全22件 (22件中 1-22件目)
1
いつもこのブログにコメントを頂戴し、続くように励ましてくださっているR&Rのママさんが、昨日のブログに公文について書かれ、悩まれているご様子。私の公文についての考えを参考意見としてお伝えしたいと思い内容を変更させていただきました。Phonixについては、次回に書かせていただきます。私の教室は、駅と駅の間にあり決して立地的にいいと言えないのだが、半径500メートル内に、なんと公文の教室が4つあり一番近い教室は徒歩2分のところにある。(ここに以前紹介したフィリピン人のお母さんを持つ○○ちゃんは通っている)商圏としてダブっているので、公文で英語を学習していた子が、編入希望でやってくることもある。その子達をレベルチェックして驚くのは1.プリントやテキストに自分で書いている英文が、どのように使われるかを 理解していない2.幼児から数年間やっていたのにまとまった英文を聞き取る耳が育っていない3.英語の問いかけにも、パターンで習った文以外は答えられない。4.語彙量が少ない-phonixもあやふやどの子も英語が使えるようになる基礎がなにもできていないのだ。でも英検5級は持っている…そう、まるで中1から学校で英語学習を始めた5級を取得した中1と同じ状態公文の英語て、何?と、思った時、修業時代の部下の言葉を思い出した。「実は、ウチの母は家でアシスタントも使って公文の教室をやっていたんですけど、 公文はダメだからと言って、他の英語教室と塾に通わされていたんですよ。」危ない公文式早期教育/保坂 展人著この本を読んで、私の公文に対する疑問は氷解した。公文は早期教育ではなく、先取り教育なのだ。多くの早期英語教育の指導法は、早期英語教育は先取り教育であってはならない、としている。私も小学校低学年に英検2級の問題集をやらせるような、年齢的に理解する必要のない、興味のない内容を過剰にインプットする事はしない。私が使用している母国語を習得したように英語を習得させるというナチュラルアプローチ方に反するからだ。公文で学んだら小学校低学年で、方程式が解けた、古文が読めた、英検2級に合格したという宣伝文句を見るが、小学校低学年に古文の情景を読み取り感銘を受けるなんて事ができるはずがない。日本全国の駅の名前を言う事のできる少年と同じような気がする。よく年長さんクラスのお母さん方に小学校に入る前に公文に入れて読み書き計算をやらせておいた方がいいのでしょうか?と尋ねられるので、数学の講師をやっている友人に、公文の算数について尋ねた事がある。「公文に行けば計算はできるようになるけれど、 数学的な考え方は育たない。 だから公文に通ったからと行って 将来数学ができるようになるというわけではないよ。 計算の早さに固執するようになるし、できれば通わない方がいいかな。 計算の基礎は、お母さんが自宅で教えてあげられるし、 お母さんが教えられなくなったら塾に行った方がいいと思うよ。」そして内容とともに私が公文を勧めない理由は公文は決して自学自習ではないからだ。自学自習というのは、自分から進んで学ぼうとする姿勢で学習する事であり決まった時間に教室で強制的に問題をやらせる事ではない。(自学自習・能動的学習については後日)公文は自分で考えて問題を解くという自学自習なので教える事は極力しない、と言っているが、実は教える事をしないのではなく、教えられない先生がたくさんいるのだ。私の周りにも公文の教室でパートをしている指導経験も資格も持っていない人が数人いる。「先生じゃないのよ、○つけしてるだけだから」毎日30分、子供の勉強を見てやれない程忙しいお母さんは公文に通わせる事を考えた方がいいかもしれない。そうでないのなら、お金を払ってまで通う価値などない、というのが私の考えだ。小学校2年生までなら、ケンカしながらもなんとか親が子供に教えられる。(それ以上の年齢は、親も子も甘えが出てしまってマイナス)学年が上がるにつれて子供の教育にはどんどんお金がかかってくる。公文に払うお金を、子供が大きくなった時の留学資金や幼児期や小学校低学年に必要な自然とのふれ合いや、グループワークのキャンププログラムに参加させてあげる等、有効に活用するべきではないかと思う。ちなみに私が教室のお母さん達に勧めている市販の教材は百マス計算で有名な陰山英男氏のものだが、お母さんが子供と一緒に使い勝手のよいものを書店で選んでもよいと思う。通信では先々を考えるとZ会、途中で塾に行かせる事を考えるのならチャレンジを薦めている。次回は、焦らないでPhonix-文字の習得には大きな個人差がある。
2008年02月29日
求人広告を出してから約1ヶ月。まだまだ毎日履歴書が届きます。履歴書にはだいたいカバーレターがついているのですが、人柄もですが、お国柄が強く出ます。ちなみにこれはアメリカ人求職者24歳のカバーレターです。I hope to exceed you meet and exceed expectations for a teacher in your school. I have a B.A. in Spanish (my second language), an M.A. in TESOL, and a U.S. K-12 teacher's certification for U.S. public schools. I have 6 months of full time teaching experience with 1st through 3rd graders. My supervisor from this job would write of testimonial for me if you want to proceed with this application. In addition to this I have many years of part time and volunteer experience working with young children and high school students. I have been working part time with students for 10 years. I taught orphans how to read and write in a volunteer program in New York City for a year in 1998-1999. One of these former students of mine has worked with me throughout his entire education. He is now a freshman in college. He and his aunt (who is his guardian) could both write testimonials for me if you would like. In Costa Rica I ran a weekend education program for young kids for a year. I am still in close contact with some of the families that I worked with there. They could also write me a recommendation. If I have the privilege of coming to work for you, I am confident that we will have a long and successful relationship.日本人もアメリカで求職する時は、このくらいの押しの強さで自己PRできないとダメという事ですね。上の子が暗唱の宿題の為にCDをくり返し聞いていたら、隣で遊んでいた下の子の方が早く言い出した。という話しをよく教室のお母さんから聞く。それは2歳から3歳の間が最も早く英語のかけ流しで聞いた英語を口に出すからだ。これをよく「英語を話した」、というお母さんがいるが、意味のわからないお経を繰り返し耳にしているうちに、言えるようになるのと同じで何を聞いているかは、全く考えず、ただ聞こえた音を口にしているにすぎない。しかしこれは英語に限らず、他の言語のイントネーションやストレスを自然にキャッチできる「耳」を育て、発音できるようになる為の大切なトレーニングだ。私の教室ではクラスカリキュラムによって異なるが、毎週テキストの学習するページの絵に沿って25個程度の単語の暗記か8行程度の会話文(テキストにスクリプトの記載なし)の暗唱が宿題として出され、厳しくチェックされる。父母会で、お母さんから会話文の暗唱をやっているけれど内容がわかっているのでしょうか?という質問が出された事もあり、会話文の推測できない部分の意味を知りたがり始めている3年生を対象に今まで暗唱させた会話文を日本語にしたカードを作りそのカードを一枚ひき、ひいたカードの英文を言うというゲームをやってみた。日本語訳などした事がないにもかかわらず、殆どの生徒がちゃんとCD通りの英文で言えたし、一部の単語を変えたカードでも正しく言う事ができた。これは、パターンプラクティスでは育ちにくい運用力が自然に身についている証拠だ。それでは、どうして同じように暗唱していたのに、言える生徒と言えない生徒がいるのだろうか?理由は、言えない生徒は、殆どテキストを見ずにCDを聞き、それを口にしていただけだからだ。それは聞き流しであってリスニングではない。テキストの絵を見ながら、耳から入ってくる英文の内容を知っている言葉を使ってイメージしていく。このプロセスがなければ、いくら英語を聞いても話せるようにはならない。お母さんが英語ができるのなら、かけ流しているCDの内容について英語で質問する事で、内容をイメージする事を促せる。英語ができないのなら、CDを聞きながら行うワークがついている教材をかけ流しのCDと併用して使用すると、それまで聞き流していたCDの内容もイメージしようとするだろう。次回は、焦らないでPhonix-文字の習得には大きな個人差がある。の予定でしたが、急遽「公文式について」、に変更させていただきます。
2008年02月28日
今週末は、小1・2年生の合宿、来週末は、年長さんの合宿、3月下旬からは海外研修と土日の休みがありません…でも、これらの泊まりがけの研修は学習面での成果だけでなく親元を離れて子供たちが助け合いながら普段お母さんにやってもらっているさまざな事を自分たちで行う経験からお互いを認め協力するという協調を学び精神的に大きく成長する機会でもあり、他のどの日程より優先です。しかし、いつまでこのペースで続けられるのか、体力的に少々不安な今日この頃ですボクこれ食べられない。合宿の食事時になると親からアレルギーと聞いていないのに、そういう生徒がいる。野菜を全く食べない生徒がいたので、翌日親へ電話で尋ねたら嫌いな物を無理に食べさせると、食事そのものが楽しくできなくなるから、家では無理に食べさせていません。という仰天の答えがお母さんから返ってきた事がある。野菜を食べなければ身体に悪い。その子は、小学生にしておじさんのような体型だった。子供が小さい時に好き嫌いをなくすように、お母さんはなんとか食べさせようと小さく切って形を変えたり、味付けを変えたりして工夫するものではないのだろうか?年長さんのお泊まり研修では、夕食のカレーを全員で協力して作るのだが、ウチの子は、好き嫌いが多くカレーも好きではありません。他も物を作ってやってもらえませんか。と、連絡欄に記入してきたお母さんがいた。アレルギーでもない限り特別な物など食べさせないので、その生徒も自分たちで作ったカレーを食べた。驚いた事に、他の子に混じっておかわりまでして、美味しそうに食べていた。翌朝は、飲めない(実は飲まない)と記入されていた牛乳もみんなの飲めるよ、おいしいよ。という声に目をつぶってコップ半分ほど飲んで、嬉しそうに笑った。「先生、○○君、小学校に行っても大丈夫だよね。」一番仲良くしているクラスメイトが嬉しそうに言った。牛乳が飲めないので小学校生活に不安があったのだ。好き嫌いが多ければ、まず給食の時間に苦労する。好き嫌いをしない子がいい子とされている中残す子は、悪い、ダメな子として周りから見られ給食の時間が苦痛になる。楽しく食事ができなくなるのだ。楽しく食事ができなくなるからと言って、親が食べさせる努力を幼児の時に怠ると数年後、楽しく食事ができなくなるだけではない。年齢が上がるにつれて、家庭以外の場所で食事をする事が多くなり他人と一緒に食事をするようになる。その時、好き嫌いが多いと、マイナスの評価をされる事は間違いがない。ある一部上場会社の重役が、「食べ物の好き嫌いは、人の好き嫌いに繋がるこれは仕事をする上でマイナスだ」と言っていた。たかが食べ物の好き嫌いが、会社での評価に影響を与える。箸の持ち方もしかり正しい箸の持ち方ができる子は、本当に少ない。以前、お作法の先生に頼んで箸の持ち方を生徒達にレクチャーしてもらった事があるが、皆、1時間足らずで正しい箸の持ち方をマスターした。今時、箸の持ち方で育ちがわかる、というのもどうかと思うが、正しい箸の持ち方をしている生徒を見ると、細かいところまできちんと気を配って育てられているんだな、と思う。正しい箸の持ち方ができ、食べ物の好き嫌いがない生徒には、お母さんに感謝しなさい。と声をかける。その子は食事をする度にプラスの評価をされる。正しい箸の持ち方と好き嫌いがない事はその子にとって素晴らしい財産を貰ったに等しい。子供の箸の持ち方と食べ物の好き嫌いは、親の鏡とお作法の先生が言っておられた。ドロシー・ロー・ノルト博士の「子は親の鏡」は、実に多岐に渡る。将来子供が海外に出て行くことを想定しているのなら、どんな食べ物を出されても、おいしくいただけるように、そして箸文化の国である日本人として恥ずかしくない使い方ができるように幼児期にトレーニングしてあげる事は英語より大切な事だと思う。
2008年02月27日
![]()
今日の午後、今回の求人で面接にパスしたカナダ人に実際のクラスを指導させ指導力をテストする3次選考を行ったのですが、発音、姿勢は素晴らしかったのに歌がどうしようもなかった…音痴に限りなく近い。幼児を指導する為に歌は欠かせないのでかなりのマイナス。働きたいという強い情熱を感じるだけに、どうするか頭が痛いです。私の教室で使用している教材は、5年生以上が文法を学ぶ為に使っている英作文中心の問題集以外すべて日本やアメリカ、イギリスなどで市販されている物を使っている。今回は、サブ教材として特に気に入って使用している本と使い方を紹介したいと思う。英語The very hungry caterpillar/ Eric Carleはらぺこあおむし / エリック・カール(CD付)この教材は、メインの教材の暗唱を1年間やった1年生や年長さんのPhonix導入前の夏休みか冬休みの暗唱の課題として使用している。エリック・カールの絵本は、他にもいろいろあるが、この物語はすでに日本語で幼稚園時代に読んで知っているので、イメージが掴みやすく覚えやすいし、自分で英文を読めるようになりたい、という気持ちを持たせphonix指導へとつなげやすい、という理由から使用している。又、休み明けには、数年後に行うパブリックスピーチに備えて皆の前で暗唱するコンテストを行い一番上手に暗唱した(CDと同じように言えた)人を投票で選ぶ。その後、アメリカで購入したこの物語のVTRを見て、講師が、物語の内容について英語で質問をする。COMPREHENSIVE CURRICULUM plus test practice Grade 2/Mc Graw Hill(写真)これは、サンタモニカのボーダーズで購入した問題集。Phonix, Reading Comprehension, Language Arts, Spelling and VocabularyMath, Test Practiceで構成されているので、各パートをクラスの進度に合わせて使用している。国語未来はあなたの中に / 瀬戸内寂聴 朝日出版社この本は、英語訳もついている。みんな違うからすばらしい、というサブタイトルの通り、人間は一人ひとり違って当たり前。という私の教室の指導理念と全く同じところが気に入り採用した。最初の国語のレッスンまでに、この本を読んで作者がこの本を読んだ人に伝えたい事は何か。自分はどの文章が一番好きか、感動したか。その理由は?を書き、最初のレッスン時に皆の前で発表する。これは、同じ本を読んでも、一人一人見方が違う事を知り違う視点から見るという事を学ばせる為に行っている。英訳はかなり難しい単語も使われているので、中学2年生以上のいくつかのクラスで使用している。こくごであそぼ / 斎藤 孝 文藝春秋3色ボールペンを使う事で有名な作者が書いた小学生低学年向きの本この本は、比較的短い物語を読み、起承転結を考えるというもので読解に欠かせない物語の組み立てを考えながら読むという習慣が身につく。夏休みに行う小1から小3とまでの生徒が参加する縦割りキャンプのアクティビティに使用している。次回は、英語より大切な事がある--2 好き嫌いは損
2008年02月26日
英語で子育てをしている方が、個人的に外国人の先生をお願いする場合どのように探すのだろうか?私たち英語教室が外国人講師を求人する際は外国人講師の求人サイトや英字新聞に広告を掲載する。100人以上の応募者の中から採用するのは、1名かなりの狭き門である。外国人が日本で英語講師として働く為には、まず働く事ができるビザを取得しなければならない。代表的なものが、就労、配偶者(日本人と結婚した外国人)、ワーキングホリデービザ(ただし働ける時間数が制限されている)。就労ビザの取得には、履歴書や4年生大学の卒業証書等本人の書類の他に、年間300万円以上の給与を支払うという事を謳った雇用契約書や会社の決算書など会社側の書類も提出しなければならない。駅前のうさぎの学校など大手英会話スクールでは、アメリカやオーストラリアで大々的に新聞広告を出し外国人講師をリクルートし、採用していた。簡単に就労ビザが取れるので、一年契約であるのに、来日して数ヶ月働いただけで、他の就職口を探して辞めていく人が多い事も講師がころころ変わる原因の一つだ。毎回、元や現といったこれらの学校で働いていた外国人の応募が多い。そしてそのような人たちが、次の仕事、もっとよい仕事がが見つかるまでのつなぎのような形で利用しているサイトがある。日本語に訳せば「生徒見つけるネットー先生と生徒をマッチングさせるサービス」このサイトの日本語のページは先生を捜している日本人に登録している外国人講師を紹介する内容になっている。友人が所属している英語サークルの講師が急に帰国してしまい相談された時にふと面接した外国人がプライベートで何人かの生徒を教えて生計を立ててるといい、このサイトの事を言っていたのを思い出し、アクセスしてみて驚いた。私が書類選考でメールに添付された履歴書を見て不可としパソコンのゴミ箱に入れた見覚えのある顔が何人も載っていたのだ。このサイトには、午前中プリスクールやプレスクールで働いている配偶者ビザを持つ外国人や、小、中学校で働いている外国人も空いている時間で小遣い稼ぎをしようと登録している。きちんと仕事をしている、しようとするフルタイムの講師なら、勤務時間外でも教材探し、レッスンプランなどのレッスン準備が忙しいし、教える事はハードなので、時間外に指導するなど、考えないはずだ。このサイトを利用する際は、この事をよく理解しておいて欲しい。英語を話す機会が欲しいだけの大人なら大雑把な言い方をすれば、気が合う、話しが弾む外国人であればいいのかもしれない。でも子供は違う。どんな子供でも週1回のレッスンでその先生に本当に慣れリラックスしてその先生を受け入れられられるには最低3ヶ月はかかる。講師の都合でコロコロ変わるのでは、次の講師捜しに翻弄される親よりも新しい先生に慣れなければならない子供の方が大変だ。子供は子供なりに新しい先生に気に入られようと気を遣う。そして集中していられる時間が短い幼児を指導するには常に飽きさせないだけの手持ちのアクティビティの量と子供を引きつける魅力が必要とされる。とてもただの外国人には務まらない。もちろん「英語子育て」で学んだ英語を使う場として外国人を頼む場合でも、細心の注意を払って欲しい。無神経な外国人に教わる事で、外国人全てを嫌いになってしまっては元も子もない。子供が気に入るかどうかも大切だが、その外国人が数ヶ月先もきちんと子供を教えられるかを見極めて欲しい。それができるのはお母さんしかいない。住んでいるエリアなどで、なかなか外国人の選択肢がない場合もあるかと思うが、私が外国人講師の採用基準としている事と個人的に頼む場合に必要だと思われる事をいくつか紹介するので、参考にしていただければと思う。1.幼児を指導した経験がある2.子供と話しをする時に、子供と同じ目線(しゃがむ)になる3.子供の英語の間違いを直す時に、子供の発言を途中で止めて言い直させるのではなく 最後まで聞いてから、次はこう言おうね、と正しい文をリピートさせる4.発音矯正をしない5.子供が飽きているのに、同じ事をずっとやらせている人はダメ6.他の仕事をしている場合、その仕事の契約期間を教えてもらう。 メインの仕事が変わったり、契約が終了した時点で、 空き時間が変わったり、帰国するなど辞められる可能性が大きい。7.選択肢があるのなら、極端なアクセントやイントネーションのある人は避けた方が 子供が違和感なく先生の英語を受け入れられるので、無難。 ちなみに英語講師として人気がある出身地は カナダ(東のフランス領だった所を除く)、アメリカ東海岸、西海岸。 外国人の英語のアクセントやイントネーションが使用している教材と違っていても 週に一度のレッスンなら、たくさん聞いている英語に染まるので心配ない。そして最も重要な事は、働けるビザを所有しているかパスポートを見せてもらって確認する事。就労できない観光ビザの有効期間は原則3ヶ月。いつまで日本にいられるのかも、パスポートが教えてくれる。きちんとした人なら外国人登録証も持っているだろう。連絡先とされた電話番号にかけて、本人の番号かどうか確認する事も大切。当たり前だが、外国人講師と言ってもいい人ばかりではない。次回は、私のお気に入りの教材と使い方を紹介します。
2008年02月25日
帰国しました。黄砂が舞う強風と寒さにびっくり昨夜、搭乗待ちの時間に更新しようと思っていたら、空港内のサーバーがダウンしていてできませんでした。(涙)う~んインドネシア…小学生になると幼稚園の時より、学校にいる時間が長くなり子供と接する時間が短くなる。そして、他の教科などやる事が増えて、子供の英語に対する興味が急激に萎えてくる。それまで、お母さんがやろう、と言えば素直に英語学習をやっていたのにどうして英語やらなきゃいけないの?と言い出し以前のようにすんなりとはいかなくなる。英語子育てを実践している多くのお母さんたちが子供が小学生になった時に抱える問題ではないだろうか?先日、同じテーマのブログを拝読した時もどのようにして英語に向かわせればいいのか、という内容のブログが複数あった。新しい物に興味を奪われるのも子供の特性。学校生活という未知の世界に足を踏み入れた子供達は、皆、それぞれに新しい世界に慣れるのに必死で、それまでやっていた事を置き去りにするのは当たり前だ。さらに、テストのあるやらなければならない教科と異なり、親戚に外国人がいるとか、家族で定期的に海外旅行をするなど英語を必要とする環境が身近にあるなら別だが、日本で通常の学校生活をしている子供にとって英語学習は、目の前に見える形で目的がない為何で英語を勉強しなくちゃいけないの?という疑問を持つのも当然だ。どうやって子供達に目的を持たせて、自分から進んで英語を学習させるか?これは、お母さんに限らず、殆どの早期英語教育に携わる講師にも共通の悩みだと思う。私は、3つの方法で子供達に目的意識を持たせ、能動的な学習へと導く試みをしている。まず、異学年と学習する、生活する機会を作る。小学1年生から中学3年生までが参加する夏のキャンプや課外学習、勉強合宿を行い、目的意識を持って英語学習に取り組んでいる上級生の姿勢を見せる事で数年後の自分を想像させる。これは一人っ子や長男、長女など、上に兄弟がいない子にとってはとても効果的がある。二つ目は、褒める以前できなかった事ができるようになったという事を自覚させる為に難しめの英語の課題を与え、少しでもできたら、幼稚園の頃にはできなかったのに、できるようになったね、すごいね。これも勉強したからだねぇ、と進歩した事をオーバーすぎるくらい褒める。教室であれば、他の子が褒められているのを聞く事で、自分も進歩してるかな?と考える。そこで自分も褒められると、嬉しさが倍増する。三つ目は、将来の自分を想像させる。これは私のテニスのコーチから聞いたJr選手の育成プログラムの一つなのだが、半年後、1年後、5年後、10年後、20年後と自分が将来どのようになっているかを書かせ将来の自分をイメージさせ、そのイメージを実現させる為にどのように行動、トレーニングをすればいいかを自分で考えさせるという。私の教室の小学生に20年後の自分を書かせるとどの子も漠然と外国で英語を話している自分の姿をイメージしている。この将来へのイメージこそが、英語に限らず学習へのモチベーションを高める為に最も必要なものなのだと考える。しかし数年に渡ってそのイメージを追いかけて努力する間には、いろいろな困難もある。又、年齢が上がるにつれて、それまでは親と子、先生と生徒という1対1の関係だったものが、同級生や、友人という横の関係が子供の中で大きなウエイトを占める始める。親や先生に褒められるより、同級生や友人に褒められる方が嬉しいのだ。3年生以上の生徒は私に褒めるられるより、同じクラスのメンバーに褒めてもらう方がよっぽど嬉しそうな顔をする。一人で学習するより、グループの方がコミュニケーション能力も育ちやすいが同じ目的を持ち学習する仲間は、自分を評価し、苦労を分かち合え、支えてくれる友でもある。子供が自らの力で学習を継続していく為には、仲間が必要なのだ。私の教室は高校3年生で卒業となる。卒業生の多くが、自分が幼稚園から今まで英語を続けられたのは、長年一緒に学んだ仲間がいたからだと言う。継続しなければ、実らない早期英語教育。もう親子でやる時間が取れないし、本人も興味がなくなってきたし、と、英語子育てを終わらせるのではなく子供の英語習得を支援する立場で、どのようにしたら子供が自らの力で学習を継続していけるかを考え、導いて欲しい。次回は、「ネイティブ・インストラクターの採用基準」
2008年02月24日
この都市にもここ1年でネットカフェが増え、私がホームステイしている家の近くにもあり、仕事の合間に更新できました。こちらは夜中から集中豪雨のような雨が降り始め降っては止みの繰り返しです。仕事で来ている私には、道路が冠水するほどでなければ雨期でも問題ありませんが、観光で来ている方には、お気の毒な天気が続いています。何故、私が英語偏重についてこのブログで再三触れるのかというと幼児期のお母さんの導き方で、子供の日本語、国語の能力はどうにでもなってしまうというという事に気づいたからだ。私が英語子育ての危うさを感じたのは、△△ちゃんの指導を始めた時だった。私の教室には、母親が外国人だったり、両親ともに外国人という生徒がいる。△△ちゃんのお母さんはフィリピン人だが、流暢な日本語を話し、同じクラスのお母さんたちも、名前を聞かないかぎり、ちょっと派手めな日本人という印象なので、日本人だと思っている。△△ちゃんは、家でのお母さんとの会話は英語だが、幼稚園は近所の私立幼稚園、小学校も公立の小学校へ通っている礼儀正しい、普通の小学生だ。駅前にあるうざぎの英語教室に2年間通ったけれど、レッスンを少し見せてもらったお母さんは、少しも内容が進歩してない事にがっかりし同級生が通う私の教室にレベルチェックを受けにやってきた。彼女の英語は、お母さんと同じくフィリピン人特有のアクセントとイントネーションがあり聞き取りづらく日本語は、1センテンスが他の同学年の生徒と比べると短かく、1文ですむ表現を、3文くらい使わないと表現できないのだ。子供の脳は柔軟性があるので、フィリピン人特有のアクセントやイントネーションは、ネイティブスピーカーによって録音された教材を暗唱する事で、自然に矯正されていったが、日本語はいつになっても変わらなかった。私は、3年生以上の一部のクラスで、要約力をつける為の国語のレッスンをやっている。英語教室で何故?と思われるかもしれないが、これは、将来外国で働く、生活する、勉強する時に必要とされる、自分の意見を論理的に相手に納得させる能力の下地を作る為に2年前から始めた。読書感想文やあらすじ、テーマ作文など、自分の意見や、物語などを要約して書くことが中心のレッスンとなっている。このレッスンに入る前に、塾で使用されているテキストを使って生徒が持っている国語力を判断するのだが、△△ちゃんは、漢字の読み書きは他の子と同じようにできるのに物語を読んで質問に答える読解問題や、文の組み立てを問うような問題が全くできなかった。小学1年生の問題をやらせても同じだった。△△ちゃんに聞くとお母さんは、日本語を話すことはできるけれどひらがなは読み書きできるが漢字は読む事も書く事もできない。子供の時に日本語の本を読んで貰った事はないし、自分も幼稚園で絵本を読んだくらいで、小学生になってからは、教科書以外の日本語を読んだことがないと言う。そしてどうして自分は国語ができないのかわからないしできない国語の授業はおもしろくない。このまま日本で学校教育を受けていくという△△ちゃんにとってこの国語力はかなりのマイナスだ。△△ちゃんは、日本語の環境の中で育っているのに、意識的に日本語の学習をしなかった為にあるレベル以上の日本語を使う事ができない。日本語の環境の中にいる事で意思疎通はできるという最低限の日本語は身につける事ができるが、それ以上のレベルは、意識的に日本語を学習しなければ身につかないという事を△△ちゃんは、私に教えてくれた。日本語は、日本語の環境の中にいれば自然に身に付くから、まず英語を身につけさせようと英語偏重になってはいないだろうか?バイリンガルというのは、2カ国語を同じレベルで使える事だ。繰り返しになるが国語の能力にもトレーニングが必要だという事を英語子育てを実践しているお母さんたちには十分理解して取り組んで欲しい。ちなみに△△ちゃんには、多読を自分のレベルから始められる公文の国語教室に通うように勧めた。通い始めて1年、少しづつ国語が面白くなってきたところだという。次回は、「英語子育てと教室で英語を習うという事」
2008年02月21日
私が国語力に注目し始めたきっかけは、学年が上がるにつれて長文読解問題ができなくなってくる生徒達の存在だ。辞書を使ってわからない単語がない状態にしてもできない。これは、もう国語力の問題だ。こういう生徒たちに共通しているのが、読書量の少なさ。本を読まない、読んでいてもせいぜいエッセイなど、短編程度で長編を読み進めることができないのだ。逆に、小学校低学年で愛読書が「我が輩は猫である」だった生徒は、子供用ではない我が輩は猫であるをいつも繰り返し読んでは、何度読んでも面白いんだ、と言っていた。現在高校生になった今、卓越した国語力で、単語力はないが、難度の高い英語の長文も読みこなしていくし、弁も立つ。十分な英語力が身につけば、英語でも相手をやりこめられるだろう。2歳くらいから小学校に入るまでたくさんの本を読み聞かせたのに小学校に入って文字を読めるようになっても、少しも本を読もうとしない。というお母さんの声をよく耳にする。それは、「読み聞かせ」から「読む楽しさ」への橋渡しのステップである「読める楽しさ」を飛ばしているからだ。私の教室の一人のお母さんからヒントを貰った方法を紹介すると自分の名前をひらがなで書けるようになった時からお気に入りの絵本を広げ、「自分の名前と同じ字はどれ?」と読ましていく読めるひらがなが増えるほど、すでに知っている言葉が読めるようになり、お気に入りの物語が読めていくので嬉しくなって、どんどん読もうとする。語彙が増えるのはもちろん読める楽しさを経験してこそ、読みたい、という気持ちが出てくるのだ。読むことが好きにならなければ、読む楽しさへは進めない。これは英語も同じ文字に興味がない子は、Phonix(音と文字のつながり)を学習しても聞いて知っている単語でもなかなか読めるようにならない。逆に文字に興味のある子は、CDを聴きいて覚えた短い文章をテキストを見ながら暗唱をさせると英語が読めなくても、一生懸命テキストの文字を指追いする。(全然関係ない場所を指している事も多いが…)この指追いが読むというプロセスに進む際に、非常に重要なものとなる。指追いは、文字に興味を持ったサインであり、文字に興味を持たせるのに有効な方法でもあるのだ。ただ、あまり低年齢でPhonixなど文字を導入するのもどうかと思う。一時的とは言え、文字に気をとられすぎ、発音やイントネーションが崩れてしまうからだ。Phonix学習では、文字を書く事も多い。まだ文字を書くという動作に慣れていなければ書くのに時間がかかり、時間がもったいない。耳からの吸収力が高いうちは、どんどん聴かせて、聞いてわかる語彙を増やし、後に運用力となる想像力を高めておいた方が、後々よいと思う。私の教室では、どんなに早くから学習を開始していても年中さんまでは、書く動作に慣れていないので、Phonixを含めた文字の導入は行わない。いくら多読が効果的だと言われても、子供自身が読む楽しさをわからなければ、本を読むようにはならず多読などあり得ない。偏ったインプットを行っていなければ、英語より先に日本語の文字に興味を抱くはずだ。上手に文字に興味を持たせ、「読める楽しさ」から「読む楽しさ」、多読へと導いて欲しいと思う。明日から海外出張のためしばらく更新できないかと思いますが、ご意見、ご感想、ご質問、扱って欲しいテーマがありましたら是非、お聞かせ下さい。楽しみにしています。次回は、「英語子育ての危うさ」
2008年02月18日
国家の品格(藤原 正彦著)と子供に英語を教えるな(市川 力著)は、私がお母さんたちに勧めている本だ。「国家の品格」は、将来の為に何を学んでおくべきなのかを教えてくれる本であり、「子供に英語を教えるな」は、早期英語教育に対しての反対意見を聞くことにより、著者が言っているようにならない為に何をすべきなのかを教えてくれる本だ。「国家の品格」については、別ブログの英語で子育てをしている人に是非読んで欲しい一冊で、すでに書いているので、今回は、「子供に英語を教えるな」を読んで反対意見から、見えてきた「するべき事」について書きたいと思う。「子供に英語を教えるな」の著者、市川氏は、小学校英語教育反対者としても有名だ。この本では、自身の帰国子女を指導した経験から早期英語教育の問題点(彼が考えるマイナス)を書いている。いろいろな考え、意見があってもいいのだが、もう少しいろいろな研究論文を調べられてから書くべきと思われる部分も多々ある。その一つが外国語を勉強すると子供の母国語が怪しくなる。というもの。脳内で二つの言語がごちゃまぜになり、脳の内で上手に処理できなくなり母国語が怪しくなるというのだ。それは既に、実証研究で、数カ国語を話せる人がたくさんいる事実に当てはまらない。と指摘されているし私が今までに指導した早期英語教育経験者で同年代の子供に比べて日本語が怪しいと感じたのは、英語に偏ったインプットのせいで、日本語のインプットが少なかったケースだけ。決して脳内で上手に処理できないという訳ではない。両方をバランス良くインプットされている子供に、日本語が怪しい子などいない。ちゃんと年齢相応の母国語の能力を身につけている。フランス語を小学校で1年から、英語を私の教室で小学校高学年から習い始めた生徒がいたが英語を習ってフランス語がダメになったとは言っていなかったし、学校の他の生徒たちと同時期にちゃんとフランス語検定2級にも合格した。私自身、第二外国語を勉強したからと言って英語力が怪しくなった事はないし、英語を使った方が第二外国語の習得は楽だった。私が、熱心に英語教育関連の学会に通っていた頃、ちょうど全国のいくつかの公立小学校が実験校として英語の授業を始めたところで実際に私立小学校で英語を指導している先生のレッスンビデオや小学校で英語を習った生徒を受け入れている公立中学の英語教師による研究発表など促進派、慎重派、が集まってどのような形で公立小学校で英語を導入するかが熱心に議論されていた。小学校英語教育反対派や慎重派が当時から早期英語教育の弊害として指摘していたのが、早期英語教育経験者は、単語を覚えようとしない。結果語彙力が低く、質の高い英語が使えないという事だった。確かに、早期英語教育経験者は、中学から英語を始めた普通の生徒よりも少ない語彙力で読解問題が解け、できてしまう事で、積極的に単語を覚えようとしない生徒が多い。私の生徒にも典型的な生徒がいた。小学校1年から私の教室に通い始め、中高大の一貫校に入ってからは、その場でわからない単語の意味は調べるけれど特にその単語を正しく書けるようにするなど覚える努力をしていなかった。高校2年の時に、自分の学びたい学部が自分の学校の大学になく受験する事にし予備校に通い始めたのだが、単語テストは常にクラスの最下位。しかしTOEICではクラストップ。予備校の講師は、どうしてこの単語力でできるんだ。と首をかしげた言う。早期英語経験者にはよくある事だ。和文英訳や自由英作文はできるのに、同じ英作文でも単語の並び替え形式は苦手だ。国語力があれば、長文読解もできるが、難易度よりも内容が想像しやすいかで、読めたり、読めなかったりする。語彙力は、本人が自分から進んで覚えようという気持ちがなければ、なかなか増えてはいかない。そこで現在私の教室では、語彙レベルを上げる為にクラスレベルによっては小学4年生の後半に市販のCD付の単語・熟語本を購入させる。しかしレッスン中、その教材をどこまで覚えたかという確認テストは行わない。英検受験や読解問題、リスニング問題をやっていく中で、自分で覚えた単語が出てきて、わかった、できた、という喜びや、やっていなければ、わからない、できない、という事を経験させ、まず語彙力が増えると英語学習がおもしろくなる、という事を理解させている。これで、早期英語教育の弊害と言われる単語を覚えようとしない子は、少なくなる。日本語で難しい本や新聞を読んだり、ニュース番組を見る事が好きな子なら6年生になれば、TOEIC用の語彙力アップの教材も使用できる。日本語と英語をバランス良く学ばせる事を留意すれば子供に英語を教えても何の問題もない次回は、「"読み聞かせ”から”読む楽しさ”への橋渡し」
2008年02月17日
頻度と正式の教科外、レッスンの形態などいろいろな形式があるが、公立小学校でも英語の授業をやっている。○○ちゃんの小学校でも、当時は年に数回外国人講師による授業があった。文科省に招聘されて各市町村の学校で働く外国人講師の殆どは、母国で教師をやっていた人たちではない。研修を受けたとは言え、ただの外国人にすぎないので、流暢に英語を話す○○ちゃんにいろいろと質問し、他の生徒たちより長い時間、彼女と話してしまった。教師としては絶対にやってはいけない、特別扱いをしてしまったのだ。翌日から彼女が何か間違いや、できない事があると「英語ができるくせに、△△△はできないんだ」と言われ続けているという。特に彼女が苦手とする体操や国語について言われているという。それだけ英語を話せる事が羨ましい事なのだという事なのだが…英語仲間が近くにいれば、その友達に話す事で少しは気分が軽くなるしかし遠くの教室に通っていたので、近くに仲間がいない。いじめにあっているとは、なかなか親には言えない。ましてや英語が原因でいじめられているなど、母親に言えるわけがない。「でも英語は続けたいんだよね? お母さんに悪いとかじゃなくて、自分の気持ちとして」大きく頷く。よかった彼女は英語を否定するまでには至っていなかった。「英語ができる事は、○○(その子供の名前)が、がんばって勉強して、 努力してできるようになった○○の大切な宝物。 見せびらかしてもいけないけど、隠す必要なんてない。 がんばってできるようになった宝物を持っている子は、 決して○○をいじめたりしていないはずだよ。 みんながいじめているわけじゃないでしょ?」少し考えている様子「少なくとも、お父さん、お母さん、英語の先生たち、 この教室で英語を勉強している子みんな○○の味方だよ。 いじめてる人と味方の人とどちらが多い?」「味方」「そう、だから何も気にする事はないの。 わかった?じゃぁ外国人の先生とレベルチェックをしようね。」○○ちゃんは、笑顔で大きく頷き、外国人講師と笑顔で話し始めた。翌日の午後、お母さんに○○ちゃんから聞いた事を告げた。かなりショックを受けた様子だったが、お母さんも○○ちゃんが3年生になった頃から難易度の高い問題集をやらせると、算数の文章問題などで問題の意味がわかっていない事が多かったり、国語の読解問題に間違いが多い事から日本語の語彙力が乏しいのではないかと気づき、英語ばかりやらせすぎたせいではないかと悩んでいたという。そこで、子供に英語を教えるな(市川 力)、と国家の品格(藤原 正彦)を読むように勧め、「お母さんがやってこられた子供に英語を教えるという事は間違った事ではなく 正しい事だと思います。 ただ、数年先、将来にどんな能力が必要なのか、他の可能性を伸ばす事を お母さん自身、考える余裕がなかった事が問題だったと思います。」「英語を話せるようになった事は○○ちゃんを 高い自己評価のできる子にしました。それは素晴らし事です。 このまま学習を続けていけば、将来英語が話せなくて困る事はありません。 質の高い英語が必要になった時に、自分で努力すればいいのです。 これからは、英語だけでなく彼女の他の可能性を引き出してあげる事を 考えませんか?その為の時間を彼女に与えてあげてください。」結局○○ちゃんは、すでに6年生が飛び級している中2クラス(高1レベル)に編入し、週1回英語を習い、空いた曜日に体操教室と塾に通う事になった。そもそもいじめとは、理不尽ないいがかりをつけ集団で一人を攻撃するきわめて卑怯な恥じるべき行為だ。いじめられている側にも問題があると言う人がいるが、だったら、一対一でやればいい。集団でなければできない行為に「理」など存在しない。なのに、いじめられているうちにいじめられている側が自分が悪いと思い込まされてしまう。自分を封じ込められ、自分である事を否定し、崩壊してしまう。これが、いじめの恐ろしいところだ。がんばって何かを身につけた自己評価の高い子供は自分を信じる事ができいじめられても決して潰される事はなく跳ね返す力が備わっている。そして、他人と自分を比べる必要がないので、いじめる事もない。逆に常に他人と自分を比べている子供は自己評価が低く、自分より下の弱いものをいじめて優位に立ち、安心しようとしいじめられれば、たちどころに崩壊してしまう。引っ越しで私の教室に通えなくなった3年生の生徒が転校先の学校でいじめに遭い、不登校になり、引きこもりお母さんは、仕事をやめ子供につきっきりとなった。対人恐怖症になってしまう事を心配したお母さんは、転校前に友達だった子供たちと会わせる機会として私の教室のクリスマスパーティーに参加させたいと連絡してきた。クリスマスパーティーの当日、半年ぶりに見たその子は、自分の感情を抑えられない赤ちゃんになってしまっていた。いじめの怖さを目の当たりにした瞬間だった。英語力より大切なものがある。それは、他を認め、受け入れる事のできる柔軟さと自分を信じる事のできる強さを持った心だ。心が壊されてしまっては、英語どころではない。「誰々ちゃんはできるのに、どうしてあなたは」というように決して他の子供と比べないように気をつけてほしい。それは、常に自分を誰かと比べる低い自己評価をするようにし向けている事、すなわち、いじめの芽を育てている事なのだ。次回は、「子供に英語を教えるな(市川 力)ー反対意見からするべき事が見えてくる」
2008年02月16日
どんな仕事でも想定外の出来事にでくわす事があると思うが子供に携わる仕事ほど、想定外の出来事が多く起きる仕事は他にはないだろう。それは人的なものを含めて子供を取り巻く環境が子供に影響を与え、最終的に態度や様子の変化となって現れる為に原因がわかりずらく、想像しにくいからだ。私たちを驚かせたその出来事とは…○○ちゃんは、1歳からDWEで自宅でお母さんと英語を学び始め2歳からDWEと併せて自宅で週に3回外国人講師によるプライベートレッスンを受けていたが、外国人講師が帰国してしまった為に私の教室に週3回通いたいといってお母さんに連れられてやってきた。○○ちゃんは、私の教室の雰囲気が気に入ったようで、楽しそうに外国人講師と英語で話をしていたが、留学も海外移住の予定もないなか家の中では、お母さんとの会話は英語、見るDVD、聞くCD、読む本、すべて英語が優先で、○○ちゃんが日本語より英語を先に話し始めたと嬉しそうに話す。(日本語と英語と同じように子供に問いかけて育てると 英語を先に口にする子の方が多い事は、既に学会でも発表されていて 特別な事ではない)自身の英語コンプレックス(英語を話せない人より少し話せる人に多い)から英語偏重主義に嵌ってしまっているお母さんにとうてい私の教室の指導方針は理解していただけないと考え、私の教室は、複数回通っていただくその費用で子供の他の可能性を広げてあげて欲しいと考えているので、週1回のレッスンしか設定していない。又、同年代や同じ目的に向かって学ぶ先輩や後輩と長年一緒に学んでいき、英語以外の多くの事を学ばせる事を目的としている為幼児、小学生のプライベートレッスンは、設定していない。という二つの理由を上げてお断りした。それから4年後、突然○○ちゃんのお母さんから電話があった。「○○が英語を話さなくなりました。」○○ちゃんは、私に断られた後、車で一時間程離れたプリスクールが放課後にやっている卒業生を対象とした小学生クラスに週3回通い始めそこの先生から、この2ヶ月リーディング、ライティングのアクティビティは以前と変わりなくやるが、授業中英語をまったく話さなくなったと連絡があった。家では今まで通り、英語で会話をしていたので、お母さんはそれを聞いて愕然とした。理由を聞いても何も言わず、もうプリスクールの英語教室には通いたくない、の一点張り。お母さんが、英語が嫌になったの?と聞くと首をよこに降り、○○○○(私の教室の名前)に行きたい。と言ったので電話したと言う。何故、通った事もない私の教室がいい、と言ったのだろう。お母さんに、時間を作るから、7時に○○ちゃんを連れてくるように伝え、彼女が私の教室に受け入れられる可能性を考えた。学年別とレベル別クラス編成を併用していると言っても小学生一人を高校生のクラスに入れるわけにはいかない。どのように受け入れていいか決めかねたまま7時になり○○ちゃんがお母さんに連れられて4年ぶりに教室に来た。背も高くなり、全体的に大人びた印象だが、くりくりした目は4年前と同じだった。まず、○○ちゃんだけを呼び話しを聞く事にした。「今日は、よく来てくれたね。 お母さんから、ここに通いたいって○○(その子の名前)が言ったって聞いたけど どうして?習った事ないのに」「…みんな楽しそうだったから」?確か彼女が来た時間は、まだレッスンが始まる前だったはず「みんな?レッスンを覗いてみたの?」「ううん。ここ(ロビー)でみんな楽しそうに話していた。」確かにレッスン前は、同じクラスの生徒たちや、異学年の隣のクラスの生徒も加わって持ってきたお菓子を分け合ったり、わいわいやっている。課外学習で寝食を共にする機会があり、学校、学年が異なっても仲がいい。その後いろいろ話しを聞くと、彼女が教室を辞めたくなった理由はその教室の生徒の殆どがプリスクールの卒業生で、休憩時間などはその子たちで固まっていて、もともと自分から輪に入っていくタイプではない彼女はその輪に入れなかった。たまに自分のように外から入って来る子がいて仲良くなっても、皆続かずにすぐに辞めてしまって、また新しい子が来て、の繰り返しに疲れてしまったと言う。私の教室のレッスン前の雰囲気だったら、自分も仲間に入れてみんなと笑顔で話せると思ったに違いない。彼女がどんなに寂しい思いで前の教室に通っていたのかを考えると可哀想で胸がつまった。気配りのできない講師、教室経営者に腹が立った。先生でもスタッフでも気をつけて子供の様子を見ていれば彼女が一人ぼっちでいた事に気がついただろうし橋渡しのきっかけを提供してあげれば、状況は変えられただろう。でも、その寂しさが「英語を話さない」事とは繋がらない。彼女のSOSの原因は何なのだろう。「どうして前の教室で英語を話さなくなったの? 先生が替わったの?」「ううん」「教室を辞めたかったから?」「ううん」「先生の言っている事が突然わからなくなるわけないしねぇ」うつむいて沈黙「おうちでは、お母さんと英語で話しているのに、 英語を話すのが嫌になった、っていう訳じゃないだろうし…」「…英語を話さないとママに悪いから…」ぼそっと彼女が小さな声で言った。「じゃぁ本当は英語を話したくないの?」小さく頷く。「誰かに何か言われたの?」私の顔を見上げた瞳に涙が浮かんでいた。○○ちゃんは、英語が話せるが故、学校でいじめにあっていたのだ。次回は「子供が突然英語を話さなくなった-2英語より大切な事がある」
2008年02月15日
先日、宿題(暗唱)チェックを終えた小学校1年生が不安そうに私に尋ねた。「先生、英語の宿題をやれば、英語がしゃべれるようになる?」「もちろんなるよ。どうして?」「お母さんは、学校で英語を一生懸命勉強したけど英語が話せないから 私に英語を習わせてる、って。 どうしてお母さんは学校で英語を一生懸命勉強したのに英語を話せないの?」小学校1年生にとって、なんでも自分よりできるお母さんが学校で習ってできない事が自分にできるのだろうか、と、とても不安になってしまったのだ。しかし小学1年生に、早期英語教育理論を話しても理解できないだろうし…「お母さんが学校に通っていた頃は、まだどうやったら英語が話せるようになるか よくわかっていなかったの。今はいろいろな先生が勉強してわかるようになったから お母さんが今子供で、○○○○(私の教室の名前)に通って○○(子供の名前)と 同じように宿題をやってから、学校で英語の勉強をすれば、 必ず英語は話せるようになるよ。」「よかったぁ」彼女は、明るい顔でニッコリ笑うと外国人講師が待つ教室へ戻っていった。このように親の何気ない一言が、子供を不安にすることがよくある。お母さんは子供にとって、お母さんが思っている以上に絶対の存在。そのお母さんの言葉や行動を常に気にしている。お母さんとお父さんの口ケンカ、語気を荒げた程度でも子供はビクビクして私のような身近な他の大人に報告してくる。大好きなお母さんに褒められたい。好きでいてもらいたい。口でどんなに反抗しても、この気持ちは消えてはいない事をお母さんは覚えていて欲しい。前置きが長くなってしまったけれど、なぜ、長年学校で英語を勉強したのに、英語を話せるようにならないのかそこから学校英語全体を否定する人がいるけれど、それは違う。国語で考えるとよくわかる。「日本語が話せる」と、「国語ができる」とは違う。中学で始める英語は、まさに国語のような英語なのだ。日本語が話せるようになってから、国語を習うのに、中学から始まる英語では英語を話せない0歳児のような生徒にいきなり鉛筆を持たせて国語のような英語を学習させるからだ。0歳児にいきなり鉛筆を持たせて国語は教えにのに…。その事が問題視されてから、中学1年生の授業に歌を入れたりゲームを取り入れたりと英語に親しむ内容を取り入れているが、これも大きな勘違いだ。言葉としての言語習得は、母国語のように聞く事から始められるべきなのにその聞くというトレーニングなしに読む、書く事から学習を始めるので、勉強しても話せるようにならないのは、当然なのである。日本語を上手に使う為には、国語力が必要なように、学校での読み書き主体の英語は、英語のレベルアップに役に立つ。早期英語教育で、聞く、話す、読む、書くの4技能の土壌を作っておけば中学から学習する文法や受験の為に学習する語彙をその4技能で活かす事ができるのだ。早くから英語習い始める、学び始めた子供が小学校低学年で英検2級や準1級に合格したとか、しなかったという話しを聞く事があるが、英検準1級ともなると小学校低学年が読んで面白い内容ではないし、日本語で書かれていても100%理解できる内容ではないはずだ。何の為に英検を受けるのだろうか?日本語でも使いもしない語彙を覚える意味がどこにあるのだろうか?中学からインターナショナルスクールに通わせるのか将来家族で海外移住でもする予定があるなら理解できる。そうでないのなら、その時間を、外に出て自然に触れたり、友達と遊んだり、ケンカする事に使った方がよっぽど将来の為に重要な学習であり体験だと私は思う。小学校低学年で準1級を受けさせたお母さんがいるという話しを私の教室の日本人講師と外国人講師に言ったら、外国人講師「何の為に?」日本人講師「普通の公立小学校に通っていて、 学校でいじめられたりしないのでしょうか?」実は、日本人講師のこの言葉は、昨年私たちを驚かせた大きな出来事があったからなのだ。長くなってしまったので、続きは次回「子供が突然英語を話さなくなった」で
2008年02月15日
私の教室でも、今、新会員の募集をしている。毎年4月に開講するのは、英語を習った事のない新小1クラスのみ。今年は募集開始から2週間で定員になり急遽、もう1クラス開講するかどうか検討中だ。このブログを読んでいただいている方の中にも4月から英語教室へ通わせようと、連日いろいろな教室を回っている方も多くいらっしゃるだろう。外国人講師(ネイティブ)が絶対条件、英語を習わすなら外国人講師でなければ、と思っているお母さん、お父さんは多い。しかし、長年外国人講師と仕事をしている私から見れば外国人講師が絶対条件ではないと思う。私たち日本人が日本語が話せるといってもよい日本語の先生と言えないのと同じだ。でも日本人の先生では発音が心配発音がきれいだと言っても、所詮日本人の発音でしょ、ネイティブの発音とは違うもの。と言う声もよく聞く。我が子に少しでもよいものを与えたい気持ちの表れだろうが週1回のレッスンで正しい発音やきれいな発音など身につかない。母国語の干渉を受ける時期がくれば必ず壊れてしまう。だいたい週1回教室に通うだけでは、英語を使えるようにはならない。英語に親しむだけだ。週に一度ピアノのレッスンに通っても家で練習しなければ、どんなによい先生に習っても弾けるようにはならない。よいピアノの先生というのは、生徒に家でピアノを弾くように指導し、ピアノのを弾けるようにしてくれる先生ではないだろうか。英語の先生も同じだ。週に一度のレッスンの後、また来週ね。とだけ言う先生にいくら英語を習っても、英語を習得できない。外国人の先生、日本人の先生もない。ネイティブのような発音英語を母国語にしている国はたくさんある、いったいどこの国をさしてネイティブのような、と言っているのだろう。もちろん、通じない発音では困るし、発音はきれいな方がいい。しかし、一番大切なのは、きちんと自分の言いたい事が相手に伝わる事でネイティブのような発音ではないはずだ。早期英語教育は、継続しなければ実を結ばない。継続させる力を持った先生が、よい先生なのだ。継続させる為には、生徒を飽きさせない、生徒を満足させるレッスンを行い生徒に学習成果を見せてあげる事ができなければならならない。少しの指導経験しか持たない外国人講師よりきちんと指導法をマスターしている日本人の先生の方が継続させる事ができ、成果を上げることができるはずだ。それでは何故私は、年間400万円以上払って外国人講師を雇っているのかそれは外国人講師でなくては、教える事ができない事があるからだ。「外国人と話しをした経験、外国人に自分の英語が通じた喜び」この経験を積み重ねる事によって子供は自分と異なるものを認め、受け入れる、「開かれた心」の基礎ができる。英語偏重の大きな原因の一つ「外国人コンプレックス」にならない為にもこれは、英語力とともに、幼児期には特に必要で有効な経験だと考えているからだ。また、外国人講師から英語でその国の文化や習慣などを学ぶ事は他の国の文化や習慣を学ぶだけでなく、自分の国の文化や習慣について考えるきっかけとなる。効果的にレッスンを進める為にカリキュラムを作成できるという事が、外国人講師を採用する際の条件の一つではあるが、決してレッスンのすべてを任せているわけではない。(何故、任せていないかは、次回以降に)まず、英語教室に通う目的をはっきりさせる。家庭で学んだ英語を使う為や英語に親しむ事を目的として通わせるのならできれば、日本人講師より外国人講師の方がよいだろう。英語を習得させるという目的なら、外国人か日本人かという事よりも、継続させる力を持っている先生。継続させる力があるかどうかは、小学生から通い始めた生徒の何パーセントが中学2年生になっても継続して通ってきているかでわかる。中学生のクラスでも話す、聞く、読む、書くの4技能を教えていて8割以上の生徒が続けていれば、継続力のあるよい先生といえるだろう。そして私の教室に編入してくる元○○○Jrの生徒たちを教えてわかったのだが、大手のフランチャイズ形式を取っている英語教室でも先生によって同じ教材を使っていても生徒の習得レベルがまったく異なっている。誰でも教えられるように、カリキュラムと教材が決められていても教える先生の力によって教え方が異なっているのだろう。同じ看板の英語教室でも必ず複数の教室を回って体験される事をお勧めする。次回は、「なぜ、お母さんは学校で一生懸命英語を勉強したのに、英語を話せないの?」
2008年02月14日
人の話をきいていない子、聞けない(1度で相手が伝えている内容が理解できない)子が増えている。日本語の指示を一度で理解できず、同じ事をすぐに尋ねたり他の人がした質問を、もう一度尋ねたりする。このような子供たちは、先生の説明を聞いて理解する事が難しい。おしゃべりな子にも、多く見られる。いくら英語を勉強したところで、お粗末なコミュニケーション力では、英語を使えるようにはならない。レッスンを待つ4年生以上の子供たちの会話をきいていると、べらべらと、聞いている子がいようがいまいが一方的に話している子何かをやりながら黙って聞いている子。うん。でもさ。と相手の話を聞きながら、自分の話しをする子。それでどうしたの、と聞き上手な子。おばちゃんが4人以上集まった井戸端ならぬ公園、ファミレスと全く同じ。相手にどんどん話しをさせる、いわゆる聞き上手な子に話しをさせると、きちんと自分の考えを相手に理解させる話し方ができている。これは、最も重要で必要とされるコミュニケーション能力、「要約力」が備わっているという事だ。相手の話を頭の中で整理して聞いていなければ相手の話を引き出すような相槌は打てないので聞き上手の子に、人の話をきいていない子、聞けない子はいない。そして例外なく聞き上手な子のお母さんは、やはり聞き上手なのである。聞き上手な子にするためには、お母さん、お父さんが聞き上手になるのが近道だ。その日の幼稚園や学校での事を帰ってきた子供に「今日幼稚園、学校はどうだった?」と尋ねるお母さんは多いだろう。これでは、漠然としすぎていて、だらだらと話すか、何を話すか考えているうちに面倒くさくなって「べつに」という答えになってしまう。また、親が知りたい事、たとえばお友達との事や、テストの点数などから切り出すのも子供にとっては、あまり話したくない状況だと早く話しを終わろうとする。話しを引き出すテクニックとして、まず、子供が話しやすい、興味のある事か、好きな物について話題を投げかける。食べる事に興味のある子なら「今日の給食は何だった?」「え~と○○と○○、○○」「へぇ~。何が一番美味しかった?」「○○かな」「今度お母さんも作ってみようかな?中に何の野菜が入ってた?」「え~わかんないよ。」「じゃぁ、今度○○が出たら、よく見ておいて教えて」「うん、わかった」「お願いね。今日外遊びの時間は、何して遊んだの?」「ん~すべり台」からスタートしてだんだん知りたい話題へと持って行く。仕事や育児で忙しい中、なかなか難しいかもしれないけれど親の関心をひきたくて、べらべら話しているうちに、一方的におしゃべりをする子になり、話しをきけない子になってしまったケースもある。1日30分、お母さん、お父さんには、子供にどのくらいたくさんの事を話させる事ができたかを意識しながら、会話を楽しみ、子供を安心させてあげて欲しい。次回は、「外国人講師は絶対条件かーよい先生とは」
2008年02月13日
先日、先輩や友人と話していた時に息子と娘がいる場合、お母さん本人は気づかなくても、二人に話しかける声のトーンが違うという話題になった。このブログを読んでいるお母さんで、娘さんと息子さんがいらっしゃる方、是非、周りの友人に、自分の声が娘さんに声をかけると息子さんにかける時とでトーンが異なっているかどうか尋ねて欲しい。もうずいぶん前になるが、教育系の雑誌で何故、言葉の少ない男の子が多いのか、という特集記事を読んだ。幼児期にお母さんが子供に答えさせない会話をしている事が原因の一つだという。それからしばらく、意識的に教室のロビーでお母さんと息子の会話を聞いていると実に多くのお母さんが、子供に答えるチャンスを与えていなかった。上の子のレッスン中、お母さんとロビーで待っていた下の子がおもちゃの自動車で遊ぼうと思ったのか、椅子から立ち上がった。その様子にお母さんは、 「何したいの?自動車であそびたいの? この赤いの?こっちの青いの?」と、いろいろな自動車をその子の前に出す。子供は、ただ首を縦か横に動かすだけ。子供の答えを待たず先回りしてしまっているのだ。娘の場合には、何か言うまで待ってられる、放っておけるのに息子の場合は、待ってられないお母さんも多い。お母さんにとって息子は、特別な存在なのだろう。だから自然と娘と息子にかける声のトーンも異なってくる。でも、気づかないうちに、その特別扱いが子供のコミュニケーション力を妨げているとしたら…。コミュニケーションの基礎は、言葉のキャッチボールだ。お母さんが投げてばかりで、投げ返す機会が与えられなければ、投げ返し方がわからないし、投げ返す練習ができない。母国語である日本語でのコミュニケーション力が育たなければ当然英語でのコミュニケーション力は低くなる。いくら英語のシャワーを浴びさせてもなかなか発話できない。おしゃべりな子は、英語を話し始めるのも早い。そして小学生高学年になった時、しっかりとした日本語を話す子はしっかりした英語を話すようになる。同じクラスで同じ内容のトレーニングをしているのに習得しているものが明らかに違うのだ。私たち早期英語講師に最も必要なのは、子供が答えるまで我慢強く待つ事。答えを引き出す問いかけはするけれど、必ず子供に答えさせる。そうする事で慣れさせ、自信を持たせ、だんだんと質の高い受け答えができるようにしていく。オウム返しから、言葉のキャッチボールへと子供のコミュニケーション力を高めていく鍵を握っているのは、お母さん、お父さんとの毎日の会話だ。十分に子供に答える機会を与えているか今、一度子供との会話を振り返って欲しい。子供のコミュニケーション力を育てるには子供の答えを待つお母さんの忍耐力が不可欠なのだ。次回は「話し上手は、聞き上手ーコミュニケーション力の育て方2」
2008年02月12日
1月に行われた英検の結果が届いた。小1から私の教室で英語を習い始めた中1が2級の一次試験に合格していた。高校範囲の文法知識が全くない状態での合格は、早期英語教育で培った高い運用力を持つ英語力が英検というフィールドでも十分通用するという事を証明してくれた。とても嬉しい。DWEミッキーが所属するプロダクションの英語の世界市販されていない教材の代表私の教室にも家でDWEをやりながら、週に1回通ってくる幼児クラスの生徒や幼稚園まではDWEをやっていて、小学1年生になった時点で私の教室に入会するDWE経験者たちがいる。DWEのホームページを見ても値段は一切書いていない。市販されていない教材の特徴だ。(教材だけでなく母の為に購入しようとしたウィッグのセレアもHPには一切値段が書いていなかった。市販ではなく販売員と個別に会う形で販売しているものの特徴ですね)最低のセットでいくらになるのか知らないが100万円くらい払ったという話しも聞いた事がある。ディズニー社に支払う莫大なキャラクター使用料訪問してくるセールススタッフやアポインターの給料広告宣伝費、アフターケア、イベントスタッフ事務所などの維持費など全てが販売価格に乗せられているわけだから販売価格は、かなり高額だろう。修行時代に教材開発の現場を見た事がある私には、購入者の想像を超えた開発費がかかっていると理解できる。年齢毎に実によく考えられた教材になっている。なにより子供たちが大好きなディズニーキャラクターが総動員で登場し継続を促してくれるポイントは高い。飽きっぽい子供でも続けられる可能性が高い。前途の私の教室に通っているDWE経験者たちは、高い先行投資をした分、お母さん、お父さんが一生懸命取り組んでいたようで、皆、高いリスニング力を持ち、私の教室の厳しい暗唱の宿題をさらりとやってくる。しかし耳から聞いて覚えた英語を使って、外国人講師の問いかけに、すらすら答えるという事はない。(英語を積極的に口にするかどうかは、その子の性格的な要素の方が大きい)DWEの教材を使用しなくても、きれいな英語は習得できる。市販の教材を聞いて育った子供たちも皆、きれいな英語を口にする。(まだ自分の言葉で話しているわけではないので、英語を話すとは言えない)年齢的に母国語の干渉を受けていない又は干渉が少ない子供たちは聞こえた英語通りの発音をするものなのである。くれぐれもセールススタッフの営業トークに惑わされる事のないようにDWEは、レベルごとに進んで行けるので誰にでも使いやすく、習得させやすいようにできている非常によくできた完成度の高い教材である事は間違いない。しかし、もしその金額を払う価値があるかどうかで悩んでいるのだとしたら、少し考えて欲しい。私の生徒たちでDWEの教材を使っていた子の使用期間は、長い子で4年程。4年間毎日使ってその価格は見合うのか、それは、もうそれぞれの家庭の価値観と財政状況でしかない。ましてDWEだけで英語学習のすべてがまかなえるわけではない。コミュニケーション能力は、グループレッスンでしか効果的に磨く事ができないし、がんばってこの教材を購入しても、多くのお母さん、お父さんと同じようにそのうちDWEで習得した英語を使う場として、英語教室に通わせようと考えるからだ。またお金がかかる事になる。3歳前後は、ピアノ、スイミング、他の習い事を始めるにもよい時期だ。この教材を購入する事で子供の可能性が狭まる事がないのかをよく考えて欲しい。ましてや、この教材のローンを払う為に保育園に子供を預けてお母さんがパートに出る、などという事があっては、絶対にいけない。この教材の基本は、毎日少しづつお母さんと一緒に英語を学ぶ事なのだから。DWEは中古市場もある。高い買い物なので、いろいろな方向から検討して欲しいと思う。次回は「日本語で口数が少ない子は、英語でも口数が少ない。 ーコミュニケーション力の育て方」
2008年02月11日
お母さん方によく尋ねられる質問の一つだ。私の教室に通ってくる3歳から高校3年生まで250人のうち1/4が右脳教育で有名な○○チャイルドアカデミーに現在通っているか、元通っていた、右脳教育の経験者たちである。この数字に驚く方も多いかもしれないが、隣の駅にある教室では英語のレッスンをやっていない為その教室で他のお母さんから、私の教室の事を知り、入会するケースが多いという背景もある。昨年テレビの番組で脳学者の一人が右脳教育など脳学的には、何の根拠もない、というような事を言っていたが、脳学を勉強した事もない私には、全くわからない。又、私が教室で○○チャイルドアカデミーで右脳学習を経験したとされる子供たちを指導していても、その子たちに共通する特徴は見られないが、その子が○○チャイルドアカデミーに通っていなかったらどうなっていたかなどは想像しようがないので、効果があるのか、ないのかは、わからない。ただ、私の生徒にも何人か右脳が開けたといわれる子の特徴を持つ子供たちがいるが、その子供たち全員が、○○チャイルドアカデミーに通っていたわけではなく通っていなかった子供の方が多い。右脳が開けたと言っても目に見えるわけではないし数値になって現れるわけではない。右脳教育に限らず、幼児教育を宗教のようだと考えている人も多いだろう。少しでも可能性があるなら、やってみよう程度なら決して無駄にはならないはずだ。トレーニングしすぎて身体を壊す事もないし(笑)そして数年後、右脳が開けたという特徴が見られなくても決して「所詮、私の子だから」と思わない事。(笑)○○チャイルドアカデミーでウチの子は右脳が開けたのよ、という言葉を今まで私は聞いた事がない。どのお母さんも「成果があったのかわからない」「所詮、私の子ですから」と同じ事を言っているのだから。○○では、英語のレッスンをやっているところもある。暗記、暗唱をベースとしていて英語のシャワーを浴びる幼児期のレッスンとしては理にかなっているし、教材もよいものがある。(全部ではないが)お母さんネットワークで誰かが使っていた教材が手に入れられるのなら子供の興味を惹きやすく、覚えやすいので、自宅で使ってみるのもよいと思う。次回は、市販されていない教材の代表"DWE"について
2008年02月10日
現在教室では、4月開講クラスの受講生の募集や、来年度の外国人講師の採用など、1年で最もメールの送受信が行われる時期なのにサーバーが容量オーバーでストップし、昨日は仕事メールの受信ができなかった。2時間程前に復旧し、昨日届くハズだった求職者の履歴書や入会の問い合わせのメールなどがどっと届きチェックや返信に追われていたら、こんな時間になってしまった。いつもより誤字脱字などお見苦しい点も多々あると思いますが、お許し下さい。で、私が考える読み聞かせの絵本選びと読み聞かせのポイントの続き3.1フレーズが3語か4語で構成されているものを選ぶ。 ちょうど一呼吸で言える単語の数が3語か4語。 耳に入りやすく、リピートし易い。 アメリカでは大統領選の候補者選出の予備選が佳境を迎えているが、 実はオバマ候補の演説の中にも"Yes, we can."のように 3語から4語で構成されたフレーズが、意図的に多用されている。 チャンツもしかり。4. 日本語の絵本と同じボリュームかそれ以下のものを選ぶ。 年齢によって、また個人によって集中できる時間は異なるが、 お母さんが想像している時間よりかなり短いと考えていい。 最初は5分以内のものから始めて、だんだん長い本を選ぶ。 決して日本語の絵本より長い物語を選ばない。 5. 読み聞かせをしている時のお母さんの役割 いきなりすべての英語を聞き取れるわけではないので、 絵を見ながらところどころ聞こえてくる知っている英語をつなぎ合わせて 内容を想像するという作業は途中で飽きてしまいやすい。 そこで一緒に聞いているお母さんには、隣で一緒にCDを聞きながら ページめくりをして欲しい。 新しいページに行く事で、また興味がわいて集中力が戻ってくる。 flip-and-flap book(しかけ絵本) は、興味を惹きやすく有効だ。 最初だけお母さんがCDに合わせて、しかけを見せてあげると 次から自分で手を出してやろうとする。 何度かその本を使ったら、CDを聞かせる前に、 「今日は、ちゃんとCDと合うタイミングでやらないと、しかけはダメよ。」と言い、 お母さんがCDに合わせてやってみせる。 それまでただ漠然と英語を聞いていた子供も、ものすごく集中して おかあさんがしかけをめくる瞬間に聞こえる英語の音を捕まえようとする。 これでしかけ部分の絵のイメージと英語の音が、子供の頭の中で一致する。 聞こえてくる 英語のイメージを認識した瞬間だ。 ちゃんと合わせてめくる事ができたら、必ず大きな拍手をしたり、抱きしめたり、 嬉しそうに褒めてあげよう。 英語で声かけをするなら、 Good job!(よくやった) か Perfect! もしくは、Couldn't be better!(カンペキ) 子供はお母さんの喜ぶ姿が大好きなので、嬉しくてどんどんやるようになる。 一つ出来たら、次、というように進んで、毎日繰り返しやるのも効果的だし 毎回できる事が増えていくのは、子供自身も楽しくて嬉しいはずだ。 6. 英語で物語り全体を想像する作業の妨げになるような日本語の使い方はしない。 英語と日本語でお話が書いてあるものはよいが、1センテンスづつ、や ページごと に英語と日本語で録音されているものは避ける。この6項目に沿って絵本を選び、読み聞かせを行っていけば、市販されていない高価なセット教材を購入しなくてもかなりいい土台ができあがるはず。本当はお母さんが子供と一緒に本やさんに行き実際に手にとって本を選ぶのが一番よいのだが、近所に英語の絵本を置いている本屋さんがない場合などは、対象年齢別に本が分類されているR.I.C.出版のサイトを利用するといいと思う。R.I.C.出版 http://www.ricpublications.com/ja/picturebook.html次回は、右脳教育についてコメントします。
2008年02月08日
早期英語教育は、とにかく英語のシャワーを子供のスポンジの脳に浴びせること。もちろんただやみくもに英語を聞かせるよりは、きちんとした方法に乗っ取って聞かせた方が効果的だし後々の事を考えたらよい。じゃぁ、英語教室に通った方が…いいえ、週に一度英語教室に通って英語のシャワーを浴びても次のレッスンまでに何もしなければ、乾いてしまう。毎日少しづつでも自宅で英語のシャワーを浴びた方が多く浴びた方がずっと効果的。そして特に3歳になる前は、子供の体調も安定していないしあまり外的なものに興味もないので、一番慣れている家で、大好きなお母さんと一緒に、英語に触れていた方が、ずっと効果的だと思う。現在私の教室では、正規のレッスンは年少さんからで、入園前の半年間は、月に1、2度お母さんの勉強、という形で英語環境について学習してもらい、自宅で英語を聞かせるように指導している。以前、入園前の未就園児クラスを作った事があるのだが子供が眠くなったり、機嫌が悪くなり、ぐずったりすると、お母さんも講師や他のお母さんに気を遣い子供にちゃんとやりなさい、と無理矢理やらそうとする。2,3歳児にレッスン中だから眠くなるな、ぐずらないでちゃんとやれ、と言ってもそれは無理。そんな状態でお月謝をいただくのは申し訳ないしお母さんの精神衛生上もよくないので、1年間で辞めてしまい、現在のシステムにした。1年間分の月謝を将来の教育費に回した方が、ずっと有効だと思う。私の教室でお母さんに教えているのは、1.英語の絵本を読み聞かせる前に 日本語の絵本の読み聞かせをして、読み聞かせに慣れさせておく事。 又、読み聞かせは、当然日本語の習得にも効果的なので、必ず日本語でも行う。 遅くても2歳の前半までに日本語の絵本の読み聞かせを始め 子供がどんな絵本に興味を示すかを知り、英語の絵本を選ぶ時の参考にする。 読み聞かせに慣れ、テレビの英語番組やDVDなどで英語畑ができたな、 と判断したら英語の読み聞かせを始める。2.絵本はCD付の物を選ぶ。 お母さんが読んでも1,2度なら子供の頭にお母さんの発音が刷り込まれる事はないが 子供が自分の気に入ったフレーズを口にするまで聞かせてしまうと その発音になってしまうし、読むスピードが遅すぎると、 遅くないと聞き取れなくなってしまう。 これはレッスンで色を英語で導入する時に、 日本語の干渉の少ないpurple紫やbrown茶色は、 外国人講師の発音通りにリピートしているのに対し すでに日本語化しているようなpinkピンクやorangeオレンジは 外国人講師の発音とは全く異なるカタカナ英語でリピートすることからもわかる。 子供の頭は柔軟性があるので、一度刷り込まれてしまったスピードや発音を 矯正する事は可能だが、刷り込んでしまった以上の量の英語を 聞かせなければならない。 よほど発音に自信があり読み聞かせを勉強したお母さん以外は、 自分で読み聞かせをするのは 避けた方がいいと私は考えている。 その点専門家が監修しているCD付の本は、 そのような心配がいらず、何度でも聞かせる事ができる。 ただ一点気をつけなければいけないのが、 必ずCDだけを聞かせる事。 子供が自然にフレーズを口にし始めるまで、 決してお母さんはリピートしない事。 ついつい子供と一緒に聞いているとお母さんがリピートしてしまいがちだが そうするとお母さんの英語がインプットされてしまうことになる。 また、日本語で英語を確認しない事。 「今、dogって聞こえたでしょ?dogって犬なのよ」は、 絶対にやってはいけない。 英語ができるお母さんも、最初の数回は、 単語を確認するのではなく、物語を通して聞かせて欲しい。 子供は絵を見ながら、英語をききながら、勝手に想像している。 この想像が後にとてつもない成果となって現れる。 じっと子供に任せて、お母さんはひたすら、 一緒に聞こうというスタンスでいて欲しい。 早期英語教育は、教え込む事ではなく、 あくまでも将来に役立つよい土壌作りなのだから次回は、私の教材選びの基準と読み聞かせの方法-2
2008年02月08日
先日、年長さんとお母さんがレベルチェックに訪れた。その男の子は、名古屋で3歳から週に2回英語教室に通っていたが東京に転勤になり、1年ほどブランクができてしまったと言う。初めての場所で、初めて合う外国人講師が相手だったとはいえ、簡単な動物、果物の名前は、カードを見て言えても、3ヒントゲームでは、全く答えられず、お母さんは肩を落としていたが帰国子女でさえ帰国した年齢が早ければ、早いほど、英語環境がなくなってしまえば、ぺらぺら話していた英語があっという間に出てこなくなるのだから、週に2度2年程の経験では、1年間も英語環境から遠ざかってしまっていれば、答えられなくて当然だ。早期英語教育は、子供のスポンジの脳に英語のシャワーを浴びさせる事。シャワーを浴びなくなってしまったら、スポンジは乾いてしまう。私がよく説明会でお母さんたちに話すのは、早期英語教育は、子供が自分の力で英語を学び始めた時に吸収した英語が大きな実を結ぶことのできるよい土壌の英語の畑を作ってあげる事。英語の水を少しでも与え続けていれば、決して枯れる事はない。途切れない、そう継続することが最も大切なのだ。どのように早期英語を始めればいいのか?まず最初は20分でいいから、毎日英語に触れる時間を作る。今は子供向けの英語番組がたくさんあるので、特に教材などを購入する必要はない。一緒に見ようと促し、黙ってただ一緒に見る。説明は無用。子供は、勝手に内容を想像して楽しむ。しばらく続けているうちに、お気に入りの番組ができ、自分から進んで見るようになる。そうなればしめたもの。頭の中に英語畑の区画ができたのだ。次回は、「英語水の選び方と与え方ー私が考える読み聞かせの方法」
2008年02月07日
10人先生がいれば10通りの教え方があるのは、早期英語教育も同じ。ただ、3歳までの高い言語習得能力を使って英語を習得させようという考え方は、どの先生も同じだと思う。そこで勘違いしていただきたくないのは、3歳までに始めなければ、英語は話せない、というものではない。大人になってからでも努力をすれば必ず話せるようになる。ただ、幼児期に始めると、その高い言語習得能力を利用できるので楽ちんなのだ。また、言語習得には、スパイラル(繰り返し)が大事なのだが、幼児期には繰り返しを嫌がらない、という利点もある。私が指導法として用いているのは、ナチュラルアプローチ方。日本語を習得したのと同じ方法。お母さんは、返事もしない赤ちゃんに、「今日は寒いね」「お風呂に入ろうか」と語りかけてきたはずだ。子供の頭がスポンジで英語というシャワーを浴びさせしみこませていくイメージ。英語を聴かせて、聴かせて、しみこませ、十分しみこむと発話する。悲しいかな私たち大人の軽石になってしまった脳みそは、いくらシャワーを浴びてもしみこまないのでこの方法は幼児ほど効果的ではない…又、この業界には「9歳の壁」という言葉が存在している。私の経験では、早い子は8歳で迎えるのだが、簡単に言えば、理屈っぽくなり、新しいものを吸収する能力が下がる一方で、理論的な考えができるようになる。3年生から算数や国語の問題傾向が変わるのは、そのためだ。身体の成長に個人差があるように脳の成長にも個人差があると思うので一概には言えないが、私が使用しているナチュラルアプローチ方も6歳以下の子供達には100%近く受け入れられ、効果的と言えるが7歳以上になると、だんだんと受け入れられなくなり9歳だと30%程度になってしまう。しかしこれはナチュラルアプローチ方においてであって他の指導法を用いれば、そして努力をすれば十分習得は可能だと思う。何歳で始めるのがいいか?遅くても3歳までに英語に触れる環境を作ってあげた方がよいと思う。そして、同じように日本語に触れる環境も意識的に作ってあげる事。日本語を必要としない世界で生きていかない限り母国語である日本語の習得は、英語以上に大切なものであるからだ。言語習得に効果的な時期というのは、英語だけではなく、日本語にも効果的なのだ。日本語は周りに溢れているのだから、何も意識的に学習しなくても自然と話せるようになる、と考えていたらそれはとても危険で、将来において大きなマイナスを背負う事になる。質のいい日本語を使えるようになるには、やはりトレーニングが必要で、習得環境が大切だ。後日、読み聞かせについても触れたいと思うが、幼児のころかなりの量の本を読み聞かせていたのにちっとも本を読まなくて困る。と言う小学生のお母さんたちが多い。それは自分で読む楽しさへの橋渡し、トレーニングをしてあげなかったからだ。私の教室を訪れるお母さんの中には、焦るあまり英語偏重主義に知らずに傾いてしまっている方も多い。所詮英語は言葉、日本語が話せれば、必ず話せる。お母さん方には、もっとどっしり構えて欲しい。次回は、「早期英語教育の考え方-2 短期集中はない」
2008年02月06日
昨今の早期英語教育ブームは、英語学校、教室、出版会社にとってはドル箱のジャンル。煽れば煽るほど儲かるので、英語に不安にあるお母さんは心配になってしまうと思います。一人でも多くのそんなお母さんたちに、早期英語教育の現場に携わっている私の経験を通して、早期英語教育の姿を知っていただき、考えていただければと思いブログを始めました。英語教育に関してのご質問やご相談もお待ちしています。
2008年02月06日
全22件 (22件中 1-22件目)
1


