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「タイタニック計画」耐震偽装した建築士の音無が自分を正当化する為、何かを企む。 それは飛行機を落とし証拠の建物を消してしまおうとするものだった。 友理佐知子の後継者鬼芭阿諛子が企むこととはいったい。 序盤は面白かったんですが、以降、友理佐知子の回想が多く、斜め読みでした。挫折しました…。 ちなみに上の表紙は釈由美子、下は、うーん、誰だろう。
September 30, 2007
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文庫: 335ページ 出版社: 講談社 (1996/07) ★★★★☆................. 呑んだ帰りに見知らぬ男に絡まれた。あまりにしつこいので払いのけた瞬間車が通りかかり、その男を撥ねた。運転していた男は言う「お前が突き飛ばしたからだ」と。銀行勤めの木村英輔の人生が一変した瞬間だった。 所持品から身元が判明した。塚尾平吉26歳。妻は数日前から行方不明で遺体を確認してもらったところ「主人ではない」という。 このような事件が5件続いていたのだ。皆、前日の足取りが不明で若い世代に集中した事件だった。さらに、被害者宅にお詫びのつもりか数万円送り届けられてもいた。 警察の裏舞台である組織にこの事件の解明を依頼し、菱刈長三が率いる粗暴な連中が動き出す。 一人は相馬廉平、通称ソーレン、もう一人は向井聡美、通称サミー軍曹、めちゃくちゃ強いネーちゃんなのだ。......................... 「毒をもって毒を制する」そんな感じの作品で、物語に引き込まれグイグイ読ませます。 ただ、登場人物が多いので頭の整理が大変でした。眠れぬ夜の殺人 文庫
September 27, 2007
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文庫 出版社: 東京創元社 (2002/07) ★★★★☆ 小さなスナック「えいぷりる」にいつも通う面々は山伏が披露するミステリーを楽しみにしている。 クスッと笑えてオフッっとびっくりトリックの短編集。.........................~ローカル線とシンデレラ~ アイドルのおっかけが殺されたトラベルミステリー。~仮装パーティーの館~ 館での仮装パーティーには、バットマンやダース・ベーダー、月光仮面に道化師、お相撲さんまでいる「ごっつぁんです」 その館で殺人は起きてしまうのであった。~崖の教祖~ 「天空の光教」という連中が山にこもっている。 娘を説得し連れて帰ってきてほしいと頼まれた山伏であった。~毒の晩餐会~ 相続絡みで集まった親戚の食事の席にビールや料理に毒が盛られるのだが…。~死ぬ時はひとり~ やくざの親分の死にまつわるからくりとは…。その他~割れたガラス窓~~天馬博士の昇天~...........................山伏地蔵坊の放浪 文庫
September 27, 2007
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文庫: 383ページ 出版社: 角川書店 (2004/01) ★★★★☆ 登場人物が繋がっていく、伊坂幸太郎さんの作品に多いパターンのストーリー。面白かったです。 生命保険会社では締め切りに追われ大慌て、俳句同好会の仲間に会いに来たが東京駅で迷子になる老人、オーディションに挑む小学生、女と別れるためにいとこを利用する男、それを人間観察しているミステリー同好会の連中、なにやら悪巧みを計画中の男たち。 東京駅を中心に繰り広げられる慌ただしい人たちは、どこかで皆繋がっていた。 8千CCもあるという改造バイクと警察の追いかけっこ、最後の最後にドミノ倒し?が起こります。ドミノ 文庫
September 26, 2007
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新書: 240ページ 出版社: 実業之日本社 (2007/7/20) ★★★★☆ 横山作品にハズレなし! いやーいいですね、相変わらず。 作中の一編「午前五時の侵入者」の中で、父が自分の娘に「ねー、ケータイ買ってよー」とせがまれていたときのくだりで、 『ほんの少し前までモミジのようだった手が、立原の腕を揺すったり、引っ張ったり、つねったりしている。』 とあり、なんと素晴らしい表現なんだろう…と少しボーっとしちゃいました。..................◇看守眼◇ 警察の機関誌づくりをしている山名悦子26歳。残業をしていると、退官警官の原稿ゲラが1名分足らないことに気付いた。前任者は全部揃っていると言っていたが…。 本人は書いたがまだ渡されていないこともあると考え、春に退職するという近藤宅を訪ねることにした。 近藤は警官人生のなんと29年間を留置場で看守をしていたという。その本人は留守であった。留置場で面倒を見た容疑者のある事件を独自に捜査していると妻は言う。 近藤は刑事になりたかったのだ。 その事件とは不倫をしていた女性が失踪し、相手の男を別件逮捕したが犯人ではなかった。 「死体なき殺人」の真相は…。 殺された女性は夫の暴力に怯え、自分が死ぬか、夫を殺すしかないと考え後者を選んだ。そして不倫相手と共謀し、わざと不倫相手が容疑者として浮かび上がるよう微妙な細工をした。 逆上した夫は不倫相手を襲うが、返り討ちにあってしまう。正当防衛で殺すことが出来たというわけだ。 ことはうまく運んだと思っていたが、看守の近藤の目はごまかせなかったのであった。◇自伝◇ 28年前の殺人、道ならぬ恋、兵藤電機の会長は過去に愛した女性を殺していた。 その自伝を書く只野、その裏に潜む真実とは。◇口癖◇ 非常勤調停委員のゆき江が今度担当する離婚調停に出向くと、その当事者の妻は過去にゆき江の娘を苛めていたことのある女性だった。 相談を聞いていると、まさに当時のその片鱗が現れる言動だった。そして過去と現在が思わぬ展開で繋がったのだった。◇午前五時の侵入者◇ 県警のホームページが何者かによって書き換えられた!どこかの国の文字が浮かび上がっている。クラッキングされたのだ! ただの悪戯か、それとも…。その他◇静かな家◇◇秘書課の男◇...........................看守眼 ノベルス
September 25, 2007
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文庫: 310ページ 出版社: 講談社 (2004/01)★★★★☆ 百合根と赤城は研修の為、SAT隊員と供にロシアの連邦保安局に行き情報交換をすることになった。 武道の達人黒崎も柔術セミナーの為、ロシアへ、実家の宗派の用事で坊主山吹もロシアへ。 ロシアでは爆弾テロなのか、新興財閥のマフィアでヴィクトル・ヴォルコフという男が殺されていた。 その捜査をしながらの研修となったのだ。 さらに教会の地下室で日本人が殺された。遠く離れた地で、STの面々はたとえ研修といえども捜査に協力するだけでなく、彼らの特殊な武器をもってして事件を解決してみせる、と意気込んだ。 教会、ポルターガイスト、オカルト。外国映画に日本人が出演している、そんな作品でした。 第三弾、面白かったです。黒いモスクワ 文庫
September 24, 2007
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文庫: 445ページ 出版社: 新潮社 (2006/11) ★★★☆☆ 家電メーカーを辞め、田舎に戻ってきた啓一は、たまたま公務員試験に受かり、今は市役所勤めである。 今年から国民健康保険課からペガサスリゾート開発の「アテネ村リニューアル促進室」に出向だ。 啓一たちは大赤字のアテネ村を復興することができるのか。 父のことを「おとう」と呼ぶ幼稚園児の息子。 『うちのお父さんの仕事は、えらい人にこうしなさいと言われたことに、はいといって、それをきちんとやることです』 ちょっと途中から斜め読み…。結構長い…ちょっとだれました。
September 23, 2007
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文庫: 295ページ 出版社: 光文社 (2005/9/8) ★★★☆☆ シリーズ第18弾、杉原爽香32歳。 新しいケア付きマンションの建設が進み、チーフとして忙しい毎日を送る爽香。そんななか、爽香の同僚・寺山が会社のお金を不正に使用しているとの疑惑が。 河村刑事は刑事を辞めようかと考えている。 兄の充の長女綾香の妊娠騒ぎ、そして、殺し屋中川と情報やの上野がまた動き出す。
September 23, 2007
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ミネラルウォーター(クリスタルガイザー)のCMで「お?この曲カッコイイ」と思い、調べたらALL SAINTSのアルバム「Studio 1」に入っている「Rock Steady」だと分かり、さっそく購入しここ数日聴いています。 レンタルにはなかったんだよねー。 クリスタルガイザーのCM相当やっていたので、一度は耳にしていると思います。 良い曲は「Rock Steady」だけでした…残念。
September 20, 2007
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文庫: 341ページ 出版社: 双葉社 (2006/10)★★★★☆ 表題作『真相』もよいですが『他人の家』もなかなか良いです。 あいかわらずビックリさせられますねぇ。●真相● 10年前に殺された息子の犯人が捕まった。妹は亡くなった息子の友人と結婚する予定だ。 だが、その友人は息子が殺されたとき一緒に居たことを隠していたのだ…。●18番ホール● 選挙関係の話。(ほぼ、斜め読み)●不眠● 山室は大学院での「睡眠障害に関する病理生理学的研究と治療薬の開発」の実験台になっていた。 リストラされ、子供たちを養っていかなくてはならない為、一回一万円のこの苦しいバイトをしている。 ただ、眠ればよいという生易しいものではなかった。 そして、近くで放火があり、山室のところへ刑事がやってきた…。●花輪の海● 空手部員の合宿で先輩の激しい訓練と暴力により死亡者が出た。 12年経った今、その両親が当時の話を関係者に聞いてまわっていた…。●他人の家● 「一週間以内にアパートを出て行って欲しい」と、いきなりの大家からの通達。前科が知れたのか。 大家にお願いに行くと無下にあしらわれてしまった。さらに「インターネットとやらに名前も悪事もちゃんとでてるんだから」と。 近所で親しくなった老人に相談すると、妻は男を作って出て行ったままだし、財産は仲の悪い兄妹が狙っているから、もしよかったら養子縁組してうちに来て欲しいという。 しかし、その好意の裏には隠された陰謀があったのだ。真相 文庫
September 20, 2007
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文庫: 362ページ 出版社: 新潮社 (2003/06) ★★★★☆ 微笑ましい様々な家族物語七編。 直木賞受賞作。 『なぎさホテルにて』が、とても良かったです。......................♪ゲンコツ♪ 「昔」や「若い頃」という言い回しが似合う年頃になってしまった。 昔を懐かしみ、仮面ライダーを身振り手振り付きで「とうっ」と歌いまくる。 今日こそマンションの前にたむろする連中に苦言を呈してやろう!いや、できない…。♪はずれくじ♪ 妻が腎臓結石で入院し、一週間中学一年の息子と二人きりだ。 息子とのギクシャクした生活が始まった。♪パンドラ♪ 中二の娘が万引きで捕まった。しかも男と一緒にだ。しかもコンドームを万引きしていたのだ。♪セッちゃん♪ 娘の加奈子の同級生の「セッちゃん」は転向してきてが馴染むことができず、皆にいじめられていた。♪なぎさホテルにて♪ 二十歳の誕生日を過ごした海辺のホテルで、達也は三十七歳の誕生日を迎える。 二十歳の時泊まったホテルで「未来ポスト」の催しをやっており、達也は当時付き合っていた彼女と共に十七年後の2000年を迎える年に、お互いの住まいに手紙を出した。 今、お互いの暮らしは別々で、どこで何をやっているかも分からない。 その手紙が着いたのだ。いったい何が書いてあるのか、開封するのがもったいなかった…。――その他――♪かさぶたまぶた♪♪母帰る♪............................ビタミンF 文庫
September 19, 2007
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文庫 出版社: 光文社 (1993/07) ★★★★★ ドジ警部黒星シリーズ。 黒星光警、38歳独身、なんの変哲もない部屋を密室に仕立てたりして事件を迷宮入りにするのが得意。 今回は若いフリーライターの女性とコンビ?を組み、おちゃめぶりが倍増です。何度もツッコミを入れざるを得ません(笑) 若い娘とおじさんの絡みって大概面白いよね。 いきさつ上、黒星警部は推理作家になる(笑)フリーライターの若い娘の虹子も、成り行き上?作家の愛人となってしまい、黒星はあたふたしつつ楽しんでいて、寝ぼけてお尻をさわっちゃったりなんかして、そして、ひっぱたかれちゃったりして、警部がんばれ!つい応援しちゃいましたー。.......................第一章 鬼面村、遥かなり第二章 鬼が来りてホラを吹く第三章 鬼と共に去りぬ第四章 鬼は夜吠える第五章 この世に鬼籍なし第六章 そして鬼は甦る終 章 誰が悪鬼を殺そうが 「あいつを殺してやる」 もんぺに鉢巻き、風呂敷をしょって、手には鎌、ワラ草履でぴたぴた歩く。 「20年ぶりの鬼面村だわ」 この女性は何十年も前に崖から飛び降り自殺をしたとされていたのだが。 黒星は休暇でバスに乗っていると、隣に乗っていた女性が忘れ物をしたので、それを追いかけ届けようとバスを降り、どぶろく祭りを経由し鬼面村に来てしまった。 そこで黒星が遭遇した事件とは合掌造りの家の消失だった。はて、そのトリックとは…。 最後はまたもや二転三転?.............................鬼面村の殺人 文庫
September 18, 2007
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単行本: 367ページ 出版社: 双葉社 (2004/07) ★★★★☆ 再読です。単行本二段組久々読みました。もうじき文庫になるのかな。なってますね、発売したばかりみたいです。 読了は10時間ほど。 第7回大藪春彦賞受賞。2005年本屋大賞7位。 今秋映画化されるらしい。キャストはトヨエツ、井川遙など。 いいねー井川遙、キャスター役だって。 チョンボ役は誰だろうー。 ~オビより~ 「犯人よ、今夜は震えて眠れ」 横山秀夫、福井晴敏、伊坂幸太郎、絶賛。.................... 神奈川県警の特殊犯係に誘拐の通報が入った。五歳の男の子が誘拐され、7回の脅迫電話の後、身代金受け渡しの場所まで決まっているという。 誘拐されたのは相模原市に住むディスカウントショップ社長の孫だ。受け渡し場所は新宿だという。警視庁に主導権を握られてしまうのか。 なんとか警視庁を説得し神奈川県警主導となり、受け渡し現場である正午の新宿駅には200名の捜査員を扮装させ張り込んだが犯人は次の行動に出た。 「三時半までに原宿の竹下通り、マクドナルド前にて指示を待て」 次は「七時までに横浜、山下公園のせかい広場、今度は遅れるな」 しかし、山下公園周辺では、なんと花火大会が開催される日であったのだ。 花火大会の捜査網がばれたらしく健児少年は殺され河川敷で発見された。 犯人を逃がしたとマスコミに詰め寄られる巻島はキレてしまった。 心臓が悪い娘が出産を迎えるということで捜査に専念できなかった弱みもあったのだ。 その6年後、同様の少年の命を奪った事件は4件続いた。 虫嫌いの刑事小川は死体遺棄現場で証拠品を物色しているとカブトムシのおもちゃを発見する。 そして、閑職に就いていた巻島に白羽の矢が立つ。 「劇場型犯罪には劇場型捜査だ」 美形で長髪、マスコミの前面に立つにはうってつけの風貌の巻島は、ニュース番組に出演し、事件の概要を説明、視聴者に訴えかけ、さらには犯人を怯えさせる。 何度か番組に出演していると犯人からのものと思われる手紙が届いた。『ニュースナイトアイズ 巻島史彦へ』 おい、いつも見てるぜ。もう世の中、俺様のことを忘れちまったと思っていたが、ここんとこずいぶんと派手に取り上げてくれちゃって、照れくさいったらありゃしねえ。ただ、俺様のことを『バッドマン』と呼び捨てにするのは許せねえな。ちゃんと「バッドマン様」と言いやがれ。フハハハハハハ。 はたして番組を通じ犯人をあぶりだすことが出来るのか…。...........................犯人に告ぐ(上)犯人に告ぐ(下)
September 17, 2007
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最後のディナー文庫: 252ページ 出版社: 角川書店 (2002/12) ★★★☆☆ 巨匠の一冊ですが、ちょっと(結構)斜め読み。 キーワードは、教え子、山下公園、ランドマークタワー、横浜スタジアム、中華街、クリスマス、キリスト、琴、NOVA。 恋愛話に歴史のお勉強も絡みつつ…。 頭が痛くなりました><
September 16, 2007
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文庫: 353ページ 出版社: 講談社 (2002/09) ★★★☆☆ STシリーズ第二弾。 第一弾より、メンバーのキャラが少し薄く感じました。..................... ST存続の危機!?未だこれといった成果があがっていないことで解散との噂も出ていた。 ホームレスのテントが並ぶ界隈にスポーツウエアを着た変死体が発見された。ジョギング中に心臓発作でも起こしたのか、所持品はなし、事件が絡みか。 そして、その死体からはフグの毒テトロドトキシンが検出された。 また、二つ目の死体が、やはり所持品がまったくない状態で発見された。同じようにフグの毒が検出された。 心理療法士が行う自己啓発セミナーに通う女子アナと、その恋人の青年実業家が事件の鍵を握っていた…。..........................ST警視庁科学特捜班毒物殺人
September 14, 2007
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荻原浩さんの「メリーゴーランド」を読んでいたら、父のことを「おとう」と呼ぶ幼稚園児の息子が出てきた。 おお、私と同じ呼び方だ。 しかも母親のことはいつの頃からか「おばぁ」と読んでいた。ちょうど 今、おばぁと呼ぶのにふさわしい年齢になっている。 とてもじゃないけどママなんて呼べませんでした。 なぜだろう…、そう、僕ちゃん恥ずかしがり屋なのです。(笑) 今思えば40代の母をつかまえて「おばぁ」はなかったよな、と思う。 当時中学生の私はレコード(古っ!)が欲しい時には「おかぁーさーん」なんて声掛けると 「なんだい、金かい?」と・・・・・・おばぁは上手である。(笑) それと自分のことを呼ばれるとき「~ちゃん」と呼ばれるのがすごく嫌で、小学生高学年頃からか「○○ちゃんと読んだら返事しないから」と公言し、実際返事をしなかった(笑) うーん、私もいい年だ。子供が欲しいお年頃…。
September 13, 2007
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ストロボ 文庫文庫: 340ページ 出版社: 新潮社 (2003/04) ★★★☆☆ 第五章から逆に進んでいく小説でした。 主人公を溯って回想していく。そんな感じでした。...................... まだ、50代前半の女性から遺影を撮ってほしいとプロカメラマンの喜多川に依頼が入った。その女性は若いころに喜多川に一度写真を撮ってもらったことがあるという。だが、喜多川は思い出せないでいた。 数ヶ月後その女性は亡くなった。娘に呼ばれ葬儀に行くと傍らには見たことのある遺影があった。以前アシスタントをつとめていた男の、喜多川自身が撮影した写真だった。.......................
September 13, 2007
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文庫 出版社: 講談社 (1995/07) ★★★★☆ 第一弾好評につき、第二弾は長編です。今回も面白かったですね。..................... 幼稚園に勤める妹尾睦月は名前の真ん中をとって通称「おむつ」と呼ばれている。 去年のクリスマスイベントに来てもらって、園児にも慕われた腹話術師の朝永さんを誘って遠足だ。 だが、なんと遠足に向かう路線バスがジャックされてしまった! 「止まらず走り続けろ」という命令のもと、バスは走り続けた。 園児の一人は「あのピストル欲しい」などと、とぼけたことを言っている。 男の話によると一緒に住んでいたヤクザが拳銃で撃たれ死んだという。だが、男は殺していないらしい。だが、部屋の鍵は掛っており誰かが居た様子はなかったという。密室殺人のようだ。 バスを止めることに成功し、警官隊と交渉することになった。 「新犯人を連れて来い」 人形の毬夫がうるさいので放り出されてしまった腹話術師は、毬夫不在で密室殺人を解決することが出来るのか…。...........................人形は遠足で推理する 文庫
September 12, 2007
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文庫 出版社: 講談社 (1995/06) ★★★★★ コミカルタッチなユーモアミステリーです。本格的な密室殺人物もいいけど、こういうの好きだなー。 鞠小路鞠夫は腹話術師である朝永嘉夫が操る人形の名前。なんと鞠夫は名探偵だったのだ。 幼稚園に勤める「おむつ」こと妹尾睦月は朝永嘉夫に憧れる。 「おむつ」を応援したくなっちゃいます。ファンになりそう。......................~人形はこたつで推理する~ 幼稚園クリスマスのイベントに腹話術師の朝永嘉夫がやってきた。だが、人形のしゃべり方がどうもおかしい。まさか本当の子供が入っているわけでもないし…。 そして幼稚園で飼っているうさぎが何者かによって殺された。しょうがなく埋めてやったのに、掘り返されていた。いったい誰が何の為に…。~人形はテントで推理する~ 睦月はテントで開催されるカーニバルに招待された。 お尻にソフトクリームをべったり付けられてしまい辟易していると、殺人事件に遭遇してしまったのだ。~人形は劇場で推理する~ 四夜連続オペラ劇を見に来ていると、前で高鼾をかいているのはカーニバルで担当した警部だった。何かの事件の捜査に関係しているらしい。~人形をなくした腹話術師~ テレビ出演を依頼された腹話術師と鞠夫はテレビ局に居た。睦月も付いてきていた。 番組が終わり帰ろうとするが、鞠夫がカバンごと消えてしまったのだ。..............................<登場人物>朝永嘉夫 乙女座A型腹話術師妹尾睦月 山羊座AB型 めぐみ幼稚園勤務名前の真ん中をとって「おむつ」毬小路毬夫 しゃべる人形人形はこたつで推理する 文庫
September 12, 2007
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虹色のヴァイオリン文庫 出版社: 光文社 (2004/9/10) ★★★★☆ シリーズ第17弾、杉原爽香31歳。 爽香の兄充夫のリストラ、しかも借金取りにも追われていた。 G興産の田端社長の母は大腸癌手術。 中川という男に「出所した佐藤という男を捜してくれ」と頼まれた情報屋の上野。その佐藤は川村刑事の内縁の妻である志乃と同じアパートに越していたのだ。 その偶然がよからぬ方向へと爽香たちを巻き込み事件は起きてしまう。
September 11, 2007
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文庫: 297ページ 出版社: 光文社 (2003/09)★★★★☆ シリーズ第16弾、杉原爽香30歳の春。 高級老人ホーム建築のプロジェクトに奔走している最中、建設候補地に住む門倉矢市郎の妻が倒れた。妻が死ねば76にもなる父も、そう遅くはない時期に、後を追うだろうと、早くも息子たちは財産相続の争いを始めたのだ。 一方、明男に思いを寄せる三宅舞にも危険な影が忍び寄る。茜色のプロムナード
September 11, 2007
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僕が一番愛する作家、奥田英朗さんのサウスバウンドが映画化に伴って文庫化された。映画化されたかー。おやじはトヨエツかー。少年は新人かな?10月6日(土)全国ロードショー!http://southbound-movie.com/index.html過去記事サウスバウンド
September 10, 2007
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文庫: 357ページ 出版社: 講談社 (1995/03) ★★★☆☆ 有栖川有栖本人が登場し、友人火村英生と共に怪事件の謎に迫る。 冬の軽井沢の「星火荘」に集まった作家や編集者の人々。今まで45作もの密室小説を書いてきた大物作家真壁が、今執筆中の作品で最後の密室作品にするという。 その星火荘の各所にいたずらがされた。 ドアに書かれたXの文字、窓にハートの落書き、クローゼットの靴にワイン、部屋中にトイレットペーパーが張り巡らされ、ぬいぐるみには偽時限爆弾、ベッドに盲人用杖。 そして見たことのない男の焼死体とある男の焼死体が発見された。 ROSES OF YOUR GARDEN BLOOM IN VENICE…… in curved air あなたの庭のバラがヴェニスで咲く。カーブした空気の中。 何かのなぞなぞらしい。 テグス、灯油缶、以前、浅間サンホテル(どっかできいたことのある名前だぞw)での火災事故に関係した男。 そして、頬から首筋にかけて火傷の痕のある不審な老人…。 犯人は誰なのか、そして真相は…。
September 10, 2007
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mihimaru GTのひろちゃん(阿久津博子)の天然ぶりはサイコーです。 思わず大笑いして運転どころじゃありませんでした。 というのも、さっき車でFM聴いてたらmihimaru GTの番組やってて、相棒の三宅光幸との会話で、 三宅 「ひろちゃんは一番初めに会った芸能人ってだーれ?」 ひろちゃん 「だれやったかなー、あーお相撲さん!」 三宅 「芸能人ちゃうやんっ」 ひろちゃん 「あぁそっか…」 三宅 「で、だれやったん?」 ひろちゃん 「ええとねー、なんとか青竜って人やった」 ................. そこまで、覚えていたら言ってあげてー正式に(笑) それとも全然違う人だったのかなー、お相撲さんはみんな下に青竜って付くと思っているのかなー(謎) 阿久津博子の天然には要注意です、はい。
September 9, 2007
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走れ!タカハシ <挫折メモ> めんぼくない。
September 7, 2007
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<挫折メモ> すんまそん。
September 7, 2007
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文庫: 339ページ 出版社: 講談社 (1992/08) ★★★★☆<倒錯>――さかさにすること。特に、本能や感情などが、本来のものと正反対の形をとって現れること。―― 盗作と倒錯をかけてるのね。 推理小説家を目指して五年、山本安雄の「幻の女」が盗作された。筆者は白鳥翔となっていた。 原稿を友人がワープロ打ちをし、それをなくしてしまう。原本とフロッピーもろとも。 まったくドジなんだから、バックアップくらい取っておけよな、と思ったが、まー、盗まれないと進まないので、それは置いといてと。(笑)........................ 四畳半一間のボロアパートで執筆活動をする山本安雄は、月間推理新人賞受賞を目指して頑張っている。 作品を友人がワープロにおこしてくれるというのでお願いしたが、出来上がったものを届ける電車の中でなくされてしまったのだ。 電車の棚に忘れられた紙袋の中身を確認した永島は、本人に届けてやろうと思った。その前にその中身である小説原稿を読んでみたくなり喫茶店に入り読み始めると面白くて時間も忘れて読み耽ってしまった。どうやら月間推理新人賞を狙っているらしい。 会社を辞めて就職活動中の永島は原稿を届けるか、届けないか考えていると悪魔の囁きが聞こえてきた。 「本人がショックで自殺しないかな」 「それとも殺してしまおうか…」~以下ねたバレ~ 山本は原稿が見つからないので、再度挑戦していると城戸から電報が届いた。原稿が届いたというのだ。 連絡が取れないのでマンションまで行ってみると、なんと城戸はバスルームで死んでおり、咄嗟に山本は逃げてしまった。山本は思った「バスルームで殺されるなんて僕が書いた小説と同じではないか」 案の定警察が山本のところへきた。警察に連れて行かれると仕上げた原稿をまだ出していないことを思い出した。締め切りまであと三日と迫っていた。 新聞報道により、永島が殺した男が執筆者の山本ではなく城戸という男であることが分かった永島は、肝心な山本も殺さなくてはと考えた。 山本はアリバイが証明され解放されたが、家に帰ると何者かに襲われた。頭を殴られ数分気絶していたが、なんとか最終締切りに間に合う時刻に原稿を投函できた。 山本は考えた「俺が殺された親友の城戸の敵をうってやる」 電話攻撃、ビラ、出版社への投書、様々な手を打つ。 実は山本は二重人格だった。白鳥翔が書いたものを書き写しただけ、そう、盗作したのは山本だったのだ。 そして原稿を拾った永島も白鳥翔の名前を語り、すでに受賞している「幻の女」を送っていたのだ。..........................倒錯のロンド 文庫
September 6, 2007
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文庫: 419ページ 出版社: 集英社 (2006/3/17) ★★★★☆ F県警強行犯シリーズ第一弾。 表題作は素晴らしかった。2番目は「ペルソナの微笑」かな。 横山さんの警察小説は迫力がありますね。<第三の時効> 夫を殺した男の娘を産んでもうすぐ15年が経つ。そろそろ時効が成立する。 顔見知りの犯行だった。妻の幼馴染の電機屋がエアコンの設置に来た際、強姦され、その現場に夫が帰宅し、争った挙句、夫は刺され死亡した。 だが犯人は少しの期間海外へ逃亡している。国外へ出た期間は時効が延長されるのだ。<ペルソナの微笑> 数年前にある男が子供を騙し、父親の焼酎に青酸カリを混ぜ、それを飲んだ直後死亡した事件があり、事件は未解決のままだ。その青酸カリが使われた事件がまた発生した。事件のカギはその子供が握っていたのだ…。<沈黙のアリバイ> 「私がやりました、そう、私でいいです…」と自白した犯人だったが、法廷でアリバイを告白したのだ。 本当にアリバイがあるのか、犯人はだれなのか。その他、<囚人のジレンマ><密室の抜け穴><モノクロームの反転>第三の時効 文庫
September 5, 2007
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文庫: 266ページ 出版社: 祥伝社 (1996/09) ★★☆☆☆ 「微笑みがえし」という必殺技ではありません。(笑) ちょっとダラダラとした展開で斜め読みでした…。微笑みがえし 文庫
September 5, 2007
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天使の爪(上)本屋に行って気付きましたが、親分のアスカシリーズ第二弾が文庫になりましたねー。 単行本で読んだのですが、また、読みたくなってしまう。表紙がなかなかいいですね。ナウいです。(古っ!) 訳あって裸で乗り込むアスカ、助ける古芳。 ちょっと人が死にすぎる感がありましたが、まーよしとしましょうw天使の爪(下)
September 4, 2007
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文庫: 365ページ 出版社: 新潮社 (2004/08) ★★★☆☆ 相棒の「四面堂遙」はとんでもない女だった。ヤクザの香典はパクったり、地上げ屋の眼前でストリップショウ始めたり…。~忙しい世間師~ 詐欺師が詐欺師を食う話。~痩せる女~ 銀行融資、ダイエット、美味い日本酒の銘柄の話。 美味い日本酒が呑みたくなりました。~弦の嘆き~ 希少ギターの鑑定の話。 ナナメ読みでした。~八里の寝床~ 地上げの話~弔いはおれがする~ 暴力団組長の葬式での香典泥棒の話。相棒に気をつけろ
September 4, 2007
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文庫 出版社: 新潮社 (1999/04) ★★★★☆ 実在する富山県郊外にある『ピースフルハウス・はぐれ雲』という、ある意味はぐれてしまった少年少女達を受け入れている、民間の里親的な施設での様々な出来事を追った、乃南アサさん執筆のドキュメンタリーである。 経営している川又さんは、日々の仕事で忙しく、とても執筆活動が出来る状態じゃない為、乃南さんが依頼されたという。 川又夫妻は数年前に富山に引越し、登校拒否や引きこもり、非行などの問題を抱えた青少年を親元から預かり、共同生活を送るための家を建てた。 川又さんは地域との関係に一番力を入れたという。「変な連中が居る」という噂が立ってはいけない。実際、逃亡したり悪さをしてきたりする者がいるのだ。 「はぐれ雲」に新入りがやってきた。髪を金髪に染めた恵という少女だった。 恵は仲間とシンナーを吸っているところを捕まり、「施設に入れるから」という親の説得により鑑別所行きは免れた。恵は思った「どうせ一ヶ月位の辛抱だ、そしたらまた遊べるのだ」 脱走、男女関係の問題、親との問題、地域との問題、川又さんは休む暇はない。 そして陰で支えている奥さんがいなければなりたたない事業である。 川又夫妻の献身ぶりには脱帽します。 立ち直り、素敵な大人になってくれたときの感動があるからこそ、出来る仕事なんだろうなぁ。 今現在もがんばっておられるようです。ドラマチックチルドレン
September 3, 2007
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