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一昨日も3年生のM君のお母さんに私立中学への進学を視野に入れてはどうかと具体的な学校名を上げ、塾を含めての今後の対応をアドバイスしたように私は、中学受験を頭から否定しているわけではない。小学校1年生からM君と接し、またグループの中でのM君の様子から公立より私立中学の方がよいのではと感じるし十中八九、私や親御さんが何も言わなくてもM君自ら私立中学に行きたいと2年後くらいには言い出すと感じるからだ。もちろん決定というわけではなく今まで通りM君には何も言わず今後のM君の精神面の成長と彼の選択を見守りつつ、親御さんとサポートしていく。現在通っている私立の中高一貫校から転校を希望する生徒の転校希望先に通っている生徒を通して学校の先生に詳細を尋ねることができるなど、都合よく切り取られた情報ではなく生徒や生徒の親御さんから生の学校情報が集められ共有できるのもありがたい限りである。昨夜行われたmixi上のサークルのweb学活のテーマとしても取り上げた40歳の教科書で、東大教授で赤ちゃん学、発達認知神経科学が専門の開 一夫氏がこの本の2時限目(笑)「中高一貫校は幸せへのプラチナチケットか」で中学受験についてスイスの心理学者ジャン・ピアジェが唱える子どもの認知能力について次の4段階にまとめ1.0~2歳頃 言語が未熟で感覚や運動によって 環境に適応する(感覚運動期)2.2~7歳頃 言語が発達し、直感的な思考が可能になる(前操作期)3.8~11歳頃 論理的な思考が可能になる(具体的操作期)4.12歳頃 抽象的な思考が可能になる(形式的操作期)中学受験にも発達段階の観点が必要でしょう。この時期の子どもたちは、論理的な思考が可能になる「具体的操作期」と、抽象的な思考が可能になる「形式的操作期」のちょうど狭間にあります。ある意味、もっともは発達段階の差が出やすい年齢とも言えるわけです。そんな発達段階の差を、知能の差だと混同してしまったとき、被害を受けるのは子どもたち自身です。また個人差はあるものの、おおむね中学生くらいから始まる第二次性徴は、高校入学を前後してゆるやかになっていきます。そう考えると、思春期の成長過程と中学・高校という区分はなかなかうまくリンクしているのです。中高一貫校を希望される親御さんの中には、「進学に伴う環境の変化が子どものストレスになる」と考えている方もいるでしょう。しかし、それは誤りで、むしろ子どもたちは環境の変化があってこそ自分を変えたり成長させたりしやすくなるものなのです。たとえば中学時代にまるで目だたなかった子が、高校になって急に勉強を好きになったり、部活動に励んだり、クラスの人気者になったりすることがあります。環境がリセットされたことをきっかけに、うまく自分を変えていくことができたわけです。と述べているが、長年この年頃の生徒たちと接している私にとってとても共感できる言葉である。そして、この本を読み進めていただければわかるが開氏も中学受験や一貫校を頭から否定しているのではなくただ、何がなんでも私学、一貫校と決めつけるのではなく自分の子どもに合ったペースで、子どもに合った教育を考えてください。と述べているように、中学受験ありきの風潮に親が流され子どもに与える影響を危惧しているのである。
2010年08月27日
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昨夜で夏期講習が終わり国内研修(サマーキャンプ)2本、海外研修小学生の国語と算数の夏期集中講座とすべての夏休みのイベントが終了実教室は、今日から平常のタイムテーブルに。忙しかった今年の夏休み期間も事故もなく無事に終えることができほっとしています。そして、難病指定の病にかかり6月下旬から同居を始めた母の状態も落ち着きようやく自宅でPCに向かう時間が取れるように。今日からまた少しづつ夏休み期間にあった出来事や生徒達の成長の様子を綴っていきたいと思っています。40歳の教科書□ 子どもをインターナショナルスクールへ入れようかと迷ったことがある。□ 子どもに何歳から英会話を習わせればいいのか分からない。□ 子どもを中高一貫校へ行かせるため、塾に通わせている。□ 子どもとレストランへ行ってもお会計の話はしない。□ 子どもに何歳からお小遣いをあげ始めればいいのかわからない。□ 子どもには失敗のない人生を送って欲しい。□ 失敗して落ち込んでいる子どもへの声のかけ方が分からない。ひとつでもチェックがついた人にお薦めの教育本私がこの本を購入したのは、毎週購読している漫画誌に載っていたこの本の広告につられた(笑)のとテーマの1つである「英語はいつから学び始めるべきか」の執筆者の中に鳥飼玖美子氏の名前があり氏の「変えるべきは「学校」より「親の意識」という記事にとても興味を持ったからだ。鳥飼玖美子氏は、アポロ11号の月面着陸や大阪万博など国際舞台で活躍した同時通訳者でメディアへの露出も高く、英語を習っていた私に強烈なインパクトを与えた人物でもあり、氏が20年間講師を務めていたラジオ番組「百万人の英語」をよく聞いていた。又、英語科教育法などを専門とし現在立教大学で教鞭を取る氏は著書「危うし!小学校英語」などで日本での早期英語に危惧、批判するなど早期英語教育に反対の立場をとっていることでも有名である。私が担当しているクラスの親御さんにも薦め、今夜行われるプルミエの学活でも取り上げる。教育や子育てに、正しい子育てなどない。 マニュアルも取り扱い説明書もなければ、 模範解答もない。 子どもも数だけ道があり、 子どもの数だけ色が異なる。 それが子育てというものだ。 そこで世にあふれる教育論や子育て法すべてが 「仮説」なのだというところから出発しよう。 (中略) 教育や子育てが多様であること、 そして仮説であること自体はいいことだ。 逆に絶対の教育なんてものが幅を利かすほうが恐ろしい。 親としては、自分が「これだ」と思う仮説を信じ 実践していけばいいだろう。 ただ問題なのは、多くの親が仮説を仮説のままにして 通りすぎていってしまうことである。 仮説は本来「検証」という作業とセットになっている。 仮説があって検証があるからこそ「証明」ができるのだ。 ところが自ら選んだ仮説をしっかり検証する親は意外と少ない。 わが子にとってどんな教育が望ましいのか、 あれほど真剣に考えるのに、 いざ方針を固めてしまうと、そこに検証というフィルターをかけることを しなくなるのだ。 子育てが忙しいのはわかる。 ゆっくり検証しているヒマなどないというのも、 事実だろう。 しかし、最大の理由は「間違ったかもしれない自分」を認めたくない という自己保身ではないだろうか? もし、それだけの理由で検証を怠っているのだとしたら 最大の被害者は子どもである。 自分の子育てに自信を持つことは大切だが その一方で常に「もっともいいやり方があるのかもしれない」 という気持ちを失わないこともまた、重要なのである。と、前書き部分にあるように視野を広げて振り返るのにはよい本だと思う。注:40歳限定の本というわけではありません(爆)取り上げているテーマは、*英語はいつから学び始めるべきか*中高一貫校は幸せのプラチナチケットか*「お金」と「仕事」をどう教えるか*挫折や失敗をした子どもにどう接するかそう言えば先日本店が新宿にある大型書店に大学入試用の問題集を買いに足を運んだら以前こちらでも紹介した子どもの心のコーチングが、子育て本の第一位!というポップをつけてレジ前の平台に山積みされていた。少しはこのブログも貢献したのだろうか?(爆)
2010年08月26日
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