シルバースクリーンの妖精
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夏休みだから3人とも家に揃っていて、しかも近所にも同年代の子達がたくさん住んでいる。だからお昼過ぎからランチを食べてるともう、勝手口のドアにいつもの子たちがドアに張り付いて「あーそーぼー」が始まる。最近おばあちゃんの家に越してきたのが、昔のアパートで偶然近所で顔見知りだったファミリー。長女とその男の子は元クラスメートでもあり、彼の母親はちょっと「???」な行動が昔多かったために、あまり交友させたくなかったんだ。簡単に言うと、彼女は喧嘩っ早い。何が起こって一発即発になるのか、怖かったりして。今のところはその家の子たち(7歳、4歳)は毎日家に来て、時には上がらせてテレビゲームしたりしてるから一応笑顔で挨拶する仲だ。こういう判断とか、小さなとこでは子供たちが「ねー、○○していい?」「○○に行っていい?」とか質問攻めで、そのたびに返答しなきゃいけなくて大変。自転車に乗って家の周りの車道沿いを走りたい、という長女。私は大丈夫かな?と思うから「ダメ」と言う。目の届く範囲の裏道を往復するのみ。そういうことでもしっかり考えて答えないと、命に関わったりするかもしれないし安易にできないんだよね。おやつの回数、食べる物、遊べる時間、家に戻る時間、寝る時間・・・。もう、決めることだらけ。子供がいると怪我をすれば看護婦役、勉強の世話のために家庭教師、料理をすればシェフ、片付ければ家政婦、お金の管理で税理士・・・大変なはずだ。これも子供たちがどの子も立派にしっかり育って欲しいから、私たちはがんばってるんだよ。こういった現状を知って子育ては大変だって産まない決心をする人たちがいっぱい出てくるのも仕方ないよね。特に今の世の中、暮らしにくくなってるからなあ。キャリア組の子供なしならば自由にできていいのかもしれないけれど。だから日本脱出することに決めた私たち。日本で子育てするいい点ももちろん、たくさんある。でも私たちのキャリアの状況や子供の数を考えて、やっぱり土地が広くて家が安いこの街に越したのは正解だと思っている。日本の父親からメールが来て、海水浴場の写真が添付してあった。子供の頃に行き慣れていたビーチ。懐かしいな。久しぶりに子育ての合間にホームシックになった。来年あたり、次男が3歳になったらもうちょっと楽に相手ができて長時間のフライトも平気になるかな。ワディーとは上の二人を連れて何度も飛んでるので大変なのは承知だから・・・。
2006年08月07日