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「アンナ・カレーニナ」のなかでトルストイは、「幸せな家族はどれも似たようなものだが、不幸な家族はみなそれぞれに不幸の形が違う」と書いた。
市場はその反対だ。強気相場はそれぞれの強気のあり方が異なる。ある上昇期のリーダーが次の上昇期のリーダーとなることはほとんどない。2000年代は、途上国市場やコモディティにイクスポージャーをとった企業が最大の勝者だった。2010年代は、市場の上昇を主導したのはFAANG銘柄やその他のハイテク企業だった。強気相場で投資家が恋に落ちる相手を予測するのは難しい。
だが、危機はどれも似ている。

図11.2の一番左の棒グラフで分かるように市場リターンは変わらない。だが、ファクターリターンは危機のときのほうが驚くほど良い。例えば、バリューのリターンは危機のときには79.5%で、通常の環境ではたった44.8%である。観察した1953~2019年までのすべての期間で、それぞれのファクターが生み出した超過リターンのほとんどを危機のときのリターンが占めている。
そのため、だれもが慌てているときに冷静さを保てる投資家はシンプルな予測ルールを用いて、非常に大きなリターンを得ることができる。そして、そのような高いリターンを得る確率は危機のときのほうがはるかに高いと確信できる。

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