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呉羽の机の電話に内線。「はい。ジェシカ、矢萩です。……。あ~~はいはい。分かりました~~。今、向かわせます~~。」そして、「みど~~。草島さん、着いた~~。」翠、その声に、「は~~い。分かりました~~。」席を立ち、ドアに向かう翠。そして事務の受付で…。手を挙げて流歌、「しばらく~~。」にっこりと翠に。翠、「へっ…!!!」流歌の隣にいる男性、こちらも手を挙げて、「ヨッ。しばらく。」翠、「う~~っわ。びっくり~~。室長~~。」いきなりふたりに駆け付けて、「その節は、どうも。お世話になりました~~。はははは。」流歌と一緒に来たのが、寺崎歩(てらさきあゆむ)ロンド、企画開発室、室長である。寺崎、「かかかか。お忍びでね。社長から、流歌のボディガードって言われて、着いてきた。」翠、「凄~~い。大歓迎です~~。キャハハハ。是非、是非、ご案内します~~。」流歌、大喜びして、「お願いします。あっ。その後、ユウマさん…???」小さな声で流歌、翠に。「えぇ。今は自宅で、療養中のようです。」「そっ。良かった。」そしてジェシカフロア。翠と一緒に入ってきた男女を見て呉羽、その場を立ち、ふたりに挨拶。そんな呉羽を営業ブースから見る千慧。呉羽、千慧の方を向き…。千慧、すぐさまブースから出て、いきなり、「寺崎室長――――――っ!!!」その声にブースの中、薫郎、いきなり椅子から飛び上がり、「!!!!」寺崎、両手を挙げて、「まぁまぁ…。」呉羽、「????」千慧、いきなり、「ユッキ!!!」薫郎、「はいはいはいはい。」翠、「ご紹介します。…って言うか…。かかかか。これは~~。」前方から駆け寄る千慧。寺崎、千慧に、「ヨッ。」千慧、丁寧にお辞儀をして、「寺崎室長……。いきなりで…。」寺崎、「かかかか。ごめん、ごめん。ヤマチさん。今日は…お忍びで…。はははは。」千慧、「お忍び…???…それに、ヤマチって…。」恐縮しまくりで千慧、「ありがとうございます。」そして呉羽を手招きして。呉羽、すぐに名刺を…引き出しから。千慧、ふたりを呉羽のデスクに。千慧、「こちら、総合デパート、ロンドの企画開発室長の寺崎歩さん。そして、主任の草島流歌さん。」寺崎、「お忍び、お忍び。」呉羽、「ジェシカの矢萩と申します。突然で、申し訳ありません。」寺崎、「いえいえ。どうも…。」フロア内を見渡して、「へぇ~~。良い感じのフロアですね~~。うん。みんな、頑張ってる。みど~~。お疲れ。」いきなり。呉羽、千慧、「みどって…???」寺崎、「いえね。最初に、彼女に会った時、僕、彼女に恥ずかしいとこ、見せちゃって。」そして翠に向かって、「みど~~、あんときはごめんな~~。」翠、いきなり顔を真っ赤にさせて、右手を左右に振りながら、お辞儀を。「かかかか。あの日から、流歌…、いや…、主任と一緒に、もう…みどって…言ってますよ。」呉羽、そして千慧、共に、「ありがとうございます。」寺崎、もう一度、周囲を見回して、「あ~~。いたいた。ユッキ。」薫郎に右手を振って。薫郎、そんな寺崎に、こちらも恐縮しまくりで、丁寧にお辞儀を…。「もぅ~~、ヤマチにコバ。みどにユッキ。ロンドじゃ、有名ですよ。それに、ボス…??? 院瀬見さん。」呉羽、「恐縮です。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※2way ボアブルゾン レディース マウンテンパーカー ボア ブルゾン リバーシブル ブルゾンジャケット もこもこ あったか コート ジャケット アウター かわいい ホワイト 2019秋冬新作 フリー 【lgww-at2716】【即納:2-5日】【送料無料】宅込【スーパーSALE 30%OFF 3990円→2792円】アウター レディース マウンテンパーカー ミリタリー 春アウター ライトアウター スプリングコート 春コート フード付き ショート カジュアル ジャンパー ジャンバー / ドロップショルダーマウンテンパーカー [190654]
2020.02.29
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「幾らね~~。コバちゃんとボスに、フレバーの社長と専務に頼れ。な~~んて言われたって。まだまだ、新米社員、そんな事、出来るはずがない。」翠。尋音、「恐れ多い。」「ん~~~。」「阿川…さんか~~。」万美。「2週間の仙台…。ふふ…、阿川さんもゆずの事、心配で、心配で、絶対に、離さなかったみたい。」万美、「かかかか。離したら、社長と専務に怒られるってね~~。」そして、「あっ。そうだ。阿川さんってさ~~。仙台でのゆずからのメールでも画像送られてきて、顔、知ってるけど…。凄い綺麗な人。」翠、尋音、「うんうん。」万美、「…でで、ほら、みども…ロンドの草島さん。何てったっけ、下の名前…???」翠、「ふん。流歌さん。ながれるうたと書いて、流歌さん。」万美、「うんうんうん。…で、どんな人なの…。写真って…???」そんな万美に翠、「あ~~~。ざ~~んねながら…、そこまでは…、まだ…、ないや。…だって、私も流歌さんと会ったの、あの時、初めてだったから…。」そこまで話して翠、いきなり可笑しくなって、「くくくく。…けど、凄いよ、ロンドの企画開発室長…。」万美、「確か…、寺崎さん…???」翠、頭をコクリとしながら、「室長…、なんと、流歌さんのオジサン。」万美、いきなり口に両手を、「え―――――――っ!!!」尋音も、目を真ん丸くして、唇をすぼませて、「……。」翠、「いやいやいやいや。あのふたりのコンビネーションは凄いわ。思わず笑わせてもらって、思わずしっくりと…。うん。…で、その流歌さん、仕事は出来て、統率力もあって、社長にも可愛がられているという。」万美、「来週、こっち来るって…???ねねね、一緒にご飯、ご飯~~。」万美から左腕を振られて翠、「はいはい。はいはい。分かりました~~。」「…って言っても、結局は…???」尋音、両目を右左キョロキョロと。そして、舌も右左、ぺろぺろと…、「雅樂…じぃ…。」翠、思わず、変顔で…、「かかか。な~~るかもね~~。」コーヒーカップを持って、一口啜り、「ん~~。美味し。」万美、「ちょっと…ぬるく、なったかも…。」そんな万美に翠、また変顔で、「かかか…、まっ…、確かにね…。」そして、「そんな…訳で…。とにかく。私よりも…まずは…ゆずだ。ゆずは…、絶対に、守る。かかか。私たちの…可愛い妹でしょ。」万美、「だ~~ね。」一旦、胸は…張るが…、それも束の間、万美、いきなり体を緩めて、「でもな~~。今までのみどとユッキ。私ゃね。あんたたちふたりが…、とにかく…、言い刺激…だったんだわ。…それが…。」般若の顔にぐしゃりとさせながら、「それなのに…。」翠、その声を聞いて、「かかかか。税だ~~。ねぇ~~。飛んでシンガポ~~ル~~。」口ずさみながら…。尋音、「何…それ…???」万美、「知らない…。へっ…???みど…???」翠、「あっ。これも知らないか~~。飛んでイスタンブールをもじったの、飛んでシンガポール。」「何々、その、飛んでイスタンブールって…???」顔を見合わせての万美と尋音。そんな尋音と万美に翠、「いい、いい。分かんなくっていい。雅樂じぃの仕事、手伝ってると、意外と昔の歌、ラジオから…。だから、自然に昔の歌、覚えちゃう。かかかか。」万美、尋音、「ふ~~~ん。」そしてふたり…共に顔を見合わせて、くしゃりとした顔で、首を縦に、そして横に、「全然、分かんな~~い。くくくく。」翠、「そこで、仲間外れ、すんな~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※2way ニット ワンピース Vネック カーディガン 長袖 ドロップショルダー レディース ワンピ マキシ丈 ロング丈 前後 羽織 きれいめ 大人 ブラック 2019秋冬新作 フリー 【lgww-ak0628】【即納:2-5日】【送料無料】宅込ニットワンピース レディース 2way ワンピ ロング丈 カーディガン 前後 Vネック ベルトリボン付き 羽織り カジュアル 宅配便 4月1日から10日入荷予定
2020.02.28
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そんな翠たちの席に近寄って、「はい。どうぞ。」万美、「えっ…???」翠、「店長~~。」尋音、ストローでグラスの中のジュースを飲みながら、ペコリと。珂帆、「ふふ。」万美、後ろを向きながら、「店長…、どうも~~。」珂帆、「気持ちの良い、土曜日ねぇ~~。」翠、「えぇ…。気持ち良いです。そして、素敵な景色。」「ありがと。また、雅楽、寄せてもらうわ。物凄い、気に入っちゃった。」万美と尋音、にっこりと。翠、「ありがとうございます。」「ごめんね。遊馬君…まだ、お店…出られなくって。」翠と万美、「いえいえ。」「今日は…、ゆずちゃんと、あと…、もうひとり…???」そんな珂帆に翠、「あは…はははは。はは。今日は、えぇ…、このメンバーで…。」珂帆、「ふん。そう…。」にっこりと、そして、「お茶のお供。私からの差し入れ。召し上がれ~~。」小さな声で。翠、「すみませ~~ん。頂きま~~す。」尋音、「美味しそうなクッキー。私…、頂いちゃおぅ~~っと。」そしてひとつ、口に。「ん~~。お~いし。」珂帆、「ふふ。じゃ…、ごゆっくり。」珂帆がテーブルを離れて数秒後。翠が自分のスマホを。そしてラインの画面を…。その画面を見て万美と尋音、「わっ!!!あっちゃ~~。」「私が…家を出るときに来た、ユウマからのライン。」万美、「ゆずと、サヨナラ…した。」尋音、「やっちゃったんだ~~。…しかも…、みども、みどで…。分かった。…って…。」翠、「だから…。歩きながらユウマに電話して…。」万美、「うん。」「ゆず、泣いて、泣いて、どうしようも…なかったって…。」尋音、「当~~然。…でも…、ユッキ…。」そんな尋音の声に翠、「うん。それもユウマに話した。ユッキも…ゆずを好きみたいだって…。」そして、「でも…、そのこと…ユウマ、ゆずに話したかは…、分かんないけど…。」万美、「…話してるでしょうよ~。じゃないと、ゆず、可哀想過ぎ~~。あんなに良い子だよ~~。あの子…、もしかして…、あと、数年もすれば、私たち、追い越されちゃうかも…。」その万美の話に翠、「そうそう。そうそう。それそれ。私もそれ、ユッキに言った。」そして、「かかかか。しかも…それ、ユッキも言ってた。」尋音、「へっ…???」「こいつ。もしかしたら…、もっと、もっとおっきくなるかも…って。」「わお。」「ゆずが…最初に仙台に行ったとき。」万美、尋音、「うんうん。」「あまりの緊張で、仙台駅で立てなくなったんだって。」万美と尋音、同時に、「はい…???」「…で、歩けないゆずを、新幹線まで、ユッキが負ぶったとか。」またふたりで、「へぇ~~~。」翠、「なんだか…、それが切っ掛けだったみたい。」両腕をテーブルに伸ばして万美、「……。」「そして…。」翠、「2回目の仙台で…、ユッキが、あんな風になった。」外の景色を見ながら翠、「ふふ。私と同じだわ。でも…、ゆずは…環境が違う。2週間の仙台。ずっと、病室のユッキに付きっ切り。」そして小さな声で、「大変だったと思う。初めての事で、初めて、大変なことになって。…周りに助けてくれる人…いない。しかも…知っている…人も…いない。」万美、尋音、「みど…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※プリーツスカート [ ロング丈 or マキシ丈 ]サテンプリーツスカート[M2366]【入荷済】 レディース ボトムス スカート ウエストゴム カジュアル きれいめ 裏地付き 【送料無料】プリーツスカート ロング サテン プリーツ レディース 黒 ブラック ブルー シルバー グレー ベージュ ラベンダー ピンク パープル ネイビー【プリーツスカート】【2018年12月新作 スカート】DarkAngel/ダークエンジェル【¬】
2020.02.27
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「…って言うか、なんでここで、話す~~、みど~~???」尋音。隣の席で、下唇をビロンと、何かしらやるせない雰囲気の万美。ルッポラのテラス席である。「ん~~???…ふん。な~~んか~~。この雰囲気の方が…いいかな~~って。しかも…ここから見る景色って…。結構…好きなんだわ…。はははは。」翠。万美、「…ったく、なんで…???」尋音、「私も電話で聞いて、び~~っくり~~。まさか…、マジで、ユッキとも…話した…なんて…。…しかも…。ユッキも…ゆずを…。」翠、「な~~んかね~~。知らない間に、そんな方向になっちゃってた。」万美、「エッチ、し損なっちゃったんだって。」テーブルに両腕を。その上に顔を埋もれさせていた万美が、いきなり顔を起こして尋音に。尋音、「うそ…???」翠、「万~~~。」万美、「はいはい。…で…???」翠、「…で…???…で…???何…???」「…いや…。何って…???…こうなっちゃったから…、これからどうしよ…???…って言う…、そんな話じゃ…ないの…???」唇をムニュー~~っと、丸く尖らせての尋音。「ふん…。私もそう思った。」翠、そんなふたりを見ながらにっこりと。「ふふん。」万美、尋音、「はっ…???」翠、「違う、違う。」右手を振りながら。「多分…、前みたいには…。…って言うか、今までとは、スタイル…違ってくるよ。」万美、「どう…するよ…。」そして、「私は…電話でも言ったけど、みどが、ユッキと別れるのは…絶対にイヤ!!!」尋音、「うんうん。私もヤ。そんなの…。」「いいじゃんよ~~。ユウマがゆずの事、好きで。ゆずもユウマの事、好きなんだから~~。別に、そんなふたりを無理やり引き離さなくとも~~。」右手を前後に振りながら万美。尋音も、「そうだよ、そうだよ。今まで通りでいいじゃんよ~~。やだよ、ユッキとゆず…。みどとユウマ。どうも…しっくりこな~~い。」そんなふたりに翠、「いやいやいや。万と尋の言い分、気持ちは…良~~く、分かる。分かるんだけどさ。ユッキも私に…、ごめん、みど。って…言ってるんだもん。仕方ないよ。」尋音、「分かった。」そう言って、スマホで、「ユッキの電話番号…。」そしてコールはするが…、全く電話に出る気配がない。その内、尋音、顔をぐしゃりと。「…出な~い…。」翠、「出る訳ないでしょ。」万美、「ユッキも、言われる事…分かってるかんね~~。」髪を撫でながら…。翠、「万、あんた、納得してんじゃない~~。」その声に万美、慌てて、「あっ、あっ。あ~~~。もぅ~~。今のは、ほら、もぅ~。タイミング的に~~。そんな話になって、ユッキがたまたま…。」翠、「どっちにしても、ユッキ、出ないよ。今、市場に、仕入れに行ってるから。」尋音、「……。」「前ね、市場に仕入れに行ってるユッキに連絡したくて電話したら、いきなり怒られた。」万美、「へっ…???」「大事な仕入れしている最中だから、電話掛けてくんなって。」「へぇ~~。」「店に帰ってきて、仕事の話と、店関連の話の電話しか…出ないって、怒られた。」尋音、「わ~~お。」「お客さんに出す料理。しっかりと…最初っから、吟味しておかねぇと。…な~~んて、私…言われたら~~。料理できない、私…、言葉、返せな~~い。」その瞬間に、頭を前に揺らしながら万美、「はいはいはいはい。その通りで。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※パーカー コート レディース 裏起毛 ロングパーカー レディース トレンチコート フード付きコート 裏起毛 ロングコート スプリングコート【期間限定PRICE】トレンチコート コート レディース トレンチコート アウターTrench Coat ベージュ/ネイビー 大人のこだわりスタイル スプリングコート テロンチトレンチコート 【送料無料】(3U-RW4M-RDS6)
2020.02.26
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橙、声を震わせながら、「う…うう。これが…、巽…、最後なのかな…。巽に…優しくしてもらえるの…。最後…なのかな…。」目を涙で濡らして、左上の巽の顔を見る橙。体育座りの脚を右に崩して、体は左側の巽の体の方に…。涙が出て、そして、今度は口の中の物を飲み込む橙。自分の顔が巽の左手で引き寄せられるのが分かる。近づいてくる巽の唇。両手は肩より上、そのままの状態。橙、薄く閉じたままの瞼。巽の左親指が橙の右頬の涙を拭って、少し開かれた橙の唇に自分の唇を合わせる。そのままがっしり橙の体を抱きしめる巽。その時、初めて橙の体が動く。両脚は右から左に。そして両手で巽の両頬を…。一旦、巽の唇から自分の唇を離し、今度は自分から巽の唇に。そして引き絞ったような声で、巽を抱きしめながら、巽のシャツをがっしりと握り絞めて、「巽―――――――――っ!!!」雅樂、いつもの市場で、「よぉ~っす。管(かん)さん、いつもの頼むよ。」管と言われる店の男性、60代風のがっしりとした体格、「おぅ、雅樂じぃ、毎度~~。かかかか。いつもながら、景気いいねぇ~~。これだけの素材、全部捌くたぁ~~。雅樂じぃくらいだ。かかかか。なぁ、ユッキ。」薫郎、「えっ…???えぇ~~。はははは。さすが、菅さん、いっつも…いいの…置いてますよね~~。」男性、「あったりめぇだ、お客さんに、喜んでもらわねぇと…。ほぃ。こいつももってけ。」いきなり薫郎にレバーの塊を。薫郎、「お~~っと。はは。」馴染みの業者を点々と雅樂、「おぅ、次でぃ。」そして、薫郎の顔を見て、「どうしてぃ、ちょいと、いつもより、元気ねぇ…みてぃだが…???かかかか。夕べ、ちったぁ~無理したかぁ~~???」笑いながら薫郎に。薫郎、「えへ~~。いやいやいや。久し振りの仕入れで、気持ち良くってねぇ~~。さすがに、良いのが揃ってる。」雅樂、「あぁ~~。今日も、とことん、みんなに旨ぇ~~っての、作らねえとなぁ~~。」薫郎、「うん。」そして次の業者に雅樂、「おぅ~~。克(かっ)ちゃ~~ん。おはよ。」「あいよ~~雅樂じぃ、おはよ。何だい、今日は珍しいねぇ~~。え~~。かかかか。」克っちゃんと言われる50代の女性。雅樂、そして薫郎、「へっ…???」「えっ…???」克子、「おはよ、絃ちゃん。」その声に後ろを振り向く雅樂と薫郎、「へっ…???絃…???」「絃~~~。」絃、「へへへ。来ちゃった~~。」克子、「ま~~ったく、こんな綺麗な子~~。雅樂じぃの店で働かせるの、勿体ねぇよ。かかかか。」絃、「克子おばちゃん、いつも、どうも~~。」克子、「かかかか、そうだ。絃が珍しく来てんだ。ちょっと待ってな。」3人、「…???」克子、新鮮野菜を段ボールに、「絃、ほらよ。」絃、「う~~っそ。こんなに~~???」克子から段ボールを両手に持たされて絃、雅樂と薫郎を見ながら目を見開いて笑顔で…。雅樂、「かかかかか。克っちゃん、ありがとよ~~。恩に着るぜ~~。」薫郎も、「ありがとうございま~~す。かかかか。ほ~んと、こりゃ凄いや。」そして、歩きながら、「絃、俺、持つよ。」絃、「うん。ありがと。」雅樂、「それにしても、珍しいじゃねぇか、絃…???」そんな雅樂に絃、「ふん…???ふん…。まっ。何て言うか~~。ちょっとした…気分…???…ふん。」「ちょっとした気分~~???」薫郎と雅樂と同時に。薫郎、「かかかか。何それ…???」雅樂、「けけけけ…。まぁ、いいわな…。あぃあぃあぃあぃ、活気いいねぇ~~。えぇ~~。」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※リボンチュニックブラウス■女の子らしいくしゅくしゅレースがかわいい■ホワイト/ブラック/ピンク■送料無料商品と同時購入で送料無料■最安値挑戦SALE■割引セール特価【RCP】☆大きいサイズ レディース チュニック ブラウス トップス/半袖 レース フリル バタフライスリーブ Vネック/LL 2L 3L 4L 13号 15号 17号/ブラック 黒/春夏 マタニティ セクシー ギャル服 大人 ゴージャス
2020.02.25
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万美の、その声を聞いて翠、「う…ん…。どうなっちゃうのよ~~って…、言われても…。私も…、それ言われると…、困るんだけ…ど~~。」万美、「やだよ、私…、みどとユッキ、別れるの~~。」少し、涙目になる万美。そして、だんだん、鼻水を啜る音。「みど~~~。もぅ~~。」翠、「ん~~~。」万美、涙声になって…。「確かに…。」唇を尖らせて、「確かに、ユウマ…みどの初恋…なんだけど~~。」翠、低い声で、「…うん。」「私は、ユッキとみどが、別れるなんて、絶対や!!!!」そしていきなり通話が切れる。翠、「へっ…???おぃ、おぃおぃ、万~~~。」自分の方から通話を切って、そのままベッドにバンの万美、「わ―――――――――っ!!!!」翠、「切れちゃったよ。…ったく~~。」その瞬間、「あっ…。」スマホの画面の…今度は、尋音の履歴…。右目を瞑って、そして、左手で、左半分の顔を覆って、「ち…、ちと…、マジィか…???」一旦は…躊躇するが…、「でもな~~。」そして、「あ~~~ん、もう。」指を当てて、いきなり、「ツー、ツー。」一瞬、気が緩む翠。「お話…中…。ふぅ…。」そして立ち上がり、思いっきり、体を伸ばし、窓の前で、深呼吸。いきなり着信。「わぁ!!!びっくり…。」そして、画面を見て、「とほほほほ…、やっぱ…、来たよ。はい、私~~。」スマホの向こう、尋音、「あい、私~~。」翠、「あの…さっ。」ドアのチャイムの音。そしてドアをノックする音、「ゆず、ゆず…???」まだパジャマ姿の橙。カフェオレを飲みながら、「あっ。巽…。」ドアを開けて橙、巽の顔に、「おはよ。」巽、「おはよ。ご飯は…???」橙、「ううん…。今…カフェオレ…、飲んでた。」「おぅ。」そしてトレイの上のメニューを。橙、「うん。おいしそ。」巽、「食べよ。」「うん。」巽の作ったメニューを食べながら橙、「おいし。」巽、「うん。」そのまま、黙り込むふたり。すっかり食べ終わって橙。「ごちそうさま…。でした。」そして、ベッドに凭れるように、体育座りになって。「巽~~。」巽、「ん~~???」「チーフの事…、頼むね。」その声に巽、「えっ…???」「逢坂…翠。すんごい、良い人。」「……。」「でもさ…。」「…ん…???」「チーフには…、杉浦…薫郎と言う…現在…同棲中の…男性がいる。」巽、橙の顔を見て、「……。」橙、「へへ…。私なんて、チーフになんて…、全く…敵わないよ。全然。」体育座りの脚に両腕を回して、その両腕の中に顔を埋めるように、「チーフとユッキが…。これから、どうなるのか…、分かんない…。けど…。」すぐさま巽、「ユッキ…???」橙、「うん。杉浦薫郎、通称、ユッキ。会社の人はみんな、そう言ってる。」「そ…っか…。」顔を埋めながら橙、「私…。」「…ん…???」「私…、巽に…負んぶに抱っこだったよね…。」震える声で…。いきなり巽、「えっ…???」「ごめんね、巽~~。私…巽に…、なん~~にも…できなくって…。」巽、「ゆず~~。」橙、静かに続ける。「だから…。はぁ…、だから…。巽に、好きって言ってもらえなかったもん。…はぁ~~。私は、いっつも、巽の事は…好きって…。だから…。」巽、いきなり橙の傍に寄り、橙を抱きしめる。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ワンピース チュニック ショート丈 ミニ丈 長袖 秋 冬 ボリューム袖 オフタートルニット ハイネック ニットワンピース ニット オーバーサイズ プルオーバー大きいサイズ対応 レディース/L LL 3L 4L対応/バイカラー配色 リブ切り替えハイネックニットチュニック トップス/大人フェミニン 可愛い / セクシー ガーリー/オーバーサイズ/edmvm-80548
2020.02.24
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薫郎、「ほんと。相当…緊張していたみたいで…。ヤマチと俺とで、待合室まで抱えて…。」翠、「わ~~お。」「しかも…、気を失うほどだから…。…でも、まっ、その内、意識は戻ったんだけど…。」翠、「うんうん。…けど…???」薫郎、今度は腕組みして、「でも…、幾ら意識を取り戻したと言え、脚の感覚…。戻らなかったんだ…。だから…ヤマチ、ベンチで、ゆずを抱えながら、ずっと、脚…さすってやってて…。」「ふ~~ん。」「…で、新幹線…出るころギリギリまで待って…。俺…、ゆず、負ぶったんだ。新幹線まで…。」その話を聞いて翠、「ユッキ…。」「コイツ…、もしかして…、これからもっと、もっと…、おっきく…なんのかな~~。な~~んて思って…。」「……。」「そしたら、なんでか…。みども…言ってたけど…。…中学の時、ゆずからもらったマフラー、思い出して…。…実際、俺…、そのマフラー、2回くらいしか…、使わなかったけど…。かか。」「へっ…???そうだったの…???」薫郎、「あ~~。…って言うか…、逆に、かあさんが気に入って、そのマフラー。かかかか。」翠、「はい…???」「だから…。なんだか…懐かしくって…。ゆずの事…。」チラリと薫郎を見る翠。薫郎、下を向いて、「ふ~~ん。」左手を、首の後ろに当てながら、「俺にとって…。みどは…、絶対に、欠かせない人…。」翠、「ユッキ…。」「そして…。」ひと呼吸おいて、「ん~~…。…ごめんな…みど…。」「…ん…???」「俺…。なんつぅか…。あいつ…、ゆず…???」翠、優しそうな顔して、「うん。」薫郎、「な~~んかさっ。…つまりは…。…ほっとけないっつぅか…。なんか…。俺の気持ちの中から、離したく…ない。」その最後の薫郎の声が、翠の頭の中で響いた。そして、じんわりと目が潤んで。そんな翠の顔を見ていたのか、見ていなかったのか、キョロキョロと俯きながらの薫郎。翠、いきなり、「へへ…。」ようやく翠の顔を見て薫郎、「みど…。」翠、頬から涙を伝わらせて、「よっこいしょ。」今度は立ち上がり、「はいはい。はいはい。」そして今度は薫郎を抱きしめて。「ん~~~。ユッキ~~。」そしてまた、薫郎の唇に自分の唇を重ねる。翠、唇を離して、「好きだよ、ユッキ。」そして、また唇を重ねて。薫郎は、翠の成すままに…。万美、翠からの電話で、「え――――――――っ!!!」翠、スマホを耳に、「うん。…そうなっちゃった…。」万美、「いや…。いやいやいやいや。え…えぇぇぇ。え~~~~。」翠、「なによ、そのリアクショ~~ン。」「いやいやいや。いや…、だって…、だってよ…、みど…。だ…って…。」そして、今度はオデコに右手を当てて、「えっ…???ちょっ…ちょっと…待って。」そして今度は立ち上がって、右手にスマホを、そして左手は腰に。「ユ…ユッキも…、ゆず…。それって…、好きだって…。こと~~???わっちゃ~~。」翠、「そ…う…、なるか…。…うん。」万美、「いや…。いやいやいや。んじゃ、んじゃさ…。」ひと呼吸置いて万美、「…どう~~なっちゃうのよ、これから~~???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※2WAY シャツワンピース ベルト付 ロングワンピース ミティアム丈ワンピース ブラウン ネイビー【メール便のみ送料無料】体系カバー シャツワンピ ワンピメール便送料無料】タータンチェックシャツ ロング丈シャツワンピース 長袖 チュニック ネルシャツ チェック柄
2020.02.23
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「…んじゃ~~。みどを…裏の玄関に…???」薫郎。翠、コクリと。「うん。遊馬君。…私、あの時、洋食屋さんで…。って…言うか、ふたりで生…飲んで…。そして、遊馬君に私の事、言われて、ショックでお店出たんだよ。そして疲れて…、ベンチで休んで…。そんなときに、遊馬君、私を見つけて…。それから…なんでか、私…。くく…。おっかしぃよね。その場で、寝ちゃったみたい…。」薫郎、「はい…???そんな状況で…???」クスクスと笑いながら翠…、「うん…。…だから、どうやって家に帰ってきたか、全く記憶…ないの…。かかかか。」薫郎、息を吸い込んで、そして、「ふぅ~~。」「…で、ロンドに出張。…そんな時に、今度は新幹線でパッタリ。遊馬君と…。」薫郎、「うん。」「そして、その帰りに、遊馬君、あぁなった。」「脳梗塞…。」「もぅ…、自分で、どうすればいいのか…全然、分かんなかった。気が付いたら、病院にいた。…そんな感じ…。」「みど…。」「自分とさ…。今まで一緒にいた人が…いきなり、傍で倒れて…。しかも…、その人が脳梗塞って…。物凄い、自分を憎んだ。」その言葉に薫郎、「えっ…???」「だってさ。だってさ。何か、やってあげられたんじゃないかって…。思うじゃん。一緒にいた人に。」薫郎、「みど…。」少し目を潤ませての翠。「物凄い、恐かった。ずっと…、体…震えてた。遊馬君に、巽君。ユウマに…、ごめんなさい。ごめんなさいって。頭の中で、何度も…何度も。…なんで何にもできなかったんだろうって…。」薫郎、再び、「みど!!!」「だから…、遊馬君の事…、心配で、心配で。大丈夫って、思ってても…、心配で…。」溢れた涙が一滴。翠、一度だけ、グスリと。そして左手で、頬を拭いで。そして、唇を絞って、そして膨らませて、「ふぅ~~。」傍らにあったティッシュボックスを引っ張って、ティッシュを2枚。鼻をかんで…。「それから…かな…。」薫郎に顔だけ向けて、今度は目を赤くして、「遊馬君、私を見るたびにニコニコと。笑ってくれる…。」薫郎、「えっ…???」「ゆずと一緒になるときもあるんだけど…。ゆずより、私を見る事が多くなった。」「みど…。」「…だから…、ゆずが…、ユッキの事…、好きになったって…。多分…。」薫郎、「そっか~~。そんな風に…、なってたんだ…。」薫郎、その場を立ち上がって、そしてベッドに腰掛けて。「みど、ごめんな、お前の方から、話させて…。」そんな声に翠、「へっ…???」「や~~っぱり…、俺は…てんで分かってないね~~。かかか。男ってヤツぁ~~。全然分かんなくって。」翠、「ユッキ…。」薫郎、「…ん~~。…って言うか…。俺も…、なんか…???…うん。万たちや、飛香…、そして他の…奈都や、咲茉、璋子たちと、違う雰囲気は…、ゆずに…あったような…。ふん。」左膝に右脚を乗せて、「決定的だったのが…、最初の仙台。」翠、「仙台…???」「これって…誰にも話してないんだけど…。もちろん、ボスは別。」翠、「うん。」「仙台の帰り、駅でいきなりゆずが倒れたんだ。」「えっ…???」「あまりの緊張…。」翠、「あ~~~。」「ゆず…、あいつ…歩けなくなってさ…。」「うそ。」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ティティベイト titivate ハイゲージボリュームスリーブニット (ブラウン)ハイゲージボリュームスリーブニット/ユアーズ(ur's)
2020.02.22
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「遊馬君…。巽君ね…。」薫郎を跨いでいた体を傾けて、薫郎から離れて…。薫郎、「うん。」「彼…。私が高校の時、病院に入院してた時の…。」そこまで話されて薫郎、「まさか…。みどが高校の時の…、心を救われた人って…???」翠、そんな薫郎に、「うん。遊馬君。」パジャマを脱いで、グレーのレギンスを穿いて、ブラの上にキャミソール。そしてその上にコットンカーディガンを羽織って、絨毯の上に、「うぃしょ。」ペタンと座って、「遊馬君。あそぶうまと書いて、遊馬。読みようによっては…ユウマ…とも言う。」そして翠、「かかかか。高校時代には…みんなから、ユウマって…呼ばれてたんだって。」薫郎、「……。」「それ…、遊馬君に直接聞いて、ユウマだって、知ったのが、万…。万が…一番早く、私の初恋の人が、遊馬巽君だって、確信したみたい。」「みど…。」「私ね…。全然、分かんなかった。」下を向いて、自分の爪を弄りながら翠。「なんか…、引っかかっている…みたいな感じは…あったけど…。でも…全然…。とにかく、ロンドの事で精いっぱいだったから…。こんにゃろ、なんで、こんな面倒なヤツ…。」薫郎、少し笑いながら、「JC365…か…???」翠、「うん。…だってさ。いくら考えても、出来る訳…ないじゃん。」一拍置いて、「でも…、姫宮の曜子さん。出来るって…。」薫郎、「刈谷さん…???」「うん…。」そして翠、「私たちの中で…、ゆずの登場で、何かしら…ルッポラの話題が…。」「……。」「しかも…そのルッポラのデリバリーが…。初めて…見る人で…。」「遊馬…くん。」「うん。最初は全然分かんなかった。…けど…その内…。」薫郎、立ち上がって、冷蔵庫からウーロン茶を、グラスに注いで…、翠に。「ふん。」翠、そのグラスを受け取って、「ほら。榛名さんの代わりに、ファッションショー、行ったじゃない、私…。関口恵の…。」薫郎、「あ~~、あ~~。」キャビネットの上から自分もグラスを取って、そのままウーロン茶をグラスに…。「あの時、会場に、遊馬君…いたの。」その話に薫郎、「へぇ~~。」「店長が、チケット持ってたんだって。けど…店長が行けなくなって、その時、丁度、時間開いていた遊馬君が…。」ひと呼吸置いて、「…で、その帰りに、会場の近くの洋食屋さんに…。」「……。」「そこで、ゆずの話から、私の話になって…。…その時に、もう…遊馬君、私の高校の時の…、病院に入院してた事…知ってた。」翠の顔をじっと見つめる薫郎。翠、途端に、「はぁ…。」体を左右に揺らしながら、「まさかね~~。遊馬君、しっかりと…知ってた。覚えてた。私の事…。」ウーロン茶を一口。「…でも…、ショックだった~~。」髪の中に指を入れて、掻くように、「なんで…今更って…。」薫郎、「みど…。」「…だって。…だってさ。今の私…。」首を左に、「私には…杉浦薫郎って、人が…。いるんだよ。一緒に生活している人が、現に、いるんだよ。」黙って翠の話を聞いている薫郎。「しかも…、その当人、遊馬君には…列記として、木葉橙って女性もいるんだよ。」数秒黙って…翠。「あの時からだよ。」「みど…。」ポツリと…、薫郎。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※アシンメトリーボタンデザインコンパクトリブニット【大きいサイズ レディース 平干し ニット ニットセーター vネック ケーブル編み ドルマン カーディガン knit sweater】ボタンスリーブコンパクトリブニット【大きいサイズ レディース 平干し ニット ニットセーター vネック ケーブル編み ドルマン カーディガン knit sweater】
2020.02.21
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ご飯を食べながら翠、「ねっ、ユッキ…???」薫郎、「ん~~???」「ゆずの…初恋の人、ユッキ、なんだってね。」その一言で、完全に体の動きが止まる薫郎。翠をじっと見て。そんな薫郎に構わず、おかずを食べている翠。薫郎、「えっ…???」翠、「ふん…???」「ゆずの…初恋の人…???俺…???」「うん。万がそう言ってた。ゆず本人から…訊いたって。…だから、中学の時、ユッキ、転校する前に、ユッキに、手編みのマフラー、渡したって。」薫郎、慌てて、「みど。みど。あの…。」「だから…夕べ、その事…聞こうと思ったんだけど…。ユッキ、知ってるかなって…思って…。そんな時に…。」声を小さく…、「あぁ~~なっちゃったし…。」薫郎、「みど。俺…。」翠、キョトンとした顔で…。そしてクスリと笑って。「初めて。」薫郎、「うん…???」「ユッキと初めて、あんなに強烈なキスしたの。何度も何度も。」薫郎、唇をがっしりと口の中に入れるように、「ん…。んん…。ん…。」「しかも、裸で、あんな風に、ユッキ、羽交い絞めしたの…、初めて。」薫郎、「みど…。」翠、「ユッキの体…、温かかった。」「みど…。」「ごっちそう~さま…、でした~~。」両手を合わせて翠。薫郎、「みど、昨日…俺たち…。」翠、立ち上がりながら、薫郎に、「ふん…???」薫郎、「俺…、お前に…???」翠、その声に、「かか。」笑って、そして、「あ~~。」キャビネットの中に茶碗と皿と箸。「んんん…。私たち…、あれから…、抱き合ったままで…、寝ちゃったみたい。ユッキのほっぺ、一生懸命、指で押しても、起きなかったし。こんにゃろ、私より先に寝るな。って言っても、今度は、私の胸に頭、突っ込んでくるし…。」目が点のように翠の話を聞いている薫郎。翠、そのまま振り返って、「あんなんで、エッチできる訳、ないじゃん。」むすっと怒ったように。薫郎、胡坐を掻きながら、両足首を両手で握るように。そして頭をあちらこちらに。口は真一文字に。そして、足首から放した左手で、頭の後ろを掻きながら、「ん~~~。そっか…。うんうんうん。」そして下を向いて、「かかかか。そっか、そっか。いやいやいや。」「だから、あんなに店、手伝わなくって、良いって。」腕組みをして翠。「疲れ過ぎてたんだよ。」薫郎、「はははは。はい。ごめんなさい。ご心配お掛けしました~~。」翠に丁寧に頭を下げて。翠、「もう!!!」そのまま薫郎の前に座って、薫郎の顔を両手で押さえて、そのままキスをする翠。薫郎、慌てて、「ん…ん…。」そのまま翠の体の勢いから押されるように、後ろに倒れて。それでも、離れない、ふたりの唇。数秒後、薫郎の唇から自分の唇を外し、薫郎を抱きしめながら、「ゆず、ユッキの事…、好きなんだって。」目だけ、キョロキョロと動かす薫郎。「10年前の…ゆずの…その時の気持ちが…今、また…。」薫郎、「み…ど…。」「私や万たちは…10年前のゆず…、知らないから…。でも、今のゆずは、本当に可愛い、そして素敵な女性。…もしかしたら、私なんて、数年で追い抜かれるかも知んない。」「みど。」ようやく薫郎から顔を起こして。薫郎の体を跨いで。「ほんとうはね。私が悪いんだと思う。」薫郎、「ん…???」「ゆずを、こんな風にしてしまった。その原因は…私。」その声に薫郎、「えっ…???どういう事…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ティティベイト titivate ノーカラーウエストマークライトコート (ミントグリーン)ノーカラーウエストマークライトコート/ティティベイト(titivate)
2020.02.20
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「えっ…???えぇぇぇぇ…???…じゃ、ユッキ。…もしかして…、あのことも…知ってんの…???」いきなり翠、薫郎の左膝をペンと叩いて。薫郎、「痛~~ってっ!!!!なんだよ、あのことって…???」その瞬間、自分が調子づいて喋ってしまった事に、いきなり口を塞いで、「わっ!!!」薫郎、「なんだよ、あのことって…???」いきなり薫郎から離れて翠、「あっ。いやいやいやいや。なんでもない。なんでもない。はい、忘れて、忘れて~~。」ベッドにドン。「この~~。また、隠し事して~~。みど~~。」いきなりベッドの上の翠の首を絞めながら。翠、「やだやだやだやだ、かかかか。くすぐったいって~~。」薫郎、笑いながら、「白状、しろっつぅの~~。」そして翠の体をくすぐり始める薫郎。「やだやだやだやだ。だから、くすぐったいって~~。きゃっきゃっ。」そうこうしながらも、あまりのくすぐったさに、いきなり翠、「もぅ!!!」そう言って、薫郎をがっしりと抱きしめる。そして薫郎を羽交い絞めにして。薫郎、「…っと~~。」いきなり翠を持ち上げて…。翠、「きゃ~~~っはっはっはっ。」そしてベッドにそのままドン。その瞬間、いきなり薫郎の左手がタイミングを外して、「おっと。」翠の右胸を握ったように…。翠、「あん。」薫郎、「…ごめん。」翠、「こんにゃろ~~。謝るなっ。」そして翠の方から、薫郎の顔を引き寄せて唇を重ねる。数秒後、薫郎の唇が翠の唇から離れて、頬を伝い、首筋から肩に。左手は、翠の右胸を撫でながら、右手はオフショルダーの肩を外して…。その瞬間翠は自然に右側に体を向き、薫郎の右手は翠の背中のホックを外す。翠、「ユッキ…。」今度は、翠から進んで右肩のオフショルダーを肩から外して、ホロリと外れたブラ。翠、自分の両胸に薫郎を引き寄せる。「ユッキ~~。大好きだぁ~~。」小鳥の囀りが…。ようやく目覚めた翠。「…ん…???ん~~~。」目覚めの目で右側を、黒い髪。そして男の背中。その瞬間翠、「ぷっ。…ん…???」そして、ブランケットを捲って…、「へっ…???うそ。」そしていきなり隣の薫郎を羽交い絞め。薫郎、「ん~~~。もう…ちょっ~~。」そんな薫郎を自分の前に向き直し…。まだ眠そうな薫郎…、「ん~~。朝…???」そして翠、自分の左手で、ブランケットを持ち上げる。翠のそのままの体を見て薫郎、「うそっ!!!!マジでっ!!!」「かかかか。ユッキ~~。私だって、分かんないよ。ねね、あれから、どうなった…???」そんな翠の声に薫郎、片方のブランケットを体に巻き付けて。「いやいやいや。俺だって…分かん…???…へっ…???」「シャワー、浴~~びよっと~~。」ベッドの下のクローゼットからバスタオルを一枚。そのままの体でバスルームに駆け込む翠。薫郎も、そのままの体に、「え~~~~。う~~っそ。やっちまった~~~???」翠、バスールームでシャワーを浴びながら…。頭にシャワーを、そしてオデコに、目を閉じて。そして両手を顔に…。そして少し俯いて、壁にオデコをコッツン。そのまま、「うっ。うっ。」鼻水を啜って。数秒…。そして、立ち直り、「はぁ~~~。ふぅ~~~。」そして、バスルームから出ると、テレビから朝のニュース番組。そして仄かに、朝食の匂い。薫郎、「おっ。メシ…出来てんぞ。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【 SALE 60%OFF】【ネコポス送料無料】【即納】 ジョーゼット シフォン バック プリーツ ロング シャツ ( 4432 ) | レディース トップス ブラウス 秋 冬 秋冬 長袖 無地 ロングシャツ シャツブラウス シャツワンピ シャツワンピース 襟付き シフォンブラウス きれいめ 体型カ2019 秋冬 バックプリーツ ロングシャツワンピース ジョーゼット プリーツワンピース ロングシャツワンピ 長袖 大きいサイズ 大人 羽織 M L メール便送料無料
2020.02.19
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「しっかし…ユッキ、体…大丈夫なの~~???」ベッドの上で雑誌を見ながら翠。ようやくシャワーを浴びて、冷蔵庫から缶ビール。そして一口グイッと。「だ~いじょうぶ、だ~いじょうぶ。…けど、しっかし…、あの4人がいるとは驚いたね~~。」髪をバスタオルで拭きながら、「ふぇ~~。スッキリした~~。」「璋子も、咲茉も、ユッキの料理している姿、見たかったんだって。」「へぇ~~え。」「それに、ゆずも、ユッキの料理している姿、見たかったて…。」「ふ~~~ん。」そして、また一口ビールを。「それにしてもさ。いきなり目に飛び込んできた遊馬君。びっくりしたね~~。」翠、「うんうんうん。私も。いきなり入ってきたから…。まさか…、退院して、その日に来るとは…。」「まっ。退院しての、お礼を込めて…、かも…知れないけど~~。」「ふん。雅樂じぃも、そう言ってた。」「ありがたいよ。」そんな薫郎の声に翠、「へっ…???」「いや…。これは…、ほら、体、悪くして、病院で入院してて…。」「うん。」「毎日、病室に来てくれる。そんな人の事思ったら、感謝しかないよ。」翠、「ユッキ…。」「みどだって、遊馬君、かなり感謝してんじゃないのぉ~~。…それ言ったら俺だって…。」その声に翠、「ゆず…???」「ん~~。ゆずもそうだけど、フレバーの阿川さん。とにかく感謝しかない。毎日、ホテルから会社、そして帰りは病室、そしてホテル。2週間ずっと。まっ、阿川さんの場合は…、ゆずに足がないから…。」翠、ベッドの上で、両足を交互にバタバタと。「みどだって、そうじゃん。」胡坐の左脛に左手をやって、右手で缶ビールを、そしてまた一口。「遊馬君、一緒にいてて、いきなり倒れて脳梗塞。それからというもの、毎日、仕事終わったら、遊馬君にお見舞い。俺が仙台で入院してたとき、そうだったんだろ。」そんな話に翠、「う…、うん。」「それが…普通なのかも…しんない。…仮に俺だって、好きな人がそんな風になったら、いてもたってもいられないから。」「えっ…???」「みどにも、ゆずにも…、感謝してる。うん。」そして、にっこりと笑う薫郎。翠、照れくさそうに、「ユッキ…。」「…でも、ゆず…。あいつ…大丈夫かな~~???」そんな薫郎に翠、「えっ…???」「あいつ、遊馬君の事…好きなんだろ…。」「う…うん。」「…でも、遊馬君のおかあさんには…なんだか…嫌われているような…。」翠、「へっ…???ユッキ、なんでそんな事…???」薫郎、「へっ…???あっ。いや…、こういう仕事してると、どこからともなく、だれからともなく、聞こえてくるんだよ。」翠、小さな声で、「えっ…???はっ…???…どっこらそんな話…???洩れた…???」しかめっ面の翠。目をキョロキョロと。薫郎の顔を見て、「えっ…???はい…???」薫郎、「かかかか。な~~に般若のような顔、してんだよ~~。」いきなり翠、ベッドからバッと降りて、薫郎の前にデンと。薫郎の顔に顔を近づけて、「ねっ、どっから洩れたそんな話。」そんな翠に薫郎、「ば~~か。そんなの言える訳ないだろ、会社の連中じゃないんだから~~。相手の名誉もある。」翠、「会社の人…じゃ…ない。」薫郎、「はい。神に誓って。」翠、ぐしゅんとして、「んじゃ、分かる訳…ないじゃんよ~~。」下唇をビロ~~ンと。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【2/18〜限定価格60%%OFF!3,839円→1,535円】特別な1日に。大人デートにぴったりのワンピが登場 M/Lサイズ タートルネックボリューム袖ワンピース レディース/リブニット ロング マキシ 秋冬 大人[送料無料][あす楽対応]細コールボリューム袖ワンピース/アール・ピー・エス(r.p.s)
2020.02.18
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タクシーに乗りながら橙、「美味しかった~~。」巽、「あぁ~~。しっかし、あの…杉浦君。料理…上手い~~。もしかして…、俺より…。」橙、気持ち良さそうに、ゆったりとしながら、「ふ~~~ん…。」「うん。俺より…、料理…上手いかも…。」瞼が疲れたように、そして…体の力が抜けるように…、「だれ…が…???ユッキ…???」ニッコリとしながらの橙、目を閉じたまま…。巽、いきなり橙の口から洩れた言葉、「ユッキ…???」その瞬間に、橙の頭が巽の右肩に…。巽、「ゆず…、今…なんて…???」静かな寝息で眠ってしまった橙。「おっとっと。寝ちまったか…。」そして、「まっ、確かに、飲んでたもんな~~。」橙の右肩を優しく抱きながら…。巽、以前の事を思い出して、「ぷっ。しっかし…、これって…、デジャブ…???あんとき、みども…そうだったよな~~。タクシー、乗っても起きなかった。店の裏口の玄関でも…起きなかったもんな~~。」そして、「それにしても、あれから…10年。また…みどが、近くにいる。はははは。」その数秒後、「…ん…???運転手さん…???」タクシーの運転手、「お客さ~ん。ちょっと、時間…掛かるみたい…。工事中でさぁ。」巽、「あぁ…。はい。」巽の右脇に抱かれながらの橙、何故か涙を溢して…。アパートの前で止まるタクシー。巽、「かかかか。完璧に熟睡か…。さて。」タクシーの運転手、「お客さん…大丈夫ですか…???なんだか…足取り…???」巽、「あ~~。いや…。はい。なんとか…。はははは。」そう言いながらも、部屋まで一緒に橙を送り届ける運転手。巽、「ありがとうございます。」運転手、「あいよ。毎度~~。」巽、橙の部屋の暗証番号を押して、ようやく橙をベッドに。「飲み…過ぎ…たか…ゆず~~。」ベッドの上で静かに眠っている橙。「…けど…。ありがとうな。毎日、毎日、見舞い来てくれて。ゆずと、みど、そして店長の見舞い…なかったら、こんな風になっちゃいなかった。」巽を背に眠っている橙。そんな橙の閉じているはずの…まつ毛を濡らして…涙。「ゆっくり…、おやすみ…。」そして、「さて…、帰るか…。」立ち上がり、ドアに向かって一歩、二歩。「うっ。うっ…。うう…。」巽、「へっ…???」目をパチクリさせて、「えっ…???」後ろを振り返り、「ゆず…???ゆず…???」体を震わせて泣いている橙。すぐにベッドに戻って、橙の肩をさすって巽、「ゆずっ。」そして自分の顔を向かせて巽、「ゆず。」口を真一文字に閉じて泣いている橙。「ゆず…。まさか…おま…。今の俺の話…???」橙、ただ、ただ、体を震わせて泣くばかり。そしてようやく、「巽…、チーフの事…。」しっかりと巽に向き直って。「う…。う…。巽…。うっ。うっ。やっぱり…。巽…。」巽、「ゆず…。」「みどって…、みどって…言ったよね…。巽…。」泣きながら、掠れた声で、橙。そして、いきなり、「あ…、あ~~~~~。」泣き声と共に、巽に抱き付く橙。「あ~~っは、は、は、は~~。」巽に抱き付きながら、巽の背中を叩く橙。自分に抱き付いて泣く橙。ただ、巽はそんな橙の体を支えるだけで…。「ゆず…。ゆず…。」そして、ようやく、一言、「…ごめんな…。」その声が橙に聞こえたのか…、また再び橙の鳴き声、「あ~~っは、は、は、は~~~~。」そして、遂に、橙をしっかりと、抱きしめる巽。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※前後2wayカシュクールワンピース/ユアーズ(ur's)ユアーズ ur's 前後2wayカシュクールワンピース (カーキ)
2020.02.17
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「大将、ごちそうさまでした。」巽、にっこりと。雅樂、「おぅ。旨かったか。」「えぇ~~。杉浦君、ごちそうさま~~。」薫郎、にっこりと、「あらためて、退院、おめでとう。」薫郎の料理人姿を見て巽、「さすがにその恰好、いいよね~~。」巽にお辞儀をして薫郎、「ありがとうございます。」「今度、ルッポラにもどうぞ。残念ながら、ここみたいに、料理作ってるとこは…観れないけど…。」そんな巽の声に薫郎、「ありがとう。寄せてもらうよ。うん。」まだまだ忙しく動いている翠と絃。橙、「チーフ。じゃあ、私たち。」翠、「うん。ありがと。」絃もにっこりと。万美、尋音、飛香、「おやすみなさ~~い。」そして絃から精算されて…。絃、「雅樂じぃからの…、快気祝いっと~~。…ふふ。文句は言わせない。ねっ、ゆずちゃん。」そしてレシートとは別に伝票を巽に…。巽、「うっそ。」そして、苦笑いをしながら、「すみません。すっかりと、ごちそうになっちゃって。」橙、「絃さん。ありがとうございます。」絃、「いえいえいえ。」そしてまた、新しい客。「いらっしゃいませ~~。じゃね。」巽、橙、「うん。」万美、「ま~~ねっ。」尋音、「いいんじゃない…。」飛香、「…です…よね~~。」そして、飛香、「あ~~ん。もぅ。」万美、尋音、「…???…どした、飛香~~???」「私も早く、彼氏…欲しい――――――――っ!!!!」その声に尋音、「はれ…???飛香…彼氏…、いたんじゃ…???」万美、「あ…、あ…あれ…???確か…、彼氏…いるって…???」そんな万美に飛香、「い・ま・せん。」丁度後ろを歩いていた翠、「あれ…???飛香…。私も…飛香には…彼氏…???」飛香、「いません…ってば~~。誰がそんなこと…???…まぁ…、いた…ことは…、いました…けど…。」「いた…ことは…、いた…けど…???」万美。立ったままの翠を見て…、「…???」膨れっ面をしながら飛香、「ラインで…、いきなり…。ごめん。好きな人が出来た。もう…会うのよそう。…それっきり。ライン送っても、まったくスル~~。電話しても…出ないし…。1年前の事です。」ぼそりと飛香。万美、「わ~~お。」尋音、泣きそうな顔で…、「ここにひとり…悲しき乙女…。」翠、「あいや~~。」尋音、「…とは言っても、ねね、飛香、びとくない、その男子~~。ねね、みど~~???こ~~んな可愛らしい乙女、振ってやがんだよ~~。」「飛香!!!その男子ってどこの誰!!!」トレイを胸に…翠。飛香、「あ~~。いやいや。」笑いながら、「もぅ~~。全~っ然。1年も顔見てないから、顔…忘れた。」その飛香の声に尋音、「わお。お~~~。…って、事は…彼氏と一緒の写真も…。」その尋音の声に飛香…。いきなり舌をチラリと…。「何よっ!!!写真…あるんじゃん。」そして尋音、「でででで、どんな人…???どんな人っ!!!」飛香、そんな尋音に、「…も…、もぅ~~。」そして尋音に画像をスワイプしながら…。万美、「かかかか。…ったく。…ん…、どれどれ…。」翠、「かかかか。勝手にやってろ~~。」薫郎、「みど、これ、3番さん。」絃、「生、お待たせ~~。」翠、「は~~い。3番さ~~ん。…っと。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【送料無料】サイドスリットスラックスパンツボトムス パンツ レディース スリットパンツ 無地 チェック 秋 秋冬 きれいめ 美脚Mサイズクーポン利用で1680円! リブパンツ 《フレアリブパンツ 全5色 2タイプ》 レディース スリットパンツ レギンス ボトムス レギンスパンツ フレアレギンス リブレギンス ハイウエスト フレアパンツ メロウ スリット 無地 伸縮性 コットン 綿 秋 冬 秋冬 メール便可//10//
2020.02.16
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飲んで食べて、大凡1時間半。「お~~いしかった~~。」美祢。「おじさん、ユッキ。ごちそうさま~~。」奈都。雅樂、「おぅ、ありがとよ。またおいで~~。」璋子、「うん。かかか。常連になったりして。」「こりゃ、こりゃ、嬉しいね~~。えぇ~~。」薫郎、4人に、「ありがとな。」咲茉、「ユッキの恰好、さっすが~~。」そんな咲茉に薫郎、ポーズをして見せて…。4人、「かかかかか。」翠、「うん。ありがとね。しっかし…食べたね~~。はははは。」「う~~ん。だ~~って、美味しすぎ~~。」翠、「はははは。絃~~。向こうで…お願い。」奈都、「うん。」そして絃に精算してもらって、美祢、「うっそ!!!えっ…???えぇぇぇぇぇ…???」その女性に絃、いきなり口に右人差し指で、「シッ!!!」奈都、「どしたの…???」美祢、困ったような顔をして、奈都に伝票を。突然、奈都も、小さな声で、「うそ~~~。」絃、真一文字の口、そして頷く。美祢、両手を合わせて絃に詫びるように。そして3人に、自分のお腹の前で、人差し指、次に、5本指。咲茉も璋子も、「???…なんで…???その数字…???」そして、自分で3本指を出して、「これじゃあ…???」絃、顔を傾げて…。そして、美祢からお金を受け取り、「ありがとうございました~~。」そして美祢たち、まだまだ座っている巽、橙、そして万美たちに、「じゃね~~~。」万美たちも、右手をひらひらと。そしてドアを開けて外に美祢、璋子がドアを閉める。咲茉、「う~~~っそ。あんなに飲んで食べて、1500円~~~!!!有り得ないでしょ。計算しても、ひとり、3000円、越してるよ~~。」奈都、「かかかかか。やられたね~~。この前、私の友達と来たときは、まともな料金だった。…けど、今回。」「さすがにみどとユッキ。そして万と尋。万も尋も、通ってるもんね~~ここ。」美祢。「それに今度は、飛香もだし。ゆずも…。」咲茉、「ねねねね、それは良いけど、遊馬君…、ゆずの…ツーショット~~。」3人、「うんうんうん。」奈都、「それに、みどたち…、なんだか、あのふたりの事、知ってそう~~。」美祢、「おぅおぅおぅ。そういう…事か~~。ゆずと巽君ね~~。やっぱり…、あの時…。」そして美祢、「ほら、遊馬君、脳梗塞で…。」奈都、「あ~~。ゆず、いきなり…倒れちゃったもんね~~。」咲茉、「それに、巽君、脳梗塞になってから、ゆず、かなり遊馬君…見舞いに行ってたらしいし…。」そんな咲茉の声に、璋子、「あん。そんな事言っちゃったら、みどだって…。」そこまで話して璋子、「あ~~れ~~???」奈都、「ん~~???どしたの…璋子…???」璋子、「あ~~。いや…。はい…???へっ…???あの時…、電話で…話してたの…って…???」美祢、咲茉、「…ん…???璋…子…???」璋子、「えっ…???あんとき…、ユッキは…もう…退院して、仕事……。…って…。」そしていきなり、「うそ―――――――――っ!!!」奈都、いきなりビクンと。「どした~~~!!!」璋子、「も…、もしか…して…。」そして、それぞれを手招きして…、ひそひそと…。美祢、奈都、咲茉、「え~~~~~。」美祢、「いやいやいやいや。」奈都、「ま~~さか~~。」咲茉、「あのみどが~~。ユッキって、人…、いんのよ~~。」璋子、「いやいやいや…。だって…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ユアーズ ur's 前後2wayロングカーディガン (チャコール)ユアーズ ur's 前後2wayロングカーディガン (ピンクブラウン)
2020.02.15
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美祢、「きゃっはははは~~。ユッキ、来た~~。」その声に橙と巽、橙は薫郎に手を振って。巽は頭をコクリと。そして美祢たちの席に薫郎、「もしかして…、奈都、美祢さん、また、インスタ。」その薫郎の声に奈都、自分のスマホの画面を見せて、「かかかか。ジャ~~ン。」「ニッシシシシ。私も便乗しちゃった~~。」美祢。薫郎、「うっそ。美祢さんまで…。」上着を右肩に、そして鞄を左脇に抱えて薫郎、厨房に振り返って、「雅樂じぃ…。もしかしたら…。また…。」苦笑いをして…。そんな薫郎の顔に雅樂、「けけけけ。いいじゃねぇか。姉ちゃんたち、喜んでくれてるんだからよぉ。」「けど…。」「かかかか。大丈夫でぇ。もう…慣れちまったよぉ。」そんな雅樂に薫郎、「…けど、俺…。まだ…そっち…???」その声に璋子、「ユッキの料理作ってるとこ、見た~~い。」その声に他の3人も、「うんうんうん。」翠、そんな4人を見て、「璋子~~~。」腕組みをして、口を尖らせる。いきなり雅樂、「けけけけ。ユッキ、お前の好きにしろ。やりたくって、うずうずしてんじゃ。」その声に薫郎、にっこりと。その笑顔を見て翠、「ユッキ!!!」万美、尋音、「出た。みどのかかあ天下顔。かかかか。」その時、巽、「あ、あの~~。でしゃぱるようで…、申し訳、ありませんけど…。僕も…手伝わせて…。もらって…。」その声に隣の橙、「!!!」と、同時に雅樂、「冗談言っちゃあいけねぇよ、兄ちゃん。」翠も薫郎も、そんな巽に、「えっ!!!!」美祢、奈都、「え…???えぇぇぇぇ…???巽君、今、何て言ったの…???」璋子、「ちょっと…、聞こえなかった。」雅樂、笑顔で、「馬鹿言っちゃあ、いけねぇよ。兄ちゃんは…しっかりと…そこに座って、ゆっくりして行きな。かかかか。」薫郎、「おし。」すぐさま棚の中に上着と鞄を入れて。自分用の前掛けをして。バンダナをして。翠、「もぅ~~。知らないからね~~。」薫郎、そんな翠の左肩をトントンと。「大丈夫だって。はは。」「わは。ユッキ、かっこいい~~。」そんな男性の姿を見て巽、笑顔で…。「杉浦君も、料理…上手なんだ。仙台のフレバーの社長も、褒めてた。」橙。「ソースの味、分かってるって…。」そんな橙の声を聞いて巽、「えっ…???」そして数秒後、「ふ~~ん。そうなんだぁ…。」伝票を見て、厨房で動く薫郎。絃、巽に、「はい。次のメニュー。」巽、「あ。ありがとうございます。う~~ん。旨そう~~。」絃、「ゆずちゃんにも、同じの…。」橙、「ありがとうございます。」客が出て、また新しい客が…。「おっと、今日は凄ぇ、綺麗処、揃ってるぅ~~。」その声に雅樂、「らっしゃ~~い。絃~~。」絃、「は~~い。いらっしゃいませ~~。」絃に客、「絃ちゃん、今日、どうしたの…。いつものメンバーに、また…???」絃、「ふふ。ありがとうございます。いつもどうも、ハセさん。」「おぅ。」そして、厨房を見て、「おぃおぃ、ユッキ、おま、大丈夫なのか~~???」薫郎、その声に、「あっ。ハセさん、どうも~~。」右手を高く揚げて、「OKで~~す。」「かかかか。心配したぞ~~。」薫郎、にっこりと、その客にお辞儀して、「あざ~~す。」翠にも、「みど~~。お疲れ~~。」翠、「はい。水水水。」そして、「ハセさん。いつもどうも~~。」「何、会社の人たちかぃ。」翠、笑顔で、「はい。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【今だけ10%OFF】ニット カーディガン ロングカーディガン ロング丈 無地 カーデ アウター 長袖 ガウン スリット マキシ丈 羽織り 秋冬 レディース メール便不可 (アパレル)【Aタイプ】福袋対象商品 福袋 2020 ニット レディース トップス ガウン コート カーディガン ジャケット ジャケット風 ノースリーブ 襟付き コーディガン フリルカーディガン ロングカーディガン マキシカーディガン ブラック ベージュ テラコッタ レディースファッション
2020.02.14
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万美、「おぅ、おぅ、さっすが、我らの雅樂じぃ。ふふ。」巽、いきなり、「あ…。あの…???」橙、「お…、おじちゃん…。」絃が生ビールを準備している中、奈都の席がなにやらひそひそと。そのムードにいきなり翠、「奈都~~。美祢さ~~ん。」口を尖らせて。奈都、美祢、「あっ。あぁぁぁぁぁ。」翠、後ろを振り向いて。その途端、奈都、美祢。そして咲茉に、璋子。翠の顔を見て、いきなり両手を合わせて、「ごめん。」のポーズ。絃がふたりに生ビールを…。すぐさま、4人…共にジョッキを持って、「はいはい。巽く~~ん、退院、おめでとう~~。かんぱ~~い。」巽のジョッキにカチンカチンと。美祢、「はい、ゆずも~~。」橙、「あっ。はははは。はい。」尋音、飛香、「あ~~~。ずる~~い。」翠、そんな場面に、ようやく、「ははははは。もぅ~~。ちゃっかりしてんだから~~。かかか。」雅樂、翠を見て、男性の方に顔をクィっと。翠、そんな雅樂に頷いて…。雅樂、2、3回、頷く。絃、厨房に戻って、雅樂に、小さな声で、「彼が、みどを裏の玄関まで運んでくれた人。そして、ゆずちゃんの彼。遊馬、巽さん。」雅樂、小さな声で、「ふ~~ん。」巽、「なんだか、凄い、雰囲気いいわ~~。なんだか、ざっくばらん。うんうん。しかも、いい匂い~~。」橙、「ふふん。でしょう~~。」巽、「さて…。」品書きを見ながら…。数秒後、「大将。」雅樂、「おぅ。待ってな。今、やってるからよ。」巽、「えっ…???」「快気祝いでぇ~~。」その声に翠、「わお。」万美も尋音も、それぞれ立ち上がって、厨房の中を覗き見、「雅樂じぃ、や~~る~~。」その声に美祢、奈都、璋子、「なになに…???」尋音、「快気祝いだって。」翠、「かかかか。言ったら聞かないから…。」そして、遂に全ての席が埋まり、他の客からもオーダー。雅樂、「おら。兄ちゃん、ゆずちゃん、どうぞ~~。」巽、「わお。旨そう~~。へぇ~~。」雅樂、「けけけけ。焼き鳥屋、兼、居酒屋みてぃなもんだから、こんな感じだけど、俺からの快気祝いでぇ。体には優しいもんばかりだ。食ってくれ。」巽、にっこりと、「ありがとうございます。すみません、気ぃ遣ってもらって。いただきます。」「な~~に、気ぃなんざぁ、遣ってねぇよ~~。かかかか。」絃、「是非、食べてください。うん。」橙、「美味しそう~~。」隣の飛香、嬉しそうに…。「良し。雅樂じぃ。私、入るよ。」翠。店内を見回し、雅樂、「おぅ。…だ~~な。」翠が椅子から立ち上がり、厨房に入る、その瞬間、暖簾を潜って、「ただいま。」翠、「わっと。びっくりした~~。」雅樂、「おぅ、ユッキ。けえったか。」薫郎、「雅樂じぃ、ただいま。また店の外…、5、6人いるけど…。」翠、「はい…???」店内を見回して薫郎、「あれ…???ゆず…、それに…遊馬…君…???」翠、「うん。退院して、来ちゃったみたい。」「ふ~~ん。」そして薫郎、テーブル席を見て、「わっ。わわわわわわ。あ~~~。」声を出して、指差して、「美祢さ~~ん。奈都~~。咲茉に璋子~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ニットワンピース 大きいサイズ レディース レース ワンピース ハイネック ロングワンピース 秋冬 長袖 ロング丈 おしゃれ きれいめ 大人 オフィス 通勤 パーティードレス お呼ばれ 結婚式 二次会 サイズ有 M L XL 2XL 3XL カシュクール4色選択可!おしゃれ レディース レースワンピース スリム 透かし編み Aライン フリル ロング丈 フォマール キャバドレス お呼ばれ 二次会 結婚式 披露宴 大人 OL女性 通勤 20代30代40代 セクシー パーティードレス ファッション 着痩せ 可愛い 春夏秋 優雅
2020.02.13
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「ではでは、か~~んぱ~~い。」翠、万美、尋音、飛香。テーブル席の4人とジョッキをカチン。「かかかか、大将、いっつも賑やかでいいねぇ~~。えぇ~~。」開店と同時に店に入って、飲んで食べている60過ぎ風の男性。雅樂、「おぅ、けぃちゃん、ありがとよ~~。へへへへ。」緩やかではあるが、カウンター席は残り4席。そしてテーブル席は残り2席。忙しそうに動き回る絃。翠、「絃~~。」絃、そんな翠に、「ふん…???あぁ~~。まだまだ、全然大丈夫、みどはちゃんと座ってて。」「う…うん。」テーブル席の奈都たちはにこにこしながら焼き鳥と料理を美味しそうに食べている。「うんうん。これ、うんま~。」美祢。「ほらほら、璋子、あんたも食べてみな。凄いイケる。」璋子に食べてるお皿を差し出して。「これって、タレが良いのかな…。凄いよ。焼き具合もなんも…。お~いしい~~ネギ間~~。」咲茉。璋子、「どれどれ。」そしてメニューを一口。「うそ。」左手を拳にして口に。「みど、みど、これ。これこれこれ。今までこんなの食べた事ない~~。」その声に翠、「かかかか、うちらより、あんたたちの方が、盛り上がってるわ。」そう言いながら後ろを振り向いて、「あ~~、それ…。」そして、他の客のオーダーを訊いている絃に指さして、「ウチの綺麗な店員さんの発案で~~す。」美祢、「へっ、うそ。凄い。彼女が…。へぇ~~。」その時、ドアがガラリと。「こんにちは~~。」店に入ってきた橙。その瞬間、「わっ!!!」翠、万美、「!!!」そして、真正面に見える美祢、奈都、「ゆず。」咲茉に、璋子、「へっ…???」後ろを振り向く。尋音、飛香、思わず右側に顔を。「うっ。」橙、「あ…。ははははは…、来ちゃった…。」そして、その橙の後ろから、「ゆず、どうした~~???」ゆずの両肩に両手を、そして橙を押して、「こんに…ちは~~。」巽である。店の中にいるメンバーを見て、「あっ…。」その瞬間、美祢、奈都、咲茉に、璋子、「え――――――――――っ!!!!」翠、万美、尋音、「あっちゃ~~~~。」飛香、「ゆ…ず…ちゃん…。遊馬…くん。あ、あ~~。」万美、「いやいや…。来ちゃったよ…。」思わず泣きそうな声で翠を見る。翠、途端に顔を左手で押さえて、そのまま下に…。「なんで…、このタイミングで…。」気まずそうに橙、「お…疲れ…様です。」巽、「えっ???うそ。ジェシカの…。」すぐさま、「はいはいはいはい。いらっしゃい、ゆずちゃん。」絃がふたりをもてなして、ふたりを飛香の隣に。絃、巽に、「退院、おめでとうございます。」巽、絃に、「ありがとうございます。それに、その節は…お見舞いまで…。ありがとうございました。」絃にお辞儀をして。絃、「いえいえいえ。元気になって、何よりです。その後、体の方は…。」厨房でにっこりとしながら焼き鳥を焼いている雅樂。巽、「え、え~~。ははは。何とか…はい。みなさんから応援、励まされて。」「おぅ、兄ちゃん、退院かぃ。」巽、主人に向かって、「はい。」「けけけけ。そりゃめでてぇな。絃~~。俺の奢りでぇ、兄ちゃんとゆずちゃんに、生、一杯な。」絃、にっこりとして、「うん。はい。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【50%OFF】リボン付アームボリュームニットトップス【ANAP アナップ ニット vネック レディース カシュクール トップス ニットソー セーター ワッフルニット ローゲージニット ニットトップス カットソー プルオーバー 長袖 無地 ウエストリボン ブラウン ベージュ 秋冬】【50%OFF】2Wayカシュクールリブニットプル【AULI アウリー リブニット レディース カシュクール トップス ニット リブ ニットソー セーター カットソー プルオーバー 長袖 無地 紫 黒 グレー パープル ブラック ライトベージュ 春物 春服 シンプル かわいい】
2020.02.12
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「さてと。飛香~~。」翠。飛香、その声に、「はいはいはい。行きます。行きます。」万美、「かかかか。もう~雅樂じぃの焼き鳥の虜になっちゃったね~~。」飛香、そんな万美の声に、「はい。お陰様で。なんてったって、安くて美味しいもん。」尋音、「お~~ほほほほ。絃と雅樂じぃ、泣いて喜ぶよ。」通りでタクシーを拾って乗り込み、橙、「び~~っくり。巽、雅楽に行きたい。なんて…。…しかも、もう…ルッポラ、顔…出してたんだ~~。」そんな声に巽、「あぁ。部屋にかあさんと一緒に帰って。その後、かあさん、帰った後に、ルッポラ電話して…。そしたら、店長、迎えに来るって。」「へぇ~~。…で、店長と一緒にルッポラ…。」「うん。みんな…あんなに見舞いに来てくれて、お返し…出来てないから…。せめて、顔…見せたくってさ。」「ふ~~ん。」「それに、雅楽の…店員さん…???」「うん。絃さん。」「彼女も…杉浦君と一緒に、見舞いにきてくれたんだ。」橙、「へっ…???そうだったの…???」「確か…、3連休の…ときか…???だから…。…で、ゆずが来たら、一緒に行こうって…思ってね。」「あはっ。うん。雅楽の焼き鳥、美味しいもん。」「へぇ~~。」そして、雅楽のドアを開けた途端、「はい…???どしたの~~???めずらしい~~。」翠、万美。店に入った途端に目に飛び込んできた顔。「はい。お疲れ~~。おっ邪魔してま~~す。」奈都である。「混む前にって…思ってね~~。」翠、「かかかか。あんたのインスタの御蔭で、かな~~り、やばかった。かかか。」舌をペロリと出して奈都、「申~~し訳、ございません。」「それにしても、咲茉に、美祢(みね)さん、璋子、初めてじゃない、ここ~~。」咲茉、「そ~~の通り~~。かかかか。」「だ~~って、美味しいって評判なんだもん。」美祢。「それに~~。ユッキの料理作ってる姿も…、見れるでしょう~~。」璋子。「あ~~。それがお目当てか~~。」翠、「けど…、ユッキはまだ体、本調子じゃないから…、厨房…手伝ってないよ。今はまだ…。」その声に璋子、「あっ。そっか~~。」尋音、「ざ~~んねんでした~~。」「でも、でもでもでも。」手招きして咲茉、「ここの店員さん、凄い…可愛い~~。それに、凄いプロポーション。私…羨ましくって~~。」万美、「あぃや~~。あんた、咲茉っ。かかかか。そうだろ、そうだろ。絃~~。可愛くって、凄い素敵だって~~。」その声に絃、にっこりと。雅樂、「ありがとよ。おおきに。」「さてと。私は…。」そう言いながら厨房に入ろうとする翠、そんな翠に雅樂、「みど~~。おまえ、座っとれ。かかか。こっちはまだいいわ。」そんな雅樂に翠、「へっ…???…いい…の…???」絃も、「うん。大丈夫だよ、まだまだ、宵の口。はは。」「折角、会社の人、来てんだ。しっかりと…客、しとれ。」万美も尋音も、そんな雅樂を見て、「さっすが~~。雅樂じぃ、優しいねぇ~~。」雅樂、いきなり怒った顔からすぐににっこりと、「あったりめぇだろ。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【1万円OFFクーポン配布中】【送料無料】ビジュー付ペプラムチュニックセットアップ[18024]セットアップ レディース スカート セットアップ スカート セットアップ ショートパンツ セットアップ パンツ トップス レディース 春 カットソー 長袖 スカート ひざ丈大きいサイズ レディース スカートセットアップ 花柄スカート 黒 オフショルダーTシャツ LL 3L 4L 5L ブラック 10代 20代 30代 40代 13号 15号 17号 19号 2019年 夏 新入荷 ネコポス可
2020.02.11
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そして、「だ~~よね~~。ユウマ…、リハビリ終わり。もう…自分の部屋…。行きたいけど…。行けない。場所…分かんないもんね~~。」椅子の背もたれに左二の腕を掛けての万美。そんな万美に翠、ゆっくりと確実に、「はい。そのとおり~~。」その声に万美、「えっ…???何それ…???その反応…???まさか…、みど…あんた…、ユウマの…。」目をパチクリさせて、「もしかして…、知ってる…???ユウマの部屋…???」その声に向かいのまだ仕事中の尋音、「えっ…???何々、みど…、ユウマの…???」目を真ん丸と、そして唇を尖らせながら翠、「ふん。…まっ、ふたりに内緒は…無理だから~~。」万美、「うそうそうそうそ。マジで…???マジで、マジで、マジで、知ってんの…ユウマの部屋…???」翠、「ふん。ゆずの部屋の隣~~。」尋音、「そう…だけど…。え゛――――――――っ!!!いつよ???いついつ???」翠、ゆっくりと、「もぅ…。3週間くらい…なるかな…。ほら。ユッキがこっちきて…。」万美、「うんうん。」「ゆずがユウマの病室に見舞いに行って、その後、連絡なかったじゃん。」尋音、「あ~~。あった、あった。確か、3連休の時…。」「うん。ユッキの見舞いに、雅樂じぃと、絃と一緒に行ったのね。」万美、「うん。」「その見舞いの帰り、ようやくゆずからライン来て…。」万美、「うん。ライン来て…。」翠、「その時~~、ゆず…部屋で泣いてたの…。」万美、尋音、「はい…???泣いてた…???なんで…???」そして、その時の事をふたりに話す翠。万美、「わっちゃ~~。あ~~。なんてこった~~。」尋音、「ゆず、撃沈…されたか…。…で、ユウマからライン来て、ゆずの部屋に…。絃と…。」翠、「…っとまぁ~~。そんな訳で…。」数秒…沈黙。万美、「えっ…???えぇぇぇぇ…???…って言う事は~~。えぇぇぇぇ…???待てよ…???けど…、みどは~~。ユウマの部屋…知ってんだ…けど~~。でも、でもでも、でもでも。みどが~~。ユウマの部屋…知ってるって…。それ、ユウマ…知ってんの…???」その万美の声に翠、顔を傾げて、「さ…あ…???」尋音、「はい…???なにそれ…???」翠、「多…分~~。知ら…ない…では…、ないかと…。」口を尖らせて。「ととととと。とぉ~~。」万美、尋音、「は~~~~あ…???」翠、「まっ。いいんじゃない…???多分…、その内、バレるだろ…。かかかか。あぁ見えて、ゆず…、口…軽いから…。かかかか。」万美、両手の平を胸の前で、「やれやれ…。」尋音、「ふ~~~ん。」「…でも…、まぁ…、良い感じのアパート。うん。窓からの眺めも良くって~~。良かったよ。」翠。万美、「はいはい。」少しドキドキしながら橙、巽の部屋のドアのボタン。そしてノックして、「巽~~。」数秒後、ドアが開き、「おぅ。」橙、「おかえり。」「うん。ただいま。今、帰り…???」「うん。…リハビリ、終ったね。」「ふん。予定通り。3週間で終了。」「宣言…してたもんね。」「かかかか。あぁ。」そして巽、「あっ。ゆず、ちょっと待ってて。」その声に橙、「へっ…???」部屋の中に戻って巽、「おま…、今帰ったばかりで…。…で、時間…あるだろ…???」ドアの傍で橙、「あ~~。うん。」「…じゃ、行こか。」その声に橙、「へっ…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【日曜は ポイント5倍】トップス レディース M-LL カシミヤ調 プチハイネック ニット ニッセン nissen【送料無料】5ゲージリブプチハイネックニットトップス レディース トップス ニット ドルマン チュニック プチハイネック タートルネック ハイネック ゆったり 体系カバー 秋 冬 暖かい 無地 オフィスカジュアル
2020.02.10
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ドアの近くまで来て翠、橙に、「ゆず~~。あなたがユッキの事、好きだって言うのは分かってる。」そしてちょっと意地悪くにんまりとしながら翠、「万の言うとおりに、ユッキを、私から奪うんなら、どうぞ、奪ってみな。かかか。お手並み拝見。…けど、ユッキがあんた、ゆずを好きだと言うんなら、話は別だけど…。」そんな話を聞いて橙、「チ…、チーフ…。」「とにかく、あんたの思い、ユッキに伝えてみな。…けどさ~。これと遊馬君の事は全然、別問題だよ。」「……。」「あんたが今まで遊馬君に何をしてきた…???」その声に橙、まだ黙って、「……。」「あん~~なに、一生懸命、見てきたんだよ。遊馬君の事、心配で、心配で…。」翠、腕組みをして、「師長の奥村さんも言ってた。遊馬君の事、あんなに見舞いに来てくれている人、店長、そしてゆず、あんた。それから私だって。私なんて、遊馬君が倒れた、その場にいた人間だから…。それだけ、遊馬君の事、心配で、心配で…。…だからなんだけど…。」橙、小さな声で、「チーフ。」「あんた、ゆず、あんたは私以上に、遊馬君の事…見てきたんじゃない。」ドアを開けて入ってきた礼人。「…ん…???どしたの…???」翠、そんな礼人に、「かかかか。フレバーの事に決まってんじゃん。」礼人、「かかかか。ゆず~~。なんか…ミスッた~~。頑張れ、頑張れ。」右手を振って歩き出す礼人。「…そんなあんたが、今、ようやく自分の場所に戻ってきた遊馬君。…逆に祝ってあげて。当然だと思う~~。」「チーフ…。」「いい…???遊馬君の事、帰ったら、祝ってあげな。それでなくても、あんたの部屋の隣の部屋じゃない。」少し下を向いている橙に、「分かった???」橙、まだ、気持ちの整理が出来ないのか…、それでも、深呼吸して、ようやく、「うん。…分かった。」「よろしい。」そして、橙の左肩をポンと、「ほぃ。仕事、仕事~~。」自分の席に向かう橙に音羽、「ゆず~~、フレバーの阿川さんって方から外線~~。3番。」橙、「あ~~はい。分かりました~~。」そして電話スタンドの受話器を左手で持って、「お電話代わりました、お世話様です。ジェシカ、木葉です~~。」自分の席に就く翠に、後ろむきのままに椅子をスライドさせて万美、「さ~~て…。」後ろ向きで電話をしている橙をみながら。翠、「言う事は、言った。」万美、「おぅ。」仕事が終わり、ドアに向かう橙。コーヒーカップを啜りながら薫郎、「おぅ、お疲れ。うん。行っといで。」橙、薫郎に、「うん。」そして、「あっ、ユッキ。」「…ふん…???」キョトンとしている薫郎に橙、少し躊躇って、「…あ、あ~~。」目をキョロキョロとさせて、「…うん。行ってきます。ありがと。」そして小走りになる橙、スタッフたちに、「お疲れさまでした~~。」薫郎、振り返り、「…ありがと…う…???うん…???」その15分後、「さ~~て、私らも帰るか~~。終わった~~。」万美。そして、「かかかか。もう…日々のお見舞いも、なしだね~~。チーフ殿…。」翠、後ろからの声に、「…ん…???うん。まっ、そだね~~。」声を小さく。「あらら、何だから…浮かない声…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※パーカー コート レディース 裏起毛 ロングパーカー レディース トレンチコート フード付きコート 裏起毛 ロングコート スプリングコートUVカット レディース トレンチコート ラッシュガード ライトアウター サマージャケット 2019 夏 20代 30代 40代 50代
2020.02.09
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午後6時のジェシカ。「あっ。確か、遊馬君のリハビリ、終るの…今日だったよね。ねね、ゆず…???」少し顔を橙の方に向けて尋音。向かいの席で橙、「あ~~はい。」時計を見て、「もう、とっくにアパート、帰ってると…。」「んじゃ、今日は、まっすぐ…???」そんな尋音の声に橙、顔を少し傾けて、「ん~~~。うん。」尋音、「なによ~~。どうしたよ~~。大事な彼氏~~。」橙、「はははは。」「いいじゃん、いいじゃん、幾ら、ゆずがユッキの事…好きだって。今まで、ず~~っと、遊馬君の事、思ってきたんだから…。それは、それで、良いと思うよ。」橙、そんな尋音の声に、「ん~~。うん。はい。分かりました。」「よろしい~~。」そこに万美、「ふん…???どしたの、何が、よろしい…???」「あっ、万~~。頼まれてたナカセの生地サンプル。」陽詩。「ほぃ。」万美、「あ~~。はい、ありがと。待ってました~~。」尋音、「遊馬君、今日なんだ。リハビリ…終了。」万美、「あ~~。はいはい。うん。確か、3週間でリハビリ、終了させるって。その宣言通り。みども言ってたから…。」「だから、今日はアパートにまっすぐ。」尋音。万美、「う~~ん。ゆず、そうしな。」尋音、「ところが、ゆず、首…傾げてんだよね~~。」万美、「えっ…???」「かかかか。うんうん。そうなの。…で、また、例のあのエンジニア…。」橙の席をぐるりと曲がって翠。万美、「おぅおぅ。ロンドの草島さんか。」翠、「はいはい。ちょっと待ってくださ~~い、今、見てます。」マウスで受信ボックスをポチッ。「あ~~。はいはい、来てます。…はい。分かりました~~。……えっ…???あ~~はい。ふふふ。流歌さんにも…ご心配掛けました~~。今日、無事に、リハビリ…終了と言う事で、連絡、受けてま~~す。」ずっと、そんな翠を見ている尋音と万美、そして橙。そんな視線に気づいてか翠、顔を傾げて、「あっ、はい。うんうん。待ってま~~す。今度は私が…ご案内。はい。では…失礼しま~~す。」万美、「何、草島さん…???」翠、「ふん。そう。来週、こっちに出張で来るんだって。だから…今度はこっちで一緒に食事しよう~って。」「ふ~~ん。…で、草島さんも…遊馬君の事…???」「ふん。神戸に行ったときに、流歌さんとデパート案内してもらってた時に、偶然、遊馬君とバッタリ。それから一緒に食事して。だから、今回の脳梗塞は、彼女もびっくり。しょっちゅう、あれから電話でも連絡してたんだ。」万美、「ふ~~ん。」尋音、小さな声で、「そう…だったんだ。」翠、「ふん…???どしたの…???」そこに尋音、「うん。だから…その遊馬君、今日、リハビリ終了。だからゆずに、今日はまっすぐアパートに帰りな。って…。」翠、「あっ。あ~~。うんうん。ゆず、そうしてあげな。」橙、そういう翠に、「うん。…でも…。」困ったような橙。うじうじとしながら。そんな橙を見て翠、いきなり、橙の傍に、「ゆず、ちょっとおいで。」橙の左腕を掴んで。橙、「チーフ…。」橙の左腕を引っ張って、廊下に向かう翠。万美、「おやおや。」尋音、「みど…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【1万円OFFクーポン配布中】【送料無料】ビジュー付ペプラムチュニックセットアップ[18024]セットアップ レディース スカート セットアップ スカート セットアップ ショートパンツ セットアップ パンツ トップス レディース 春 カットソー 長袖 スカート ひざ丈【1万円OFFクーポン配布中】【送料無料】Vネックニットセットアップ[510485]セットアップ レディース スカート セットアップ ニット レディース ニット セットアップ レディース カジュアル トップス 秋 Vネック ニット スカート ミモレ丈 ロング タイトスカート ひざ丈
2020.02.08
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「はははは。さっすが…。生活感…全くなし。」病院に入院、そして脳梗塞リハビリテーションセンターと。併せて大凡2か月振りの巽のアパート、その部屋。「埃、溜まってんじゃないの~~。とにかく窓開けよ。」知美。「まっ、時々来て、掃除くらいはしておいたんだけど…。…あっ、郵便受けの、テーブルの上。…一応、何も目を通しては…ないけど…。」巽、「ふん。サンキュ。かかか、まま、綺麗では…あるよね~~。」そんな巽の声に、「な~に言ってんの、病み上がりの人に、全く掃除してない部屋、寝泊りさせられますか。」「ごもっともで…。」「まっ、誰か好きな人で、面倒看てくれる人がいるのなら…。…別ですけど…。」お湯を沸かして、お茶の準備をしながら知美。その声に巽、「かかかかかか。いるんなら…良いけどさぁ~~。」「あら、いないの…???…あ~~んなに、見舞いに来てくれる人、圧倒的に女性ばっかりで…。」そんな母親の声に巽、口をすぼめて天井を見るように。知美、カラーボックスから料理の雑誌を取り出して、「特に、本条さん。あの人、かあさん…好きだなぁ~~。」「はい…???店長~~???」右手をひらひらと巽。知美、「うん。すんごい家庭的で、仕事も出来て、人に好かれるタイプって、かあさん、見たけど…。」「いやいやいや。ないないない。店長、しっかりと…付き合っている人、いると思うし。」「へっ…???そうなの…???」そこまで母親に言われて巽、「あっ。いや~~。実際に、店でそんな話し…???全く出ないけど…。恋人…くらいは…いるんじゃ…。」「なによ、あんただって知らないんじゃない。」「いやいやいや。…んな事言われても…。」口を濁しながら、「…上司…だし…。」「…と、言う事は、それとは別に、一応、気に留めている人は…いるって…ねぇ~~、巽。」「いや…。いるっつぅか~~。ん~~。」「あの子…???」「あの子って…???」巽。「木葉さん。」その名前に巽、「……。」「あの子はダメ!!!」その一言に巽、「へっ???」「あの子には、あの子に似合いの男性がいる。かあさん、そんな気がする。」巽、「いやいやいやいや。またまたまた。」「もし仮に、あの子があんたの事、好きだと思ってても、多分、あの子、あんたに負んぶに抱っこ。そんな子だよ。」その声にいきなり声を上げて巽、「何言ってんだよ、なんでかあさんが、そんな事、分かんだよ。」そんなむきになる我が子の顔を見て知美、長し目で、「ふ~~ん。…てぇ~事は…、あんた、木葉…さん、好きなんだ。」「いやいやいや。そんな事、言ってねぇだろ。」「じゃ、嫌いなんだ。ふん。」「それもねぇよ。」「んじゃ、どっちよ。…まさか、今更、単なる友達です。な~~んて、言うんじゃないでしょうね~~。あんなに毎日ってくらい、見舞いに来てくれてる人~~。」巽、ぶすっとした顔で、小さく、「うるせぇ。」「でも…、不思議よね~~。あの…逢坂さんって人。」巽、いきなり鼓動が高鳴り、ドキン。「えっ…???」「もしかして…、木葉さんと同じくらいあんたの見舞い来て…。あんたの事、好きなのっかな~~。付き合っている人…、いる感じなんだけどね~~。」巽、お茶を啜って、郵便物を一枚一枚。知美、「おぃ。…ったく…とぼけゃって…。」そして、「ふん。」両手をテーブルに、そして腰を上げて、「かあさん、帰るよ。明日また来る。」「いいよ。」「良かないでしょ。病み上がりの人。ほっとける親、どこにいんのよ。」「はいはい。分かりましった。」そして、ドアの外のは母親に、「気を付けてな。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※レディース アンクルパンツ ワイドレッグパンツ ハイウエスト 半端丈 クロップド シンプル ボトムス カジュアル キュート 可愛い フェミニン きれいめ エレガント おしゃれ お出かけ オフィス デイリー 普段着 ホワイト ブラック S M 送料無料レディース アンクルパンツ ハイウエスト ワイドレッグパンツ 半端丈 クロップド シンプル ボトムス カジュアル キュート 可愛い フェミニン きれいめ エレガント おしゃれ お出かけ オフィス デイリー カーキ ベージュ ブラウン ブラック 送料無料
2020.02.07
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ルッポラのスタッフも、珂帆からの連絡を受けて、それぞれがガッツポーズ。柴乃、「ふふ。これでまた…みんな…、モチベーション上がるね~~。ねっ、店長~。」珂帆、「うん。まっ、退院は決まったとしても、まだまだ仕事復帰には…時間…掛かっちゃうけど…。」実際、巽が今まで治療を受けていた聖露奈理亜医科大学の、漆原(うるしはら)脳卒中センターを退院してからは、その最寄りの脳梗塞回復期リハビリテーションセンターに転院して、専門にリハビリを受ける事になった。脳卒中センターでの巽の退院日には知美、そして達樹、それから親族の数人が駆けつけていた。その中で丁度勤務の休みと重なったために病院に訪れた珂帆。「退院、おめでとう。巽君。」巽、「ありがとうございます店長。」知美、「本当に、本条さんにも、みなさんにも、何度も見舞いして頂いて、感謝します。」達樹、「御蔭様で、退院する事が出来、妻同様、感謝します。」「これから…、リハビリ…???」珂帆。知美、「えぇ…、先生から紹介して頂いて、巽。」巽、「うん。頑張ります。目標は…、3週間。」珂帆、「へぇ~~。」美南、「うんうん。今までだって、凄かったんだから、遊馬君、その意気、頑張れ、頑張れ、応援してくれる人も、いっぱいいるようだし。」「はい。ありがとうございます。」そしてそんな巽の宣言通りに、脳梗塞回復期リハビリテーションセンターを3週間。この頃には一般の人と、さほど変わらない動きが出来るようになるまで回復。リハビリテーションセンターを後にするときに、職員の人から、「みんな、遊馬君のようだったら…、嬉しいんですけど…。なかなか…どうして…。」そんな職員の話に苦笑する知美。そんな母親を見て巽、「かかか。」そして、待機させていたタクシーに乗り込み、「そうやって、いつまでも、俺の事、心配してくれんのは…ありがたいけど…。そろそろ…子離れ…しても…良くない…???」巽。そんな巽を見て知美、「な~~に言ってんの~~。8年よ、8年。久しぶりに、自分の子の事、面倒見たって、バチ、当たらないと思うんだけど~~。」タクシーの中から職員たちにお辞儀をしながら…。タクシーは走り始める。確かに、巽が脳梗塞で入院した時点で、知美は生活の半分は巽に充てていたことになる。「どうでもいいんだけど、親ってね、いつまでも自分の子供って、心配なんだよ。」巽、唇を内側に絞って、「ふぅ~~ん。」「それなのに、家には帰らずにアパートで今まで通りになんて。な~に考えてんのよ、この子は~~。」「いやいやいや。家に帰ったら、余計…気ぃ遣うでしょ。」その巽の声に知美、「な~~に言ってんのぉ~~。思いっきり甘えなさいよ~~。こういう時くらいは~~。」「ん~~。そういうのって…、ないかな~~。まっ、もう…今じゃ、必要…最小限の事…、出来ると…思うし…。」そう言いながら、体をあちらこちら動かして…。「なっ。」そんな巽を見て知美、思わず、「ふっ。」そして、薄っすらと目を潤めて。「しっかしまぁ…。ほんとに…回復力の早い…。はは。へぇ~~。」左人差し指を顔に近づける知美。巽、「…ん…???かあさん…???」知美、「…ん…???」鼻詰まりの声、「な~~んでもないよ。バカな子だよ。」巽、「かぁ…さん…。」自分の肩までしかない母親の顔。そんな母親の右肩に右手を回して、「ありがと。」そして、「…ん…???かあさん…、ちょっと…痩せた…???」知美、「あんたが脳梗塞で、なんでかあさん…太れんのよ!!!」巽を睨みながら、ぶすっとして。巽、右手を戻し腕組みをして、変顔で、「…ですよね~~。ははは。」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ヘンリーリブトップス※2019年10月12日19時グレージュ/ブラック再販致します※秋物【AnnaKerryアンナケリー27194904】バックヘンリーリブトップス 【1点】Annakerry『FS』_okrjs
2020.02.06
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舗道を歩きながら翠、「まっね~~。…でも、仕事中だよ、今、日本橋~~。これからもう1件…寄るとこ、あるんだけど…。」隣ではスマホで話している翠を見ながらの、椎名璋子(しいなしょうこ)。「とにかく、退院おめでと。さすがに、早いよね~~。普通なら、2ヶ月は入院って、奥村師長も言ってたけどね~~。」隣で璋子、不思議な顔で…。「…ん…???ユウマって…一体…誰…???退院って、誰の事…???ユッキ…もう…退院してるけど…???はい…???」翠の声を聞きながら巽、「うん。俺自身もそう思ったけど…。なんでか…、体が動くんだよね~~。不思議な感じ…。」そんな巽の声に翠、「だってユウマ。ユウマ自身…、強いもん。ほら、高校の時だって…。」その声に巽、「あ~~。そういえば…。」かつて、病院の屋上で翠に話した、癌で死んだ女の子の話。そして、「こんな事で、くたばって堪るか。」翠、「あの時の事、しっかりと覚えてる。私も…救われたもん。」巽、「かかかか。そっか~~。うん。そうかも…知んない。」璋子がタクシーを拾って…。翠、「あ~~ユウマ。じゃ、これから急ぐから、夕方、そっち行く。」巽、「あぁ、ありがと。…あっ、それから杉浦…。」いきなり耳に届く、通話切れの音。「おっと。切れた…か…。」そして、その5分後に、着信。「店長~~。もしもし。」「あっ、巽君~~。退院…決まったみたいで…。」珂帆の声が耳に。「はい。」1時間後、ようやく新作の打ち合わせが一段落して、自分のスマホを手に取り、取引先から…、「何か…???え~~~!!!」傍にいたスタッフたち、「ん~~???ゆず~~???」目の前の尋音。そして左を見ても万美、席を外している。橙、スタッフたちに、「あっ。いえいえ…、うん。なんでも…。」そう言って、橙、思わず、小さくガッツポーズ、「や~~った。巽、退院決まり~~。はははは。」そしてすぐに後ろ向きになり、少し小走りで…。行き着いた先。「おぅ…ゆず~~。」薫郎である。「ねね、ユッキ。」「…ん…???」「飛香ちゃんも…。」飛香、キョトンとして。橙、「巽、退院…決まった。ラインくれた。」薫郎、「わっほ~~。良かったじゃ~~ん。うんうん。」飛香も、「わ~~~。おめでとう~~。へっ…???」顔を薫郎に向けて、「でも…、遊馬さん…、入院から、退院って…、早いですよね。」薫郎、「あ…。あ~~そっか…。まだ…2か月…経ってないんじゃ…。」「うんうんうん。」喜ぶ橙、「早いよ、早いよ。凄いよ巽。」飛香、「良かったね、ゆずちゃん。」そんな飛香を見て橙、何かしら、不思議な感じはしたものの、「うん。」薫郎、「ゆず~~。夕方、仕事明けたら、行ってあげなよ。遊馬君。」橙、「うん。ありがと。」「フレバーの方…???」「うん。進んでる。」「頼んまっせ~~。」「うん。分かった。」「阿川さんとは…???」「う~~ん。時々連絡取ってる。」「おぅ。」そして、フロアに戻ってきた尋音、万美にそれぞれ耳打ちして…。尋音、万美、それぞれ、「うほほほほほほ~~。なんと…、なんと、嬉しいニュース。」尋音に目を向けて…。尋音、笑顔で頷く。万美、「…当然…、コバちゃんには…、みどから…。」頭の中で…。ゆっくりと呉羽の傍に万美、「失礼しま~~す。みどから…、何か…???」呉羽、「ふん…???みどから…???あ~~うん。遊馬君…退院…決まったって…。1時間前に、連絡あった。」万美、「わお。それは、それは…。」頭を下げて自分の席に万美。その万美に笑みを、呉羽。そして、橙を見て、また笑みを…。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※●SALE!!セール●あぜ編ニットロングカーディガン ryuryu リュリュ ジーラ GeeRA 春 春服 30代 40代 ファッション レディース ニット カーディガン カーデ アウトレット 在庫処分【60%OFF】ニットロングカーディガン【anap mimpi アナップ ロングカーディガン 薄手 レディース ニットカーディガン ロングカーデ ロングガウン カーディガン ニット カーデ ガウン ライトアウター 羽織 青 グリーン ブルー ベージュ 秋物 秋冬 アナップミンピ】
2020.02.05
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テーブルの準備をし終えてカウンターに柴乃、「最近、ルッポラの方々…、見えませんよね~~。」珂帆に。珂帆、「ふ~~ん、そうね~~。まっ、巽君が入院しているからね~~。これだけは…、仕方ないよ。…でも、デリバリーでは…いつも皆さん…、助かってるらしいよ。そんな風に聞いてる。」「あれから…1ヶ月かぁ~~。ん…、それ以上…???巽君…、入院して…。」「うん。」そう頷いていきなり珂帆、「ぷっ。それにしてもさ。柴乃も気づいてない…???巽君の…なんとも、日増しに顔の表情、良くなってきてんの。」そんな珂帆の声に柴乃も、「うんうんうん。そうそう。私もそんな感じ~~。私も…週に、2回くらいは、見舞いに行くけど、今なんて、凄い、にこやかになってるよね~~。」珂帆、「なんでだろ。脳梗塞だよ、脳梗塞。普通だったら、体、右側、麻痺してて、そう…簡単に…。」「うんうん。」「看護師さんに聞いても看護師さんも驚いてた、昨日見舞いに行ったとき、チラっと訊いたんだけど…。」柴乃、「巽君…、もしかして、あいつめ、心臓に毛が生えてんのか~~???」腕組みをしながら。そんな声に珂帆、柴乃に指さして、「もしかしたら…そうかも…。かかかかか。」「ま~た、またまたまた、店長~~。」実際、巽の回復力はその若さも体に反映しているのか、早い回復力だった。そして、遂に、入院40日となった時点で、医師からの退院許可が出た。病室で知美、医師に向かって、涙を流して、何度も何度も頭を下げて、「ありがとうございます。ありがとうございます。」美南、「遊馬さん。うんうん。ようやくですね。遊馬君の頑張り、凄いですよ、ほんと。」知美の傍で、知美の右肩を何度も何度も撫でながら達樹。こちらも涙を流しながら、「うんうん。かあさん、頑張った、頑張った。」「奥村師長、沢木さん。本当にありがとうございました。」麗奈、小さな声で、「いえいえ…。一番の功労賞は、とにかく…、遊馬君です。とにかく、かっこ良過ぎ。さすがに若いですよ。……そして、なんとも、多くの人に恵まれてる。」医師、「とにかく、おめでとう。但し、今後も焦りは禁物。モチベーションは大切に。なっ、巽君。」巽、ベッド上で、「はい。富塚(とみづか)先生。ありがとうございます。」そして、1時間後、達樹が仕事に戻り、知美も買い物をしながらと、病院を後にしていた。誰もいなくなった病室で、ようやくそれぞれにライン。翠のスマホに、バッグの中でラインの受信音。翠、「…ん…???」出掛け先の帰り。歩きながら…。橙のスマホにもラインの受信音。橙の机の上。橙は離れた場所で、新作の打ち合わせ中。あれこれとチェックと素材の比較に意見が交わされている。珂帆のスマホにも、机の上、珂帆、「…ん…???」翠、「う~~わっ。ユウマ…退院決まった~~。はははは。」珂帆、「おやおや。巽君、おめでとう~~。」そしてすぐに指をポン。けれども、「あ~~れ~~。話し中って…。…ことは…。かかかか。な~~るほど。」巽、ベッド上で、スマホの向こうに、「かかかか。さすがに早い。仕事中じゃなかったの~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※レディース リブニット トップス カットソー メロウ◆月初セール/予約商品 大きいサイズ レディースリブニットトップス Vネック 胸元セクシー 無地 シンプルLL 3L 4L 5L 6L冬新作 ゆったり 体型カバー ビッグシルエット 大人カジュアル/190915TS
2020.02.04
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自分の席に戻ってきた翠に、打ち合わせが終わって自分の席で仕事をしている尋音、翠のパソコンに、メール。翠、「…ん…???かか、尋~~。」向かいの席で尋音、何事にもなかったように…。「万から聞いた…???ゆずの事…。」翠、「うん。聞いた、びっくり。」送信。尋音からまた返信。「だよね~~。もう…びっくりで…。」「うんうん。」そして尋音、「これから…、どうなるの…???」翠、「…どうなるの…???」そしてみど、声を出して、「私だって、分かんないよ。神のみぞ、知る!!!」その声が少し大き過ぎた。向かいの尋音、「へっ…???」そして傍で仕事をしている橙、そして後ろの万美や奈都、美祢に咲茉、「えっ!!!!」橙、「チ…チーフ…???」尋音、くしゃりとして、「あっちゃ~~。」呉羽、「神のみぞ知る。うん、その通りかもしんないね~~。」翠、「あっ。いやいやいやいや…。はははは。」「あ…、あれ…???ゆずちゃん…。デリバリー…???」飛香。廊下を歩きながら…。万美、尋音、「ふ~~~ん、ゆず…どした~~。デリバリー、頼んでなかった…よう…だけど…。」翠、そんな橙を見て、「……???」そして…、4人、「え――――――――っ!!!!弁…当…。」橙、バッグからひとつの包みを出して、広げて、「はい。初めて作りました。3時間…掛かっちゃった。」万美、「さ…3…時間…???」尋音、「な…何時から…???」「4時…起きです。」見ると、小さなおにぎりが2個。ふりかけが万遍に。ラップにくるまれて。そして、可愛らしい弁当箱の中には、タコの形をしたウィンナーと、卵焼き、そして半分のハンバーガー、レタスに敷かれて…。それぞれ可愛らしいおかずカップに詰められている。翠、「ゆず…、あんた。」橙、恥ずかしいような顔して、「チーフ…。」翠、橙のお弁当を見て、「偉いっ!!!!」その途端万美、「ぷっ。」尋音も、「くくく。」飛香、「うんうんうんうん。凄いよ、ゆずちゃん。」橙、いきなり顔真っ赤にして、頭を傾げて、「あは…。そう…かな…???」尋音、「いやいやいやいや。自分で作ったお弁当~。うんうん。いいじゃん、いいじゃん。」翠、「私ゃ…、駄目だけどね~~。」下唇をビロ~~ンと。万美、「まぁ…みどは~~、無理だろ。逆に、雅樂じぃから怒られるよ。あんだぁ~~。俺に、弁当、作んなってか。…な~~んて、怒られちゃう~~。」そんな万美の声に尋音も便乗して、「間違い、ないね。うんうんうん。」翠、「まぁね~~。ある意味、それが…楽しみなような人だから。」「…って、言うか、みどが自分の娘みたいなとこ…、あるもんね、雅樂じぃ。可愛くって、仕方ないような…。ははは。」「同じように、ユッキは自分の息子みたいな…。」万美。そして口に出したその瞬間、橙の顔を見て、「あっ。…ごめん…ゆず。昨日の今日で…。」そんな万美に橙、両手をひらひらとさせて…、「あっ。いやいやいや。大丈夫です、万さん。うん。私…、あれから部屋に戻ってシャワー浴びて、すぐにアラームセットして寝ちゃったんです。…そしたら、不思議と3時に目覚めて…。なんだか、無性に何か作りたくなって…。」尋音、「へぇ~~。それが…。」橙、「はい。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※フリルヨークトレンチコート/ユアーズ(ur's)リボン付フリルヨークトレンチコート/ユアーズ(ur's)
2020.02.03
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そして翌日のジェシカ、休憩ブース。「え――――――――っ!!!!ゆずが…ユッキに、手編みのマフラーと、バレンタイン…チョコ…。10年前……。」翠、万美から聞いた話に。万美、「うん。ゆず、中学生の時、ユッキと同じクラスだったんだって。…で、ユッキに優しくしてもらって…。」「え~~~。ユッキと同じクラスだったの、ゆず…。」「うん。まっ、でも…、ユッキがゆずの事…好きだったという…証拠は…ないんだけ…ど~~。」その万美の声に翠、「うんうん。全然、全く、聞いたこと…ない、そんな事。」おちょぼ口で話す翠に万美、「まぁ~ね~~。…だって、ゆず自体…、ユッキと話したことなんて…、殆どなかったって…。」「え~~~。…って、事は…、なに、一方的なゆずの…か・た・お・も・い…。」「うん。…でも、手編みのマフラーをユッキにプレゼントしたって…。ゆずにとっては…、これって…。」翠、腕組みして、「ふん。…確かに、相当…好きだったんだね~~。ユッキの事…。」そして、思い出す翠、「かかかかか。私…、そんな10年前…。杉浦薫郎なんて、出会ってもいないや…。かかかか。」「…って言うか~~。その頃、みどはユウマ…。」そんな万美の声に翠、「あっ。」万美、「つまりは…みどの初恋はユウマ。そして~~、ゆずの初恋が…ユッキ。」翠、「……。」「結局、その後は、みどにしても、ゆずにしても、好きな人とは、別れ別れに…。」「ふん。」「当然、ユッキが、ゆずの事、今も…好きなんて…、全然分かんないんだけど~~。」翠、またまた口を尖らせて、「そりゃ、分かんないよ、一緒に生活してるって言っても、今まで、ユッキと、そんな事、話したことなんて、一度もないから…。」「ばか、あるわけないでしょ。話してたら、一緒に生活…してないでしょ。」「かかかか。まぁ…、そうなる…わな~~。」「でも…、ユッキも…かなり…優しいとこ…あるからな~~。」腕組みしながら万美。「当~~然。んじゃなかったら、一緒に生活してないよ。」「阿川さんがね…。」「うん。フレバーの…???」「うん。ヤマチとゆず、そしてユッキとフレバーに初めて乗り込んだ時…。」「うん。」「ゆずとユッキ、付き合っているもんだと、思われたみたい。」その声に翠、「え~~~~っ。」万美、「ふん。阿川さんから、そんな風に、言われたんだって。」「ふ~~~ん。」「しかも~~。帰りの仙台駅で。」「…ん…???」「ゆず、余りの緊張で具合悪くなったんだって。」「あいや。」「その時、待合室から新幹線まで、ユッキ、ゆずを負ぶってくれたんだって。」再び翠、「あぃや~~~~。全然、聞いてないよ~~~。」その声に万美、「ばか、言える訳ないでしょ。」翠、「あ~~。はぃはぃ。かかか…、うん。そっか。」「そして、今回のユッキの腹膜炎。」「うん。」コーヒーを飲みながら万美、「ゆず…夢…見たんだって。」翠、「夢…???」「ユッキ…、容体急変して重篤になった夢。ゆず、そんな夢見て、夢の中で、ユッキ、死んじゃいや――――――――って。」「へっ…???そんな夢…。」「うん。でもこれ、フレバーの阿川さんも知ってるって…。」「へぇ~~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※vネック セーター フレアスリーブ ニット トップス レディース スリット ニットソー 【1点】seksj_mdrjs【T2492 K】ハイゲージロングニット★ニットセーター 長袖 レディース スリットニット チュニック 長袖 無地 シンプル 着回し ラウンドネック ロングT 新作 トップス
2020.02.02
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シャワーを浴びて翠。テーブルの前に座ってドライヤーで髪を…。トイレから出てきて薫郎、「あっ、みど、ライン入ってるみたい。」翠、「ふん…???あっ。ほんとだ。万…。」髪を乾かしながら、画面をポン。「…ん…???ゆずから…衝撃事実…。後日…。んんんん…???なんだ…???」そして万美に、「――なになに…???衝撃事実って…???」ポン。数秒後、「――だから、衝撃事実。メールじゃ、無理!!!!!」翠、そのメールに、「はい…???」薫郎、「ん~~。どしたの…???」翠、「ん~~。いや…。何が何だか…???」すぐに万美の履歴にポン。部屋の中の万美、「あっちゃ~~。やっぱり来たか~~。はい、私。」翠、スマホの向こうで、「何よ、何々。」そして、小さな声で、「…衝撃事実って…???」万美、「みど、そこにユッキいる…???」翠、ベッドの上のユッキを見て、「うん。」万美、「んじゃ、駄目。」「え~~~~。」そして立ち上がり、「ちょっ、ちょっ…。」いきなりトイレに向かって。ドアをバン。薫郎、そんな翠を見て、「はぁ~~~???」トイレに腰掛けて、「良しOK。何よ。」万美、「あ~~、みど…、今、トイレに隠れた。」「ニッシッシッ。」「あのね~~。夜、眠れなくなるよ~~。…ったく~~。後日って~~。」翠、「待てる訳ないでしょ。」その声に万美、「ん~~~。」そして、「まっ。だよね~~。私も尋も、飛香もびっくりしたんだから…。」翠、「はぁ~~???」「あのね。声…出さないでよ。」「うん。」「ゆずの…初恋の人。」「ゆずの初恋の人…???何…???それって…ユウマ…。」「…と~~思うでしょ。」「はい…???」「ところが…。どっこい。実は、ゆずの初恋、ユッキなのっ!!!!」「え――――――――――っ!!!!!わっ、ヤバッ。」ベッドの上の薫郎、「…ん???」雑誌のページからトイレに顔を向けて、「…どした~~みど~~。」スマホの向こう万美、歯を噛み締めたような声、「だから…。声…おっきくなるって~~~もぅ~~。ユッキに聞こえたら、どうすんのよっ!!!!」翠、一気に、「わわわわわわわ。分かった、分かった。うんうんうん。この先は…また…明日。うんうん。ごめん。」「もぅ~~~。頼むよ~~。」プツリと切れる通話。翠、切れたスマホの画面を見て、「うそでしょ。」たった今、聞いたばかりの万美の声が、完璧に頭の中にインプットされて…。「ゆずの初恋、ユッキなのっ!!!!」まだトイレに座ったままの状態で、「おぃおぃおぃおぃ。何がどうして、どうなった。ゆずの初恋って…、ユッキ…。」ひと呼吸置いて、「…んなの…、あり得ないでしょ。いつ、どこで、どうなって。」トイレのドアをじ~~っと見つめながら…。左手にスマホ。右手は頬に、右肘は右膝に。右手指で右頬をトントン、トントン。「ん~~~。」その内、「お~~い。いつまでトイレ…入ってんの~~???そのまんまで、ベッド入ってくんなよな~~。」薫郎の声。翠、その声に、「あっ。」そしてトイレから出て翠、薫郎の顔を見て、「あは。あははははははぁ~~。」薫郎、変顔で、「何、可笑しな笑い…してんだよ。」そして見ていた雑誌をポ~~ンと、テーブルの上に投げて、「寝るわ。」ベッドの上で体を動かして、壁の方に向いて、「お・や・す・み~~。」翠、「ふぁ~~い。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ニット《全6色 ボートネックワッフルニットトップス》 パネルボーダー ニット ボーダー トップス レディース ボートネック ニット ワッフルニット ざっくり ゆるニット セーター 長袖 ラウンドネック 薄手ニット////【宅配便配送】ニット レディース ボートネックニット ボートネック 無地 トップス オシャレ 可愛い カジュアル ベーシック プルオーバー(ボートネックニット)[エリソンデザイン]
2020.02.01
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