全2件 (2件中 1-2件目)
1
![]()
藤子・F・不二雄先生のSF短編『未来ドロボウ』実写版が10/18にTV放送されました。正直いうと、あまり期待せずに見ていたのですが・・・必要以上にアレンジもなく変な誇張もなくF先生の原作を損ねることなくマンガの持ち味を上手く引き出してくれました。しかも、番組オリジナルのアレンジも全ていい形でまとまってました。素晴らしかったです。ドラマ『未来ドロボウ』はフジテレビの「世にも奇妙な物語」の中で3番目の短編として登場したのですが1番目と2番目が、暗く不気味なオチだったので原作では温かいラストの『未来ドロボウ』も「もしかしたら、ダークな結末に変わってしまうのでは」という強い不安を抱きながら見ていました。そんなことがあり、余計感動的でした。ラストは原作のマンガと同じでした。う~ん、これは素晴らしい!!「未来ドロボウ」神木隆之介主演・藤子・F・不二雄原作が感動すると話題に・・・↑このようなタイトルのサイトを発見しました。絶賛の声が届いています。>(;∀;) イイハナシダナー >さすが藤子不二雄先生 >いい話すぎるやろ >世に奇妙最高傑作だわ。全部、藤子Fの力 >これは素直にいいね他にも↓以下のタイトルで、紹介されているサイトもありました。世にも奇妙な物語の未来ドロボウが藤子F不二雄原作でめちゃいい話だった↑上の言葉で検索するとたどり着けます。記事を抜粋して紹介したかったのですがコピー禁止とあり、リンクフリーでもなさそうなので検索して、のぞいていただければと思います。こちらも感動の声が集まっています。本当に大反響のようですね~『世にも奇妙な物語』製作陣で藤子F先生のSF短編をいくつか作ってくれたら嬉しいです。(スタッフの方々、どうかよろしくおねがいします)藤子F先生の作品に限らず、マンガの実写化は、やはり厳しいものだと思っています。何でも実写化が上手くいくとは思っていませんが選び方と作り方を間違えなければそれなりに傑作になりうると思います。『未来ドロボウ』のドラマが素晴らしかったおかげで私のブログも、過去5年間で最高アクセス数をいただきました。ありがたいことです。ドラマの放送日の当日(10/18)に6707アクセスあり翌日も3325アクセスがありました。2日で1万アクセスとなりました。ビックリです。それだけ『未来ドロボウ』のドラマが傑作であり注目を集めたということだと思います。前回の日記で「見ていなかった」という方のコメントもありましたので大量アクセス感謝御礼も兼ねまして< 世にも奇妙な物語14秋の特別編『未来ドロボウ』>のレビューを次回、書きたいと思います。いや~ 録画しておいてよかったです。老後まで見たいですね~さて、最近もう1つ感動したことがあります。それは「パーマン」アニメのDVD化です。え、それはこの間発売されたんじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんね。確かに『カラー版』のDVDは発売されていますが実は、白黒テレビ時代にもアニメ放送があったのです。パーマンのアニメは、一番最初の放送はTVが白黒時代だった頃に一度そして、2回目のアニメ化が、私たちの多くが知っているカラー版(2回目)の放送なのです。入手困難、絶版状態などで手に入らない本などを、皆で再販・復刻のリクエストしていく『復刊ドットコム』というサイトがあります。みなさんも名前は聞いたことがあるかと思います。それに似たようなサイトがあり、本以外でDVDなどの、作品のソフト化を募るサイトがありました。それが、どこの何というサイトかは忘れてしまいましたが10年くらい前だったでしょうか・・・私は、そのサイトに、白黒アニメのパーマンの復刻をリクエストしました。遠い日の記憶ですが、私が投票する前にも数人のリクエストがありました。ですが、確か10人前後でした。そのサイトがどれくらい大きく、どれだけ活動しているのかはまったく不明ということもあり、あの頃は、期待も持てず到底、復刻はありえないだろうと思っていました。私は、白黒のパーマン・アニメがアジア諸国で放送されていたことを知りそれらの国々を渡り、何としてでもアニメ映像を全て集め「第1話から最終話まで見たい、そろえたい」と考えたものでした。アメリカ留学時代に知り合った、アジアの友達もいるので彼らにも情報収集を頼み始めてもいました。もちろん、日本語に外国語の字幕であることを期待してのことですが・・・(逆だったらツライですけどね)これも藤子・F・不二雄先生・生誕80周年の流れなのでしょうか。「遠いむかしの遺産」になりかけていた藤子作品ですがここ最近、再び注目を浴びるようになってきました。■モノクロ版TVアニメ『パーマン』DVD BOX 上・下巻 発売または、こちらをクリック→【YouTubeで直接見る】私が、モノクロ初期パーマンにここまで想いを寄せているのには理由があります。カラー版アニメも、とても面白くよく出来ているのですが初期の話以外は、完全にスタッフのオリジナルなのです。それはそれでよくできていて、私は高い評価をしているのですがモノクロ版は、原作に忠実と聞いておりマンガが好きなファンにとっては相当な期待が高まるのです。(といっても私の生まれる前なので全てネットの情報ですが・・・)『アニメアニメ』というサイトで知ったのがきっかけです。【テレビ放送から47年、モノクロ版「パーマン」初ソフト化でPV制作】という記事です。あれから歳月が過ぎ、まさか、こんな日が来るとは思いもよりませんでした。予想外の出来事です。未来に帰ってしまったドラえもんが戻ってきてくれた時の、のび太くんのように嬉しいです。大感動です!!
2014.10.25
コメント(18)

ノーベル物理学賞になんと日本人3名の方が、受賞されましたね。日本人として嬉しく思いますし3人も同時ということに、驚きもありました。それからノーベル平和賞の授賞式とスピーチもありました。受賞したのは史上最年少という弱冠17歳のマララ・ユサフザイさんです。女性そして子供の人権を世に訴えました。授賞式のスピーチには、私は胸が熱くなりました。本当に素晴らしいスピーチでした。マララさんは母国のパキスタンで、過激派集団に襲われ、銃で頭と首を撃たれるという悲惨な事件に遭ってしまいました。パキスタンでは、女性の勉強など教育が全く許されていません。学校に通い、勉強をする、私たちにはごくごく当たり前のことがマララさんの国では許されていませんでした。それに反発する声も行動も、許されていません。女性や子供に人権がないのです。そんな背景があり、隠れながら勉強を続けていたマララさんに対し、襲撃事件が起こってしまったのです。銃で頭と首に2箇所も撃たれたら、まず助かりません。しかし、マララさんは奇跡的に一命を取りとめ後遺症もなく回復しました。そして今では、安全のためイギリスで暮らしています。マララさんは、きっとどんなことがあっても生かされる運命だったのでしょう。この奇跡は偶然ではないように思えます。マララさんは、母国を動かし、世の中の子供たちや女性たちに大いなる希望を与え、世界を動かすことでしょう。いや、もうすでに動かしました。彼女の未来は光り輝いています。その光は彼女一人だけではなく、世界中を輝かせることでしょう。こういったニュースを見ると、私たちも何かをしなければと心を動かされます。以前、国際自然保護連合(IUCN)と世界動物園水族館協会(WAZA)が提唱する『国際カエル年』(2008年)というものを知り両生類が絶滅の危機にあると知ってから、胸が痛み心から両生類を、カエルたちを、なんとかして守りたいと切実に思うようになりました。でも、心で思っているだけではダメだと思い定期的に街中のゴミ拾いを始めました。一番の大きな原因は自然環境の悪化だからです。私一人のゴミ拾いなど、やってもやらなくても両生類の救いにはならないでしょう。他人からは意味がないといわれることでしょう。それでも、やはり「行動」が大事ではないかと思います。行動せずに物事を期待しても何も変わりません。口だけで理想を語るのは、誰にでも出来ることです。「何かやっても、どうせ…」と、行動を避けるのは言い訳です。さて、突然ですが藤子・F・不二雄先生のSF短編『未来ドロボウ』のTV実写化放映が決定し、放送が近づいてきました!!前回の日記でもお伝えしましたがついに、明日 10月18日(土)の夜9時です。実は、すでに2010年9月24日の日記で一度紹介していますが実写化放映記念としてもう一度、別の視点から考察してみたいと思います。< 『未来ドロボウ』 あらすじ>勉強に熱心な中学生の少年。脇目も振らず、夜遅くまで勉強をしていた。彼は人生の成功者を目指していた。■ ところがある日・・・しかし、父の働く工場が倒産をしてしまう。父から、高校進学は諦めるようにいわれる。自分の人生を閉ざされた少年は激怒し家を飛び出してしまう。少年は、近所にある豪邸のそばまで来ていた。裏口のドアが開いており、何気なく入り込んでしまう大きい家に驚き、広々としたプールに圧倒される。そして、家主に会うこととなる。家主は、まさに少年が夢見ていた成功者であった。脳の研究で大成功を収め、大富豪となっていた。少年が高校へも進学が出来ず、未来を絶望していることを語ると高齢者である家主は「羨ましい」という。そこで、家主は脳を取り替えないかと少年に申し出る。脳の交換・・・ つまりは、体の交換だった。少年は全くの冗談だととらえ、承諾するが脳の研究で成功を収めた、まさにその技術で本当に脳の交換が現実に行われてしまった・・・■ 老人の体になってしまった少年は 脳の交換に満足していない■ 体がいうことをきかず まともにいい返すこともできない若さを得た老人(体は少年)と巨万の富を得た少年(体は老人)に訪れる運命とは・・・!?詳しくは以前の日記を見ていただけると嬉しいです。進学が出来ないから・・・物事が自分の思うようにいかないから・・・そんなことで(本人にはたとえ重大なことであっても)未来を決め付けたり、嘆いたりするなんてもったいない。未来とは、そんな幅の狭いものではない。もっともっと、かけがえのないものなのです。F先生は、そんなメッセージを読者に(特に若者に)贈りたかったのではないでしょうか。少年少女たちには、もっと未来を大きく見てほしいと伝え大人には、過去を振り返り若かりし日々の思い出へと誘(いざな)います。本作品は、年を取れば取るほどじんわりと心に染み入りますね~私は、どの短編も数百回は読んでいますが『未来ドロボウ』に関しては、読むたびに、そして時間の経過と共に「少年時代の未来」がどんどん輝きを増してきます。巨万の富を得た老人の言葉が分かるようになってきました。私が小さかった頃、父と母は私が将来、どんな職業に就くのか、とても楽しみにしていたのを覚えています。特に父は、ずっと野球部であり甲子園を夢見ながら出場を果たせなかったこともあり、子供の私には野球選手になってほしかったようです。「ようです」というのは、父の口からは直接聞いたことがなく母から聞いたからです。でも父は、無理強いをすることはありませんでした。父も母も、私を縛り付けることはなく、自由奔放でいてくれました。そのことにはとても感謝しています。私が野球選手への道へ進まなかったことは、父は残念に思っているかもしれませんが、幼かった私の未来は「もしかしたら野球選手になるかもしれない」などと「あらゆる可能性のある未来」を楽しみに感じていたかもしれません。子供を授かった両親などには、自分たちの子供の未来にときめきを与えるものなのかもしれませんね。母に至っては、私が小学生の時は「(幼稚園を卒園した)これからが人生楽しい時よ」といい中学の時は「(小学校を卒業した)これからが人生楽しい時よ」といい高校、大学、社会人となっても変わらずいつも「これからが人生楽しい時よ」といってました(笑)母にとっては、人生ずっと「未来がある限り楽しい」ものなのでしょう。大人になる前には、未来や若さのことなど何も考えることなく時が過ぎてから、そのありがたみを感じるものなのでしょう。さて、物語の続きですが・・・やがて 少年の身体を得た老人が自分の屋敷に帰ってきます。老人(身体は少年)は、元に戻ることを申し出る。若さは「世界中の富を持ってきてもつり合わない」と語る。『未来ドロボウ』の中で私の好きなセリフが出てきます。明るく希望に溢れるまぶしい言葉です。■ 家を飛び出した少年に 老人が語った言葉「未来は、ただそれがあるだけですばらしい」いいセリフですね。SF短編では名セリフが度々出てきますがこのセリフもお気に入りの1つです。放送される「世にも奇妙な物語」の中で、このセリフが聞きたいなあ~それでは、再び放送日のお知らせです。■ 10月18日(土)21時~23時10分詳細は『世にも奇妙な物語’14秋の特別編』(フジテレビ公式サイト)をご覧下さい。約2時間の番組ですが、複数の短編が放送されその1つが『未来ドロボウ』となりますので時間はおそらく20分前後でしょうか。元の原作も短編ですから無理に長編になるよりかは、短い方がいいと思います。実写版の出来はどうなるか分かりませんが、とにかくF先生のスコシフシギなSF短編が取り上げられるというのが嬉しいです
2014.10.17
コメント(8)
全2件 (2件中 1-2件目)
1

![]()
![]()