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これは本当に楽しみにしていた一本!「ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件」を観てきました。主演はトニー・レオンとアンディ・ラウ。インファナル・アフェアのコンビが20年ぶりの共演となれば、観に行かない理由がないでしょ!?イギリス統治下の香港で、一文無しから出発をしたはずのトニー演じるチンが、ひょんなことから手を染めた違法取引から香港経済界のトップにまで昇りつめていきます。その間の10年以上に及ぶ悪徳行為は汚職捜査機関であるICACから目をつけられ、捜査に乗り出すのがアンディ演じるラウ。ラウは何度もチンを追いつめ、何度も逮捕するのですが、そのたびにチンのおっそろしい(としか言いようがない)ネットワークによってチンは釈放され、ラウは煮え湯を飲まされ続けます。チンの影響力はもはや国際レベル…それでもラウは諦めない。出世を棒に振っても、執念で捜査を続けるのです。当時のギラギラした香港が描かれています。爛熟、という言葉が似合う、そんな街です。英国統治下の雰囲気がある調度とか夜の街のシーンが印象的。一方、まさに金ピカなビルの内装も、これぞ悪徳金満野郎な雰囲気バリバリでこれもいい。笑人々は金に集まり、なくなれば逃げていく。離合集散を繰り返す金の亡者たちの姿は、現代の私たちには少々異質に映るかもしれませんが、これが経済発展の裏側にあったんだなと妙な感慨を覚えました。株価が爆上がり(っていうかインサイダー取引ですから)して、歓喜のクラウドサーフをするトニー(もうここからはトニーとアンディ呼びします)が超可愛いい…!この辺の何でもかんでもカネ・カネ・カネ!な場面の連続は、後で購入したパンフレットにも出てましたが、レオ様が主演した「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のシーンに通じるなと思って観ていました。この、尽きることない上昇志向が、それを観ているこっちを高揚させていくところなんて特に。そして相変わらずアンディはクールビューティーですね…本当にこの人はキリっとした役がお似合い。不謹慎ながら、ケガして血がほっぺたを流れていくところがめちゃカッコいい…!インファナル・アフェアでは、トニーが潜入捜査している刑事で、アンディが警察に潜り込んだマフィアという役どころなので、今回は逆なのですが、やっぱりアンディは終始冷静沈着。トニーは冷静だけど一枚薄皮剥いだら狂気が透けてるとことか、あのニヤけ面が最高。ワンコみたいな顔が超好き。私は中国にちょっとだけ居たことがあるんですが、その時に留学生仲間で大流行したのがインファナル・アフェアでした。みんなでDVD貸し借りしまくって観たのが良い思い出です。そのせいか、インファナル・アフェアというよりも「無間道」の方が馴染みがあります。そして、アンディのコンサートにも行ったんですよね。昔のことなので記憶がおぼろげではありますが、覚えているのは、アンディがマリリン・モンロー状態で、下から風をぶわっと浴びて衣装がヒラヒラしていたこと(笑)。
2025.01.26
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昨年の最後のブログで取り上げたPatrick Duffブームはまだ私の中で続いていまして、やっと棚の奥の奥から見つけ出した、彼の所属してたバンドStrangeloveの2nd「love and other demons」を聴いています。すごいよ1996年のやつだよ…!国内盤の帯には「スウェードのブレット・アンダーソン&リチャード・オークス参加!!」って書いてあります。だからつられて買ったんだということは否定しません。StrangeloveがSuedeのサポートでツアー回ってたこともあったし、後にAlex LeeがNeilの代わりにSuede入りましたしね。Suedeとは関係の深いバンドです。帯の煽り文句も時代を感じます。「狂気を放ち哀愁を漂わせ、人々を飲み込む・全世界のポップ・ファンを震撼させる、英・フード・レコーズの最終兵器、パトリック・ダフ率いるストレンジラヴ、待望のセカンド超大作アルバム!」ですって。こんだけ煽ってくれたらPatrickも本望でしょう。優しく鼻で「ふふっ」って笑ってくれそう。たいていの人は私と同じじゃないかと思うんですが、「Beautiful Alone」がどキャッチーで良いです。SmithsばりのキラキラギターにPatrick甘め仕様の声がマッチしてて、ホントこれは名曲。このBeautiful Aloneがこのアルバムのいちばんの目的だったんですが、この路線を期待して買った人は、きっと、1曲目でびっくりしたはず。私は絶句しました。一瞬、コンポ止めましたもん。だってギターの歪み具合が尋常じゃないんですもん。その上、Patrickの声が怖い(苦笑)。地獄から響いてきそうな声。ホラー。「ヘイジーザス」ってほぼデス声で叫ばれたら、「あ、ヤバい人来た」って思っちゃいます。そしてこの曲にはブレ兄さんとリッチがコーラス参加しているようですが、いったいどこなのかわからない。でもね、これがだんだんとハマってくるのだから面白い。ギュインギュインいうあのギターを延々リピートしたくなるし、仮にこれをライヴで聴いたら発狂寸前になる自信があります。「Sway」とか「She’s Everywhere」以降のナンバーは今のPatrickソロにも通じるような雰囲気かなと思います。やっぱり、彼のあのソフトな声はミディアム~スローなナンバーが似合います。ちなみに、She’s Everywhereはちゃんと兄さんがコーラスしてる声が聞こえますよ。一言で言うなら「暗くてどん底」。それがOKかどうかってことなのですが、私はOKな部類なので、このアルバムは時々聴きたくなるのです。Suedeをもっと暗くして引きこもりにしたらこんな感じになるんじゃないかと(暴論)。声を大にして言いたいのですが、検索すると「Strangeloves」になってたり「Strange Love」になってたりします。「Strangelove」ですから!
2025.01.14
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Dovesの新譜が2月に出るよっていう話を聞いて、youtubeで試聴してみたらこれが良い!というわけで、確かThe Last Broadcast持ってたはず…と捜索しているのですがどこにも見当たらない…売った…?考えてみれば、おそらく当時の私はDovesの良さをわからなかったんだと思います。まだまだ守備範囲が狭く、引き出しも少なかったころの私でした。そういうことで、過去の自分をまた引っぱたきたいところですが、もう一枚あったのがSome Cities。改めていま聴き直しています。CCCDというところに時代を感じますね。Dovesの音には、限りなく夜っぽい雰囲気があると私は勝手に思っています。冷たい暗闇の中に灯る光がDovesの音。私個人のイメージです。やっぱりこのアルバムだと「Black and White Town」の存在感が抜きんでていると思いました。シンプルなイントロなのにこれだけ気分が高揚するってすごい。poundingを思い出す。そしてなんであれ売っちゃったんだとまた自分を責める(苦笑)。Doves特有の、高揚感と浮遊感が軽快なリズムにのっかってるこの感じ。いまライヴで聴けたら前より絶対楽しめる自信があります。で、私は今日に至るまでまったく知らなかったのですが、「The Storm」は坂本龍一教授との共作なんですか…!?知らなかった…「Walk in Fire」のギターがきらめく感じもDovesっぽくていい。もう20年くらい前のものなので、いま聴くとほぼ記憶ゼロでリセットされてるので、めちゃくちゃ新鮮です。さて、こちらがDovesの新曲です↓どっちも良くないですか!?しかしながら…Dovesは今度のツアーはVoのJimi抜きでやるそうです。ヴォーカルパートはJezとAndy兄弟が分け合うみたい?Jimiはメンタルヘルスにずっと問題を抱えていて、そこからまだ完全に回復しきっていないために、ツアーには加わらないそうなんです。すごい決断ですよね。でも、メンバーは前向きな発言をGuardianとかでしていますし、いつかJimiが復活してライヴに戻ってきてくれることを祈りたいです。
2025.01.13
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これは昨年中の話になりますが、SuedeのファンコミュニティThe Insatiable Onesで定期的に刊行されているファンジンを初めて購入しました。というのも、中身がほぼニール特集というものだったので…ファン心理をくすぐりまくる一冊です。嬉しすぎて友達に画像を送ったら、「きれいなお顔ですね…」というお返事が(笑)。表紙がニール。中身もニール。お腹いっぱいニールです。しかもすごい笑顔。めっちゃ笑顔。もちろんSuedeの各地のライヴレポも載っていて、読み応えたっぷりです。ただ、当然ながら英語なので、読むのにものすごい時間かかった(苦笑)。そして全部理解できたとは言い難い、そんな程度の語学力です。でも、写真を眺めているだけでもにやにやしてしまうし、大満足のファンジンです。新しい号も出たら欲しいな。
2025.01.12
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Franz Ferdinandの約6年半ぶりの新譜「The Human Fear」が出ましたよ。白状しますと、「Right Thoughts, Right Words, Wrong Order」で「ん?」と疑問を感じてしまった私は、次の「Always Ascending」を買わず、もうFranzはいいかな…と思っていたところでした。しかし昨年に新譜が出るニュースを聴き、「Audacious」のPVを見たらその思いが雲散霧消。私の好きなFranzが戻ってきた…!と勝手に解釈して喜び、今回のリリースを心待ちにしていたのです。初回特典のアクスタと、サイン入りのシートがついてたタワレコ予約盤を買いました。アクスタで「フランツ、これが○○だよ」ごっこがしたかったので(笑)、めっちゃ嬉しい。コンポの上に飾ってあります。ダンサブルで、毒っ気があって、華があって、セクシーで、アーティスティックで、そして徹頭徹尾ポップで…ああもう、私の好きだったFranzしか詰まってない!知らないうちに5人になってるし、悲しいことにNickもPaulもいないけれど、Franzの音であることには何の変わりもありません。どの曲もそれぞれの粒が際立っていて、どれひとつとして同じ系統でないところもいい。そしてFranz最大の魅力・中毒性が全開です。本当に、何度でも聴けるしいつの間にか聴いてる。これがFranzでなくて何だというのか。Audaciousの歌詞が何だかとても心に響いて、歌詞を知らずにPVだけ見ていたときの印象とまったく変わりました。There's no one to save us, So just carry onとか、No there’s just us to save us, Forget any favours, We should just get on, Get on with itとか、まさか彼らの歌で力づけられるていうことがあるとは思いませんでした。このメッセージはすごく刺さる。年齢重ねたら余計に。個人的にはDoctorが大好きです。単にDoctorの連呼がすごく楽しいからなんですが。あとはBar Lonelyのすごくメロドラマティックなピアノとやたらノリのいいコーラスが好きです。Golden Gaiとか言うから何なのと思ったら、ゴールデン街にある実在のバーのことなんですね。これはもし来日公演があったら必須の曲でしょう!
2025.01.12
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rockin'on sonicはあちこちに歴代ロキノンの表紙を大きく引き伸ばしたパネルが飾ってあって、それも見ごたえがありました。友達と「こんな頃あったよね~」とか言い合いながら見るのは本当に楽しかったです。↑のやつは、再結成が決まった今、あえてのどデカい展示なのかと(笑)。そして↓は、何か作為的なものを感じる並びでした(笑)。みんなこれをいちばん写真撮ってたような気がします。Manicsもありました!これも「さらば、マニックス」って書いてある。みんな若いし可愛いね…。私と、友達になったばかりの子とおそろいTシャツで2ショット。写真をお願いした方も、偶然にもManicsファンの方でした。他にも、おととしのSuedeとのジョイントツアーのSTAY BEAUTIFUL Tシャツを着たお兄さんともちょこっと話したりと、楽しい交流でしたね。あとね、これがありましたよ↓ブレ兄さん!チェックのシャツはひじょうに微妙ではありますが、前髪長いころの兄さんです。キャッチコピーが「スウェードは世界を堕落させるのか?」いいなあ、こういう勢いがあったころのロッキンオン…!そして、まんまと堕落した人がここでこうしてブログを書いていますよ。今回のロキソニ、ちゃんと人が入るのかなあと思っていましたが、現場にいた人間としては、割と入っていたんじゃないかと思いました。そして、我々ミドル・エイジ以外にも割と若い子たちもいて、洋楽ロックの火はまだ消えてない!と嬉しくなったり。会場は年末のカウントダウンジャパンのものを使っているせいなのか、非常に快適。そして適度に空いていたのでご飯もゆっくり食べられるし、何よりトイレに行列ができないことが驚愕でした。こんなに快適なフェスは初めてでした。ホントに、次をまた期待しちゃいます。またUK祭りでいいです。お願いします。Suede呼んでください。それならもっとチケ代出しますから!
2025.01.09
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rockin' on sonic2日目です。1日目のJEWのあたりで柵にガンガン身体をぶつけていたせいなのか、腰のあたりに巨大なアザができているのを宿で発見して驚き、翌朝には完全なる筋肉痛と腰痛で階段がしんどくなりつつも、それでも開場にまた到着していた私です。友達、誰も来てない(苦笑)たぶんこのフェスに参加していた、私を含め同年代の方々はおそらくこの日は腰が痛いのでおとなしくしていた方が多いのではないかと勝手に推測。なので、ゆっくりとご飯を食べ、ようやく来た友達と合流してジザメリの途中から入りました。昨年のフジロックでストリーミング配信してくれたので、久しぶり感はあまりなかったのですが、入った途端に轟音でびっくり。しかもそれが気持ちいい轟音で、その上ちょっと甘いのだからたまりません。コードを手にぐるぐる巻いて、両手でマイクをギュッと握って歌うJimのスタイルが可愛すぎて、私はそれしか見てませんでした。ごめんねお兄ちゃん、私の中では弟が優勝なんです…。Jimが着てたボーダーT(胸にJAMC)のロゴが可愛かったけど、物販にはないんですね。あったら買ったのに。その後はそのまま残ってManics。初めてNicky側に行けました。ロキソニで初めて会った、友達の友達と一緒です。二人でNicky何着てくるかなあとか話しながら待っていて、あっという間でした。この日のNickyはキラキラ感は抑えめ…かと思ったら、背中に光り輝くハートを背負ってました。素敵。JamesとSeanは通常運転かな。Seanはたまにしか見えないくらいの位置取りになってしまったのが残念でした。いきなりのっけからのYou Love Us!もう周りも私たちも狂乱の渦に呑み込まれた感じでした。JamesがこれとMortorcycleはやらないとみんな気が狂っちゃうでしょ、なんてインタビューで言ってたけど、最初だと思ってなかったので。新曲のDecline & Fallも何の違和感もなく馴染んでいましたね。さんざんyoutubeで聴いてたので、もはや新曲感は私にはない(笑)。終始みんなで大合唱タイムが続きましたが、どのへんだったか、Jamesが「リッチーは日本を愛してたし…」とかクラブチッタの話などをちょこっとしていました。ちょっとほろり。まさかのYesが聴けて、私には大きなサプライズでした。予習のためにManicsのアルバムを全部聴こうとしていたんですが、Holy Bibleがハマりすぎて先に進めなくなったのは、Yesのせいです。そこからのDesign for Lifeはみんなが歌える超・超・超名曲。私もこの辺で喉が痛くなったけど、これを歌うためにみんな来てるわけですからね。最高ですよ。そして、私がSuedeとのジョイントツアーの時になぜか号泣したLittle Baby Nothing。やっぱりこの曲好きです…。Jamesが全パート歌ってくれる方が好きです。PVも美青年のころのJamesで好きです。いや、今のJamesも好きですよ。Your Love Aloneをやって、最後はIf You Tolerate~。この歌で締めることに彼らの気概を感じます。楽しかったで終わらないところが、彼らのいいところだと思う。それにしてもこの日のJamesはめっちゃ回ってた!声も出まくってた!You Love UsLa tristesse durera (Scream to a Sigh)Decline & FallYou Stole the Sun From My HeartNo Surface All FeelingMotorcycle EmptinessFrom Despair to WhereYesA Design for LifeLittle Baby NothingYour Love Alone Is Not EnoughIf You Tolerate This Your Children Will Be Nextもう私とお友達はこの日の大本命が終わって抜け殻なので、じゃあLemon Twigsをちょっと観ようとステージ移動しました。私、本当に彼らのことを何も知らなくて、直前くらいで自分の周辺で「良いから聴け」と言われて聴いてみたクチなので、何もうまいことは言えません。でも、キラキラと郷愁が入り混じったあの音は、「まずい、これは好きになっちゃうやつだ」と頭の中でアラームが鳴り響きました。いや、これで好きになっちゃうと破産するから…また後でよく聴くね、といったん退散。一生懸命ドラムを叩く弟くん?とお兄ちゃんがスクリーンに2ショットでアップになった時は、「可愛い…」と呟き続けていた私です。それからデスキャブです。実はChris Wallaが抜けてから、私ほとんど聴いていなくて。ちょうど自分の暗黒時代突入ということもあって、最近のは何にも聴いてませんでした。ごめんなさい。なので、過去の記憶遺産だけで臨んだわけですが、それより何よりびっくりしたのはBenの見た目。私の知ってるBenじゃない。あれは誰?でも声は絶対Benなので、あれはBenなのだと記憶を上書き保存しました。すごいイケメンになってた…(愕然物販で売ってたスウェットに「Sad Music」とプリントされていましたが、まさにSad Music。懐かしい響きに身を浸して、しばし感傷的な思いで見ていました。最初はエモのくくりでしたよね、確か?青いジャケとか歩いてるジャケのころ。BenのギターにはまだBarsukのステッカーが貼ってあるのが、やっぱり懐かしさを誘いました。さて、その後はWeezerです。しかし私は翌日に仕事があるので、途中で抜けなくてはいけません。そして腰も痛い(笑)。ということで、ロキソニ友とのんびりご飯を食べたりお喋りしながら、漏れ聞こえるCigarettes After Sexを何となく聞いていました。本当は観たかったけど、身体がしんどい。そんな年齢です。それからゆっくり動き出し、Weezerのステージのほぼ一番後ろ辺りに陣取ります。ブルーアルバムの再現やるよと聞いていたので、いちおうブルーの復習はしましたが、それ以外はやはりここも過去の記憶遺産で臨む程度の気合で、緩く観ようと思っていました。いや、思っていたんですけれど。いざメンバーがスクリーンに映ったら、その思いは吹っ飛んでしまいました。Dope Noseとか聴いちゃったら、もう身体が飛び跳ねる仕様になりますよ。Beverly HillsとかIsland in the Sunとか、どれだけ私の脳細胞を活性化させてくれちゃうんですか。何度も言及しているように、Weezerを聴けない原因になったMake Believe時代の自分の思い出と重なるPerfect Situationに胸をキュンキュンどころではなくギュウギュウと締め付けられ、もう心だけはウン十年前にタイムスリップしました。数年間Weezer聴けない病に陥らせたあの頃の思い出。リヴァースみたいな眼鏡をかけたあの人とWeezerのアルバムを片っ端から聴いてたころ。まあそれは置いといて、その後もPinkertonナンバー(GetchooにWhy Bother?にPink Triangle、Across the Sea)で狂喜。ゲッチューアハーンを思いっきり叫びました。それからブルー・アルバム再現パートに移りましたが、私はJonasとBuddy Hollyを聴いたところでタイムアップ。後ろ髪を思い切り引かれながらも、会場を後にしたのでした。次の記事はロキソニ雑記です。しかしブライアンはいつも男前ですね(写真に映ってる手は、私の前の方でひとりノリノリだったお兄さんの手です)。そして今回のロキソニはロン毛の人に釘付けだった私。JEWのRickとかね。
2025.01.09
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rockin'on sonicに行ってきました。もちろん2日通し券です!まずは1日目の1月4日の感想を。気がはやりすぎて開場よりもだいぶ前に到着し、友達からは軒並み「早すぎ!」の感想をいただきましたが、子供のころの遠足並みにワクワクしていたことをおわかりいただけたでしょうか。まずはグッズ売り場に並びましたが、これが長蛇の列…。アクト見るよりしんどかった、これは。でも無事にPulpのTシャツとタオル、ManicsとJEWのTシャツをゲット。JEWは前日の単独でずいぶん売れてしまったのか、今回の来日公演がプリントはSしか残っていませんでしたが(涙)、着られなくはないので買いました。ロッキンオンの表紙がこんな風に飾ってあったりするだけでテンションが上がります。まずは友達おすすめのFriendly Firesを観に行きました。私は最初のころしか知らないんですが、ヴォーカルの人ってあんなに動くんですか?始まった瞬間から、あのちょっと珍妙な踊りに目が釘付けでした。しかも…可愛い…。最近、バンドとか見ても基準が「カッコいい」よりも「可愛い」かどうかってことになりがちな私ですが、本当に可愛い(笑)。そしてずっと踊れる。フェスのオープニングとしては最強です。さて、次は今日の二大本命のうちのひとつ。Jimmy Eat Worldです。もう何年観ていないのかも忘れてしまうほど、ライヴに行ったのは昔のことでしたが、出てきた途端に涙腺が緩みます。私はChase This Lightが大好きなので、Big Casinoを聴くとふだんからウルっとする性質なんですが、今回はウルっどころかブワっと泣きました。で、その涙も乾かないうちのSweetness!みんな大好きSweetness。私も大好き。Xで「これがエモの神だ」って投稿を見かけましたが、本当にその通り。エモ全盛時代から君臨し続け、今も現役で活動してくれている。そのことがどんなにすごいことかと改めて感じました。Lucky Denver MintからのWorkまではずっと泣くやつです(笑)。どの曲も全部知ってるよ。この頃何してたなとかそんなことまでよぎるくらい。Painは最高のロックチューン。ちょっとだけ動画撮ったんですが、それがPainの間奏だけっていう(苦笑)。でもこの間奏大好きなんです。そしてBleed Americanに続いてのThe Middle。私がいちばん好きな曲。前のブログでも書いているけれど、この曲が私の人生の伴奏者です。どれだけ辛いことがあっても、最後にこの曲を聴いて何とか踏みとどまってきました。で、また泣く私。顔を拭いてたタオルはPulpでしたが。たぶん15年くらい前から言ってるけど、Jimは本当にカッコ良くなりましたよね。それと私、Rickがあんなに髪伸びてるって知らなくて、もうまじまじと見てしまいました。ちょうどRick側にいたせいもあるんだけれど、サラサラでツヤツヤ…羨ましいほど美髪…一緒にいた友人もあの人髪キレイすぎるって言ってた(笑)。端っこの前あたりはそんなにぴょんぴょんしている人がいなかったので、彼がこっちを見てはニヤッとしてくれるのが嬉しかったです。A Praise ChorusBig CasinoSweetnessSomething LoudLucky Denver MintIf You Don't, Don'tAll the Way (Stay)Hear You MeWorkPainBleed AmericanThe Middleさあ、お次はボビー先生率いるPrimal Scream。これも久しぶりでした。貫禄、という言葉以外にどんな形容をしたらいいのかと思うほどの、貫禄と圧巻のパフォーマンス。あの絶妙なグルーヴ感とロック感、どうしたらいいんですか。Loadedで揺れない人、いますか。あのCountry Girlは良すぎじゃないですか。Rocksで盛り上がらない人、いますか。しかもボビー先生のご機嫌が麗しすぎて驚きました。あんなにニコッとして、しかも左右平等に煽りに来てくださるボビー…眩しい…眩しいのはスーツ(セリーヌらしい)だけじゃない。かと思えば、静かにして欲しい時に静かにしない子に、無言で親指で首を掻っ切るポーズをする先生。素敵。バンドのインスタにバンド全員集合写真が載ってますが、ボビーの笑顔が笑顔すぎて驚くので、本当にみんな見てください。すごい笑顔。近年まれにみる笑顔。というわけでもう身体がガクガクしてるんですが、この後が超超超超大本命のPulpです。27年ぶりですって。で、バンド登場前にスクリーンにメッセージが流れたんですが、全部ちゃんと日本語字幕付きでした。こういうのが本当に嬉しい。そして、ついにJarvisが登場です。ほっそい身体をほっそいスーツに包んだ姿は昔と変わらない感じがします。あのメガネも変わってない。ポージングがいちいちキメキメでカッコいいのに可愛い!Candidaがキラキラしてる(衣装です)!可愛い!やだもうみんな元気そう!で、I Spyから始まるともう前方はすごい熱気でした。そこからのいきなりDisco 2000は、久しぶりにもみくちゃになるほど。周りのテンションも一気に上がって、みんな飛び跳ねてるし大合唱だし、これがライヴだよ!これを待ってたんだよ!と私のテンションも急上昇。こんなひねくれてこじらせた歌詞をみんなで歌うのがシュールで楽しい。Jarvisは一生懸命カンペを見ながら日本語を喋ろうとしてくれて、その健気さがまた可愛い…「ハロー」とカタカナで書かれたウチワをやたら見せてきたり、ホテルのお風呂から撮った富士山だよって写真を見せたり(この時「Picture One」とか「Picture Two」とか言うのが先生みたいで面白かった)と、もう独壇場です。ポケットからキットカットとかスニッカーズが出てきたり、ぶどう出して食べたり、可愛い以外の何と言えばいいのか。FEELINGCALLEDLOVE(ピリオド打つのめんどくさい)のキメポーズがカッコ良すぎてへらへら笑ってしまいました。This Is Hardcoreあたりかな?ソファに座って歌うのもカッコいいし、寝っ転がってても様になるのは、ブレ兄とあなたくらいだと思いますよ、Jarvis。Underwearの前で「真面目に聴きたいんだけど、下着はいてる?」ってボソッと言った彼がこの日いちばんのツボでした。ラストはCommon People。どうやら時間が押していたらしくて、「はやくやんなきゃ」って言いながらタメもほとんどなく始まりました。そんなとこも好き。みんなでこの歌を大合唱するのが私の夢でした。それが叶って嬉しかったです。I SpyDisco 2000O.U. (Gone, Gone)Something ChangedPink GloveF.E.E.L.I.N.G.C.A.L.L.E.D.L.O.V.E.Sorted for E's & WizzI SpyDisco 2000O.U. (Gone, Gone)Something ChangedPink GloveF.E.E.L.I.N.G.C.A.L.L.E.D.L.O.V.E.Sorted for E's & WizzThis Is HardcoreDo You Remeber the First Time?BabiesSunriseLike a FriendUnderwearCommon Peopleこんなふうにしてロキソニ1日目が終了。まさかこんなに楽しいとは思わなかったです。2日目もこりゃあ楽しみだぞ、とニヤニヤしながらホテルに向かいました。写真のアップロード制限に引っかかったので、また明日UPします。
2025.01.07
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