まだまだ並べきれない!!ひとつ、思い出深い曲があります。「私、ホントにシャイなんだよ」という話をしていて、相手も、自分もそうだよと言って、次の言葉が、「「Shyness is nice, but shyness can stop you」」だったのです。「Ask」。今まで、このアーティストいいよね、とか、あの曲いいよね、とか、そういう話をしたことはあったけれど、歌詞の1フレーズが、しかも前フリなく同時に出てきたという経験は、初めてでした。そんな人は、私の周りにはいませんでした。衝撃が大きくて、今でも鮮明に覚えています。Smithsには多くの信奉者がいて、多くのアーティストが彼らを愛し続けていることは周知の通り。私が好きなアーティストはたいていSmithsが好きで、つまるところ、根っこの部分はSmithsなのです。Suedeだって、Smiths大好きだったもの。だから、「Smiths的な~」とか「ジョニマっぽいギター」とか「モリッシーみたいなヴォーカル」とか、そういうふうに推薦文に書かれると、私は弱いのです。残念なことに、リアルタイムのSmithsを知らない私。Morrisseyも、一度も観たことがありません。許されるなら、グラジオラスを抱えてライヴを観に行きたい…なーんて、冗談です(笑)。
2008.11.27
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ついさっき、「イースタン・プロミス」を見終わりました。公開中はなかなか観に行けずに終わってしまった映画です。病院に担ぎ込まれた身元不詳の少女。手術の甲斐もなく力尽きてしまいますが、彼女はお腹に子供を宿していて、その子は無事生まれてきます。この子と彼女が残した日記が、物語を動かす軸になっていきます。そして、その子をわが子のように思う助産婦と、否応なしに絡んできてしまうロシアン・マフィアたち。監督がデヴィッド・クローネンバーグ。ひっそりとR-18です。なんでかって、かなりグロい描写がふんだんにあるので。首を掻っ切られたり指切られたり、目をえぐられたりと、うわあと呟きたくなるシーンのオンパレードです。主演はヴィゴ・モーテンセン。そしてナオミ・ワッツとヴァンサン・カッセルです。ヴィゴはロシアン・マフィアの運転手ですが、異様に切れ者。あとで彼がいったい何者なのかは、ちょっとわかります。ヴァンサンは、マフィアのボスの息子。ちょっと情緒不安定で、同性愛の気があるような役。ヴィゴに絡みまくります。ナオミはキレイですね~。芯の強い、凛とした女性を演じています。いろいろ書くとネタバレになります。本編と関係ないとこで言えば、目玉は「全裸でサウナファイト」。ヴィゴの肉体美が拝めます(笑)。妙に可愛いヴァンサン。ダメ息子なところに萌えます。ヴィゴのブラックスーツ姿はカッコ良過ぎて溜息モノです。多くを語らず、観た人が推し量ることでより面白くなっていく映画だと思いました。ただ、重ねて言いますけれど、グロいのがダメな人は観ないほうが…。
2008.11.25
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名前からわかるとおり、日本人の血を引いている、New YorkのSSW・Rachael Yamagata。彼女の新譜「Elephants / Teeth Sinking Into Heart」を聴いてみました。私は、彼女のたたずまいから、勝手にフラジャイルな雰囲気を想像していたのですが、まったく方向が違っていたことにようやく気付かされました。声はとってもハスキー。思っていたよりもずっとずっとパワフルな歌声でした。この「Elephants / Teeth Sinking Into Heart」は、2枚組で「Elephants」と「Teeth Sinking Into Heart」に分かれているようです。ようです、というのは、国内盤はこれがひとつにまとまっているからです。しかも、曲順も入れ替えまくってボートラ挿入してあったりします。いまいちこちらは、ファンの人たちには評判が悪いようですが…。とりあえず、私が聴いたのは国内盤です。女性版Tom Waitsとでも言っていいような、枯れっぷりが見事な「Elephants」から始まるこのアルバム。ところが5曲目「Faster」でちょっと不穏な雰囲気に。Rachaelの声に、さらにドスがきいてきます。それがカッコイイのです。そして7曲目「Accident」に入ると、一気にバースト。「うお?!」と思うほどアグレッシブなロックナンバーです。8曲目「Sidedish Friend」も疾走感があって、Rachaelはロックねえちゃんと化しています。この曲は、詞も含めていちばん好きです。アルバム後半は、落ち着いた雰囲気になり、ゆったりと聴けます。こちらは、「美しい」という形容が似合う曲ばかり。歌詞をすべて理解できるわけではありませんが、今回は対訳の力を借りて読んでみました。やはり、同じ女性だからか、わかる部分が圧倒的に男性SSWの詞よりも多いのです。素直に、ストレートに思いを伝えられないところとか、好きなんだけど嫌い、みたいなところとか、アンビバレンツな感情が渦巻いているところとか。だから「Sidedish Friend」の詞が好きなのかもしれません。本来の形である、2枚組の方を聴いてみたくなりました。こちらの方が評判がとても良いみたいです。たしかに、アルバム曲順入れ替えてしまって、ボートラ入れてしまったら、本で言ったら乱丁みたいなものになってしまうんじゃないかなあ…。国内盤しか聴いていないから、何とも言えないのですが。マイスペ女性でこんなに枯れてるのが似合う人も珍しいかな、と思います。
2008.11.25
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彼らは、きますよ。以前の日記にも書いた、木之下 渉さん(Vo.G)と土信田 有宏さん(G)によるユニット・The Young Groupがニューアルバムをリリースしました。タイトルは「14」。認知度も上がってきたみたいで、地元のCDショップの試聴機にも入っていました。前作「Tjonnik」をべた褒めしましたが、今作の「14」、これが、私の期待以上に素晴らしいものでした。木之下さんの声はもはやひとつの楽器。どんな楽器にも真似できない、ぬくもりと冷たさを併せ持った、稀有なものだと思います。前にも書きましたが、日本語が日本語に聞こえない。○○語、●●語、とわざわざ区別しなくても、そんなことはお二人には大きな問題ではないのかなあ(もちろん、表現の手段として大きなシェアを占めているでしょうけど)と思いながら聴いています。よりいっそうメロディに重きを置いたアルバムになったと思います。素直に、すっと心にしみいってくるメロディばかりが並んでいます。決して、心を高揚させるような元気づけをしてくれるものではありません。けれど、聴いているうちに、心がほぐれて優しい気持ちになってきて、ああ、また頑張ろうと素直に思うことができるのです。繊細なアルペジオで聞かせる曲から始まり、ちょっと意外なところでは、「Yesterday」のカヴァーが秀逸です。そこから続く「14」「Vanilla」「カシオペア」の流れは、とにかく印象的なメロディの連打にくらくらします。ラストの曲「マーガレット」はあまりに美しくて、言葉が出ません。マイスペ私が愛して止まないTamas Wells、彼の持つやわらかな歌声に、木之下さんの声が重なります。方向としては、きっと、同じだと思います。だって、「Two Years In April」が思い浮かんでしまったのですから…。
2008.11.23
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私が、断然Brett Anderson派だということは、ここをのぞいてくださる皆さんなら、当然ご存知のことだと思います。そうなのです、私にとってはBrett>Bernardだし、Neil Codling&Richard Oakes>Bernardなわけです。でも、なんとなくそれとなく気になるBernardの動向。ソロアルバムが中古で300円コーナーの常連ですが、見かけると買ってたりします。そんな彼も、Libertinesのプロデュースあたりから、徐々にプロデューサーとして名前を上げて来ました。The Veils、Sons and Daughters、Black Kids、Duffy…そして、Cut Off Your Hands。ニュージーランドからやってきたバンドです。彼らの1st「You and I」ですが、これが国内盤化されない。こらえきれずに、高いけど輸入盤を買いました。予備知識といったら、Bernardプロデュースということだけ。音なんて聴いたこともありませんでした。思えばけっこう冒険です(笑いきなりのドラムの連打にぶったまげました。「Happy As You Can Be」。まるで祝祭の如く鳴り響くストリングスに、声質は違うけれど、Morrisseyの朗々とした歌い方を彷彿とさせるヴォーカルは、もう、存在感からして飛びぬけています。そして、メロディがキャッチーで軽快。爽快。「Expectations」とか、聴いたことあるな~こういうの、と思っていたんですが、あれですね。Boy Kill BoyとかApartmentとか、あの辺に似ているような気がします。「Closed Eyes」も好きな曲。エッジィなギターとか、Bloc Party、InterpolやEditors系のポストパンク的な要素も持っている。要は、ごった煮的であると思うのですが、それでアルバム全体が散漫になるかといえばそうではありません。そこを支えているのは、素晴らしいメロディたち。これこそ、私が聴きたかった音。やっぱりメロが命です。メロが良くなきゃ、絶対ダメ。マイスペBernardはホントにいい仕事をしてますね。彼がプロデュースすると、やり過ぎくらいのストリングスやギターも、荘厳に聞こえてしまうのだから、オイシイなあ。
2008.11.22
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The Pipettes好きな人、多いと思います。両脇2人が抜けちゃった事実にショックを受けた人も、多いと思います。この子、見覚えありませんか?そう、The PipettesのRosay(右端のブルネットの子)です。彼女はRose Elinor Dougallという本名(おそらく)で、ソロ活動を始めています。12月には7インチ「Another Version Of Pop Song」がリリースされます。高すぎない、落ち着いた深みのある声が、なかなかない感じで良いですね。高音の甘い声に慣れているこのごろなので、Rosayの声は印象的でした。マイスペアストロホールで行われた、The Pipettesの単独公演のことを思い出しました。ちょうどRosay側の最前列だったっけ。懐かしいなあ。嬉しい情報をどうもありがとう。いつもいつもあなたにはお世話になりっぱなしです。
2008.11.19
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うっわーこのイントロカッコイイ!!カッカッカッというギターの刻みっぷりが実に小気味良く、それに乗っかるヴォーカルがちょっと不安定なところも魅力的。Laaksoとか、明るめで言ったらShout Out Loudsとか、大御所で言うならCureとか。スウェーデンのバンド・Alibi Tom。リリース元はUKのLeon Musicです。UKからリリースされているのも納得の、UKっぽい雰囲気があると思います。私はてっきりUKのインディバンドだと思い込んでいました。で、私が即惚れこんだ1曲は、アルバム「Scrapbook」の冒頭を飾る「Fire」。マイスペでもしっかり聴けます。うーむ、やっぱりこのバンドはギターが良いですね。キチッとした、育ちの良さげな佇まいがあるのです(笑)。こういう、カチッとした気持ちいいギターサウンドは、ホント好きです。ヴォーカル・コーラスのハモリっぷりはMystery Jetsとかのテムズビート(今じゃ死語に近いか…)にも通じるものがあるかも。ああ好きだったなあLarrikin Love…。マイスペジャケも何とも言えず好きな感じ。嬉しいことに、andersonとライヴやってたりします。ネタを探すために日本語の情報が載ってるサイトを検索してみたのですが、ひっかからず…。こういう音、好きな人は絶対いると思うのですが。
2008.11.19
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Moi Capriceの4thアルバム「We Had Faces Then」。独特の透明感と浮遊感のあるサウンドがとても魅力的な彼らですが、今回もmoi節が健在です。歌詞は、私のニガテな筆記体なので、よく読めていないのですが…。アルバム1曲目の第1音で、もう、「Moiだ!!」とわかる、エコーのかかったギター。この、上手く説明のつかない世界。現実じゃない感じがするのです。幻想の世界で奏でられているような、ひんやりとした音の雰囲気。これは、北欧のバンドじゃないと出せないような気がします。いったいどうやって音を出しているんだろう。全体的に、物寂しげなものが漂うのですが、そこが官能的なまでに美しい。マイスペつくづく、デンマークは変わったバンドが出てくるなあと思いました。
2008.11.18
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イギリスのバンドThe Answering Machineのリミックスだったかなんだったか、そこに関わっていたJames Yuillを知ったのは、お友達が教えてくれたおかげです。そんな彼も、今ではMoshi Moshiと契約。インディ好きの間ではけっこうな人気者になっています。アルバム「Turning down water for air」がリリースされ、やっと日本にも入ってきました。エレクトロニカとアコースティックが、互いを邪魔しないくらいの配分は、実に良いさじ加減。ドイツやスウェーデンのインディポップシーンに居ても納得な音だと思いました。Sunday Music ClubとかFredrikとか似てるかなあ。KOCのErlendの声にも通じるところがあるかも。「How could I lose」なんかは、ちょっとエレクトロニカなElliott Smithといった風情で、なんだか胸にしみます。中盤以降のストリングスとの絡みは最高です。ラストの「Somehow」は、エレクトロニカ・カントリーと呼んでもいいでしょうか。素朴なメロディに無機的な音が重なる、変わった取り合わせなのですが、なんかこれもアリだなと思ってしまいますなめらかな、ビロードにくるんだみたいなJamesの声は、じっと向き合って聴いてもいいし、BGMとして流しておくのもいい。とても耳に優しい、けれどどこかほろりとしみる、不思議で素敵なアルバムです。マイスペちなみに、こういうメガネくんはとっても好みです(笑
2008.11.16
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今日は、U字工事のインストアイベントでした。事前告知が功を奏したのかどうか、私が出勤してきた時点ですでに並んでいる人がいる(驚)!イベントのけっこう重要なポイントで、先方さんとの連絡の行き違いがあったりと、かなりピリピリムードになってしまい、どうなることやらと戦々恐々しながら隅っこでスタンバイ。開場と同時に、どんどんお客さんが入ってきました。といっても、こっちも売りさばくのに必死。今まで初めてというくらい、ひどく焦って、手が震えてしまいました。一息ついて、入りを見てみると、なんと満杯ではないですか!300人くらいは入ったのかな。若い子やお子さん、ご年配の方と、年齢層が実に幅広く、さすが地元の英雄(笑)だと思いました。U字工事の2人が登場すると、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。いやーふつうのお兄さんが出てきましたよ。第一声から訛っていて、大爆笑。ネタの最中、私はずっと笑ってました。上司が泣くほど笑ってて、ちょっと嬉しかったかも。「U字工事ってどうなの?」と言っていた人も、横目で見たら、体を震わせて笑っていたので、私的に「よっしゃあ!」と小さくガッツポーズ。こないだも書いたとおり、栃木県民じゃないと「??」なネタもあるのですが、そこが栃木県民的には誇らしかったりします。久しぶりにあんなに笑いましたよ。頑張ってPOP書いたりした甲斐がありました。ちょっとでもこういうイベントに参加できて、本当に良かったです。そして、たくさんのお客さんが観に来てくれて嬉しかった!!寒風吹き荒ぶ中、3時間ほど外に居たので、風邪は悪化した模様ですが(苦笑)、そんなこと苦にもならないくらい実りあるひとときでした。
2008.11.15
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今日は久々に美容院へ行ってきました。偶然、バスの中から見かけて、とても気になる雰囲気だったので行ってみたらすごく良かったこの美容院。通い始めてまだ間もないのですが、受付の方はもう私を覚えていてくれるし(声まで覚えているみたい)、雰囲気もすごく落ち着いているところなので、すっかりお気に入りです。ココ↓Fredonner(フルドネ)ヘアケアはアヴェダで統一されています。シャンプーの前に、スタッフさんが出してくれる香りを3種類嗅いでみて(目は閉じていて、見えないようにします)、好きなものでシャンプーをしてくれます。今日はラベンダーの香り。嗅いだ瞬間にラベンダーとベルガモットが入ってるなと思いました。私を担当してくれる方が、これがまた良い味出してるお兄さんなのです。程よい力の抜け具合とサバサバした口調、メガネに坊主頭。カッコイイです。私は、美容院で喋るのはそんなに好きな方ではありません。正直、合わせるのは疲れるし、すぐに「彼氏は~」系の話になるのはホント嫌だし。でも、この担当の方は全然そんなんじゃなくて、友達と話しているみたいにリラックスできて、楽しいのです。思っていた通りのヘアスタイルにしてもらい、なおかつツヤツヤサラサラになって美容院を出ると、足取りも軽いですね。最近、スキニーパンツ・ジャケット・ハット・ブーツ(オールブラック)の服装の反動か、ピラピラヒラヒラしたものばかり着たくなってしまいます。こういうのにブーツを合わせるド定番なコーディネートが、今は気に入っていたりします。
2008.11.14
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風邪を引きました。喉が痛いです。ヴィックスドロップと風邪薬のお世話になることにしました。ふだん、お笑いというものはほとんど見ないのですが、最近、見ることが半ば必須のようになってきました。なので、家に居るときお笑い番組があれば、ちょっと見るようにしています。そういう義務感とは無縁で、栃木県民として、純粋に「おもしれ~」と思ったのがU字工事。この人たちの漫才、栃木県民じゃないと面白味が薄れるかも。逆に、栃木県民なら面白さ倍増。というわけで、いつも爆笑しながら見ています。DVDタイトルその名も「北関東ナンバーワン」。北関東3県という、実に狭いエリアでトップを取ろうってわけです(というか、茨城に勝ちたいだけ・笑)。彼らの「ごめんねごめんね~」というこのフレーズ、栃木弁で言うととってもおかしいのです。私も使おうっと。今日はイースタン・プロミス入荷日。もちろん予約してあったので、さっそくお買取りしてきました。ヴィゴ祭りです。
2008.11.13
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お友達に教えてもらった、「ムラーズライク」なアメリカはアイオワのSSW・Jason Reeves。彼のアルバム「the magnificent adventures of heartache. (and other frightening tales..)」は、ゆったりとリラックスして聴ける良盤です。ちょっと調べてみたら、Colbie Caillatとはとっても仲良しだそうですね。彼女のアルバムでは、彼がほとんどを共作しているみたいです。Colbieと言ったら、ムラーズのアルバムでも歌っていました。この辺のこういう感じのSSWたちは、横でつながっているのかな。ムラーズライクと連呼すれども、Reevesもなかなか良い味を出しています。ムラーズがサーフっぽさに寄っている(最近はね)なら、Reevesは良い意味での正統派アメリカ的SSWだと思います。メロディのキャッチーさ、アップテンポ・スローテンポを織り交ぜた巧みなアルバム構成。メロのキャッチーさって、ときには「先が読めて、つまらない」ことになりがちですけれど、Reevesのメロディは、「先が読めたっていいじゃん!」と思えるくらいスカッとしていて、人懐っこくて、誰だってこういうの嫌いじゃないでしょ?と思ってしまいます。マイスペ歌詞が、とってもピュアでロマンチック。等身大のひとりの男性の心情を(いや、男性と限定しなくても良いか)、飾るところなく書いているところが、好感度UPです。胸にズバズバきました。SOMEONE SOMEWHEREとOLD FASHIONED LETTERSという曲には参りました。久々に、心にハマるアルバムに出会うことができました。
2008.11.11
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先日のThe Musicのライヴで上京した折に、地元では買えないアルバムなどなど買ってきました。Apple CrumbleさんにてMoi Caprice / We Had Faces Thenfliska vilior / tour de heartsAlibi Tom / ScrapbookMoi Caprice新譜です。私の周りはMoiファンが多そうなので、お知らせ。良いですよ。fliska viliorはちょっとひっくり返った感じのVoがShout Out Loudsっぽくて好き。Alibi Tomは、UKのギターロック・バンド的雰囲気がします。スウェーデン出身なのですが。Smithsのメランコリックさが多分に匂います。HMVにてJames Yuill / Turning down water for airアルバム出たのは知っていたんですが、ようやく。値段も安かったし。メガネくんは大好きです。タワレコにてJason Reeves / the magnificent adventures of heartacheお友達に、ムラーズっぽくてすっごくいいよ!と言われて。さっそく聴いていますが、ホントにムラーズっぽい!好き!!ほしいものリストは長くなる一方です。New Rhodesの新譜が欲しい…Killers、Glasvegasは聴いてみないとわからないかな。ベルセバのBBCセッションも気になります。そうそう!ウェラー師匠のat the BBCも。まだ出ていないけれど、Keithの新譜にも期待しています。そしていまだに買えていないThe Elements、Hungover Stuntmen。Matthew Jay。ああ、困った。
2008.11.10
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昨日(11月8日)、新木場スタジオコーストでThe Musicの来日公演を観てきました。フジで観た復活ライヴが最高だった彼ら。会場のあちこちで遭遇したフィルのいい子ぶりにすっかりぞっこんになった私(笑)。相変わらずの寒さに震えながら開場を待ちました。この日はSOLD OUT。開場すると、どんどん人が入ってきます。整理番号は186番とそれほど良いわけでもなかったのですが、真ん中の2列目付近に場所を確保しました。前座はThe Whip。どんな音なのかなあと思っていましたが、ダンス・ロックっぽいのですね。悪くなかったですが、必殺チューンが1曲くらい欲しかったかな。ベースの子が可愛かったです。そして、暗くなったステージにひとり、またひとりとThe Musicのメンバーが姿を現すと、会場には雄叫びにも似た叫びが響きました。男の子多かったもんなあ。今回は、圧死寸前でした。9月のWeezerよりヤバいと本気で思いました。内臓が口から出そうな感じで…(苦笑でも頑張りました。いつの間にか最前列にいました。ロブど真ん前でした。昨日ケータイから書いたとおり、最近浮き沈みが激しく、現実逃避の場が欲しかった私には、格好の空間でした。彼らはホントに素晴らしかった。どの曲もカッコ良かったのですが、やはりリズム隊がむちゃくちゃカッコイイのです。昔、フジで彼らを観たことがありますが、そのときに比べたら、天と地ほどの差がありました。上手くなったね。ソングライティングはロブ&アダム専門になったようですが、リズム隊の2人が腐ることなく、かえって、演奏に集中することで、さらに良くなったのかなあと思いました。日本以外では苦戦しているらしい彼らですが、それなら、日本がイチバンのサポーターになればいいという話。The Peopleのあの熱狂から早6年。不遇のときを経てThe Musicは帰ってきました。そして今回このライヴに集ったファンは、彼らを見捨てることなく待っていたわけです。結びつきは強いな、と思いました。この強さは、けっこう、他には負けないんじゃないのかな。ライヴのレポになってないですが、今回のライヴは、たぶん、今年でいちばん頭振って飛び跳ねていたような気がします。両肘はドドメ色に腫れ上がり、膝は青アザだらけだし肋骨痛いし、骨盤のとこ、紫色だし(苦笑)。でも、完全燃焼できた楽しいライヴでした。The Whipのときから乱入してきたオンナノコを除けば、ね。奇声を発してるし言葉遣い悪いし、周囲ドン引き(笑)。ま、どっかに流されて消えていきましたけれど。ああ、でも、楽しかったぞ!!!
2008.11.09
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新木場でTHE MUSICを観てきました。 凄かった…! いつものようにいつの間にか最前ど真ん中で跳びはねてしまいました。 圧死すると思いました。2,3曲目あたりで出ようかと思ったくらいです。 しかし、今の私を彼らは嫌な世界から連れ出してくれました。 目の前でキレキレのタコ踊りをかますロブ、クールにギターを掻き鳴らすアダム、ぶっといベースラインが最高にカッコいいスチュ、可愛い顔してテクニシャンなフィル。 フジもよかったですが、今日はそれ以上に力強く一体感がありました。 あのね、お客さん入らないかもしれないなんて思わなくていいんだから。 日本はいつだってTHE MUSICの味方です。 その証拠が、今日の客入りとあの盛り上がり。 ロブが、満杯のフロアを眩しそうに見渡して、「アリガトゥ!」と笑ったその顔に浮かんだ安堵の色。 それを見て、胸がいっぱいになってしまった私は、オバサン化しているのかな(笑)。 よかったです。ホントよかったですよ。
2008.11.08
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この人の歌を初めて聴いたのは、数年前、FOWが新宿リキッドルームに来たときです。彼らのオープニングアクトとしてプレイした、David Mead。私はそのとき、彼のことを何も知らずに観ていたのですが(周りの人たちもそうだったみたい)、ギターひとつ抱えて出てきて、宝石みたいなキラキラとしたメロディを歌ってくれました。その後、タワレコのワゴンで、偶然、彼の1st「The Luxury of Time」と「Mine and Yours」を見つけ、特に1stは愛聴盤になりました。ただ、その後を追いかける余裕がなくなってしまい…今に至っております。実のところ、メロディがちょっと単調になってきてしまったような印象も受けていまして…。しかし、今回、彼の新譜リリースの情報を掴み、その名前の懐かしさに足を運んでみたマイスペで、衝撃を受けました。それからずっと通い詰めて音源を聴いていました。そして、今度のアルバムは、彼のリリースの中でも最も素晴らしいものになるだろうと確信していました。「Almost and Always」。日本先行発売です。このアルバムで、David Meadは私の中で大きく大きくジャンプアップしました。帯にも書かれていたように、「奇跡的に美しい、優しさと気品に満ちたメロディ。」というキャッチは、その通りだと思います。クラシカルなのに古臭さもなく、けれど聴いていて絶対的な安心感。ヘタに新しいものを取り入れようとはしていないところが、良いのだと思います。1stの名曲「World of a King」の元気の良さも愛すべき点でしたが、それから約9年を経て、彼はしっとりと落ち着いたメロディを書くSSWになりました。こういう音を聴いていると、心が休まります。美メロ、と俗に言われる美メロたち、それらとは明らかに一線を画した「美しいメロディ」です。マイスペこれ、ホントにホントに美しいアルバムです。手を触れてはいけないアンティークのような印象すら受けました。
2008.11.06
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年間ベストアルバムを投票して欲しい、というアンケートが来たので(バイト先で)、参加してみました。とりあえず洋楽ならなんでもいい、ということだったみたいですが、なんとなく、UKとかSSWばっかり選んでしまいました。(インディギタポは除外。ふつうに買えそうなやつにしたので)ちなみに、こんな感じでした。Jason Mraz / We sing, we dance, we steal thingsTamas Wells / Two Years In AprilDelays / Everything's The RushSons and Daughters / This GiftOasis / Dig Out Your SoulGabriel Mann / Tall BuildingsThe Troubadours / STPaul Heaton / The Cross Eyed RamblerThe Sleeping Years / We're Becoming Islands One By OneFoals / Antidotesなんかウソくさいところがある(笑休憩中とかに考えるとこうなってしまうのですね。でも、David Meadの新譜はこの中に入れてもいいくらい素晴らしいってことに、いま、気付いた…!
2008.11.05
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音響系とかフリーインプロヴィゼーションとか、私にとってはなんだかさっぱりわからない系統に分類されていると思わしきアーティスト・David Grubbs。セールのワゴンに500円で放置されていたのを、拾ってきました。最新ではなく、ひとつ前のアルバム「A Guess At The Riddle」です。見事にケースが破壊されていますが…思っていたよりもずっと聴きやすい感じです。ここ数日、Radical Faceやat the close of every dayなど、枯れ系の音楽ばかり聴いているせいか、ドライでシンプルな音が気分みたい。こういう音を聴くと、渋谷のワルシャワが思い浮かびます。私の中では、そういう音に聞こえるようですね。でも、シンプルなんだけれど、ほのかに薫る冷たいエレクトロニカと、その対極に位置するような、あたたかみのあるヴォーカル。水と油のようですが、この取り合わせは素晴らしいと思いました。最新作は、もっと音響系っぽい雰囲気です。なので、あまり聴けないかもしれません。歌モノっぽいこのアルバムの方が私に合っているのかも。マイスペ
2008.11.03
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少し前のアルバムになります。Radical Faceの「Ghost」、これを買ったとき、やたら値段が高くて躊躇ったのを覚えています。でも今は、それに見合う、いやいや、それ以上の価値があるアルバムだと満足しています。先日は来日していたようで…残念ながら行けませんでしたが。乾いた音と、あくまで静かに静かに刻まれていく印象的なメロディ。劇的な盛り上がりがあるとか、そういう類のアルバムではありません。けれど、このアルバムを聴いていると、無性に涙がこみ上げてくるときがあります。タイトルのとおり、様々な「Ghost」が歌われています。自身の頭の中の幽霊が消え去らない、眠らないという歌詞があったような気がします。それは私も同じかもしれない。思い込みが激しいだけかもしれないけれど。同化しすぎなのかもしれないけれど。オフィシャルマイスペ生々しい話ですが、昨日、人生初めてヒステリーってやつを起こしました。今まで、爆発したいことがあっても、絶対的に自分を抑え込んでいました。熱く暗いカタマリが胸の中で大きくなっていくのをわかっていながら、それを解放したことはありませんでした。でも、昨日は沸点をぶっちぎってしまった。家族は、何も言いませんでした。たぶん、言えなかったんだと思います。私はずっと「いい子」であり続けてきたから。汚い言葉をわめきながら暴れるなんて、思いもしなかったでしょう。目の前にあった服やCDや香水やら、投げつけました。CDがだいぶ壊れました。ごめんね、私の大事なCDたち。ハンガーがかなり破壊されて、服は足の踏み場もないほどに散らかったままです。ガラス、ヒビ入ってます。昨日からゴハン食べてません。自己嫌悪に陥っています。でも、少しスッキリしたような、しないような。このアルバムを聴いていたら、なんだか、ちょっと、落ち着いてきたような気がします。そんなおかしなことに使われるアルバムに対して、申し訳ないけれど。私の頭の中のゴーストは、今度は何をしでかそうとたくらんでいるのだろう。今、これを書きながら人生相談をしています。どうやったら変われるのか、と。実際、以前とものすごく変わった人に対して、実体験を聞いています。シャイすぎるくらいの人だったのに、今では、こちらがドキリとするほど、自分に自信を持った人になりました。だからかな、その言葉のひとつひとつが、重い。
2008.11.02
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