全31件 (31件中 1-31件目)
1

そんな橙の肩を撫でるように飛香、「ゆず…ちゃん…。」数秒後、橙、目から流れる涙を右手で拭いながら…、涙声で、「…うっ…。バッカだぁ~~。私…。うぅ…。」万美、尋音、「ゆず…。」「全然、全く…。勝てる訳。ないじゃん。チーフになんて…。うう…。」飛香、「ゆず…ちゃん…。」「巽…、脳梗塞になって…入院してから、笑顔…見れなくなった…。」万美、尋音、「……。」「な~~んか…変だな~~って、思ってた。そして、今、その意味…分かった。」「ゆず…。」万美。「たまに、病室でチーフと一緒になるとき、ある。」尋音、「うん。」「巽、私より、チーフの顔…見るのが多い。」万美、「えっ…???」「なんだか…、それが辛くって…。…でも、今まで、巽、私の事、いっつも守ってくれた。」尋音、「うん。」「アパートで、いっつも、私にご飯、作ってくれた。」その瞬間、万美、尋音、飛香、「へっ!!!!」「いやいやいや。アパートでご飯って…ゆず…???」万美。尋音、「うんうんうん。はい…???」少し治まったのか、バッグからハンカチを出して、涙拭いながら、「ごめんなさい。私今、住んでいるアパート。巽のアパートの部屋の隣。」途端に万美、尋音、「え゛~~~~!!!!」飛香、「うっそ。」「でも…、今の巽、な~~んだか…、違うな~~って…。」万美、「ゆず~~。」「なんか…、遠くに行っちゃうのかな~~って…。うっ。」ひと呼吸置いて、「そんな時、フレバーの阿川さん。」万美、尋音、「阿川さん…、はいはい。うん。」「杉浦君、ゆずちゃん、付き合っている風に見える。恋人同士って思ってた。って…。」万美、「おぅおぅおぅ。」尋音、「ありゃりゃ。」「阿川さんにも、杉浦君には今、同棲中の人、いるんですって…言ったら…。」万美、「うん。」「そんなの関係ないよ。とにかく、ゆずちゃんの気持ち、素直に…って。」万美、「う~~ん。」「ユッキ、凄い、優しい。」尋音、「かかかか。うんうん。その通り。」そして、何を思ったか、橙、いきなり、「私もっ!!!!」万美、尋音、「えっ!!!」「私も。私も。初恋の人、ユッキなのっ!!!」テーブルに両肘、そしてハンカチを両手で握ったままでオデコに付けて。その瞬間、3人、「え゛―――――――――――っ!!!」駅の構内、お互いの向かうホームに。飛香、階段を上りながら、「ゆず…ちゃん。」万美と尋音、「……。」「万~~。」橙、目の前…開いたドアの中に…。半分程度の客になった店内。雅樂、「みど、上がりな。ユッキ、上で、休んでんだろ。」翠、「うん。分かった。」「ありがとよ。」「うん。お休み。絃~~。」絃、「うん。おやすみ。…大丈夫…???」そんな絃に、作り笑顔で翠、「ふん。大丈夫。」絃、頭の中で、「…みど…。」雅樂、翠がいなくなった厨房で、「いやいや。全く…。なんだってな~~みど~~。ユッキ…。けけけけ。」そして雅樂、「俺ぁ~~。なんつったっけ…???その…巽って…。遊馬ってか…。ユウマ…???会った事ぁ~~。ねえぞ。」ぼそりと。そんな雅樂に絃、「雅樂…じぃ…。」部屋に戻って翠、「はい。上がり~~。」薫郎、「おぅ、お疲れ~~。ごめんな~~。手伝えなくって~~。」「かかかか。な~~に言ってる、病み上がりの人間が~~。体力…付けようよ。」「おぅ。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【在庫処分!早い物勝ち!】シャツワンピース レディース シャツワンピース シフォンワンピース ミモレワンピース ロングワンピース 半袖 薄手 折り襟 ポケット付き ウエスト紐 お洒落 カジュアル キレイめ 夏物 夏新作ワンピース チュニック チェックワンピース ワッフル 綿100% ナチュラル チェック柄シャツワンピース 大きいサイズ レディース シャツワンピ ロングシャツ チェック ロング丈 コットン 長袖 体型カバー ゆったり 大人 かわいい ナチュラル 服 30代 40代 50代 [M便 1/1]
2020.01.31
コメント(0)

「けどさ~~。いきなりゆずに…みどからユッキ、奪い取っちゃえなんて…。そもそも、ユッキがゆず…好きだって…???」帰り道に尋音、万美に。「いやいやいや。だって、ゆずがユッキ、好きなら、しょうがないじゃん。ユウマがゆずの事…、嫌いになるとは、思わないけど…。」その瞬間、尋音の隣で歩いていた橙、「へっ…???ユウマって…???」途端に万美、尋音、「わっ!!!」「ねね、万美さん、尋音さん、ユウマって…、誰の…???」キョトンとした顔で…。尋音、小さな声で、「ヤッバ~~。」万美、いきなり両手をひらひらと…。「ううん、ううん、なんでもない、うん…なんでもない。」橙、目をキョロキョロさせて、「ユウマ…、ユウマ…ユウマ…。」数秒、「わっ!!!!」いきなりビクつく尋音と万美、「お…っと~~。」キョトンのその場の状況を見ている飛香、「…???」「もし…かして…。巽の…事…???ユウマって…???」尋音と万美を見ながら橙。万美、尋音、なにやら心配そうな顔して…。「ユウマ…。うん。確かに、巽と初めて会った時、みんなから…ユウマって言われてる。…って、言ってた。」万美、「初めて会った時…???」橙、「うん。4年前だけど…。」「さすが…、凄い記憶力…東大。」尋音。「いやいやいや…、それ…違うから…。単に記憶良いだけ。」右手を振りながら万美。橙、「でも…、ユウマって…。どうして、万美さんと、尋音さん…???」飛香も橙の左側で、「ふん…???」尋音、顔をくしゃりと…、「やっば~~。」万美、いきなりおでこに手を…。「万美さん。尋音さん。」ぴしゃりと橙。万美、「ん~~~。しゃあないかぁ~~。」飛香、「へっ…???」尋音、「万~~。」「ふん。まっ、みども予想は…してんじゃないの…。多分…。」尋音、低い声で、「うん~~。」「ちょっと…、そこ、座ろっか。」万美。駅の傍の休憩場所に…。「実は…さ…。」万美が橙に、翠が高校生の頃の事故の事を話す。飛香、「え~~~。そう…だったんですか~~。」尋音、「うん。…でも、これって…ゆずも…初めて雅楽に言った時に…。」橙、「うん。聞いた~~。」「…でね。そのユウマって…人が~~。実は~~。」今度は尋音、「遊馬君って…事で…。」その途端、橙、いきり目をまん丸くして…。「巽が…チーフ…。そして、チーフの初恋の人…。」「10年振りの…再会…って…、事~~。」万美。飛香、「うそ~~~。凄~~い。」「で~~~。肝心の…みど…。」万美、「みどに、直接…訊いたんだけど~~。どうやら…、みども~~。ユウマの事…。」飛香、「えっ、えっ…???…じゃ、みどさん、遊馬さんの事…。」尋音、「好…き…みたい。…けど…。いやいやいや…。この事…、まだ…私らしか…知らないから。」「えっ…え…???…だって、今、しっかりと…ユッキさんと一緒に…。」こちらも目を真ん丸くしながら飛香。「ん~~~。まっ、別に、一緒に住んでいたとしても…。ねぇ…。他の人…好きになる事は…。その…人なりに…。」両肘をテーブルに着けて万美。橙、おもむろに顔を下に、そして低く、「うっ…。うっ…。」万美、右目を瞑って、「…あ~~ゆず~~。や~~っぱり~~。」尋音、「ふぅ~~。夜の空を見上げて…。あ~~~。」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ハイネック セーター レディース オーバーサイズ ニットセーター トップス タートルニット オフタートル ケーブル編み 春 長袖 きれいめ 秋冬 ニットトップス ゆるニット オフィスカジュアル ニットトップス レディース 長袖 無地 秋冬 ゆったりdg533zezeze/代引不可【サイズ有S/M/LXL】ハイネック セーター レディース オーバーサイズ ニットセーター トップス ケーブル編み 春 長袖 きれいめ 秋冬 ニットトップス ゆるニット オフィスカジュアル ニットトップス レディース 長袖 無地 秋冬 ゆったり/代引き不可
2020.01.30
コメント(0)

「けどさ…。ゆずちゃん。おかあさんのそれ…辞めたって…。それとユッキと…どう…???」首を傾げながら雅樂。万美も尋音も橙を見て…。「この前…、病室で話してたの。私が、お店…どうなのって…???」橙。雅樂、「あぁ…。」「そしたら、最近忙しくってさ~。誰かさんの御蔭で…。」その声を聞いて、万美も尋音も、翠も、「ぷっ。」尋音、「奈都の…インスタグラム。くく。」万美、「うんうんうん。」橙、「だから、今も、仕事終わって、帰ったら、店、手伝ってんだ。って…。たまにおいで、焼き鳥雅楽。…って…。」翠、「ふ~~ん…。」そして翠、「へっ…???いや…。それ…だけ…???」「ううん…。」首を振る橙。「ユッキの…料理してるとこ、見てみたい。…そして、私も…真似みたいな…事…、出来たら…。」万美、「は~は~~ん。」尋音、「な~~るほどね~~。」飛香、「でも…、ルッポラだって…。」その飛香の声に橙、首を振って…。万美、「ルッポラ、テーブルから厨房…見えないし…。」飛香、「あっ、そっか…。」「ふん。ここだったら、作っているところも、作っている人とも、話…出来る。」尋音。「かかかか。その通りで…。」そして雅樂、「おぃ。折角焼いたの、冷めちまうだろうが…。」その一言に、万美、尋音、「わっ!!!」そんなふたりとは違ってモグモグと食べてる橙。その橙の顔を見て雅樂、「けけけけ。」飛香、「ゆずちゃん、や~~っと、いつもの顔に戻った~~。」尋音、「ふ~~ん。抱えていた事…、口に出させたからかな~~。」にっこりと。「けど…、ゆず…。何度も言うけど、ユッキには…列記とした恋人のみどがいる。あなた…、みどとユッキ、一緒に住んでいるんだよ。」翠、「尋…。」「分かってます。チーフとユッキ…、恋人同士っていうの…。だから…。邪魔…しないように…。」途端に語尾を濁して。尋音、「邪魔しないよう…。」その時万美、「いいじゃん。尋~~。」そして橙の顔を見ながら、「ゆず。なんなら、みどからユッキ、奪い取っちゃえ。」その瞬間、後ろの席で、「ぶっ!!!」それに驚いた万美、尋音。そして厨房の翠、いきなりその客の方に…。革ジャンを着た客。ビールのジョッキを持ちながら、「あ~~いやいや。ごめん、すんません。いきなり、記事書いてたら、傍で、奪い取っちゃえ。な~~んて、凄い声がするもんだから、いきなり噴き出しちまって。…正に、その通り、そのフレーズ、頂きやす。はぃ~~。」万美、低い声で、「え~~~~。」尋音、「くくくくくくく…。」そうしながら前に向き直る。万美、尋音に、「何…、、、雑誌者の人…???記者さん…???」雅樂を見ながら…。雅樂、「あぁ…。週刊誌の記者さん。名前…、なんつ~ったか…???」「それより…。」声を低くして尋音、万美に、「何言ってんの、みどからユッキ、奪い取っちゃえ。なんて…。」その声に万美、今度は尋音に耳打ち、「何言ってんの。みどの初恋の人、ユウマ。」その声に尋音、「あっ。そっか~~。うんうんうん。そうだった、そうだった。」雅樂、「ん~~~???」飛香、「おじちゃん、次、私、これ…。」品書きを見て…。雅樂、「はいはい。おじちゃんに任せなさ~~い。」尋音、「へっ…???おじ…ちゃん…???…って…???」雅樂、「尋、何か文句あるか…???」変顔の尋音、「あ~~~はははは。いや~~~…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【あす楽対応_東海】新作 綿12GGワッフルワイドパンツドルマン トップス シャツ チュニック レディース ロングシャツワンピースコットン ワンピースswitch シャツワンピース ロング マキシ シャツ【あす楽対応_東海】新作 マルチストライプ ロングシャツガウン トップス レディース オーバーサイズ 綿 ドルマン トップス シャツ チュニック レディース ロングシャツワンピースコットン ワンピースswitch シャツワンピース ロング マキシ シャツ
2020.01.29
コメント(0)

橙、カウンターの上で、小さく、ポツリと、「ユッキと…いたい。」その瞬間、橙の右にいた飛香。そして左にいた尋音、「えっ!!!」尋音の隣の万美、「…ん…???」尋音、「ゆず…。今…何か…言った…???」橙の隣で飛香、「ユッキと…いたいって…。」その途端、尋音、万美、「え――――――――っ!!!」その尋音と万美の声に、テーブルを拭いていた絃、「へっ!!!」翠も厨房で洗いものをしながら、「はい…???」尋音、「ゆず。あんた、まさか…、ユッキ……。」橙、唇を尖らせて、紡ぐように、「……。」翠、カウンターの方に近づいて、「何々、どうした…???ん…???ん…???」尋音、隣の橙の顔を覗くように、「ゆず…、ユッキといたいって…。それ…。」雅樂、俯いた橙の顔を見て、「……。」翠、「……。ゆず…。」尋音、続ける。「ゆず…。それって…つまりは……。ユッキの事…、好きだって…???」その瞬間、一同、顔を見合わせて、「……。」飛香、「ゆず…ちゃん…。」数秒後、いきなり雅樂、「けけけけけ。えへ~~。かかかか。いやいや。いいねぇ~~。羨ましいじゃねぇか…。え~~。ユッキ、モテるね~~。」途端に万美、「ちょっ。ちょっと雅樂じぃ。からかわない~~。ゆずには、列記とした遊馬、巽君と言う彼氏…いるんだから。」そんな万美の声に雅樂、キョトンとした顔で、口を尖らせて、「おぅ、おぅ、ほわ~~い。」万美、「ゆず、遊馬君と…なんか…あった…???」その万美の声に、一同、橙の顔を見て…。橙、俯いたままの状態で、顔を右左に…。飛香、「ゆず…ちゃん。」翠、「ゆず、とにかく…、遊馬君と何があった。言ってごらん。」尋音、「でも…ゆず…。ユッキは、列記と今、みどと一緒に生活…してんのよ。…それに、今のゆずの気持ち、ユッキは…???」小さな声で橙、「分かってる。分かってる…。けど…。」数秒の沈黙。そして、「…でも、巽、前の巽と、違ってきた。」その声に尋音、万美、「えっ…???」翠、「……。」そんな4人を傍で観るように絃、「……。」尋音、万美と翠を見ながら、「今までの遊馬君と…違うって…。」そして尋音、「みど…。」そんな尋音の声に翠、いきなり手を振り、「いやいやいや。私にそれ…訊かれても…。」橙、「巽…、脳梗塞になった頃かな…。」尋音、万美、「えっ…???」「前…みたいな…笑顔…、見れなくなった。」尋音、万美、「……。」万美、「いやいやいや。いや…、それは…ほら、遊馬君、病気だよ。病気と闘ってるんだよ。それなのに…そんな…笑顔…。普通じゃ…ないんだよ。」その時、翠、いきなりドキン。頭の中で、「…ユウマ…。」そういえば、確かに…。10年ぶりに再会した翠と巽。けれども、それからは巽の表情は、翠の事を思い出し、それからというもの、翠には笑顔が絶えなくなっていた。それは、例え病室の中であったとしても…。そんな記憶を辿っての翠、頭の中で、「ユウマ…。」「みど…???みど…???」万美。名前を呼ばれて翠、「へっ…???」「どしたの…???何か…???」翠、「あっ。ははは。いや…。」ほくそ笑みながら。尋音、「ふ~~~ん。どうしたものやら…。」雅樂、「ほぃ、ゆずちゃん、上がったよ。5本、盛り合わせ。」橙、そのお皿を受け取って、小さな声で、「ありがとうございます。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ティティベイト titivate ウエストゴムマキシフレアスカート (ベージュ)ティティベイト titivate ウエストゴムマキシフレアスカート (オリーブ)
2020.01.28
コメント(0)

そしてその後、薫郎の病室には、ジェシカのスタッフが日々訪れ、その都度情報交換。もちろん、医師の許可の下。そしていよいよ、薫郎、退院日が決定。仙台から東京、大よそ12日が経過していた。巽は巽で、日々リハビリに専念。こちらも日々、見舞いに来ている人々からの激励もあってか、医師も驚くほどの回復ぶり。しかも、驚いたのは医師ばかりでなく看護師たち。麗奈、「しっかし、なんなの…巽君。脳梗塞で、こんな早い回復ぶり…、普通…考えられないよ。ねぇ、師長。」そんな麗奈の声に美南も、腕組みしながら、にやりと、「まぁ…、あれだけ毎日、見舞いの人たち。しかも…、かかかか。その9割が女性なんだから…、モチベーションは…上がるよね~~。」「うんうん。特に、ゆずに逢坂さん…。…逆にこっちが、仕事…大丈夫なのか…心配するよ。」「羨ましいよ、巽君。うん。頑張れ~~。」巽も美南と麗奈に、「ありがとうございます。」そんな巽に、麗奈、いきなり腰を低くして、「ねね、巽君。ゆずと逢坂さん…、どっちが好き…???」ニッコリと、一文字の口。その瞬間、巽、「えっ!!!え~~~!!!」美南、「こら~~。麗奈~~。」麗奈、「は~~い。ふふふふ。」「ま~~ったく~~。」そして美南、「もしかし…、逢坂…さん…っかな~~~。うん…???」巽、「師長~~。」変顔で…。事実、翠にしても橙にしても、仕事が終われば、橙は最初に巽に見舞い。そして翠は薫郎の見舞い、その後、巽には翠、薫郎には橙。確かに、傍からみれば、疲労感はあるだろうとは思われた。けれども、何とか、精力的にふたりは見舞いを繰り返していた。好きな人の…ため…だからなのか…。そして、晴れて薫郎は退院。病み上がりを考慮しての仕事に専念していた。他のスタッフたちのフォローもあり、着実に仕事を熟していた。絃も薫郎の退院と共にふたりの部屋から自分のアパートに戻り、また再びのひとり暮らし。そんな中、薫郎が病院を退院した2日目からだろうか、ひとつの新しい景色が…。橙が雅楽に通い始めたのだった。雅樂、「なんだ、なんだぁ、ゆずちゃん、なんか…あったか…???ここんとこ、ず~~っと…だけど…???」絃に、そして翠に、万美に尋音に。実に橙、巽の見舞いを終えて、夜の9時前後ではあるが、頻繁に雅楽に通い始めた。翠、「ゆず~~。あんた…大丈夫なの…。体…壊すよ。こんなにいっつも…店…来て…。最近、ルッポラは…???」万美、尋音、そして飛香も…、「うんうん。」そんな翠に橙、顔を右左に…。絃、そんな橙を見て、「……。」翠、万美、尋音、そして飛香、「えっ…???」「おかあさんに…。」橙。「おかあさんに…???」翠。万美、「あぁ…、そういえば、ゆずのおかあさん、いっつも食事、部屋の冷蔵庫に作り置き…。」尋音、「あ~~。そうそう。」橙、「それ…、辞めてもらった。」その瞬間、一同、「え―――――――――っ!!!」雅樂、絃、「なんの…話…???」翠、「あ~~~。これ、これは…。ゆず、料理できないから、ゆずのおかあさん、いっつも部屋の冷蔵庫に料理作って入れて置いてたんだ、今までは…。」雅樂、「へぇ~~~。できたおふくろさんだぁぁぁぁ。…あ、いや…、でも、それとこれと…???はぁ…???」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※パーカーワンピース 裏起毛 トレーナー ワンピース ロング丈 フーディー フード付き 体型カバー ポケット付き レディース 冬物 シンプル 無地 【 裏起毛ボリューム袖ワンピース 】【冬 新作】【2019年11月新作 ワンピース】DarkAngel/ダークエンジェル15%offクーポン配布中◆ワンピース ボリューム袖ワンピース ワンピ レディース 長袖 パフスリーブ バルーン DONOBAN SELECT|無地 ミモレ丈 ロングスリーブ 変形 フリル レイヤード ホワイト ブラック ベージュ ふんわり しぼり 二の腕カバー ドノバンセレクト[FS]
2020.01.27
コメント(0)

病室のベッドで薫郎、「へぇ~~。電車でそんな事…。」翠、「絃とふたりで大笑い。」薫郎、「見たかった~~。」翠、「あっ、そうそう、昨日…ゆず…来たでしょ。」そんな翠に薫郎、「あ~あ~。うん。お昼からだけどね~~。」「昨日ね、ここ、出た後に、ライン来たんだ。」「ふ~~ん。」「ほら、ユッキとゆず、こっち戻ってから、ゆず、遊馬君…見舞いに行ったじゃん。」「うん。」「遊馬君、見舞いに行ったはいいけど…。途中、遊馬君のおかあさんが病室に入ってきて…。」薫郎、「うん。」「何かしら…、ゆずに…冷たかったらしいんだ…。」少し顰めっ面で話す翠。薫郎、「わお。」「昨日、その…ライン来た時に、ゆずに電話したら、あの子…、話しながら泣いてんの。」「泣いて…???」「だから、ほら。遊馬君のおかあさんに…。」「あ~~。なるほど。」「で~~。昨日、あれからすぐにゆずのアパートに行って~。」「ゆずのアパート…???みど…知ってんの…???」そんな薫郎に翠、きょとんとして、「ふうん…???ルッポラの本条さん、店長に電話して聞いた。」その時、絃、小さく、「ぷっ。」「…んで、ゆずの部屋に行って、ゆずを慰めたと。」薫郎、「ほぅ、ほぅ…。そうだったんだ~~。…あいつ…。」翠、「ゆず、そんな素振り…全く見せなかったでしょ。」「うん。」絃、いきなり翠の肩を叩いて、「ねね、みど。」翠、「ふん…???」「あれあれ。あの話。」そんな絃の声に翠、「…ん…???…あぁ~~。いいよ、そんな~~。」そして、いきなり絃に雪崩れ込むように、「…って言うか…。」泣きそうな顔で、「思い出させて…くれるなよ~~。折角、忘れてたのに~~。もぅ~~。」絃、歯を見せながら翠の顔に指さして意地悪な笑い。薫郎、顔を歪めて、「何…???なんの…話…???」絃、「あのね…。」翠、「絃~~~。」構わず絃、「かかか。みど、夢、見たんだって…。」薫郎、「夢…???」そして、翠に代わってその夢の話を語って聞かせる絃。聴きながらにして笑いだす薫郎。そして、いきなり、「か~~っかっかっかっか。かかかか。何それ…???誰だよ、その日坂って…???…で、何、その睦っ…???みどの子供…???くくくくく。」笑いながら、「けど、最後の俺と絃が結婚って…。案外…悪く…ないかも…。」その声にいきなり絃、「うそ――――――――――っ!!!」翠、絃の頭にコツン、「おい、こら。」そして腕組みして、「あんたもだよ、ユッキ!!!」「かかかかか。ごめん、ごめん。」そして薫郎も腕組みをして、「でも、自分の好きな友達の彼氏が、いきなり自分の彼になって結婚…なんて…。絃…???」そんな薫郎の話に絃、腕組みをして、「ん~~。」薫郎、「先に、絃に謝っておくけど…。俺だったら…。ん~~。やっぱり…抵抗…あるよな。」絃、「…って、いうか…私は~~。まだ…恋愛経験って…???ないから~~。ん~~。分かんない。」その声に薫郎、「えっ!!!」翠、「そうなんだって~~。こう見えて、絃…彼氏…未だにいない。」「いやいやいや。マジで…。冗談かと、思ってたけど…。マジで…いないんだ…。」絃、「何よ、ふたりして…。」「いやいやいや。絃って、とにかく…誰からも好かれるって…感じだから…。」翠、「うんうんうん。」絃、そんなふたりに、優しい顔で、「ありがと。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ワンピース M/L/LL スウェットワンピース 。 レディース トップス チュニック スウェット パーカー 長袖 膝上 ひざ上 ミニ ゆったり 大きいサイズ 綿混 コットン混 ◆zootie(ズーティー):ミニ裏毛 パーカーワンピースお買い物マラソン【60%OFF】パーカーワンピース / CUBE SUGAR 裏毛 ロング スウェット パーカーワンピース(4色): レディース ワンピース フード スリット 長袖 リブ ロゴ 刺繍 ポケット キューブシュガー
2020.01.26
コメント(0)

橙、「いっけな~~い。ユッキの東京戻って来たのと、巽のおかあさんの事で…、阿川さん…。…怒ってるだろうな~~。や~~っば。」すぐさま履歴で渚沙の名前をポン。病室のドアを開けて…。「こんにちは~~。」巽、「あ~~。店長~~。お疲れ様です。」「お店…出る前ね…。ちょっと寄ってみた。」珂帆。「ありがとうございます。…世の中、3連休ですね~~。」「うん。ウチは…関係ないけどね…。」「当然です。お客様にサービスしないと…。」「かかかか。その通り~~。…で…???昨日…???」その珂帆の話に巽、「へっ…???」「ゆずちゃん。逢坂さんから連絡…あって…。」「あ~~。うんうん。…ちょっとね…。かあさん…、ゆずの事…、ちょっと…気にしちゃってて。」そんな巽の声に珂帆、ベッドに近づきながら、「ふ~~ん。」そして、「ゆずちゃん、いい子…なんだけどな~~。」巽、「はは…。」何かしら素っ気なさそうな巽の、そんな笑いに珂帆、「へっ…???巽くん、ゆずちゃんの事…。」思わず目をパチクリさせての珂帆。「うそ…。まさか…。」巽、「えっ…???なんか…僕…???」何かしら落ち着きのない表情で巽…。珂帆も…、「いや…。うん…。まぁ…。」そして、「でも…、巽~~。ゆずちゃんと…付き合って…、4年よ…。4年…。」そんな珂帆に巽、「えっ。え~~。ははは。」絃と翠、電車の中で…。「ねねね、みど…。」絃、小さな声で、「左端…。」翠、「…ん…???」視線を左端に…。すると…。「さて…、これからどうな…。お~~~。」絃。高校生のような…。彼女と彼氏だろうか…。いきなり男子が女子の左肩に、コッテン。その瞬間、絃、小さな声で、「やった~~。」そしてそのまま男子、女子の…。結局…膝枕に…。翠、思わず、「ぷっ。」女子、いきなり赤面状態で、両手で顔を塞いで…。翠、「かっわいい~~。」何とか女子、男子の体を…。けれども、なかなか起きない男子。そのまま女子、致し方なく、左手で男子の頭を撫でて、そして耳を触って…、今度は何故か耳の穴に左人差し指を…。絃、翠、「わお。」その瞬間に目を覚ます男子。いきなり女子の膝からムクッと起きて、すかさず女子に対して頭を掻く。女子は膨れっ面で…。絃と翠、可笑しがって、「ぷぷぷぷ。」「くっくくくく。」そしてスピードを下げて電車が駅に止まる。女子、いきなり男子の右太ももをペン。ふたりとも立ち上がり、男子は首をコキコキと振りながら。何事もなかったようにドアに。そしてホームの方に…。一度も振り向くことのない絃と翠、数秒後、また動き出す電車。その途端、ふたり同時に両足をパタパタと、「かかかかかか。」両手も振りながら、顔を見合わせて、「なに、あれ~~~。おっかしぃ――――――――っ!!!!」翠、両手で顔を塞いで…、「くくくくく。」絃、「みど~~。笑い過ぎだって…。」そんな絃を見て翠、「絃…あんたなんて、目尻に涙…。かかかか。」絃、「いやいやいやいや。かかか。」窓に頭を付けて、「おっかし~~。」翠、「はぁ~~。お腹…痛…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【50%OFF】ウエストリボンプリーツワイドパンツ【Anap USA アナップ ワイドパンツ プリーツ レディース ガウチョ ロングパンツ ワイド パンツ ロング ハイウエスト ボトムス 無地 ウエストリボン 黒 カーキ テラコッタ ブラック マスタード 秋 秋冬 アナップユーエスエー】【 SALE 】【50%OFF】【即納】【ネコポス限定 送料無料 】 ハイウエスト タック ワイド パンツ ( 4386 ) | レディース ボトムス ボトム ワイドパンツ タックパンツ 秋 冬 秋冬 無地 ハイウエストパンツ イージーパンツ ガウチョ ロングパンツ フレアパンツ ウエストゴム 韓国
2020.01.25
コメント(0)

絃の、その、「えっ???なんで、なんで…???」に、翠、「答えは簡単。」絃、「へっ…???」「婿養子になってくれ。」「あ~~~~。そっか~~。」「…で、とうさんは、その女性の父親の申し出通りに、婿養子に…。」「おじいちゃん。相当悲しがったんじゃ…。」その絃の声に翠、「う~~~ん。その辺の事は~~。聴いてないから…。ん~~~。」「でも…、その…みどのおとうさん…、結婚した人って…。」「ふん。当然、私のかあさん、逢坂澪(あいさかみお)。埼玉で…暮らしてる。小学校教師なんだ。」「へぇ~~~。そうだったんだ~~。」「うん。かあさんの家系は…教育系統。おじいちゃんは…高校の教頭先生…だった。」「わお。凄っ。」「そして、おばあちゃんは…。かかか。高校の…事務員…だった。かかかか。ふたりとも、もう完璧に、年金暮らしだよ。」「へぇ~~。」ふたりともに、駅に向かいながら…。「えっ…???でもさ…、みどのおとうさんって…???」「私のとうさん…、うん、市役所の福祉課の職員。料理人から一転。全くの畑違い。」その声に絃、「え~~~~。マジで…???」「うん。…いや…、だって、とうさん、かあさんに一目惚れして、かあさんと結婚できるなら、なんでもやるって。」「ふ~~ん。」「それに、おじいちゃんもとうさんの、かあさんに対する献身ぶり…、分かったのかな…。とうさんに仕事、紹介したんだって。…で、市役所の福祉課。」絃、「ふんふんふん。」頷きながら。そしてひと呼吸おいて翠。「そんな中、おじいちゃんとこの高校、バレーボール部の監督。数学の先生なんだけど、離婚してシングルパパになっちゃった。…つまりは私の高校の事なんだけど…。」絃、笑いながら、「わお。」「…で、おじいちゃん、何を思ったのか、とうさんに、新しい監督が来るまで、頼めないかって…。バレーボール部の監督。」「へっ…???みどのおとうさんって…???」そんな絃に翠、「ふん。中学から高校、大学まで、バレーボール部の選手。その傍ら、料理って…やつかな~~。」「そう…だったんだ~~。」「うん。だから、料理も得意。」「ふ~~ん。」駅の改札を抜けて。翠のスマホにLINEの着信音、「おっと~~。ゆず~~。…チーフ、昨日はありがとうございました。あの後…、ユッキにも見舞い…行ってきました。元気だった。じゃ…。…か~~。」絃…、「ん~~???」「結局、ゆず、あれからユッキに見舞い…行ったんだ~~。今頃、ライン、よこしやがって~~。かか。」ホームに立って翠。「ふん。やっぱり…、心配だよ。自分の隣にいた人が、倒れたり、変になっちゃうと…。」絃、「だよね~~。」その時、翠、「あっ。」絃、「…ん…???」画面を電話履歴に替えて指をトン。5回のコールでようやく電話に出る橙。「はいはいはい。チーフ、お、おはようございます。びっくりした。」絃、「みど、電車来た。」翠、「うん。今、終る。ゆず、あんた、阿川さん…電話した…???心配してるよ。」その声に橙、「わっ!!!いっけな~~い。」「電話…してあげて。これから私たち、電車に乗る。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※レディース ロングワンピース 千鳥格子柄 ロング プリーツ Aラインスカートミディアム丈 ワンピ 七分袖 Vネック 大きいサイズ 20代30代40代 フォーマル フォーマルドレス 結婚式 パーティー ドレス 秋スカート《チェック柄アシンメトリースリットフレアスカート 全3色》 レディース ロングスカート フレアスカート アシンメトリースカート ロング丈 ミモレ丈 チェック柄スカート 千鳥格子 スリット Aライン ウール混 大人 可愛い おしゃれ////
2020.01.24
コメント(0)

そんなこんなで、早送りのように時間は10時過ぎ。「良しっと。」翠。絃、「なんで、みど。掃除、洗濯は私以上に完璧なのに、なんで…料理…???」その絃の声に翠、頭を傾げて…、「いや…???いやいやいや…、分かんない。…なんでだろ…。子供の頃、かあさんと一緒に、あれこれと…作った記憶は…あるんだよね。しかも…。雅樂じぃの血筋かな…。とうさんがかあさんより、料理はめっぽう上手…。」絃、「うんうん。えっ…???」そんな絃に翠、「ふん。とうさんのおとうさん、つまりはおじいちゃんが料理人。そのおじいちゃんの離れた弟が~~。雅樂じぃなの。」絃、「へぇ~~。」「まっ。宗像家って、昔は福島で、旅館してたって…。そこから…暖簾分けしてもらって、千葉にお店を出して。かなり…評判だったって…話。」「ふ~~ん。…で、そのお店って…まだ千葉に…???」「ううん…、もうない。」「へっ…???」「火事で全焼。…っても、そもそも…延焼で…。夜中の2時…。」「う~~っわ。」「…で、その時に、そのお店で、住み込みだった、私のおじいちゃん、ひとりだけ。逃げそびれて…。」翠、両手の平を自分のお腹の前で…。「あっちゃ~~。」絃。「当然、雅樂じぃだって、行くとこ、なくなっちゃって、あっち行ったり、こっち行ったり。でも、どこ行っても、駄目だったんだって。とうさんにいつも言ってたらしい。…ったく、長くいようとは…思えないとこ、ばっかりでぃ。あれで、人に出してんのかぃ。…って。」その話に絃、「かかかか。なんと…雅樂じぃらしい…。」「でも、さすがに雅樂じぃ…、腕…見込まれて、何とかあちこちで、稼いだらしい。」「ふ~~ん。…あっ、それで…、ここ…???」「そっ。結局は、自分に納得できる料理、したいって。ひとりでも何とか熟せる店。しかも、みんなに好かれそうなお店。」「焼き鳥屋。」「ねぇ~~。」掃除の後片づけをして。「私のとうさん…。おじいちゃんが料理人なんだけど…。その後…継げなんて言わなかったらしい。」翠。「えっ…???どうして…???」「ふん。まっ、とうさんより、他の料理人の方が、腕…良かったみたい。」絃、その話を聞いて、「え――――――――っ!!!」「ふん。料理…なめてんじゃねぇぞ…。」腕組みしながら翠、「てめぇの倅も何も、関係ねぇ。味で勝負しろ。」絃、「か~~っこいぃ~~。」そして翠、右手の平を裏返しにして、「で…。しかも、その頃、お店に通っていた~ひとりの女性のお客さんに滅茶惚れ…しちゃって~~。」「えっ…???えぇぇぇぇぇ。」「遂には~~~。」絃、「ま、まさか…、駆け落ち…なんて…。」目をパチクリさせて…。ふたりで着替えをしながら…。翠、右手を目の前に立てて、振って、「違う、違う、違う。…その女性の家に行って。」両手を綺麗に前で振るように、「お嬢さんと結婚させてください。」絃、「わ~~お。」ふたり、階段を下りながら。雅樂、荷物を持ちながら、「おぅ、おはよ。ユッキのとこかぃ。」翠、絃、「うん。行ってきま~~す。」「おぅ、よろしくな。」「うん。」「結局、それが切っ掛けで、とうさん、料理人、諦めちゃった。」翠。絃、「えっ???なんで、なんで…???」そんなふたりの声が聞こえたのか雅樂、ふたりに振り向いて、「ん~~???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【SALE】オーバーサイズワークジャケット ワークブルゾン ビッグサイズ ライトアウター ドロップショルダー シャツジャケット 無地ツイル ミリタリージャケット ゆったり 羽織り CPOジャケット カジュアル DUNA ドゥーナ レディース 【ネコポス(メール便)不可】エステルモッサCPOジャケット/アール・ピー・エス(r.p.s)
2020.01.23
コメント(0)

肩をトントンと叩かれ、「ん…、ん~~。」翠。「お~~い。あっさだよ~~。ほぃほぃ、起きた起きた~~。」絃。「ご飯、食べよ。」「ん~~。あ~~。…なんとも…、最~~悪…。」「え~~???」「ものすんっごい…目覚め…悪…。」そして、一度は起きて。顔をガックリ。数秒後、「あ~~。だめだ。」そしてまたベッドにバン。タオルケットを…。絃、「お~~い、おぃおぃ。どした~~???」そして何とか、朝ごはんを食べながら夢の話を…。いきなり絃が笑いだす、「え~~~~~。かっかかかかかか。きゃ~~~。はははははは。は~~。」そして絃、お腹を抱えて…。「かかかか…。で…、誰よ、その…日坂って…男子…。ぷぷぷぷ。」翠、ぶすっとした顔で、「知るかっ!!!!…んもぅ~~。もぅ~髪はボッサボサ、ほっぺは汗でぎんぎら。ワイシャツなんて、洗濯してんのか。…で、誰よ、睦って…、私の子供かぃ。知らんわ。」絃、顔を真っ赤にして笑いながら、「ククククク…。」「おまけに…、あんたは相撲取りかぃ。こ~~んなに、ぶっといの。」両手を左右に。思わず涙を流して笑う絃。「…ったく…。しかも…、なんで、私がインドネシアに海外長期出張~~???在り得ないでしょ。」絃、「いやいやいや。」「あ~~ん、もぅっ!!!」頭をガックリとさせて…、「なんで…あんな夢…見るかな~~。」またまたぶすっとした顔で、「時計みたら、朝の3時過ぎ…。」絃、変顔で、「3時……。」「あんなの見たら…、余計…眠れなくってさ。」絃、また可笑しがりながら、「眠ったら…、今度は、その続き…見るかもって…???…ぷっ。」翠、その絃の声に、首をコクリ。「冗談じゃないよ、…ったく~~。…これで、今日、仕事だったら…、正に最悪。ぜ~~ったい、引き摺るよ…。」絃、そんな翠を見て、数回頷いて…、「うんうん。日曜日で…良かったね~~。うんうん。」下唇をビロンと…、翠…。「慰めてくれる絃。ありがと…。」そして数秒後、「…でも…、まっ、夢で良かったよ。これが現実だったら…、私…、死ぬわ。かかかかか。」おかずを食べながら翠。いきなり拍子抜けをしたように絃、「はっ…???立ち直り…早~~っや。さすが…みどだ。」「それに…、今日、明日、休みだし。…自然に忘れちゃうよ。うん。」絃も、「うんうん。そうそう。」翠、「ごっちそうさま~~。」絃、「はい。お粗末様でした。」そして洗い物を両手で持って、立ち上がろうと…。その時に、脚がガクン。「うぇっ。」そのまま翠、正座の姿勢になり、そのまま上体が前に倒れて、絨毯に顔をべったり…。右手に御飯茶碗と箸、左手に2枚のお皿。絃、「みどっ!!!」2、3秒…。翠、絨毯に顔を付けたままで、「あ~~~~。ふ~~~。だめだ。意識は…OKだけど…、体が…立ち直っていない…。」その声に絃、申し訳なさそうに笑って…、「ぷぷぷぷ。」そんな笑い声を聴きながら翠、「だ~~よね~~。笑っちゃうよね~~~。あ~~~。こりゃ、2日間…、思いやられるな~~。夢の、ばかやろう――――――――っ。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※サロペットスカート コールテン 秋冬 オーバーオール レディース サロペット スカート ワンピース オーバースカート 吊りスカート マキシスカート オールイン Aライン スリット入り【Anytime】グレンチェック柄サロペットスカート 秋冬 オーバーオール レディース サロペット スカート ワンピース オーバースカート 吊りスカート ミディアムスカート オールイン Aライン ベルト付き ラシャ【Anytime】
2020.01.22
コメント(0)

空いている席に座って翠と絃。「今の…???」絃、翠に。「ふん。ルッポラの店員さん。」玄関の方を見て。そして、「へぇ~~。あんな可愛い女の子…いたんだ~~。」絃、「ねね、みど。」翠、「ん~~???」「ユウマとユッキ。どうするの…???」そんな絃の声に翠、「はぁ~~あ…???」「だって…。」そして、今度は声を低くして、「だって、みど、ユウマ…好きで…。それで…、今は…ユッキと一緒に…。」翠、いきなり笑って、「かかかかか。な~~に言ってんだか~~。私には、ユッキがいるもん。それだけで充~~分。それ以外…、考えらんない。」店員が、水を運んで、「いらっしゃいませ~~。」翠、品書きを見て。絃、「ふん。…っかな~~。」翠、「え~~~へへへへへ。」けれども、その日の夜。翠、長期出張から帰ったような…。「ただ…いま…戻り…。」フロアに入ると、何かしらスタッフ全員で賑わっている。翠、何が何だか…、万美に、「どうしたの…???」そんな翠に、今度は尋音、「ゆずが結婚。」翠、その声に、「へっ…???ゆずが結婚…???誰と…???」万美、「ユウマよ、ユウマ。」翠、「はい…???なんで…ユウマ…???…うそ…。あり得ない。ちょっと…。冗談は…。ユウマは…私と…。」万美、「かかかか。な~~に言ってるの~~。みど、あんた…去年、結婚したばっかじゃないよ~~。」その万美の声に翠、「はい…???…私…、結婚…???誰と…???」「お~~。何言ってる~~。」そして尋音、翠を後ろに振り向かせて、「そちらにいらっしゃる殿方は…どなたでしょう~。」ひとりの男性が向かいの席でがむしゃらに仕事をしている。「おぅ、みど、お帰り。睦(むつみ)、かあさん…面倒見てるから…。海外長期出張、お疲れ。」その顔を見て翠、「ゲッ!!!!!あなた…誰…???それに睦って、誰…???なんで私が海外出張…???」男性…、髪は寝坊したのか、ボサボサ。そしてワイシャツは何かしら汗まみれ。どちらかというと、礼人より、一回りも…二回りも…。万美、「ひさしぶりの再開。旦那とよっろしっくね~~。うんうんゆず、おめでとうだよ。あれから…2年か~~。」そこに今度は薫郎。「よぅ、みど。お帰り。日坂(くさか)~~、カミサン帰って、良かったな~~。」その声に、日坂という男性、「うっす。ありがとうございま~す。」翠、「な…なに…???日坂…???…どこのだれ…???…で、なんで、こんな太っちょ…。」薫郎、「お~~い、おいおい、みど、そりゃないぜ。それじゃなくても、日坂、お前に惚れ込んで、惚れ込んで。お前に何回そっぽ向かれても、粘って粘って。半年。ようやくお前の方が折れてめでたくゴールイン。」翠、薫郎からその話を聞いて、「はぁ~~~あ???」「ユッキ。そんなみどを見て、いたたまれなくなって、日坂君に激励。ユッキはみどを離れて、めでたく絃と結婚。」尋音。その瞬間、翠、愕然。思わず、その場にへたり込む。その瞬間、辺りは真っ暗になり。数秒後、翠、「どうなってる―――――――――っ!!!!」いきなり目がパチリ。「え゛っ!!!!」辺りを見回し、「えっ???えっ???えっ???」目をパチパチと。隣で絃がス~ス~と、眠っている。翠、「えぇぇぇぇぇぇぇ…。え~~~。夢~~~???」そしてぎっしりと目を瞑って、「な~~んて…夢よ~~。もぅ~~。リアル過ぎ~~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ロング カーディガン 裏起毛 ガウン レディース コーディガン サイドスリット あったか トップス ガウンコート ロングコート 羽織 おしゃれ 可愛い ブラック 2019秋冬新作 フリー 【lgww-at2526】【即納:2-5日】【送料無料】宅込ロングカーディガン ニット レディース コーディガン スリット 春用 秋冬 ロング マキシ丈 アウター 長袖 羽織り ブラック カーキコート 流行 カーディガン インナー 人気 コーディネートオールシーズン kwnu
2020.01.21
コメント(0)

自然に橙が巽のベッドの右側に、そして翠と絃が巽の左側に…。巽、橙の顔を見て、「ゆず~~。何…、部屋で泣いてたって…。」その巽の声に橙、途端に顔を赤くして、舌を出して。翠、顔を左にチョコンと傾けて…、「ふふ…。」巽、「まぁ…。仕方ないだろ、昨日の事…。」翠と絃の顔に。翠、「ん~~~???」「かあさんが…ちょっとね…。」「うん。」翠、「話は…ゆずから聞いた。ん~~。ねっ、仕方ないよ。おかあさんの事…考えると…。」「あっ、…逢…坂さん…。」少し翠の苗字を言うときにためらった巽に、思わず絃がクスリと。「杉…浦…君…。」翠、「あ~~うん。実は…ここに来る…。と言うか、今日は…、杉浦のお見舞いに、絃と…。」隣の絃に手を差し伸べて、「お店の店主がお見舞い。私は病院に案内。杉浦は…大丈夫。ケロッとしてる。」「そっか~~。うん。良かった。」「そういう…意味では…ゆずに感謝しなくっちゃ。」その翠の声に橙、「えっ…???」翠、「しっかりと…杉浦に付き添ってくれて、ありがと。」橙、「チーフ…。」「…で、どう…???リハビリ…???」翠。巽、「ふん。まっ、順調かも…。こればっかりは…。理学療法士の先生…、良くしてくれてる。」「右側…、なかなか動かないでしょ。」「うん~~。でも…、やるっきゃ…ないからね~~。」「ふふ。うん。遊馬君…強いからね。」その瞬間、橙、「……。」巽、「…んな事…、ないって~~。」「お店の人…、待ってるんじゃない…???いつ帰ってくるかって…。」翠。「ふん。もぅ~~心配掛け過ぎ…。結局、店、早番で夕方終る人たち、ここ、来てるよ。」「た~~よりにされてる~~。」絃、にっこりと…。「世の中、今日から3連休。またまたみんな…見舞いに来るんじゃない…???ん~~???」翠。巽、「かかかか。…かも…。」「おっと。邪魔しちゃ、申し訳ない。私たちは…この辺で。絃。」絃、「ふん。そうだね~~。」橙、「へっ…???チーフ…。」「あんたはしっかりと…遊馬君、見舞ってあげなっさい。大事な彼氏~。」橙、「チーフ…。」そしてドアに向かって翠と絃。「では…お邪魔しました~~。」巽、「わざわざ、ありがとう。」翠、「うん。」絃、右手を振って…。数秒後、巽の顔を見て、膨れっ面の橙。巽、「かかかかか。な~~に、そんなに膨れるんだよ~~。」橙、「…だって…。」「はは。昨日のかあさん…かなり…キツかったみたいだな。」橙、「なんかさ…。こっから…出てけって…。そんな雰囲気だった…。」「~~ったく…、しょうがねぇな~~。」エレベーターで病院の1階。翠、腕時計を見て、「わぉ。もう…お昼に…なるか…。」絃、「ねね、どっかでご飯。」その声に、「ふん。いいね~~。」ふたりで周辺を眺めながら、「たま~~には…、いいんじゃない…。」そう絃が言って、ふたりが向かった先が…、蕎麦屋さん。翠、「絃、あんた…ちょいと…、渋いねぇ~~。」絃、「ふふ…。」そして、店に入った途端に、「あら~~。」声を掛けてきたのが、柴乃である。翠、「わぁ。ルッポラの~~。はは、か~~っわいい。」柴乃が連れている女の子を見て。柴乃、「娘です。はは。お昼にお蕎麦…食べたくなっちゃって。」翠、「うんうんうん。」にっこりと。「遊馬君の…???」「うん。お見舞い。あなた…たちは…???」「うん。今…。ゆずと一緒に…。」「へっ…???ゆず…ちゃん…。」辺りを見回して…。「ふたりっきりに…うん。」柴乃、「あ~~。はは。うんうん。さっすが。…じゃ。」翠、「うん。ばいば~~い。」女の子に手を振って。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ローゲージケーブルショートカーディガン/レイカズン(RAY CASSIN)ケーブルショートカーディガン/イング(INGNI)
2020.01.20
コメント(0)

翠、「はいはい。いつまでも、そんな壊れたみたいな顔、してないで、しゃきっとして、しゃきっと。」その声に橙、いきなり両手を動かして、「あ、あ…。」そして橙の体を動かして、立ち上がらせて、翠、「うん。着替えて、出掛けるよ。」「チ、チーフ。」「ほぃ。まず、その顔洗って、歯~~磨いて。」橙の背中をトントン押しながらシャワールームに…。絃、ニッコリと、「はは。良かった。」翠、「ふん。かか。」そして、サッパリとしてシャワールームから出てきた橙に、今度は翠、「ほぃ。着替えた、着替えた。」橙のパジャマの釦に指を…。橙、可笑しがって、「それくらい、自分でやるよ。」翠、目をキョトンと、そして口を絞って、笑顔で、「ふん…???」橙、パジャマを脱いで、ドレッサーから新しい洋服を…。その洋服を見て翠、そして絃、「ふんふん、良いんじゃない…。」「ふん。良い感じ。」そして橙、「チーフ…、どこに…???」「決~~まってんじゃ~~ん。あんたの…彼氏。ほぃ。遊馬君にメールしときな。」橙、「う…、うん。」そして数分後、巽からメール。「OK。待ってる。」翠、そして絃も橙のスマホの画面を見て、「おぅ、おぅ、おぅ。」そして…巽の病室。橙、低い声で、「おっ邪魔っしま~~す。」「あら~~。ゆず~~。」病室に来ていた麗奈。巽のバイタルチェック。そして巽の傍には美南。「あらら、いらっしゃ~~い。」翠、「わぁ。奥村さん。その節はどうも。お世話になりました。」橙、絃、「…???」美南、「はは。さすが、遊馬君、モテモテだよね~~。」巽、「ちょっと、ちょっと、奥村師長、からかわないで下さいよ。」絃、橙、「師長…さん…???」翠、「うん。遊馬君が東京駅で倒れたときに、ここに搬送の指示してくれた人。奥村師長。そして、沢木さん。この人たちがいなかったら、私なんて…。」首を左右に振って、「全~然…。」そんな翠に美南、「んんん…。あなた、逢坂さんがいなかったら、逆に私だって、なかなか…スムーズにはいかなかった。誰か、傍にいてくれる人が、いるといないとでは全く違うから…。」何かしら説得力ある美南の言葉、姿勢に翠、照れながらも、「ありがとう…ございます。」「今日、かあさん、家なんだ。父さんいるから、家の事しないと…。」巽。翠、「ふん。」そして橙の背中をトンと、「ほれ。彼氏~~。」その瞬間、美南、麗奈、「へっ…???」橙、「あ…、あの…。」顔を赤くして橙。「ようやく、立ち直って、お見舞い…来れました~~。」にこやかに翠。美南、麗奈、「あ…、あ~~。はははは。」麗奈、「はい、OKです。ありがとうございました。」美南、麗奈に、「終わった。…うん。…じゃ。」3人に、「お邪魔しました。どうぞ、ごゆっくり。」3人、「ありがとうございました~~。」そして廊下に出て美南、「うそ。遊馬君の…、逢坂さんじゃ、ないんだ…???」麗奈に…。麗奈、首を傾げて、「…その…ようで…???」美南、「ふ~~~ん。てっきり…私…。」病室の中で翠、絃に、「あの…沢木さん、実はゆずの従姉~~。」絃、「うぇ~~。凄い。なに、それ…。」「かかか。私も驚いた~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ロング カーディガン 裏起毛 ガウン レディース コーディガン サイドスリット あったか トップス ガウンコート ロングコート 羽織 おしゃれ 可愛い ブラック 2019秋冬新作 フリー 【lgww-at2526】【即納:2-5日】【送料無料】宅込ロングカーディガン ニット レディース コーディガン スリット 春用 秋冬 ロング マキシ丈 アウター 長袖 羽織り ブラック カーキコート 流行 カーディガン インナー 人気 コーディネートオールシーズン kwnu
2020.01.19
コメント(0)

翠、下を向いたままの橙の顔をじっと見て。そして今度は、テーブルに両手を着いて腰を上げ、「…っと~~。」橙の左から座り、橙の頭を体に引き寄せて。「そっか、そっか。うんうん。そりゃ、泣きたいよね~~。」橙の頭に。そして絃を見ながら…。絃、困ったような顔で、けれども優しそうな顔で、「……。」数秒橙の体を抱きしめながら、「遊馬君のおかあさん。遊馬君の事、とにかく心配なんだよ。いままでずっと、離れて暮らしてきて。そして遊馬君の顔…見れる。…と思ったら、脳梗塞。悲しすぎるよ。」ひと呼吸置いて、「身を切られる思い…だったんじゃないかな…。」橙、まだ下を向いたままで、「……。」「でもさ。遊馬君の病室、凄いじゃん、あちらこちらに花ばっかり。お花だらけ。遊馬君、みんなの人気者なのかも…。おかあさん。ありがたいという気持ち、あると思うよ。」少しだけ橙の頭が動く。そして一瞬、翠がクスリと笑う。「ふふ。それに、遊馬君…見舞いに来る人って、結構女性が多いんだって。おかあさん言ってた。」橙、「へっ…???」「これ…、私の…勘…、なんだけど…。」口を尖らせて翠。橙、「…ふん…???」「おかあさん、ゆずに、やきもち妬いてる。」「やきもち…???」翠、そんな橙を見て首をコクリと。「ゆず…。若いから…。そして、遊馬君に対して、一番、まっすぐだから。」橙、翠の顔を見て、「チーフ。」翠、橙の頭をポンポンと叩いて、今度は座っている橙の体をまっすぐにさせて…。立ち上がりながら、「前ね、私、遊馬君のおかあさんから声、掛けられたの。ほら、みんなで遊馬君、お見舞い行ったとき、あったでしょ。」窓に向かいながら…。橙、「うん。」「あのとき、遊馬君のおかあさんから、私、病室の外で呼び止められた。」橙、目をキョロキョロさせて、「あっ。」窓を開けて翠、「わお、良い景色~~。ふ~~ん。へぇ~~。いいとこね~~ここ。」橙、思わずにっこりと。「…うん。」絃も、「へぇ~~。」立ち上がり窓の方に。「ふ~~ん、気持ちいい風。はは。」翠。絃、「ほ~~んと~。良い景色…。眺め、いいじゃん。うんうん。」橙、ベシャリと座っていたのが体育座りになって。そして今度は、正座をして。「あの時…。」橙の方に振り返って翠、「おかあさん、私に、こんな事、言った。あの子、どういう子なんです???やたら、巽に慣れ慣れしいですけど…。なんだか、図々しいですけど…。」橙、そして絃、「えっ…???」「だから、私、おかあさんに、おかあさん、彼女は素敵な可愛い女性です。きっと、私たちの中で、一番遊馬君の事、心配してくれている人ですよ。大丈夫です。優しい子です。」橙、そんな話を聞いて、「チーフ…。」「あの時…、私がそうは言っても、あんまり納得行かなかったみたいだけど…。」絃、翠の顔を見ながら、「……。」「その内…、分かってくれるよ。」そして、「…って言うか~~。かかかか。ゆず~~。あんた、まだ…修業が足りん。恋愛の…。」にっこりと。橙、そんな翠の顔を見て、「へっ…???」「な~~んてね。かか。まっ、私も似たようなもんだけど…さ。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※fifth(フィフス)ウエストマークニットカーディガンウエストマークニットカーディガン カーディガン レディース ガウン ニット ミディアム丈 ウエスト紐 ローゲージ ざっくり トレンド 大人カジュアル モテ 秋新作 【BELL】
2020.01.18
コメント(0)

そして駅に着いて、もう一度スマホの地図アプリで、「こっち。」翠。急ぎ足でふたり。そしてやがて、「エ…スベラン…サ…と。」右左見て、翠。「あ~~っと、あった、みど、あれ…。」絃。翠、「おぅおぅおぅ。いやはや…、なかなかいいとこじゃん。行こ。」そして階段を上って、「402、402。ふ~~。……おっと、ここ。」翠、そして隣の部屋を見て、頭の中で、「…ここ…ユウマの…。」チャイムを押して…。声がない。ドアをコンコンと。「ゆず~~。ゆず~~。私、翠~、絃もいる~~。」部屋の中で橙、「えっ…???チーフ…???」まだ…パジャマのままである。数秒後、ロックが開き、ドアが…。翠、「ゆず~~~。」寝起きのままの髪…、そして頬は涙でぐしゃぐしゃ。ぶすっとした顔で…。「チーフ…。」口元に右手拳を…。「どうしたの~~。酷い顔~~。」翠。橙、「……。」「入っていい…???」ドアを開けてふたりを部屋の中に橙。ベッドの傍にペタリと座って。絃、「かっわいい部屋~~。」そして橙の顔を見て、ニッコリと。「心配したよ、ゆずさん。」翠、腕組みをして、「おぃ。どうした、可愛い顔が、とんでもない顔になってるぞ。」ソッポを向けながら橙。「遊馬君も…心配してる。もちろん、ユッキも。それから…店長も…。」その声に橙、「えっ…???」「電話でゆず、泣き声だったから…、心配で、店長に電話して、アパート、教えてもらったの。」橙、「チーフ…。」翠、「ゆず、あんた、私たちの妹って、わたしら、前に言ったよね。」その声に橙、いきなり下を向いて。そしてまた、鼻水をグスッと。「何があったの…???」数秒後、ようやく橙、口から、「昨日…、巽のおかあさん…。無視…された…。」翠、その声に、「えっ…。」「ユッキの病院から、巽の病院行ったのね。」翠、「うん…。」「巽と話してたら、巽のおかあさん、入ってきて…。」「うん。」「巽の…昔の事かな…。いろいろと…話し始めて…。」絃、「……。」「私…、聞いているしか…なかった。」橙、また鼻水をグスリと。翠、「ゆず…。」「おかあさん。全然、話、終んなくって。」「うん。」「巽も、おかあさんに、いい加減にしろって。私がいるだろって…。」翠、「……。」「それで、ようやく私の事に…、おかあさん。少し、ツンとした顔で…。」翠、思わず右目を瞑って、「わお。」「私、いてもたってもいられなくって。おかあさんの声、凄い、キツイって感じた。…あんな風に言われたの、私のかあさんくらい…だから…。」翠、「ゆず~~。」「あんたなんか、早く出ていけ。…そんな風に感じた。」翠、いきなり顰めっ面に。「う~~っわっ。」絃、「あっちゃ~~。」「私、病室出て…。」下を向いたままで橙。「うん。」翠。「歩いてたんだけど…。いつの間にか、タクシーで、帰ってた…。そのまま…ベッドに…。」ベッドの下には、確かに、昨日橙が来ていたはずの洋服。脱ぎ散らかしたままで…。その洋服を橙、さりげなくベッドの下に左手で隠す。翠、「そっか~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ドルマンスリーブ ニット プルオーバー【メール便送料無料】レディース トップス カットソー ニットソー●アウトレット●<3色組>ドルマンスリーブニットプルオーバーtitivate ベルーナ 40代 50代 60代 レディース ミセス ファッション 在庫処分 在庫限り
2020.01.17
コメント(0)

「仙台から帰ってきて、疲れているとは思うんですけど…。杉浦が戻ってきて……。」スマホに翠。珂帆、「うんうん。うんうん。」声を聞きながら珂帆、「そう~なんだ~~。…ちょっと…、待っててくれる~~。今、洗濯物…干してて、部屋に行かないと、アパートの住所、分からないのよ。アパートの名前…。…ん~~。思い出せない。ごめんなさい。ちょっと、待っててくれる。折り返し…私の方から電話するから。」翠、「お願いします。…じゃ、一旦…電話切ります。」そうして、電話を切った途端に、巽からライン。「ユウマッ!!!…ヤッベ~~。昨日…、かあさん…。」その時、「かあさん…???」巽のメール、「……。3丁目、23番、エスベランサ402。…みど、頼む。」すぐさまスマホの地図アプリで…。「あっ。あった。ここだ。…って…事は~~。」いきなり走り掛けようと、「あっ。雅樂じぃ。私、ゆずのアパート…行ってみる。」雅樂、「おぅ。行ってやんな。」絃、「あっ、あ~~。あ~~。みど、私も~~。」翠、「うん。行こう。」そしてスマホに着電。珂帆からである。「もしもし、逢坂です。店長。」珂帆、「あっ、逢坂さん。アパートの名前、エスベランサ。……。3丁目、23番。403が巽君の部屋だから、その隣の部屋。」大股で歩きながら翠、「はい。分かりました。今、遊馬君から私にも連絡入って、場所、分かりました。これから向かいます。」その声に珂帆、「そう~~。うん。お願い。」翠、道路を見て、「ん~~タクシー…。でも…、混んじゃうと…。いっか、こっから駅まで歩いて5分。駅…4つ…。うんうん。ここも駅から近い。絃、電車で行こう。」「うん。」病室で巽、「やれやれ…。ゆずのヤツ、昨日のかあさんの話…。なんだかな~~。キツ過ぎるって…。ふぅ~~。」そして、窓を見て、「…けど…。かかかか。…ったく…。みどにも…知られちまったなぁ~~。俺とゆずの部屋…。」…と、そこまで考えが回って、「…ん…???…なんで、ゆずが部屋で泣いてんのに…、俺のところに…メール…来るんだ…???…えっ…???へっ…???なんで…???」その時、スマホのアラーム。「お~~っと。」スマホのデジタルを見て、そして壁の時計を見て、「おし。動かすか~~。」駅のホームで、電車を待つ1、2分で薫郎にメール。すぐに返信、薫郎、「―なんで…ゆず、泣いてる…???」翠、「―分かんない。」「―けど…、ゆずのアパート。」「―ルッポラ、店長に電話して。」「―あ~~。なるほど。」「―あっ、電車来た。」「―うん。」絃に、「行こう。」「うん。」殆ど数人しかいない乗客。「すご~~い。ガラ~~ン。」絃。「ふ~~ん。さすがに空いとるわ。3連休。そしてこの時間…。」シートに座ってふたり。「ねね。」翠。絃、「うん…???」「もしかして…、絃と一緒に電車乗ったの…初めてじゃない…???」その声に絃、「うん…???」そして数秒…、「かかかかか。ほ~~んとだ。うんうん。」「病院来るときは…、雅樂じぃと、タクシーだったから…。」絃、「うんうんうん。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【ポイント最大41倍】◎◎[R933103]siro de labonte(シロ デ ラボンテ) コットンスリットニットワンピース【メール便対象外】RM【WINTERSALE 20%OFF】【9日20時〜16日1:59まで】ニット レディース ハイゲージニット タートルネック オフィス ハイネック 厚手 タイト トップス おしゃれ 可愛い
2020.01.16
コメント(0)

薫郎の見舞いを終えて通りを歩きながら3人。「ゆずって…、あの子だろ、ジェシカのルーキーって…。」雅樂。翠、「うん。」「確か…、この前初めて店に来た、どこだかのレストランの店長、本条さん。」「ルッポラ。うん。」「そこんとこで、働いてんだろ、その…、遊馬ってか…人。…けど、その、遊馬って人の…アパートの隣って…言ってなかったか…あの人。」「うん。私たちも…、そのことまでは…知らなかったんだ。まさか…アパートが隣同士って…。」絃、「あっ。だからユッキにも…そのこと…。」「うん。」その時、いきなり翠のスマホにラインの着信音。「おっと~~。来た来た~~。」絃、「ゆず…さん…???」「うん。…チーフ、連絡できなくってごめんなさい。今…起きました…。…へっ…???今、起きた~~???…おぃおぃ…随分…と、のんびり…。…とは…言っても…。」絃の顔を見て、「まっ、3連休だし…。…それに…、仙台…から…。」そして画面を切り替えてすぐさま、指でポン。2、3回のコールで…。「もしもし、ゆずです。…おはようございます。」橙、何かしら元気のない声で…。「どうしたの~~ゆず~~。メールしても、全然既読になんないし…、電話も繋がんないし…。」絃の顔を見ながら翠。「ごめんなさい。夕べ、部屋に戻って、チーフに電話しようと思ったら、バッテリー切れ…寸前で…。」その声に翠、「やっぱり…そうだったんかぃ。」そのまま、橙からの声が途切れる。「へっ…???…ゆず…???ゆず…???」橙、翠の声に気付いて、「…あ…、はい。」「ど~したの…、元気ない声…。まっ、仙台から帰ってきて、ユッキの事でも…、かなり…疲れていると思うけど…。…でも、昨日のゆずとは…。」そんな翠の声に橙、「…あっ。あ…、はい。ううん、大丈夫です。」そして、その途端、鼻水がグスリ。翠、「…ん…???どした~ゆず~~。もしかして…泣いてる…???」目に涙を溜めて橙、「…ん…。」そして、「ううん…。大丈夫。」翠、「ゆず…???」絃も、眉を少し吊り上げて…。橙、思いっきり泣きたいのを我慢して、「…ん…。はぁ…。」「ゆず。ゆず。何何々…、どうした…。」もう…橙の声がない。翠、いきなり、「ちょっ…、ちょ~~っと~~。」絃、「みど…???」雅樂、「ん~~。どうしたぃ。…なんか、穏やかじゃねぇな…。」翠、「あの子…部屋で泣いてる。」絃、「え~~~。」雅樂、「おぃおぃおぃ。」「参った~~。」翠。すぐに、「ユウマの電話…。いやいやいや。病院じゃやばい。…けど…。念のため。」そう言って、巽にラインでメールを送る翠。そして今度は電話の履歴から…、「本条珂帆…。」そのまま指でポン。5回のコールで相手が出る、「はい、本条です。逢坂さん、おはようございます。」翠、「店長、おはようございます。すみません、いきなり電話で…。」珂帆、「いえいえ。」洗濯物を籠に戻して、「どうしたの…、何か…???」翠、「ユウ…、遊馬君の…アパート…どこか知りませんか…???」その声に珂帆、「えっ…???」翠、「ごめんなさい。今…、ゆずが…、部屋で…???」珂帆、「ゆず…ちゃんが…???」「なんだか…泣いているみたいで…。」「泣いて…。どうしたの…???」「全く分かんなくって…。」そんな翠の声に珂帆、「な…、な…、何が…どう…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※「メール便 代引 日時指定不可」裏起毛パーカー 裏起毛パーカー無地 パーカーレディース パーカーレディース裏起毛 パーカー無地 パーカーレディース冬 パーカーレディースおしゃれパーカー 裏起毛 レディース レイヤード プルオーバー フード付き セーター ロング ロング丈 メール便のみ送料無料3
2020.01.15
コメント(0)

病室のドアがガラリ、「おぅ。」薫郎、「雅樂じぃ。」そして、絃と翠。「おはよ、ユッキ。どぅ…???」「おはよ。」薫郎、「おはよ。雅樂じぃ、絃。心配掛けて。」「当ったり前ぇだろうが~~。おめぇ、病院に運ばれたってみどから聞いて、心臓…止まるかって思ったぜ。」口をへの字にしながら雅樂。薫郎、笑いながら、「かかかか。ごめんごめん。」「まっな。おめえがそんな簡単にくたばる訳、ねぇだろ。けけけけ。」「元気そうで、安心した。うん。」絃。「絃、ごめんな~~。心配掛けて。」両手を合わせて。そんな薫郎に絃、「ううん。ううん。御蔭で、みどと一緒に寝れる~~。う~~れしくって~~。」そんな絃に、変顔の薫郎、「おぃ。そっちかぃ。」「かかかか。もう…ベッドの中、絃の匂いでものすんごく、良い匂い。」翠、眉を2度下げて。薫郎、「はいはいはいはい。そうですか~~。」不貞腐れる薫郎。「かかかか。こいつ、不貞腐れてらぁ~~。」笑いながら雅樂。「えぃえぃえぃえぃ。なんか…食いもん、作って持って来たかったが…、絶食って…。」雅樂に薫郎、「…うん。」「まっ、しゃあねえな…。…で、いつまで…???入院…???」「今になって…、あと…、9日…くらい…かな…???」翠、「話だと、2週間近く…掛かるって…。」薫郎、絃、首を縦に。雅樂、数回頷きながら、「ほぅほぅほぅ。」薫郎、「ごめん、雅樂じぃ、店、手伝えない。」そんな薫郎に雅樂、「バ~~カ。そんなもん、おめぇが気にしてどうする。土台、俺の店でぃ。それに、しっかりもんのべっぴんがいるからよ。なぁ~~絃~~。」その声に絃、口をすぼめて、目をまん丸く翠に向かって。そして顔を左右に振り…。翠、「かかかかか。」絃、「初めて言われた~~。」翠、びっくりして、「うそでしょ。」こちらも目を真ん丸く、「こ~~んな可愛くって、素敵で、綺麗な子~~。それに、優しいし~~。雅樂じぃ、鬼か。」雅樂、「てやんでぃ。俺が言わなくったって、分かんだろ。んな事ぁ~~。てめえの娘みたいに、可愛がってんのが~~。」絃、翠に寄りかかって、「ぷぷぷぷ。」翠、「かかかかか。うんうん。そうだよ、そうだよ。雅樂じぃ、物凄い素敵なおじいちゃんだもん。」そして絃と一緒に、「ねぇ~~~~。」薫郎のベッドの左側、椅子に座りながら雅樂、翠と絃を見ながら…、そして薫郎の顔を見ながら、「なんなんだぃ、しょうがねぇなぁ~~。」ばりの顔で…。薫郎、「はははは。うんうん。」そして、薫郎、翠に、「あっ、みど…、あれから、ゆず、何か連絡…あった…???」その話に翠、「あっ。そうそう。ううん。全然、あれから一度も…。ライン送っても既読になんないし。電話も繋がんないし…、電源切ってんのかなって…。思っても…みたり…。」「参ったなぁ~~。」「遊馬…君に…、連絡してみようか…???」その声に薫郎、「…あ、あ~~。…とにかく…、遊馬君に、見舞いって…言って…、病院には向かったはずなんだけど…。」翠、「……。」「病院に行く前に…何か…あった…???それとも、病院で…???ん~~~。」絃、「ユッキ…。」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※デザインネック無地カットソー 4色(ブラック・ネイビー・グレー・レッド)長袖 ロンT レディース カジュアル ロングTシャツ トップス プルオーバータートルネック カットソー レディース 長袖 トップス ハイネック tシャツ 無地 長袖tシャツ 白 黒 プルオーバー カジュアル 重ね着 インナー シンプル
2020.01.14
コメント(0)

その話に翠、「え゛っ!!!…そうだったんだ~~。」そして頭の中で、「…道理で…。」絃、「私だって、あの時間、お店だもん。みどが帰ってきているなんて、分かる訳がないもん。」思い出しながら翠、小さな声で、「…だよね~~。」コレクションの時に、帰りに巽と食事したときの事である。あの時に、巽が翠をかつて、病院で知り合った女性だと、翠に告白。いきなりの事で翠もショックを受け、通りの少し広い場所のベンチで…。やがて翠を探しに巽。ペンチでふたり。何故かしら巽の左肩に凭れるように眠ってしまう翠。そんな翠をタクシーで、やきとり雅楽まで送り届けたのだった。当の翠本人は、眠ってしまってからの記憶が…ない。「私の方が絃に起こされてビックリしたくらいだから…。」翠。「かかかか。うんうん。そうそう。」笑いながら絃。少し考えて、「え゛っ。…じゃ…雅樂じぃ…ユウマの事…???」翠。絃、くすりと、「ううん…。知らない。…でも、そういう人がいた。事は…知っている。言わないと…雅樂じぃも…心配するから。」「…か~~。」そして…絃、「良い人…みたいだね。ユウマ…。しかも、体もガッチリしてそう。それに…。」「それに…???」「みどと、何かしら…縁…あるみたい。」そして前をまっすぐに空を見るように絃、「だって…、10年前には病院で…。そして、今度は東京駅で…、みどと一緒のとき…。」後ろで両手を結びながら歩く絃。「な~~んだか、羨まし。」レースキャミソール。そしてデニムのショートパンツ。裾はわずかにクラッシュ加工の絃。そんな絃に後ろから翠、いきなり、「こんにゃろ。」絃を後ろから抱きしめる翠。「わぁ…。びっくりした~~。」そして絃のお腹から胸、そして両脇を手でくすぐる翠、「コチョコチョコチョ~~。」「かかかか、みど~~。くすぐった~~い。」「絃~~。」「ん~~???」「良い匂い。」「かかかか。」絃を抱きしめたままで…、「ユウマ…。」絃、「うん。」「180…ある。」その数字に絃、いきなり翠に振り向いて、「…でっしょう~~。凄い、背ぇ高いって。うんうんうん。」「高校時代…サッカーやってたもん。体はガッチリ…してるよ。…でも、あれから10年経っても、あんな感じだもん。…なんか…鍛えてんのかな…???…そこまでは…。」頭を傾げて。ふたり並んで歩きながら…。数秒後…。いきなり翠、絃、ふたり同時に、「うそ―――――――――っ!!!!」いきなり駆け出して、ふたり同時に腰を下ろして、「かっわいい~~~。え~~~。」若い夫婦、そして5歳くらいの女の子。夫婦が共に2本のリードを握っている。そのリードの先が、4匹のフレブル。それぞれ可愛らしいコスチュームで。突然のふたりの女性から犬を可愛がられて、若い夫婦もにっこりと。女性ふたりに妻の方、「ありがとう~~。」夫、「はははは。」翠、「抱いて、良いですか~~。」絃、「私も、私も。」妻、「えぇ、えぇ。どうぞ、どうぞ。」笑顔で。女の子も、「お姉ちゃん、ありがと。」そんな女の子に笑顔で翠と絃、フレブルを抱きながら、「すっごい、かっわいい~~。」「ねぇ~~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※<50%OFFクーポン利用で990円>【送料無料】●プチハイリブニット 秋冬 レディース プチハイネックニットトップス ニット 秋ニット 大人ニット 秋 冬 秋冬物 冬服 おしゃれ【RCP】M/サイズ送料無料 ニットセーター ニット セーター レディース プチハイネック ニットソー 長袖 チュニック トップス 秋 冬 無地 シンプル 柔らかい 防寒 カジュアル オシャレ あたっか
2020.01.13
コメント(0)

通りを歩きながら、「さすがに…人の数、少な…。」絃。「そりゃそうだよ、土曜日だもん。それに…、今日から3連休。絃もまだ、大学、夏休みでしょ。」翠。「ふん。9月…下旬まではね~~。」「絃、休みの時は…何やってんの…???」そんな声に絃、「私…???ふ~~ん。たま~には…友達と出掛けたり…してる~~。」「ふ~~ん。…絃って、彼って、いないの…???」「へっ…???私…???いやいやいや。いない、いない、いない。」「う~~~っそ。こんなに可愛くって、素敵で、優しい女性が…???」そんな驚きの目で見る翠に絃、「いやいやいや。とんでもない。私なんて。私より、凄い女の子、大学に何人もいるし…。私なんて、全く着いて行けてない。」「う~~っそ。そうなの…???絃より素敵な女の子、どんな女の子よ。想像着かない。」「いやいやいや。全然、全然…。」両手で胸の前で×を作って両手をひらひらとさせる絃。「世の男ども、節穴か…。」腕組みしながら翠。そんな声に絃、「かかかかか。」そして辺りを見回して絃、「今頃、ユッキ、起きたか~~。」翠、「ふ~~ん。」「ねね、みど…。」「ん~~???」絃の顔に…。「みどって…遊馬さん…、好きなの…???」その声にいきなり翠、驚いたように、「へっ…???」そしていきなり顔を赤くして、「な…、な…、何、言ってるの、いきなり。」絃、「あ~~。赤くなった。シシシシシ。」そんな絃に翠、何かしら落ち着かない面持ちで、「な…なに…。あ、あのね~~。…ったくもう~~。」絃、笑いながら、「かかかかか。」足でステップを打つように、「図っ星っかな~~。」そして翠の少し前を歩いてくるりと翠に後ろ向きで向き直り、ニッコリと。翠、「この~~。可愛い顔して、恐ろしい事…言うね~~。こやつ。」絃、そんな翠に、ニッコリと顔を左に傾けて…。「そもそも、なんで私が、ユウマ…好きって…。」そう言ってしまって、途端に、自分の口を押えて、「あっ。」絃、思わず目を見開いて、「あっ!!!今、ユウマって言った。」翠、途端に、右目を瞑って…。「わっちゃ~~。」「かかかか。や~~っぱり、遊馬さん、みどの、初恋の人だったんだ~~。」その声に翠、顔を顰めて、口を尖らせて、「…んもぅ~~。こんにゃろ。」絃に舌を出して、「べぇ~~~。」絃、「かかかかか。」一拍置いて翠、「…ん~~。でもさ。なんで…絃、分かったの~~。…んん、遊馬君が、ユウマ…。…んん、つまりは…私の初恋の人だって…。」その翠の声に絃、「ふん。実は~~。あたし、この前、遊馬さんの病室、みどとユッキと一緒にお見舞い…行ったじゃない…。」「ふん。」「でも、あの時、遊馬さん見たの、初めてじゃなかったんだよ。」「へっ…???」キョトンとして翠。「ほら、みどが裏の玄関で、柱に背中付けて眠ってた。」「ふんふんふん。あった、あった。」「あの時、私が、みどを起こしたよね。」「ふん。」「あの時、なんで、裏の玄関にみどがいるの分かったか…。あの時、ユッキも知らなかった。」翠、あの時の事を思い出して、「あっ…。」絃、「あの時、遊馬さん、お店に入ってきて、私にみどが裏の玄関にいるよって…教えてくれたんだよ。ほんの数秒だったけど…。」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【奇跡の再販!】ダウンジャケット レディース ダウン ジャケット アウター あったか おしゃれ 冬 防寒 ブラック カラバリ豊富 メール便 2019秋冬新作 M/L/XL/2XL 【ywyr-75】【即納:2-5日】【送料無料】メ込【特価2480円!】ダウンコート 超軽量 インナーダウン ロング【全12色】ポケッタブル S〜7L 薄型 ダウンジャケット ダウンコート レディース ダウンジャケット 大きいサイズ 秋 冬 防寒 雪 ジャケット ダウンコート レディース アウター お尻カバー 体型カバー 軽い 暖かい
2020.01.12
コメント(0)

病室のベッド上で巽、雑誌を見ながら…、「ゆずに…悪い事…しちゃったなぁ…。…ったく、かあさんも…、余計な事…。」けれども巽、母親から言われた、「巽っ!!!あんた、あの木葉さん、好きなのかい。」そう言われて、いきなり、「ドキン。」実際、母親には…、「いきなり、何言うんだよ。…んな事…。」口を濁したのである。思わず溜息を突く巽。「ふ~~~。」そして片やこちら。既に誰もいなくなった個室の病室。薫郎、「なんとも…、広過ぎねぇか…。俺…ひとりで…。おぃおぃおぃおぃ。」そのうちに、「あいつ…、遊馬君、どうだったんだろ…。」妙に橙の事が気になる薫郎。「…なんか…、落ち着かねぇよな…。」そして、仙台では…。「ゆずちゃん、東京…着いたのかな…。連絡ないけど…???」渚沙である。「ん…ん~~…。」右側に寝返りを…。左手を大きく前に…。けれども、左手が落ちたのは…シーツ。「…ん…???絃…、起きた…???…ん~~。早~~~。」既に下に降りている絃。流しで歯を磨いている雅樂に、「おはよ、雅樂じぃ。」雅樂、「おぅ、おはよ。何、散歩かぃ。」「うん。」「気ぃ付けてな。」「は~~い。…あっ、雅樂じぃ、ユッキ、10時で良いんだよね。」「おぅ。仕入れの前に、見舞いに行く。…おめぇの方は…???」「うん。今、大学は…夏休み~~。」「かかかか。そうでやんした~~。」「じゃ、行ってきま~~す。」「おぅ。変な奴に引っ掛かんじゃねぇぞ~~。おめぇのアパートとは違って、駅…近ぇから。」「わ~~かってる~~。」うがいをして雅樂、「それにしても、あれで、彼氏のひとりもいねぇってぇ言うのが、世の中…分からねえ…。」顔を洗って、そして顔を拭いて、「あの歳でよ、こうで、こうだよ。」両手で胸の前で手を、そして、尻の方に手を。「世の中の男は…。何やってんのかね~~。…そう…思わねぇかよ、おぃ。」「…って…、誰に何、言ってんのよ、雅樂じぃ…???」後ろから…声。「へっ…???誰に何って…おめぇ…。」いきなり、「うぇぇぇぇぇぇ~~。びっくりした~~。おま…、そこ、いたのけぇ。」翠、「うん。」「いつから…???」「いつからって…。何、胸の前と、お尻で…???あの歳で…、何が…どうの…???世の中の男…???何の話し…???…だい…じょう…ぶ…???」雅樂の顔の前に顔を付けて、そして雅樂のオデコに右手を。「熱は…ないよね。」その瞬間雅樂、顔を思いっきり顰めて、「あったりめぇだ。」そして、タオルを掛けて、「そう簡単に、くたばって堪るけぇ。」そんな雅樂に翠、「かかかか、それより、絃…???」「あぁ…。散歩、行った。まだ、その辺…歩いてんじゃねぇか…。」「ふ~~ん。…あっ、雅樂じぃ、ユッキ、10時ね、頼むよ。」「おぅ。絃もそのこと、言ってった。」翠、「かかかか。うん。」そして翠、表に出て、通りの方に、右を…、そして左を。「あっ、いたいた。絃~~。」その声に振り向いて絃、右手を挙げてにっこりと。駆け足で絃に翠。「早~~。起きたら、もう、いないんだも~~ん。」「気持ち良くってさぁ~~。目が覚めちゃった。はは。」「うんうん。気持ち良い朝だよね~~。」絃もにっこりと、「うん。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※タートルネックルーズリブニット・全3色 e54924 レディース【tops】【トップス ニット ニットコーデ タートルネック タートルニット ハイネック リブニット ルーズシルエット カジュアル カジュアルニット ドロップショルダー 秋 冬】オーバーフィットタートルネックニット・p111916 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ニット タートルネック ハイネック ルーズ ゆったり リブニット デイリー おしりカバー カジュアル 秋冬】【STYLE】
2020.01.11
コメント(0)

病院を出て橙。けれどもゆっくり、ゆっくりと歩きながら…。段々、歩く気力も…。気が付いたら、タクシーの中、シートにどっぷりと背中を預けて…。こちらも、時間ギリギリまで病院で薫郎を見舞っていた翠たち。帰りはこぞって雅樂の店に。絃、「おかえり~~。」翠、万美、尋音、「ただいま~~。」飛香、「お邪魔しま~~す。」雅樂、「おっ、飛香ちゃん、いらっしゃ~~い。」「はい。いらっしゃいました~~。」にっこりと飛香。「どうだったぃ、ユッキ。」翠、「ふん。さすがに、タフ。元気だった。はは。」万美も尋音も、「うんうん。…あれで…腹膜炎…???…って感じ。」雅樂、「へぇ~~。」「明日、私も見舞いに行く~~。」絃。翠、「ふん。私もいいよ、病院…案内する。」「どっちにしても、明日から3連休だし…ねぇ~~。」万美。「それはそうと…、ゆず…、ユウマ…。どうだったんだろ…???」尋音。「メールは…、まだ…来てないけど…ねぇ…。」そんな尋音に翠、メールを…。けれども、幾ら経っても既読にならない。「おっかしぃなぁ~~。」そして、電話しても見るが、「…電源が入ってないか…、電波…。」翠、「まさか、あの子、バッテリー切れ…???」「いやいやいや。今時…、それは…、ないと思うけど…。」尋音。「ふん。とにかく、みどが電話しても、繋がんないんじゃ…。週明け…か…。」万美。「あ~~ん。ゆずの住所、聞いておくんだった~~。」翠。その瞬間、「あっ。」雅樂、翠を見て、「……。」万美、「どしたの…???」絃も、「……。」翠、「あ~~。いやいやいや…。もしか…して…。ルッポラの…本条さん…知らないかな…???…な~~んて…、思ったりして…。はははは。」変顔で…。その話に万美、「あ~~ん。な~~るほど…。」焼き鳥を焼いている雅樂。そして、4人にそれぞれ飲み物を運んでいる絃。「とにかく、お疲れ~~。」尋音。両隣でジョッキをカチン。尋音、「あっ。そうそう、絃…、みどと一緒…???」その声に絃、「あ~~い、この前から、一緒に寝てま~~す。」「かかかか。速攻で、寝ちゃうでしょ、みど。早いかんね~~。」万美。翠、「うるさい、万っ!!!」「かかかか。うんうん凄い。喋ってたのに、声掛けたら、もう寝てる。早~~っや。」その声に飛香、「へっ…???へっ…???うそ。そんなに早いんですからみどさん。」「ん~~。多分、5分…以内でクァ~~~。」尋音。飛香、口をすぼめて、「すごっ!!!」万美、「そんなんで、どうやって、ユッキとエッチする…???」いきなり雅樂、「ぶっ!!!」瞬間、尋音、「きったな~~い。焼き鳥焼いてんのに~~。」雅樂、尋音の顔に、頭を撫でて、「すぃやせん。しつれい…しやした。」飛香、「かかかかかか。」翠、万美の両頬を横に引っ張って、「もぅ~~~~。」万美、「痛、痛、痛い痛い。痛い~~。」「でも…、ユッキも…寝るの…早いって…。みどさんと…変わんないくらい…。」お通しをそれぞれに配りながら絃。尋音、「うそっ。それって、初めて聞いた~~。」「聞かないから、言わな~~い。」すぐにお通しに箸を付けて翠。万美、「なんで…???」「いや…、なんでって言われても…。…それ…私に訊く…???」万美、尋音、「当~然!!!」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ニット セーター トップス レディース タートルネック プルオーバー ゆったり 秋冬 大人気セーター ニット レディース タートルネック プルオーバー ケーブル編み 厚手 ゆったり 大きいサイズ あったか 2019 秋服 冬服 新作 送料無料
2020.01.10
コメント(0)

橙、そんな巽と母親の話を、少し、ドキドキしながら…。知美、「なんだか…気の毒になって、病室…お見舞いに行ってきた。」巽、「……。」「寿美香さん…。かあさんに、あの時は本当にごめんなさいって…。あれからウチは、ガラリと変わってしまったって…。」添田とは、かつて、巽が将来を約束した女性の事である。名前を添田奈美(そえだなみ)。その父親が添田健斗(そえだけんと)。現在、その添田奈美は、2度の離婚を経験し、3度目の結婚。子供はそれぞれ3人。けれども現在の夫が他所に女性を作り、浮気をしている様子。しかも、内情としては、DVまがいでもあるという話。仕事はしているのだが、数多くの負債を抱えている。娘の事があまりに可愛く育て過ぎ、好き放題の事をやらせてきた父親の健斗。その父親を奈美も頼りまくり、心配事は母親よりも父親。その挙句、父親は娘たち夫婦には妻の言う事も聞かずに甘やかせて、添田家も奈美の夫のせいで負債を抱え込む結果に。疲れ果てた健斗が、その過労で遂に倒れたという事である。淡々と話して聞かせる知美。「いい加減にしてくれ。」と、巽。それでも、口から次々に出る言葉に、「かあさん。木葉さん。いるんだけど…。」橙、巽の母親の話に、何も言葉を出すことも出来ず…。ようやくの巽の声で、「あ…、あの…。私…、失礼…します。お邪魔しました。」そんな女性に、知美、笑顔で、「あら…、ごめんなさい。つい私…。あっ。もう…面会時間も…。お気を付けて。おやすみなさい。」橙、慌てて、「お邪魔しました。失礼します。」ドアに向かい、静かにドアを閉める橙。背中の後ろで閉まったドアノブを握りながら、「ふぅ……。」そして、自然に頭をコクリと…前に、「参った~~。」見る見るうちに瞳を濡らす涙。そして、ゆっくりと歩き出しながら、「わたし…。無理だよ…。巽~~~。わたし…、無理だよ。」病室では、まだ口から添田家の事が絶えない知美。巽、「かあさん!!!」けれども、そんな知美でも、しっかりと、涙目で、「でもさ、言わせてくれてもいいんじゃない。母さんや父さんだって、どのくらい、頭に来たか、あの時。あんたを馬鹿にした人たちだよ。手の裏返すように。」奈美の体に子供が出来た時点で、巽との事はなかったことにしてくれと、一方的に破綻を告げてきた添田家であった。「どんだけ、悔しかったか。そりゃ、奈美さんの結婚した人は、代議士の息子さんだよ。しっかりと出来ちゃった婚。けどさ。人の幸せって、そんなもん…???冗談じゃないよ。結局、夫婦喧嘩が絶えず、生まれた子供だって、認知すりゃされなかった。」怒りが収まらない知美。巽も最初は怒ってはいたが、次第に、苦笑いをして、「かあ…さん…。やれやれ…。」「しかも…、あんたが…今…、こんな…。脳梗塞…だなんて…。かあさん…。」今度は鼻をハンカチで押さえながら…。「あんたには…しあわせになって…もらい…。」「わ~~かった、わ~~かった…。」数秒の沈黙。鼻からハンカチを外して、「巽っ!!!あんた、あの木葉さん、好きなのかい。」巽、いきなりの母親の声に、「えっ…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※送料無料 訳あり フーディーニットコーディガン★バイカラーでこなれた印象!ロングカーディガン コート ロング ロングコート ガウンコート ガウン レディース 羽織り 長袖 無地 体型カバー 防寒 ベージュ<メーカー希望小売価格¥5,390>[35257]【4800円以上送料無料】フーディーガウンコート 大きいサイズ レディース コート coat ガウンコート ロングコート カクテルコート フード付きコート ウエストリボン ロング 長袖 フード ポケット 冬新作 秋 冬 LL 2L 3L 4L LLサイズ XL XXL 13号 15号 17号 モカ ブラック black ゴールドジャパン
2020.01.09
コメント(0)

翠、「明日には…雅樂じぃ、絃も見舞い来るから。」薫郎、「うん。」「ただいま、絃がルームメイトになってるよ~~ん。」にたにたしながら尋音。薫郎、「へっ…???」「かかかか。ユッキが入院した次の日から、もう勝手に絃が部屋に住み込んじゃった。」「ありゃ。」万美、「御蔭で、しっかりと…先…越されたよ。」薫郎、口をすぼめて、「ほぅほぅほぅ。」そして薫郎、「あっ。ゆず。」橙を見て。橙、「あっ。」「うん。行っていいよ。」翠、万美、尋音、呉羽、千慧。「うん。」飛香、「はは。」礼人、永亮、「はっ…???」呉羽、「うん。良いよ。」千慧、「行っといで。」橙、「あ…、はい。じゃ…。」「急げば、まだ…、間に合うはず。」翠。橙、「あっ、はい。」バッグを持って病室を出る橙。礼人、「なんだ…???ゆず…どこ行ったの…???」永亮、「さあ…???」尋音、「いいの。ゆずには、ゆずの大事な事が…ある。」礼人、永亮、「大事…な…。事…???」「とにかく、東京戻ってきてくれて安心。情報はその都度流す。」千慧。薫郎、「はい。お願いします。」「けど、くれぐれも、体に障らないように…。…急性から慢性になったら、シャレになんないから…。」「肝に銘じて…。フレバーの方は…、田島川社長、専務、とにかく気持ち良く、迎えてくれましたから…。」千慧、ニッコリ。そして呉羽と拳を合わせて。「おぅ。」既に夜8時を少し回ったところ。病室のドアをコンコンと。そして静かにドアを開けて病室に。「失礼…しま~~す。」巽、ドアの方に顔を…、「おぅ、ゆず~~。」橙、「巽~~。ただいま~~。」「ふん。仙台から…今…???」「うん。夕方に…こっち着いた。」「そっか。おかえり。…で…、杉浦君…???」「うん。今、まだ点滴で治療中。もう…一週間ちょっと…掛かる。」「大変だったよな~。新幹線で…。びっくりしたろ…。」そんな巽に橙、「うん。…巽…の…方は…???」「うん。2カ月は…入院。…けど、意外に…リハビリ…順調。飯も食えるし。シャワーも浴びれる。トイレもな…。かかかか。」橙、「うん。良かった。」そして病室をぐるりと見まわして…、「凄い花~~。」「うん。ありがたいよ、みんな…良くしてくれる。感謝だよ。かかかか。誰も来ない日がない…。」橙、「へぇ~~。」その時、ガラリとドアが。橙、「あっ。」「あら…。」そして、「いらっしゃい。」橙、「お邪魔してます。」「かあさん。木葉…橙さん。」巽。知美、「えぇ…。前に…一度。」橙、「木葉…橙と申します。」「仙台から戻ったばかり…。」巽。「仙台…???」「出張中に、一緒だった営業の人が、倒れて入院。それにずっと付き合ってたらしいんだ。」その巽の話に知美、「あら、大変。」橙、恐縮しまくりで、知美にお辞儀を…。「…で、その入院した…人は…???」橙、「はい。会社の指示で、さっき、仙台の病院からこっちの病院に転院と言う事に。」知美、「ふ~~ん。」そして知美、「あっ、そうそう。巽、今、凄い偶然。」「へっ…???」「添田(そえだ)さんに会っちゃった。」巽、その名前に、「えっ…???」「添田さんの旦那さん。脳出血ですって…。」「脳…出血…。…なんで…???」「相当…酷いみたい…。もう…奥さん、寿美香(すみか)さん…。げっそり。」巽、「え~~~???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【即納】【ネコポス対応】 リネン風 ダブル ボタン ショート ジャケット ( 4307 ) | レディース アウター 春 春夏 テーラード リネン 麻 長袖 羽織り レトロ テーラードジャケット リネンジャケット ダブルブレスト ダブルジャケット ショート丈 ダブルボタン メンズライク【即納】【 送料無料 】 リネン風 ダブルボタン ロング ジャケット ( 4305 ) | レディース アウター コート リネン 麻 春 春夏 長袖 チェスター ロングジャケット チェスターコート メンズライク 麻風 薄手 軽アウター 春コート 春アウター レトロ パイピング 羽織り 無地
2020.01.08
コメント(0)

橙、入ってきた千慧に振り返り、「マネージャー…。」千慧、「うん、ゆず、お帰り。ユッキ、お帰り。」その瞬間、橙、いきなり千慧に抱き着き、「わ~~~~。」「おっとっとっと。かかか。ゆず~~。」千慧の胸に顔を埋めるように橙。千慧、そんな橙を優しく抱きしめて、「うんうん。頑張った、頑張った。」橙の頭を撫でて。薫郎、「マネージャー。戻りました。ご心配、お掛けしました。」千慧、「うんうん。」そして橙の頭をポンポンと、「ゆずもお帰り。大変だったでしょう~~。社会人1年生。しかも、こんな緊急事態。」抱きしめていた千慧の体から、今度は千慧に寄り添うように、「ただいま。」そして、今まで座っていた自分の椅子に千慧を。千慧、「ありがと。」椅子に座って千慧、「…で…、どんな感じ…???点滴…してるようだけど…。」薫郎、「えぇ…。抗生物質の点滴で、治していくようです。」そして、「とんでもなく、痛かったですね~~。ゆずになんて、物凄い心配掛けたし。」千慧、にっこりと…、「そのようね…。…けど、びっくりしたね~~。なんと、ゆずのお姉さんが、傍にいてくれて~~。」「僕も後で、それ、知ったんですけど…。全く覚えてなくて…。」橙、「そりゃそうだよ。お姉ちゃん、関わってたのって…。」目をキョロキョロさせながら、「新幹線、そして駅…。それから病院で…。しかも…ユッキは検査、診断。そして、病室。お姉ちゃん、ユッキの目、瞑っている顔しか、知らないもん。」「うん。…けど、そんなゆずのお姉さん、久留須蘭さんの御蔭で、何とかユッキの状態…分かったもんね~~。さすがはベテラン記者。」千慧。「週刊シャンディア。凄いですもんね。売れに売れまくっている週刊誌。」薫郎。そんな薫郎に千慧も、「うん。」「私…、全く知らなかった。お姉ちゃん、雑誌社に勤務…って、までは…知ってるけど…。そんな…。」ドアががらりと開いて、「ユッキ。」「ユッキさん。」「あ~~。しんど。久しぶりに走ったら…。へぇ~~。」入ってきたのが、同じ営業部、笹本永亮(ささもとえいすけ)そして飛香と礼人である。「外回りから直接…。」礼人。「病院前で永亮と飛香に会って。…ユッキ。」そんな3人に笑顔で薫郎、「ごめん、心配掛けた。」「もぅ~~。びっくりしたよ~~。新幹線から救急車で病院、腹膜炎って…。ゆずさん…。」飛香。橙、「うん。飛香さん。ただいま。」「ゆずさん…、大変だったでしょ。」そんな飛香に橙、「はは。うん…まぁ…。」千慧、「向こうにいる間、ゆず、フレバーでね。」「はい。優しくして頂いてました。」そして、「あっ。ちょっと待って。」そしてソファから自分のバッグ、そして中からスマホ。みんなの前にフレバーの社員たちと一緒の画像。礼人、「へぇ~~。」「この人が、向こうでずっとお世話してくれた人、阿川さん。阿川渚沙さん。」飛香、「綺麗な人~~。」橙、「うん。綺麗だし、優しいし。」千慧、「ふふふ、良かったじゃな~~い。」そして30分後には、翠、万美、尋音、呉羽。その他にもジェシカの面々。一気に病室が賑やかになる。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【20%OFFクーポン対象】ミンク & カシミヤ 混 ウール コート Aライン ノーカラー 一枚仕立て コペンハーゲン ファー 毛皮 ダークグレー/ブラック S/M/LL カシミヤウール 冬 ファーコート ダブルフェイス 秋 冬 30代 40代 クリスマス ギフト【10%OFFクーポン利用で16,632円】カシミヤ ウールコート ノーカラー ファー ポケット デザイン ノーカラーコート レディース コート 女性用 ウール混 毛皮 秋 冬 (c-1903)
2020.01.07
コメント(0)

2日後、9月21日。橙はわずか数日ではあったが、お世話になった田島川美耶子、そして夫でもあり、フレバーの専務でもある博陽に挨拶。渚沙とは抱き合いながら…。そしてフレバーの社員にも丁寧に挨拶をして再び病院に。治療は継続中の薫郎、午前10時には救急車両で病院を出発。東京へと…。薫郎の入院中に一度は見舞いに訪れた田島川美耶子、そして博陽。「ゆずちゃん。頑張ってるみたい。渚沙と一緒に。」「しかし、とんでもない事になっちゃったね~~。ユッキ。ははは。」薫郎、博陽の口から出たニックネームに、「えっ…???どうして…僕の…???」博陽、「ん~~。ユッキか…。阿川君が、教えてくれた。ゆずちゃんが、杉浦君を呼ぶときのニックネーム。かかかか。」「阿川さん、綺麗で、素敵な人ですよね~~。」そんな薫郎の声に博陽、「ふん。けれども…未だに、男運に恵まれない。」薫郎、「うそ…。あれで…彼氏…いない…???」美耶子、「渚沙、あれだけの女性なのに…。まっ。甘えることがない…。…って言うのが、唯一の…欠点かな~~。」「私たちも…、これでも…良さそうな男性…、紹介、しては…いるんだけど…。中々…。」腕組みをして博陽。薫郎、「へぇ~~。」そして夕方には東京の勝浦総合病院に到着。橙から呉羽に、そして惇哉に。呉羽、「みど、ユッキ、東京着いた。」翠、「はい。私にもゆずからライン、入ってきてます。」「うん。」そして惇哉、「来たか~~。」出掛け先で千慧、「OK~~。帰りに寄ってみる。勝浦総合病院だったわよね、コバ。」呉羽、「うん。よろしく。私も後で行く。」「了~~解。」呉羽から、出社はする必要ないから薫郎の傍にいてあげてと言われて橙、そのまま薫郎を見守るように。薫郎、「東京…、帰ってきたか…。」橙、「うん。…後で、多分、みんな…来るかも…。」「そっか。連絡してくれたんだ。」「うん。こっち着いて、すぐ。矢萩リーダー、ユッキの傍にいてあげて、だって。だから、みんな、来るまで、いるよ。」薫郎、「はは。ありがと。」そして、「あ~~。ゆず、おま…。遊馬君…、行かなくっていいのか…???」その声に橙、思い出したように、「わっ!!!やばっ。巽…。今…。…あ~~ん。全然、連絡してな~~い。新幹線から、もう…必死だったも~~ん。」困ったように、髪までぐしゃぐしゃにして…。薫郎もそんな橙を見て困ったように…、「おやおや。大変だ。大事な彼氏…。怒ってんじゃない…???」橙、顔を膨らませて、「…ん…もぅ~~。やっば~~。」けれども、何故かしら、今、薫郎の傍で、そして東京に帰ってきた実感が、不思議に橙の心を穏やかさにさせていた。困ったようにしている橙を見ながら薫郎、笑顔で…。そして、そんな薫郎を見て橙、顔を膨らませて…。そして、笑顔に戻って、「ユッキ…。」「ん…???」「ただいま…だね…。」ニッコリと。薫郎、一度瞼を閉じて、そして開いて、首をコクリ、「ああ…。ただいまだ。」そして、それから大凡30分後、ドアをガラリ。「ハイ、ユッキ。ゆず。お疲れ。大変だったね~~。どんな感じ~~???」千慧である。「コバから連絡受けて東京…来てるって。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ミモレ丈 プリーツスカート ロングスカート ロング丈 ボトムス スカート レディース 秋冬 流行 ブラック グレー ブラウン総丈63cmレディース 花柄 タイトスカート キシスカート フレア フォーマル マーメイドラインスカート ハイウエス ペンシルス ストレッチタイトスカート通勤 オフィス ビジネス ミディアム丈 ミモレ丈 プリーツスカート フィッシュテールスカート オフィス
2020.01.06
コメント(0)

「あ~~ん…???みど、スマホ…鳴ってんじゃねぇか…。」俎板の上で包丁を使いながら、雅樂。「あ~~。はいはいはい。」客の空いた皿をトレイに乗せて厨房の中に、翠。「ほいほいほい。おっと~~コバちゃん。はい、翠です~~。お疲れ様です~~。」車から降りて呉羽、「はいおつかれ、みど。1時間前に、ボスから連絡入って、ユッキの転院手続き、完了したって。明後日、仙台から東京に転院する。東京の病院は、勝浦総合病院。会社から、それほど、遠くない病院…みたい。」翠、「わぁ~~。良かった~~。」そして雅樂に、「ユッキ、転院手続き、決まったって。」雅樂、「おぅ。そうかい。んじゃ…顔、見れんな。」翠、「うん。」そして、「ありがとうございます、コバちゃん。」呉羽、「うん。ゆずには…、ボスから連絡いってるから。」「は~~い。」「ん~~???その分じゃ、また、お店、手伝い…???」翠、「はははは。お陰様で、満席で、ございます。」呉羽、目を見開いて、唇を絞らせて、「おやおや…。嬉しい悲鳴…。雅樂じぃに…よろしく~~。絃にもね~~。」翠、「は~~い。伝えておきま~~す。」スマホの向こうから、「お姉ちゃん、生、お願~~い。」その声に呉羽、「お疲れ。はは。頑張って~~。」翠、「はい。お疲れさまで~~す。」そして、「ごちそうさ~~ん。」4人の客。絃、「ありがとうございました~~。」そしてガラリとドアが開き、絃、「いらっしゃいませ~~。あ~~っと…。」「あっ。はは。大丈夫、大丈夫、絃、OKよ。どうぞ、こちらに~~。3名様。は~~い。」翠。今度は焼き鳥を焼き始める雅樂、「らっしゃ~~い。」そして2時間後、部屋の冷蔵庫から缶ビールをグィグィと。「はぁ~~~。おいっしぃ~~。ふぅ~~。」口を尖らせて翠。部屋のドアが開き、「みど、ほぃ、賄い。私、もう少し、掛かるから。」絃。翠、「あいよ~~。ん~~。おいしそ。いっただっきま~~す。」そして、夜の11時40分。「はぁ~~。なんか…不思議。」絃、ベッドの中で…。翠、「だよね…。まさか、こんな風に、絃とベッドで一緒に眠れるなんて…。」絃、「ねぇ~~。」翠、「くく。こんにゃろ、絃、かっわいいぞぉ~~。」いきなり絃を抱きしめて。「わわわわ。んじゃ私も。むぎゅう~~~。」「かかかかか。こらこら、くすぐったいって~~。」そして、数分後…。「ねぇ…みど…。」ベッドのヘッドライトだけの明かりで…、絃。翠、小さな声で…、「ふん…???」「もしかして…、みど…、遊馬さん…、好き…???」そんな絃の声に翠、さっきよりまた小さな声で、「ふん…。」その声に絃、「へっ…???うそ…???」顔を翠の方に…。「うそ…。もしかし…。寝た…???」絃、目を見開いて、「は~~~っや。」そして、目をキョロキョロと。「みど…???へっ…???今…、うん…って…???…みど…。もしか…し…。」そして小さな声で絃、「え~~~~。」茶の間のテーブルの上で徳利から御猪口に日本酒。クイッと、雅樂。「ユッキ…。気ぃ付けて、帰ってこい。うん。」そして、「ありがてぇなぁ~~。いろんな人に、助けられてらぁ…。けけけけ。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※1000円ポッキリ 楽天1位【送料無料】 履き心地抜群 暖か 春夏 リブレギンス レギンス レディース スパッツ ボトムス パンツ 足長効果 美脚 秋冬 リブパンツ スキニー パンツ ブラック グレー ゆったり ストレッチ あったかグッズ 裏起毛 厚手 防寒パンツ 【セール】BLUEEASTオリジナル●ウエストゴム・ギャザー切り替え裏起毛レギンスパンツ*細く見えるのに締め付けないパンツが登場しました!更に裏起毛であったか!
2020.01.05
コメント(0)

病院から出て渚沙の車で…。渚沙、「いやいや…。ゆずちゃん…。あなた…、杉浦君の他に…彼氏…、いるんじゃない。…びっくりした~~。しかも、杉浦君って、今、女の人と…同棲中…。」そして渚沙、「くく…。凄いよね、こういうの…。」橙、助手席で、頭をコクリと、「すみません。」渚沙、「いやいやいや。謝るなんて…、とんでもない。まぁ~~。ねっ。若いんだから、いっぱい、恋しちゃえ。うん。」橙、「……。」「あっ。あ~~。…と言う事は~~。ゆずちゃんの…その付き合っている人も、かっこいいんでしょ。ん~~???」そんな渚沙の声に橙、照れながら、「えっ…???へっ…???あ。あ~~。は~~。」自分で頭を撫でながら…。渚沙、「なにそれ…???図星じゃないよ~~。はははは。」そして橙、「でも…。彼も…今、病院で…入院…してる。」その橙の声に渚沙、「えっ???えぇぇぇぇぇ…???うそ…???」「…脳梗塞で…。」その声に渚沙、「うぇ―――――――――っ!!!!やっば~~~。ゆずちゃ~ん。」驚く渚沙に橙、「あ~~~。でも。でもでも、発見が早かったんで…、今は…。はい。既にリハビリ…。」渚沙、「へぇ~~~。」そして、「ほぃ。着いた~~。アルタス。」橙、「ありがとうございます。」そして、駐車場に車を止めて。2人共に車から降りて、「ごはん、しちゃおうっか。」渚沙。橙、「はい。」ホテルの丁度、右斜め向かいにラーメン屋がある。歩きながら…。橙、「おっと。電話…。」バッグからスマホを取り出して、「わお。」渚沙に、「会社から…。」渚沙、「うん。」橙、「木葉です。お疲れ様です。」「ゆず、俺だ。さっき、ユッキの転院の手続…終了。明後日、9月21日。既に、紹介状も出してもらっているから。明後日まで、そっちで頼む。」惇哉である。橙、「はい。分かりました。お疲れ様です。…あっ。おじちゃん。あっ、いや…、ごめんなさい。」その声が耳に届いた渚沙、「…ん…???」橙、「矢萩リーダーには…この事…???」スマホの向こうから、「既にコバには連絡してある。…が~~、今、あやつ、丁度、メーカーとの打ち合わせの真っ最中でな、俺から連絡してくれと…。」橙、笑顔で、「あ~~はい。分かりました。はい。ありがとうございます。」「ユッキには、病院の方から伝わるはず。」惇哉。横断歩道を渡り終えて…。「どうだぃ、ユッキの状態は…???」橙、渚沙を見ながら…、「えぇ…。問題ありません。治療に専念してます。」惇哉、スマホを耳に、「そっか。うん。…で…、おまえはどうなんだ、フレバー…???」渚沙、店の自動ドアの前に。自動ドアが開いてすぐに、「ん~~。良い匂い。」橙、「優しくして頂いてます。」「そうか。みどには…俺から、連絡しておく。」「はい。ありがとうございます。お願いします。」「じゃ~な。頑張れ。」「はい。失礼します。」渚沙、空いている席に着いて。橙、渚沙の向かい側の席に。「転院手続き終了。明後日だって。」渚沙、「わぁ~~。決まったんだ~~。うんうん。」橙、店をあちらこちら見廻して、「ふふ。美味しそ…。」渚沙、「うん。私も…初めて入った。…さて。何にする~~???」橙、「私…は……。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※コート チェスターコート 秋冬 ロングコート レディース ノーカラーコート トップス カーディガン ロングカーディガン ミモレ丈 マキシ丈 アウター 不規則裾 エレガント 大人 上品 通勤 厚手 レトロ オーバーサイズ【対象商品】フェイクファーノーカラーコート[510155]コート レディース 冬 ロング コート ファー コート ロング コート 大きいサイズ アウター 冬 アウター レディース 冬 ノーカラーコート レディース ノーカラーコート ロング ファー コート ファー
2020.01.04
コメント(0)

仕事を終えて渚沙、「はい、ゆずちゃん、お待たせ。帰ろうっか…。」橙、「はい。」そして病院の薫郎の病室、周りの患者さん。そして見舞いの人、ふたりを見てニコニコと笑顔で…。「おっ、ベッピンさんの御成~~り~~。」薫郎の向かい斜めの患者。それに笑って迎える見舞いの人。「お帰り…かぃ。本当に綺麗な人よね~~。」渚沙も橙も、かなり照れながらも、周りにお辞儀をして。「ヨッ、兄ちゃん、羨ましいねぇ~~。」その声に薫郎も照れながら…、「すみません。ありがとうございます。」そして橙を見て、「お帰り、お疲れ。」そして渚沙を見て、「阿川さん、ありがとうございます。…なんか…、雅樂じぃに、言われているみたいで…。」橙、「はは。ほ~~んと。」渚沙、「うた…じぃ…???」薫郎、「あっ、すみません。なんでも…。」そして何故か鼓動が高鳴る橙。薫郎の顔を見て、いきなり顔を赤らめて、目を潤ませて…。そんな橙を見て薫郎、「…???…ゆず…???」名前を呼ばれて橙、思わず、「ふん…???」そしていきなり鼻水を啜り、「グスン」けれども、何故か涙が出て来る。そして目の周りと小鼻を赤くして、薫郎の枕元に椅子を、そして腰掛けて…。そして小さな声で、「ユッキ…。」渚沙は薫郎のベッドの左側で橙を見ながら…。薫郎、「ゆず…。ど~~したの~~???目ぇ真っ赤にして、涙なんか…。」そして渚沙の方に顔を向けて、「仕事で…何か…ありました…???」そんな薫郎の声に渚沙、優しい笑顔で首を振って、「ううん…。」そして、「早く良くなってあげて、杉浦君。」涙を拭いながら橙、ハンカチで鼻を押さえてグスリ。「ごめん、ユッキ。」薫郎の顔を見ながら。そしてゆっくりと息を吐き。涙目のままで薫郎を見つめる橙。薫郎、「ど~~したの~~。なんで、泣いてる~~???…あっ、東京から連絡…???」その声に橙、首を振る。「そっか…。」「その件は…もう少し掛かるかな…。ゆずちゃんね、杉浦君の事…ものすんごい、心配してたの…。」薫郎、その渚沙の声に、「えっ…???」「ゆうべ、ホテルの部屋で、杉浦君がもはや危ないって…。病室で重篤な夢…見たんですって。お医者さんからは、手術も出来ない。もはや…手の打ちようが…。…で、看護婦さんからは、関係する人たちに連絡を…って。」驚いたように薫郎。黙ったまんまで薫郎を見る橙。「夢、見ながら、ユッキ、死んじゃいやって、叫んだんだって。」下を向いている橙。そんな橙を見ながら薫郎、「ゆず…。」橙、黙ったままで…。「ゆず。」橙、「…ん…。」涙で目が潤んでいる。「ゆ~~ず。」橙、「…うん。」そしてベッドの傍の橙の頭の上に右手を…。そして頭を撫でて…。「ありがとな。」そしてにっこりと。橙、「ユッキ…。」渚沙、腕組みしながら、「羨ましいね~~。素敵な彼氏と彼女って言うのは…。」その声に薫郎、「あっ。いや…。いやいやいや。俺たち…、そんなん…。」渚沙、「ふん。ゆずちゃんも…最初はそう…言ってたけ…ど…。」その渚沙の声に薫郎、「へっ…???」「どうやら…。ゆずちゃん…。」「へっ…???いや…、ゆずにだって…。へっ…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※リブボートネックニットプルオーバー【19SS新作】Mサイズ きれいめ 大人 大人カジュアル レディース トップス ボートネック ニット ニットトップス ボリューム袖 七分袖 TEANY ティーニーゆったりドルマンスリーブで可愛さアップ★ 着心地快適リブコットンニット ボートネック リブニット ボリューム袖 伸縮性 大きい レディース トップス ニット 綿ニット 綿100% 柔らかい大人シンプル きれいめ オフィス アイボリー グレー ブラック/cl7006
2020.01.03
コメント(0)

病院を出て3人で歩きながら、「何々、みど、ユウマのおかあさんと、良い感じじゃない。」万美。「ねぇ~~。」尋音を見て。「ふん。私も…好印象。と、見た。」尋音。翠、「な~~に、言ってんのよ~~。」尋音、「ねね、ユウマって…、どのくらい…入院すんのかな…???」「うん。昨日…本条さんから聞いた話だと…。ユウマの場合は…、1カ月から2カ月くらい…???かな…???まっ、状況によって、左右されるみたいって…言ってたけど…。ケースによると…、5カ月も…なんて…場合も…あるらしい…。」万美、「ふ~~ん。…って事は…、ユウマ…。うん。さすがに…早かったらしいもんね~~。倒れたときから。」翠、「うん。」いきなり翠の脳裏に、あの時の事が…、一瞬目が潤んで…。その目を見て万美、「あっ。ごめん、みど。」そう言って両手を合わせて、「わ~~。思い出させちゃった~~。」そうして翠の右側から翠を抱きしめて…。翠、「かかかか。な~~に言ってるかな~~。さっ、帰ろ。」尋音、「あっ。そういえばみど、ユッキから何か…???」「ふん。メールなら今朝…来たよ、ラインで。連絡できなくってごめん。って…。まさか…、俺が救急車で運ばれるって…。バッカだよな~~って…。かかか、そうだよ、あんた、馬鹿だよ。あんまり心配掛けさせんなっ、メールしといた。」万美、「そしたら、なんて…、ユッキ…???」「かかかかか。はいは~い。そして怒ったスタンプと、蹴りを入れたスタンプ。そしてパンチのスタンプに、ニッコリのスタンプ。そして、今日も頑張れよって…。」尋音、「さてさてさて。お姉さま、な~~んか、寂しいひとり暮らしですわね~~。」そんな尋音に、「バ~~カ。」「なんなら…泊まり…行こうか…???」万美。「お願い…出来る~~。」泣きそうな翠の顔。そして両手を合わせて。尋音、「行く行く。私、泊まりに行ったげる。」「な~~んてね。」翠、アッサリと。「もう、泊まっている方…、いらっしゃいます。」万美、尋音、「へっ…???うそ…。」「ほんと。絃がね~~。夕べにはもう…、自分の荷物…2階に運んじゃってた。まぁ、絃からすれば、勝手知ったる、私たちの部屋だから…。かかかか。」尋音、「わっ!!!絃から先、越された~~~。」万美、「おぅ、おぅ。さすが、雅樂じぃ仕込み。絃もしっかりと…抜け目…ないねぇ~~。」翠、「うん。二十歳にして、結構…侮れないところがある、あやつ…。かかかかか。」「まっ。でも、それだったら、雅樂じぃも…安心か…。」尋音。「ふん。そのようで~~。」にこやかに翠。「でも、絃だって、少しの間でも、住み込みで、楽…かも…。」「ふん、当然。光熱費、ただ、しかも…、食事は…全部、賄い。」そして、「だって、絃と雅樂じぃ、ふたりともに同じこと考えていたらしいから。」尋音、「へっ…???」「ユッキが2週間近く入院って分かったときに、雅樂じぃから、おい絃。そして絃も、私、ユッキ来るまで2階に住む。みどさんと一緒。そしたら雅樂じぃ、おぅ、そうしとくれって。」万美、「なんと。」そして、「さすがに、弟子と師匠、息、合ってんね~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ボンディングワンピース レディース ドロップショルダー ひざ丈 大きいサイズ ニットワンピース 秋 冬★ 1/中旬頃発送予定!センタースリット ボンディング ワンピース Joint Space×noriko 全3色 【1】
2020.01.02
コメント(0)

万美、尋音、翠のスマホを見て、「わお。ほんと。阿川さんって言うんだ。わっほ、綺麗~~。」「ゆず、仙台で、優しくされてるみたい。ユウマ、見る…???」翠。巽、「うんうんうん。ありがと。」そして巽の枕元に翠。巽、「へぇ~~。ほんとだ、綺麗な人だ、優しそう~~。」翠、「うん。」その時、ドアがガラリと開いて、「はいはい、お待たせ。」病室の中を見て、「あら。いらっしゃ~~い。」一瞬目をパチクリさせて知美。そしてにっこりと笑顔で、「来てくれたのね~~。ありがとう~。」巽の母である。ベッドの端の方にいる万美と尋音、笑顔で、「お邪魔してま~~す。」そして巽の傍にいる翠、「あっ、巽君のお母さん、お邪魔してま~~す。」その声に万美と尋音、「ぷぷ、今度は巽君…だって。」知美、笑顔で、「うんうん、いらっしゃい。みんな、ありがとうね~~。」そして手持ちの荷物を巽に、「着替え…持ってきたから、クローゼットの中。」巽、「おっと。ありがと。」知美、「ん~~???何、見てんの…???」巽、「あっ、いや…。母さんには…関係ないよ。」翠にスマホを返して。知美、「あらら。ふふ。みなさん。仕事の帰り…???」そう言って…、ひとりでちょっと考えて…、「だよね~~。この時間…。かかかか。」3人、笑いながら、「はい。」「みなさんには…、本当に、心配掛けて~~。」「いえいえ。…でも、巽君、今、リハビリで…。」翠。そんな翠に知美、「うん。何とか、挫けず…頑張ってるみたい。」「なんだか、来る度に、元気な顔になってる。」巽、「かかかか。それ、昨日も聞いた。」万美、尋音、「へっ…???みど、昨日って…???」翠、右目を少し、瞑ったように巽を見て…。巽、「あっ。言っちゃあ~まずかった…???」翠、「んもぅ~~。」知美、「へっ…???昨日って…???…んじゃ、私が帰った後…???」照れくさそうに翠、「その…ようで…。私が外注周りの途中で、ここ…来て。…その時はもう…、本条さん、来てたから…。」万美、「なに、みど。んじゃ、アンソワーズの帰りに、寄ってたんだ~~。…道理で、直帰するって…電話。…で、私ら、んじゃ、雅樂じぃで待ち合わそうって、話したんだもん。ねぇ~尋。」尋音、「ふん。」知美、「逢坂さん…、いつも、ありがとうございます。」そんな知美に翠、「いえいえ。とんでもないです。傍にいた人が、いきなり倒れて…。しかも、脳梗塞で…。とにかく、一刻も早く、良くなって欲しい。そう思ってますから…。」そんな翠を見て知美、「これからも…、よろしくお願いします。」その声に万美と尋音、目を見合わせて、口を尖らせて…。翠も翠で、巽の母親の手前、「はい。」コクリとお辞儀をして。知美、「そう…言えば…、他にも…あと…おふたり…???女性の方…???」万美、「あ~~。はいはい。」尋音、「ゆずと…飛香。」翠、「ゆずは…今…、仙台なんです。飛香は…多分、まだ仕事…。営業ですから…。」知美、「あ~~。うんうん。そう…。」少し素っ気ない感じで…。「でも、あんたは本当に羨ましいね~~。見舞いの8割は…女性…。かかかかか。」そんな母親の声に巽、「かあ~さん。」万美、尋音、「わお。かかかかか。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【50%OFF】ウエストドロストシャツ【ANAP アナップ ドロスト シャツ レディース ペプラム ブラウス サファリ 長袖シャツ ミリタリーシャツ サファリシャツ トップス カットソー 長袖 無地 羽織り 緑 カーキ ベージュ 秋物 秋冬 シンプル カジュアル かわいい おしゃれ】《》Vネックペプラムトップス レディース ペプラムブラウス 長袖 トップス ブラウス 白 ロングスリーブ トップス 春服 春物 春夏 ペプラム シンプル 無地 ナチュラル 可愛い
2020.01.01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1