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化合 今野敏 『同期』、『欠落』に続いて、今野作品3作目。大人気「STシリーズ」の序章なんだそうですが、はて?「STシリーズ」とは?Wikiによりますと・・・ 現代犯罪の多様性に対応するために警視庁科学捜査研究所に新設された、 「ST」(Scientific Taskforce、科学特捜班)と呼ばれる 架空の組織の活躍を描いた作品。 非常に優秀な能力を持ちながらも、それぞれの理由によって 科学捜査に従事しているSTメンバーが、能力を生かして不可解とも思える 様々な事件を解決していく。ということでして、この『化合』は、若い頃の菊川(STと捜査一課との連絡係を担当する刑事)と三枝(科学捜査研究所の次長)を描いた作品だそうです。今では当たり前になった科学捜査ですが、この作品の舞台となっている1990年では事情が違うようです。読み終えて一番心に残ったのは、冤罪ってこうして生まれるのねという恐怖。起訴されたら99.9%(!!)有罪になるといわれる刑事訴訟の裏側を知ってしまいました。無罪であっても、起訴されたら終わり!!ということです。その陰には、被疑者を無罪にする方法を一切教わらない検事がいて、科学的根拠に乏しい証拠があって・・・ (←あくまで1990年当時)とにかく自白させてしまえばこっちのものという姿勢で、容赦ない取り調べをしたり・・・疑うべきは罰してしまえ!状態がまかり通ってしまうんですね。ここに登場する検事も、功を焦るあまりの大暴走。現実にはいないで欲しい、いや、いてはいけない検事です。それほどの強烈検事が、最後の最後でご改心っていうのもリアリティなしです。第一発見者をもっと追究すべきじゃないの?というツッコミどころもあり。若手刑事と組むベテラン刑事が、一見やる気なさそうでいて、裏を返せば熱血というのも毎度(といっても3作しか読んでないけど)のパターン。安心して読めるのはいいのですが・・・そろそろ別バージョンも読んでみたいです。上に背いてまで真犯人をあげようとする刑事たちの良心に救われて、事件は解決するのですが、ここに描かれている警察内部の力関係、実際に存在していたら(いや、しているだろう…)、捜査の邪魔にしかならないと思うのは私だけでしょうか・・・そして、現実に、自分の進退をかけてまで、良心に従ってくれる刑事がどれだけいるのでしょうか・・・警察のご厄介には絶対になるな!という自分なりの結論を出したのでした。。。あぁ、恐ろしい・・・【内容情報】(「BOOK」データベースより)1990年6月、麻布十番に事務所を構えるイベントサークル代表が板橋区で殺害された。警視庁捜査一課の三枝、菊川らの捜査により、被害者にはサークル内の女性を巡るいざこざがあり、金銭トラブルも抱えていたことが判明。浮かびあがる重要参考人。功を焦る検事は、身柄確保に拘るが、菊川らは確証を得られない。迫る期限のなか、絶対的な検事の指示に刑事は何ができるのか?大人気「STシリーズ」の序章、ここに登場。
2013年08月31日
Do Da Dancin’!ヴェネチア国際編(13)前巻(12巻)で、鯛子ちゃんの好感度が地に落ちてしまい(自分比)、次はもう買わないだろうと思っていたのですが。。。この巻で完結だということで購入することにしました(購入といっても、ポイントですけど…)。なので、期待は全くしていなかったのです。読み終わってどうだったかと言いますと・・・・・・期待どおりでした・・・鯛子ちゃんに対する好感度がupするわけでもなく、感動に打ち震えるわけでもなく…今までず~~っと、槇村さんのコミックスは購入していたのですが、ここら辺で考え直そうと思います。槇村さんの描くヒロインの、明るくて前向きで、ちょっと弱いところもあるけど、優しくて素直なところが大好きだったのですが…なんでこうなっちゃったのかなぁ…ここから先、13巻のネタばれありますので、まだ読んでない方はご注意下さい。冒頭、オーレリア(12巻で唐突に登場したワケありっぽい人)の生い立ちが描かれます。彼女(と兄・リシェール)は、裕福な資産家の養子だったのです。(鯛子たちはまだ養子ということは知らない。)そのことを偶然聞いた鏑木(これも12巻で唐突に登場、鯛子のファン)が、なぜか鯛子にわざわざ知らせるんですね。それを聞いた鯛子は、激しく動揺・・・もし、自分がオーレリアと同じ出自(親に捨てられた子ども)だったら、生きていけないだの、何も信じられないだの、世界を憎むだの、踊れない(またまた出ました、得意のセリフ!!)だの…そしてオーレリアの元へ行って、放った言葉が 「あなたはすべてを手に入れていい 世界中のすべての賞も!名誉も!お金も! 一生ずっと幸福でいていい!!」なんですよ・・・薄っぺらい…でも、今の鯛子だったら言いそうですね。オーレリアと主催者側とで密約がかわされているという騒ぎが起き、それに対して、オーレリアは、密約じゃなく正式な契約で勝つことを約束されているんじゃなくて、勝つと約束したって言い放つし。早い話が出来レースじゃないの?というエピ。加えて、鯛子が他の出場者から「黄色いサル」と侮辱され、それをオーレリアが一喝するエピ。オーレリアからもらった指輪を、鯛子が左手薬指にはめて、それを無言のドヤ顔で三上に見せつけるエピ。どれもみんな薄っぺらい・・・そんなことに割くページ数があるのなら、肝心のバレエシーンに力を入れるのが本筋ではないですか?結果は、鯛子の金賞。これはあらかじめ決められていた着地点だろうからいいとして、ライバルたちは次々と失敗(あのオーレリアまでもが)。金賞をとるほど素晴らしいはずの鯛子の踊りも、感動が伝わってきませんし、真理さんに至っては2ページしかありませんでした・・・アントニオの顔、初めのうちはトーンも貼ってないし。“ここまで来て、また新顔登場か?”と思いましたよ。表彰の時、舞台上で三上が鯛子にプロポーズ。これ、フィギュアスケートのペアの試合の時、見たなぁ。いろいろありましたが、・鯛子が、ヴェネチア国際で金賞をとりました。(ユージンも金賞でした。)・三上とも上手くいきました。・子どもができたら産むそうです。・糖尿病に侵されているオーレリアも、リシェールと家庭をつくることでしょう。・三上くんは振付もしてみたいし、将来的にはバレエ団をつくりたいそうです。・真理さんとアントニオはお付き合いしているそうな・・・という内容盛りだくさんの13巻でした。【内容紹介】ヴェネチア国際コンクールの決戦直前、ライバル、オーレリアの秘密を知ってしまった鯛子。しかし鯛子は、悲しい運命に翻弄される、エリート・ダンサーに正々堂々と踊ることを誓う。頂点に立つのは、はたして? バレエに賭けた青春が、フィナーレを迎える!!
2013年08月30日
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迷宮回廊(1)あの京ちゃんと山田くん、ふたたび!新・迷宮シリーズの第1巻です!ネタばれありますので、未読の方はご注意下さい。act.1 プディング・プリンス京がよく行くコンビニの店員・稔の恋人・琴音が、コンビニの裏階段から落ちて、記憶喪失になってしまいます。琴音が作ってくれたプリンの味を再現できたら記憶がもどるのでは?と、プリン作りに精を出す稔ですが、果たして??実は琴音は社長令嬢で、親が決めた婚約者がいたのです。京は、琴音の転落は、事故だったのか事件だったのかと稔に問いただします。結果・・・事件ではなくて、事故でした。。。琴音は記憶を取り戻すことはできませんでしたが、再度、稔と付き合うことになりまして、収まるところに収まりました。(婚約者の人は、可哀そうなのですが、失恋です。)最後の京ちゃんの言葉が何とも傑作です。“恋愛とは、実に面倒くさいものだね”!!!act.2 幸福スキップ山田くんが勤める新聞社に入社した堀川愛(29歳)は、日曜版クロスワードパズル担当のシングルマザー。実父との折り合いが良くないので、一人頑張って10歳の息子を育てています。ある日、その息子が「しばらくじいちゃんの家で暮らす」とメモを残して家を出ます。ショックを受けた愛は、山田くんの幸せそうな笑顔が我慢なりません。酔いつぶれた自分を介抱してくれる山田くんに、当たり散らす始末。それを見ていた京は、愛の息子が家を出た理由を突き止めるのですが…ま、これは安定のパターンですね。じいちゃんがぎっくり腰になっちゃって、その電話を受けた息子がじいちゃん家に行ったというのが真相です。これがきっかけで、愛と父親の関係も良くなって、めでたし、めでたし。今回の京ちゃんの名言「幸せバカに見える山田君 単に幸福スキップがうまいだけです」。act.3 星は願いを叶えたかこの作品は、前・後編になってます。結城、アキラ、アキラの妹・ゆずちゃんが登場します。22歳になったアキラ、とっても良いお兄ちゃんです。(結城はまったく変わらないですね。)結城と、お兄ちゃん激ラブのゆずちゃん、えらく歳の離れた恋敵なのであります。(詳しいことはおまけページの4コママンガをご覧ください。 ちょっと意味深です。。。 ← 妄想し過ぎ??)山田くんの娘のみどりちゃんが通う幼稚園では、頑張ったりほめてもらったりすると☆がひとつもらえて、☆が30個集まると願いをひとつ叶えてもらえる「おほしさまにおねがい☆」表というのがあるそうで。。。その幼稚園のゆかこせんせいが、先生を辞めると言いだします。理由は「人を殺してしまったから・・・」。一方、京ちゃんが連日通っていた水族館の警備員・田村さんが警察に自首しようとしています。理由は「人を殺してしまったので・・・」。事の顛末は・・・田村さんとゆかこせんせいは、父子の間柄でして、事情があって離れ離れになっていました。ゆかこせんせいは痴漢を撃退しただけで、殺してはいないのですが、殺してしまったと勘違い。その現場を見ていた田村さんは、娘をかばうため、自分が殺したと嘘を。でも、真犯人はちゃんと逮捕されていたのです。これも安定の展開。「もう一度お父さんってよべますように」というゆかこせんせいのお願いは叶ったのでした。act.4 茨の扉取り壊されるという綾小路のお屋敷を見に来た京と山田くん。二人はそこで、赤ちゃんを抱いた恵里さんに会います。目がまん丸の山田くん、目が点の京ちゃん… 珍しいギャグタッチ・・・赤ちゃんは、恵里の友人・ひとみの娘で、「しばらくあずかって」ということで恵里さんが面倒をみているのでした。京の祖母・千世さんは出てくるし、相変わらず性格は京とそっくりだし、千代さんと山田くんはメル友だし、恵里さんの“今”も読めるし、赤ちゃんの母親はもどってくるし、子育てに疲れて「こんなはずじゃなかった」というのもお約束だし。千世さんが、心なしか、穏やかになったような感じです。山田くん(今回は恵理さんも)が絡むと、あのテの人は弱いんですかね? (京ちゃんもそうだし…)【内容紹介】類まれなる洞察力を持つ心臓外科医・綾小路京&人情家の新聞記者・山田一平が装いも新たに登場!京の顔馴染みの青年の彼女が転落事故で記憶喪失に!しかしその背後に複雑な事情があり!? 名コンビが日常に潜む謎に挑む5編を収録した京&一平NEWシリーズ第1弾! 2013年8月刊。
2013年08月29日
黒執事(17)17巻の表紙はリジー兄・エドワードです。カバーをぺろっとめくると、そこには「黒宅急便」! 英国有数の運送会社「セ川急便」所属のセールスドライバー達が 縞シャツと鍛え上げられた肉体を武器に お荷物と真心を 届けたり届けなかったりするお仕事ストーリー! ・・・かもしれない。命を賭けてシャーペン一本をお届けする「セ川急便」。凛々し過ぎるエドワードとセバスにご注目!帯は実写映画化の告知でして、表と裏にちっちゃい写真がありました。これがなんとも・・・ここから先、ものすごくネタばれあります。青寮 vs 緑寮のクリケット試合。正攻法では緑寮に勝てないと、あれやこれやとダークな手を使いまくるシエルたち青寮の面々。(巻末にある「黒執事の階段下」で、クリケットに関して 枢やなさんが取材した様子が読めます。 「試合に勝つ卑怯な方法はありませんか?」と聞いちゃった枢さん。 さすがシエルの生みの親です。 取材の成果がいかんなく発揮され、 もはや黒スポ根マンガへと変貌を遂げていますね。)最後、シエルの身体を張ったプレイ(?)で青寮は見事優勝!!「碧の奇跡再び」なのでした。額から血を流しながら、天使の笑顔で優勝を喜ぶシエル。ケガをしたシエルを優しく抱き上げるミカエリス先生(=セバスチャン)。これだけ見たら、本当に爽やかスポーツマンガなのですが…実際は・・・二人とも黒い・・・ 黒過ぎだ・・・汚い手で優勝をもぎ取っただけでなく、シエルのお涙頂戴作戦も成功なのでした。そのおかげで、「真夜中のお茶会」に招待されたシエル。デリック・アーデンの行方を知っていると思われるウェストン校の校長に会える機会がついにやってきたのです。デリックとその友人たちが、何らかの事件に巻き込まれている可能性を示唆し、警察に助力を求めるよう訴えるシエルに対して、「彼らは学園にいる」という答えが返ってきます。そしてなんとデリックが現れるのですが…デリックは、カンパニア号にわらわらいたゾンビそっくりになっていました。デリックは(正確にはP4の一人・グリーンヒル)に殺されていたんです。(死んだエリックを蘇生させたのが暁学会の医師でした。)そして、謎の校長の正体は・・・葬儀屋(アンダーテイカー)だったんですね・・・ここで次巻に続くです。次の18巻で寄宿学校編完結です。【内容紹介】潜入、真夜中のお茶会!!名門寄宿学校の秘密を探るセバスチャンとシエル。謎の校長と接触できる、奇妙なパーティに参加したシエルは、ついに事件の真相に辿り着くーー!? 大人気19世紀執事活劇、待望の最新刊登場!!
2013年08月28日

暑いので、ちょっと庭仕事はお休みしようと思っていたのに…またまた購入してしまいました…・フィゲリウス ピンク・フィゲリウス ライム南アフリカ原産のゴマノハグサ科の耐寒性多年草。北海道での越冬は無理かな~~と思っていたのですが(何しろ南アフリカ出身なので)、大丈夫という話を聞いたので試しに植えてみることにしました。花丈を含めると1mにもなるらしいので、花壇の後方に植えることにします。日当たりと水はけのよい場所がお好み。花後、切り戻すともう一度花を咲かせます。・ムクデニア ロッシーカラスパユキノシタ科ムクデニア属。丹頂草(タンチョウソウ)の名で知られる耐寒性多年草。ヤツデやモミジのような切れ込んだ葉で、先端が赤味を帯びています。写真によると、白い小さい花が咲くそうです。日当たりと水はけのよい肥よくで湿った土を好みます。(明るい半日陰でも大丈夫)草丈30~40センチ。・カクトラノオシソ科の耐寒性多年草、別名フィソステギア。暑さにも寒さにも強く、とても丈夫な宿根草です。地下茎でどんどん増えます。日当たりが悪いと花つきが悪くなるので、一日を通して日のよく当たる場所に植えましょう。草丈は1m近くになります。・ワレモコウ ピンクタンナバラ科ワレモコウ属の耐寒性多年草。ちょっと変わったピンク花のワレモコウです。寒さや暑さに強く、強健で育て易いです。日当たりと水はけがよく、夏の西日が当たらない場所がベスト。案外肥料が好きで、花の咲く頃に葉が枯れるのは、肥料不足の場合が多いそうです(水切れにも注意)。花丈は70~100センチ。群生すると見事だろうなぁ。
2013年08月19日
同期 今野敏【内容情報】(「BOOK」データベースより)家宅捜索中に逃走した暴力団組員に捜査一課の宇田川が発砲された。すると突如、同期の公安刑事・蘇我が現れ宇田川を助ける。だが3日後、蘇我は懲戒免職となり姿を消す。そして連続殺人の容疑者に。同期を救おうと宇田川は独自捜査を始めるが、組織の論理が高い壁となるー。予測不能!怒涛の展開が続く、警察小説の大傑作。ここから先、ネタばれあります。同期シリーズ第1弾のこちらから先に読むべきだったのですが、シリーズものだとは知らず、第2弾の『欠落』を先に読んでしまいました。なので、“蘇我の命が危ないのでは?”と心配する宇田川には申し訳ないのですが、“いやいや、蘇我は元気だよ~~”とひとりごちてみたり、“蘇我の懲戒免職、実は建て前なんだよね~~”とか、ちょっと緊迫感が薄れてしまいました、残念・・・でも、これは順番無視で読んでしまった私がいけませんね。それを抜きにした感想ですが、第2弾の『欠落』と似通ったところが多いです。今回登場するベテラン刑事・土岐は、決して上には逆らわず、定年まで無難に毎日を送るタイプ(宇田川視点)。でも、実際は情熱を内に秘め、必要があれば上司にも意見する刑事です。そう、『欠落』に出てくる佐倉によく似ています。連続殺人事件が、安保マフィアと関係しているところもそっくりです。『欠落』では中国マフィアですけど…捜査一課、公安が絡む事件となれば、こうなるんでしょうか・・・32歳の巡査部長・宇田川が、右翼の超大物・八十島秋水と簡単に会えてしまったばかりか、彼に気に入られるとかあり得ないでしょう。(そこで、事件解決のヒントをもらうなんてのもあり得ない。)そのうえ、公安部長、組織犯罪対策部長など警察幹部と直接話すなんて、現実では考えられません。でも、私は宇田川のような刑事がキライではないし、脇を固めるベテラン刑事たちに刺激されて、成長していく過程がとても楽しみなのです。今野敏さんの他シリーズにも手を出してみようと思います。
2013年08月18日
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ここ数年雑誌を買っていないので、新しいマンガに出会う機会がなかったのですが…ブック〇オフで発見してしまいましたよ。これぞ少女マンガ という本を!!※タイトル『忘却の首と姫』ですが、首は“くび”ではなく、 “しるし”となってます。さて、どこが少女マンガの王道かと言いますと。まず、王様と王女様が出てくること。それも大国の王と、弱小国の王女の婚姻なので、周りの皆は政略結婚だと思っているのですが、実は相思相愛ってこと。そして、揃いも揃って恋愛にはオクテ(幼い?)ときているので、相思相愛にもかかわらず、ピュアなんですわ。。。それから、ここが重要なんですが…王様、首がありません… 正確には頭部ですね…少女マンガの王道にして、ホラー・・・ファンタジーなのに、ホラー・・・(それなのに、どうしてこんなにラブラブマンガになるのか・・・)首がないから表情はわからないはずですが、ちゃんと喜怒哀楽が出てるんですね~~。それが何ともいえず、微笑ましかったりするのです。(作者・惣司ろうさんの初の連載だそうですが、ホントお見事です。)さくっとあらすじを紹介しますと。大国-ヴァンフォーリエを治める首なし王(160歳!)が、3662回目のお見合いで妻に娶ったのは、弱小国の第3王女・リリア(15歳)。誰もが政略結婚と思い込む中、それぞれ恋する理由があって、二人は相思相愛バカップルなのです。ですが、挙式が済んだ後も、王はリリアに指1本触れて来ませんし、あまりにも多忙で、一緒に過ごす時間もありません。リリアは少しずつ、自分は愛されていないのではないかと不安になっていきます。話が進んでいくうちに、王様が恋愛にはとんとヘタレで不器用なのだということがわかってくるのですが、その過程が少女マンガなんですね~~!途中、お約束の腹黒いお姫様も登場します。これまたお約束のリリアいじめもありますが、リリア以外には容赦ない王様に、思いっきり撃退されちゃったりします。余談王様の首は着脱可能ですが、首がない時の方がカッコよく見えるのはなぜでしょうか・・・忘却の首と姫(1) 惣司ろう小国のお姫様リリアが嫁いだのは、強い魔力を持ち誰もが恐れる『首なし王』! 文字通りの姿をしている王様と15歳のリリアの結婚は誰もがムチャ婚だと思ったのだが…。リリアのまっすぐな想いに、頑なだった首なし王の心がデレる!? 惣司ろう、待望の初コミックス! 2013年1月刊。 忘却の首と姫(2)惣司ろうお見合いで始まった首なし王とリリア姫の出会い。上手くいくはずのない政略結婚と周囲に思われた二人が、なんとイチャ婚に! 王様の良きお嫁さんになるべくがんばるリリアを待っているのは…!? 2013年7月刊。
2013年08月17日
『同期』シリーズ第2作ということなのですが、そんなことは全く知らず、こちらから読んでしまいました(例の如く1)。ですが、何の問題もなく読了しました(例の如く2)。既に本を返却してしまったので、記憶を頼りにあらすじをまとめました。記憶違いが多々あるかと思いますが、ご勘弁下さい。未読の方は要注意!捜査一課の刑事・宇田川の同期・大石が、SIT(特殊犯捜査係)に配属されます。初仕事は、立てこもり事件の人質(主婦)の身代わりになるというもの。(男性かと思っていたら、大石さん、女性でした。)事件の犯人が逃走用車に乗り込もうとする時に、“さぁ、逮捕だ!”と意気込んだのはいいのですが、結局取り逃がし、犯人の逃亡に大石も巻き込まれてしまいます。時を同じくして、宇田川も殺人事件の捜査にとりかかります。被害者の女性の身元をつきとめるべく奔走するのですが、一向にらちがあきません。そのうち、よく似た事件が三鷹(東京)と沖縄で起きていることがわかり、連続殺人の可能性が出てきます。宇田川と大石のもう一人の同期・蘇我は、前作『同期』で公安を懲戒免職になったらしいのですが、どうやら現在も公安にいるらしいのです。立てこもり事件の犯人は逃走を続け、大石の安否もわかりません。宇田川たちが担当する殺人事件は、なぜか公安主導の捜査になっていきます。そして、宇田川たちは蘇我の手助けをすることに・・・登場人物がいいです!ぐだぐだ考えてばかりで(思慮深いともいう)頼りなさ気だった宇田川が、意外な着眼で殺人事件の真相にきり込んでいくかと思えば、長いものには巻かれるタイプだと思われたベテラン刑事・佐倉が、本当は誰よりもアツい男だったり、宇田川の周りには、本当に“刑事!!”という人ばかりでした。立てこもり事件と連続殺人事件がつながっていて、その背後に中国マフィアがいて、それを公安が追っていて・・・と、それほどヒネリが効いたストーリーではないし、最後、マフィアの殺し屋の奇襲を受けながら、みんな無事だったというリアリティのなさが気になりましたが、アツい刑事たちのパワーで面白く読めました。刑事モノで、公安も絡んできたのにもかかわらず、清々しい読後感です。【内容紹介】同期の女刑事が身代わりとして監禁事件の人質に。捜査一課の刑事・宇田川は殺人事件を追いながら……。『同期』シリーズ待望第2弾!SITに配属になった同期の女刑事が、身代わりとして監禁事件の人質になった――。警視庁捜査一課の刑事・宇田川は、別の殺人事件を追いながらも、彼女の安否が気にかかる。自らが関わる事件は、公安主導の捜査に変わっていき、宇田川は姿を消している元同期、蘇我との連絡を試みるが……。今野敏の集大成的警察小説『同期』のシリーズ第2作。この組織には、刑事によって解決されるべき事件がある。
2013年08月13日
暑いです…この一言に尽きます・・・気温が40℃を超えるなんて、尋常じゃありません…気を取り直して。9月発売予定コミックの詳細はこちらです。09/04 集英社 NARUTO-ナルト- 66 岸本 斉史 420円09/05 白泉社 花咲ける青少年 特別編 4 樹 なつみ 780円09/05 白泉社 花よりも花の如く 12 成田 美名子 450円09/05 白泉社 図書館戦争 LOVE&WAR 12 弓 きいろ/有川 浩 450円09/20 白泉社 スキップ・ビート! 33 仲村 佳樹 450円09/20 白泉社 天使1/2方程式 4 日高 万里 450円09/20 白泉社 ボクを包む月の光 「ぼく地球」次世代編 13 日渡 早紀 450円09/20 白泉社 桜の花の紅茶王子 1 山田 南平 450円9月は読みたい、買いたいコミックスが目白押しです。その筆頭はやっぱり 『花咲ける青少年 特別編 4』!!『スキップ・ビート!』 『花よりも花の如く』 『ボクを包む月の光』も久しぶりです。ちょっと気になるのは山田南平さんの『桜の花の紅茶王子』。以前『紅茶王子』を連載されていましたが、今度は『桜の花の紅茶王子』ですか。。。アッサムに張り合うほどの“新・紅茶王子登場!!”ということでよろしいのでしょうか?? 山田さん!!
2013年08月11日
先月、8月発売予定コミックを調べたのですが、見落としたものがあったので、再upします。詳しい一覧はこちらからどうぞ。08/05 白泉社 学園ベビーシッターズ 8 時計野 はり 450円08/12 講談社 となりの怪物くん 12 ろびこ 450円08/16 講談社 FAIRY TAIL 39 真島 ヒロ 440円08/16 秋田書店 修道士ファルコ 1 青池 保子 540円 08/16 秋田書店 修道士ファルコ 2 青池 保子 540円08/16 秋田書店 花冠の竜の国2nd 2 中山 星香 440円08/23 集英社 Do Da Dancin'! ヴェネチア国際編 13(完) 槇村 さとる 480円08/27 スクウェア・エニックス 黒執事 17 枢 やな 590円『黒執事 17』のチェックを忘れておりました。枢さん、すみません・・・ちゃんと○天で予約しますから・・・この数年、雑誌を買っていないせいか、新しいコミックスに出会う機会がぐんと減ってしまいました。そんな中、ブック〇フの店舗で見つけたのが、忘却の首と姫(第1巻) [ 惣司ろう ]暑さを吹き飛ばしてくれるほどの、超ド級メルヘンであります。(現在2巻まで発売されています。)
2013年08月11日
三つの事件(放火事件、DVが絡んだ殺人事件、夫の愛人殺害事件)の裁判員裁判の様子を描いた短編集。う~~ん… なんだか裁判員裁判の詳細レポートという感じ・・・裁判員制度を詳しく知るにはもってこいの本だと思います。が、小説としての面白味は感じられませんでした。(この制度に興味を持たせ、各自考えて欲しいという狙いでしょうか? それならレポート風なのもわかります。)新米女性裁判官・久保珠実が主人公ですが、影が薄いです。話を進めるうえでの便宜上の主人公感が否めません。なので、さしたる魅力もなし。激論が交わされて、それでやっと判決が出るんだろうと思っていましたが、被告の心情を “私は~だと思う”と、裁判員の推測のみの多数決で決めちゃうところなど、不可解を通り越して恐怖すら感じます。こんなんで裁かれる被告に同情しますね。もともと裁判員制度には疑問を持っていたのですが、人が人を裁くことの怖さを痛感しました。【内容情報】(「BOOK」データベースより)幼馴染みに長年抱いていた恨みが発端の、すぐ解決すると思われた放火事件。夫をアイロンで殴打した主婦が、自分はDVを受けていたと主張。夫の愛人が出産した子供に、虐待の痕を見つけた妻がとった行動とは?左陪席をつとめる新米裁判官・久保珠実は、かつて裁判長にいわれた「裁判は最後まで何が起こるかわからない」の言葉を何度も反芻するー。現代の日本を象徴するかのような三つの事件。悩み議論する裁判員たちをリアルに描く著者迫真のミステリー。【目次】(「BOOK」データベースより)孤独な放火魔/DVのゆくえ/二人の母
2013年08月08日
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