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早くも2009年が半分過ぎました。毎年恒例のように、上半期ベストを選びました。リリースが2009年1月~6月。順不同。Steve Cradock / The Kundalini Targetクラドック先生素敵すぎる。OCSとはまた違った優しさが垣間見えました。Scott Matthew / There is an ocean that divides and with my longing I can charge it with a voltage thats so violent to cross it could mean death心が打ち震えた一枚。タイトル長し、それでも良し。Camera Obscura / My Maudlin Career美しい。夢見る乙女の心を思い出させてくれた一枚です。Eddi Reader / Love is the Way彼女の声は癒し。誰よりも優しくあたたかい。Idlewild / Post Electric Blues手作り感あふれるリリース形態に、ファンへの愛を感じました。これからもずっと彼らを応援し続けよう、そう思えた一枚。Manics、Kasabian、The Enemy、Placebo、Starsailor、Morrissey…全部選びたいくらいです。
2009.06.29
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クラシアンに来てもらった結果、エアコンが復旧しました。最近お休みが少ないので、更新するモチベーションが低下ぎみです。そんな中、ジャニス・イアンを聴いて号泣する勢いなところも、少し弱っているのかなあと思いますね。コンピレーションは基本的に好きではないのですが(特に日本でリリースされたもの)、いいなあと思ったのを見つけました。P-VINEから出ている「blue'song's」というアルバムです。1. The Innocence Mission - What A Wonderful World2. Rhonda Harris - Kaempechok3. Rosie Brown - Sunray4. L'Altra - Black Arrow5. Bunny - Leave6. Yo La Tengo - Speeding Motorcycle7. The Album Leaf - Streamside8. Memphis - A Little Place In The Wilderness9. Julie Doiron - Last Night10. Damon & Naomi - Beautiful Close Double11. Olga - flora y fauna12. Tara Jane O'Neil - Grain13. Calexico And Iron & Wine - All Tomorrow's Parties Related Releasesひとつとして捨て曲がない、クオリティが高いコンピではないかと思いました。P-VINEすごい。1曲目からInnocence Missionだなんて…!!5曲目のBunnyというアーティストがすごく良かったです。最後のCalexicoとIron & Wineなんて、これでシメだなんて、素晴らしいというほかないじゃないか…!Jarvisの新譜も買いましたが、まだ聴きこみ中です。今は「枯れ」の波が来ているので、なかなか…。
2009.06.26
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ものすごく蒸し暑い一日でした。そして、私の部屋のエアコンがついに壊れました。吹き出し口から水が出てくる…なんでこういう日に限って壊れるかな。エアコン大好きなわけじゃないけど、せめてこういう日くらい涼しくサラサラでいたいというのに。
2009.06.23
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今日は、部屋の掃除を半分ほどしました。片付けられない女として取材されないように、頑張っています。でも昔のロッキンオンとかNMEとか出てくると、ついつい読みふけってしまうのです…。TVをあまり見ない私ですが、今日は久しぶりにTVの前にじっくり座って番組を見ました。クローズアップ現代の太宰特集。別にどうという驚きがあったわけではありませんが、太宰の書き方がブログ口調に似ているというのには、ほおおと思いました。その後、沖縄慰霊の日に関連したのでしょう、渡嘉敷島での集団自決についてのドキュメンタリーを。手りゅう弾での自決がままならず、実の両親を、弟を、妹をその手にかけなくてはならなかった男性が、戦後64年を経てはじめて、そのときの様子をTVの前で語ったのでした。沖縄や広島で、戦争に関するいろいろな資料は見ていたから、わかっていたことだったけれど、やはり衝撃が大きかったです。その男性は、家族を殺してしまったという重荷を抱えてずっと生きてきました。周囲の人たちから避けられたりして、親しい友人もできずにいるのだそうです。その胸中はいかなる思いなのでしょう。痴呆の症状が出始めたその男性は、渡嘉敷島が見える老人介護施設の部屋で、申し訳ないという言葉と、人が死んで何が国のためだと、ぽつりと言ったのでした。無表情だった目に涙を浮かべながら。ああ、ストップ。ストップ。わかってます、戦争がいけないってこと。わかってます。だから言わなくていいから。
2009.06.22
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2009.06.22
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やっと休める…寝るぞ!
2009.06.21
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Idlewildの新譜「Post Electric Blues」が、今日やっと私のもとに届きました!彼らのオフィシャルでプレオーダーをすると、サンクスクレジットに名前を入れてくれるという、ファンにはたまらない企画でした。この中のどこかに私の名前が!私の名前もしっかりありました。にま~っとしてしまうこの嬉しさ。日本人の名前もたくさん載っていて、しっかりファンは支えてるんだなあとまた嬉しくなりました。そうだよね、前の単独ライヴ、すごく熱かったもの。そしてさっそくアルバムを聴いています。結論から言えば、私、これ大好きです。私が彼らのアルバムでいちばん好きな「The Remort Part」に比肩するくらい、いやいや、それ以上かもしれません。冒頭「Younger Than America」「Readers & Writers」、「City Hall」…どれもシングルカットしていいくらい、メロが立っていて、爽やかで、Idlewildの持つ優しさの部分がしっかり出た曲たちです。「Younger Than America」は、新たな彼らの出発を祝福するかのように、荘厳で輝いています。私のいちばんのお気に入りは「City Hall」!ピアノもギターもすべてが美しいのです。ああ、でも次の「(The Night Will) Bring You Back To Life」も、涙モノのバラード。「American English」を彷彿とさせる、やわらかなメロディです。「Dreams Of Nothing」は、ちょっと硬質な感じのロックチューン。サビで一気にバーストするところがカッコイイ!シンセがギュインギュインいってて、おや、と思わされます。中盤の「Take Me Back To The Islands」は、明らかにRoddyのソロから流れてきた雰囲気。ひなびたフォークサウンドが、じーんとしみます。ヴァイオリン(この場合はフィドルと呼んだ方がいいのかな)の音色は、あきらかにスコティッシュ・フォークのそれです。ジョン・マッカスカーとか弾いてたりして…と思ったらやっぱり彼が弾いていました!!女性VoはHeidi Talbot!!スコットランド勢の結束の強さまで感じてしまいました。そこから再びアップテンポのナンバーが続きます。「Post-Electric」は「Dreams Of Nothing」の音づくりに似ているような。音の歯切れのよさが、ミドルテンポ~スローバラードの曲群とは少し違うように感じます。エレクトリックナンバーのようであり、そうでないような。「All Over The Town」は、Idlewildお得意のメロディが炸裂しています。Roddyの声とRodのギターは本当に合うなあとしみじみしました。「To Be Forgotten」も、リズミカルな低音が期待をじわじわと高めていき、引っ張って引っ張ってギターが弾けます。この瞬間がたまらないのです。「Circle In Stars」は、たぶんこのアルバムの中で最も「陽」を感じるナンバー。そこかしこできらめく光のようなイメージです。ラストナンバー「Take Me Back In Time」は、クロージングにふさわしい壮大な一曲です。朗々と歌い上げるRoddyの声に包まれて、とても穏やかな気分になります。最後の最後に、プレオーダー限定のボーナストラック「No Wiser」。ギターがそこかしこで主張していて、Rodの見せ場みたいな曲だと思いました。ホントにギターがカッコよくて、これライヴで観たら、Rodが飛びまくるだろうなと想像してしまいましたよ。どれもこれも、聴いた瞬間に「ああ、Idlewildだなあ」と感じる、美しくも哀愁をにじませた音。屋台骨をがっちり支えるハードな低音チームに、踊りまくるRodのギター。Roddyの声は本当にあたたかくて、いつもぐっときてしまいます。ソロを経てからの彼の声は、さらに深みを増したように思えます。それに、地味なようでかなり素敵なコーラスパート。これがいいんですよね。たぶん、彼らは今インディに戻っているんだと思います。クレジットはすべてバンド名義になっているので。けれど、インディであろうがメジャーであろうが、ファンは変わらない。これからも全力で応援していこうと思います。オフィシャルマイスペ
2009.06.17
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こんな時間になってから、ふと、CD売ろうかなと思い立ってがさごそしています。しばらく開けていなかったハコの中から、出てくる出てくる、懐かしいアルバムばっかり。最近(ここ1,2年くらい)のアルバムは、わりとすぐに「あ、売っちゃおう」と思い切れるのですが、昔になればなるほど、惜しくて売る気がなかなか起きません。スウェディッシュポップ箱なんて、売れない。絶対無理。Merrymakersとか本当に好きだったなあ…。やはり、昔の方がひとつひとつを大切にしていたのかなあと思い、反省しきりです。少し考え直さなくてはと思いました。Placeboの新譜がエロくて困ります。モルコの声はエロいです。聴いていて赤面します。そして昔の美貌を取り戻したモルコにメロメロです。
2009.06.16
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今日から9日間のあいだに、1日しかお休みがないのでちょっと憂鬱です。タワレコ50%OFFワゴンにいろいろ追加されているので困ります。Sondre Larcheの「Phantom Punch」がひっそりとまぎれていました。「Faces Down」の彼しか知らない私には、とっても新鮮なアルバムでした。ロックだー!カッコイイー!ヴィレッジヴァンガードに、これもひっそりと置いてあったはずの澁澤龍彦「悪魔のいる文学史」が売れちゃってたようで、残念。トレーシー・メソッドをやろうかと思うこのごろです。流行りモノ好きだな…。
2009.06.13
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以前の日記でこりゃあ気に入ったと書いたSomeone Still Loves You Boris Yeltsin。おかげでエリツィンの綴りができるようになりました。最近は怒涛のUK祭りだったので(The Enemy、Manics、Kasabianなどなど)、このへんでちょっとローファイなものが聴きたくなり、SSLYBYを再び聴き始めています。まず最初のアルバム「BROOM」。このアルバムに、私が大好きな、そして私がSSLYBYを好きになったきっかけの曲「Oregon Girl」が入っています。軽快なサウンドと、ちょっと気弱な感じのVoが、へなちょこで可愛いです。ファンサイトのURLにも使われている「I Am Warm & Powerful」は、決してキラーチューンではないと思うのですが、人懐っこいメロディがなんだか憎めないし、途中でテンポが変わるから余計に印象的。で、やっぱり「Oregon Girl」が大好きです。妄想っぽい歌詞も情けなくて素敵。そうだ、Weezerとか前は言ってましたが、Steve Goldbergさんの「Julia」ばりの妄想なんじゃないかと思います。だから好きなんだな。コーラスは微妙に音程がズレてるし(狙ってるとしたらすごい…)、Voはへなちょこだし、バンドサウンドもシンプルだし、全体に漂いまくるインディ臭。ふだんなら私はこういうインディ臭に「引く」方なのですが、このへなちょこ加減が実に愛すべき点だと思うのです。ごめんね、へなちょこへなちょこ言って。マイスペ
2009.06.12
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昨日今日と、こちらでは蒸し暑い日が続いています。特に昨日はひどくて、省エネという名のもとに冷房を切られた店で、気分が悪くなってしまいました。なんだかどんどん暑くなってきて、顔はかあっと熱いし、腕とか顔とかだんだん赤くなってくるし、頭はガンガンするし、吐き気はするし…。もともと朝からお腹が痛かったこともあり、考えてみれば水分ないわな(苦笑)。休もうにもバックヤードはさらに暑く。それにさあ。休んでいればちょっと視線が痛い。たとえ吐いてぶっ倒れてたとしてもみな無言です。女って怖い!女って怖い!どうしようもないままその日は終わったわけですが、とても自力で帰れなくなり、母親に迎えに来てもらいました。それ、熱中症じゃないの?と言われてそこで気がつきました。そうなのか。熱中症か。今日もそれを引きずっているのか、気持ち悪くてあまり食べる気もしません。昨日から今まで食べたもの→そうめん×1回とポカリ一瞬のダイエットです。
2009.06.11
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Jeff Hansonはまだ聴き続けています。しばらく聴いていると思います。いつまでも重たい雰囲気ではいられません。Dylan Mondegreenの新作が出ます!タイトルは「The World Spins On」、リリースは8月31日。国内盤がFastcutさんから出ます。しかも1stも!!今、彼のマイスペではアルバムタイトルと同名の新曲「The World Spins On」が聴けます。「Girl in Glass」直系の、爽やかな一曲。ちなみに、Facebookではもう一曲聴けるのです。「(Come With Me To) Albuquerque」という曲。こっちが私はすごく気に入りました!「While I Walk You Home」と「Mortal Kiss」のいいとこ取りしたような、ドラマティックでちょっぴりほろ苦いメロディ。アルバムが日本でもリリースされたら、もっとたくさんの人に聴いてもらえるし、そしたら来日だって夢じゃない。まだ何も決まってないのに、勝手にワクワクしています。マイスペ国内盤リリースの一報に浮かれまくった私のメッセージにも丁寧な返事をくれる彼。やさしーなー。
2009.06.09
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8日は、うちのじいさまの誕生日でした。大正10年生まれの88歳。脚は弱りましたが、同世代の人たちに比べたらまだまだ元気です。毎日、庭や畑にいることの方が多いです。滅多に怒ることもないし、ぽろっとひょうきんなことを言ったりして、身内ながらなかなか面白いじいさまだと思います。十分長生きですが、もっともっと長生きしてほしいです。誕生日おめでとう、じいさま。
2009.06.08
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Jeff Hansonが亡くなりました。所属レーベルKill Rock Starsの発表によると、6月5日、「in his home, a victim of a terrible accident」ということです(もっと詳しいことはググれば出てきますが)。31年(30年)の生涯でした。女性の声と間違えられるほど繊細で美しい声を持ったSSWでした。故Elliott Smithと通じる雰囲気があると絶賛されていました。美しいサウンドにのせて軽やかに絶望を歌ってみせる人でした。けれど、優しさという要素は決して損なわれていない、不思議な世界を作り出す人でした。アルバムは3枚。最新作「Madam Owl」まだ買ってないな…。今日は、雨が降ったりやんだりの曇り空。気温も低くて肌寒いです。どうしてこんな日に訃報を聞かなくてはいけなかったんだろうか。Jeffのアルバムを聴いています。Elliott Smithが、Matthew Jayが、Jeff Buckleyが通り過ぎていきます。そして、Jeff Hansonも。涙はまだ出ません。けれど、胸がつぶれるような思いです。オフィシャルマイスペオフィシャルもマイスペも、まだそのままです。それが余計に悲しみとその死の突然さを物語ります。ご冥福をお祈りいたします。
2009.06.08
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Kasabianの「Fast Fuse」、ラスト部分の「ヘイヘイ」がなければ、非の打ち所の無い名曲だと思うのですが。まあ、あの「ヘイヘイ」が彼ら(というかトム・ミーガン)らしくて良いんですけれどね。
2009.06.07
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かなり昔に、Greg MurrayというSSWについて日記を書いたような記憶があります。アイルランドの方で、Tymes Tenというアルバム(「Seen it All」という曲は超名曲です)をFirestationとBus Stopからリリースしています。久しぶりにマイスペを訪れてみると、すべて新しい音源になっていました。前よりしっとりと落ち着いた感じになったかな?「Corduroy Boy」は、ひとりKOCな雰囲気。素敵です。ほかの曲たちは出来たてのようで、デモっぽいラフな仕上がりですが、Gregさんの素敵な歌声が引き立ちます。メロディが大事に大事に織りあげられていきます。優しい気分になる音です。マイスペ しばらく聴いていないので、捜索に出かけようと思います。どこにしまい込んだのか…
2009.06.07
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むしょうにHadouken!が聴きたくなって、今日はずっとこればっかりでした。全部同じ曲?と言われたらあんまり反論できませんが、なんだか妙に気に入っているのです。サマソニ楽しかったし。時折出てくるファミコンの音に反応してしまいます。そして引き続きKasabian、なぜかVines、それにEnemy。うるさいのばっかり、と言われました。確かに。さっき気付いたのですが、私、最近のロックバンドに対して、「カッコイイ」ではなく「カワイイ…」目線になっています(トム・ミーガンとかトム・クラークとか)。オバさん化している…(愕然眠いので寝ます。
2009.06.06
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The Enemyの2nd「Music For The People」、6月に入ってKasabianと共に再び聴いています。それで感じたのは、「あ、やっぱり私はThe Enemy好きだわ」ということ。「No Time For Tears」がこのアルバムからの1stシングルです。最初聴いたときは、イントロの長さに面食らいましたが、Tomが叫ぶように歌い始める直前の、うねりまくるベース音だけで、これはすごいわと思いました。スケール感に圧倒されたのです。そして、「泣いてるヒマはないんだ」とこちらを煽る叫びには、もちろん鼓舞されまくったわけです。「51st State」の踊るようなピアノとビートもいいし、「Sing When You're In Love」の、爽やかにさえ思えるメロディもいい。そこからつながる「Last Goodbye」は、静かで美しささえ感じるバラードだけれど、その詞はどん底から立ち上がる力強さを秘めていて、私はこれをベストトラックに選びたいくらい気に入っています。「Nation Of Checkout Girls」は、ライナーではJamを引き合いに出されていますが、私はこれを聴いてすぐに、Pulpの「Common People」が思い浮かんでしまいました。出だしが似てると思うのですが。「Be Somebody」。これは、1stの系統に連なるキャッチーでパンキッシュなシンガロングナンバー。フックはいちばんきいているような気がします。両手を振り上げて思いっ切り叫びたくなります。ライヴで踊りまくれそうで、どこか懐かしいロックの響きも感じさせる「Don't Break The Red Tape」、ゆっくりとアルバムの幕を下ろしにかかる「Keep Losing」(ストリングスが入ってるのがホントに意外でした)~「Silver Spoon」の流れは、目を閉じて1曲目からをおさらいしながら、ゆっくりとこのアルバムの壮大さに浸れるなあ。人々のための音楽、なんてすごく大きく漠然としたタイトルがついているけれど、肩肘張って聴くような音ではないと思います。1stよりも大人になり、たくましくなったThe Enemyの音だけれど、The Enemyの音であることにブレはありません。怒りをぶつけてくるTomの声と言葉は、私にはちょっと羨ましいほどの若者のエネルギーに満ちています。これだけ真っ向から怒りをぶつけて叫ぶサウンドは、爽快ですらあります。Kasabianの新譜(ただいま絶賛聴きまくり中)とManics、そしてこのThe Enemyが、今年これまでリリースされた中で、「うお~ロックだ!」とボルテージ上がりまくりながら聴けるアルバムです。(Morrisseyのはちょっと泣いてしまうので…)
2009.06.05
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さんざん周囲を混乱させたりしましたが、ようやく今年のフジロックのチケットを取りました。休み取るのは許可もらってるし、後顧の憂い(?)なく行くことができます。すべては新型インフルエンザのせいだったわけですが。NYに再び行くことを考えていましたが、今は勢いが弱まってきたとはいえ、「海外渡航はダメ!」というスタンスの接客業ですから、到底無理な話。ぐずぐずしているうちに、アクトがどんどん追加になっていきました。観たいのがどんどん増えていく一方で、周囲からも「あんたが行かないでどうする!」と言われる始末(苦笑WeezerとRoyksoppがモロかぶりなので泣きそうです。あああ…。トラキャンがめでたくレッドマーキーのトリに昇格しましたけれど、Franzは最初から観られないということですね…。1日目はLongwaveのあとはグリーンにずっといてもいい。ミーハーですから。2日目も身を裂かれる思いでレッドとグリーンをうろうろしてればいい。ミーハーですから。3日目も泣きながらホワイトを去りグリーンでいいです。ミーハーですから。でも、ウィルコ・ジョンソンは観たいです…そんなわけで、私も夏フェス準備を始めなくては。ナノムゲンもNada Surf単独も行きたい…けど無理です…。
2009.06.05
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i'm happy because i'm stupid.ドキっとする言葉が、それはそれは可愛らしくドリーミーなサウンドに織り込まれているのです。the boy least likely toのニューアルバム「the law of the playground」。相変わらず可愛いジャケに心惹かれました。音も相変わらず!まったく変わらずのローファイポップ。問答無用に「かっわいいなあ~…」と呟いてしまいます。キュート、キュート、キュート。おもちゃ箱の中から次々と出てくる、可愛いおもちゃみたい。そして彼らの魅力は、その詞にもあります。ほのぼのしているようで、ドキッとするような怖さや、ほろりとする切なさがあるのです。たまに、にっこり笑いながらアッチの世界に行っちゃってるような…。風船の歌が好きです。誰のものでもなく、思うがままに空を漂う大きな風船。何が心配かって、破裂したときに誰も気付いてくれないんじゃないかってこと。「empty」や「i'm sad and alone」、「i try to be cheerful」などなど…心に残る、ハッとするフレーズがたくさん出てきます。ただの風船の歌じゃないなあ、と想像力をかきたてられるのです。彼らの音はそんな音です。大人を子供にかえらせる不思議な魔法がかかった音楽。でも最後にはちゃんと大人に戻してくれる。アルバムを聴いている間だけの、ささやかなタイムスリップ。マイスペ
2009.06.02
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ある人にすごく失望しました。出会ったときから変わってしまった。変わったことに私は気付いたけれど、それもその人なんだと思おうと努力してきました。その人が変わろうとして変わったことを知っていたからです。そして、私たちには思い出という過去がありました。楽しい時間があったことは、紛れもない事実だったのです。けれどその人は、結局、私を当惑させ、私の心を傷つける言葉ばかりを投げかけてきました。その人は思い上がっています。何を言ったって、私がその人を「スキ・キライ」の区分けの「スキ」から外すことはないんだろうと思っているのです。私はそんなに寛大な人間ではないのに。私はもう待ってなんかいないのに。何を言っても許される関係なんて、存在するはずが無いのに。その人の言葉は、思い出をインクの染みのように汚してしまいました。怒りよりも失望が勝ります。なんでこんなことになってしまったんだろうと、誕生日の夜だというのに考えていました。
2009.06.02
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最初に聴き終えたときは、とっつき難い、というか、近寄れないアルバムだと思いました。マニックスのニューアルバム「Journal For Plague Lovers」の作詞はリッチーだということ(性格には彼が残した詞、だけれど)が、リリース前からずっと大きく取り上げられています。解説がなければ、到底読めないマニックスの詞。とくにリッチーの詞は、注釈がなければ全然わかりません。あってもわからないことも…。けれど、毎回新しいアルバムを手にするたびに、歌詞を開くのがとても楽しみなバンドです。私に伝わってくるのはリッチーの詞を訳したものの手触りだけなので、リッチーが書こうとしたことを、ネイティヴ並みに理解することはできないと思います。けれど、原文から単語を拾い、自分で意味を推測し、解説を見ることで、少しでもマニックスの世界に片足突っ込めればいいなと思っています。そして、今回のアルバムの音。すごく尖っていて、ざらざらしているようで、音の圧力が耳に痛いほどです。ジェームスの声も相変わらず張っててカッコイイ。前作の「Send~」が割合メロディアスだったので、そのイメージで聴くと本当に驚くと思います。もちろん、巷でさんざん言われているように、「Holy Bible」に連なる音。それは明白です。冒頭「Peeled Apples」から「Me And Stephen Hawking」のあたりは、背筋がぞくぞくするほどの鋭さと、高揚感があります。かと思えば、無防備なほど優しい「Facing Page: Top Left」や「William's Last Words」。なんと言えばいいのでしょうか。これだけ、聴き手・読み手に考えることを強いる音は、私のそばにはあまりありません。けれど、強いるといってもそれは苦痛ではないのです。楽しいというと少し語弊があると思いますが、私が彼らの音楽を聴く上で必要なことであり、喜びでもあるのです。ピーと私の誕生日は、いつもの休日と同じように時間が過ぎていきました。誕生日にまで腹を壊すというこの哀れさ…(苦笑
2009.06.01
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