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田茂平町の八幡神社から西へ約4.7km(車で約10分)の場所にある、西中山町の弥栄神社へ向かいます。
弥栄神社社頭全景。
愛知県緑化センター西側の高台を造成して作られた住宅地の中に鎮座する神社。
右手に社標が立てられ、参道中ほどに神明鳥居を構える西中山町猿田の守り神。
周囲は閑静な住宅地で道路は狭く、路上駐車は出来ない環境です、私は近くの藤営ファミリーホールに駐車して訪れました。
弥栄神社社殿全景。
参道右に手水鉢、正面の鳥居と常夜灯・狛犬、本殿を収める覆屋が主なもので、全体の印象として近年祀られた神社のように見られます。
上は昭和43年当時とほぼ現在の鎮座地の比較で、この地域はつい最近まで山が広がっていたところ。
左の昭和43年当時の地図には鳥居が描かれているが、少し遡ると鳥居の印もなく、宅地として整備途上で、急速に山が造成され、現在の住宅地に変貌を遂げたことが分かります。
それを裏付けるように鳥居は昭和62年(1987)寄進と新しいものです。
参道右に開拓の碑と弥栄神社解説板。
藤岡観光協会による弥栄神社解説は以下のとおり。
「弥栄神社
鎮座地 西中山(藤営地区)
由来
昭和大戦当時食糧難が到来し、 国民は総動員法の下に食糧増産を実現しました。
当時藤岡村は西中山区地内の山林を畑地に開墾地として開発し、営団と称し植民アピールし、全国各地より開拓者が来村定住しました。
昭和28年10月に西中山氏神八柱神社の末社を弥栄神社と称し祭られた御宮です。
弥栄の意味 いやさか共に栄える」とある。
この地は昭和になって開拓されているのだから、寄進物の年号が新しいのも当然のことだ。
開拓者が定住をはじめ、集落が形成されると、集落のコミュニティー、崇敬の場として神社が必要だった。
個人的に弥栄(やえい)神社はあまり馴染みがないが、調べてみると祭神は須佐之男命のようで、新たな開拓地に命の神徳とご利益が必要だったのだろう、図中の赤丸が弥栄神社が鎮座していた八柱神社になります。
愛知県神社名鑑(1992)の八柱神社(西中山町東宮前28)の記述のなかに弥栄神社について記載はなく、西中山町猿田 弥栄神社としての記載も見当たらず、祭神や例祭日などはわからなかった。


狛犬。
本殿は流造。
この町の守り神です。
豊田市西中山町 弥栄神社
創建 / 不明、昭和28年(1953)八柱神社(西中山町東宮前28)より遷座
祭神 / 不明
境内社 / ・・・
氏子域 / 西中山町猿田
例祭日 / ・・・
所在地 / 豊田市西中山町猿田
八幡神社から弥栄神社まで・車ルート / 田茂平町から県道355号線を南下、坂下地内で右折、西中山町大木原の交差点を左折、猿投グリーンロードをくぐり突き当りを右折、 西中山町交差点を右折し180m先で右折した左側。
※駐車余地なし
参拝日 2025/9/8
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