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日本では札幌でモバイク(シェア自転車)のレンタルサービルが開始されたらしいが、ニュースではほとんど目にすることがないため、一体どういう状況なのかわかりません。11月に札幌に行ったら見てみたい…。(あっ、さすがにもう寒くて乗る人すくないかなあ。)日本ではレンタルと返却スペースが決まっているので、好き勝手に乗り捨てられた自転車を回収しなければならないという人手不足の心配はないようですね。一方、北京では今日もやっていますよ。こちらはモバイク自転車の回収隊の長い行列です。ついつい目が行っちゃう。ofoなどの黄色い自転車たちがトラックにじゃんじゃん積み込まれて運ばれる様子もよく目にしますが、このタイプはちょっと初めて。日本での事業展開は本当に成功するのだろうか…。
2017年08月31日
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易経を学ぶことは、「変化之道」を知ることである。易経は迷信でも、信仰でもなく、紛れもなく科学的であり、数理変化の法則である。易経の数理がわかれば、すべての道理に通じる。とは言われるものの、とにかく、易経は数理や専門用語などが複雑で難しい。でも、少しずつ読み続けていけばその真理に近づくことができる気がします。例えば、「陰極変陽、陽極変陰」などは、陰が極限までいくと必ず陽に変わる、陽は極限まで行くと必ず陰に変わる」などは、四季を通しても分かる通り、あらゆることにおいて通じることです。ここで、太極拳に当てはめて考えてみました。太極拳はゆっくりと動きますが、何のためにゆっくり動くのかをしっかりと理解しておかなければなりません。「高齢者でも動けるように」という目的だとしたら、あまりにも単純すぎます。武術としての太極拳は、決して老人だけのための運動ではないのです。「太極」というからには、常に陰と陽の変化が繰り返されています。一般的に、発勁(瞬間的に力を爆発させる)するためには、まず為を作っておかなければなりません。しかし、戦いの場で、「じゃあ、打つよ~。せぇぇのぉ~、エイ」では準備している間に相手にやられてしまいます。なので、常に平常の状態においても勁を蓄え続けて、いつでも爆発させられる状態を保っておく必要があります。つまり、そのためにゆっくりと練り続けているのです。勁を練る、気を練る、勁を畜えるなどと表現されます。普段の稽古では、太極拳も八卦掌も大体同じテンポを保ち、ゆっくりと打つのですが、今朝の稽古では、「快慢相間,剛柔相济」を意識して打ってみました。まさに、「陰極変陽」「柔極変剛」です。24式、42式、18式を続けて打った後、いつもは任脈に汗が流れるのですが、今日は背中の督脈に汗が噴き出していました。陽の気が一気に通った証拠です。改めて、易経と太極拳の面白さを体感しました。秋はやっぱりいいねえ
2017年08月28日
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南糯山は孔明山とも呼ばれる。現地の少数民族である哈尼族爱尼人は、南糯山の茶樹は諸葛孔明が植えたものと信じているからだそうだ。南糯山で800年の樹齢の栽培型古樹が見つかったことにより中国が茶の原産地であることが証明された。南糯山のなかでも拔玛寨の古樹茶が最も良いとされているらしい。「拔玛」は愛尼族語で、「古喬木」という意味だそうだ。南糯山の古樹は主に海抜1400mのところだが、私の友人が作るお茶は1850mの拔玛河の上流に位置する未開拓地で人の手が加えられない状況下で育つ。農薬も化学肥料も使わない自然なままのお茶を頂けるのは本当にありがたいこと。雲南省のお茶は、まるでワインのよう。愛情を注げば注ぐほど期待に応えてくれるし、熟成していく味と香りの変化を楽しむことができる。古樹ならではの味わい深さは一度飲めば忘れられない。生プーアルは白ワインのソーヴィニヨンブラン、熟プーアルは赤ワインのブルゴーニュ系。紅茶はボルドー系…。酒に酔うのも良し、茶に酔うのも良し。今一押しの紅茶です。
2017年08月27日
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こんにちは。今回は、薬膳茶と秋に相応しいお茶(雲南省特集)です。雲南省南糯山の海抜1850m地点にある、全く人の手が加えられていない自然の大地。ハニ族が先祖代々お茶を守り続けています。今回のポイントは、1、プーアル生茶と熟茶の違い2、緑茶と生茶の違い3、全発酵茶(紅茶)と後発酵茶(プーアル茶)の違いです。お茶の効能は飲んで初めてわかります。お茶請けも大人気の花生酥と棗の中に胡桃とレーズンがサンドしてある栄養満点のお菓子です。お茶の淹れ方、効能などを丁寧にご紹介します。 <9月お茶会お品書き>Welcome Tea 三紅茶 クコ 棗 サンザシ緑茶: 銀毫滇緑 雲南省銀色の産毛に覆われた美しい芽を使った雲南省の緑茶です。 プーアル茶: 単欉生茶2017年 雲南省南糯山 かなり珍しい一株の茶樹の葉のみで丁寧に作られた生茶。香りが素晴らしいです。野生生茶餅2017年 保存用に円盤状にプレスしたもの。すべて人の手で加工しています。 野生熟茶2016年 グレードの高い茶葉で作った熟茶です。 紅茶:野生古樹滇紅 500年以上の樹齢の木から作られた紅茶奥深い味わいにファンが急増中。 お茶請け:月餅、花生酥(ピーナッツサクサク菓子)、大棗胡桃レーズンサンド 日時 2017年9月19日(火曜日) 13:00~15:00会費 2500円場所:広島県福山市神辺町川北508 ゆかり治療院お問合わせ先 ☎084-966-6455神辺駅から徒歩5分
2017年08月27日
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日中はまだまだ暑いですが、朝晩は随分涼しく感じるようになりました。朝からまたくしゃみが連発。これは、もしかして??カレンダーを見ると、やっぱり。「処暑」でした。季節の変わり目にくしゃみが出るのは子供の頃からで、暦って本当に正確だなあとつくづく感心します。さて、最近ハマっているのが、「三紅湯」です。サンザシの酸味と小棗の甘味で、酸梅湯(スアンメイタン)から薬っぽい味をなくしたような、優しい感じの美味しいお茶です。薬膳では、二紅湯(ア~ホンタン)三紅湯(サンホンタン)、四紅湯(スーホンタン)などいろいろありますが、「紅」を代表するものには、紅棗、紅豆、落花生、クコ、紅糖、サンザシなどがあります。紅は、「血」に関係していて、補血、瘀血、冷え性、腹痛、吹き出物、貧血、不眠、婦人科系疾患などに効果がある物ばかりですので、女性には欠かせません。私は小さめの魔法瓶に熱湯を注いで、持ち歩いていますので、味がどんどん濃厚になってとても美味しいです。お湯を継ぎ足して一日充分飲めます。「三紅茶」ここでは、小棗を使っています。大棗よりも甘味が控えてです。小棗は養心安神、大棗は補気養血作用があります。もしどちらも入手可能であれば、2種類いれてもOKです。棗:脾胃機能調整、精神安定クコ:滋養強壮、眼精疲労、老化防止、肝機能アップサンザシ:活血、消化を助ける、利尿、コレステロール値を下げる特に女性の貧血を予防してくれます。場合によっては、子供と糖尿病の方は毎日は飲まないほうが良いかもしれませんので、ご注意を。この三種類で、酸味と甘味がちょうどよい仕上がりになり、とても美味しい薬膳茶です。ここに、生姜を入れても、スパイシーで美味しいですが、秋口は乾燥しやすいので、生姜は摂りすぎないほうがいいです。棗が甘すぎる場合は、竜眼に変えると少しすっきりした甘味になります。竜眼は、心血を補ってくれるので、これも今の時期積極的に取り入れたい漢方の一つです。さらに、陳皮、竜眼、西洋人参、銀耳などを加えると、八宝茶のようになり、見た目も華やかで、食前のスープ感覚でいただくこともできます。棗と言えば、こちらは大棗です。大棗と胡桃は、健脾健脳、美肌効果で老化防止にも効くという最強の組み合わせです。そこに、レーズンが加わりさらにパワーアップ。鉄分、ミネラルを補給してくれるので、貧血防止、小腹が空いた時の間食にもちょうどよいボリュームです。どちらも、9月お茶会でご紹介します。
2017年08月23日
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お灸って、本当にやればやるほど効果が実感できます。やり方はさまざまですが、私は艾条を使って、直接肌に乗せないタイプが一番合っているみたい。身体のツボを温めて治療するという自然療法は石器時代かららしいです。もともとは寒症の治療に使われていましたが、治療範囲はかなり広いです。今までいろんなタイプのお灸(艾絨、直接灸、関節灸など)を試してきましたが、お灸の跡が残ると痛いし、なんとなく気になるので、最終的に、肌に近づけて熱くなったらまた離してという方法か、もしくはお灸立てを使って固定するタイプで、約1時間かけてじっくりと温めるというのが一番気持ちいいし、気が経絡を流れるのを感じることができます。最初は、気の滞りなどがあって反応はいまいちでしたが、慣れていくと身体がすぐに反応して熱い物が体の中を駆け抜ける感覚が出てきます。按摩やカッサも行いますが、自分も動かないといけないし、せっせと労働しているという感じであまりくつろぐことはできません。でも、お灸の場合、火をつけてセットすれば、あとはごろんと横になって心地よい熱を感じるだけ。胃腸はすぐに音を立てて動き出すし、足の裏の湧泉穴が熱くなったり、場所によっては冷たくなったりして、身体の細胞が勝手に動いてくれている感じです。「三伏の期間はお灸」というキャッチで中国ではお灸が飛ぶように売れます。7月12日の初伏から8月20日の末伏までが三伏の期間でした。ちなみに、この木の箱は同仁堂で購入しました。背中の兪穴や大椎に置いてもかなり安定感があるので、安心して眠ることができます。(注:慣れていない方や眠っているときによく動く方は、必ず人がいるときにお灸をしましょう。)私も今年は真剣にやってみよう~ということで、三伏からずっとお灸を続けてみたところ、実際に体調がよくなり、入眠もよくなることが判明。寝る前にお灸をした日は睡眠も深くて、朝までぐっすり。この間、友人にしてあげたら、とっても気持ちいいって喜んでくれました。お薦めです!
2017年08月21日
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「是薬三分毒」という言葉があります。生薬にしろ、薬には多少なり毒が含まれるので、長期的に服用するものではないという教え。「毒薬攻邪」は「毒を以て毒を制す」ということなので、いつまでも「薬」を飲み続けることはできません。一方で、「食用」の場合、「気」は偏りが少ない平穏な気なので、元気を補うことができ、毎日食べて健康を保つことができます。なので、食養生という言葉があります。脾胃は、「後天之本」と呼ばれ、主に飲食、情緒、気候などがかかわってきますので、薬で治すというよりは、毎日の食養生がより重要です。暴飲暴食、不摂生な食生活が続いたら、胃腸を休める期間を設ける必要がありますね。脾胃は、治療したらそれで終わりではなく、日々の養生がより大切であるというのが、「三分治七分養」の意味です。体内の「寒湿」を取り除くには夏の季節が最も適しているので、冬に備えて脾胃の調整をすべくいろいろ薬膳や漢方、舌診などの勉強を開始しました。黄小米、トウモロコシ、松の実、キヌア、クコの南瓜蒸し黄色は脾胃に入る。 粟は脾胃を補う救世主です。主に気を補うので、粟のお粥は産後や病後の療養によく使われます。ほとんどの中国人は、脾胃の調整と言えば、大体「小米粥」を食べるように勧めます。放し飼いの雌鶏を一羽。あ~、目がこっち見てるし…。なんまんだ~なんまんだ~。いろいろなスープを毎日作っています。普段はほとんど肉は食べませんが、気血が不足しているときは、肉系が必要に感じることがあります。また、薬膳としての効果を出すために、動物性も欠かせない薬材のひとつなので、特に身体が弱っている時には、動物の力に頼りたいです。蓮の実もほくほくして、最後に生のユリ根を入れるとシャリシャリほくほくな食感がたまりません。土鍋でじっくり煮込むスープは本当に美味しいです。脾胃の気を補うには、食材の組み合わせは重要です。胃にあまり負担のないものにしなければならないですし。山芋と鶏肉(温性)は脾胃を温めて養うので、胃に冷え(痛み)がある場合に効きます。また、山芋と豚肉(涼性)は滋陰養胃効果があります。ちなみに、烏骨鶏(温性)は補血益陰効果がありますので、婦人科系疾患に効きます。また、マコモダケ(茭白)や莴笋と組み合わせると、母乳の出を良くします。ユリ根、蓮の実、蓮根の組み合わせは免疫力アップ虫草花は、肺、腎を補い、肝を養う。(なんとなくあいまいな効能説明だけど)猴头菇ヤマブシダケ消化を助け、神経衰弱、消化不良、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌の治療、抗癌作用があることで注目されています。苦みがあるので、紹興酒を入れることが多いです。こちらは肉は入っていませんが、蓮根やとうもろこし、山芋からも良い出汁がでるので胃に優しいスープができます。これは、金元の李東垣の「脾胃論」です。脾胃を重視し、「脾胃を内傷すると百病が生じる」ことを主張。「黄帝内经」『素問』と『霊枢』の各篇から条文を引用して解説を加え、「脾胃を養う為」には「食養生」が大事であると書かれています。治療には 脾胃を温補する方法を用います。「黄帝内经」には、五谷為養,五果為助,五畜為益,五菜為充とあります。意味は、五穀、谷物(主食)は私達の命を養ってくれるもので、果物、野菜、肉類などは主食の補助的な食材に過ぎないという。中でも、小米は最も栄養価が高く、間違いなく東洋のスーパーフードなのです。気候によって、乾燥や湿度、寒暖の影響を受けやすいので、野菜は穀物が体内に停滞するのを防ぐために必要であり、果物は潤いを持たせる役割があります。家畜類は、精血を益する作用があり、成長や発育に関係します。子供が肉類を食べ過ぎると発育が早まり、元気な成人が食べ過ぎると老化が早まります。なので、気血の弱っている高齢者や病後の回復時にスープやエキスにして植物だけでは補いきれない栄養を摂るためのものです。肉類は消化に時間がかかるので、脾胃の弱い方は肉類の取り方には注意が必要です。東洋人にとって、肉の量はどのくらいがベストか。肉:その他穀物野菜=1:5だそうです。これは、歯の構成比率から割り出されています。4年ぶりの漢方薬。毎日丁寧に煎じて、朝晩飲んでいます。漢方を煎じるのってなんだか楽しい。
2017年08月19日
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太極拳も太極剣も、流派によって特徴があります。私は体格や性格的に武当派があっているので、毎日の武当剣の稽古は大変ですが、意外と楽しんでいます。難易度が高いと言われる武当剣の特徴といえば、陳式や楊式の剣に比べると、攻防技が多い、常に方向が変わるので、初めて武当派を学ぶ方には慣れないことが多いです。私よりももっと早く剣を習われている方は、基本功ができているので、楽勝だと思っていた方も、武当派の不慣れな動きに違和感を感じているようでした。実際難しいのですが、決まるとカッコいいです。私は主に武当派の太極拳、扇子、八卦掌を稽古しているので、みんなよりも少しだけ有利かもしれません。剣も意外とすんなりと吸収することができています。特に、今年5月の重慶での師爺からの厳しい指導による修行が大いに役に立っていますね。剣はどれも同じだと言う人もいますが、持ち方一つとっても全く異なるということに目から鱗です。やはり奥深い…。そして、刀とも違う体捌きと剣の刃に気を通す難しさなども面白さの一つ。中国にいるからには、剣の身法をよくよく学んで帰りたいと思います。雨上がりの朝さきほどまで、雨が降っていたので稽古はできないと思っていましたが、まさか晴れてくるとは…。それにしても、中国人のこの外に向けて広がる気のパワーは日本人にはないものですね。私は日本にいればしっくりきますが、ここ中国だと自分の小ささに気づかされます。
2017年08月19日
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8月8日から北京の各地域では、健身運動キャンペーンのイベントが毎日のように行われています。8月14日は、八卦掌研究会の若者たちの初めての団体演武が朝暘公園内で行われるということで、師父と一緒に、師兄弟たちの応援に行ってきました。そう、応援に。今回は私は演武しなくてもいいのです。(わーい)八卦掌研究会会長と副会長曰く「今まで個人や対練の演武はあっても、団体演武は初めてなので、協会としても人を集めるのが大変。しかも、流派も違えば、レベルもさまざま。みんながそろって練習する時間をとるだけでも大変だった。」とあって、練習はかなり難航したようです。これを聞いて、師父の目がきらきら。「私に任せない!!うちのチームにはこんなにも人材がそろっているんだから。」し、師父~。「そうこなくっちゃ。次回からの団体演武は是非あなた達にやってもらいたいと思っていたんだ。」と、副会長。こういうのは若い子たちにお願いしてほしいなあ。しかし、まあ、団体なら緊張もしないし、なんとかなりそうかな。11名の師兄弟たちが舞台で4分半の演武を披露しました。程派と尹派の両派の特徴を生かした八卦掌の演武でした。わかる人にはわかるけど、素人が見ると、くるくる回っているだけに見えるかもしれません。他には、ダンス、合唱、ちびっこの京劇、変面、詩の朗読、歌手が参加されていましたが、やはり年齢層は高いと感じました。地域のこういった参加型イベントって実はとても大切だと感じます。日本でも地域別イベントはあるとは思いますが(私はあまり参加したことがないですが)、老若男女問わずみんなが楽しめる場がもっと増えれば、交流やふれあいの中から、絆が深まり、地域の活性化にもつながります。私も機会があれば、是非積極的に参加したいと思います。実際に私はイベントが苦手なタイプなのですが、実際に声をかけてもらって、参加させてもらうということには人間関係以外に自分の成長においても大変意義のあることだと思っています。周囲が自分を知ってくれ、声をかけてくれるようになるというのは海外においては誠に有難いことなのです。感謝感謝です。さて、今回の団体演武を見た師父の感想ですが、「つまらない。実につまらないわ。私だったらもっと上手に演出するわよ。褒められたものじゃないわ。」なんとも歯に衣着せぬ厳しいお言葉ですわ。やる気満々ですね。師父。いやあ、観客席で眺めるだけって実に気分がいいです。自分が演武しないとなると、こんなにも気楽なんですね~。みよ、この余裕のどや顔。(会長と副会長同席。師父撮影)
2017年08月14日
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体の動かし方の難しさ。自分ではできてる、正しいと思っていても、ほとんどの場合、正しくないことが多い。脳は騙すことの天才である。「太極拳は膝を痛めるからよくない」と言われますが、それは太極拳が悪いのではなくて、正しい動きができていないからです。ヨガも然り。正しく動かなければ、筋を痛めたり、関節を痛めたりします。多くのインストラクターは人工関節手術を受けています。太極拳だろうが、ヨガだろうが、何もしていない人であろうが、正しくない姿勢や動作を続けていると必ず故障が出てきます。緊張と弛緩のバランス。陰と陽のバランス。虚と実のバランス。バランスがきちんと取れていれば、怪我をしないばかりか、健康維持、治療作用などの効果があるのですから、決して軽視できないところです。最も普及している簡化24式太極拳は、楊式なので、ゆるやかでのびのびと動くことができ、初心者には学びやすい套路です。しかし、実際に正しく24式を打つためには、多くの基本功をしっかりと身につけていかなければなりません。基本功も身についていないにもかかわらず、「24式は簡単すぎるからもっと難しい套路を学びたい」と欲を出して、あれこれ学んだ結果、どの套路も正しく打てないばかりか、いつしか体に故障も出てくるということにもなりかねません。さて、彼は24式を打ってみましたが、どこが問題だったのでしょうか。弓歩(ごんぶー)の形前足に重心が行ってしまい、後ろの足が浮いて虚の状態になっていました。そうすると、膝はつま先を超えて出てしまい、膝を痛めることになります。後ろ足が「虚」の状態だと、軽く引っ張るだけで崩れてしまいます。(上写真)人を打つためには、後ろ足は「実」でなければなりません。(下)基本功。特に弓歩、馬歩は基本中の基本。これが決まっていなければ、太極拳とは言えないのです。
2017年08月14日
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こんな天気って…。地球は完全に自己治癒段階に入っている気がする。熱くなれば冷まそうとし、冷たくなりすぎたら温めて…。日本も中国も、ただただ雨の多い夏です。今年の中国の各地で起こっている異常気象(砂漠に豪雨とか)はもはや予測不可能。。。世界中でもでしょうけど。予測不可能と言えば、北京の天気予報はまさに「当たるも八卦当たらぬも八卦」状態です。「北京」と一括りにしても、その範囲は日本の四国ほどの広範囲にあたるわけで、「北京のどこか」で雨が降る可能性があれば、予報は「雨ふるよ」になってしまいます。確かに、北京南部とか北京西部とか言われたりしますが、この夏の予報ではほぼ毎日のように「雨か曇り」マークです。週末は、公園がもっともにぎわう時。稽古も活気があります。しかし、朝から嫌~な天気。どんよりしていて今にも雨が降りそうな予感。(ちなみに、私達の会では、雨が降りそうでも、小雨が降っていても、稽古は中止にはなりません。)案の定、公園に来たとたん、雨が降り始めました。まだ準備運動もできていないのに…。小雨のうちは、木の下で剣の練習をするも、雨は止むどころかどんどん強くなってきました。少しの雨なら我慢して稽古しますが、ここまで来るともうお手上げです。まだ来て30分ほどですが、そそくさと剣を片付ける私…。だって、錆びたりしたらやだもん。とっとと公園を後にした若者たち(自分も若者扱い)をあとに、こんな天気でも師父と数名のリタイア組は残って、雨宿りをしながら、体操をしたという写真と動画がSNSで送られてきました。なに、この罪悪感…。
2017年08月13日
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またやられました…。師父からの電話の「今は北京にいる?」の恐怖の一言から始まり、「8月8日は時間ある?」といういつものパターンで、内容の説明もなく、断る理由が見つからないうちに、「イベントで太極扇の人数が足りないから、北京にいるなら明日の合同練習に来なさい。」とまあ、もごもごしているうちに参加が決定…。正直言いますと、私にとっての団体演武の参加は、武術の向上、健康作用においては全くメリットがないばかりか、気の使いすぎ、ストレス以外何ものでもありません。と言いたいところですが、やはり人間関係も大事ですし、過去2か月間で2回行事への参加を拒否したこともあり、少々後ろめたい気持ちもあったりして…。(こういうところ、繊細です)それにしても、中国の太極拳愛好家達(ほとんど中高年)はほぼ毎月のようにイベント行事に参加しており、いつでもオファーが来るように日頃から練習を重ねているので、上達もしているのだと思いたいところですが…。何が疲れるかって?練習は全く苦にはならないのですが、なにせ中国人おばさんパワーの衝突を見るのが疲れます。とにかく大声で無駄話(「廃話」と言う)が多い、人の話を聞かず、すぐに話の腰を折る、声が大きくて怒鳴り声になる、すぐ喧嘩する、でもすぐ仲良くなる…の繰り返しです。永遠に一致団結できないな…。(おじさん達はほぼ無口。)これだけ言いたい放題怒鳴り合って、喧嘩しても、全く気に留めないところが中国人の懐の広いところだと妙に感心してしまいます。彼女たちにとって、このような行事への参加が元気の源、健康の秘訣なのであれば、大いに奨励されるべきでしょうね。なんでも、最大の目標は「2018年春節のCCTV正月番組への出場権利を勝ち取ること」らしく、それまでのイベント参加はそのためのリハーサルのようなものだそうです。大いに結構。20名+師父がコーチとして参加することになりました。「一体どんなイベントなの?」と聞いても、誰も知らない…。わかる情報は、場所(世貿天階)と時間(8時半集合)のみ。4分半の演武なので、そんなに時間はかからないだろうと想像していました。当日8時半に世貿天階というショッピングモールの中にある体育館に入ると、リーダーの宋先生から「今日の予定で~す。バスケットの試合を観戦して、試合が終わったら太極扇を披露するという段取りになっています。なので、11時半には終わると思いますが、それまでに至急帰らないといけないという人は今すぐ申し出てください。あとで言われても知りませんから。」と知らされました。っていうか、いまさら演武のフォームも決まっているのに、11時半までいられない人は今申し出れば帰らせてくれるのか。後で言われても知りませんよって、そもそも前日までに通知することはできないのか…?疑問は募るばかりですが、幸いなことにこの日は午前中皆さん時間は空いていたようで無事にみんなで演武を披露することができました。めでたしめでたし8日の夕方のニュースで師父のインタビューが放送されたそうです。見てないけど。(って、いつインタビュー受けてたんだ?)8月8日は中国で言う「体育の日」のようです。高齢化が深刻になってきている中国でも体を動かして心身ともに健康になろうというキャンペーンが増えているのは確かですね。バスケの試合の前には、中高年のジャスダンス(?)が披露されました。私達の太極扇は写真を撮る人がいなかったのでありませんが、最後の記念写真だけはばっちりです。なんだかんだ言って、バスケの試合観戦がとっても楽しかったです。アマチュアとは言え、動きの早いスポーツは面白いですね。このイベントは北京市朝陽区呼家楼という地区のスポーツ普及活動の一環らしく、バスケのチームは「呼家楼街道隊」VS「呼家楼派出所隊」でした。結果はさすがの公安の勝利。体力勝負ですね。中学の時に習ったバスケの複雑なルールを思い出します。3秒ルール、5秒ルール、トラベリング…、ファウルやシリンダーや試験の時覚えることが多すぎて大変でした。バレー部だったにもかかわらず、バレーは全然好きに離れず、バスケやハンドボールは結構得意だったなあとしみじみ。それにしても、レフリーの動きが頼もし過ぎて、目が離せない。おばちゃんたちも「レフリーのジェスチャーかっこいい」ときゃっきゃしていました。(かわいい)ぴったりとしたレフリースラックスも足が長く見えて、すらっと高い背丈にも魅了されます。太極拳のゆったりとした動きとは対極の走り続けるハードなスポーツもたまにはいいな~。表演のことはそっちのけで、観戦を楽しんだ一日でした。
2017年08月08日
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立秋らしい風と高い空の下、武当太乙剣の稽古が始まりました。前日からくしゃみが始まり、今日もくしゃみが連発…。気付けば、「あっ、今日は立秋かあ…」ということで、身体は一足さきに秋の到来を感じているようです。雨の多い蒸し暑い夏でも、過ぎ去ろうとしていると思うと、なんとなく寂しく感じます。さて、太極剣ですが、陳式ではなく、武当派の剣です。剣の中では最も好きです。全員色の異なるユニフォームです。赤色は師父。20代から60代までが一緒に学んでいます。太極拳はこれだからいいですよね。老若男女が交流できるので、話題も豊富で楽しいです。陰陽と老少の気が混ざり合って、お互いによい影響を与えてくれますね。昨日までの湿度はどこへやら。今日は乾燥したお天気で、とても過ごしやすいです。公園の中も日向ぼっこをしている人がちらほら。
2017年08月07日
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8月6日、国家級非物質文化遺産である八卦掌を代表するの伝承人の一人である孫志君先師の法要のため、お位牌がある公共墓地である福安園に出席してまいりました。墓地は、北京から1時間半ほど北へ向かった郊外の延慶区の大楡樹鎮小泥河村という農村にあります。8月6日は、同時に広島原爆投下から72年の追悼の日でもあるため、私の中では大変深い意味を持つ日です。北京は雲一つない快晴に恵まれました。私にとっては師爺(師父の師父)にあたりますが、生前ご高齢で体調を壊していたこともあり、一緒に稽古をすることはできませんでしたが、師父が何度か会う機会を作ってくださり、師爺から貴重な話を伺うことができたことは、本当に光栄であり、感謝の気持ちでいっぱいです。武術家としての精神、武徳を受け継ぎ、伝統を守り続けるよう、今後も精進していきたいと思います。
2017年08月06日
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私がここ数年気に入って、注文させてもらっている雲南省のお茶です。南糯山単欉生プーアル2017年南糯山古樹滇紅2017年老班章熟プーアル南糯山野生熟プーアル2016年農薬、化学肥料を一切使わず、汚染されていない土壌と環境にある茶樹。あるディベロッパーがこの場所に目を付け、買い取って農薬や化学肥料をふんだんに使ったお茶づくりをする計画があると知った友人は、居てもたってもいられなくなったそうです。また、茶農家は、多くなり過ぎた古樹の茶樹を伐って捨てようとしていたので、阻止すべく地元の村人たちに農薬と化学肥料を使用しないメリットについて説得し、ついにはその土地を購入するに至ったのでした。南糯山の未開地の野生茶に魅せられて、なんとかこの生態を守らなければならないという想いが強かったのでしょう。北京の家を売り、資金調達に明け暮れ、なんとか50年の契約することに成功しました。海抜は1850m、抜瑪河の上流に位置する。植樹史はないが、植物の種類は豊富でなんでもある。花や果実などなど、とても豊かな場所です。今回は7名の参加者。今年の新茶の出来を品評中。現地写真。スコール(左上)茶摘みする、ハニ族の茶摘み(右上)鍋で茶を炒っている様子。(下)今回は古樹と野生の2種類の茶を仕入れることにします。プーアル生茶と熟茶、古樹滇紅すべて完全な手作りで、品質管理もしっかりしているので、安心です。9月のお茶会でご紹介したいと思います。特に、単欉プーアル茶は最高です。飲むと、身体がすぐに反応してデトックスが始まりました。便秘が治りますよ
2017年08月05日
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中国茶の茶芸師は、ただ単に、お点前を覚えて、美しい所作でお茶を淹れるだけではありません。まずは、お客様の嗜好や体調、その場の環境と条件に見合った茶と茶器を選ぶことから始まります。しかし、時として不慣れな環境で、用意された茶と茶器を淹れなければならないこともあります。そんな時でも、その茶の最高のパフォーマンスを引き出すこと(長所を生かし、短所を抑える技術)ができるように淹れることが求められます。そのためには、茶と水と茶器に対しての深い知識が必要です。もちろん、おもてなしの心も忘れずに…。こう考えると、茶芸師って奥深いし、そう簡単なことではありませんね。所作がどんなに美しくても、お茶が美味しくなければ、すべては台無し…という厳しい評価が下されるのですから。自分の好きなお茶だけ飲んでいれば、それなりに美味しく淹れることはできるようになりますが、茶芸師ともなれば、そういうわけにはいきませんよね。苦手なお茶も美味しく淹れられるようにならなければならないわけです。厳しいな…。こんな大変な茶芸師ですが、果敢にも茶芸師の資格コースに申し込む日本人は少なくありません。みんな、すごいね。何はともあれ、お茶を美味しく淹れられるに越したことはありません。ご家庭でも喜ばれますから。さて、本日は「単欉プーアル生茶」です。雲南省南糯山の荒山の一角を買い取った友人が作っているプーアル茶です。一株の茶樹から摘採した茶葉のみで作っているので、量がそれほどありません。700gしか残ってないと言われたので、500g購入しましたが…。その馨しい香と言ったら、柔らかいシルクのベールに包まれているような、優しくて暖かくて、体の力が抜けていってとろけそうです。飲むたびごとに心が癒されてきます。今年の新茶なので、まだまだ熟成するのを待つ方がよいのですが、あまりの美味しさに自制することができません。来年までもつかな…。雲南勐海茶区1850m帊沙の野生の古樹から作られたプーアル茶茶師がすべて手作業で製茶しています。何世紀にもわたり竹林と野生の森林のなかで成長した茶樹は、特殊な地理的環境と大地の恵みである栄養素をしっかりと蓄えており、独特な味と香りを作り出します。茶友は自然と増えていきます。以前も紹介した四恵茶城の中にあるお茶屋さん。ちょうどプーアル茶の新茶飲み比べをご一緒させてもらいました。球状のプーアル生茶と小青柑2種。見た目だけではどれも同じように見える小青柑ですが、飲むとその違いは歴然。
2017年08月04日
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昨年から何かと話題のシェアバイク。不確実な統計によると、モバイクとofoを筆頭に約50社が参入しているらしく、北京だけでも1500万台投入されている。50日に三社が倒産しているという。使う人にとっては便利なツール、使わない人にとっては迷惑極まりない邪魔な存在ですが、このシェアバイク、一体この先どうなるのでしょうか。現在の信頼できないデータによると、今のところ各社利益は全くないとのこと。投資額が巨額すぎて、元が取れず、主な収入源は、投資と広告収益のようです。(まあ、長い目で見なきゃね…)アプリをダウンロードしたユーザーの利用ルートや具体的な位置データを収集して、周辺の商業施設の広告を売りにしている。もともとユーザーで儲けようとしているのではなく、投資やレストラン、娯楽施設、さまざまなサービス業が巨大な市場という仕組みなのか?乗り捨てできることが魅力というが、その回収のための人件費も問題だし、何といってもマナーの問題が一番大きい。今年から日本でもサービスが開始されますが、日本ではきっとよい方法で展開されることでしょう。(と願う)駐輪場にきちんと戻してくれるのであれば、きっとその土地に不慣れな観光客や通勤ラッシュの解消にもつながるのかも。と言いたいですが、北京では通勤ラッシュの地下鉄の混雑には全く貢献できていないらしく、逆に短距離のタクシー利用客が減ったことでタクシーの運転手が嘆いているのを聞いたことがある。でも、日本でサービスが始まったら、例えば、交通の便が悪い地域で移動に自転車が必要とか観光で自転車が良い場合に使えたらいいなとは思うのですが、現実問題使うかどうかわかりませんね。駐輪場まで乗っていかないといけないわけですし…。(本当にそんなスペース作れるのかな。土地の高い日本で)今年になって自転車が大好きになったので、日本では折り畳み式自転車を購入したばかり。あまり乗る機会はありませんが、実家に帰ると自転車に乗るのが楽しみなくらいです。北京は空気が悪いので自転車には乗りませんが、今年5月頃北京で2度シェアバイクに乗ったことがあります(ユーザーの友人が使わせてくれた)。乗ること自体は楽しいのですが、乗り心地が悪くて、痛かったり、椅子の位置を設定してから乗ったにもかかわらず、しばらくするとどんどん低くなっていき、ロックが効かず、左右にぐらぐら動いて大変乗りづらかったという経験があるので、それ以来乗っていません。最近では、自転車のあまりの多さに迷惑に感じることの方が多いです。ここに駐車した車はすでに自転車で囲まれています。っていうか、これらの車も違法駐車なんですけどね…。二車線しかない狭い道路が一車線になっています…。とはいえ、中国のことですから、きっとよい解決方法を見つけて、強制的にでも良い方向へもっていくはずです。
2017年08月04日
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生の蓮の実です。蓮は、捨てるところのない食物なので、本当に重宝します。生の蓮の実って、そのまま食べると渋いイメージですよね。未熟の生の蓮の実の外の緑の硬い殻を取って、中の白い実を食べると、甘味のある瑞々しい味です。結構美味しいです。熟すと硬くなってしまいます。中に緑色のきれいな芯がありますが、苦いのが苦手な方はこれを取って食べてください。10個ほど食べると、お通じがよくなりました。全部は食べきれないので、雑穀と一緒に炊いたり、スープに入れたりします。乾燥の蓮の実は年中売られていますが、生の蓮が市場で売られるのは今の時期だけなので、旬の物を楽しんでいます。蓮の花は見るだけでも癒されますが、活血止血、去湿消風、清心涼血、解熱解毒作用があり、漢方ではよく使われます。脾陽を高め、湿をとり、熱を冷ましてくれます。蓮の花や蓮の葉は料理にもよく使われます。北京では蓮葉粥や蓮葉茶が有名で、ダイエットや湿痰をとる作用があります。どこでも「かぁ~、っぺっ!」と痰を吐く中国人を見かけたら、「やあ、君は体内に湿痰が溜まっているみたいだから、蓮葉茶を飲んだらいいよ。」と是非薦めてあげましょう。蓮葉は、コレステロール値を下げる作用があり、ダイエットにも効果的なので、夏場に大きな(目障りな)お腹をTシャツから出している太った男性を見かけたら是非薦めてあげましょう。蓮の芯(芽)は、心火をとってくれる効果があります。心的ストレスの多い現代人は、ストレスで火がかぁ~っと頭に上って来やすいので、中国語では「上火(しゃんふぉ」と呼ばれますが、中医では「上火」という語彙はなくて、「肝火」とか「心火」と分けて使われます。もし「心火」が強過ぎた場合、舌の先端が赤くなります。また、尿が濃くなったり、痛みを伴うこともあります。そんな症状がでたら、蓮の芯を入れたお茶を飲むのが効果的です。蓮の実は、清心養心、益腎、補脾、渋腸作用があります。中国のお菓子には、日本でお馴染みの小豆餡の他、棗餡、蓮餡もよく使われます。日本で白餡と言えば、隠元豆の餡子ですが、中国では緑豆餡と蓮餡が多く、暑い夏には小豆よりも白餡のほうが熱を冷ます作用があるので、季節や体調に合ったお菓子を選ぶのも伝統菓子の知恵だと言えます。色あいや形ばかりにこだわるのではなく、見えない餡に一工夫するところが謙虚なこだわりでおつだなあと感じます。
2017年08月03日
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