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8/12http://www.kariudo.jp/"LE DERNIER TRAPPEUR""THE LAST TRAPPER" 生きるために――。監督、脚本・・・ニコラス・ヴァニエ 出演・・・ノーマン・ウィンター、メイ・ルー、アレックス・ヴァン・ビビエ、他。 ・物語序盤・【解説】 ノーマン・ウィンターはロッキー山脈で、長年トラッパー(罠猟師)として生きてきた。妻のネブラスカと7頭の犬ぞり犬と共に、動物の獲れるルートに沿って、ログハウスを作りながら暮らしている。しかし森林の伐採で動物の数が減り、トラッパーの数も年々減り続け、最後のトラッパーとなったノーマンも、山での生活に終止符を打とうかと覚悟し始めていた。ある日、山から街へとやって来たノーマンは、犬橇犬のリーダーとして一番信頼していた犬を事故で失ってしまう。同情した友人は彼に、生後10ヵ月のメスのシベリアン・ハスキーを譲る。アパッシュと名付けられたその犬は、元々レース用に育てられており、ノーマンの欲していた犬橇犬としては不適格だった。他の犬達とも馴染めないアパッシュを、ネブラスカは調教すれば使えると世話を焼くが、ノーマンはダメ犬と決め付けるのだった。 ロッキー山脈の過酷で雄大な大自然の中、昔ながらの罠猟をして生きる実在の老狩人ノーマン・ウィンターを主人公に、彼と愛犬たちと実話を基に描いた映画。ニコラス・ヴァニエ監督自身も著名な冒険家である。
Jul 31, 2006
"THE EVIL DEAD" 監督、脚本・・・サム・ライミ 出演・・・ブルース・キャンベル、エレン・サンドワイズ、ベッツィ・ベイカー、ハル・デルリッチ、サラ・ヨーク、他。 ・物語序盤・テネシー州の深い森の中にある山小屋で、休暇を楽しもうと、アッシュ、シェリル、リンダ、スコット、シェリーの5人の男女が車でやって来る。壊れかけた橋を渡って辿り着いたのは、薄気味の悪い小屋。アッシュの姉シェリルが部屋でスケッチをしていると、突然彼女の手が勝手に動き出し、不気味な顔を描く。その後、地下室へ通じる蓋が独りでに開いたので、5人は下に何か居ると調べる事に。スコットとアッシュが見付けたのは、襤褸の柄の短剣、テープレコーダー、「死者の書」という古い本だった。テープには、以前にここに妻と二人で住んで、死霊を研究していた科学者の声が録音されていた。そしてこのテープに録音されていた呪文を再生したせいで、死霊が蘇ってしまう。サム・ライミの監督デビュー作品ですね。近年は「スパイダーマン」なんか撮ったりして、話題になっておりましたが、基本的に今でもこの監督さんは、こういう映画が一番好きなんだろうなぁと思わせてくれる、彼の原点ともいうべき作品。非常に古い作品で、低予算で作られた事もあり、B級丸出しでとってもチープな感じはするのですが、スプラッタ・ホラーの先駆けとして、映画史に残る1本ですね。カメラワークも上手いと思います。若者達が小屋を訪れる序盤などは、不気味な感じが漂っていました。CG全盛の今観ると、被り物と丸判りの悪霊に取り憑かれた人達の顔が笑えますね。攻撃すると、緑や白のぐちゃぐちゃの液体を吐き出して、汚いったらないです。しかも並みの攻撃では全然死にません。バラバラに切り刻まないといけないし、刻まれても各部位が動いている…。驚異的な生命力を持った怪物さん達でした。シェリルは森を逃げ惑って、動く木の枝にレイプされていましたが、その後、平然としていましたね。木の枝なんか突っ込まれたら、大怪我して血塗れになっちゃいますよ。観てて、それ絶対痛い…と思ったんですけど。ブルース・キャンベル演ずるアッシュは、次々と憑依されてゆく仲間達によって、満身創痍になっていましたが、かなりタフでした。しかし奮戦も空しく、ラストはお定まりのベタ過ぎる終わり方で…。今、改めて観ると、全然恐怖感などは感じず、汚らしいという感覚と滑稽な思いが込み上がってくる作品でしたけど、思い出した頃にまた観たくなる映画かも。
Jul 28, 2006

8/5(土)より全国ロードショーです。"OVER THE HEDGE" 監督・・・ティム・ジョンソン、カレイ・カークパトリック 原作・・・マイケル・フライ、T・ルイス 出演(声)・・・ブルース・ウィリス RJ ギャリー・シャンドリング ヴァーン スティーヴ・カレル ハミー ワンダ・サイクス ステラ ウィリアム・シャトナー オジー アヴリル・ラヴィーン ヘザー ユージン・レヴィ ルー キャサリン・オハラ ペニー ニック・ノルティ ヴィンセント トーマス・ヘイデン・チャーチ ドウェイン アリソン・ジャネイ グラディス 出演(声)・・・役所広司 RJ 武田鉄矢 ヴァーン 石原良純 ハミー 友近 ステラ BoA ヘザー カンニング竹山 ヴァーミネーター 夏木マリ グラディス ・物語序盤・天涯孤独の風来坊のアライグマRJは、出来心で冬眠中の熊ヴィンセントの食料を盗もうとする。途中で見付かってしまい、運の悪い事に、食料はトラックに轢かれて木っ端微塵に。怒ったヴィンセントは満月の夜までの一週間で、失くした物を全て元通りにするようにRJを脅迫する。その頃、森で暮らしていた動物達も、冬眠から目覚めていた。しかし彼等が眠っている間に、周囲は人間達に開発され、森は一部を除いて住宅地に変貌していた。途方に暮れる動物達の前に現れたRJは、世間知らずな彼等を利用して、ヴィンセントに返す食料を集めようと企む。RJは垣根を越えて人間社会に行けば、今まで味わった事の無い美味しい食料がいっぱいあると、動物達をそそのかす。慎重なリーダーの亀ヴァーンは、人間界に入るのは危険だと止めるが、仲間達は美味しい食料に釣られて、住宅地で食料を盗みまくるように…。試写会は夏休みという事もあってか、吹き替え版ばかり。ついでに客も、お子様軍団…。アニメではお約束かもしれませんが、エンドロール後にオマケのワンシーンがありますので、最後までご覧下さい。字幕版が観たかったなぁ。亀のヴァーン役の武田鉄矢は、本人の顔が浮かんで仕方なかったです。あと、友近やBoAなど、俳優ですらない人を起用しているので、棒読みが目立ちました。「遊んで」と暴れまわる飼い犬も、確かアナウンサーの人がアフレコしてましたよね。なんだかなぁ~な声優陣で、ちょっとがっかり。ストーリーはアメリカアニメらしく、子供向けですので、特筆すべき点もありません。裏側には自然破壊など、深刻な背景もあるのですが、物語の展開は至って陽気でお茶目。世知辛い世の中で孤独に生きてきたあらいぐまのRJが、自然の中で生きる世間知らずな動物達を利用して、人間達から食糧を奪おうと計画するものの、徐々に仲間意識が芽生えてきて、云々といった感じです。相変わらずCGは綺麗で、動きも滑らかです。コミカルなシーンが多いので、子供達には受けが良いのではないでしょうか。大人一人、映画館に行ってまで観るような内容ではありませんが、大人が観ても、そこそこ楽しめると思います。ファミリーの娯楽には最適な作品だと思います。
Jul 25, 2006
"MISSION: IMPOSSIBLE" 監督・・・ブライアン・デ・パルマ 出演・・・トム・クルーズ イーサン・ハント ジョン・ヴォイト ジム・フェルプス エマニュエル・ベアール クレア・フェルプス ヘンリー・ツェーニー ユージーン ジャン・レノ フランツ ヴィング・レイムス ルーサー クリスティン・スコット・トーマス サラ ヴァネッサ・レッドグレーヴ マックス インゲボルガ・ダクネイト ハンナ エミリオ・エステヴェス ジャック アンドレアス・ウィズニュースキー デイル・ダイ ・物語序盤・極秘スパイ組織IMFのリーダー、ジム・フェルプスの元に当局から指令が入った。任務は、東欧に潜入しているCIA情報員のリスト“NOC”を盗んだプラハの米大使館員ゴリツィンと情報の買い手を捕らえること。大使館のパーティーでの作戦には、イーサン・ハントら数名のエージェントが参加。しかし作戦は敵に筒抜けで、イーサンを除く全員が何者かに殺されてしまった。CIAのキトリッジに会ったイーサンは、今回の作戦が、内通者を探り出すためのものである事を知らされる。内通者と見なされたイーサンは、会合の場であるカフェを爆破して逃走した。その後、ジムの妻クレアも無事にアジトへと戻り、イーサンと合流する。内通者の暗号名が“ヨブ”だと知ったイーサンは、本当の裏切り者を自分の手で探し出そうとする。イーサンとクレアは、天才ハッカーのルーサーとCIAを解雇されたクリーガーを仲間に加えて、NOCリストを手に入れる為、CIA本部に潜入するという作戦を実行。そう言えば、「ミッション:インポッシブル」って、ちゃんと最初から最後まで通して観た事無かったなぁ、とテレビ放映を観ました。元は懐かしいテレビシリーズですね。私は観た事はないのですが、あのテーマ曲と、指令テープが一度聴いた後に自動的に消滅するというお約束だけは知っておりました。現在3作目まで作られましたが、この映画を作った時は、続編が作られる事は多分考えていなかったと思います。という訳で、ストーリーが一回こっきり的な内容ですね。主役のイーサン・ホークが裏切られて、追われる身になるという設定は、イーサン達がスパイとして活躍するというシリーズの意図からすれば、番外編的な位置付けと感じました。まあ、一回だけの話だから、よりドラマティックにスリリングにと考えられた脚本なのでしょう。キャストとしては、ジャン・レノが出演していた事を観るまで忘れていました。それも珍しく悪役で。エマニュエル・ベアールは、艶のある色気が魅力的ですね。ジョン・ヴォイトと夫婦役というのは年の差カップルで、ちょっと違和感ありかな。CIA本部に潜入するシーンが印象的ですね。天井からロープで吊られて、落ちそうになって、両手足を広げるシーン。あそこは公開当時、宣伝でも頻繁に使われていたので有名です。あと、ラストの超特急でのバトルは見応えがありました。高速で走行する超特急の屋根の上を移動しつつ戦うトム・クルーズ。ワイヤーで繋がれてしまうヘリコプターがトンネル内に入ってもなお飛んでいる。まさにインポシブルですねぇ~。(^_^;)娯楽映画としては、なかなか面白い一本だと思います。
Jul 22, 2006
なんだか、書いていない感想が溜まって来ましたね。いや、いつもの事なんですけど。ああ、ホントに、どうしましょ。書ける時に根性で書くべきなのに、その根性が無い。いつも、もう明日でいいや…と思ってしまうダメダメな私。
Jul 19, 2006

"DAYLIGHT" 監督・・・ロブ・コーエン 出演・・・シルヴェスター・スタローン、エイミー・ブレネマン、スタン・ショウ、ヴィゴ・モーテンセン、クレア・ブルーム、ダン・ヘダヤ、セイジ・スタローン、コリン・フォックス、ジェイ・O・サンダース、カレン・ヤング、バリー・ニューマン、他。・物語序盤・それは在り来りなマンハッタンの一夜の筈だった。宝石を強奪した若者グループが運転する車が、追跡を逃れようと走りこんだのは、マンハッタンとニュージャージーをつなぐ海底トンネル。車は暴走を続け、何台もの車に衝突した挙句、有毒科学物質を移送中のトラックに激突する。数台のトラックは連鎖的に爆発し、トンネルは大爆破に包まれた。かつてEMS(緊急医療班)チーフだったラトゥーラは、現在は運転手として働いていた。彼もまたその事故に、もう少しで巻き込まれそうになった一人だった。トンネル内部では僅かに生き残った人々が救助を待ち侘びていた。ラトゥーラは人々を救出したいと、現在のチーフに願い出るが断られる。しかしそのチーフが救出作業の途中で命を落とした事から、ラトゥーラは換気口からトンネル内部へ入ってゆく事に。 何処かで見た事ある俳優だなぁ、誰だっけ?と思っていたら、ヴィゴ・モーテンセンでした。こんな所に出ていたのか。速攻で死んでましたけど。ああ、人間の王なのに…。(^^ゞ何故か今迄、知らないタイトルでした。元々スタローンに興味が無いからでしょうか。どれを観てもヒーローで、スタローンな俳優なので、これも無意識にスルーしていたのかも。パニック映画としては、なかなか面白かったです。ただ序盤で大規模なトンネル事故が起って、映像的な見所がそれで終わってしまったのは残念でしたね。一番派手なシーンを最初に見せてしまって、後はその収拾作業という感じでした。生き残った人が少数で、しかも何故か全員無傷なのが可笑しかったです。他の死体はみんな、黒こげ状態なのに。生き残った人達はアンブレイカブルさん?スタローンの演じる役は、しがないお抱え運転手、しかしその正体はEMS緊急医療班の元チーフ・ラトゥーラ。しかも都合の良い事に、事故の起ったトンネルで、かつて訓練をした経験があり、誰よりもそのトンネルを知り尽くしています。この辺は、笑って許すしかないですね。ちょっと変化球だったのは、事故の際、一歩手前でラトゥーラの車が止まり、彼自身はトンネル内に閉じ込められていなかった事。元EMSの血が騒いで、頼まれもしないのに、トンネル内に入ると、やる気満々。結局、換気扇の隙間を縫って、トンネル内に入るのですが、別に決定的な打開策は考えていなかった模様。何しに来たん、君?(^_^;)その後は、生き残りの人達と揉めつつも、一致団結して協力しながら、助かる道を探ってゆく訳ですが。死ぬ人あり、助かる人あり、色々ドラマが展開されて退屈はしませんでした。ラストは凄く強引な力技でしたね。あれで本当に助かるのなら、最初からその手で行けばいいじゃんとツッコミ。でもあの方法で生き残れる筈はないですけどね。ヒーローとヒロインは死なないのね。普通に面白かったです。でもテレビの吹き替えで観ると、スタローン役は決まってあのだみ声(ささきいさお氏)なんだよなぁ。「ロッキー」の頃からスタローンと言えば彼なんですが、聞き続けていると、ちょっと鬱陶しい時もありました。↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Jul 18, 2006

"TALES FROM EARTHSEA" 監督・・・宮崎吾朗 原作・・・アーシュラ・K・ル=グウィン『ゲド戦記』シリーズ(岩波書店刊) 出演(声)・・・岡田准一、手嶌葵、田中裕子、小林薫、夏川結衣、香川照之、内藤剛志、倍賞美津子、風吹ジュン、菅原文太、他。 ・物語序盤・多島海世界“アースシー”。荒れ狂う海を一隻の船が航行していた。風の司は海と風の真の名を思い出せず、嵐を鎮められない。その時、突如上空から現れた二匹の竜は、共食いを始めた。かつて共生していた人間と竜は、進む道を分かち、東と西の世界に住み分けた。竜の出現は、世界の均衡が崩れ始めている事の予兆だった。それに呼応して、世界ではさまざまな異変が起こり始める。心の中に闇を抱えたエンラッドの王子アレンは、父王を刺して、国から逃亡した。砂漠で狼に襲われたアレンを救ったのは、ハイタカと名乗る魔法使いの男だった。彼の真の名はゲド。大賢人と呼ばれる偉大な魔法使いで、災いの源を探る旅の途中だった。ゲドはアレンを連れて、ホート・タウンの街を訪れる。そこは奴隷売買が横行する雑多な都会だった。アレンは奴隷商人に追われていた少女テルーを救うものの、後から報復にやって来た男達に逆に捕えられてしまうのだった。 今から二十年以上前、まだ「風の谷のナウシカ」が作られる以前に、宮崎駿氏は自身が大ファンだった「ゲド戦記」を映画化したいと、ル=グウィン女史に申し入れたそうです。でも答えは勿論NO。そして現在に至るまで、彼女は「ゲド戦記」の映画化権を誰にも譲りませんでした。それが何を思ったか、今度は彼女の方から、ジブリに映画化してもらいたいと依頼が舞い込んだとか。鈴Pによれば、アカデミー効果らしいです。長年の夢が叶って良かったですね。しかしル=グウィン女史は、宮崎駿氏に監督をやってもらいたかったのでは…?試写会場には、監督の宮崎Jr.とジブリの顔・鈴Pのお二人が来られていました。どうせなら、歌を歌っている手嶌葵ちゃんも連れて来いっての。おっさん二人見ても、華が無いし、嬉しくないよ…。しかしまあ何ですねぇ。ジブリも後継者を考える時期という事で、若手の育成に力を注いでいるようですが、結局、新しい旗頭として担ぎ出したのは、宮崎駿氏の息子ですかい。ジブリって、王国ですか?世襲制なんですね。息子の吾郎氏は、建築関係の仕事に進んで、ジブリ記念館を設計し、館長を務めていた人物です。つまり、アニメ製作に関しては、トーシローって事。鈴Pは彼の監督起用に際して、色々と吾郎氏の才覚をアピールしておりましたが、ジブリ内部には、もっと経験を積んだ実力のある人材が幾らでも居る筈。その人達を排除して、"宮崎"というネームバリューを重んじた鈴P。なんか映画の出来以前に、この人選が引っ掛かって、気分がすっかり萎えました。元々、アンチ・ジブリなんですけどね、私。前置きが長くなりました。映画のお話に入ります。総合評価としては、及第点でしょうかね。特に悪くもなかったし、逆に映画史に残る傑作でもありませんでした。でも原作が確りしているので、お話として破綻はしていませんでした。宮崎駿氏がこの映画を観て、「素直に作ってある」とコメントしたらしいですが、言い得て妙ですね。捻りなどは全くなく、とてもストレートな作りでした。最近の宮崎駿監督の作品は、あれこれストーリーを捏ね繰り回して、物語として破綻している事が多かったのですが、今作は起承転結が確りしていて、すんなり理解できる作品に仕上がっていました。その点も、原点に戻った素直な作りと言えるかもしれません。でも途中、ゲドとアレンが昔馴染みのテナーの家に身を寄せる当たりの中盤は、展開が遅くアップダウンも無く、中弛み状態だったかも。今回映画化されたのは「ゲド戦記」の第3巻に当たる部分です。ゲド戦記と言われる位ですから、主役はゲドさんなのでしょうけど、王子のアレンが主要人物として、冒頭から登場します。彼の行動や思想は、現代の若者に通じるものがありますね。序盤から、深い理由も無く、父親を刺して城から逃げ出します。自分の心の中にある何かに追われ、砂漠を逃げ惑うアレン。襲ってきた狼を撃退しようとするものの魔法で封じられた剣は抜けず、諦めの表情を見せます。生きる事を受け入れられず、いつも何かに怯え、その恐怖から逃れようとする少年…。今風に言えば、父親を殺して人生リセット、ですね。そして何処か歪んで、可笑しくなっているのは、アレンだけではありません。人々の暮らす街、世界全体が狂い始めているのです。人々は忙しなく動き続けているけれど、彼等の目に希望の光や目指す目標は無く、諦めにも似た無力感が漂っています。こういう世界が舞台なので、似たような環境にある日本人には受け入れ易い舞台設定ではないでしょうか。キャラクターとして一番好きだったのはクモでした。田中裕子さんが声を担当していて、女性に見えましたが実は男みたい。死を恐れ、永遠の命を欲する魔法使いです。しかしジブリって、声優いっつも使い回しだよね…。気心が知れていて使い易いのかもしれないけど、同じメンバーばかり起用するのってどうかと思うよ。基本的に、プロの声優を使わない姿勢が嫌いだけどさ。クライマックスで、死を恐れる事、永遠の生を望む事、どちらも生きる事を否定しているという言葉が心に残りました。きっちりした原作があるので、いつものジブリ作品よりも、ダークな雰囲気が漂っていましたね。原作がどかっと作品の上に乗り掛かっていたようなイメージ。結構、重いという感覚が残りました。映画を観ながら、この先ジブリは何処へ向かうんだろうと考えていました。今回はメジャー作品の映画化で、何も考えなくても、ストーリーがありましたけど。次回からは、やはりオリジナルで勝負しないといけませんよね。ジブリを引っ張ってゆける、駿氏に代るカリスマ的クリエーターって居るんでしょうかねぇ。今作に勝負を掛けたと鈴Pは言っていましたが、本当の勝負は次回作以降じゃないですか?もうこうなったら、「ゲド戦記」を全巻映画化します?当分は何も考えなくていいから。(^_^;)追記:色んなレビューを読むと、原作とはかなり掛け離れた話になっているようですね。しかも、えらく酷評されてるし。(^^ゞみんなジブリってブランドに期待しすぎてない?私、何にも期待していなかったので、こんなもんかと思えましたけど。でももし宮崎駿氏が監督を務めていれば、これをどう料理したかは興味のある所です。長年のファンならば、監督をすれば良かったのに。色々と内部事情があるのでしょうけど…。↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Jul 14, 2006

只今、公開中です。"ULTRAVIOLET" 監督、脚本・・・カート・ウィマー 出演・・・ミラ・ジョヴォヴィッチ、キャメロン・ブライト、ニック・チンランド、ウィリアム・フィクトナー、他。 ・物語序盤・21世紀末の世界では、軍事用に研究されていた新種のウィルスが蔓延し、感染者が続出していた。このウィルスに感染した人間は、"ファージ"と呼ばれ、超人的な知能と運動能力を身につけるが、感染後12年で命を落とす運命にあった。政府はファージの隔離政策を断行し、施設に収容されたファージは二度と帰ってこなかった。独裁者ダクサスが支配する政府は、ファージを世界から根絶する考えだったのである。生き残ったファージ達は地下組織を結成して、政府に対して抵抗運動を起こす。政府側がファージ絶滅の切り札となる最終兵器の開発したという情報を掴んだファージ達は、それを奪取する為、最強の殺し屋ヴァイオレットを送り込む。ヴァイオレットは、かつて感染者の夫とお腹に居た我が子を殺されて以来、復讐だけを生き甲斐に戦い続けていた。秘密兵器の入ったケースを入手したヴァイオレットは、敵の追撃を振り切って中身を確認する。中に入っていたのは、なんと9歳の少年シックスだった。 そんなに凄い映画ではないだろうと思いつつも、どうしても私が映画館に足を運んでしまうジャンル。それはカッコいいお姐さんがバリバリのアクションを決めて活躍する近未来SF。しかも主演がミラちゃんじゃ、お金出して観るしかないでしょ、私。(^_^;)ぶっちゃけ、お話なんてどうでもいいの。綺麗なミラちゃんが、並み居る敵を次々に屠って、クールにハードに決めてくれる姿を拝見できれば。そんな訳なんで、ドラマ的には期待していませんでした。観る前の感じでは、シャーリーズ・セロンの「イーオン・フラックス」みたいな感じかと。あれも同じような動機で観た映画でしたね(笑)。監督は「リベリオン」でガン・カタを開発したカート・ウィマー氏。「リベリオン」てメジャー映画ではないのですが、何故か心に残る作品なんですよね。このガンによるアクション、"ガン・カタ"をミラちゃんも披露してくれます。実戦的かどうかは別として、プロポーションの美しい彼女が戦う姿は絵になります。オープニングはアメコミ調のイラストで作られており、ここだけ観ると、原作コミックがあるようですが、この脚本はオリジナルという事です。映像は独特の雰囲気がありました。CGで描かれた街並みは書き込みが弱く、一瞬セルアニメのような錯覚を起こします。またデジタル処理された人物は、輪郭がぼやけていて、こちらもCGアニメのキャラクターのように見えます。全体的にCGとセル画のアニメの中間くらいの画質と感じられる映像でした。序盤のバイクでのチェイス・シーンは、スピード感があって面白かったです。特殊な重力装置を使用している模様で、ビルの壁面でも平気で走行するバイク。ここは何でもありの世界、と最初にヒロインが宣言しているので、何が起こっても不思議がらないのがお約束みたいです。ヴァイオレットの髪はその時に応じて、紫になったり、黒になったり、色々と変化しますが、それ自体に別に深い意味は無いようでした。深く考えてはいけないのですが、どうしてヴァイオレットだけは、ファージの中でも抜きん出たパワーを備えていたのでしょうかね?いや、これは、ミラちゃんの為のプロモーション・ビデオ。彼女の活躍に疑問を呈するのは野暮ですね。とにかく、最初から最後まで出ずっぱりで、ミラ・ファンを楽しませてくれる映画です。その分、ドラマ面はあっさりと描かれていて、子供との心の交流も淡白に描写されているだけでした。かつて妊娠していた我が子を無理矢理中絶させられた事から、子供に対して同情心と執着を見せたヴァイオレットなのですが、その辺も特に台詞として表される事はありませんでした。ドラマをじっくり楽しむタイプの映画ではないですね。ちょっと滑稽だったのは、敵ダクサスの鼻詮。潔癖症を強調したかったのは理解できますが、鼻栓はビジュアル的に微妙でしょう…。あと、気になったのは、ファージについてですが、台詞では彼等は"ヴァンパイア"と呼ばれていました。ファージという発音は、私の認識する限り、一度も聞かれなかったと思います。ファージ達もヴァイオレットを除いて、全員歯が吸血鬼みたいになっていましたし、あれは何だったのでしょうか?まあ、深く考える映画ではないので、いいか。(^_^;)脱ぐのが大好きなミラちゃん。今回も後姿でしたが、確り全裸になってくれました。↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Jul 13, 2006

只今、公開中です。"SILENT HILL" 監督・・・クリストフ・ガンズ出演・・・ラダ・ミッチェル、ショーン・ビーン、ローリー・ホールデン、デボラ・カーラ・アンガー、キム・コーツ、ターニャ・アレン、アリス・クリーグ、ジョデル・フェルランド、他。 ・物語序盤・ローズとクリストファー夫妻には、9歳になる娘シャロンが居たが、彼女は夢遊病を患っていた。クリスは病院で薬物による治療を続けるべきだと主張したが、ローズはシャロンが呟く"サイレントヒル"という言葉が鍵だと考えていた。シャロンは夫妻の養女でウェストヴァージニア州の生まれだった。また今はゴーストタウンとなったサイレントヒルも同じ州に位置していた。ローズは夫の制止を聞かず、シャロンを連れて、サイレントヒルへ車を飛ばす。途中で立ち寄ったガソリンスタンドで、白バイに乗った婦警シビルは、様子の可笑しい親子に気付いて、二人の後を追う。白バイの追跡を振り切ろうと暴走したローズは、目の前に現れた少女に驚いて、ハンドル操作を誤り事故を起こしてしまう。目が覚めた時、助手席に居る筈のシャロンは姿を消していた。同じく転倒して気を失っていたというシビルは、娘を探すと言い張るローズを逮捕して警察署に連行すると言うが…。 コナミの人気ゲームソフト「サイレント・ヒル」の映画化作品です。シリーズは「4」まで発売されておりますが、今回のストーリーは「1」をベースに作られていました。私、このゲームが大好きで、シリーズは全部プレイしました。なので映画化の話を聞いた時は、内心、複雑でした。ゲームの映画化というと、中途半端な作品が多いので。またどの程度の規模と予算で作ってくれるかも心配でした。監督がクリストフ・ガンズ氏だと知ってからも、不安は増しました。この監督の「ジェヴォーダンの獣」は私の中では、トホホ映画だったので。(でもガンズ監督は「サイ・ヒル」のファンらしいです。)本当に大丈夫なんだろうか…?という大いなる不安を抱えて、公開を待ちました。いやぁ、久し振りに感動しましたわ、私。ここまで忠実にサイレントヒルの世界観を映像化してくれるとは、全く予想していなかったので。すっかりスクリーンの中に吸い込まれて、映画の中を彷徨っていました。お蔭で心臓はバクバクしどおし。ずっと休憩したくて、セーブポイントを探しておりました(笑)。オープニングからゲームファン感動ですね。サイ・ヒルの音楽が流れてきましたから。おおっ!と目が輝きました。ちなみにエンディング曲も嬉しい。私の大好きな「3」のテーマソングでしたから。また音楽だけでなく、カメラアングルや小ネタなども、徹底してゲームを意識した作りになっていました。至れり尽くせりとはこの事だぜ~!肝心のストーリーですが、「1」をベースにして、上手くアレンジしてありました。ゲームをプレイする際は必要なかった現実社会を織り込む為に、行方不明になる少女シャロンの親は、父親と母親の二人が揃っていました。サイレントヒル側が母親で、現実世界側が父親と、必要に応じて分担されていて、キャラクターが増えた事も自然に受け入れられました。サイレントヒルを覆う霧も、火災による灰に変えられていましたが、それも事件の真相に確り繋げられていて、全てのパーツが最初からあったかのような印象で、ゲームを良く知っている人にも違和感は無かったと思います。怪しげな宗教かぶれの女ダリアも、映画ではクリスタベラというキャラクターと二人に分離していましたが、その辺も物語に奥行きが出て面白かったです。一番可哀想だったのは、婦警のシビル。ゲームよりも重要な役どころで活躍するのですが、その分、悲惨な目に遭っていました。クリーチャーの不気味さも満足のゆく出来栄えでした。人間の形をモチーフにした、不快感を煽るネバネバした雰囲気のモンスター。心から気持ち悪ぅ~と思いました。無敵の三角頭ちゃんは、鉄をも切る剣で、ヒロイン達を追い詰めていましたね。そしてクライマックスも近付いた頃に登場したナース軍団。ゲームでは一人か二人しか同時には出てこないのですが、軍団で固まってますよ…。あそこを通り抜けるなんて、私には到底出来ません。ゲームで使われていた表世界と裏世界の切り替えは、不気味なサイレンの音で象徴されていました。サイレンが響き渡ると、世界が闇に侵蝕されてゆきます。あの不快指数100%の裏世界が、目の前にリアルに映し出されるので、助けて~って感じです。加えて、ヒロインのローズ、手錠は掛けられているし、武器は持っていないし、頼りないったらないです。自分が殺されるような感覚に襲われて、頼むから鉄パイプを探して武装してくれと願いました。(^_^;)結末もサイレントヒルらしい寂しく皮肉な終わり方でしたね。ここが前向きなバイオハザードとの決定的な違いです。サイヒル・ファンの私には大満足の一本でした。でも心配なのは、これは完璧にファン向けの映画ではないかという事です。私の近くに居た若い男の子は、サイヒルを知らないらしい人で、お話が意味不明だと言っていました。確かに、そもそもが謎めいたお話なんですよね。シャロンとアレッサとの関係など、注意して観ていないと見逃しそうですから。未経験者にとって、は?で終わる映画なんじゃないかと、ちょっと不安でした。私はDVDを買いたい程、お気に入りでしたけど。(^_^;)↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Jul 12, 2006

8/19(土)より全国ロードショーです。 監督・・・水田伸生 原作・・・一色まこと 出演・・・須賀健太、篠原涼子、西村雅彦、北村一輝、安藤希、杉本哲太、もたいまさこ、他。 ・物語序盤・小さな港町で暮らす少年・花田一路は、元気いっぱいの腕白小僧。家族はタクシー運転手の父・大路郎と元ミュージシャンの母・寿枝、姉徳子と漁師の祖父徳路郎。家計は苦しいが、パワフルに生きる陽気な一家である。ある日、親友の村上壮太と二人で自転車に乗って遊んでいた一路は、トンネルから暴走してきたトラックに撥ねられる。幽体離脱した一路の魂は、天国を目指して飛んでゆくが、彼の脚をトンネルに居たセーラー服姿の少女の霊が掴まえた。抵抗する一路を、両親の元に帰れと説得する少女。その頃、病院に運ばれた一路は、意識不明の重態だった少女のお蔭で体に魂が戻った一路は、いきなり元気になって周囲を驚かせる。すぐに退院した一路だったが、それ以降、幽霊の見える体質になってしまう。彼を救った少女・香取聖子や、急死した近所のお婆さん吉川などが、一路の前に現れて、彼はパニック状態に。吉川の婆ちゃんは、拾った犬を引き取ってほしいと一路に懇願する。 舞台挨拶があるという事で、映画自体には殆ど興味が無かったのですが、試写会に行ってまいりました。しかし予定では来る筈だった篠原涼子さんが、仕事の都合で来ないとアナウンスが…。私は篠原涼子さんを一番見たかったので、メガトン・ショック!結局、舞台に登場したのは、水田監督と、主演の子役須賀健太君、そして父親役の西村雅彦さんでした。あと、犬のジロ役のワンちゃんも来てました。眉毛が付いていて、愛嬌のある顔なんだな~。タレント犬だけあって、大勢の観客を前に堂々とお座りしているので感心しました。西村雅彦さんは、素顔も飄々とした方なのですね。物静かなのですが、微妙な間で場を和ませる、不思議なオーラの持ち主です。須賀健太君も場慣れしている感じで、とても子供とは思えない落ち着きぶりでした。原作は、一色まことさんの同名コミックです。深夜枠でアニメも放映されたそうですが、存在すら知りませんでした。現在連載中の「ピアノの森」の作者という事で、初めて「ああ、あの人か~」と納得。原作を知らないので、「三丁目の夕日」みたいなほのぼの系かしらと推測。原作としてどちらが面白いかは全く判りませんが、映画としては、はっきりと明暗が分かれました。「三丁目の夕日」が原作以上の魅力を引き出すのに成功した傑作なら、こちらは原作にないエピソードを練り込んで失敗しちゃった駄作です。序盤はコミカルで、結構面白いかもと期待を持たせてくれたのですが…。終わってみたら、中途半端な子供向け映画になっていましたね。折角映画化するんだから、オリジナルストーリーでいこうという制作者側の意図が、完全に裏目に出た感じがしました。原作を知らないので、明言はできませんが、原作の持ち味が活かされていない印象でした。犬のジロちゃんなど、全然活躍しなくて、出てきた意味が分からないくらいです。主役の須賀健太君は芸達者な子役俳優だと思いますが、脚本があれでは盛り上がりませんよ。女子高生(?)の幽霊役を演じた安藤希さん、幽霊なのに化粧が濃すぎます。もっと初々しい姿を見せてほしかったですね。母親役の篠原涼子さんですが、年齢的に無理がありませんか?若くして結婚したという設定でも、実生活でまだ子供の居ない女優さんに、中学生と小学生の母親役をやらせるのには違和感が強いです。特に心を動かされる場面も無く、稚拙な映画だなぁと思いつつ鑑賞していましたが、ラストも滑稽でした。ラストに限らず、どの場面でも、感動させよう、いいお話に仕立てようという意図が見え隠れしていて、観ている方は冷めてしまいます。人を感動させる脚本て難しいですよね。親子幽霊対決シーンでは、CGなども無駄に使われていて、逆にこの映画ならCGなど使わない方が良かったと思いました。ちょっとツッコミ入れたのは、ラストでお爺ちゃんの存在が消えた事。確かにお爺ちゃんの船も、現場に居たんですけどね…。何故か親子は、助けに来た昔の仲間に救助されていました。お爺ちゃんは何処へ行ったのさ?「三丁目の夕日」みたいに、拾い物かもと淡い期待をしていった私がバカでしたという映画でした。とにかく子供向けという言葉に尽きました。これで泣ける人は、かなりのお人好しじゃないかな?笑いも途中から押し付けがましく感じられて、ウザったくなってきましたし。トドメはラストのもたいまさこさん。陳腐な締め括りはやめて下さい。まあ、舞台挨拶目当てに出掛けたので、文句は言えませんが。 ↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Jul 11, 2006

プーは飼い始めた頃から、胃腸が弱かったりして、何度も獣医さんにお世話になっている、ひ弱っ子でした。(ここ何年かは元気なんですけどね。)モモはプーとは対称的で、元気溌剌が取柄みたいな奴でございました。ところが、ここ数日、異変が。首の下あたりに円形脱毛症みたいなものが見付かりました。少し傷付いていたので軟膏を塗って、暫く様子を見ていたのですが。治るどころか、今度は胸の方まで脱毛が広がってきました。これはちょっと獣医さんに診てもらった方がいいかも…と、車に載せて、プーの掛かりつけの獣医さんへ。ダニなどの虫は発見されなかったのですが、皮膚が全体的に赤いと言われて、ママは内心ショック。更に前から気になっていた片目の肉が表に少し見えている事を、初めて医学的に説明されて、しゅんとなってしまいました。目頭の内部にある軟骨がUの字に曲がっていて、それが原因で肉が表に見えているのだとか。手術しないと治らないという事でした。目の方は前からずっと気になっていたのですが、先天的な障害だったのですね。モモはいつも元気に走り回っているから、健康そのものと思い込んでいて、目の事もちゃんと調べてあげなかったママ。ゴメンネ、モモ。獣医さんからは、飲み薬と薬用シャンプーを貰って帰宅しました。早速、説明書通りにシャンプー。早く元通り毛が生えますように。モモの病気に早く気付いてあげられなかったダメママを許して。シャンプーだって、嫌がるから可哀想と言って、こまめに洗ってあげてなかったもんね…。小さい体で一生懸命生きてるのに、もっとちゃんと気を配ってあげなくちゃダメだよね。うるるん。モモ、早く元気になって。↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Jul 10, 2006
楽天ブログ仲間のあんじぇ(*・∀・)さん、ペンネーム覇耀(はたがしら よう)さんの戦国時代伝奇小説「陰陽伝(いんようでん)」が発売になりました。出版社は文芸社で、定価1680円のハードカバーです。お求めは全国書店かネット書店にて。←左の画像をクリックすると、商品のページに飛びますので、ここからでも購入可能です。只今お得な送料無料キャンペーン中。詳しくはあんじぇ(*・∀・)さんの楽天サイト「本が出たぞっ☆☆☆」をご覧下さいね。http://plaza.rakuten.co.jp/hatagashirayo/『稲光と雷鳴が轟(とどろ)く夜に生まれた陰陽(いんよう)併せ持つ子は、これを征服せし者の絶対の宝となりて、征服者の死または子自身が陽にあって陰と真に契り合い、解き放たれるまで一体となる。陰陽併せ持つ子とは、すなわち、天の気を味方に、地の気の☆加護を受けた者である。これにより征服者は、天と地の征服者となる。……陰陽伝(いんようでん)』小説の内容について更に詳しく知りたい方は、「陰陽伝」のサイトをご覧下さいhttp://inyoden.ikaduchi.com/ 自分の書いた文章が商業ベースで書籍になるって、私には想像を超えた世界です。それを実現したあんじぇ(*・∀・)さん、憧れちゃいます。クリエイティヴでマルチに活動されている才媛です。小説の方は、ちょっとエロティックなの。うふふ。(#^.^#)↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Jul 7, 2006

7/15(土)より全国ロードショーです。監督・・・樋口真嗣 原作・・・小松左京 出演・・・草なぎ剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、及川光博、福田麻由子、吉田日出子、柄本明、國村隼、石坂浩二、他。 ・物語序盤・最近、日本列島各地で地震が頻発していた。地震に遭遇した小野寺俊夫は、一人呆然と立ち竦む倉木美咲を見付け、彼女を救おうとする。上空のヘリから降下したハイパーレスキュー隊員・阿部玲子は、二人を業火の中から助け出した。小野寺は深海調査の為に開発された潜水艇《わだつみ6500》のパイロットだった。彼は地球科学の博士である田所や同僚の結城と共に、海底プレートの異常を発見する。その頃、総理大臣・山本尚之ら主だった閣僚達は、アメリカの科学者から日本が数十年内に、海底プレートの移動によって沈没するという事実を聞かされていた。しかし小野寺の研究結果では、沈没の時期はそれよりもっと早く、1年以内と推定された。山本首相を除く閣僚達は、小野寺の推論を妄想だと一蹴するが、山本はこれを重く受け止め、鷹森沙織を危機管理担当大臣に任命し、日本人の避難先確保に動き出す。 まず、日本の各都市が破壊されてゆくシーンのVFXが期待以上の出来で驚きました。ハリウッド映画と比較しても遜色ない映像です。怪獣映画などでVFXを得意とする樋口監督だけに、この点は見応え充分でした。ただ、阪神大震災など、実際に災害を体験している者にとっては、都市が破壊されるシーンに迫力がありすぎて、ちょっと複雑な思いも…。舞台が見慣れた日本だけに、どうしても自分の身に置き換えて観てしまうんですよね。さて監督も話されていたようですが、映画のメインはVFXではなくてドラマです。しかし、これは手放しで賞賛できる程の内容ではありませんでした。「海猿」ほど目障りに仰々しく喋る人は居なかったので、臭さは然程感じませんでしたけど。逆に、カタストロフィーを描いた作品にしては、意外な程、大人しいドラマ展開だと思いましたね。主人公は一応、草なぎ剛さんと柴咲コウさんという事になっていますが、この二人のドラマが遅々として進まないのです。他の人達が、日本が沈むと躍起になっているのに、草なぎさん演じる主役の小野寺が何も行動せず、ピリッとしない。亡霊のように、日本各地に出没しては、ふらふらと歩き回っている小野寺には、「こいつは何がしたいの?」と苦笑してしまいました。本人曰く、イギリスからのオファーがあって渡英するらしいのですが、いつまでたっても行動を起こす気配も無く、どう考えても、何処の飛行場も閉鎖されているだろう…という時になっても、まだイギリスに行くと言い続けています。もっと草なぎ君がバリバリ中心になって活躍する映画だと思っていたので、浮遊霊のような(笑)生気の無い態度には肩透かしを食らいました。元々草なぎ君のキャラクターって、ぽわーっとした感じですけどね。でも日本国民がおろおろと逃げ惑っている状況下で、レスキュー隊で働くヒロインと、何の連絡手段も無いのに、まるでテレパシーで呼び合っているかのように、各地で簡単に会えてしまうご都合主義には笑いました。各地で被害が起っている状況では、少し移動するだけでも大変ですよ。それなのに、ふらふらと日本各地に出没するなんて、実はテレポーテーションできるのか、小野寺よ?俳優陣の中で一番素敵だなと思ったのは、大地真央さんでした。マツケンと離婚してから、元亭主ばかり騒がれて、不機嫌そうだった彼女ですが、今作ではとても凛々しく聡明で美しい女性を演じていました。役柄では危機管理担当大臣という要職にある人物で、同時に豊川悦司の元妻という人です。ちっとも活躍しない主人公に代わって、日本の危機を救おうと懸命に働いていました。実年齢より若々しく見えましたね。総理大臣役で特別出演の石坂浩二は、小泉首相を意識したような髪型が微妙…。中国に交渉に出掛ける専用ジェットは、余程低空飛行していたのでしょうね。火山の噴火に巻き込まれるなんて、有り得ねぇと思いました。学者役の豊川悦司さんの髪型も、どう評価してよいやら。最近出ていたテレビドラマ(「弁護士のクズ」)の時と似たような爆発頭で、イケメンの面影すらなかったです。身なりなど気にしない学者バカという演出なのでしょうけど、もう少しセンスのある髪型にしてあげてほしかったなぁ…。あと、いつもと雰囲気が違うなと思ったのは、及川光博さん。ミッチーらしい美形王子様キャラはすっかり鳴りを潜めて、普通のお父さんみたいに。及川さんは綺麗でいてほしかったので、ちょっと残念。因みに奥さんはビデオ映像のみの主演でしたが、サトエリちゃんでした。号泣や感動とは無縁の作品でしたけど、意外と面白かったです。ドラマは盛り上がりに欠けましたが、あまり鬱陶しくなかった点が良かったですね。VFXが良かったと書きましたが、都市が崩壊するシーンに続けて出てくる、逃げ惑う人々のシーンとの間には、多少ギャップがありました。予算の関係もあるんでしょうけど、逃げ惑う人々のバックで、建物が崩れるシーンなども入れてほしかったですね。人間が出てくる場面では、結構街並みが普通に残っていて、違和感があったので。でも総評としては、そこそこ面白かったのでマルです。↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Jul 5, 2006

7/15(土)より全国順次ロードショーです。"LITTLE BROTHER" 監督・・・イム・テヒョン 原作・・・キム・ヘジョン出演・・・パク・チビン、ペ・ジョンオク、パク・ウォンサン、オ・ジヘ、他。 ・物語序盤・9歳のハニは元気一杯の腕白少年。3歳年上の兄ハンビョルと両親で、平凡だが幸せな生活を送っていた。しかしある日、ハンビョルは頭痛を訴え、学校を早退する。初めは単なる子供の仮病と思っていた母親だが、病院で検査をしてみると、ハンビョルの脳には腫瘍があった。小児病棟に入院し、脳腫瘍の摘出手術を受けるハンビョル。手術は一応成功するが、それからハンビョルと家族の長く苦しい闘病生活が始まるのだった。 親子試写会という事で、吹き替え版を観ました。観ていて、この映画って、どの層をターゲットにしているのか、その点が謎でした。小さな子供達は、うんこネタにウケて笑っていましたが、単にそれだけで、話の筋など全く興味が無いようでした。大人にとっては、だらだらとかったるいだけで、泣けるでもなく感動できるでもなく、結構苦痛な時間が流れます。吹き替えだったからかもしれませんが、ドラマが薄っぺらくて、感情移入できません。殆どが小児病棟の中での遣り取りなので、メリハリが無くて単調なんですよね。幸せに暮らしていた一家に、突然降りかかった、病魔という災難。病気のハンビョル本人は当然苦しい訳ですが、家族にとっても、それは大きな苦しみです。まだ幼い弟のハニは、病気の事をはっきりと理解できず、我儘な行動が目立ちます。ハンビョルと同じ病室にいる少年に対しても、最初は嫌いで反発します。コメディアンになるのが夢である少年が、一時退院した事で、彼の実家に訪れる事になったハニ。ハニは少年と過ごす内に、少しずつ心の中が変化してゆく…。要するに、ハニの成長と、難病の苦しさ、難病の子を抱える家族の悲しみ、などを抑揚の無い脚本で描いた作品です。実話を元にして作られた話なので、面白く作れと言われても困るのかもしれませんが、もう少し感動的な脚本は書けなかったのでしょうかねぇ…。子供が死ぬシーンがあるのに、こんなに何とも思わない映画も珍しいですよ。字幕版で観たら、また違った感想が持てたかもしれませんが。小児癌の体験談として観る以外、あまり意義は無いです。劇中人気コメディアンとして出てくる人物は、本当に韓国では人気のコメディアンだそうです。またモデルになった一家も、彼の出てくるシーンに顔を出しているとか。難病モノと言えば韓国映画の十八番ですが、これもその1本という事なのでしょうか?中途半端に実話なので、ドラマとして盛り上がらなかったのは残念ですね。↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Jul 2, 2006

只今、公開中です。"DEATH NOTE" 監督・・・金子修介原作・・・大場つぐみ・小畑健『DEATH NOTE』(集英社刊『週刊少年ジャンプ』連載) 出演・・・藤原竜也、松山ケンイチ、瀬戸朝香、香椎由宇、細川茂樹、戸田恵梨香、青山草太、中村育二、津川雅彦、藤村俊二、鹿賀丈史、他。 出演(声)・・・中村獅童・物語序盤・夜神月(ライト)は名門大学・東応大学法学部のエリート大学生。月は正義感の強い若者だったが、法律で裁けない悪の存在を見せ付けられ、法の無力さを思い知らされる。そんな月の前に、表紙に『DEATH NOTE』と書かれた黒い一冊のノートが…。そのノートには、“このノートに名前を書かれた人間は死ぬ”という説明書きが記されていた。半信半疑のまま、月はノートにテレビで見た凶悪殺人犯の名前を書いてみる。するとその男は、実際に獄中で心臓麻痺を起こして死亡した。ノートが本物であると確信した月は、自らの手で法の裁きを受けずにのさばっている犯罪者達を断罪してゆくのだった。立て続けに起る犯罪者の不審死に、警視庁やインターポールも捜査に乗り出し、謎の天才“L”も事件解決に加わる。 配給は「ブレイブストーリー」に続いて、これまたワーナーなんですね。何故にワーナー?それは置いといて。原作は少年ジャンプに連載していた人気コミックです。最近発売された12巻で完結した模様。絵がわりと好きなタッチなので、以前から書店で何度も手に取っては、「面白いのかなぁ?」と思っていた作品です。でも買ってない…。という訳で、名前を書いたらその相手が死ぬという事以外、筋書きなどは何も知らずに鑑賞してきました。原作未読の観客としては、この映画、とても面白かったです。後編は11月公開という事ですが、早く続きを観せて下さ~いと熱望しております。筋書きが面白いですね。死神リュークの落としたノートを偶然拾った大学生・夜神月(ライト)。月と書いて、ライトと読む…。この段階で凄いと思った私。(^^ゞ説明書きに従って、凶悪犯の名前をノートに書いてみると、その説明通りにその人物は心臓麻痺を起こして死亡。最初は神にでもなったかのように、法で充分に罰せられない悪人達を成敗してゆく月が、天才的な頭脳を持つLの登場で、徐々に追い詰められてゆき、自分を守る為にノートを使ってしまう。正義って何だ?それまで死の制裁を下している月は、少なくとも自分の中であるべき正義の形を理想としていた。しかし神にも匹敵する力を手にしてしまった人間は、少しずつ崩壊し始める…。デスノートは実際に手を下さなくても、相手を殺せるアイテムなので、Lはどうやって犯行を行っている人物を突き止めるのだろうと、興味津々で見入っておりました。徐々に包囲網が狭められてゆき、Lが月の正体に接近してゆく過程と、それを何とかかわそうとする月との攻防戦にドキドキ。前編は、本当に盛り上がった所で終わってしまうので、凄くもどかしいです。原作も読みたいのですが、今後の流れを知りたくないので、映画が完結してから一気読みしたいと思います。原作では月の幼馴染の恋人・秋野詩織は出てこないそうですね。月のキャラクターが映画では原作より人間臭いとか、そういう批判が聞かれますが、何も知らない私にとっては、とっても魅力的なキャラクターでしたよ。死神のリュークはCGで描かれています。実写との合成もとても自然で、本当にそこにリュークが居るように見えます。リンゴしか食べない死神で、何気にお茶目な性格のリューク。死神なんですけど可愛くて、私の傍にも居てくれないかなぁ~なんて思いました。そしてデスノートを貰えたら、私も絶対、月みたいに使ってしまいますね。でも私、警察のネットに侵入できないから、凶悪犯のデータが入手できないわ~。むむむ。え?月の行為ってただの殺人?でも法律を学んだ一人として、司法の無力さや現実の厳しさは判るからなぁ。安易な方法かもしれないけど、一番効率的な制裁と思ってしまいますねぇ。今の法は被害者や遺族に対して冷たすぎます。私だったら、死因も物凄く残虐な方法を書き込むかな。(おいっ。)主人公・月を演じるのは藤原竜也さん。結構好きな若手俳優さんです。若いけれど演技力もあって実力派ですよね。そして彼を捕えるべく、陰で暗躍するLを演ずるのが松山ケンイチさん。いつも甘い物を食べている、癖の強い役柄です。原作は知りませんが、とてもインパクトがあって、上手く演じていると思いました。その他の登場人物も、全員キャラが立っていて、バランスも良かったですね。レッドホットチリペッパーの歌う主題歌もクール。邦画に英語の歌だと、大抵はカッコつけんなよ、と思うのですが、この映画には彼等の歌がとてもマッチしていたと思います。とにかく早く完結編が観たいです。前編なので、エンドロールの後に、リュークが後編の予告をします。最後まで席を立たないようにね。↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Jul 1, 2006
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