星とカワセミ好きのブログ

2025.03.16
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カテゴリ: カナダ/Canada
1978年1月に、「カナダからの手紙」を平尾昌晃さん、畑中葉子さんが歌われ、ブームになりました。

「カナダからの手紙 作詞:橋本淳、作曲:平尾昌晃、編曲:盛岡賢一郎、歌:平尾昌晃、畑中葉子」

歌詞とメロディが覚えやすく、みんなで歌っていました。
「息が止まるようなくちづけを どうぞ私に投げてください
ラブ・レター・フロム・カナダ あなたのいないひとり旅です」

私は「昭和歌謡1945~1989 歌謡曲黄金期のラブソングと日本人/平尾昌晃/廣済堂新書/廣済堂」を持っています。p216~218で、「カナダからの手紙」について平尾昌晃さんが書かれているので紹介します。
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カナダからの手紙 昭和53年(1978年)橋本淳作詞、平尾昌晃作曲、森岡賢一郎編曲
平尾昌晃・畑中葉子 歌(ビクター)



ただ、残念なことに、デュエット曲と言うと、どうしても恋人同士の歌と思われてしまう。だから、好きでもない人とのデュエットはとてもできないという声が多い。
そんななか、いま、上司と部下、同僚同士、先生と生徒といった特に恋人同士でなくても、この歌をデュエットで歌ってくれるのは、僕としてはとてもうれしい。
もともと、この歌は編曲家協会主催の「空の音楽祭」に僕が頼まれて、出品した作品で、グランプリを獲得した曲だった。
「空の音楽祭」だから、外国旅行をメインテーマにし、若い人に「どこに行きたいか」とアンケートをとったら、断トツでカナダが1位だったことから、橋本淳さんが「カナダからの手紙」とタイトルをつけ、詞を書いてくれた。
僕にとっては、久しぶりのリズミカルな曲が完成した。
その時、幹事役の服部克久さんに「マーちゃん、自分で歌ってよ」と言われたが、いまさらという気がして躊躇していたら「デュエットならどう?」と言われ、しぶしぶ承諾した。
そこで、ビクターと第一プロの立ち合いで、僕のミュージックスクールの女生徒6人を選び、テストをした。白羽の矢が立ったのは、東京校出身の畑中葉子ちゃんだった。
そして、僕と彼女のデュエット曲が発売になり、最終的に70万枚の大ヒットになった。
この曲で、いわゆるデュエットの流れが変わり、恋人同士でなくても気軽に歌えるようになったのがうれしかった。
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「ザ・ベストテン/山田修爾/新潮文庫/新潮社」p271~362には「巻末付録・『ザ・ベストテン』全603回 ベストテンランキング一覧」があり、「カナダからの手紙」はザ・ベストテン第6回(1978年2月23日)から第16回(1978年5月4日)までランキングに入っていました。



カナダというと、まずは「カナダからの手紙」を思い浮かべます。


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↓「カナダからの手紙 作詞:橋本淳、作曲:平尾昌晃、編曲:盛岡賢一郎、歌:平尾昌晃、畑中葉子」
1978年1月発売。



↓「昭和歌謡1945~1989 歌謡曲黄金期のラブソングと日本人/平尾昌晃/廣済堂新書/廣済堂」










「ザ・ベストテン/山田修爾/新潮文庫/新潮社」



p271~362「巻末付録・『ザ・ベストテン』全603回 ベストテンランキング一覧」



↓p272 第6回 1978年2月23日 「カナダからの手紙」





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最終更新日  2025.03.29 22:38:33
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