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そして…。いよいよ薫子の、ナターシャ、特集の取材当日。茉祐子、「おかあさん…、今日だよね~~。ナターシャの取材。特集の~~。」ジョギングウェア姿で、フィットネスバイクで、「ふっ、ふっ、ふっ~~。あ~~、うん。」茉祐子、ドアからにっこりと…、「頑張って~~。行ってきま~~す。」ドアが閉まる。薫子、顔をにこりと…、「はははは。」そして1時間後には薫子、仏壇の前で両手を合わせて、「行ってきます。」TBAテレビ局内。実は、ナターシャの薫子の特集取材は、実際の薫子の料理番組から始まったのだった。以前から一颯と面識はあったナターシャの侑里は、一颯に、「お世話になります、今回はよろしくお願いします。」一颯、「こちらこそ~~。じっくりと観て行ってくださいませ~~。彼女には既に、その旨、伝えてますので…。」侑里、「ありがとうございます。」凛久も、「うんうん。中々どうして…。確かに…、これなら人気…想像できますね~~。」薫子の番組は、確かに、料理を視聴者にどう伝えるかもそうではあるが、その作り方もさることながら、素材や時間、それまでの調理法から徹底したリサーチから…、恐らく、男性でも、「やってみたい。」と、思える、薫子独特の演出効果も想定した番組として成り立っていた。凛久、「うんうんうん。これなら…僕も作りたくなってきますよね~~。」侑里、「は…ぁ…???」「いやいやいや。だって…、見ていて…気づきません…???」その声に侑里、「うん~~。まぁ…。ねぇ~~。…あっ、いや…。女の側から…、今…、思わず、極端に感じちゃった。かかか、申し訳ない。」「…って、言うか、羽田さん…、料理上手って…。専らの評判ですもんね~~。」近くでその声に一颯、「ほぅ~~。」侑里、「ばか。何言ってんのよ~~。」凛久、「旦那様が…羨ましい~~。」侑里、思わず凛久の右脇腹を左二の腕に…。凛久、顔くしゃりと…、「痛っ。…って、今…、本番中…。」侑里、小さな声で、「分かってるよ、この~~。」一颯、「ぷっ。」そして、番組終了。スタッフ全員、「お疲れさまでした~~。」薫子、「お疲れさまでした~~。」一颯、「成宮ちゃん。」薫子、一颯と一緒にいる男女に丁寧にお辞儀をして、「ありがとうございます。」凛久、「お疲れ様です。…そして…、初めまして…。鳳出版社、月間雑誌ナターシャの霧島凛久と申します。…なんだかんだで、一度もお目に掛れてないのに…、取材が初対面で、申し訳ございません。」薫子、凛久から名刺を受け取って、「はい。霧島凛久さん。初めまして…。」一颯、「成宮ちゃん、少し…落ち着いてから…???」その声に薫子、「ふん…。ん~~。でも…、今のこのムードなら、いいんじゃないかしら…。」一颯、「こっちは…、全然平気だけど…。んじゃ~~。」薫子、「OK~~。やっちゃいましょうか。」侑里、「ありがとうございます。」凛久、「いやいやいや。嬉しいですね~~。」一颯、「かかかか。当然。こう見えても…、成宮ちゃん、鍛えてますからね~~。」その一颯の声に、侑里、凛久、「はい…???」凛久、「鍛えて…るって…???」一颯、「あっ。あ~~。」頭を掻いて、「ま~~。まっ。はは。まずは…場所を変えて。」侑里、凛久、「あ~~はい。」一颯、「では…。こちらです。」一颯の後ろから歩く薫子。その薫子の歩いている姿勢を見て凛久、「えっ…???」侑里、「ふん…???どうかした…???」凛久、「あ…、あっ、はは…。いいえ…。うん。行きましょうか。」一颯が用意した取材に使う場所。「どうぞ、こちらになります。」室内に入った瞬間、侑里、「わお。」凛久、「へぇ~~。こういう場所…、嬉しいですね~~。」薫子の仕事に反映した室内のアレンジになっていた。薫子、「六条さ~~ん。もぅ~~。」一颯、「いやいやいや。ここまでは…やらせてもらわないと…。かかかか。」「ありがとうございます。」薫子、丁寧に一颯に頭を下げて…。凛久、「こっちの必要なもの…、全部、揃ってるわ。凄ぇ…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※カシミヤ入り、ウール30%をブレンドしたハイネックニットセーター【6色展開・ゆうパケット便送料無料】長袖 トップス レディース チュニック タートルネック 軽い リブ ドロップショルダー きれいめ オフィス カジュアル 冬 レディース カシミア カシミヤニット【あす楽対応】ミディアム丈 ニット タートルネック ハイネック ニット 長袖 ミディアム ロングスリーブ リブニット ニットチュニック セーター 無地 レディース 秋冬 かわいい 可愛い Iライン シンプル ドロップショルダー ミディアムワンピース 秋冬 大人
2020.12.31
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エトランゼの帰り道。和歌葉、「…けど。ほ~~んと、可愛いよね~~。赤ちゃん。」巴、「うんうんうん。はは、私…赤ちゃん、欲しくなってきた~~。」そんな巴に千晶、「かかかか、だったら、し~~っかりと…、いいひとゲットしなきゃね~~。」その一言に巴、腕組みしながら、「な~~んだよね~~。」数回頷き…。「いいよ千晶は~~。しっかりと…彼氏…いるんだし~~。」和歌葉、巴の顔を見て…。そして巴も同じく、「ね~~~。」そんな巴と和歌葉を見て千晶、「そこ~~。うるさいよ~~。かかかか。」和歌葉、「ふん。また…合コン…計画…、立てなきゃ。」そんな和歌葉に巴、「わっ。あっ。それ…、私…乗った~~。はいはいはい。和歌葉~~。」大はしゃぎの巴。和歌葉、「かっかかか。前回は茉祐子になっちゃったもんね~~。」巴、体をぐるぐる右左に揺らしながら、「もぅ~~。」茉祐子、困ったような笑い声で…、「でもさ~~巴~~。」茉祐子、和歌葉を見て、「ねぇ~~~。」和歌葉、「ま…ぁ…ねぇ~~。」巴、「でも…、イケメン…だったんでしょう~~???」茉祐子、「まっ、そりゃ…、イケメンは…イケメン…では…、あったんだけ…ど~~。」和歌葉、茉祐子を見て、「ま…ぁ…ねぇ~~。」茉祐子、「いくらなんでも…、ありゃ…、着いていけないよ~~。」和歌葉、「ま…ぁ…ねぇ~~。」巴、いきり立ちながら、「もぅ~~。私も顔…見たかった~~。」茉祐子、そんな巴を抑えるように、]「まぁ…まぁ…。」和歌葉、「ま…ぁ…ねぇ~~。」千晶、腕組みして、「ふん。私も…どんなイケメンなのか…、見てみたいってのは…あるよね~~。」そこに巴、「あんたは、どの顔して、それ…言う~~???」千晶の顔に巴、口を尖らせて…。茉祐子、「私はいいよ。まだまだ、そんな気分になれないよ。」「…って、言いながら茉祐子~~。あんた…今、26よ、このまま30目指しても男…いない気~~???」巴、茉祐子に突っ込む。茉祐子、「いやいやいや。そんな…訳じゃあ…ない…けどさ~~。」和歌葉、「ま…ぁ…ねぇ~~。」「…って言うか、さっきから…何…???和歌葉…、その…、ま…ぁ…ねぇ~~。」顔を傾げて巴。千晶も茉祐子も、「あっ。」何かしら、遠くを見ていそうな和歌葉、「…えっ…???…はっ…???」「だから…、何が、ま…ぁ…ねぇ~~。…なのよ~~。」巴。膨れっ面をして。そんな巴に、和歌葉、「えっ…???あっ。ははははは。」千晶、茉祐子、「はぁ~~あ…???」和歌葉、恥ずかしそうに…、髪を撫でながら、「あ、ははははは…。は。…なんかさ…。さっきの…。」3人、「さっきの…???」和歌葉、半ば下を向いて、「なんかさ…。…瑛輔君の…、好きな女性…。気になってさ…。」その和歌葉の声に3人絶句。数秒…。3人共に、「え-―――――――――っ!!!」巴、「わっ。わわわわわわわ。わっ!!!和歌葉。」和歌葉に近づき、オデコに左手を…、真剣な顔をして、「熱…あんじゃないの…???」そして、「…ん…???熱は…ないよな…。…って、嘘でしょ。あんた、和歌葉…、瑛輔~~~~。」千晶、「わお。」茉祐子、「凄っ。」巴、「マジ…。」その瞬間、和歌葉、「えっ…???やだ。何…???…もしかして…、私…が、瑛輔君、好きだって…???」その和歌葉の声に3人、共に首を縦に、2、3回。そんな3人を見て和歌葉、口を真一文字に…。そして、「ぷっ。な~~に言ってんのよ~~。…んな訳ないじゃ~~ん。だから~~。瑛輔君の好きな女性って、誰かな~~って…。単にそう思っただけ~~。私の恋愛対象に、なるわけ、ないでしょ。もぅ~~~。」その声に3人、共に顔を見合わせて…。和歌葉、「それに~~。私…、年下に…興味…ないから…。」その言葉に3人、目が点。巴、和歌葉をクシャリと睨みながら、「まぎ…らわ…しぃ~~。」そして千晶と茉祐子、大きな声で、「もぅっ!!!」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】タートルネックハウンドトゥースニット・p129869 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ニット 長袖 タートルネック 柄 パターン 千鳥柄 千鳥 リブヘム ノルディック 北欧 カジュアル 秋 冬 春】【STYLE】【只今10%OFF】ノルディックポイントニット・全3色・b62276 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ニット ラウンドネック 長袖 パターン 柄 北欧 クリスマス ルーズ ユニーク オーバーサイズ 体型カバー お尻カバー ロング カジュアル 秋 冬】
2020.12.30
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席に就くなり茉祐子、バッグからスマホを出して、千晶に、「美珊さんから動画、送られてきた~~。これこれこれ。かっわいい~~。」千晶、「なになに…???…美珊さんって…、あの…、元アナウンサーの…???」「うん。麗奈ちゃん。生まれて3か月。」そして、茉祐子、「まだ、会ったときはないんだけど…。めちゃくちゃかわいい~~。」千晶、動画から流れる赤ちゃんの喃語を聞いて、「うんうんうん。ねぇ~~。」ふたりの背中から、「ウン、ベィビ~~。ナンゴネェ~~。フフン、カッワイイ~~。」ルーシー。茉祐子、「わっ。ルーシー、喃語…分かるんだ~~。」ルーシー、「ハイ。ベンキョウシテマ~ス。」千晶、「さっすが~~。」「な~~に、言ってる~~。…んなの…いる訳ねぇだろ…。」カウンターから勇吾の声。「そういう…おまえはどうなの…、いるの…???好きなの…???」その声に瑛輔、一瞬恥ずかしそうに、目を右左に…、そして顔を微妙に左右に振って、「い…、いませんよ、そんな…。」勇吾、そんな瑛輔を見て、「…ん…???おんや~~。その顔は~~。さては…、気になってる女…、いるとか…。」瞬間、瑛輔、一生懸命誤魔化すように両手を前に、「いえいえ。とんでもないですよ~~。」勇吾、椅子を回転させて、「ライチ~~、マユ~~。瑛輔、好きな女…、いるって~~。」その声に千晶、茉祐子、後ろを振り返って、「はっ…???」その途端、いきなり瑛輔、勇吾に、「先輩っ。い…、いきなり…。なに…。」慌てる瑛輔。千晶、茉祐子に、「瑛輔君、好きな人…いるっ…???」茉祐子、キョトンとして。千晶、「わ~~おっ。」茉祐子、「うわっ。」そして、にっこりと…、「へぇ~~。」瑛輔、顔をグシャリとさせて、「勘弁してくださいよ~~。」千晶、にっこりとさせて、「ねね、瑛輔君、だれ…???瑛輔君の好きな女性って…???」瞬間、瑛輔、顔を赤らめて。その時、ルーシー、「コ~ラ~~。ルーキー、イジメナ~~イ。」料理が出来上がって、ダニエル、「ハハハ~~。ルーキー、コマッテマスヨ~~。」その声に千晶、舌をチロリ。茉祐子も困ったように顔を傾げて…。勇吾、「は~~い。」ダニエル、「OK、ユウゴ~~。ビール、オカワリネ~~。」勇吾、頭をコクリと、「すんません。お願いします。」ドアが開いて、「はい。お待たせ~~。」和歌葉と巴である。千晶と茉祐子、「はい、お疲れ~~。」「ふん。勇吾と瑛輔君、来てたんだ~~。」和歌葉。千晶…、にっこりと、「うん。…で、今、瑛輔君の好きな女性で盛り上がってた。」茉祐子、「かかかか、また虐める~~。ライチ~~。ルーシーとダニエルに叱られるよ~~。ねぇ~。ルーシー~。」そんな茉祐子にルーシー、にっこりと顔を傾げて…。和歌葉と巴、「えっ…???瑛輔君の好きな女性。なになに、気になるじゃん、気になるじゃん。」…で、ますます話題が盛り上がる。和歌葉、「ねね、ねね、瑛輔君、好きな女性って…???」千晶、「かかかか。ますます盛り上がるじゃんよ~~。」勇吾、「かっかかかかか。」瑛輔は瑛輔で、「あ~~~。もぅ~~。」ルーシー、両手を胸の前で…、「フ~~。ナンデ、コウナル~~。」茉祐子、「はいはい。その話は、一旦。これまで。いずれ…、瑛輔君の好きな女性は…分かる。」両手を広げて。その瞬間、沈黙のその場。凡そ3秒…。千晶、「えっ…???」巴、「あ…???」和歌葉、「…???」ルーシーとダニエルも茉祐子を見つめて。勇吾と瑛輔も、思わず、フリーズ。その沈黙を千晶、「…な…なんで…???」そんな千晶を見て茉祐子…、困ったような顔をして…、頭を傾げて、「…ん…???なんで…か…???…私…、なんか…変な事…言った…???」途端に勇吾、「お~~~い。」和歌葉、思わず、「ぶっ。」「さ~~ってと~~。私…生~~。巴は~~???…てか…、千晶も茉祐子もまだ頼んでないし~~。」千晶、「おっとっと~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】フィンガーホールハイネックTシャツ・全6色・t64526 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス Tシャツ ハーフネック モックネック 無地 長袖 スリム 細身 タイト デイリー レイヤード カジュアル 秋 冬】【只今10%OFF】パステルフィンガーホールTシャツ・全5色・t66013 レディース 【tops】【トップス Tシャツ 長袖 フィンガーホール パステル 単色 無地 シンプル ハイネック 親指ループ カジュアル 大人 細身 秋 冬 韓国 ファッション】【ハイホリHIHOLLI】
2020.12.29
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美珊の体には、既に、ひとつの命が…。それを知った社員それぞれが…、衝撃も衝撃。今までの美珊の実績。そしてなにより美珊の、誰にも優しい姿勢、周囲との信頼関係で、一颯と美珊のこれからを祝福しての…、美珊の寿退社を祝福したのだった。そして、心から美珊の結婚、そして妊娠を祝ったのが、優希弥の、既に未亡人となった薫子でもあったのだった。実際、美珊と薫子は、テレビ局の番組では一緒になる事は殆どなかったが、優希弥から一颯の関係、その他にも優希弥と朱里との関係から薫子と美珊も親交が深かった。当然ながら、子供の頃からテレビ局に遊びに来ていた茉祐子も同様、親交はある。エクレール、セールスプロモーション部。それぞれが忙しく、そして時間が過ぎていく。愛耶乃は迅のデスクでモニターを見ながら意見交換。数分後、愛耶乃から凛花が手招きで呼ばれて、加わる。手元の受話器を持って、「はい、セールスプロモーション部、流川~~。……、あっ、お世話になっております~~。」その隣には勇吾と瑛輔、パソコンでデスクワーク。少し離れて、千晶、ただ今、会議用のコピーの最中。そして茉祐子、こちらも電話中。その隣は巴。不在…。トイレ…かと…。そしてその隣が、結月。現在、データの集計に忙しい。そして、その隣が和歌葉。デスクの上に資料やら書籍やら何冊も…。一生懸命、ページを繰っている。その…隣が…、三村和沙(みむらかずさ)。…ではあるが、こちらも席を外している。どうやら同じフロアのテーブルで部署外のスタッフと打ち合わせ中。株式会社エクレール化粧品、唯一、出生地は日本だが、国籍は韓国である。父親が韓国人で、母親が日本人。幼少期より、韓国と日本を行ったり来たりしている。そのためか韓国コスメにも強い。午後7時。千晶、「さてと~~。行こか。」茉祐子、「うん。」巴と和歌葉、「あん。後で追っかける~~。」千晶、「あ~~い。」茉祐子、他のスタッフに、「お疲れさまでした~~。」凛花、朱莉、「はい。お疲れ~~。」迅、「おぅ。お疲れ~~。」茉祐子と千晶、ビルのエントランスまで下りて、これから出掛ける先が、「洋食店、エトランゼ~異邦人~」この洋食店、別に、この地域周辺に外国人が多い訳ではないのだが、店のネーミングに何故か惹かれるのか、客層が日本人だけでなく海外の人も目立つ。その理由が…、マスターとウェイトレスが、外国人。なんと、出身がアメリカはヒューストン。店が出来て7年になる。実はこのエトランゼのマスターとウェイトレス、ご夫婦。そしてなによりこのおふたり、宇治川家に大きな繋がりがある。既にこのご夫婦は日本国籍を取得、帰化している。ドアを開けて千晶と茉祐子、「こんにちは~~。」そしてカウンターから、「ハ~~イ、マユコ~~。ライチ~~。」名前を呼んで茉祐子と千晶に駆け寄り、ふたりをハグして迎えてくれるウェイトレス、ルーシー・モーガンである。千晶も茉祐子も、「はい、ルーシー。お疲れ~~。」ルーシー、「フフン、オツカレ~~。」そして千晶、ふとカウンターを見れば、「…ってか…、道理で、ふたりともいないと思ったら~~。来てんじゃん。」茉祐子、その千晶の声に、「あ~~。来てたんだ。」カウンターで既に生ビールを飲んでいる勇吾と瑛輔。後ろを振り向いて、勇吾、ジョッキを持って、「お疲れ~~。」瑛輔、首をコクリと、恥ずかしそうに、「お疲れ様で~~す。」「30分前に来て、飲んでるよ~~。ユウゴとエイスケ。」ルーシー。カウンターの中で料理をしながらダニエル・モーガン、「ハイ、オカエリ~~。マユコ~~。ライチ~~。」マスターである。カウンターから少し離れた席に、千晶と茉祐子。ルーシーに、「巴と和歌葉、後で来るから。」ルーシー、笑顔で頷きながら…。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【人気商品20%OFF】≪人気商品再入荷≫シングルラグランロングコート・全4色 e54269 レディース【jk】【アウター コート ロング丈 ロングコート シングルコート ボタン 襟 カラー マキシ ゆったり ルーズ 無地 ラグランスリーブ ラグラン カジュアル 秋冬】【AW】送料無料ステンカラーコート レディース ロング シングルボタン ラグラン袖 ゆったり 無地 きれいめ 秋冬 メルトン アウター 2020 新作 新品 暖かい あったか 防寒 おしゃれ カジュアル 大人 50代 40代 30代 20代 上着 ロングコート 秋冬物
2020.12.28
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「…って、言うか、凄いね、健匠君、穂成美ちゃん、エド・シーラン、好きだって、知ってたんだぁ~~???…かかかか。」笑顔で薫子。その声に健匠、「へっ…???」目をパチクリさせて、「あっ、いやいやいや。…ただ…。」そこで健匠、思わず言葉に詰まる。その隙を逃さず薫子、健匠を見て、にっこりと、「うん…???…ん~~???…もしかして…、誰か…、思いを寄せている女性…、いるとか…???」薫子、にこにこと意地悪そうな顔をして…。健匠、運転しながら、顔を少しぎこちなく、そして、薫子をチラチラと見ながら、信号が青に変わった時点で、左にハンドルを…。「薫子先生、もぅ~~。」薫子、助手席でシートベルトを締めたままで、少しぐらりと体が右に傾き、「かかかか。」健匠、「勘弁してくださいよ~~。」「お~~っと~~。図星だぁ~~。」そして、薫子、「ねね、誰…???誰…???健匠君、心に思っている人って…???ねね。」その声に健匠、きっぱりと、「い・ま・せん。」薫子、途端に、「あら。残念~~。期待…してたんだけどな~~。」健匠、「先生~~。はいはい、しっかりとシートベルト~お願いしま~~す。」「は~~い。」スタジオでスタッフたちとあれこれと段取りを組んでいる一颯、スマホにラインの着信音。「うん…???」スタッフを見て、「ちょっとごめん。」スマホをチェックすると動画が…。トンと指で…。「パパ、パパ。麗奈(れな)が喋った~~。」妻の美珊(みさ)からである。その声に一颯、「お~~っほっほっほっ。」動画の中で生まれてまだ3か月の娘、麗奈の喃語…。その動画の声に女性スタッフたち、「あ~~。プロデューサー、はは、麗奈ちゃん、喃語ですね~~。かかか、かっわいい~~。」3、4人ほど、一颯の下に集まり…。動画の中で、「仕事中、ごめんね~~。」妻の美珊の声。「初めて喋ったから、動画、送っちゃった~~。」女性スタッフたち、「かっわいい~~。…で、や~~っぱり…美珊さん…綺麗だわ~~。」「そりゃ、そうだよ、名プロデューサー、六条一颯が見初めたベテランアナウンサー。元…だけどね~~。10歳違いのプロデューサーとアナウンサーが思わずゴールイン。しかも…、これがお似合いのカップルって言うんだから…、凄い。」そして一颯の右二の腕を左肘で突っつくディレクターの松本茂樹(まつもとしげき)。「羨ましいね~~。この…色男~~。」そんな茂樹に一颯、「痛~~って。かかか、シゲさ~~ん。」動画の中では、そんな3歳の麗奈が、「ア~~。パ~~。ヒャイ~~。ブ~~。」女性スタッフたち、「わわわわ。きゃ~~。うんうんうん。」わずかに2分程度ではあったが、美珊、動画の中で、「みんな~~。がんばってね~~。」その声に茂樹、動画の中の美珊に敬礼をして、「あい、分っかりました~~。ニッ。」女性スタッフたち、「かっかかかか。ディレクター、顔がヘナヘナになってる~~。」一颯、「ほぃ。んじゃ…続けますか。」そしてスマホに、「ママ、ありがとな。」送信。そして、この六条一颯と、六条美珊(ろくじょうみさ)が、今後、成宮家とは大きな関わり合いになって行く。六条家、美珊、「はいはい。麗奈~~。おむつ…変えようか~~。」大学卒業と同時にTBAテレビに入社。大学時代にミス静岡に輝いている。けれども、入社の数年は、リポーターや、インタビュアーとして務めていた。そんな美珊を見て、「この子…。」と思って、番組のMCに起用したのが成宮優希弥。けれども、美珊を起用して数ヵ月後に優希弥が逝去。その後、優希弥から美珊の事を託されたのが一颯である。「美珊君を頼む…。」と…。それからである、一颯が美珊をアナウンサーとして本格的に育てたのだった。その後、数年経て、報道番組のキャスターを務めることになる。ところが、報道番組のキャスターを務めながらも突然の降板。一颯との結婚が理由だったのである。テレビ局には衝撃が走った。けれども…。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【全品送料無料】ラウンドネック 薄手 ニットセーター レディース ソリッドカラー プルオーバー セーター 2020 秋 新作 韓国 韓国ファッション ゆったり ルーズ 透け感 トップス ホワイト イエロー レッド ブラック ピンクワイドネックルーズニット/両サイドスリットで抜け感をプラスする大人カジュアルな1枚/トップス/レディース/ニット/長袖/オーバーサイズ/ボリュームスリーブ/ラウンドネック/サイドスリット/シンプル
2020.12.27
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一颯、そんな薫子に、「へっ…???」薫子、思いっきり吹き出して、「ぶっ。な~~に言ってるんですか~~。六条さ~~ん。私…、こう見えて、バツイチですよ~~。」「いやいやいや。バツイチって言っても~~。成宮ちゃ~~ん、こんなに綺麗で、気立ても良くって~~。」一颯。薫子、「はいはい。お褒めに預かり恐縮です~~。もぅ~~。何言ってるかな~~。彼を好いてくれてる人は…、ちゃ~~んと、いらっしゃるんです~~。」一颯、鳩が豆鉄砲を食らったような顔で、「お~~っほっほっほっ、それは、それは…失礼いたしました~~。…あっと、茉祐子ちゃん、どぅ…???…元気してる…???しばらく…顔…見てないけど…。俺も…、全然、成宮家、いけなくって…。師匠に面目ない。」薫子、そんな一颯ににっこりと、「は~~い。茉祐子はしっかり元気で~~す。いつでも、成宮家、お越しくださいませ~~。」一颯、「おぅ。」そして、「あっ、それから…、例のナターシャ。」「はい。」「来週の火曜日、局でも場所、提供できるけど…、どうする…???」薫子、「あ~~。私も…考えて…いるんだけど…。…料理教室と、こっち…、両方になると思うの…、六条さん、お願いできる…???」その声に一颯、「な~~に仰る、お願いできる…なんて…。師匠の奥様、こっちが断れる訳ないでしょ。かかかか。」薫子、「ありがとう~~。…って…、言うか…、未亡人…ですけど…。ふん。」にっこりと…。その声に一颯、「それは…、言わないって…約束ですけど…、成宮さん…。」困ったような笑顔で…。思わず薫子、チロリと舌を出して、「これは、これは…、失礼しました。」遠くから、「プロデューサー~~。」一颯、「あ~~い。」薫子に、「んじゃ。お疲れ。」薫子、「はい。ありがとうございました~~。」車の中で待っている健匠。ドアを開けて入ってきた薫子、「ごめん、ごめん。六条さんと話してて長くなっちゃった。ごめん。」健匠、「いえいえ。じゃ、行きましょうか。」「はい。お願い。」車が動き出す。車内では、洋楽が流れている。薫子、「ふん。素敵な曲。…うん。ん~~???…なんか…聴いたときあるような…。」「おっと~~。薫子先生~~。いけますね~~。」「ふん。時々、家で料理作ってるときね~~。音楽…、ユーチューブで聴いてる~~。」「へぇ~~。」「なに…???…これ…、健匠君の…???」「いえいえ。僕んじゃなくって…、これは…。穂成美の。」「へっ…???…これ…、穂成美ちゃんの…???」「えぇ…。彼女、エド・シーラン…、好きなんだって~~。」「へぇ~~~。」そして薫子、「ふ~~ん。いい趣味、してる~~。」健匠、「えへ~~???」「えへ~~って…、そう思わない~~???」薫子のその声に健匠、「ん~~~。」「私は…いいと思うけどな~~。」以前に穂成美から薫子が相談に乗ってくれと言われたのが、健匠の事である。実は穂成美は健匠が好きなのだ。けれども、なかなか健匠に告白できない。健匠には今、付き合っている女性はいないようだ。…との、話ではあるのだが…。どうすればいいか…と、穂成美からの相談。その時薫子は…。「そっか~~。健匠君。なになに、穂成美ちゃん…、もしかして…、ず~~っと、健匠君の事…???」その声に穂成美、コクリと首を…。薫子、「いいね~~~。」穂成美、難しい顔をして…、「薫子さん…。」薫子、笑顔で、「うん。私…、応援しちゃう。…すぐって言うのは…、無理かもしれないけど…。気持ち…、打ち明けられるとき、来るって。」穂成美、「薫子さん…。」「ずっと…、好きなんでしょ。」穂成美、また首をコクリ。薫子、「でもさ~~。穂成美ちゃんの…いつもの健匠君との接し方で、もしかしたら…、自然に、気持ち…通じるときって…、あるかも…しれないよ。…結構…そういうときって、大切にした方が…いいかも…。」穂成美、そんな薫子の声に、目をパチクリさせながら…。「そういうときって、案外…、意外な時に…、やってくる…ものなのかも…、知れないから…。」穂成美、「へっ…???…案外…、意外な時…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※2タイプ 裏起毛ワンピース あったか ロング丈 マキシ丈 ワンピー スウェット 暖かい 防寒 ポケット付き スリット入り Uネック Vネック 部屋着 ルームウエア マタニティー レディース微起毛ワンピース レディース ニットクルー 伸縮性 保温性 柔らかめ ポケット付き 秋冬 伸縮性
2020.12.26
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各々、オーダーした後に…、凛久、「へぇ~~。本部長の宇治川さんの一声で…。」凛花、「うん。榛名に、誰かスタッフ引っ張って行けるような人…いないかな~~って…。」「そんなこんなで、相良さんの旦那さんに、同期の好みで榛名課長がアプローチ。」侑里。茉祐子、「いやいやいや。知らなかった~~。チーフが元々は桜花(おうか)化粧品の社員だったなんて…。」勇吾も、「…で、結婚と同時に、主婦業…か~~。」凛花、「まさか…私だって、また…、会社は別だけど…。化粧品会社に入るなんて…。榛名がね~~。何度も何度も私と旦那に頭を下げて…。それに、最後は本部長成りたての愛耶乃まで、わざわざ…。」侑里、「ふふ。」「けど…、愛耶乃の過去を話されて、私も…、この人なら…って思ってね~~。バイリンガルでありながらも感性も凄い。着いて行けるって。」侑里、「うんうん。ねぇ~~。…で、その結果、本部長以下、チーフにそのスタッフさんたちも…、素敵な人ばかり…。」凛花、「かかかか。茉祐子~~。言われたよ~~。どうする~~???」にっこりと。茉祐子、照れながら、「あ、あ…。ありがとうございます。」そこにウェイトレス、「お待たせしました~~。」凛花、「おっと、きたきた。」そして…。「では…、頂きますか。」侑里、「ふふ。おいしそ。」凛久、「うん。では…。」ランチから帰って…。和歌葉、茉祐子に、「ねね、この前の事、羽田さんと…、誰だっけ…、霧島さん…???…何か訊かれた…???」茉祐子、そんな和歌葉に、目を真ん丸く、キョロキョロと…、そして口を一文字にして…、両腕を水平に、「セーフ。」和歌葉、「ワハッ。」そして千晶、「けどさ~~。今以て…、勿体ない~~って、思うんだけど~~。その…合コン…。なんとも凄いメンバーだよね~~。」茉祐子、そんな千晶に、右指を立てて、「ツッツッツッ。ライチ~~。言うは簡単。でもさ…、もし万が一よ。あんなメンバーの誰かひとりでも、彼氏になってみなよ。ものすっごい、疲れると思う。私…。」和歌葉も、腕組みしながら、「まっ、イケメンはイケメンだけど…、話…着いていけないんだもん~~。しっかたないよ~~。」「一緒に、写真って…???」その声に茉祐子と和歌葉同時に、「と~~んでもない。」和歌葉、「写真なんて撮ってみなさい。毎日、その顔見て…。」瞬間、顔をガクッと、「落ち込むんだよ~~。顔はイケメンだけど…。レベルが違いすぎ~~。一緒にいて、恥かくの…こっちだし…。」茉祐子、「ぷっ、言えてる~~。」千晶、「ふ~~~ん~~。」「あ、あのぉ~~。成宮さん…。」茉祐子の後ろから…。茉祐子、振り向いて、「あん。海崎君。どしたの…???」「あ…、あの…、朝、頼まれた資料…、できましたので…。」茉祐子、「あ…、ありがとぅ~~。うん。助かる。」瑛輔、「じ、じゃ…。はい。」「うん。ありがと。」千晶、「でさ…。」茉祐子、「うんうん。」ゆっくりと自分の席に戻る瑛輔。何故かしら胸を撫で下ろして…。番組が終了して、スタッフやそれぞれ、「お疲れさまでした~~。」一颯、薫子に、「お疲れ~~。ほぃ。番組中にも、来てるよ、メッセージ。」薫子、「あ~~。はい。ありがとうございます。」薫子宛のメッセージである。「番組も好調、しかも、手紙やネットでのメッセージ。ありがたい限りだよね~~。」傍で健匠が、「薫子先生、道具、運んじゃいますね~~。」薫子、「あ~~、ありがとう~~。」「兼倉君、頑張ってるね~~。」薫子、「お陰様で…。」にっこりと。「ある意味…、彼がいないと…、私も困っちゃう。」一颯、「かかかか。成宮ちゃんにとっては、嬉しい、助かる…、芸能人で言うと、マネージャーかな…???」薫子、「ふふ~~ん。」そして、「ねぇ~~。働き者で~~。」一颯、「ふん…???何、その含みのある…???おんや~~???」薫子を見つめて。そんな一颯に薫子、「はい…???」そして、「ぷっ。勘違いしてる~~六条さ~~ん。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【Rakuten Fashion THE SALE】ニット セーター 秋 韓国 Vネック ツイスト 長袖 無地 シンプル トップス レディース ブラック ホワイト グレー カーキ コーヒー ブルー【只今10%OFF】ツイストVネックニット・全5色・t61215 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ニット 長袖 ルーズ ゆったり ドロップショルダー ツイスト ハイゲージ カジュアル 秋 冬】
2020.12.25
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茉祐子、「ありがとうございます。お陰様で…。」「累計販売本数も…、500万本ですか~~。素晴らしいですよね~~。愛用者の方々からも、嬉しいお声…、頂いているようで…。」流暢に話す凛久。「はい。嬉しく、そしてありがたく読ませて頂いております。」そして20分後にはインタビュー取材終了。侑里、凛久、茉祐子に、「ありがとうございました。」茉祐子、侑里に、「ありがとうございます。どうでした~~。もぅ…最初っからドキドキしっぱしで…。」侑里、「うう~~ん、もう…完璧。成宮ちゃん、やるわ~~。さすが、経験者。ふふ。」その声に茉祐子、両手をひらひらと、「いえいえ。経験なんて…。今回、インタビューなんて、生まれてこの方、初めてですよ~~。」すると、侑里も凛久も、目を真ん丸く、「うそ~~~???」茉祐子、照れながら、「いえいえ。全然、今回が初めてです。」凛花も茉祐子の隣に寄り、「お疲れ様~~。」侑里、「ねね、相良チーフ、成宮ちゃん、インタビューって、今回、初めて…???」凛花、そんな侑里に、「ふん。」顔を傾げて、「そう…かも…。だよね~~。茉祐子~~。」茉祐子、「えぇ…。大概、取材で、インタビューとなると…、本部長やチーフ。それに、流川さんだから…。」「な~~るほどね~~。うん。でも…、エクレールのセールスプロモーション部…、みんな…綺麗な人達ばかり。だからだよね~~。製品…売れるの。ふふ。ねぇ~~相良チーフ~~。」侑里のその声に凛花、「お褒めに預かり。恐縮です。宇治川にも、そうお伝えしておきます。」「それに、本部長も相良チーフも、凄い声、綺麗だから…。」「あらら、そんなに持ち上げてくれて~~、どうしましょ。」茉祐子、笑顔で…。勇吾、「ごもっとも…。」「あっ。そうだ、もうすぐ、お昼です。みなさん…ご一緒に…如何ですか…、ランチ。」凛久。凛花、笑顔で、「あら。こちらから、お誘いしようと…。ねぇ、茉祐子~~。勇吾~。」茉祐子、「はい。」侑里、「わぉ。嬉しい~~。」凛花、「近くに美味しい洋食屋さん…、ありますから…。ご紹介がてら。」凛久、「はい。ありがとうございます。」そして凛花が先頭に…。凛久、侑里に、「いやはや…。相良チーフ。なんとも、姿勢…綺麗ですね~~。」その声に凛花、「えぇ~~???私が~~???あははははは。」凛久、「えぇ…。なぜか、私の知り合いには、姿勢が綺麗な人、多いようです~~。なんだか、歩いていても、ス~~ッと。」その声に侑里、「あら。その中に、私…、入ってるのかしら…???」凛久、困ったような顔で笑いながら、「だ~か~ら~~。私の知り合いには…。って言いましたけど…。」「おやおや。これはこれは…、失礼。でも…、うん。確かに…。愛耶乃にしても、相良さんも…身長もあるもんね~~。」「羽田さんだって、あるでしょう~~。羽田さん…、私より背ぇ高いし…。ヒール、履いてるから、170…、あるでしょ。」侑里、「ん~~~。」そして凛久を見て、「霧島君って、身長…???」凛久、「私…は…、180は…ないですけど…。」侑里、凛久の隣でにっこりと顔を傾げて…。「相良チーフは…エクレール…、長いんですか…???」凛花、後ろを向いて、凛久を見て、「へっ…???私…???」そしてまた前を向いて、「私は~~。7年に…なるかな~~。」侑里、「うんうん。そのくらいになるか。」「まぁ…。私の場合は…、課長の榛名と旦那が…同期だからね~~。元々私は…、OL…卒業組だったの…。ねっ、侑里。」「ふふ~~ん。そっ。」にっこりと侑里。「へぇ~~。」口を尖らせながら凛久、「その辺の事…、ちょっと…、聞いてみたいですね~~。ねぇ~~。成宮さん。是枝さん。」いきなり振られて茉祐子、「え…、えぇ~~。」勇吾は、少し困ったような笑顔で、「あ…、はははは。」茉祐子、「…って言うか、私…、チーフのそういう話、初耳~~。」侑里、「へっ…???そうなの…???」凛花、「かかかか、みんな…聞かないもんね…。」笑いながら…。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※[送料無料&今だけ!2563円]ボトルネックパフスリーブニット◆ニット 長袖 ボトルネック 秋物 レーヨン トップス レディース 秋冬 2020AW新作リブニット トップス バルーンスリーブ リブ ニット セーター レディース 大人 可愛い / ボトルネック ハイネック 長袖 ドルマンスリーブ ドルマン フレア バルーン パフ 袖 スリーブ 暖 白 ホワイト 赤 レッド グレー 黒 ブラック ブラウン 秋 冬 春
2020.12.24
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その途端、茉祐子、右目を瞑って、顔をグシャリと、「あっちゃ~~。」薫子、「えっ…???」茉祐子、思わず下唇をビロンと…。「どうしたの…。」「ふぇ~~ん。…その…、霧島凛久さん…に…、見られた~~。…しかも…、最初はびっくりした顔で…、そしてにっこりと笑って…。」薫子、「はっ…???」「うん。ナターシャの人~~。その羽田さんと言う人と、霧島…凛久さん。…多分…仕事帰りの食事じゃないかな~~。」薫子、目をパチクリと…。「合コンだって、バレてる~~。私のクレンジングバームの取材してくれるって話なのに~~。」「あらら…。なんとも…。」「あれが一番…パンチ食らったよ~~。」薫子、「ふ~~ん。」「おかあさんの特集って…、いつから…???」その声に薫子、「ふん。ちょっと待ってね~~。」立ち上がってリビングキャビネットの引き出しから自分のダイアリーを…。「…と、再来週の火曜日からスタートだわ。」茉祐子、両膝に両肘を立てて、両手の平に顎を…。「ふん。あ~~ん。…もしかしたら…、成宮薫子、そして成宮茉祐子…。家族だって…。」薫子、「ふ~~ん…???…まっ、その時は…その時…じゃないの…???」ダイアリーを見ながら薫子。「でも…、茉祐子ちゃんのその…クレンジングバームの取材…、これから始まるんでしょ。」「まぁ…そりゃあ、そうだけど~~。」「ふふ。頑張んなさい。…私は私で、その霧島さんに言われたら、ちゃんと言っときますから。私の大事な娘だって。」そしてにっこりと笑って、「ふふん。」エクレール、セールスプロモーション部。ナターシャの取材当日。ゲストルームにて…。茉祐子、ナターシャの取材陣に、「お世話様です。今回はよろしくお願いします。」その声に侑里、茉祐子に笑顔で、「こちらこそ、よろしくお願いします。」そして凛久もにっこりと、「よろしく。」お辞儀をして。勇吾、神妙な顔で、「よろしくお願いします。」同席するスタッフはその他にチーフの凛花。凛花、初めて会う凛久に自分の名刺を…。「初めまして、エクレールの相良凛花(さがらりんか)と申します。お見知りおきを…。」凛久、「ありがとうございます。ナターシャの霧島凛久と申します。今後とも…よろしくお願いします。」取材に先立ち、茉祐子のメイクとカメラチェック。凛花、「ぷっ。茉祐子~~。かかかか、ちょっと…表情…硬いかな~~。も~~っと、リラックス~~。」勇吾、低い声で、「それじゃ…オカメだろ。」凛花、「勇吾~~。」「は~~い。」「それでは…始めましょうか。」侑里。凛久、「はい。」今回の取材は、インタビュイーが茉祐子。インタビュアーが凛久と言うことになる。ただし、女性のコスメと言う意味で、撮影は全て茉祐子とサラサのみという段取りで進行する。霧島凛久と言う名前は最初と最後のみ。凛久もナターシャのスタッフとしては、これが最初のインタビュー取材と言うことになる。凛久、茉祐子に向かって、「今回は…、今やネットでも、ショップでも好評なクレンジングバーム、サラサ。そのコンセプトと…今、売れているその…理由を…、製造、販売元のエクレール化粧品のセールスプロモーション部、成宮茉祐子さんより、お話を伺いたいと思います。…早速ですが成宮さん。今、サラサ…、人気ありますよね~~。この理由は…、どこにあると…???」茉祐子、「ありがとうございます。多くの方々に愛されて…感謝しております。…その…理由としては…。一言では表現できないのですが…。私どもは、サラサが多くの方々に支持されている理由としては…、肌本来のうるおいに導いての…、上向きの肌へ。…と言のが、理由のひとつだと感じております。」その瞬間、勇吾、「ナイス。」実は、勇吾のコピーである。凛花、勇吾に顔を、そして右手親指を立てて、「グッジョブ。」勇吾、凛花に頭をベコンと、「あざっす。」そして凛久の話は続き…、「しかも…、芸能人の愛用者も…。それに、美容のプロからも支持…。」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【超特セール】◇レディース 長袖ニット 無地ニット ハイネック リブニット ゆるニット◇ローゲージ ワイドリブ 無地 ハイネック 長袖 ニット (M/L)[5812200000]◇[返品交換不可]◇ニットトップス ハイネック リブニット ハイネックリブニット 長袖 レディースリブトップス ハイネックニット インナー 重ね着 軽い 薄手 長そで カジュアル きれいめ 春秋 秋冬 レイヤードスタイル 着回しアイテム メール便y【予約】
2020.12.23
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文歌、隣の和歌葉に、「シオノクリニックだって…。」和歌葉、「うんうんうん。知ってる。シオノグルーブ。あれでしょ。」文歌、「うん…。多分…。」その、塩野の隣の男性が、「こんにちは。初めまして。窪倉法律事務所で働いております。久保崎海次(くぼざきかいじ)と申します。」5人の女性にお辞儀をして。一番左の男性、「海次…、弁護士です。」左手をその男性に添えて…。瞬間、茉祐子、和歌葉、文歌、「べ…、弁護士…。」久保崎と言う男性。5人の女性を見て、「よろしく…お願いします。」「そして、最後が、俺か…。こんにちは。矢崎和樹(やざきかずき)と申します。」すると今度は、その矢崎の隣の久保崎、「櫻命銀行(おうめいぎんこう)の矢崎頭取の長男。現在、財務企画部部長~。」矢崎、そんな久保崎に、「おぃ、よせよ。」そう言いながらにこにこと。「…と、言うことで、これで、僕らの自己紹介も終わり。…では、楽しみますか。」文歌の向かいの葛城祐樹。その声に文歌、「あ。あ~~~。はい。」そして、「あ、は。はははははは。たの…しみ…。うん。」隣の和歌葉の右肘を突っついて、「ね。」和歌葉、そんな文歌に、「えっ…???え~~。はい。たのしみ…。」そんな和歌葉も、隣の茉祐子の右肘を突っついて…。茉祐子、「あって…・あ。はい…。はい。たのしみ…。」そして左隣の…。その女性に微笑んで…。茉祐子、頭の中で…、「…、この人…、今日…初めて、会ったのに…。」顔を引き攣りながら、「ねぇ~~。」別会社のふたりの女性も、困ったような…。その後、20分程度経過…。和歌葉、頭の中で、「…全く…話が噛み合わない。」文歌を見ながら…。文歌、頭の中で、「…どうしよう~~。全然、話…、着いていけな~~い。」茉祐子も頭の中で、「…この人たち、何、話してんの…???」既に別会社のふたりの女性は、自分たちの世界。そんな話を薫子に聞かせて…。そして薫子もそんな話を聞きながら、困ったように笑いながら…。「うんうんうん。」茉祐子、「もぅ~~。話になんないじゃんよ~~。」「まっ。どうしようもないよ。…しっかし…、まぁ…、良くぞ、それだけ集まったもんよね~~。何々…???IT企業の社長さん…。それに脳神経外科医に…、弁護士さん…???…それから…。銀行の頭取の息子さん…???なんてったっけ…???」茉祐子、「財務企画部長…。」「そうそう。」そして薫子、またコーヒーを飲んで、カップをテーブルに、ソファに背を付けて腕組みをして、「敵わんわ。しんどかったでしょ。」茉祐子、「しんどいもなにも…。私たちなんて、ひとりひとり交代でトイレに…。」その途端薫子、「ぶっ。」茉祐子、「だ~~ってさぁ~~。話が難しいのなんの…。私たちなんて、ただ、俯いて、うんうんうん。そればっかり~~。着いて行ける訳ないよ~~。」そして口を尖らせて、「男子たちばっかりで、仕事の話に夢中になってるんだもん。」薫子、そんな茉祐子に丁寧にお辞儀をして、「お疲れさまでした~~。」「もぅ~~。しんどかった。」優しそうに微笑む薫子。けれども茉祐子、「それに…。」「それに…???」「もうひとつ、パンチを食らったことが…。考えてみれば…あれが…一番だったかな~~。」薫子、身を乗り出して、「何々…???」「始まってから…1時間くらいだったかな~~。」「ふん…???」「まさか…、あそこで出会うとは…。」缶ビール、一口飲んで茉祐子。「ナターシャの羽田さんがお店に…。」「ナターシャって…、雑誌社の…???」「うんうんうん。」薫子、「今度、私も特集、お願いされて…。」「おかあさんもナターシャの、羽田さんって言う人…???羽田侑里さん。女性の人なんだけど、綺麗な人~~。」その声に薫子、首を振って、「ううん…。違う~~。男性~~。プロデューサーも初めての人だって言ってたけど…。確…か…。霧島さんって人。」いきなり茉祐子、「うそっ!!!」体をいきなりビクンと。薫子、「霧島…凛久さん。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【クリアランスセール】【ポイント2倍】タートルネック ニット タートルネック セーター ルーズタートル インナー レディース 秋冬 秋冬 おしゃれ 可愛い トップス カシミアタッチ あたたかい やわらかい カジュアル ベージュ 長袖 大きいサイズ【クリアランスセール】【ポイント2倍】ワイドリブニット リブニット ビスチェ タートルネック ビスチェセット ベスト ベストセット レディース 秋冬 レイヤード 2点セット セット商品 おしゃれ 可愛い トップス 厚手 あたたかい カジュアル 黒 20代 30代 40代
2020.12.22
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「凄いよね~~、恭哉さん。こういうのが撮れるんだから~~。さすがはプロだわ~~。」茉祐子。「今じゃ、あちらこちらのグラビア雑誌と契約してるから…。そういう意味では…凄いよね~~。まさしく、ワイルド。それに、撮る素材なんて…、無限って感じ、あるもんね~。一体、どんな感性しているのやら…。」腕を組みながら顔を左右に傾げての薫子。「そう言いながらおかあさん。本当の弟みたいに恭哉さん、可愛がっているもんね~~。」茉祐子。その声に薫子、「そりゃそうでしょ。小学生の頃から一緒に生活している訳だから~~。」そして一拍置いて、「…って言うか、茉祐子ちゃんこそ、恭哉が日本に帰ってきたら、もぅ~~。べったり~~。」「だ~~って、仕方ないでしょ、かっこよすぎるんだも~~ん。海外飛び回ってて~~。」「はいはいはいはい。まっ、とにかく、合コン…、行ってらっしゃ~~い。」その声に茉祐子、また、身体をヘナヘナとさせて、「あ~~ん…、また…それ…。んもぅ~~。」そして合コン当日。約束の場所に時間ピッタリに文歌と和歌葉、茉祐子と他別会社のふたりの女性。和歌葉、「…って、何…???…女性が先に来て、男性…まだ…。うっそ。」文歌、「あっれ~~???…7時半って、念押しといたんだけど…。まだって…。」文歌たちが席に着いてから、凡そ10分経って…。和歌葉、「もぅ~~。なんで私たちが待たされる訳~~。…ったく、最低~~。どうせ…、たいした…。」右手で髪を梳くように…。その時、「お待たせ…しました。」ひとりの男性が…。その姿を見た途端に和歌葉、「わっ!!!」そして隣の文歌に、囁くかのように、「前言取り消し。」そして頭の中で、「…か~~っこい~~~。」そして和歌葉、文歌の左二の腕を右肘でトンと。「なになに、やるじゃんよ~~。」次々と揃い、席に就く男性。その誰もかれもが中々のイケメン揃い。茉祐子始め、その他のふたりの女性も、「うそ。」別会社のふたり…。「私たち…???」その女性と見つめ合い、「だい…じょうぶ…、かな…???…あ…はははは。」和歌葉、「いいかも~~。ふふふ。」と、にっこり。そして文歌は、頭の中で、「…ふふん。どんなもんだい。」すこし顔を低くして…。茉祐子、目をパチクリさせながら…、「…な…、なんか…緊張してきた~~。」そして…、3時間後…。茉祐子、玄関のドアを開けて、「ただいま~~。ふぅ~~。」そしてリビングに…。ソファでコーヒーを飲んでいた薫子。「はい。おかえり~~。ふふ、どうだった…、合コン。」茉祐子、口を尖らせて、「ふん。まぁ…ねぇ。」「あら。意外と…タンパク…。」茉祐子、そのまま冷蔵庫から缶ビールを…。「な~~んだかな~~。」薫子、缶ビールの栓を開けて、一口の茉祐子を見ながら、「えへぇ~~???」茉祐子、薫子の前のソファに座りながら、「まぁ…、ああいうことも…あるんだろうね~~。」薫子、頭を傾げて、「…???」3時間前…。文歌、乾杯した後に、「じゃあ…、自己…紹介…しちゃおうか…。」そして自分に指差して、「錦野文歌(にしきのふみか)と言います。化粧品会社エクレール。経理課で働いています。」そして文歌に沿ってそれぞれ、自己紹介。次に男性。文歌の向かい席の男性。一礼をして、「初めまして、葛城祐樹(かつらぎゆうき)と言います。IT関係の仕事をしてます。」また一礼をして…。すると隣の男性、「こいつ…、今や急成長のIT企業インタックスの社長~~。」いきなり文歌と和歌葉、そして茉祐子が目を真ん丸く…。別会社のふたり、「IT企業インタックスの社長~~。凄~~。」すると葛城と言う男性、隣の男子に、「余計な事、言うなよ。」「そして私…ですが…。」葛城の隣の男性、「塩野優年(しおのまさとし)と言います。」「彼は…、シオノクリニックの脳神経外科医。」葛城が今度は隣の男性に右手を指して。塩野、「お見知りおきのほどを…。そして…。」右隣の男性に手を…。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】ツイストカラーニットカーディガン・全4色・t61077 レディース【cd】【韓国 ファッション カーディガン カーデ ショート丈 ニットカーディガン ツイスト ロングスリーブ 長袖 リブ ボタン シンプル カジュアル ゆったり 大人 秋 冬】【只今10%OFF】ツイストカラーニット・p189757 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ニット キーネック スキッパー カラー 襟 長袖 ケーブルニット 無地 ルーズ ゆったり カジュアル 秋 冬】【STYLE】
2020.12.21
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茉祐子、帰宅後、少し元気なく…。着替えてキッチンのテーブルに…。「はぁ~~ぁあ…。」料理をしながらの薫子、首だけ振り向いて、「なに。なになに、どうしたの…、そんな元気のない~~。」その声に茉祐子、薫子を見ながら、「どうしたの~~って、これが…元気出ますかって…話~~。」「えへ~~???」薫子、後ろを向いて茉祐子を見て…。「合コン…誘われちゃった。」ポツリと茉祐子。薫子、「えへ…???茉祐子ちゃんが…???」顔をぐしゃりとさせて茉祐子。眉毛を上下に…。テーブルの上に両腕を、そして顔を埋めて…。「行きたくな~~い。」「えへ…???なんで…???」キョトンとさせて薫子。顔を上げて茉祐子、「いや…。だってさ~~。複数の人がいる中で、自分の…、こぅ~~。なんて言うの…。お気に入りの人…見つけるの…???…って…、なんだか…気が進まなくって…。」「あら…。」「で~~。私…、まだ26だし…。」薫子、口をへの字にして、「ん~~。まぁ…確かに…、目の前にいる複数の男子~~。それから誰かを選ぶ…、訳…なんだけど~~。…でも、別に、必ず、その人がいるって事でもない…と、思うんだけど…。」「ん~~。分かってはいるん…だけど~~。でも…今、恋人募集…なんて…訳でも…ないし~~。それに…。断ったら、断ったで…、また…なんか…。」そんな茉祐子に薫子、「かかかかか。まっ、確かに。気まずい感じ…ある…か。同じ部署の人なんでしょ、合コンに誘ってくれた人って…???」茉祐子、眉を上下に、「うん。」薫子、「ふん。まぁ~~。ね~~。まっ、しゃあないでしょ。たま~~には、異性と楽しい話でもしてくれば…。…的に、行ってらっしゃい。」そんな薫子に茉祐子、嫌~~な顔して、「え~~~。マジ…。」「うん。マジ。」体をだるく揺らしながら茉祐子、「あ~~ん、かったる~~~。」その時薫子、「あっ、そうだ。ねね、茉祐子ちゃん。」そう言いながらキッチンから応接室へと…。「帰ったら、ポストにこれが入ってた~~。」一通の封書を持って。それを茉祐子に渡す。茉祐子、「あっ、エアメール。…と言うことは…。」薫子、「うん。恭弥(きょうや)。」「ワハ。恭弥さん。今、何処にいるんだ…???…ここ…どこ…???」「これは…、インドから送られてはいるけど…。今は…どこへやら…。」茉祐子、笑顔になって、「うんうんうん。」同封されているメッセージと写真を見て、「かかかか。へぇ~~。凄い凄い、綺麗~~。こんなの…どうやって撮るんだろう~~。」にこにこと写真を見ている茉祐子を見て薫子、「ねぇ~~。」茉祐子、「あっ。来月には日本に帰ってくるって…。」薫子、にっこりと、「うん。」恭弥。芥川恭弥(あくたがわきょうや)30歳。カメラマンである。プロのカメラマンで海外を飛び回っている。薫子にとっては弟のような存在でもあるが…、血は繋がっていない。薫子には兄弟姉妹がいない。しかも薫子は母親37歳での出産という、高齢出産で生まれた女の子である。けれども、そんな両親も薫子が小さい頃に離婚したのである。原因は父親の不倫、そして汚職。薫子の母親は激怒して夫に離婚届けを叩きつけたのである。その後、薫子の親権は母親の緒方桐乃(おがたきりの)。それから数週間後、夫の緒方啓(おがたけい)は不倫と汚職が原因で自殺。細々と生活していた桐乃と薫子。その時、桐乃の生活面まで快く面倒を見てくれたのが恭弥の父親、芥川恭志(あくたがわきょうし)。恭志の妻は恭弥が3歳の頃に病死している。やがて、面倒見の良い恭志と桐乃の間に恋が芽生え、そして後に結婚。血は繋がってはいないが、薫子は姉として、そして恭哉は弟として育てられた。そして薫子は中学卒業後、料理に興味を持ち始め故郷の鹿児島から敢えて東京の高校に入学。そして高校時代を学業と共に料理の勉強へと勤しんだのである。そして恭哉の方は父親に買ってもらった一眼レフで写真を撮り、ふとした切っ掛けで応募したコンクールで総理大臣賞に輝き、そのままプロのカメラマンの道に…。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】裏起毛フードタックワンピース・全3色・b56310 レディース 【ops】【韓国 ファッション ワンピース ロング フレア Aライン パーカー スウェット トレーナー Tシャツ カットソー 長袖 無地 カジュアル 秋 冬】ゆったり 長袖 フード付き パイル ワンピース サイドスリット リブ袖 膝下 膝丈 個性的 タック入り スウェット調 シンプル 無地 大人カジュアル 縮緬調 イエロー ベージュ ブラック レトロ フェミニン プチプラ レディース秋冬【送料無料】
2020.12.20
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机の上の電話が鳴る。一ノ瀬和歌葉(いちのせわかば)、「ふん。内線…。」受話器を取って、「はい、セールスプロモーション、一ノ瀬~~。」電話の向こう、「あっ、和歌葉~~。」和歌葉、「はい、文歌(ふみか)~~。どしたの…???」「ちょいとやば~~い。」「ふん…???」「ひとり…欠員~~。」「はっ…???」「花音(かのん)胃腸炎で欠席~~。ひとり足んなくなっちゃった~~。」和歌葉、「げっ。」文歌とは、経理部の社員である。錦野文歌(にしきのふみか)、和歌葉と同期で、ただ今恋人募集中~~。そして花音(かのん)というのは、エクレールの研究室のスタッフ。電話の向こうで文歌、「ねね、そっちで誰か…花音の代わり…いない…???」そんな声に和歌葉、「誰か…って…。」周りを見ながら、「誰よ…???」文歌…、「こっちは…。」周りを見ながら…、「ははは。私以外は…、み~~んな…既婚者…。無理、無理、無理無理無理っ。」和歌葉もその声に、「んもぅ~~。こっちだって…。私以外は~~。千晶…。茉祐子…。巴…。…あっ、いるじゃん。…つぅか~~。…参ったなこりゃ。」文歌、小さな声でもしっかりと、「ねぇ~~~。」和歌葉、「んもぅ~~~。声、掛けてはみるけど…。ん~~。自信…ないなぁ~~。」「お願いっ。」またまた文歌、小さな声でもしっかりと…。和歌葉、「ん~~。分かった、分かった、後で、電話する。」「サンキュ~~。」そのまま通話が切れる。和歌葉、オデコに右手を…、「…ったく~~。」そしてそのまま頭を掻きながら…。また辺りを見回して…。すると、チーフの凛花が席を外して…。その隣は…、流川朱莉(るかわあかり)、凛花の右腕的存在のスタッフ…。だが…、席にいない。部署にいるのは男子2名と茉祐子、千晶。和歌葉、茉祐子と千晶のところに。「ねね、ふたりとも…。明後日って…何か…予定…、入ってる…???」茉祐子、右上の和歌葉に顔を上げて…。そして千晶は左上に顔を…。ふたり同時に、「明後日…???」千晶、「あ~~。わた…し…は、ダメ。お姉ちゃんの誕生日。一緒に夕食って、約束。もう…お店…予約してあるから…。」和歌葉、「あっちゃ~~。…んじゃ…、茉祐子は…、茉祐子…???」茉祐子、「わた…は…???…」そして…、「ふん…。別に…、何も…今のところ…。」すぐさま和歌葉、「ラッキー。」千晶も茉祐子も、そんな和歌葉を見て、「は…あ…???」和歌葉、咄嗟に茉祐子に両手を合わせて、「茉祐子、お願い。」「なになに…???」そして和歌葉、茉祐子の右耳に…。途端に茉祐子、「えっ!!!合コンっ!!!」和歌葉、「バカッ。声おっきぃ。」その声に、わずかに反応したのが、勇吾と海崎瑛輔(かいざきえいすけ)。他の女性スタッフは電話中。またまた両手を合わせて、「この通り、お願い。私を助けると思って…。今、言った通り、欠員…出ちゃって…。」茉祐子、すぐさま、「いやいやいやいや。いや…。あの…、和歌葉~~。合コンって…。」和歌葉、「お願い。」千晶、「あっちゃ~~~。」和歌葉、またまた茉祐子に、「この通り…。」両手を合わせて…。顔をクシャリと茉祐子、「和歌葉~~。私…、まだ…、そんな…。」千晶、顔を縦に伸ばしたように、「これは、これは…、こまりましたね~~。」茉祐子、「全……然っ、その気…ないんですけど…。」和歌葉、目をパチクリと…、そしてなんとも笑顔を絶やさずに…、お願いします感覚で、「そこをなんとか…。ねね、茉祐子~~。」茉祐子、ガックリと顔を項垂れるように…。そしてため息を突いて、「はぁ~~。なんで…私が…合コン…。」和歌葉、瞬間、「あっ、ありがと、茉祐子~~。うんうんうん。恩に着る~~。」千晶、「はいはい。私は~~、チョイト…トイレ~~。」席を外す。そしてその千晶の椅子に和歌葉が座り、茉祐子に、「あのね。」自分のスマホから…。そんなふたりをチラチラと気にしているふたりの視線。勇吾、「ふん。」「合コンか~~。茉祐子さん…。」瑛輔。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ニットワンピース レディース リブ ニットセーター Uネック パフスリーブ ロング丈 リボン シンプル 通勤 通学 きれいめ 可愛い 長袖 無地 秋冬 ファッションメール便発送、代金引換不可キーネックニットワンピース キーネック ニット ワンピ ニットワンピ ボリューム袖 パフ袖 レディース 秋冬 カジュアル トップス ワンピース おしゃれ 可愛い 厚手 ゆったり 肩落ち ドロップショルダー 長袖
2020.12.19
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勇吾、茉祐子に、「ナターシャって、薫子さんの…。」ポツリと。茉祐子、「ふん。特集のお誘いって…言ってたけど…。」「ふ~~ん。担当者…、誰なんだろうな~~???」「いやいやいや。私が分かる訳、ないし…。」そこに三村和沙(みむらかずさ)、「ほぃ、茉祐子~~。打ち合わせ~~。行くよ。」茉祐子の4年先輩である。茉祐子、「あっ。はい。」会議ブース。チーフの相良凛花(さがらりんか)、「昨日はお疲れさまでした~~。アイリーンのイベント。予想…は、していたんだけど…。なんと、それ以上…。うんうん。」スタッフたちも笑顔で何度も頷き。「本製品はこれからなんだけど…。でも…、サンプルとして出されたアイリーンは全て、消えてなくなっちゃたわね~~。これも、偏にエクレールを愛してくださるお客様がいらっしゃればこそ。みんな、これからも、よろしく。頑張って行こう~~。」スタッフ全員、「はい。」「さてと、まずは…、今日決まった、茉祐子と勇吾、雑誌ナターシャの取材…、よろしく~~。」千晶、「ほっほ~~。」茉祐子の右肘を左肘で突っついて。その他のスタッフたちも笑顔で…。「…で、新しいところと言えば、結月(ゆづき)~~、マーケットの進捗状況…、お願いできる~~???」阿久津結月(あくつゆづき)。セールスプロモーション部随一のコンピューターに長けた女性社員である。20数分後、打ち合わせが終了してそれぞれの席に向かうスタッフたち。「ではみなさん…、次回もよろしくお願いしま~~す。」薫子。受講生たち、「ありがとうございました~~。」そして、それぞれが、「次もよろしくお願いしま~~す。」教室を出ていく受講生たち。そんな中、20代前半の女性だろうか…。「先生、先生。」薫子、「あら、小沢さん。ふん…???…どうしたの…???」小沢と言う女性、「先生…結婚されてますよね~~。」にこにことしながら…。「ちょっと、ちょっと~~、美子(みこ)~~。先生に失礼~~。」小沢の隣の福谷(ふくたに)。薫子、いきなりの質問に、「えっ、え~~。」すると小沢、笑顔で、「ものすっご~~い、羨ましい~~。」両肘を折り、体で表現するように…。「えへ~~???」薫子。「だって、だって、あんな美味しそうな料理、しかも、時間掛かんなくって、安い材料でも作れるんだから~~。」その声に薫子、思わずどう答えれば困ってしまって…、咄嗟に、「あ…。ははははは。まぁ~~。うん。」「旦那様、どんな方かな~~って、思って。うん。」福谷、「…ったくもぅ~~。先生…、すみません。美子、新婚さんで、ただ今、料理勉強中~~。」薫子、にこやかに、「あら~~。そうだったんだ~~。じゃあ~~旦那様に美味しいの、作ってあげなきゃ。うん。」「はい。ありがとうございます。失礼しま~~す。」福谷も薫子に笑顔で挨拶をして…。薫子、「お疲れ様~~。」入り口でそんな最後のふたりを見ながらの兼倉健匠(かねくらけんしょう)、資材を両手で抱えながら、「薫子さんの…旦那様か~~。」健匠を見ながら薫子、「ん~~???」そして、「あっ、健匠君、それ…、私やるから。」健匠、その声に、「いいえ…。それには及びません。この教室にはなくてはならない先生ですから、これくらいの事で、お手を煩わせる訳には…。」そんな健匠に薫子、「おぉ~お…???言ってくれますね~~。」そこに、廊下から、「健匠いる~~???」そして教室の中を見て、「あっ、いたいた。健匠、竹浦(たけうら)さんから電話。明日の段取りで予定変更になったんだって。お願い。」持田穂成美(もちだほなみ)、料理教室の事務員である。健匠、「はぁ~~あ~???」「あっ、それ、私やるから、早く早く、電話。」「…ったく~~。」薫子、「はいはい。電話、電話。」そそくさと健匠に近づいて穂成美、健匠のお尻をペンペンと。薫子も、「はいはい。行ったんさぁ~~い。」健匠、「しょうがねぇなぁ~~。」そして、「薫子さん、すみませ~~ん。」穂成美、資材をそれぞれ…。「穂成美ちゃん、ありがと…。」「いえいえ。」資材の整理をしながら穂成美、「薫子さん。」「ん~~???」「相談が…、あるんですけど…。」薫子、「ふん…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】ハーフネックリブニット・全4色・t56347 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ニット モックネック ハイネック 長袖 スリム 細身 タイト 無地 デイリー シンプル カジュアル 秋 冬】【只今10%OFF】【今ダケ送料無料】≪人気商品再入荷≫ハーフネックリブニット・全5色・t59824 レディース【tops】【トップス ニット ニットトップス 長袖 リブ リブニット ハーフネック ハイネック 無地 ベーシック カジュアル 秋 冬】【ハイホリHIHOLLI】
2020.12.18
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応接ブースに侑里と凛久を茉祐子。侑里、「ありがと。」茉祐子、「羽田さん、ご無沙汰しております。」侑里も茉祐子を見て、「ねぇ~~。」勇吾は黙って座ったままで…。侑里、「こちら、霧島さん。」茉祐子、「はい。」凛久にお辞儀をして…。「実はフリージャーナリストなの。」茉祐子、その声に、「フリー…???」勇吾も目をキョトンと。「だったんだけど~~。ウチの編集長から、散々、ウチに来るようにって薦められてたのをようやく…。…で、晴れて先月。ナターシャに。…で、私が、今、取引先を一緒に回ってるって訳。…でもって…、どうせなら、いっそのこと、今の時点で、霧島君自身が目を付けている素材もドッキングさせよう…ってことになって…。」茉祐子、侑里の話に何度も頷きながら…。「…で、今回は、ほらほら。エクレールの夏からの…新しいの…。」茉祐子、「はいはい。アイリーン。」「あれは…もぅ…、既に雑誌社…、決まってるでしょ…。」茉祐子、勇吾を見て、「えっ…、え~~。まぁ…。」「だから~~。私たちは…、ひとつ、角度を変えて…。」茉祐子、「角度を変えて…???」侑里、「うん。」30分後…。エクレールを出る侑里と凛久。侑里、エレベーターの中で、「どぅ…???エクレール…???」凛久、「えぇ…、気に入りました。いろんな素材…あるような…。」「そっ。気に入ってくれてうれしい。」「ここって…???」侑里を見ながら凛久。「うん。本部長の宇治川愛耶乃。彼女、私の大学時代の先輩なの。」「へぇ~~。」「凄いよ、彼女。」その声に凛久、「ん~~???」「おとうさんがドクター。」「ほぅ。」「…で、小学5年の時に、おとうさんの都合でアメリカのテキサス州…。」「はい。」「そこのヒューストンで、高2まで…、生活してたって…。…で、日本に帰ってきて…高校に編入。…でもって、大学に…。」その話に凛久、「なになに、思いっきり帰国子女じゃないっすか~~。」ピルのエントランスを出て外に…。侑里、「ふん。そう。…でも、まっ、お医者さんのおとうさんの後は継がずに、メイクリストを目指したかったんだって。」凛久、「へぇ~~。」そして空を見て、「うんうんうん。なんだか…分かるような気がする。」「ふふ。でしょう~~。綺麗だもんね…。」その侑里の一言に凛久、目をキョロキョロと…。「あっ、いや…。」咄嗟に。「…とは言え、既に、既婚者ですから…。かかかか。」笑いながら…。凛久、「羽田さ~~ん…。なんか…、勘違い…してません…???」その声に侑里、「はっ…???」右目を歪めて…。すぐさま凛久、思い切り息を吸って、「ふん。いいえ…。」侑里、「よろしぃ。…でも、いざ、メイクリストになる…。専門学校に通って…。いろいろと…。おとうさんとおかあさんにも言われたんだって。おまえほどの成績で…、なんでまた…大学以外の専門学校に…。もう少し、考えたらどうだって…。」凛久、「へぇ~~。」侑里、続ける。「…で、あれこれ考えて、悩んだ末に…。当時、なんだっけな~~。物すごいバカ売れした化粧水があったの…。テレビでも雑誌でもめちゃくちゃ取り上げられて…。…あれが切っ掛けじゃなかったかな~~。私決めたって…。私にメールよこして。化粧品会社にするって…。」凛久、「ほぅ~~。…で、ここ、エクレール…???」侑里、その途端に頭を右左に振り、左手をひらひらと、「いやいやいや。」「へっ…???」「いやいやいや。そこの化粧品会社…、今…、日本に存在しないわ。」「はい…???」「愛耶乃…、半年でその会社…辞めた。…で、次に、いろいろと調べて、ここなら…と、思って入った会社が~~。」侑里、「振り返って、エクレール。…ふふん。いい会社だよ~~。さすがは愛耶乃、トントン拍子に本部長。しかも、社員にも愛されてるも~~ん。」凛久、「へぇ~~~。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】セミルーズVネックニット・p182680 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ニット Vネック デコルテ 長袖 ルーズ ゆったり 無地 ドロップショルダー カジュアル 秋 冬 春】【STYLE】ルーズVネック ニット セーター 長袖 無地 トップス レディース
2020.12.17
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薫子、男子連にピールを注ぎまわりながら、「はい、勇吾君。」勇吾、薫子にグラスを向けて、「ありがとうございます。なに、薫子さん、ナターシャに、特集…???」薫子、「うん。向こうからお誘いがあったみたいなの…。」勇吾のグラスにビールを…。「へぇ~~。ウチの本部長が…、繋がりがあるからって…。去年から…。」「うん。茉祐子から聞いた。」「あそこ、いいっすよ。」勇吾、口一文字ににっこりと。薫子、「ありがとう~~。」そして、「勇吾君、茉祐子の事、よろしくね。」勇吾、その一言に、一瞬、赤くなって、「あっ。あはははは。いや…、俺の方こそ。あいつから…。あっ。いえ…。あはははは。」薫子、にっこりと、「ゆっくりしてって…。」「あざ~~す。」それから一週間後、本部長の愛耶乃、「茉祐子~~。勇吾~~。」茉祐子と勇吾、「あっ、はい。」「ちょっと来てくれる~~。」茉祐子、「あ、はい。」勇吾、「うん…???」ふたりとも、本部長室に。ソファに座っている男女ふたり。本部長室に入ってきた男女を見て立ち上がり一礼。愛耶乃、自分のデスクに向かい、「鳳(おおとり)出版社、月間雑誌「ナターシャ」の編集者の方々。羽田(はた)さんと霧島(きりしま)さん。霧島さんが新たに月間雑誌「ナターシャ」の編集者に加わったから、ご挨拶。…なんだけど~~。」「あっ、愛耶乃…本部長、本人から自己紹介…。」羽田。愛耶乃、「あっ。うん。そうね。」羽田、霧島を促して、「霧島さん、お願い。」霧島と呼ばれる男性、「あっ、はい。」ジャケットの内ポケットから名刺入れを取り出し、一枚を茉祐子に。そしてまた一枚を勇吾に。「鳳(おおとり)出版社、月間雑誌「ナターシャ」の霧島凛久(きりしまりく)と申します。初めまして。」茉祐子、勇吾、ふたりも、それぞれポケットから名刺を…。「成宮と…申します。」「是枝と…申します。」その瞬間、凛久、「成宮…さん…。」成宮と名乗った女性を見て、微笑んで…。羽田、「うん…???どうかした…???」凛久、「あ…、いえ…。」愛耶乃、「じゃ。羽田侑里(はたゆり)は、もう…ふたりとも、お馴染み。」茉祐子も勇吾も、侑里に、「お世話様です。」「いつも、どうも…。」侑里、にっこりと…。愛耶乃、「…で、今回は、お初の…、霧島さん。彼が、茉祐子のクレンジングバームに…、ある種の一目惚れ。」そう言いながらにっこりと愛耶乃。いきなり凛久、照れながら、「いや…、本部長、その…一目惚れ…って…。」茉祐子、思わず、目をキョトンと…。勇吾、口をへの字に…。愛耶乃、続ける、「茉祐子のクレンジングバーム、サラサ…、記事にさせてくださいって…。」愛耶乃の話に侑里、にっこりと。愛耶乃、茉祐子と勇吾に、「どう…???」瞬間、勇吾。「あ、あ~~。本部長…。…あの…。サラサは…、確かに…、茉祐子…、なんだけど…。…なんで…俺…、いや…私が…。」その声に愛耶乃、「なに言ってんの。サラサのコピー、勇吾でしょ。」すぐさま勇吾、「あっ、そっちか…。」頭を撫でながら…。愛耶乃、茉祐子の顔を見て、「どう…???茉祐子…???」茉祐子、いきなり右手を左右に、「いえいえいえ、こんな光栄なお話。…はい。…お受けいたします。」その瞬間、凛久、思わず見えないようにガッツポーズ。侑里、そんな凛久を見て、「ふふ。良かったわね。」凛久、ふたりに深々と頭を下げて、「ありがとうございます。」そして愛耶乃にも頭を下げて、「よろしくお願いします。」愛耶乃、「ふん。侑里、OKね。」侑里、「アイアイサー。ありがと。」腕組みしてデスクに腰掛けていた愛耶乃、デスクから離れて、「ヨシ。では…、これからは…、お互いに同士、よろしく~~。何かあったら、いつでもどうぞ~~。」侑里、凛久、「ありがとうございます。」そして侑里、「じゃ、ちょっといいかしら…。」茉祐子と勇吾に。茉祐子、「えぇ…。はい。」本部長室を出る4人。侑里、愛耶乃に振り返り、左手をこめかみに、にっこりと。愛耶乃も侑里に、こめかみに左手、そしてそれを侑里に向けて投げて。凛久、成宮という女性が気になり、「……。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】裏起毛チェックスリーブワンピース・全2色・b61075 レディース【ops】【韓国 ファッション ワンピース 長袖 ロングスリーブ ラウンドネック チェック柄 異素材 ギンガムチェック 裏起毛 タック フレア コントラスト カジュアル 秋 冬】【超ポイントバック祭特価】ベルト付リブコントラストワンピース・全4色・t65282 レディース 【ops】【ワンピース ミディ丈 ミディワンピース 長袖 コントラスト リブ シンプル ハーフネック ニット フレア カジュアル 秋 冬 韓国 ファッション】【ハイホリHIHOLLI】
2020.12.16
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キッチンで茉祐子とバッタリの薫子。スマホを耳の薫子を見て茉祐子、「おかあさん…。ふん。電話…。」薫子、茉祐子に頷き、「もしもし、お疲れ様です。」スタッフと打ち合わせ中の六条一颯(ろくじょういぶき)。薫子が出演している番組のプロデューサーである。「あ~~。成宮ちゃん、ごめん、申し訳ない、法事で忙しい時に。」薫子、「いえ…。」「実はさぁ、午後一に、雑誌社から電話が入って…。」「えぇ…。えぇ…。…特集…???」「あぁ。でも…、今の成宮ちゃんの予定から…すると…。」薫子のスケジュール表と、ダイアリーを見ながら指でなぞるように…、「中々…どうして…。結構…詰まってんだよね~~。」薫子も、「ふ~~ん。」「まっ、向こうさんも…、そんなに急がないですからって…。…言ってはくれてるんだけど…。今、執筆も…あるでしょう。」その声に薫子、「えぇ…。…って、言うか、六条さん、その…雑誌社って…???」「あぁ…。」事前に営業ということで挨拶された事があり、その時に受け取った名刺を見て一颯、「ナターシャっていう雑誌社。」薫子、「ナターシャ…。どっかで…。」「うん。発足してまだ2年の雑誌社。」「ナターシャ、ナターシャ…。」一颯、「ふん…、成宮ちゃん…???」薫子、「ナターシャ、ナタ…、あっ、思い出した。」そしてキッチンを出て、「ちょっ、ちょっと、六条さん…、待ってくれる…???」一颯、打ち合わせを続けているスタッフたちを見ながら、「あ、あ~~。」薫子、和室に、「茉祐子、茉祐子。」茉祐子、「へっ…???」茉祐子を手招き。立ち上がり茉祐子、薫子に、「どうしたの…???」「ナターシャって、雑誌社、知ってる…???」茉祐子、「へっ…???うん。エクレールでも、取引してる。今、凄い売れてる~~。人気もあるし。」その一言で薫子、にっこりと、「うん。ありがと。サンキュ。」茉祐子、首を傾げて、またみんなの下に。薫子、またキッチンに戻りながら、「もしもし、六条さん。その特集、OK。乗った。…でも、これから…調整してみないと…。」その声に一颯、「ふんふん、分かった~~。こっちも…調整してみるわ。向こうさんには俺から連絡、入れとく~~。」薫子、「ありがとうございます。」一颯、一枚の名刺を見ながら、「あっと。それから、ナターシャの…、その担当編集者…、名前は…、きりしまりく。霧と島。凛と久しい。霧島凛久。」「霧島…凛久…さん。ふ~~ん。はい。分かりました。」一颯、「じゃ、そういうことで。ごめんね。忙しいとこ。」薫子、にっこりと、「いえいえ。はい。ありがとうございます。」通話を切る。そして再び和室に…。君人、「お~~い。勇吾~~。ほれ、飲め。酒…、強くなっただろぅ~~。えぇ~~???」勇吾、「ありがとうございます。」茉祐子、自分の隣に戻ってきた薫子に、「ナターシャが…どうしたの…???」そんな茉祐子に薫子、「うん。プロデューサーに、私に、特集、お願いしたいんだって。」その声に茉祐子、「わぁ~~。凄~~い。うんうん、あそこ、いいよ。うちも…去年…???あそこ、お得意先になって、製品、凄い売れたの…、それ以来、ナターシャは、凄い、読者層…広~~い。ねぇ、勇吾~~。」勇吾、一番端の席で、「あ~~ん…???なに…???」茉祐子、「ナターシャ。おかあさん、特集するんだって…。」「へぇ~~。うん。あそこ、いいっすよ。かなり…人気っすから…。」克樹、「なんだ…???その…ナターシャって…。洋画の女優の名前か…???」そんな旦那に真澄、クスリと笑って、左肩をペン。「な~~に言ってんのぉ~。雑誌よ、雑誌。」「へっ…???真澄おばちゃん、知ってるんだ…???」目をパチクリと茉祐子。その声に真澄、「何言ってんのぉ~~。兄さんの可愛い一人娘の茉祐子だも~~ん。私が使ってる化粧品だって、エクレールよぉ~~。エクレールの情報なら、もぅ~~。ねぇ~~。聖子さ~~ん。」聖子も真澄の話に、にっこりと笑顔で、「もっちろ~~ん。」そして、「当然です。」茉祐子、思わず両手を叩いて、「わは。知らなかった~~。」真澄、「くくく。敢えて、言わなかっただけよ~~。ふふん。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ジャンパースカート ワンピース レディース りぼん深Vネック ワンピース ノースリ ジャンスカ レディース ジャンパースカート サロペットスカート オールインワン ロング丈 ノースリ ノースリーブ ワンピース 春夏 秋冬 ゆったり エプロン ネイビー ブラック カーキ【只今10%OFF】ウール混チェックノースリワンピース・p103940 レディース 【ops】【韓国 ファッション ワンピース ミディワンピース ミディ丈 膝丈 Vネック Hライン ノースリーブ チェック レトロ カジュアル 秋冬】【STYLE】
2020.12.15
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親族と家族だけで執り行われた法要。茉祐子の父親、成宮優希弥(なるみやゆきや)の七回忌である。享年54歳。つまりは妻となった薫子とも20歳、年上なのである。滞りなく法要を終え、成宮家での会食。線香を上げ、数珠を両手の平に、仏壇の前で目を閉じる優希弥の妹の是枝真純(これえだますみ)、茉祐子と同じ会社、同じ部署の是枝勇吾の母である。仏壇の前から離れて、「今頃、天国で姉さんと…、会っているのかなぁ~~。」その声に茉祐子、「んふ。そうかもしんない。真純おばちゃん、ありがとね。」そんな茉祐子に真純、茉祐子の左肩を叩いて、「もぅ~~、何言ってんのよ、茉祐子~~。ますます綺麗になって~~。どお…???仕事の方は…???」そして息子の勇吾を見て、「この子なんて、仕事の事、な~~んにも話してくれないんだから~~。」茉祐子、「かかかか。勇吾らしいよ。だ~~って、今だってまだ、勇吾と私…、従弟だって知っているの、同期のライチだけ。でもね、真純おばちゃん。勇吾なんて凄いよ。どっから、あれだけの発想があるのか、製品に対してのコピーなんて、勇吾に敵う人、いないもん。ねぇ~~勇吾~~。」そんな茉祐子の声に勇吾、「ふん。うるせぃやい。」「…ったくもぅ~~。憎まれ口ばっかり。」真純、「誰に似たんだか~~。」夫の克樹を見ながら…。克樹、「おぃおぃ、こっちに振らないでくれよ~~。」そこに、「は~~い、できました~~。」大きなトレイに出来上がった料理を薫子。「うわっ。待ってました~~。薫子さんの手料理、これこれ、これこれ。」手を叩きながらの難波君人(なんばきみひと)。こちらも茉祐子の叔父であるが、こちらは茉祐子の母親の成宮朱里(なるみやしゅり)、享年48歳の姉の難波聖子(なんばせいこ)の夫である。聖子、そんな夫の右肩をペン。「ま~~た、はしたな~~い。この人は~~。」と、言いながら、料理から薫る臭いに、「んふ…。でも…、やっぱり…美味しそう~~。」「…って、おまえだって…、そうじゃねぇか~~。」薫子、「はははは。沢山作りましたから、どうぞ~~。」「ん~~。おいしそ。」真純、にっこりと。「まぁ…、なんだな…。法要の…お決まり料理もいいけど…。なんといっても、本格的、料理研究家の手料理に…、勝る物なし。…ってね~~、薫子さ~~ん。」克樹。そんな克樹に薫子、「お世辞でも、大変ありがたく、お言葉、頂戴いたします~~。克樹さん。」にっこりと。「いやいやいや。お世辞なんて、とんでもない。ほんと、旨いっすよ。間違いなく。」真純も、「そうよ~~。私だって、薫子さんの料理番組、毎回しっかりと…、観てますから~~。」こちらもにっこりと。「番組、評判いいでしょ。」にっこりと薫子、「お陰様で…。ニッ。」Vサイン。克樹、「出たよ、Vサイン。な~~。凄ぇや。」薫子、「ささ、みなさん、食べて、食べて。まだまだありますから。」「いっただっきま~~す。」勇吾。聖子、「ごめんね~~。茉祐子~~。折角の日なのに、夢乃、これなくって~~。」茉祐子、「あ~~。ん~~。大丈夫、大丈夫、夢ちゃん、オーストラリアなんだもん。そんな…わざわざ海外から…、なんて。ねぇ~~、おかあさん。」薫子も、「うんうん。そうそう。こっちに来た時に、寄ってくれれば、うんうん。」ここでいう夢乃とは、聖子の一人娘、難波夢乃(なんぱゆめの)、オーストラリア留学中である。君人の空になったグラスにビールを注ごうと茉祐子、「あっ、ビール、空。おじさん、ちょっと待ってね。」君人、「おっ、ありがと。」そこに薫子のスマホに着メロ、エプロンのポケットからスマホを出して、画面を見ると、「六条」薫子、「プロデューサー…。」そして、「ちょっとごめんなさい。電話。」一同頷く。和室を出る薫子。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】ケーブルニットカーディガン・p175079 レディース 【cd】【韓国 ファッション カーディガン Vネック ボタン 長袖 ショート ニット ビンテージ ツイスト ビッグボタン カジュアル 秋 春】【STYLE】ニット トップス レディース 春夏秋冬 新作 セーター 長袖 リブ 無地 シンプル ベーシック Vネック フロント ツイスト おしゃれ 可愛い 韓国風 韓流 ブラック 黒 ホワイト 白 グレー ブルー 青 ベージュ フリーサイズ JOCOSA 8983 送料無料 即納
2020.12.14
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寿司屋「仁(じん)」カウンターで薫子と茉祐子。「へぇ~~。素敵なお店~~。」「うんうん。」茉祐子、「早い時間帯だから…まだ、空いてる~~。ふふ。」薫子、「うん。ナ~~イス。」店主の稲垣仁(いながきじん)、「いらっしゃいませ~~。一見さん、大歓迎~~。へへへへ。」にっこりとさせながら…。そして薫子を見て、今度は腕組みをして、顔を傾げて、「ふ~~ん。」その顔を見て薫子、「あの~~。何か…???」茉祐子も、「ふん…???」仁、「ふ~~ん。お客さ~~ん。どっかで…。」その一言に薫子、目をパチクリと、そして唇を真一文字に。すると、茉祐子も、「ぷっ。」そこに、少し離れた場所で若い板前、仁の左肩をトンと叩き、「TBAテレビの料理番組、ハートクッキングの成宮薫子先生。おやっさん、いつも、見てんじゃん。何、店、入ってきたとき、気づかなかったんすか~~。」瞬間、仁、いきなり腕組みを外して左手の平に右拳をペン。「あ~~。あ~~。あ~~。かっかかかか。そうだ、そうだ、ハートクッキングの成宮薫子。」そう言って、「あっ、失礼しやした。お客さんの前で、呼び捨てで…。」丁寧に頭を下げる仁。薫子、可笑しくってクスクスとしながら…、「いえいえ。構いません。大将の頭の中に、私…、覚えて頂いていること。感謝です~~。ありがたい限り。」仁、「とんでもない、とんでもない。いつも番組、楽しく拝見させて頂いておりやす。」そして、「いやいやいや。番組で見ても、綺麗だけど、実物はもぅ…。更に…。べっぴんさんやわ~~。」薫子、「ありがとうございます。お世辞でも、嬉しいです~~。」その声に隣の茉祐子、「ぷっ。くくくく。」「こら、笑うな。」けれどもますます笑う茉祐子、そして…、右拳を口元に、数回頷かせて、「はい。申し訳ございません。」仁、「いやいやいや。」そして仁、隣の女性を見て、「お仕事の…方で…???」薫子に…。女性を見ながら…。薫子、「あ~~~。いえいえ。娘です。」その声に仁、「へっ…???」ほかの板前も、「…???」仁、目をパチクリとさせながら…、「あ…、あ~~~。はははは…???」板前たちも女性たちふたりをチラチラと。女性店員が、「お待たせしました。お飲み物…、お持ちしました。」薫子、茉祐子、「ありがとうございます。」そして薫子、「まずは…。」茉祐子、「うん。」ふたり同時に、「おつかれ~~。いただきま~~す。」仁、ふたりを見ながら、「どうぞ~~。」にっこりと。そしてふたりの話を聞きながら仁、「へぇ~~。そうですかぃ~~。8つ違い。しかも…、家族は先生と…、娘さん…、おふたり…。」薫子、「はい。」そして食べながら、「うんうんうん。おい~~し。」茉祐子も、「うんうんうん。どんどん食べられる。しあわせ~~。」「ねぇ~~。」仁、「ありがとうございます。料理の先生からそんなふうに褒められるのって…、なんともありがたい限りで…。」それから凡そ1時間後、薫子、茉祐子、「ご馳走様でした~~。」店の中で…。「ありがとうございました~~。またのお越し、お待ちしておりま~~す。」店から出て茉祐子、「おいしかった~~。」薫子、「うんうん。なかなかどうして~~。また…来たいけど…。そんな…チョクチョクは…、無理かな~~。」そんな声に茉祐子も、苦笑いして、「か~~もね…。あの…チケット…あったから…。」「うんうんうん。…それにしても、なんともあったかい大将ね~~。」「うんうんうん。はは。」「さて…、帰りますか。」「うん。」薫子、歩きながら、「日曜日は…、パパの七回忌…かぁ~~。早いな~~。もぅ…あれから6年。」茉祐子、「うん。6年か~~。」そして薫子の左腕に絡まりながら…。薫子、そんな茉祐子に、「ふふ。可愛いぞ、こんにゃろ~~。マユコ~~。」茉祐子の髪をぐしゃぐしゃにしながら。茉祐子、「かかかか。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】コントラストリブニット・p192127 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ニット ハイネック ハーフネック 長袖 パフスリーブ ぼわん袖 ボリューム袖 ルーズ ゆったり 体型カバー パターン 柄 エスニック カジュアル 秋 冬】【STYLE】【只今10%OFF】ハーフネックパフニット・全6色・t65166 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ニット モックネック ハイネック 長袖 パフスリーブ ボリューム袖 無地 ハイゲージ リブニット カジュアル 秋 冬】【ハイホリHIHOLLI】
2020.12.13
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薫子、茉祐子を見てにっこりと、「予定変更~~。」茉祐子、「へっ…???」薫子、バッグから2枚のチケットのようなものを出して、「プロデューサーから、差し入れ。」「差し入れ…???」茉祐子、薫子が差し出す一枚のチケットを見て、「わっ。これって…???」「うん。錦司(きんし)町にできた人気のお寿司屋さ~~ん。中々予約が取れないって…。」薫子、「ふふ~~ん。それが、局のプロデューサー。店がオープンした時に配られたチケット…2枚、余ったのって…私に…。しかも…、今日が最終日。番組、好調だからって…。いっただっきました~~。」茉祐子、「わぁ~~お。超ラッキー。」「…と、言うことで、これから…???…大丈夫…???」その声に千晶、「かかかか。うん。マユ、行っといで~~。」そんな千晶に茉祐子、千晶と巴に両手を合わせて、「ごめん。」千晶、にっこりと、「うふん。」薫子、「千晶ちゃん、ごめんね~~。んじゃ、茉祐子ちゃん。」茉祐子、ふたりに、「じゃ…、おつかれ~~。」またまた顔の前で両手を合わせて…。千晶、「うふん、じゃね~~。」薫子と一緒に歩いていく茉祐子。巴、「ねね、千晶ちゃん、マユちゃんの…おかあさんって…。」エントランスの外に…、茉祐子と薫子を見ながらの巴。千晶、「ふん。マユと薫子さん。本当は、親子…だけど…、血は繋がってないの…。」「へっ…???」「つまり、薫子さんは、マユの…継母…、ママハハね。」巴、その声に、「ママハハ…???…えっ…???」千晶、「ふふん。見ての通り、薫子さん…。若いでしょ。」巴、3回ほど頷づいて。「薫子さん、現在34歳。マユは、今、私と同じ26歳だから、薫子さんとは8つ違い。」「8つ…。凄い。普通なら、お姉さんと妹だわ。」「マユのおかあさん…、10年前に心臓病…患って、亡くなってるの…。マユ、高校2年の時なんだって。おとうさんはテレビ局のプロデューサー。おかあさんは料理研究家。」「ふ~~ん。へっ…???マユちゃんのおとうさんもテレビ局のプロデューサー…???…そうなんだ~~。」そんな巴の声に千晶、「うんうん。マユのおとうさんの番組に、マユのおかあさんも料理で出てて~~。」「へぇ~~。凄~~い。」「マユのおかあさん…亡くなったでしょ。…で、その後継で、番組に登場したっていうのが、彼女、薫子さん。…ある意味…、マユのおかあさんのお弟子さん…的、感じかな~~。マユのおかあさん、物凄く可愛がってたって、マユ…言ってたから…。だから、あのふたり、まっ、確かに今は親子なんだけど…、マユのおかあさん、存命のときから、仲良しだった…らしい…。」「ふ~~ん。」「まっ、だからかな~~。自然に、薫子さんも、成宮の家に溶け込みやすかったって…。…で、どうせなら、マユのおとうさんと…結婚しちゃえって、なって…。周りの人たちからの声もあって…。」巴、話を聞きながら、「うんうん。」「なんだ…けど~~。今度はマユのおとうさんが…。…なんて言ったかな…。確か…、膵臓癌…???」千晶、首を捻って空を見て、「マユの…おかあさんが亡くなって…、5年後…???…だったかな…。うん。数か月後には…。」両手を合わせて…。「薫子さんがマユのおとうさんと結婚して…、4年目…かな…。」巴、「ふ~~ん。そうなんだ~~。」「でも、この話を知っている人は…、うちの部署で…、言ったら~~、ふ~~ん。」千晶、唇に人差し指を当てて、「本部長の宇治川愛耶乃、そして~~課長の榛名迅。そしてもうひとり、是枝勇吾(これえだゆうご)。」その声に巴、「へっ…???勇吾君って…???…なんで…???」「実は~~。これ…、彼の前で言うと、ジロリと睨まれるんだけど…。マユの…従弟なの…。」「へっ…???…マジで…!!!」「うん。なんでも…是枝氏…、身内と一緒に仕事するのが大っ嫌い。な~~んだって~~。だから~~。シークレット。」「へぇ~~。…そういう風には…、見えないけどな~~。」千晶、そんな巴に、「ふふ~ん。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】ツイストVネックニットベスト・ レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ベスト ニットベスト Vネック ゆったり ツイスト レイヤード カジュアル シンプル かわいい 秋】【STYLE】SONYUNARA(ソニョナラ)大きめツイストベスト (6colors!)韓国 韓国ファッション ベスト ニットベスト ツイスト オーバーサイズ カジュアル レディース ファッション【9/14up_ka】【5】
2020.12.12
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仏壇の前に座り、両手を合わせて、「行ってきます。…っと。」キッチンに寄り弁当を手に。そして応接間に寄り、「おかあさん、行ってきま~~す。」茉祐子(まゆこ)。「は~~い、行ってらっしゃい~~。ふっ、ふっ、ふっ。」ジョギングウェア姿でフィットネスバイクを使っている薫子(かおるこ)。茉祐子、「相変わらずだね~~。」薫子、茉祐子に向かって、「ふっふっ。」右手を振って。茉祐子、「はいはい。行ってきます。」薫子、「あ~~、茉祐子ちゃん、今日…遅くなる~~???」その声に、「ん~~。大丈夫…だとは…思うんだけど…。遅くなるとき、電話するから…。」薫子、「ふっふっふっ。オッケー。」茉祐子の自宅から最寄の駅から勤務先の、「エクレール」化粧品メーカーまでは凡そ40分。都心のビル、明応ビルディングの5階と6階にある。その5階の営業部、セールスプロモーション部が大学卒業から入社した勤務先である。成宮茉祐子(なるみやまゆこ)26歳。部署に入り、「おはようございま~~す。」「おはよ、マユ。」茉祐子の同期、渡会千晶(わたらいちあき)。「おはよ、ライチ~。相変わらず早いよね~~。」その数分後には、「おっは~~。」茉祐子の一年先輩の一ノ瀬和歌葉(いちのせわかば)。そしてこの年の4月から他の部署から配属されてきた来栖巴(くるすともえ)、「おはようございます。」それぞれが挨拶をしながら部署に入ってくる。そこに颯爽と歩いて部署に入って来た宇治川愛耶乃(うじかわあやの)。営業部、セールスプロモーション部の本部長である。「では…、始めますか。」椅子から立ち上がり、愛耶乃に一礼をしての榛名迅(はたなじん)、セールスプロモーション部の課長である。「はい、みんな、おはよう。」愛耶乃。「さぁ~~。今日は、夏に向けての新商品、アイリーンのお披露目イベント。しっかりね~~。」セールスプロモーション部一同、その声に、「はいっ!!!」アイリーンとは、オールインワン化粧品のひとつ。2年前に、ある研究から、企画開発されて、何度も検討し、その都度研究も繰り返し。そして試験も繰り返し、その後、モニターでも、「これなら…。」と言える、「エクレール化粧品」の新商品である。「よ~~し。やっちゃいますか~~。」威勢よく張り切る千晶。「ふふん、期待してるよ~~。」茉祐子。方やこちら、薫子、「さて。私も…そろそろ~~。」成宮薫子(なるみやかおるこ)34歳。実はこの薫子、茉祐子の母親である。茉祐子の8つ年上。料理研究家である。そして趣味がフィットネス。着替えを済ませ、こちらも仏壇の前に座り、両手を合わせて、「パパ、行ってきます。」9時にはテレビ局、スタジオ入りである。「エクレール」のイベント会場、午前10時から開始され、滑り出し上々、多くの人々が会場入り。テレビ局でも、簡単な打ち合わせから撮影の段取りを熟していた。成宮親子。母と子のふたり家族である。そして、この成宮家の仏壇には、ふたりの写真が飾られてある。午後6時、イベントも終日盛況、茉祐子、スタッフたちと一緒にエレベーターで1階まで。こちらも撮影が全て終了。テレビ局から真っすぐ、茉祐子の勤務する会社が入っているピルのエントランス。スタッフたちと歩きながら、エントランスのベンチに座っている薫子を見つけ、「わあ、おかあさん。」薫子もその声に、「はい。茉祐子ちゃん。」その時、一緒にいる巴、その女性を見て、「えっ…???…おかあさん…???うそ…。」そんな巴に、一緒にいる千晶、「あっ、そっか~~、来栖ちゃん、マユのおかあさん、見たこと…ないもんね~~。」薫子、「はい。千晶ちゃん。」千晶ににっこりと…。千晶も、「は~~い、こんにちは~~。薫子さ~~ん。」巴、「か…、薫子さ~~んて…???マユちゃんの…、おかあさん…???」頭の中で、「…って、あまりに…、若くない…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【MAX2000円OFFクーポン配布中】●SALE!!セール●【WEB限定】マウンテンパーカー ショートコート エコファーライナー付モッズコート(M〜L) ryuryu リュリュ 冬服 コート アウター あったか 在庫処分 アウトレット 羽織り 暖かい 着回し【楽天スーパーSALE】sale L-10L エコファー付・ショート丈ストレッチダウンコート(フランス産ダウン使用) アウター 30代 40代 50代 女性 冬 秋 春 大きいサイズ レディース 送料無料
2020.12.11
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伸永、「七瀬…さん…???」奈都美、続ける、「ひょろひょろしてて、もぅ~~。勘弁してよ~~って、いいそうな人…。なんだけど~~。」黙ったままで奈都美を見る伸永。「でも、そいつね。意外や意外、なんとも他の人も考えつかない事思いついて、それを実際にやっちゃうって…人。しかも、そいつ、映画が大好きで、美術系も凄いの。…なんでだろうね~~。」奈都美、目を潤ませながら…。伸永、「七瀬…さん。」「しかも…、めちゃくちゃ強い。」奈都美、空を見上げながら、「私ね~~。実は、そいつから、2回も…助けられた…。」そして今度は、クシャクシャした顔で、「全く、シャキッとはしてなくってっ!!!」そして、「なんなんだよ、この男は~~。って…思える人。…なんだけど…。…なんだけど…、私には…、どうしようもなく…、傍にいて欲しい人なんだ。」一拍置いて、「そうっ!!!私の傍にいて欲しい人。こんにゃろ。」伸永のお腹に右パンチを。伸永、「痛てっ。」そして奈都美、自然に、伸永の胸に頭を。「あんたが…好き。ノブ…。」伸永、「なな…せ…さん。」伸永の胸に頭を…奈都美、動かない。「七瀬さん…。」伸永、「僕…、こんな…だし…。他のみんなよりは…。全然…。」そんな伸永に奈都美、まだ伸永の胸に頭を…。「今のままで…いい…。…今のまんまの…ノブでいい。」奈都美、ようやく伸永の胸から頭を離して、そして伸永の顔を…、「私の…傍にいて…。」伸永、「僕…なんかで…。」奈都美、体が自然に上に、そして目を閉じて…。伸永も、そんな奈都美の顔を近づき、唇を重ねる。数秒。そして離れる唇。お互いに抱きしめ合い。奈都美、「ノブが好き。」一週間後、優里亜、「ほぃ、できた~~。おっまたせ~~。」テーブルに二人分の料理を…。翔、「おほほほ~~。うっまそう~~。」「へへへへ。食べよ、食べよ。」「いっただっきま~~す。」「それにしても…。」翔、そんな優里亜に、「うん…???」「ナツ…、どうしてるかな~~???…って思って…。商品企画開発部で…???」翔、「あっ。いや…。全く…。今までと変わんない。」優里亜、「ふ~~~ん。そっ。」会社では、一切プライベートの事にはシークレットの奈都美と伸永。けれどもいつも通りに…。「尾田君、できた~~???」伸永、「あっ、あっと…、もうちょっと…。」内海、そんな奈都美と伸永を見て、「…???…どうなってんだ、あいつら…???」そしてこちらは…、瀧澤…、にっこりと、「ふん。静かに…見守りましょうか…。」そして奈都美と伸永、プライベートでは、しょっちゅう伸永の家に奈都美。梨花から料理も教わって、「わあ…、うんうんうん。おいしそう~~。」梨花、「でっしょう~~。ははは。」そして…。「うんうんうん。ナッちゃん、上手、上手~~。」「ありがとうございま~~す。ノブ~~。できたよ~~。」伸永、ソファに座ったままで、「ヨッシャ。」梨花、瀧澤にだけは、今の伸永と奈都美の事は、話してあった。「よ~~し、食べよ、食べよ。」笑顔で梨花。葉月から、数日前に事の成り行きを聞いていた剛輔、「道理で、来るのが減ったなぁ~~と、思ってね~~。美玖ちゃん。」美玖も、「うんうんうん。…まさか、翔君もナッちゃんも…。」奈都美と翔、そして伸永が、以前より少しは、店に来る回数が減ったマルシェ。剛輔、「ふ~~ん。まっ、予想は的中。…と言うより、美玖ちゃん、俺より、先に、当ててたからね~~、都と尾田ちゃんの事…。」美玖、「ふふ~~ん。」「しっかし…、都と尾田ちゃんがね~~。」「いいじゃないですか~~。ふたりとも、しあわせなら~~。」「まっ、そうだな。」そんなところに、ドアを開けて。剛輔、「おやおや。ようやく…、おいでなすった。」美玖、笑顔で、「ふふ。おかえり~~。」奈都美、「つかれた~~。私、生。」剛輔、「おぅ。」「僕も生でお願いします。」伸永。「はいはい。」葉月、「私はレモンサワーね。」美玖、「は~~い。ふふ。」朋代、「私も…レモン。美玖ちゃん。」「はい。」そして…、いつもよりピッチの早い伸永、「うんうん。旨い。」奈都美、「ほんと…早い。こら、ほどほどにね~~。ノブ~~。」剛輔、「おやおや。ノブってか…。」伸永、「あははは。潰れたら、ナツさんに、介抱してもらいますから。」美玖、「ナツさん…。」唇を尖らせて、目を真ん丸に。奈都美、伸永の頭を左拳で、コツン。「私が梨花さんに怒られるんじゃん。」剛輔、「おやおや。」葉月、朋代、口をへの字にして、「ごちそうさま~~。」病院では木綿子、「ナツ~~。尾田ちゃ~~。良かったね~~。」そして、「おし。私も、あと、2週間、頑張んなきゃ。」剛輔、いきなり、「お~~い。」奈都美、目を閉じて、「ノブ~~。」伸永に寄り掛かる奈都美。そんな奈都美を伸永、「お~~っとっとっとっ。」けれども、しっかりと抱き支えて。葉月、朋代、「はい…???うそでしょ。」伸永に支えられながら奈都美、目を開けてみんなを見て、「ニッ。」Vサイン。剛輔、苦笑いをしながら、「…ったく。かかか。」美玖、「あはははは。」葉月、奈都美の右太ももをペン。「…もぅ~~。」一同、大笑い。奈都美、「へへへ。」 ―――――― Fin ――――――※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【chuten】タイトワンピース ニットワンピ 長袖 ニットワンピース リブニット ハイネック スリット ニットワンピ ロングワンピース マキシ丈 レディース 大人 ケーブル編み カジュアル エレガント ストレッチ ファッション 無地 シンプル 着痩せ 2019秋冬新作【大きいサイズあり・13号】レイヤード風ハイネックスリットニット/スープ
2020.12.10
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「私もまさか…、あんな形で、わが社が…。けれども、社外からも…、あれほど…。」舘林、「こころから…、ありがとう。」ふたりに頭を下げて…。奈都美、「そ…、そんな…。」困ったような笑顔で…、「それに…実際…、ネットを利用して、SNS駆使してやったのは…。」伸永に手を添えて、「尾田君…ですから…。私なんて…、ただ…、傍で見てただけで…。」舘林、「ほぅ~~。君が…。」恵麻、にっこりと、「ふふん。いいコンビだって…、瀧澤からも…聞いてますけど…。」奈都美、素直に、喜んで、「ありがとうございます。」舘林、恵麻を見て頷いて…。恵麻、近くのウェイターに、「じゃ…、お願い。」ウェイター、「畏まりました。」「退院早々で…、私は…酒の方は…。申し訳ないが…。」テーブルに用意された料理と飲み物。恵麻、「では…、デランナ、新しい門出に。乾杯。」みな一斉に…、「乾杯。」食事が進み、そしてお酒も入り、かつてのデランナとの…経緯を話して聞かせる奈都美と伸永。帰りの電車の中、ふたり共に、つり革に捕まって…。伸永、奈都美の傍で、「しっかし…。あらためて…、ですけど…。」奈都美、「うん。」「まさか…、こんな短い期間に、フレンチ…フルコース。それに、イタリアンもフルコース。僕…、生まれてこの方…初めてですよ。」「うんうんうん。私も…。」奈都美。そして伸永の顔を見て、「ノブ…。」伸永、「はい…。」すると奈都美、バッグを右肘に掛けて、そして右拳で伸永のお腹を、チョンチョンチョン。「カッコよかっぞっ。」食事中に舘林に話して聞かせた、外部からのSNS攻撃について、以前に奈都美に話した事を、新たにアレンジを加えて話したのだった。舘林も、「まさか…、そういうことができること自体、大したものだ。これからも…よろしく頼む。はっはははは。」奈都美からお腹を責められて伸永、「くすぐったいですよ~~。」奈都美、「かっかかかか。」そして少し、目を潤ませて。「うれしかった…。」そして、伸永から目を背けて…。「ありがとね…。ノブ…。」そして先に、奈都美の最寄り駅…。奈都美、「じゃね…。」伸永から離れる奈都美。伸永に左手を振りながら…。その時、「あっ、七瀬さん…。」ドアに向かう奈都美に…。奈都美、「うん…???」「家まで…、送ります。」「えっ…???」「送らせて…ください。」思わずキョトンとして奈都美、そして、頷いて、「ふん。いいけど…。」駅を出るふたり。黙ったままで…。奈都美、「すっかり、暗くなっちゃったか…。」伸永、「えぇ…。」歩きながら…。伸永、「七瀬さん…。」奈都美、「ふん…???」「今日…、僕…、翔さんに、話したんです。」「えっ…???」伸永を見て奈都美。「七瀬さんを悲しませないでって言ったじゃないですかって…。」「ノブ…。」「前に…、翔さんの部屋に行ったとき…、僕…、翔さんに言ったんです。七瀬さんを悲しませないでって…。けど…。」奈都美、「……。」「翔さん…。加瀬さんの事…、断れないって…。」そして、一呼吸おいて、「翔さん…。七瀬さんが…遠くになっているって…。」「ノブ…。」伸永、「もぅ…、七瀬さんと翔さん…、前みたいには…。」その声に奈都美、応えることができずに…。伸永、「七瀬…さん。」数秒、黙って歩いて奈都美。そして、ポツリと、「もう……、無理だよ。…遠くに行っちゃったよ、翔。」「七瀬…さん…。」目尻から零れる涙の奈都美。けれども、前を向いて、そして、伸永の顔を見て、「へへ…。」そして、「…けど…。」伸永に涙目のまま、「けど…、私。…傍にいてくれて、ほっとけない人が…見つかったから…。できたから…。今度はその人を好きになる。」その声に伸永、「えっ…???」「そいつってさ。とにかく、とんでもなく、活気がなくって、おとなしくって。おろおろしてて。…ふざけてんのか、こらっ。…って、言える人なんだ。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※レディース ワンピース ボア もこもこ あったか シャギー クルーネック ルームウェア 部屋着 ふわふわ プルオーバー ポケット 防寒 起毛 長袖 無地 ボーダー かわいい [46][LT][C][D]【SHOT ショット】[191017]2020ss 微起毛ワンピース レディース ニットクルー 伸縮性 保温性 柔らかめ ポケット付き 秋冬 伸縮性
2020.12.09
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通話を切って奈都美、「カンちゃん、ごめん。これから私と尾田君、デランナ…行かなきゃ。」葉月、「へっ…???」「デランナの山城専務、私と尾田君に会いたいんだって。明日、ヨーロッパに発つからその前に…。」その話に葉月、「ふん。分かった。うん。行っといで~~。」そして腕時計を見て、「これからだと…、多分、直帰ねぇ。」奈都美、「ん~~。だと…、思う。」「またまた、素敵な話…、持ち込まれたりして…。ふふん。」奈都美、口をへの字にして、「どうだか…。」「うん。じゃ、私、これから社に戻る。明日、また。」「うん。じゃ。お疲れ~~。」「お疲れ~~。」葉月と別れて奈都美と伸永、通りでタクシーを捕まえて。走行中、伸永、ポツリと、「七瀬さん…。」「うん…???」伸永、次の言葉が思いつかない。奈都美、伸永を見て、「へっ…???どしたの…???…ノブ…、さっきから…ちょっと、様子…変よ…???」そんな声に伸永、「えっ…???いえいえいえ。そんな…。大丈夫ですよ。ただ…。」奈都美、「ふん。ただ…???」「…ユッコさん…。リハビリ…開始で…。ほんとに良かった~~。」奈都美、「は…あ…???かっかかかか。何それ…???」けれども、「うんうんうん。良かった、良かった。もう少しの…辛抱だ…。」伸永、「はい。」そして…、デランナに到着した奈都美と伸永、玄関で待っていた嶌安澄(しまあずみ)、「クック・ル・ポットの…七瀬奈都美さんと…、尾田伸永さん…???」奈都美、「あっ。はい。」「人事部の、嶌安澄と申します。初めまして。」奈都美、顔を傾げて…、「あ…、はぁ…。安澄、笑顔で、「ご案内…します。」そしてまた、来た方向に…。奈都美、「あ。はい。…はい…???」玄関に待たせておいた車に、安澄、「どうぞ。」車に乗り込んで奈都美、伸永。安澄、運転手に、「お願い。」運転手、「畏まりました。」そして後ろを見て安澄、「ごめんなさいね、いきなりで…。」奈都美、「あっ。いいえ…。」安澄、「なんだこんだで…ゴタゴタしてて…。」「あ…。はぁ…。」車が到着した場所はイタリア料理のお店。3人を待っていたのが、ひとりの老人、そして専務らしき女性と園枝真香。真香を見た途端、奈都美、「園枝さ~~ん。」真香、にっこりと、「しばらく~~。」そして真香、椅子から立ち上がり、「紹介します。こちら、クック・ル・ポットの七瀬奈都美さん。そして尾田伸永さん。」続ける。老人と女性に手を差し伸べて真香、「そちらが、株式会社デランナ、代表取締役社長、舘林雄(たてばやしゆう)。」奈都美、伸永、「しゃ…、社長…。」真香、「そして、専務の山城恵麻。」恵麻、「初めまして、七瀬さん、尾田さん。」舘林、笑顔で…。「そして、2週間後には、山城専務、取締役社長に。」安澄。奈都美、「え~~~。凄~~い。」「以前の…、ネットでの…。」奈都美、伸永、「あ~~。」「あの件で、会社のイメージが丸潰れ。…けれども、あれから一転して、クック・ル・ポットの製品が、物凄い反響。あれが決め手で、荻は地方に異動。そして園枝はその部長に昇格。」奈都美、「わぁ…。」「槙坂常務も、支店の支店長に降格。そして佐山玄…副社長は更迭ということになります。」伸永、「凄い。…でも、そんな会社の…、企業秘密のような…情報…。」安澄、笑顔で、そして唇を絞って、「そぅ…。企業内情報…。でも、この状況に…、させてくれた…と言うのが…。あの…、例のネット戦略。あれがなかったら、今のデランナ…、ないのよ…。それに…、既に辞令も出てるから…。」恵麻、「七瀬さん。尾田さん。お馨から聞いた。本当に、ありがとう。ようやく…、膿…、出せたって感じ。社長も大喜びで…。その事が、原因かも…知れないけど、社長の容態もみるみる回復して…。…実は、社長…病気で入院してたから…。…そして…、社の人事は、取締役会で、満場一致で…。今日が…、いい機会だからっ…、急で…、申し訳なかったけど…。」奈都美、「いえいえいえ。私たちなんて…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ユメテンボウ 夢展望 オフタートルボリュームスリーブニット (ベージュ)【超目玉 送料無料】ボトルネックボリュームスリーブニット トップス ニット レディース リブニット ハイネック セーター 5カラー フリー
2020.12.08
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「はぐらかさないでください。」伸永、翔にきっぱりと…。「僕…、なんだか…、七瀬さん、見てると、なんだか…。」翔、「ナツ…。」伸永、「なんで…、加瀬さん…なんですか…???」「なんでって…。」そして、「…言われても…。なっちまった…もんは…。」「……。」「俺だって…、断れねぇし…。」その時伸永、「分かりました。加瀬さんに、僕から…言います。」瞬間、翔、「は…あ…???」「だって、七瀬さん、可哀そうでしょ。今まで、しっかりと…七瀬さんと翔さん。」翔、その途端、「今まで…、だからだ。」伸永、「えっ…???」「今まで…だから。…で、これからは…。違う。」再び伸永、「えっ…???何言ってるんですか…???…七瀬さん、今、翔さんが、遠くに行ってしまうみたいでって…言ってるんです。」そんな伸永の声に翔、「尾田ちゃんさ~~。」窓から廊下を見ながら、「それって…、俺も…、同じなんだ…。」伸永、「えっ…???」「ナツが、俺から遠く…なってしまってる。」「七瀬さんが…、翔さんから遠く…???」そんな伸永を見て、翔、ゆっくりと瞬きをして、「あぁ…。」伸永、「何が…???どうして…???七瀬さんが、翔さんから遠く…???」翔、伸永の顔を見て、腕組みして…、「ふ~~。分かんねぇか…。」伸永、「どう…いう…???」「尾田ちゃんとナツ…。今、仕事順調だよな。」その声に伸永、「えっ…???えぇ……。」「もし…、何か…問題があっても、それって…なんとか…クリア…してんだろ…。」「まっ、まぁ…。えぇ…、なんとか…???」「そういう…、ふたりの中に、俺…、入れねぇだろ…。…しかもだ。俺たちが考えられねぇような…、やり方で…。」伸永、「えっ…???…あっ…。」「そして…、俺…、今の…俺…。優里亜の事…、断れねぇんだ…。」「翔…さん。」「最初は…そんなつもり…、毛頭なかった。…けど…。さすがに…、優里亜が…熱中症で…倒れたのが…。切っ掛けだったのかなぁ~~。」「そ…、そんな…。」数秒…沈黙。コーヒーカップを持って。壁側に背中を凭れさせていたのを、スクっと立ち上がり、翔、「尾田ちゃん…。」伸永、「はい。」「ひとつだけ…。ナツ…、尾田ちゃんの事…、好きだぜ。」その声に伸永、「えっ…???」翔、コーヒーを全部飲み干してゴミ箱に。「仕事に戻る。」伸永、「えっ…???今…、翔さん…、なんて…???…うそ…。」部署に戻った伸永にいきなり奈都美、「尾田君、ど~~こ行ってたの~~。翡翠堂、行くよ~~。今、電話あって、カンちゃんと一緒に来てくれって。」葉月、「新しいのできたからって…。見てくれって…。この前のヤツ…。」伸永、「あ~~。あ、はい。」タクシーに乗りながらの葉月、奈都美、そして右側に伸永。さっきから黙り込んでいる伸永。奈都美、「…ん…???どしたの…???さっきから黙り込んで…。」「あ~~、いや…。別に…。はい。」何とか誤魔化そうとして、照れながら…。「…って、なんであんたが照れてんのよ。」伸永の左頭を右拳中指でコツン。奈都美。葉月、自分のスマホの画面に、「…でね。」奈都美、「うんうん。わお。いい、いい。」「…っでしょう~~。」伸永、窓の外を見て、頭の中で、「…七瀬さんが…僕を…???有り得ないでしょ。」そして、翡翠堂での打ち合わせが終わっての、店の中で奈都美のスマホに、「あっ、はい、ダイさん。どうし…。」「あ~~。ナッちゃん、翡翠堂、どうなってる…今…???」康。「え~~。今、終わって、これから帰る…。」「すまん。これから…尾田ちゃんと一緒、デランナ…、行ってくれるか…???…山城専務が会いたいそうだ。明日からヨーロッパに出張らしい。その前に、一度会っておきたいって…。」奈都美、「へっ…???これから…???」腕時計を見て、夕方、5時を回っている。葉月、そんな奈都美を見て、「ふん…???ナツ…、電話…???」伸永、「えぇ…。主任から…みたい…。」奈都美、「わ…かりました。はい。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【只今10%OFF】ロールラウンドルーズニット・p173706 レディース 【tops】【韓国 ファッション トップス ニット ラウンドネック デコルテ 長袖 無地 ルーズ ゆったり ロング カジュアル 夏】【STYLE】【只今10%OFF】ラウンドルーズニット・全5色・64293 レディース【tops】【韓国 ファッション トップス ニット ニットトップス ロングスリーブ 長袖 ラウンドネック リブ シンプル 単色 無地 カジュアル ベーシック ルーズ ゆったり 秋 冬】
2020.12.07
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「まずは…乾杯。」傑。梨花、「か~~んぱい。」伸永、「ど…、ども…。乾杯。」そしてもうひとり。傑の隣に座っている女性。武蔵原総合病院心臓外科病棟の看護師、村越鈴音(むらこしすずね)。看護師になってまだ1年である。「しっかし…、可愛らしい看護婦さんね~~。何々、看護師…成り立てって…???」梨花。「あっ。はい。」鈴音、恥ずかし気に…、「紆余曲折がありまして…。去年の10月から、武蔵原総合病院心臓外科病棟の看護師として…。」「彼女は凄い。」そして、少し面白がって、「私も…長年、医師をやっているが、こういうタイプの看護師って初めてだ。」傑。そんな傑に、鈴音、「せ~~んせっ。」「かかかか。すまんすまん。」伸永はそんな雰囲気には…少し微妙で…。「どこかが抜けてるんだけど…。その抜けているところがまた可愛くってね。それでいて、とにかくまっすぐ。何事にも全力投球。いやいや。みんなの注目浴びているよ。」鈴音に笑顔の傑。梨花、「へぇ~~~。うん。でも…分かる気がする。」傑、「まぁ…、今日は、鈴音君の看護師、丁度1年を祝して。そして、ノブ君のインスタンベル…、本格提携、おめでとう。を、祝してね~~。酒…、強くなったんじゃ…???ん~~???」そんな傑に伸永、「あ…。いえ…、そんな…。それほどでは…。」鈴音、「名前、聞いて、びっくり。おだ…のぶながさん…って…。戦国武将の…。」梨花、にこやかに…。「ふふん。」傑、「それだけじゃないぞぉ~~。父親の名前が…また凄い。」梨花、「また~~。余計な事~~。ふふ。」鈴音、「ええ…???お父さんの名前…、なんて言うんですか~~。聞きたい、聞きたい。」傑、「おだ…のぶひでだ。」その途端に鈴音、「うそ~~。凄~~い。織田信長の父親の名前~~。」傑、その声に、「ほぉ~~。知ってるね~~。」そこにウェイターが、「お待たせしました。」傑、「さて…、食べようか。」鈴音、「わぁ~~。おいしそ~~。いただきま~~す。」梨花、「ふふ。どうぞ~~。ほんと、凄い、あっかる~~い。ははは。」伸永、頭の中は、奈都美と翔。そして優里亜の事が…。帰りの車の中で傑、「彼女、いい子だろ~~。」梨花、「うんうん。中々どうして~~。」「年齢は…27。」その声に梨花、「えっ…???」傑、「あっ。それから…、ノブ君。いい知らせだ。」伸永、「えっ…???」「整形外科からだけど…。菱川さん。ギプス…明日…取れる。今後、リハビリ開始になる。」途端に伸永、体を起こして、「ほんとですかっ。」傑、「あ~~。彼女、頑張ってるって。」伸永、瞬間、体全体でガッツポーズ、「オシ。や~~~った。うんうんうん。」梨花、「仕事の仲間の事になったら、今、凄いもんね~~。」傑、「へぇ~~。」伸永、「おにいさん。ありがとうございます。」その瞬間、梨花も傑も、「えっ…!!!」伸永、体全体で、「ヨシヨシヨシヨシ。ユッコさ~~ん。」助手席、梨花、「へぇ~~~。おに…い…さん。」傑、「ぷっ。」そして、「はははは。」翌日、商品企画開発部では、その木綿子の話で持ち切り。そして、木綿子のリハビリが開始となる。奈都美と葉月、伸永、出掛けの時は、可能な限り、病院に出向いて、木綿子のリハビリに声援を送っていた。理学療法士、木綿子に、「菱川さん、いい人たち、持ってますよね~~。」木綿子、そんな理学療法士に、笑顔で、「はい。ありがとうございます。私には大切な仲間ですから。頑張らないと。」「えぇ…。頑張りましょう。」そして、そんなある日、伸永、翔を休憩ブースに、「翔さん。」翔、「どうしたの~~。いきなり~~。尾田ちゃ~~ん。」伸永、「どうしたの~~じゃ、ないですよ~~。僕、翔さんに…言いましたよね。七瀬さん、悲しませないでくださいって。」その声に翔、「あっ。ん…。ん~~…。」伸永、大きな声で、形相を変えて、「翔さんっ!!!」その伸永の表情に翔、「こ…、恐ぇ~~~。さすがに…、迫力…ある…。…強ぇ…訳だ…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※全7色選べる!セーター ハイネック レディース タートルニット タートルネック ニット トップス リブニット 長袖 秋 冬【55%OFF】カシミヤタッチタートルネックトップス【CHILLE チル カシミヤタッチ ニット タートルネック レディース タートルニット ニットソー ハイゲージニット ニットトップス セーター トップス 長袖 黒 カーキ グレー ブラック レンガ 秋冬 ANAP アナップ】
2020.12.06
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龍二、「七瀬さん。向こうにも素敵なの…ありますよ。尾田さんも…。」伸永、「あっ、はい。」奈都美、「あ…、ありがとうございます。」萌咲と龍二、奈都美が見ているふたり連れを気にしながら…。そのまま通り過ぎる翔と優里亜。伸永、小さな声で、「翔さん…。」萌咲、奈都美に、「七瀬さん…、知っている人…???」その声に奈都美、「えっ…???…えぇぇぇぇ。いえいえ…、別に…。うん。うんうんうん、はい。大丈夫です。」そんな奈都美を隣で見ながらの伸永、難しい顔をして、「七瀬さん…。」帰りの電車。夕方前だと言うのに、吊皮に掴まっている人もいない。しかも、他に乗っている乗客と言えば、遠くに、老婆と小さな女の子。反対側には耳にイヤホン、そして頭を窓に当てて居眠りをしている男性。言葉のない奈都美。そして、とうとう頭を項垂れて、「うっ。うっ。」伸永、「七瀬…さん。」奈都美、自然に身体が左に…。伸永の右肩に。伸永、そんな奈都美に、「ななせ…さん。」奈都美、次第に、「あ~~~。」「ななせ…さん。」そして…とうとう、耐えられなくなって、伸永の肩に掴まって泣く奈都美。結局、クック・ル・ポットの最寄駅まで、伸永の右肩に凭れながら…。伸永、「着きましたよ。」奈都美、目をキョロキョロと…。そしてようやく…、「ありがと…。」ホームに降りて、なんとか歩き出す。けれども、右側に電車が自分の後ろをゆっくりと動く、その流れについ、体がフラリと…。伸永、「お~~っと。」伸永に体を支えられる奈都美。伸永に、「ご…、ごめん…。」伸永、奈都美を支えながら…、「少し…休みましょう。」近くの椅子に…。伸永、「ぼ…僕…、飲み物…買ってきます。」まだ人もまばらなホーム。伸永、奈都美にカフェラテを…。「はい。」奈都美、「ありがと…。」穏やかな風が頬を撫でる。伸永、「七瀬…さん。」奈都美、「うん…???」「翔…さん…。」「うん。」「加瀬…さんと…。」奈都美、目をパチクリと。そしてカフェラテを一口。「ふん。…仕方ないよ。」奈都美を見ながら伸永、「七瀬…さん。」「…この前…、翔と会ったじゃない…。」「あ~~。そうでしたね。ユッコさんに見舞いに行ったとき、電話で…。」「うん。」顔を上げて奈都美。「…で、約束通り、翔と会った。そして翔に言われた。これからも、今のまんま。…だって…。」伸永、「えっ…???」「翔と私…、これからも…、今のまんま。そして、翔は、優里亜の事…、断り切れないって…。」その声に伸永、「えっ…???いや…、だって…。翔さんは七瀬さんの事…。そして七瀬さんだって…、翔さんの事…。」奈都美、「うん。今も私…、翔の事…好き…。けど…。」伸永、すぐさま、「だったら…。」「どうしようも…ないのよ。今の状態じゃ~。」声高に。そして一拍置いて。少し、落ち着いて、「…うん。今の状態じゃ…。どうしようもない…。翔と優里亜の中に…、私…。入っていけない。」伸永、「七瀬…さん…。」「…って…言うか…。…これ…、カンちゃんにも…話したんだけど…、翔…、私から、だんだん遠くなっていっているようで…。」「七瀬…さん…。」奈都美、カフェラテを飲み終えて、「さっ、社に戻ろ。ありがとね、ノブ…。話…、聞いてくれて…。」そんな奈都美を見て伸永、「七瀬…さん。」奈都美、自宅に戻って、部屋には向かわず、そのままリビングのソファにドカッ。「あ~~。疲れた。」一足先に帰って寛いでいた広武、「なんだ、おま…、帰って早々、そんなところにドッカリと…。」キッチンで奈留美、「どうしたの~~。珍しい…。」「とうさん。今日、一緒に…飲もうか…。」その声に広武、「はぁ~~あ…???」「…っと…、その前に、シャワー、浴~びよ~~っと。」ソファから立ち上がり、スタスタと歩いて自分の部屋に。奈留美、そんな奈都美を追いかけるように…、廊下に…。広武、「なんか…あったか…あいつ…???」奈留美、首を傾げて、「さ…あ…???」「俺と一緒に飲もうかって…。何考えてんだ…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※Perla サイドベルトメンズライクタックパンツ ボトムス きれいめ パンツ レディース タックパンツ カッコイイ オフィス 脚長効果 2020 春 夏 ベージュグリーン グレー ブラック S M【松島花さん着用】サイドベルト付き ワイドサロペット【返品/交換/注文確定後の変更キャンセル不可商品】レディース パンツ ボトムス サロペ サロペット オールインワンロンパース 体型カバー カジュアル 大人 ノスタルジア NOSTALGIA
2020.12.05
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更に、ホテル・インスタンベルの方も順調に事が運んでいた。打合せ終了後、龍二が奈都美と伸永に、「近くに新しく出来たスィーツのお店があるんですよ。今度の打ち合わせ終わったら、一緒にと思って。」萌咲の顔を見て。萌咲も、「うんうん。これから…ちょっと…行ってみない…。私は今日、これからはオフだから…。」奈都美、嬉しそうに、「えっ!!!新しいスィーツのお店。うんうんうん。是非、是非。」そして、インスタンベルから歩く事10分。既に通りの向こうにはアレフーズ東京のビルが…。伸永と共に、ひと時立ち止まる奈都美。萌咲、そんなふたりを見て、「…ん…???どうしたの…???」奈都美の頭の中に、一瞬過る翔の顔…。ここしばらく、翔とはプライベートは疎遠になっていた。お互いにお互いを避けているようでもあった。自然に、仕事中でも、よそよそしい感じをさせてもいた。萌咲の声に奈都美、「あっ。いえ…。」にっこりと、「うふん。別に…。行きましょうか。」歩いて行くと、デパートが…。伸永、「デパート白越…。へぇ~~。ここにもあったんだ~~。」奈都美、「うんうんうん、有名だよね。このデパート。」立体歩道橋を歩いて行くと、丁度その3階に直結になっている。4人共に、そこからデパートに入って地下へと…。エレベーターに乗って奈都美、「信じられないかも…知れないけど…。私…、このデパートに入ったの…初めて。」舌をチラリと出して。龍二、「おやおやおや。」伸永、「七瀬さんが初めてなら、僕だって初めてですよ。」その声に萌咲、「ふふ…。」エレベーターを降り、右に…。すると大きな看板に、「パティスリー。」の文字。奈都美、「へぇ~~。凄~~い、本格的フランス、パリ感ありあり~~。」伸永も、「凄いですよね~~。」萌咲も龍二と一緒に楽しそうに。あちらこちら、見て歩く奈都美と伸永。龍二、「なんとも、いいコンビだわ~~。」萌咲も、「うんうんうん。いっそのこと、付き合っちゃえば、いいと思うんだけどな~~。」龍二、「へっ…???違うの…???」「うん。七瀬さんには、今、付き合っている男性…、いるんだって…。尾田さんがこっそり、教えてくれたの。」「ふ~~ん。」ゆっくりと見て歩くには、丁度いい混み具合でもある。奈都美、「ねね、ノブ。あれ…。」伸永、「ふん…???あ~~。あぁいうのも…いいですよね~~。」そして、「へぇ~~。こういうのもあるんだ~~。ねね、ノブ、ノブ。こっち、こっち。」伸永、「あっ、はい。」その時、走ってきた3歳くらいだろうか、女の子が急に後ろに振り返った瞬間、奈都美の身体にぶつかって、ステン。咄嗟に奈都美、「あ~~。ごめんなさ~~い。大丈夫~~???」女の子はその場で立ち上がり、後ろを振り向いて、「マ~~ン。」その女の子に近づく女性、「すみませ~~ん。この子がぶつかったみたいで…。」アメリカ人だろう…。その女性の隣には、物凄い恰幅のいい男性ふたり。奈都美、頭の中で、「デカッ。」奈都美の隣に伸永も、真ん丸い目をして、「デケ~~。」男性も、「どうもすみません。」ハッキリとした日本語で。奈都美にお辞儀をして。奈都美、その男性と女性に、右手を振って、「いえいえ。」そんなアメリカ人たちが通り過ぎる。その瞬間、奈都美、伸永を見て…。その…伸永の目が…。奈都美、「えっ…???」そして、振り返ると…。奈都美の目に飛び込んできた光景。翔と優里亜である。優里亜、翔の左腕に自分の右腕を絡めて…。けれども優里亜は右側を向いていて奈都美に気付かない。翔は目の前の大男に見惚れながら…。けれども、その視点が偶然にも左に、その時、奈都美の目と…。立ち尽くす奈都美。そしてこちらも立ち尽くす翔。「ねね、翔、あれ…。…えっ…???」立ち止まる翔に優里亜、「どう…???」その時、自分の目に飛び込んできた姿…。優里亜、「ナツ…。」言葉の出ない奈都美。それは翔も同じ。奈都美に近づく萌咲と龍二。自然に翔の左腕から離れる優里亜の右腕。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※UV紫外線カット カーディガン コットン ノーカラー 速乾 汗吸収 涼しげな ロング丈 アウター カーデショール風カーデ ポケット付 レディース lucky-annaUV紫外線カット カーディガン コットン ノーカラー 速乾 汗吸収 涼しげな ロング丈 アウター カーデショール風カーデ ポケット付 レディース
2020.12.04
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奈都美、駅構内を歩きながら、どこをどう歩いているのか分からなかった。頭の中には、今までの事が甦っていた。ホームに立つと、数秒で電車が、必然的にその電車に乗り込む奈都美。ゆっくりと動き出す電車。ようやくホームに立ち、寸でのところで間に合わなかった電車、「間に合わなかったか…。」そして右側を過ぎ去る電車の中に、つり革に捕まっている奈都美を見て翔、「ナツ…。」後ろを振り向きながら、「あいつ…、今まで…。」また新しい一日が始まる。いつもと変わらないお昼休み。奈都美と伸永、そして葉月。翔は相変わらずコンビニ弁当。内海、お茶を入れたマグカップを持って翔の後ろを…。「しっかし…、旨そうだよな、コンビニ弁当も…。」翔、そんな内海に、「えへ~~???」内海、「なぁ~~。蔵之介~~~。」その声に康、「ですよね~~。僕も…たま~~には…。いいかな…。な~~んつって…。」内海、そんな康に右手を振りながら、「よせよせ。愛妻弁当。朝早くから…作ってもらってんだろ。バチが当たる。かかか。カミさん、ある意味、毎日の弁当作りだって、楽しいんだから…。その時間を…、奪っちゃ~いけない。」そして、「そのうち…、翔~~。七瀬の手作り弁当なんて…。」その瞬間、翔、目を止めて、唇を尖らせて…、「……。」その時、いそいそと商品企画開発部に入ってきた勇喜雄。康、「ムラさん。どうしたの…???」勇喜雄、「あっ、いやね…。今朝…、カミさん、子供たちの遠足の弁当作りで、俺の弁当作れず仕舞いで…。…後で、会社に届けるって…。…で、今…???」目を真ん丸に康、「ひぇ~~~。凄ぇぇぇぇ。…で、わざわざ届けてくれたんだ。弁当…。」勇喜雄、照れながら、「えっ。まぁ…。はははは。」そして、その弁当を開けてみると、勇喜雄、目をパチクリと。康、「なになになに。」そして勇喜雄の弁当を見て、「凄ぇぇぇぇぇ~~。課長、課長、ムラさんの弁当…。」内海、「どれどれ…。」そして、「いやいやいや。うんうんうん。確かに。こりゃこりゃ、愛情~~籠ってんね~~。」勇喜雄、頭を掻いて、「参ったな~~。」瀧澤と靖子はこの時間、いつもの洋食屋さん。お喋りをしながら昼食を楽しんでいる。そして午後…。またそれぞれの仕事を…。康、「ヨシ。課長、米倉ハウス、行ってきます。」内海、「おぅ。」そして、「翔~~。アレフーズ。時間…大丈夫か~~。」翔、「あ~。はい。これからで~~す。」そして、伸永の肩に、「んじゃ、行ってくる。」伸永、「行ってらっしゃ~~い。」それから2時間後、伸永、「ヨシ、できた。七瀬さん。」奈都美、「OK。課長~~。インスタンベル。」内海、「おぅ~~。頼んだ~~。」そして3日後…。「ん~~~。」腕組みしながら内海。そして右手人差し指を立てて唇に。「…確かに…、意外な…展開…。」そんな内海の感じに、うっすらと気づき始めた人物もここにひとり。靖子である。「どうなってる…、あのふたり…???」剛輔、「ふ~~ん。最近…、翔…見ねぇな~~。」美玖、「ですよね~~。なんか…あったのかな~~。」「あいつ…、都も…な~~んにも、言わねぇし…。」「こっちから…訊くのも…。」「ん…、まぁ…。客の事は…。…とは言っても…。気になる…けど…。わざわざ、奈留ちゃんに…訊くわけにも…。」その瞬間、剛輔、「まさか…。」美玖、「ふん…???なに…、まさかって…???」「いや…。はは。まさか…。」剛輔、笑いながら…。更に、それから2週間。アレフーズ東京、既に新事業立ち上げから、新しい製品販売に伴い、その売り上げが当初の予想を大きく上回っていた。その事を祝して設けられた担当者の食事会。伊織も亮平も笑顔で…。そして同じテーブルには翔と優里亜。伊織、「さぁ~~。じゃんじゃん食べて~~。」翔、「お言葉に甘えて…。」優里亜、「いただきます。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※予約商品 大きいサイズ レディース アーガイルニット 柄編みニット 柄セーター ニットトップス オーバーサイズ 韓国ファッション ビッグサイズ LL 3L 4L 5L 秋冬/0928大きいサイズ レディース カラフル アーガイル柄 ニット カーディガン 羽織り 長袖 セレカジ セレブファッション オーバーサイズ ビッグサイズ 体型カバー 着痩せ 細見え LL-4L L LL 3L 4L 5L 予約商品
2020.12.03
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店を出ていく奈都美。椅子に座ったままで翔。左肘をテーブルに、左手に額を付けて、「はぁ~~~。姉ちゃん、キツイぜ、これ~~。」数日前に姉の泉美から言われた言葉。泉美、「だから前にあんたに言ったじゃん。元カノちゃん、誰だっけ…。加瀬さん…だっけ…。あんたの事、これからもずっと、見続けるって…。誰か、他に彼女を虜にする人…出現しない限り。ただ…、今は…、今の彼女の…、七瀬さん…。彼女がいるから…。まっ、言っちゃあ、変だけど…。影の…存在…???」スマホ越しで翔、「……。」「…で、今の彼女、一緒に仕事している男性…。ほっとけないのは…、今後も同じ。…とは言っても、あんたも…結構優柔不断なとこ、あるから…。」翔、その途端、「ほっとけ。」「私が、彼女をしっかりと摑まえてて。な~~んて言っても…。無~~理かもね~~。あんたも、前の彼女の気持ちを、断り切れない。…でもって、今の彼女も、一緒に仕事している人をほっとけない。…でも、今の彼女の思いはあんたにある。…なんだけど~~。…でも、人の気持ちは変わっていくもの。…そして、その変わった気持ちを…、今度は育てようとするもの…。あんたには、冷たい言葉。厳しい言葉になるかも…知れないけど…。今の状態のままじゃ、元カノとの…、鞘に戻るしか~~ない。」唇を絞って姉の話をスマホ越しで聞いている翔。「…とは言っても、誰も悪いことは…してないんだけど…。これが…流れ…なんじゃないのかな~~。」翔も店に勘定を済ませて、姉の話を思い出しながら夜の街、歩いていた。橋の袂で立ち止まり、体を預けて…。頭の中の泉美の声、「つまりは…、そういう事。分かる…???…彼女たちにも…、ある意味…、いい経験になるんじゃ…。翔…、あんた次第よ。」翔、ガックリとしながら…。そして、今度は前を向いて、「ナツ‐――――――っ!!!」奈都美も…夜の街を歩きながら…、そして…、「へっ…???ここって…???…駅…、南口って…。なに…???」辺りを見回して…。「私…、どこ、歩いてんのよ…???」その時、バッグのスマホに着メロ。「カン…ちゃん。」そしてスワイプして、「もしもし…。」スマホの向こう、「お~~~い。どうなった~~???」その声に奈都美、いきなり涙が出てきて、「あ~~~ん。カン…ちゃん…。あ~~~。」その場で泣き崩れる奈都美。スマホから、「ナツ…???…ナツ。ナツ。ナツナツナツ。」泣きながら、腰を落として両膝の上に顔を埋めて…。それでもスマホから聞こえてくる葉月の声、「ナツ…???ナツナツナツ。…どうした、おぃ。」2分ほど、葉月の声が続く。そして…、葉月の声が途絶えた。まだ通話の切れていないスマホ。左手で奈都美、「もしもし…。カンちゃん…。」涙で濡れた顔。鼻水までも…。葉月の声がスマホから、小さく、「ナツ…???」「翔…。…終わっちゃったよ…。」その声に葉月、目をキョロキョロと…、「えっ…???…ナツ…???…ナツ…???」数秒後、奈都美、「私が…、遠くに見えるんだって…。」葉月、「遠くに…。」奈都美から言われたその言葉に葉月、首をだらりと…、そして右手で髪を救って、そのままで、「あ~~~。ん~~~。そっか~~。参った~~。」そして、「あいつも…。そんな風に…感じてた…か…。」奈都美、まだその姿勢で…、「…カンちゃん…。」葉月、「ナツ、今。…どこ…???」奈都美、その声に顔を上げて、右左見て…、「…井ノ原駅…、南口。」「わちゃ…。随分とまた…、離れた場所で…。」そして、「ナツ…。ナツ…???…大丈夫…???…私…、そっち、行こうか…???」その声に奈都美、ようやく立ち上がり、2.3歩歩いて壁に寄りかかり。「ううん…。大丈夫。カンちゃんの声聞いて、少し、落ち着いた。…これから…、帰るよ。」「う…うん。気を付けて…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ニットミニワンピース・全2色・b61846 レディース【ops】【韓国 ファッション ワンピース ミニ丈 ミニワンピース ショート ニット ニットワンピース 長袖 ロングスリーブ ラウンドネック 鎖骨 デコルテ フレア ツイスト シンプル ガーリー 秋 冬】【アフターセール】【今ダケ送料無料】ニットコントラストワンピース・全3色・e60912 レディース【ops】【韓国 ファッション ワンピース ミディ丈 ミディワンピース パフスリーブ Vネック 鎖骨 デコルテ ニット ツイスト コントラスト コンビ フレア リボン 秋 冬】
2020.12.02
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「インスタンベルの方も…。」翔。奈都美、「うん。お陰様で…。なんとか…。」「良かったな。」「うん。」けれども、そこから会話が続かない。ふたり、共に店の中を眺めながら…。お互いをチラチラと…。翔、奈都美、同時に、「あの…さ。」「ねぇ…。」翔、「なんか…、飲むか…???」「うん。」翔、手を挙げて…。ウェイトレス、「お決まりでしょうか…。」翔、「俺は…、生。」そして奈都美を見て…。「私は…レモンサワー。」「畏まりました。」席を外れるウェイトレス。翔、少し体を動かして、「この前は…。ごめんな…。」奈都美、「うん…???何…???」「尾田ちゃんから聞いたけど…。」奈都美に指をチョンと、「インスタンベルの帰り…。その…。なんだ…。」奈都美、口を尖らせながら、メニューを見て、「……。」翔、「その…、なんだ…。…断り切れなくって…さ…。」その声に奈都美、「はっ…???」「…って…言うか…。」奈都美、「…なんの話…???」「なんの…話って…。その…。彼女が…。」「彼女…???」翔、「あ…、いや…。」奈都美、「私以外に、彼女って…、いるの…???…翔…???」「あ…。いや…。ごめん。」そして、一息、「ふ~~~。」奈都美、「翔…???」ウェイトレスが生とサワーをトレイに…。「お待たせしました。」そして翔、グラスを持って、「とりあえず…。」けれど奈都美はグラスを持たない。翔、仕方なくグラスを奈都美にクィっとかざして、一口。「これから…、また…、忙しくなるな…。」奈都美、「はい…???」「いや…。だから…。これから…インスタンベルや、アレフーズ。今までにない…仕事量に…なるような…。」奈都美、「うん。」ここでようやくサワーを一口。「このまま…、忙しくなって…、変わらなく…なるのか…。」奈都美、その声に、「…どういう…意味…???」「なんか…さ…。…ナツが…、遠くなって…きてんだよ。…俺…。」その翔の声に奈都美、ドキン。「尾田ちゃんとナツ…。仕事…見ていれば、見ているだけ…。中に入っていけなくなって…。さ…。」奈都美、翔のグラスを見ながら、目を見開いて…。「こんな事…、言うのも…変なんだけど…。ナツが…尾田ちゃんと一緒に仕事していて…。悪い方向に行けば…。まぁ…、こんな風には…。いや…、変な事、言う…。っていうのは…分かってる。…けど…、仮に、何か問題あってもさ…、ナツと尾田ちゃん、必ず、いい方に向いて…。」奈都美、鼓動が少しずつ高鳴る。「ナツが、前に、尾田ちゃんと一緒の事。うざがっているの…、話してくれた時には、俺も…ナツを…。…今は…。」奈都美、口を真一文字にして、「…今は…、なによ…。」翔、「ナツ…。」奈都美、「うん…???」「俺…、ナツに…、何か…悪いこと…、してんのかな…???」その声に奈都美、少し、目頭が熱くなって…。けれども、なんとか堪えるように…。けれども、何かしら、体を縮こまらせて、「…な…、何も…、悪い事…、してないよ…。」そして顔を起こして、少し首を振り、鼻を啜って。翔、「ナツ…。」奈都美、目をパチクリ。すると僅かに涙が目尻を…。「ふぅ~~。」左手中指を左目尻に。そしてそのまま右目元、そして親指を…。「ナツ…。このまま、今の…状態は…、変わんないと…思う。」奈都美、なんとも焦点が合わなく…。「俺は…、今でも…、ナツ…、好きだよ。…けど…。」奈都美、黙ったままで…。「優里亜。」ここで初めて優里亜という名前を、翔。「…ごめん。名前出して…。…けど…、あいつも…、何も、悪いこと…してないんだ。」奈都美、口のものを飲み込んだ感じで…。「ナツ…。これからの事…考えると…。俺…。…あいつの事…、断れない。」奈都美、自然に頭の中に浮かんでくる伸永の顔…。翔の顔をしっかりと見れなくなって。涙も出てきそうに…。いきなり慌てて、体を動かし、顔を左手で撫でるように、「か…かける…。ごめん。私…、帰るね…。」翔、「ナ…、ナツ…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※★11COLOR★タートルネック長袖ニット★ニット セーター 花柄 長袖ニット カットソー カジュアル シンプル 秋冬 トレンド レディース ハイネックニット ニットソー タートルネックニット★holyholy★タートルネックニットセーター 微起毛プルオーバー レディース ハイネック ニット トップス 伸縮性 コットン
2020.12.01
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