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いやあ今年2025年ですが早くも7か月が経過しました。月日が流れるのは本当に早いですね。 さて今月ですが、ポートフォリオ上位銘柄を少し動かしました。ただ次の2025~26主力株概況シリーズ(とか言って、本当に書くかどうかはまだ未定)のネタバレになってしまうと後で自分が困るので、詳細の公表は避けます。何よりも自分自身が記事を書くのをとことん楽しみたいですからね。 後、今凄く気を付けているのは、「無理やりに次の主力株概況シリーズの隠し玉を作らない」ことです。非常に人気のあるシリーズなので、どうしても読者サービスを意識してしまったり、また自分自身がスリルとサスペンスを味わうために、意外感のあるサプライズ銘柄を上位にぶち込んで戦いたくなるのですが、過去の経験上それをやり過ぎると明らかにパフォーマンスが落ちるので、とにかく自重しています。 自分は、 「野菜畑の手法」 に従って、畑を黙々と耕す農夫の様に淡々と丁寧に戦いさえすれば、平均的にはベンチマークのTOPIXを数パーセント上回れるくらいの力は「過去20年間の戦績」からは明らかにあります。 なので、とにかく「イタイおふざけ」をしないように、 投資家としての悪癖 を出さないように気を付けています。(滝汗) それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Jul 31, 2025

さて今日は 2024~25主力株概況シリーズ です。 76位 9831 ヤマダホールディングス (東P、3・9月優待) ◎ PF時価総額76位の上位銘柄は家電量販店最大手のヤマダホールディングスです。 ヤマダHDは近年はレッドオーシャンの家電販売だけでなく、住宅・リフォーム、家具などに柔軟に進出し、「暮らしまるごと」サービスを志向しています。個人的にはこれは非常に良い傾向と思っています。 下記のお店はヤマダ本体に取り込んだ大塚家具との「大型コラボ店舗」なのですが、私が観察した限りでは結構うまくいくのではないか?と思っています。 やはり大塚は家具業界では知名度・接客力共に飛び抜けた存在ですし、扱っているブランドの重厚感も含めて、LIFESELECTの売り場には「いい感じの凛とした空気感」が立ち込めています。 ドイツの超高級ブランドである ロルフベンツ なども展示していて凄いと思いました。大塚家具だからこそできるんでしょうね。 また大型テレビと電動ソファーを並べて展示するやり方も理に適っているし、新鮮だし、素晴らしいと感じました。 現在の株価は456.4円、時価総額4413億円、PBR0.50、自己資本比率は48.1%、今期予想PER11.38、配当利回り3.7%(17円)、総合利回り7.0%(17+15=32円、優待券のメルカリ平均価格は額面の95~99%と超高評価、そのため100%で換算)で、優待は100株保有で買物1000 円(税込)ごとに1枚(500 円)が利用できる優待券を3月に1枚(500円分)、9月に2枚(1000円分)などです。 私は色々な小物を良く買っています。↓ さてヤマダHDは、完全にビジネスモデルが崩壊したとか、拡大戦略の行き過ぎで店員さんの教育が行き届かず顧客満足度が業界でダントツ最下位とか、過去数年はマスコミで散々に叩かれまくっていましたが、私の観察では店舗の対応力も以前よりは良くなっていますし、また業績も底打ちしていると思います。(上記データはかぶたんプレミアム+エレフォロ拡張より引用) 実際私はしばらく前にヤマダ電機でパソコンとかブルーレイプレイヤーとか冷蔵庫とかテレビとかを買ったのですが、店員さんが凄く親切で親身になってくれて、「あれ? 接客が最悪で逆にこちらが店員さんに気を使わなくてはならなかった数年前の惨状からは飛躍的に良くなっているな。」と実感しました。 これからもそんなヤマダHDを楽しくホールドして応援していく予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jul 30, 2025

さて今日は2021~25PF概況シリーズです。589位 4262 ニフティライフスタイル(東G、3月優待) ◎ PF589位は、賃貸軸に不動産一括検索が収益柱で、温浴施設情報サイト、デジタルマーケティングも展開しているニフティライフスタイルです。 現在の株価は1316円、時価総額84億円、PBR1.45、自己資本比率は82.3%で有利子負債は0、今期予想PER12.15、配当利回り4.1%(54円)、総合利回り4.9%(54+10=64円、優待は電子ギフトで換算)で、優待は100株保有で(1)自社Webサイト掲載対象温浴施設優待券(電子チケット)2000円相当または(2)電子ギフト1000円相当などです。 ニフティライフスタイルは、成長力がありますし、指標的な割高感もありませんし、総合利回りも出ていますし、PF下位としては申し訳ないくらいに良い銘柄であると考えています。
Jul 29, 2025

さて今日も通常の2021~25PF概況シリーズです。 588位 7570 橋本総業ホールディングス (東S、3月優待) ○ PF588位は、管工機材、住宅設備機器、空調機の卸売りの橋本総業ホールディングスです。 現在の株価は1292円、時価総額275億円、PBR0.78、自己資本比率は37.7%、今期予想PER8.66、配当利回り3.9%(50円)、総合利回り4.6%(50+10=60円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。 橋本総業HDは指標的にもまずまず割安で、PF下位としては全く不足のないとても良い銘柄です。これからも優待を楽しみにホールド継続の予定です。
Jul 28, 2025

さて私は、「その時々で最も不人気なセクターの銘柄、可能ならば出来る限り優待付きの子をまとめ買いして、それらの長期的なパフォーマンスを楽しく観察する。」というバルクプロジェクトを投資手法の根幹の1つに据えています。そして現在ではこのアイデアによる戦いはその概念が広く拡張されて、多くの戦いが同時進行で粛々と続いています。 またこの数年間を見ると、「優待地銀株バルクプロジェクト」と「優待メディア株バルクプロジェクト」が大ヒットシリーズとなりました。また現在資金投入を続けながら継続中の「優待物流・陸運・倉庫関連株バルクプロジェクト」もついにテイクオフして次のヒット企画になりそうな気配です。 、、、さて唐突ですが、我々の住む栄光の大日本帝国は30年間続いた永い永いデフレ時代からようやく抜け出し、明白なインフレ時代に入りました。それによって「儲かる企業」に質的な大きな変化が起こっています。例えば前述の「優待地銀株バルクプロジェクト」が成功したのも、「金利のある世界」の再登場によって銀行が急激に稼ぎやすくなったからです。 そしてそういう変化は他にもたくさん起こっています。私が最近気づいたのは、自然から直接資源を得る農業、林業、漁業、畜産業などの1次産業銘柄の中に、インフレ到来の神風を受けて急激に業績を改善しているところが沢山出ているということです。具体的に言うと、卵価格の急騰で1384ホクリヨウ、お米価格の急騰で2700木徳神糧の利益水準と株価の両方が爆騰しました。でもホクリヨウや木徳神糧と同じように業績が急改善しているのに、マーケットに全く気付かれずに燻ぶったままの銘柄達はまだ大量にいます。 つまり、 「1次産業銘柄には大きなチャンスがある。」 ということです。 それでは今日はその1次産業銘柄シリーズ最新作の1つである、「優待お肉株バルクプロジェクト」の詳細を見ておきましょう。なお、これは実はしばらく前に紹介した「優待お魚株バルクプロジェクト」の兄弟企画となります。 勘の良い方はここまででお気づきでしょうが、両者共に最初から「1次産業銘柄を限りなく束ねて戦う」という共通のアイデアを基にして形作られています。水産業界と一緒で畜産業界にも指標的に割安な銘柄が非常に多いんですね。なので、「お魚とお肉銘柄を束ねてセットで戦ってみよう。1つか2つくらいはヒット銘柄も多分出るんじゃん。」と言う、お楽しみお気楽企画となっております。 それではまず最初にどうして「お肉優待株」に目を付けたのかを説明しておきましょう。1. まず何よりもインフレ時代の到来で畜産物の価格が全体に上昇していること。それによって畜産業界が利益を上げやすくなっていること。これは前述の卵業界やお米業界と全く同じ構造。2. ライフスタイルの変化で日本人が以前よりお肉をたくさん食べるようになったこと。具体例を1つ挙げると外食の王様である マクドナルド の既存店月次推移は、過去4年間で見てシステム障害のあった1か月以外は全てプラス推移となっている。 つまりお肉優待株には全体的に見てインフレ以外にも純生の成長力があること。ちなみに以前スターゼンのIRに別件で質問した時にも、担当者の方が「日本人は以前よりもお肉をたくさん食べるようになっています。」と自信満々に言っていた。3. 理由は良く分からないが、畜産銘柄は歴史的に常に不人気で低PBRのところがとても多く、コテコテの渋チン系バリュー投資家である私にとって非常に手掛けやすい業界であること。4. 優待内容に力がある。美味しいステーキやハムなど、パワーが付いて投資の勉強がはかどるアイテムがたくさん貰えて嬉しいこと。 以上です。 それでは早速2025年7月27日現在の、生まれたてホヤホヤの小鹿の様な最新のセットリストを見ていきましょう。全体では3900万円程度のサイズでのスタートとなりました。 中身は2トップの構成となっています。順番に見ていきましょう。 時価総額約1700万円で1位に立つのは、食肉卸首位で全国に販売網を持つ 8043スターゼン です。2017シーズンに50位でシリーズに初登場して以来ずっと上位に鎮座し続けている超実力派銘柄です。ちなみにスターゼンは、前述の月次絶好調が続く日本マクドナルドのビーフパティ専用工場として 千葉工場 を持っているのですが、Xの生成AIであるGrok3によると、ここが「国内最大のビーフパティ工場」だそうです。 優待内容も下記の通り素晴らしいです。↓ 私は毎回、グリルで脂を落として、ヘルシーに戴いています。 時価総額約1500万円で僅差の2位は、2292エスフーズ傘下の食肉小売業の 7614オーエムツーネットワーク です。資産バリュー株としてみた場合に極めて割安で、かつ優待内容も良いという2つの長所のある銘柄です。また「畜産銘柄としてではなく外食銘柄として見ると破格に安い」という違う角度からの魅力もあります。 私はこの数年は、オーエムツーが手掛けている外食事業である「アウトバックステーキハウス」の食事券を戴いています。 何を食べても、いつ食べても、誰と食べても、すんごくうまい。↓ ハンバーガー、素朴で肉肉しくて滅茶旨い。↓ ハンバーグ、凄い断面図密度で濃厚に美味い。↓ スターゼンとオーエムツーの2大巨頭以外はすべて小粒な銘柄ばかりですが、鶏肉国内大手でケンタッキー(KFC)と食肉卸向けが柱、また同時に二毛作でケンタフラチンのフランチャイズも手掛けている 1381アクシーズ もまずまず魅力的な銘柄と思います。 優待内容もかなり良いです。↓ そのくらいかな? もしも抜けている銘柄がありましたら、皆様Xのコメント欄で是非ご教示ください。 しばらく前に紹介した「優待お魚株バルクプロジェクト」と競わせながら、楽しく企画を続けていきたいと考えています。(笑)バルクプロジェクトシリーズ 免責事項各バルクプロジェクトシリーズ は、私の投資家としての遊び心から「エンターテインメントとパフォーマンスの両立」の一石二鳥を賭けて、また同時に「投資を極限まで楽しむことを通じて、自らの能力を拡張してより良い投資家になる」ことを目指して全力で取り組んでいるものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは結局は誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。残念ながら私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資行為はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jul 27, 2025

さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。75位 8091 ニチモウ (東P、非優待) ◎~◎◎ PF時価総額75位は、食品事業と漁網・漁具などの海洋事業が2本柱のニチモウです。今回上位に初登場となりました。先日始まったばかりのホヤホヤの新企画、「優待お魚株バルクプロジェクト」の準エースでもありますね。(上記データはニチモウ中期計画より引用) 現在の株価は2287円、時価総額206億円、PBR0.63、自己資本比率は36.4%、今期予想PER7.62、配当利回り4.4%(100円)で、優待はありません。 ニチモウは私の専門外の非優待株ですが、5月9日公表の中期経営計画で、「株主優待についても実施を視野に」との文言があったことから先回り参戦をしました。 ニチモウの食品事業にはカニやホタテなどの高級水産物があり、優待内容によっては人気化する可能性があると思ったのでフライングキャッチしました。 また仮にいつまで経ってもどれだけ待っても優待新設が発表されない場合であっても、ニチモウは「実質累進配当」を継続するとしていること、及び養殖事業に魅力があることから、大きく負ける可能性は低いと判断しました。 ま、簡単に言うと、私は今のニチモウに 「コインの表なら勝ち、裏でも負けは小さい」 ダンドー的な状況を見出したということです。 「一日も早く優待新設しないかなー。出来れば美味しい蟹やデカいホタテが欲しいなー。」と思っています。(笑) 果たしてどうなるでしょうか?2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jul 26, 2025

さて今日は通常の2021~25PF概況シリーズです。 587位 1780 ヤマウラ(東P、3月優待) ◎ PF587位は、長野県内の建築、土木が中心のヤマウラです。 現在の株価は1318円、時価総額278億円、PBR1.07、自己資本比率は75.5%で有利子負債は0、今期予想PER7.97、配当利回り2.0%(26円)、総合利回り3.5%(26+20=46円、優待品はメルカリ平均価格の2000円で換算)で、優待は100株保有で3000円相当の地場商品1つなどです。 ヤマウラの優待品は結構良いものが多いです。いくつか見ておきましょう。 ヤマウラは指標的にも割安ですし、優待内容に力もありますし、PF下位としては申し訳ないくらいに良い銘柄です。これからも現行の優待制度が続く限りはホールドの予定です。
Jul 25, 2025

さて今日は2021~25PF概況シリーズです。 586位 3157 ジオリーブグループ(東S、3月優待) ◎ PF時価総額586位は、建材卸大手のジオリーブグループ(旧ジューテックHD)です。 現在の株価は1175円、時価総額162億円、PBR0.67、自己資本比率は26.0%、今期予想PER9.17、配当利回り4.1%(48円)、総合利回り5.8%(48+20=68円)で、優待は100株保有で2000円相当のクオカードです。 ジオリーブグループは指標的に安いですし、業績も安定していますし、PF下位としては申し分のない良い銘柄であると評価しています。
Jul 24, 2025

さて今日は株式投資本オールタイムベスト149位 隠れた「新ナンバーワン銘柄」を見つける方法(マーティン・S・フリッドソン著、パンローリング、2024年) の第8弾です。 今日も 第1章 月並みな分析は忘れよう から。 ガイダンスゲーム 何年にもわたり、EPSを予測し、その予測を株価目標に転換し、その株価目標をメディアで議論し、そしてアナリストや彼らの会社を予想の正確性に基づいて評価するという基盤のうえに巨大なインフラストラクチャーが築かれてきた。これに参画しているすべての者たちをもっと複雑な、異なる測定基準に転向させることは山を一つ動かすだけの話ではない。山脈を一つ動かすに等しい。 この章でフリッドソンは、「役に立たない」EPSとPERがそれでも長年マーケットで重宝され、分析の基礎になってしまっている理由を分かりやすく述べています。 少し考えればわかることですが、PERはどんな初心者でも見ています。つまり全員が見ています。それなのにPERの内実は前述した様に「極めて不正確で不安定」なのが実態です。そういったものに指標としての優位性が無いことは明らかですね。(続く)
Jul 23, 2025

さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。 74位 8041 OUGホールディングス (東S、9月優待) ◎~◎◎ PF時価総額74位は大阪中央卸売市場の水産物卸売で国内最大規模のOUGホールディングスです。最近始めた 「優待お魚株バルクプロジェクト」 の準エースとして抜擢され、今回ポートフォリオ上位に初登場となりました。 現在の株価は3745円、時価総額208億円、PBR0.57、自己資本比率は39.4%、今期予想PER6.13、配当利回り2.7%(102円)、総合利回り3.4%(102+25=127円)で、優待は100株保有で9月株主に2500円相当、500株保有で5000円相当の水産加工品などです。 さてOUGホールディングスの優待品というのは何故か我々優待族の中でもあまり話題にならないのですが、どれを選んでもさすがは「水産物卸売り」を実感させる滅茶苦茶良い内容です。 このOUGマークがまた可愛いんですね。 私は天然海老セットを選択することが多いです。 パスタに入れても美味いし、 フライにしても抜群。 チリってもいい。 さてOUGホールディングスは指標的にも非常に割安ですし、今見たように優待内容も非常に強力です。またここは最近日本に押し寄せている「強烈な食料インフレ」の恩恵をダイレクトに受けられることも凄く魅力的だなと思って、私はしばらく前に多めに買い増ししました。今後PF上位の一角に据えて、引き続き楽しくホールドしていく予定です。ギョギョギョー。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jul 22, 2025

さて株式投資で大きな資産を築くにはいろいろな方法があると思いますが、一番シンプルで再現性が高いのは、「将来大きく上昇することになる銘柄を値上がり前の段階でたんまり仕込み、じっくり・まったり・ゆったり鬼ホールドしていく。」事かと思います。 「みきまるさん、何言ってんだ。そんなことできる訳ないだろう。」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、未来と現在を等価に考える 「迂回戦略」 を取れば実はそんなに難しいことではないと個人的には考えています。 というか、これは多くの成功した上場企業の創業社長さんが実際に資産家になったやり方そのものでもあります。たくさんの成功者がいるということですね。 それでは具体的にはどのくらいの値上がりをすればその銘柄が自らの資産形成に「効く」ことになるでしょうか? ま、やっぱり10倍=10バガーは理想的には欲しい所です。それが無理でも5倍=5バガーは目指したいですね。 そこで今日は、自分のポートフォリオ内で「過去5倍以上になった銘柄」を抽出して、それらにどのような傾向があるのか、更にはそこから一歩進めて「未来の10バガー候補」を具体的に探ってみたいと思います。 それでは始めに、私が2025年7月21日現在で保有している786銘柄中で5.7倍以上になったものの一覧表を見てみましょう。何故5倍じゃなくて中途半端な5.7倍かと言うと該当銘柄数が多過ぎてリストが1枚に収まりきらなかったからです。10倍以上が7銘柄、5.7倍以上が24銘柄となっています。こうしてみると結構たくさんあることが分かりますね。(上記データはSBI証券より引用) 、、、そうだ、いつかはちゃんと書こうと思っていたし、いい機会なのでここできちんと書いておきたいことがあります。それは、2022~23シーズンにPF1位で戦った 2726パルグループHD がきちんと6バガーを達成していることです。 ネット上ではよく「みきまるはPF1位で戦った銘柄では、2196エスクリ(2015シーズン)、6425ユニバーサルエンターテインメント(2018シーズン)など、全て大敗している」という言説があります。そしてこの2つの銘柄でワイが結果を出せず、それどころか目の玉が飛び出るほどの巨大な損失を出し、止む無く片腕を切り落として半死の状態で撤退した、これは間違いのない厳然たる事実です。 その一方で、前述の2726パルGHD、2012シーズンに2位で戦った 3097物語コーポレーション など大きく上昇して利益を上げた銘柄達も当然にあります。そうでなければ今ここで元気に毎日ブログを書けていないです。 もっと言うと、ボロ負けしたエスクリやユニバーサルエンターテインメントでの戦からもたくさんの貴重な教訓を得ています。いやむしろ大きく成長できたという確かな実感があります。「負け方の経験値と引き出し」が膨大に増えたからです。そういうすべてを糧として「明日には今日よりも1ミリでも良い投資家になりたい」という熱意に燃えて日々を過ごしてます。 何が言いたいのかと言うと、 「ワイが過去に主力に抜擢して激アツで戦った銘柄では、いつもいつも100%負けているわけではなくて、たまにはちゃんとガツンと勝つ時もある」 ということです。良い子の皆様は、今日はこれだけ覚えて帰ってください。 、、、すいません、悪い癖が出て前置きが長くなりした。「未来の10バガー候補を探そう」という話でしたね。 具体的に私の持ち株で5.7倍以上になった子達の特色を見ていきましょう。まず目につくのは外食銘柄が多いことです。驚異の17バガーとなった7550ゼンショーHDを筆頭に、3097物語コーポ、3068WDI、9936王将フードと4つも入賞しています。 ま、最近の相場は 「優待付きの外食株」が極めて高く評価される傾向にあり、「一種のバブル」化している感じもある ので、ここから新規で外食株を買って10バガーを目指せるか?と言うと、ちょっと厳しいかなあと自分は思います。と言うか、どの外食株も既にPBRやPERなどのシンプルな指標で見て高いですからね。 ただそれでもこの「外食株の当たった時の爆発力」は決して侮れないと感じています。最近でも北海道と北関東地盤のラーメンチェーンの3399丸千代山岡家が爆裂上昇しました。その観点から私は現在、指標的には激高ではあるものの、優待利回りが高くてラーメンが美味い一風堂を経営している 3561力の源HD を準主力クラスで保有しています。 次に目につくのは、リユース銘柄が多いことです。10バガー越えに 3093トレジャーファクトリー と 3179シュッピン が登場しているのを筆頭に、 2780コメ兵 も大きく上昇しています。 そしてインフレの激しく進む日本では現在リユース市場が急激な成長を遂げていることから、自分はこの リユース業界から「次の10バガー」が出てくる可能性は結構あるのではないか? と考えています。 具体的には「セカンドストリート」が店舗型首位であるにも関わらず、合法ではあるものの資産管理会社を使ってややトリッキーな自社株取引をする社長さんの「遠藤ディスカウント」効果で指標的に割安な 2681ゲオHD や、逆に社長さんが熱意に溢れていてキレキレの 3181買取王国、7610テイツー などにそのポテンシャルがあるのではないか?と感じています。 あ、後、7014名村造船がほぼ7バガーを達成していますが、この名村の上がり方を見ると、「業績が名村のほぼ1年遅れ」の私の超主力株 009540韓国造船海洋 もまだまだ上値を目指せるだろうし、場合によっては自分の買値からは10バガーもあり得ると感じています。 そしてリスト全体を俯瞰して感じるのは、「様々な業種のありふれた銘柄が大きく上昇しているんだな。」という非常に地味な事実です。多くの投資家に持て囃される超絶高PBRの✨キラキラグロース株を手掛けなくても、自分のすぐ近くにあってそのサービスを良く利用している会社からも大化け株は出る んですね。 大人気のビジネスホテルチェーンの「ドーミーイン」を手掛けている13バガー達成の 9616共立メンテナンス なんかがその典型です。そういえばホテル関連としては、「ブライダル&ホテル」の両刀使いの 2418ツカダグローバルHD は不人気ですが自分は極めて高いポテンシャルがあると思います。後ロードサイドでアメリカ型の激安ホテルを展開している 6076アメイズ にも可能性を感じますね。 青い鳥は身近にいる という事です。 次に強調しておかないといけないことは、ここ日本株市場に留まらないのですが、時価総額が小さい超小型株から10バガーが出やすいのが世界的な傾向であることです。この理由はシンプルで、小型株は小さな赤ちゃんの様なモノなので大きく成長しやすく、逆に大型株はしわしわのおじいちゃんの様なモノなのでもう成長しにくいということです。 そういう視点から言うと、出来れば時価総額が50億円以下、ちょっと広げても300億円以下位の、サイズが小さすぎて機関投資家が入って来れない銘柄を集中的に狙って行くというのが我々資金力に限りがある個人投資家にとっての「王道戦略」です。お金が少ないという短所を長所に変換できる魔法のやり方なんですね。 時価総額が小さいうちにたんまりと仕込んでおいて、人気化して時価総額が300億円を超えて機関投資家の「サラマンファンドマネジャー」が重い腰を上げて社内会議を経て買いに来たところに、売りをぶつけて音速で逃げ去るという 風と共に去りぬ殺法 これが我々個人投資家にとっての「伝家の宝刀」なのです。(笑) ちなみに、私がこの「超小型株効果」を狙ってPF上位で持っている銘柄は以下の様な感じです。数が多いのでもしかすると抜けがあるかもしれませんがそこはご容赦ください。(汗) 3181買取王国(時価総額32億円)、5283高見澤(55億円)、1438岐阜造園(60億円)、9060日本ロジテム(60億円)、4754トスネット(69億円)、4624イサム塗料(70億円)、8119三栄コーポレーション(83億円)、7134アップガレージ(86億円)、7551ウェッズ(99億円)、272Aグリーンクロス(108億円)、7614オーエムツーネットワーク(110億円)、7228デイトナ(131億円)、8029ルックHD(184億円)、9027ロジネットジャパン(203億円)、6405鈴茂器工(224億円)、6076アメイズ(228億円)、9657遠州トラック(236億円)、7520エコス(284億円)、2418ツカダGHD(284億円)、9035第一交通産業(292億円)、7932ニッピ(301億円)、6222島精機製作所(359億円)。 そして最後に大切なことは、「現時点でマーケットで一番忌み嫌われているセクターに大きく張る」ことです。これは テンプルトン の、 皆、私に見通しが有望な銘柄はどれかと聞く。だがその質問は間違っている。本当は、見通しが一番暗い銘柄を聞かなければならない。 と言う言葉に忠実に戦い続けているということです。 今だとウェディング関連とか自動車部品関連とか製紙関連とか、そのあたりですね。前述しましたが、自分はウェディング関連では2418ツカダグローバルHDにかなり大きく張っています。後、4331テイク&ギブ・ニーズも面白いかもな?とちょっと思っています。 そのくらいかな。ちょっと長くなり過ぎましたね。(汗) さて皆様の10バガー候補はどこですか? 是非私のXのコメント欄で教えてください。(笑)
Jul 21, 2025

さて私は、「その時々で最も不人気なセクターの銘柄、可能ならば出来る限り優待付きの子をまとめ買いして、それらの長期的なパフォーマンスを楽しく観察する。」というバルクプロジェクトを投資手法の根幹の1つに据えています。そして現在ではこのアイデアによる戦いはその概念が広く拡張されて、多くの戦いが同時進行で粛々と続いています。 またこの数年間を見ると、「優待地銀株バルクプロジェクト」と「優待メディア株バルクプロジェクト」が大ヒットとなりました。また現在資金投入を続けながら継続中の「優待物流・陸運・倉庫関連株バルクプロジェクト」もついにテイクオフして次のヒット企画になりそうな気配です。 そういったことの影響でしょうか? 最近オフ会なんかに顔を出すと、初対面なのに話して数十秒後に「あの、みきまるさん、なんか新しいバルクプロジェクトとかは始めてないんですか?」という質問を受けることが凄く多くなっています。なので、このシリーズには極めて高い潜在需要があるんだなと実際にリアルで体感してもいます。(笑) それでは今日はその最新作の1つである、「優待お魚株バルクプロジェクト2025」の実態を見ておきましょう。プロジェクトはつい先週に始まったばかりで、生まれたてのホヤホヤです。水産業界には指標的に割安な銘柄が非常に多いんですね。 まず最初にどうして「お魚優待株」に目を付けたのかを説明しておきましょう。1. ワイはくるくる寿司が大好きで特にスシローに良く行くのですが、この数年でお寿司の値段が明らかに高くなった。それでもお客さんの数は減っておらず、「お魚はインフレで間違いなく着実に値上がりしている。でもお客さんは渋々ながらも受け入れてそれに付いてきている。ということは水産業界は価格転嫁がしっかりと出来ていて利益を上げやすくなっている。これはチャンスだ。」と思ったこと。2. お魚優待株からは、名前通りで当たり前だが海産物やお魚の缶詰優待が貰える。そしてこれらには健康に有益な栄養素がたっぷり含まれている。具体的に言うと、サバやイワシなどの青魚に含まれるDHA・EPAは血液をサラサラにし心臓病や脳卒中のリスクを低減してくれる。またセレンやビタミンEなどの抗酸化物質による老化防止作用もある。つまり、「お魚優待株をたくさん買うと、日々の食卓にお魚が溢れることを通じてより健康で長寿になれる」可能性が高まる。 以上です。 それでは早速2025年7月20日現在の最新のセットリストを見ていきましょう。全体では3200万円程度のサイズとなっています。 トップを飾るのは時価総額1700万円程度でワイの全体PFでもTOP30に入賞している1301極洋です。指標的な割安さ、お魚インフレの追い風を全面に受けて明白にギアチェンジしたこの数年の高い成長力、ハイクオリティで抜群に美味い缶詰優待の3拍子が揃っており、極めて高い総合戦闘力があります。正直全体PFでももう少し上の順位で戦えるんじゃないかな?と感じるくらいに良い株で、現在プロジェクトの絶対エースとなっています。 特に300株優待品の「紅ずわいがに」はマジで泣くほどにうまい。↓ 身が詰まり過ぎてて、カニがぴんこ勃ち! ↓ 準エースには時価総額500万円弱で2銘柄が揃い踏み。1つは食品事業と漁網・漁具などの海洋事業が2本柱の8091ニチモウ。ここは現時点では非優待株ですが、四季報に「株主優待実施も視野」とあり、優待新設リーチ状態かつ極めて割安なため、フライングゲットでプロジェクト上位に抜擢。↓ 優待品に良さそうなアイテムがたくさんで新設前から既によだれが止まらない。個人的にはデカいホタテが欲しい。↓ もう1人の準エースは、大阪市中央卸売市場の水産物卸売りで国内最大規模を誇る8041OUGホールディングス。指標的に激安で優待内容も良く、エースの極洋に次ぐ総合戦闘力を誇る。 海老がブリンブリンに肉厚で、うまい。! ↓ このTOP3銘柄以外はどこも小粒ですが、優待品が抜群なところをあと1つだけプレゼンさせてください。9955ヨンキュウですが、ここの自社子会社優待うなぎがとにかく美味しい。 なぜそんなに抜群なのかと言うと、ヨンキュウの優待鰻は最新の閉鎖循環システムを使って完全無投薬で大切に育てられているからです。 とても肉厚で、見た瞬間に直感で「あっ、これは絶対に美味しいやつや!」と分かります。我々人間にはこういう「格の違うもの」を瞬時に見分ける生来の能力が備わっています。イ●ンで良く売ってる中国産のガリガリのやつとかは、根本的にすべてが異なります。 食べれば中がフワフワで生臭さが一切なく、正に異次元の美味しさです。株価にはやや割高感がありますが、ヨンキュウの株価はファンダメンタルズではなく、ウナギメンタルズで出来ていると理解して頂ければ幸いです。 以上をまとめた「初代 優待お魚株バルクプロジェクト」のセットリストがこちらです。↓(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用) 最後に皆様にお願いがあります。お魚プロジェクトはまだ始まったばかりで、私が見逃している銘柄も多分あると思います。「みきまるさん、この株もいいよー」と言うものがありましたら、是非Xのコメント欄で教えてください。バルクプロジェクトシリーズ 免責事項各バルクプロジェクトシリーズ は、私の投資家としての遊び心から「エンターテインメントとパフォーマンスの両立」を賭けて、また同時に「投資を極限まで楽しむことを通じてより良い投資家になる」ことを目指して全力で取り組んでいるものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jul 20, 2025

さて今日は2021~25PF概況シリーズです。585位 8025 ツカモトコーポレーション (東S、3月優待) ○ PF585位は、和洋装の総合繊維商社で、都内に高収益不動産を保有しているツカモトコーポレーションです。 現在の株価は1340円、時価総額55億円、PBR0.38、自己資本比率は48.6%、今期予想PER36.02、配当利回り2.2%(30円)、総合利回り4.1%(30+25=55円、優待品のメルカリ平均価格は額面の50%)で、優待は100株保有で5000円相当の自社特別企画品です。 今日は過去の優待品をいくつか見ておきましょう。いずれも実用的な内容ですね。 ツカモトコーポレーションは業績推移は不安定ですが、低PBRですし、まずまずの総合利回りが出ていますし、ポートフォリオ下位としては何の不満もない良い銘柄であると評価しています。
Jul 19, 2025

さて今日は通常の2021~25PF概況シリーズです。584位 4839 WOWOW (東P、9月優待) △ PF位は、日本初の民間衛星放送会社で、BS、CSに有料番組を提供しているWOWOW(わうわう)です。 現在の株価は1365円、時価総額394億円、PBR0.57、自己資本比率は67.7%で有利子負債は0、今期予想PER48.40、配当利回り2.2%(30円)、総合利回り3.7%(30+20=50円)で、優待は100株保有で「WOWOW」視聴料3カ月分無料または2000円相当の自社オリジナル・クオカードです。 WOWOWは、Netflix、U-NEXT、Amazon Prime Video、Disney+などの動画配信サービスの普及によりコンテンツの選択肢が増加したことで、相対的な戦闘力が落ちて会員数の減少が止まらない状態です。実際私も元々はWOWOWの優待で男子テニスのATPツアーを見ようと思ってここを買ったのですが、今では「別にWOWOW見る必要なんて全くないよな。」と思ってクオカードを戴いている状態です。 最近は何故か株価が急騰していますが、理由が不明で「???」と感じています。ま、私のここの買値は2752円と今から見ると非常に高く、心の中では既に完全に負けを認めている状態です。株式投資の難しさを痛感しながら今のところはホールドを続けています。(汗)
Jul 18, 2025

さて今日は株式投資本オールタイムベスト149位隠れた「新ナンバーワン銘柄」を見つける方法(マーティン・S・フリッドソン著、パンローリング、2024年) の第7弾です。 今日は 第1章 月並みな分析は忘れよう から。 純利益とされるものに関する結論 EPS(みきまる注:EPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株当たり純利益の略語。企業を評価する際に使われる指標のひとつで、1株当たりの利益がどれだけあるのかを示すもの)は論理的にも市場で株価がどのようにつけられるのかの基準とはなり得ない。 それは一般にEPSを詐欺的とは言わないまでも誤解を招くものとしてしまう会計のトリックに原因がある。 もしくは、公表された数字が嘘でないとしても、「会計の誤り」によって歪んでいる可能性がある。そして、誤ったEPSのデータが後に訂正の対象とされる可能性がある。さらには、EPSは今日の大多数の企業には当てはまらない会計基準に基づいて算出されているのだ。 ウォール街の調査はこれらの問題点を無視し、軽率にもEPSに焦点を当て続けている。PER倍率を割り当てるときに検討すべきこととして利益の質が語られることはまれだ。 この章でフリッドソンはEPSとそれに基づいたPERがどれほど役に立たない指標であるかについて、痛快なくらいにボロクソに語っています。まるで「PERに親を殺された」のかと思うくらいです。 ただ彼の「EPSとPERは役不足」と言う指摘は全くその通りで、私は以前から、「PBRは愛でPERは恋」 であると強く主張しています。 その心は、PBRはとても地味な指標だけれども数値としての連続性があって通常は大きく変動したりはしない、それに対してPERはとても強い指標だけれども、企業業績や社長の心持ちが変動すると儚く脆く容易に崩れ去ってしまう事があるということです。 なので自分は「恋」の様に移り変わるものではなく、「愛」の様にどっしりと安定したものを拠り所として、なるべく長い時間軸(平均4年程度)を取って遠くを見て戦っていきたい、ということです。 実際私のブログでは各銘柄を紹介するときに、必ず時価総額、PBR、自己資本比率、今期予想PER、配当利回り、総合利回りの順に書いています。これはそのまま自分が、時価総額を1番、PBRを2番、自己資本比率を3番に重視して投資判断をしているということの表れです。多くの投資家が重視するPERはTOP3には入っていないんですね。(続く)
Jul 17, 2025

さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。 73位 9401 TBSホールディングス (東P、3月優待) ○ PF時価総額73位の上位銘柄は、民放キー局の一角で視聴率3位、舌を噛みそうな名前の不動産『赤坂サカス』が収益柱のTBSホールディングス(登記社名は東京放送ホールディングス)です。 2023年には、 優待メディア株バルクプロジェクト の一員としてPFトップ10の一角に据えて激アツの勝負を繰り広げた銘柄ですが、株価上昇で勝負を終え、今は優待MAXとなる1000株が恩株として残るのみです。 現在の株価は4916円、時価総額8140億円、PBR0.84、自己資本比率は72.2%と鉄壁、今期予想PER28.25、配当利回り1.4%(70円)、総合利回り1.6%(70+10=80円)で、優待は100株保有で1000円相当の「TBSアナウンサークオカード」などです。 100株優待品の1000円相当のクオカード。 500株以上&3年以上継続保有で頂ける2000円相当の「PLAZA」ショッピングカード。 ここは元「ソニープラザ」ですね。お店には十分な戦闘力がありますし、色々と物珍しいアイテムが揃っているので、買い物は率直に言ってとても楽しいです。 ま、TBSには本当に大変お世話になりました。私としては十分過ぎる利益を上げることが出来て感謝しかないです。残りの恩株の1000株はなるべく末永くホールドして引き続き応援していく所存です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jul 16, 2025

さて今日は通常の2021~25PF概況シリーズです。 583位 4102 丸尾カルシウム (東S、3月優待) ◎ PF583位は、合成樹脂、塗料など向け工業用カルシウム(補強剤)専門メーカーの丸尾カルシウムです。 現在の株価は1348円、時価総額32億円、PBR0.30、自己資本比率は57.8%、今期予想PER18.91、配当利回り2.2%(30円)、総合利回り3.0%(30+10=40円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。 丸尾カルシウムは過去の業績推移が安定しており、また超低PBRで財務状態もまずまず良く、ポートフォリオ下位としては何の不満もない、実力派の素晴らしい銘柄です。そしてここのような「寡黙ないぶし銀銘柄」達が、私のPFを支え続けてくれているんですね。♬
Jul 15, 2025

さて今日は株式投資本オールタイムベスト149位隠れた「新ナンバーワン銘柄」を見つける方法(マーティン・S・フリッドソン著、パンローリング、2024年) の第6弾です。 すいません、あと一回だけ、非常に勢いのある まえがき から。 ナンバーワン銘柄に狙いを定めているならば、、、最初のステップは、過去に最も優れたパフォーマンスを上げた銘柄に最も似ている銘柄を探し出すことだ。 それはそうですね。若干「バックミラーで未来を見ようとしている」感が無いでもないですが、ま、「利用可能なパターンを抽出する」と言う意味で、アプローチとしては正しいと思います。(汗) 表P-1 S&P500のナンバーワン銘柄(2012~2021年) 2020年のテスラのパフォーマンスが突出していますが、それ以外も素晴らしい戦績です。これらの銘柄に連続で集中して投資が出来れば、そりゃーあっという間に超富裕層にのし上がれますね。(笑) 前書きの紹介が長くなり過ぎました。それでは次回からは本当に本文に分け入って参りましょう。(続く)
Jul 14, 2025

さて今日は2021~25PF概況シリーズです。582位 9412 スカパーJSATホールディングス (東P、非優待) ○ PF582位は、衛星通信サービス提供等の宇宙事業と、有料放送『スカパー!』等のメディア事業が2本柱のスカパーJSATホールディングスです。 現在の株価は1394円、時価総額4150億円、PBR1.40、自己資本比率は69.8%と良好、今期予想PER18.81、配当利回り2.7%(38円)で、優待はありません。 スカパーJSATホールディングスは私の専門外の非優待株なのですが、2021年に始めて2023年の一時期にはメインの投資アイデアとした戦った 「優待メディア株バルクプロジェクト」 において、メディア業界をより深くかつ多角的に学ぶために2023年1月に100株だけ買ったのでした。 買ったときも、「ここは宇宙事業が伸びそうだし、その点が多くの投資家に認識されていないし、このパターンはもしかすると化けるかもしれいないな。」と何度も思ったのですが、結局自分の専門外の非優待株であることが引っ掛かってたくさん買うことはありませんでした。そして案の定こういうちょっとしか買っていない株に限って大きく上昇したのでした。くー、「投資家あるある」ですね。(汗)
Jul 13, 2025

さて今日は2021~25PF概況シリーズです。581位 7916 光村印刷 (東S、9月優待) ○ PF581位は、中堅の印刷会社の光村印刷です。 現在の株価は1380円、時価総額43億円、PBR0.24、自己資本比率は63.5%と良好、今期予想PER42.33、配当利回り3.6%(50円)、総合利回り4.3%(50+10=60円、優待はメルカリ平均価格の1000円で換算)で、優待は100株保有で自社カレンダーです。 印刷技術の高さを感じる美しいカレンダーです。 光村印刷は超低PBR&好財務&マニアック優待の3つが揃った私好みの銘柄です。株価が上がる日は「永遠に来ない」様な気もしますが、ま、現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Jul 12, 2025
* 今日の日記は、プライベートな備忘録となります。投資とは直接の関係はありませんので、読み飛ばして頂いて構いません。 * お酒を飲むのを止めて1年が過ぎました。これは元々健康寿命を少しでも伸ばし、投資家として一番大切な「複利のマジック」を最大限享受するため、そしてその手っ取り早い目標として体重を管理する・少しでも減量することが大きな目的でした。 また飲酒が健康を損なう、端的に言うと「多くの癌腫の発症率を高める」ことがこの数年の多くの研究で明らかになっていることを考えると、「広く人生を俯瞰すると、お酒はリスク・リターン・レシオの点から全く理に合わない、ペイしない。」と痛感したことも判断の大きな後押しになりました。要は煙草が身体に悪いのと同じでお酒も悪いということです。「酒は百薬の長」は真っ赤な嘘だったということですね。(涙) 具体的に言うと、飲酒は頭頸部(口腔・咽頭・喉頭)や食道、肝臓、大腸、女性の乳房など、いくつかの種類のがんと強く関連しており、特にエタノールとその代謝産物のアセトアルデヒドが強い発がん性を持つとされています。 さてお酒を止める以前、私は「ほぼ毎日」350mlの酎ハイを2本飲んでいました。最初にアルコール度数6%のキリンの本絞りレモン(レモン果汁のみで糖類0)を1本飲んで、次にアルコール7%宝焼酎ハイボール(甘味料0、プリン体0、糖質80%オフ)を1本飲むというのがルーティーンでした。色々と考えて「なるべく体にダメージの少ない飲み方」を意識してはいました。 お酒を飲みながら好きな音楽を聴き、同時に投資に関して様々なことを考える時間は極上でかけがえのない物でした。ただその代償として筋トレをしているにもかかわらず体重が全く減らない、いやむしろ年単位で見るとジリジリと増え続けているという大きな問題を抱えていました。 でもそれは当たり前です。寝る寸前に毎日体にほぼ300キロカロリーを入れていたわけですからね。1か月だと10000キロカロリーにもなる訳でそれでは痩せるのは至難の業です。 、、、そして現在で12か月連続で禁酒をしているわけなので、トータルではおおよそ120000キロカロリーをセーブできたことになります。改めて考えると途轍もなく大きな数字ですね。 それでは今日は、この1年間で私の体と心に起こった変化を箇条書きでまとめておこうと思います。1. 体重は約3.0キロ減ったが、実は6か月前に下げ止まってからはずっとヨコヨコが続いている。これに関しては、「お酒を止めたんだから、その分ご飯はしっかり食べていいだろう。後、禁酒を成功させるという自分史上前人未到の偉大なイベントを成し遂げたわけだから、そのご褒美として毎日おやつを食べてもいいだろう。」という独自理論の下でパクパクむしゃむしゃ、毎日あまり節制せずにごはんとおやつを食べているので仕方がないと思っている。 2. 睡眠の質が明白に上がった。お酒を飲んでいるときはトイレに行きたくなって夜中に起きてしまうことが頻繁にあり、加齢によるものだと思っていたのだがそれは違った。アルコールを分解するために体が夜中に頑張っていただけだった。禁酒してからは朝まで1回も目覚めないことが多くなった。小学生の頃みたいによく眠れるようになった。個人的にはこれが一番有難かった。 ちなみになぜアルコールが睡眠の質を下げるかですが、REM睡眠の抑制、睡眠周期の乱れ、前述したアルコールの利尿作用による夜間の覚醒増加、呼吸障害のリスクの上昇、睡眠中の中途覚醒などが総合的に睡眠にダメージを与えるからです。3. 「お酒を飲みたい」という強力な精神依存が抜けた。お酒を止めて1、2か月くらいは、アルコール飲料のCMを見たり、街で居酒屋さんで楽しそうにビールやハイボールを呑んでいる人たちが目に入るのがつらくて仕方なかったが、徐々に気にならなくなり、今ではなんとも思わなくなった。「日本社会はストレスに満ち満ちているので、その捌け口というか救済手段として、お酒に対して凄く寛容な文化なんだろうな。」と客観的に見れるようになった。 そのくらいかな? またいつかその後がどうなったかを報告する予定です。
Jul 11, 2025

さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。72位 3954 昭和パックス(東S、3月優待) ◎~◎◎ PF時価総額72位の上位銘柄は、クラフト紙袋首位の昭和パックスです。「優待株いけす」内の激烈な抗争を制して2019シーズンに44位でポートフォリオ上位の一角に初浮上を果たし、今シーズンもその地位を維持してPF上位登場となりました。 現在の株価は2035円、時価総額91億円、PBR0.38、自己資本比率は70.2%と良好、今期予想PER7.45、配当利回り2.5%(50円)、総合利回り2.7%(50+4.4=54.4円)で、優待は500株保有で新潟県産コシヒカリ新米5kgです。 優待米が「昭和パックス特製紙袋」で包装されているのが滅茶苦茶カッコいいです。なんだろう、この異常に丈夫で硬質な感じ。日本株市場でも「最高の優待品」の1つだと思いますね。 昭和パックスは指標的にも安いですし、過去25年間一度も赤字がなく利益を積み上げていますし、財務状態がどんどん良くなってきていますし、優待内容も超クールですし、実にいい銘柄と思います。(上記データはかぶたんプレミアム+エレフォロ拡張より引用) いやあ、改めて日本株市場には「目立たないけど実力のある良い銘柄」が多いですね。♪2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jul 10, 2025

さて今日は2021~25PF概況シリーズです。580位 2424 ブラス (東S、1・7月優待) ○ PF580位は、東海地盤で直営の完全貸し切り型ゲストハウスでのウェディング事業を展開しているブラスです。 現在の株価は703円、時価総額40億円、PBR0.94、自己資本比率は36.2%、今期予想PER10.10、配当利回り1.1%(8円)、総合利回り1.8%(8+5=13円)で、優待は「6か月以上継続保有を条件として」1月株主に100株保有で500円相当のクオカード、7月株主に200株保有で自社ギフトなどです。 ブライダル業界には逆風が吹き荒れていますが、ブラスはよく頑張っていると思います。私としては業績推移をしっかりと見ながらホールド継続の予定です。
Jul 9, 2025

さて今日は株式投資本オールタイムベスト149位隠れた「新ナンバーワン銘柄」を見つける方法(マーティン・S・フリッドソン著、パンローリング、2024年) の第5弾です。 今日も、非常に勢いのある まえがき から。 証券会社や運用会社の広告に描かれている安全指向の中流階級の夫婦は一般投資家のほんの一部でしかないということだ。かなりの数の人は五〇〇〇万ドルの住宅や五〇万ドルの自動車を夢見ている。それも、できれば今すぐに手に入れたいのである。 要は、ファイナンスの教科書が総じて仮定しているように、すべての者たちが真にリスク回避的であるわけではない。リスクをとることに心理的喜びを得る者もいる。知的難問が関係していれば、とりわけ魅力的だ。 フリッドソンは人間が心の底に秘めている欲望がどの様なものであるかをリアルに描き出してくれています。率直であけすけで、最高にいいですね。 さて彼の「リスクをとることに心理的喜びを得る者もいる」と言うのは実に良い指摘です。この私が正にそれです。自分は優待族なのでポートフォリオには800近い銘柄を保有していますが、それらは均等に分散されているわけではなく、選び抜いたごく少数の最上位銘柄群に資金は集中させています。2025年6月現在の最新の状況で言うと、PF時価総額上位15銘柄で全体の3分の2を占めるくらいにはリスクをとっています。 そしてすべてのPF上位銘柄を毎日穴が開くほどに眺めまわしながら、「もっと資金をドカンと突っ込める、未来が輝いていて超新星よりも明るい、更に大きなリスクを取る価値のある子はいないかなー。」と探し続けてもいます。まさに「心の底からリスクを愛している」んですね。(笑) ナンバーワン銘柄に狙いを定めているならば、、、最初のステップは、過去に最も優れたパフォーマンスを上げた銘柄に最も似ている銘柄を探し出すことだ。 、、、前書きの紹介が長くなり過ぎました。それでは次回からはいよいよ本文に分け入って参りましょう。(続く)
Jul 8, 2025

さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。71位 8473 SBIホールディングス (東P、3月優待) ◎◎ PF時価総額71位の上位銘柄は、国内外ベンチャー企業投資、ネット証券、保険、銀行など総合金融業を志向しているSBIホールディングスです。2021シーズンに北尾社長の「獰猛すぎる生命力」を高く評価して買い増してPF上位に初登場し、その後はずっとその地位を維持して長期滞在されています。 後、私はずっとSBI証券をメインで使っていて大変お世話になっているし、サイトもとても使いやすくて最高に満足しているので、自分にとっての「投資家としての基幹インフラ」になっている大切な存在をポートフォリオ上位で持つのは自然で合理的なことかな?という考えも少しありました。 現在の株価は4970円、時価総額15062億円、PBR1.19、自己資本比率は3.9%、今期予想PER8.20、配当利回り3.4%(170~180円)、総合利回り3.8%(170+20=190円、100株優待品はメルカリ平均価格の2000円で換算)で、優待は100株保有で11750円相当の自社子会社商品(サプリメント等)または2000円相当のXRPクーポンコードなどです。 改めて考えてみると、SBI証券は他のネット証券と較べて総合力で突出していると思いますし、その使いやすさはもう20年以上サイトを使い続けていて自分自身が深く実感していることでもあります。「もう少し早くSBIホールディングスを買い増ししてたらよかったよな。」と思わなくもないですね。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jul 7, 2025
さて今日も2021~25PF概況シリーズです。579位 7299 フジオーゼックス(東S、3月優待) ◎ PF579位は、大同特殊鋼系エンジンバルブ最大手のフジオーゼックスです。 現在の株価は1399円、時価総額144億円、PBR0.47、自己資本比率は82.2%、今期予想PER7.31、配当利回り3.7%(52円)、総合利回り5.1%(52+20=72円)で、優待は100株保有で2000円相当の全国共通商品券などです。 フジオーゼックスは低PBR、鉄壁財務、高総合利回りの「3種の神器」が揃った状態であり、PF下位としてはもったいないくらいに良い銘柄であると考えています。
Jul 6, 2025

さて今日は、2021~25PF概況シリーズです。578位 8167 リテールパートナーズ (東P、2・8月優待) ○ PF578位は、2015年に山口の丸久と大分のマルミヤストアが、 更には2017年3月に我々 「日の丸バリュー投資家御用達銘柄」として知られた超割安株、福岡のマルキョウ が、 統合して誕生した、西日本の有力食品スーパー大連合のリテールパートナーズです。 ここは 2017年には最高でPF2位の超主力株 として戦った銘柄ですが、その後の株価上昇局面でチビチビと売却を続け、その後は持ち株の一部を恩株として残し、一旦「優待株いけす」に戻っていました。 そして2021年のコロナショック相場で株価が大きく下落し、同業他社と比べた場合の相対的な割安感が強烈になってきたことを評価して再びPF最上位の一角(5位前後)で戦いました。 私にとっては非常に相性が良くて大きな利益になった銘柄であり、とても感謝しています。 さてそんなリテパの現在の株価は1426円、時価総額665億円、PBR0.72、自己資本比率は66.7%、今期予想PER11.13、配当利回り2.8%(40円)、総合利回り4.2%(40+20=60円)で、優待は100株保有で年2回、(1)買物優待券(100円)10枚、または(2)JCBギフトカード1000円分などです。尚、詳しい基準については下記を御覧下さい。 私は最近はJCBギフトカードを頂いています。 ま、今のリテパの株価位置はとても妥当な所だと思います。私は「リテパではよく儲かったし、2度あることは3度あるともいうし、またもう一回チャンスがあったらいいな。」と思いながら、今は恩株の100株だけを握りしめながら様子を伺っています。
Jul 5, 2025

さて今日は、2024~25主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP70銘柄をまとめておきます。今シーズンもいよいよ終盤戦なので、過去に紹介してきた銘柄達のその後の命運を俯瞰し、最新の評価も一部に付記しておきます。 1~10位 1位の韓国造船海洋、2位のニッピは大きく上昇しましたが、両社共まだここから全然イケる、上を目指せると考えています。また6位の7228デイトナ、7位の3539JMホールディングス、8位の6623愛知電機、9位の3181買取王国は依然として非常に安いと思いますね。 11~20位 この中では、11位の5283高見澤、14位の9310日本トランスシティ、18位の1438岐阜造園が依然として安いと思いますね。 21~30位 21位の4365松本油脂製薬、24位の9027ロジネットジャパン、26位の7485岡谷鋼機、27位の7614オーエムツーネットワークと、ここは依然として激安銘柄が多いですね。 31~40位 この中では、31位の9057遠州トラック、36位の8043スターゼン、40位1301極洋が今でも安いと感じますね。 41~50位 指標的には激高なんですが、41位の3561力の源HDは大化けする可能性はあると思います。何故ならラーメンが圧倒的に美味いからです。投資はシンプルが一番と自分は思いますね。 51~60位 51位の2418ツカダGHDは、「ブライダル&ホテル」の両刀使いの銘柄ですが、ホテルは躍進&ブライダルも残存者利益でしっかり回復ということで、非常に面白いと思います。10バガーは無理かもしれないですが、うまくいくと5バガーくらいは狙えるんじゃないかな?と個人的には期待しています。 61位 8381 山陰合同銀行 山陰合同銀の優待は凄いです。地銀優待界でもトップクラスと思いますね。 62位 9418 USEN-NEXT HOLDINGS 個人的には「TBS&テレ東連合」を傘下に引き入れた今のU-NEXTには、動画配信サイト界の巨人、NETFLIXに匹敵する総合戦闘力があると考えています。63位 7337 ひろぎんホールディングス 地銀界では「相対的には最上位の一角」に位置する名門企業ですね。64位 8366 滋賀銀行 滋賀銀行は、自己資本比率と保有有価証券の含み益が地銀トップクラス で、非常に魅力的な銘柄と思います。 65位 2221 岩塚製菓 「岩塚製菓は利益は全然出ていないけど、おせんべい作りに真摯で妥協が全くなく、尊敬できる会社だな。」とずっと思っています。66位 7552 ハピネット 、、、長年お世話になりました。67位 8544 京葉銀行 、、、次はここが「地銀株超戦国時代の新たな草刈り場」になりそうな気がしますね。68位 8016 オンワードホールディングス 消費者としての視点で見た場合に、オンワードには「光って見えるお店」が多いのがとっても良いと考えています。69位 9060 日本ロジテム 最近は物流企業へのM&Aが多発している状況を考えると、万年低PBRのここ日本ロジテムには妙味があると思います。 70位 6222 島精機製作所 果たして「3匹目のどじょう」はいるでしょうか? 以上、2024~25ポートフォリオTOP70銘柄のまとめ でした。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jul 4, 2025

さて今日は株式投資本オールタイムベスト149位 隠れた「新ナンバーワン銘柄」を見つける方法(マーティン・S・フリッドソン著、パンローリング、2024年) の第4弾です。 今日も、非常に勢いのある まえがき から。 あるインフルエンサーは次のようにアドバイスした。「YOLO(人生は一度きり)のトレードを決めるときは、ポートフォリオの九十八から一〇〇%をそれに投じるべきだ」 みきまる注:YOLO(ヨ―ロー)は「You Only Live Once」の頭文字をとった英語のネットスラングで、「人生は一度きり」という意味。人生は一度きりなので、今を愛し楽しもう、冒険しようというニュアンスがある。 唯一の残った問題は、そのような企業をどのように見つけるかということである。 ここでフリッドソンは他の本ではあまり見ない、極めて重要な指摘を2つしてくれています。それは、1. スーパースターになる銘柄を事前に見つける。2. そこに資金の98~100%を投じる。 ことが出来れば、あっという間に人生無敵の富裕層に成り上がることが出来るということです。最近だと、造船クラスターの「国内造船→玄界灘造船組」の中から数千万ボーイ→自由億越えが出現して、実際にそれを証明しましたね。(笑) そして私の観察でも、ここ日本市場で資産50億円以上のトップ層に君臨している投資家たちの多くが、過去にこの「針の穴を通す」ような難題に挑戦し、それを見事成功させて今のポジションに辿り着いています。先日著書を発売された たーちゃん が正にそうですし、彼以外でも凄くたくさんいらっしゃいます。 つまり、フリッドソンの指摘は全くもって正しいということです。仮に1人の成功者の傍らに99人の頭蓋骨の破片が散乱しているとしても、です。 それではどんどん先にいきましょう。(続く)
Jul 3, 2025

さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。今回のはちょっと気合が入っています。 70位 6222 島精機製作所 (東P、3月優待) ◎◎ PF時価総額70位の上位銘柄は、電子制御横編み機の世界最大手で、国内9割、海外6割のシェアを持つ島精機製作所です。特許を4500件も持っているという事です。凄いですね。(上記データは会社ホームページより引用) さて私は2023年の年の瀬に、ヤフーファイナンスの年初来安値更新銘柄ランキングを見ていた時にここがひっそりとランクインしていたのを見つけました。 「おっ、島精機滅茶苦茶下がっとるやんけ。ここは如何に業績が悪いとは言っても低PBRで財務鉄壁だし、数多くの特許に守られていて技術優位性もあるし、こんだけ連続赤字が続けばそろそろ禊も済んで業績も回復してくる頃合いだろう。」と思って少し買い増ししました。 ただその後も島精機の業績は回復せず、私は細かく損切りを入れて実現損を出しながら注意深くフォローを続けてきました。そして、「実力のある銘柄だし、世界的な景気循環の視点から見ても電子制御横編み機への需要だってそろそろ回復するだろうし、いいんじゃないかな?」と考えて買い乗せしたので、今シーズンはランキングを上げてここで出てきました。 現在の株価は937円、時価総額335億円、PBR0.42、自己資本比率は78.2%と良好、今期予想PER16.07、配当利回り2.1%(20円)、総合利回り3.2%(20+10=30円、100株優待品は私の推定で1000円で換算)で、優待は3月株主に、100株保有で直営飲食施設での取扱商品、300株保有でオリジナル企画品(ホールガーメント(無縫製ニット)製品や直営飲食施設取扱商品)などです。なお、ここの優待制度は2025年5月に変更があり、また下記写真は2024年以前のものなので今後とは異なる可能性があることをご了承ください。 ちなみにここの優待品は、島精機が独自に開発した世界初のホールガーメント横編機による無縫製ニット製品がメインなのですが、縫い目が無く立体的に作られているので非常に肌触りが良いです。「優待品に触れることで島精機の技術力の高さが端的に分かる」 非常に良い品物ですね。 特にこのベージュのニットキャップは縫い目が無いので頭にかぶっていてとても気持ちが良いし、更にリバーシブルで表と裏で少し柄が違っているので2倍楽しめて素晴らしい。! 気に入ってかぶり過ぎたので、今では擦り切れてボロボロになってしまいました。ちなみに下記写真は貰いたての頃、喜んで初めてかぶった時のものです。御発注さんではありません。↓ 島精機製作所は新型コロナで巨大なダメージを受け、更にそこからの回復が遅れて地獄の様な業績が続いています。今期はようやく黒字転換の予想ですが、ここは毎年業績予想数字を非常に甘く出す傾向がありますし、ライバルの中国企業達もより強力になってきていますし、本当に浮上できるかどうかは依然としてはっきりとは見通せない不透明な状況にあります。(上記データはかぶたんプレミアム+エレフォロ拡張より引用) ここでいくつかポジティブな情報を出すと、主力である横編機の受注残高が前年同期比78.7%増の67億円となっており、またバングラデシュを筆頭に顧客の設備投資の端境期を脱しそうな気配もあります。 ま、いずれにせよ、投資の世界では、 「すべての情報がスケスケで全員に見えているのなら、既にそこには大きな利益はない。」 訳であり、希望の光が僅かに差し込んだくらいのタイミングで勇気を持って出動することも時には大切です。 また私が得意としている「ヤフー株板の年初来安値更新ランキングから絶望の淵に沈んでいる銘柄をひっそりとサルベージして戦う」やり方では、この数年 8219青山商事 や 8119三栄コーポレーション などで成功して大きな利益が出ていることもあり、それでかなり味をしめていて「3匹目のどじょう」を積極的に狙って行こうと言う思いも正直ありました。 更にここ島精機は典型的な「シクリカルバリュー銘柄」であり、過去20年間を見ても、業績好調時の2007年に6710円、2018年に8190円と言う大相場を付けています。なので、「今が本当の業績の底であれば、ここでサルベージしておけば運が良かったら10バガー狙えるんじゃないか?」という誘惑に抗することが出来ませんでした。 ワイは「生涯ギャンブラー」で座右の銘が「一攫千金」だった父ちゃんの血を色濃く継いでいるのです。ま、こんなこと書いて調子コイているとそろそろ痛い目にあうような気もしますが。(滝汗)(上記データはSBI証券より引用) ま、島精機の今の株価水準は資産バリュー投資家的視点では非常に割安な所なので、「ワイのお花畑的な希望的予想が外れても、この勝負は致命傷にはならないだろう。」という最低限の読みはあります。下記は週刊東洋経済2025年6月28日号からの引用ですが、(上記データは週刊東洋経済2025年6月28日号より引用) 「アクティビストに狙われやすい企業ランキング」で島精機は堂々第3位に入賞しています。↓(上記データは週刊東洋経済2025年6月28日号より引用) ちなみに前述した優待品のクオリティの高さを見れば一目瞭然で分かるように、島精機の技術力には極めて高いものがあります。追加の事例を更に1つ出すと、ユニクロで「3Dクルーネックセーター」と言う製品が売っているのですが、これが「1000以上の特許に守られていて他社が追随できない、島精機のホールガーメント横編み機」を使って作られた製品になります。 これを凄くポジティブに言うと、「世界のユニクロが島精機の圧倒的な技術力を認めていて自社製品に採用している。」ということです。店頭で島精機が持つ世界一のリアルを体験できるので、皆様も是非今日ユニクロにダッシュして確かめてみてください。(笑) 私としては今後の業績回復を楽しみに、でも同時に警戒は怠らずにおもしろおかしくホールドしていく予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jul 2, 2025

いやあ、今年も早くも7月になりました。2025年度後半戦のスタートですね。 今月のプロフィール画像は「ひまわりブランコ」です。 さてマーケットでは昔から ナスダックの最悪の4か月は7月に始まる。また、店頭指数は1971年以降、特別に良かった数年を除いて、7月はひどい下げに見舞われ、平均でわずか0.02%の上昇しかしなかった。(出典 アノマリー投資 、ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年 P189) とされています。 「セルインメイ」ちゃんが住む魔の5月、「体調を崩しやすい長雨の季節」である6月に続いて、まだまだ無理は禁物の1か月という事ですね。(汗) それでは皆様、今月もよろしくお願い致します。
Jul 1, 2025
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