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藤子・F・不二雄先生の初の絵本や幼いキテレツくん(?)やいつもと違った構成の父子ギャグ漫画などが詰まった大全集「モッコロくん」の紹介です。【 収録作品一覧&掲載誌 】「モッコロくん」 (幼稚園 /小学一年生)「4じげんぼうPポコ」 (幼稚園 /小学一年生)「ぞうくんとりすちゃん」(めばえ)「つくるくん」 (キンダーブック)「パン太くん」 (小学一年生 /小学二年生)「パパは天さい!」 (月刊てづかマガジンれお)それでは、前回の続きです。残りの3作品【ぞうくんとりすちゃん】 【つくるくん】 【パパは天さい!】を紹介します。【 ぞうくんとりすちゃん】絵本として描かれた作品です。実際、絵本としても発売されてます。 『 きりかぶなんだ?』■ あのきりかぶは何だろう?■ ネズミくんのおうちでした「ぞうくんとりすちゃん」は、F先生が亡くなられた後絵本として出版されました。そして今回大全集に収録され、2回目の登場になります。絵本「ぞうくんとりすちゃん」藤子・F・不二雄絵本の方は、F先生と娘さんの写真や長女の匡美(まさみ)さんのあとがきもあります。■ 娘さんに絵本を読むF先生&3人の娘さん■ 長女の匡美さんのあとがき「父の贈り物」上の2つの画像は、絵本版の「ぞうくんとりすちゃん」に収録されているものです。大全集には載っていません。F先生は、毎朝、幼い娘さんたちに本を読んであげていたと書かれています。つまり、絵本の読み聞かせ経験者のF先生が、ご自身で理想的な絵本を作り上げたのがこの「ぞうくんとりすちゃん」ということになります。セリフがないのは、どんなことをいっているのか子供たちに考えさせ、想像力を与えてくれます。■ 絵本では1ページに1コマです小さな子供向けに読むのでしたら単独で発売されている絵本版の方が絵も大きく、広げやすくていいかもしれません。 【 つくるくん】とても器用な、発明家の男の子「つくるくん」のお話です。1話1ページ構成で、オールカラーです。 『 かたをたたくきかい』■ お父さんに肩たたきを頼まれると・・・■ 「かたをたたくきかい」を発明■ ちょっと作り方を間違えちゃった?(笑) 『 パトカー』■ お菓子が減っている■ 犯人は誰だろう■ お菓子を食べたのはお父さんオチが、お父さんネタというのが多いです(笑) 【 パパは天さい!】以前紹介した「きゃぷてんボン」(昨年10/8)を思い出します。もしかしたら、父子のギャグ漫画はF先生のお気に入りだったのかもしれませんね。この大全集の中でも、一番ストーリーが大きいと思います。 『 メモビジョン』■ 発明家のパパは以来を受ける忘れたことを思い出す機械を作ってほしい。■ とにかく物忘れがひどい■ パパは以来を引き受けますおじさんとパパの、2人のおとぼけは笑えます。子どもながら、のぼるくんはしっかり者です。ですが、この後、パパは「メモビジョン」という忘れたことを思い出す機械を、見事、発明します。 『 ダメなパパ』■ 宿題しているのぼるくんは呼ばれます■ メガネが見つからない・・・と思ったら■ またしても呼ばれますたくさん宿題があるのですがのぼるくんは、なかなか集中できません。■ パイプがない・・・と思ったらのぼるくんに怒られてしまいます。パパは、ちょっとドジなところがあります。■ 外出して帰ってきたのぼるくん■ ドアを開けると洪水のように・・・■ 家の中は水浸しに■ 亡くなったお母さんの写真をみつめる のぼるくん■ 宿題が終わらない・・・■ おかしなロボットがやって来た■ 宿題をスラスラ解いてしまった!!クタクタの、のぼるくんはロボットに任せて眠りにつきました。■ 実はロボットの中身はパパだった!!パパはいつも迷惑をかけっぱなしで肩を落とすのぼるくんを、何とか元気付けたいとパパが、ロボットに化けて手助けしたのでした。本当なら「パパが宿題を手伝ってあげよう」と直接行ってもいいところなのですがわざわざ、ロボットの格好をして、のぼるくんに気を使わせないところに、パパの優しさを感じます。「パパは天さい!」が掲載された『月刊てづかマガジンれお』は、わずか5ヶ月(5回)で終わってしまったので、続きが読めませんでした。どうしたんだよ~「てづかマガジン」!!まだまだ続きを読みたかったです。F先生も「神様」の雑誌だけに気合を入れていたと推測できますので、さぞかし廃刊は残念だったことでしょう。短期連載が残念なのですが大全集で初めて読めたので嬉しくもあり・・・複雑ですが、やっぱり単行本化は嬉しいですね
2011.01.29
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ほとんどが未単行本化の作品でレア作品集であると同時に今、なかなか見かけることの少ない児童漫画集ともいえます。■ 大全集 モッコロくん藤子・F・不二雄大全集 モッコロくん/4じげんぼうPポコ/他【 収録作品一覧 】「モッコロくん」「4じげんぼうPポコ」「ぞうくんとりすちゃん」(絵本)「つくるくん」「パン太くん」「パパは天さい!」今日は、半分の3作品【モッコロくん】 【4じげんぼうPポコ】 【パン太くん】を取り上げてみたいと思います。残りの作品は、次の日記へ続きます。 < 「モッコロくん」>およそ120ページで、内100ページがカラーです。藤子マンガで、一番小さい主人公かも知れません。 『 こんにちは モッコロくん』■ 庭に変わった虫が・・・男の子の名前は、ゆうちゃん。 ■ ゆうちゃんは緑色の虫を助けてあげます ■ 部屋を暖めてあげます■ モッコロくんは元気になりました 『 あばれ馬を止めろ』■ ピストルの音に馬が興奮してしまう■ 馬が勢いよく走り出してしまった■ モッコロくんは虫などを大きくすることができますモッコロくんはバッタを大きくして助けに行きます。■ バッタに乗って追いかける■ モッコロくんが馬を止める■ 一安心 『 公園にはなかまがいっぱい』■ 一緒に絵を書いていると・・・■ 友達は上手く描けない■ 機嫌が悪く乱暴をする■ モッコロくんが仕返しをする■ それでも懲りない乱暴な男の子■ モッコロくんはアリを呼ぶ■ 何かがベンチに・・・■ アリが協力してくれました昆虫がモデルになっているモッコロくんは虫と会話ができたり、虫を自由に操ったり「大きく、大きく」(そして「小さく、小さく」)と唱えて物の大きさを変えることを、得意としています。園児を対象にしているので、SF的要素はかなり小さめに抑えています。これも、F先生なりの見えない配慮ですね。 < 4じげんぼうPポコ >ページ数は約100ページです。カラーページは、約半分あります。 『 4じげんから来た友だち』■ たけしくんが一人でお留守番していると・・・■ 不思議な生き物がやって来た名前は「ピーポコ」というらしい。 『 ぼく、Pポコ』■ たけしくんの後をつけるPポコ■ Pポコはたけしくんに変身変身するのが、Pポコの特技です。■ Pポコにゾウの変身を頼む■ 本物のように大きくなる 『 大きな雪だるま』■ 空き地でPポコと一緒に雪ダルマを作る■ 小さすぎる雪ダルマは笑われてしまう■ Pポコが雪ダルマに変身■ みんなから注目される雪ダルマにPポコのSF的要素は、変身のみです。これも、小さい子供たちの想像力でもきちんと追いつけるように、構成されていますね。 < パン太くん > パンダを擬人化した可愛らしいマンガです。収録は全4作品と短いです。一部、二色刷りページがあります。 『 風のひみつ』■ 凧がやぶれてしまった説明はありませんが、おそらく、凧を持っているのがパン太くんの妹のようです。■ パン太くんが直してくれます■ お友達も登場です猿、犬、タヌキ、猫などを擬人化したキャラがお友達として登場します。 『 じしゃくのひみつ』■ 絵の担当は しのだひでおさんですしのださんは、「新・キテレツ大百科」や「ドラえもんの発明教室」などの作者でもあります。 『 かげのひみつ』■ 絵の担当は 永田竹丸さんです藤子A先生の「まんが道」を読んだ方は永田さんの名前はご存知かもしれませんね。手塚治虫先生や藤子先生たちが住んでいたトキワ荘のメンバーなのです。児童向け作品が中心なので大人の読者が読みたくなるような感じではありませんが、今減りつつある児童漫画が21世紀に、こうして登場し、残ってくれることはとても貴重なことだと思っています。小さな子どもたちが、一番最初に触れるマンガとしてうってつけかもしれません
2011.01.27
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ドロンパことアメリカのオバケが登場したのはオバQの連載が始まって約2年のことです。大全集の4巻で、初登場します。■ 表紙にもドロンパ登場です藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎 4巻 < 大全集「オバケのQ太郎」4巻より > 『 身の上相談』■ 23姉妹の一番末っ子の女の子名前は「イイ子」ちゃん(笑)本人は、気に入ってないようです。■ お古の服でいつもボロボロ着るものすべてがお古で、ちょっとかわいそうです。でも、Qちゃんの解決策はむちゃくちゃです・・・ 『 ひとりぼっちのドロンパ』■ ドロンパの初登場■ ちょっと態度の大きいオバケ■ 一人暮らしの神成さんの所に居候ドロンパは、ちょっとひねくれ者です。ケンカになることもしばしば・・・ 『 もしもぼくが○○だったら』■ 妄想癖がついてしまったQちゃん■ 今度は盲目の仕事人「座頭市」になりきる■ なんとイヤミまで(笑)Qちゃんと同じく、当時大流行していた「おそ松くん」に登場するキャラです。 『 国際オバケ連合』「国際オバケ連合」を収録したてんコミ第5巻は問題扱いとされ早々絶版となり、プレミアコミックとなりました。■ この話がきちんと復活して読めるのは嬉しいことです。世界のオバケが集まる総会がQちゃん(正ちゃん)の家に決まる。■ しかし100人ものオバケが来るのは困る・・・どうにか、正ちゃんたち家族全員を当日、追い出す作戦を考えなければならない。■ 当時黒いオバケが問題視されたようですオバケを食べるという設定の、黒いオバケは黒人差別との批判を受けたようですが、それほど問題とも思えないのですけどね・・・■ ともかく世界のオバケが勢揃いするのは見ものです■ 会議の内容もとても真面目です核兵器の問題について触れてます。普段はギャグ漫画ながら、深いテーマです。 『 にせものがいっぱい』■ Qちゃんの偽者がたくさん現れてしまった!! 『 地球は動く』■ 「おそ松くん」のチビ太が特別出演赤塚不二夫先生のキャラがQちゃんに登場します(笑)これも、藤子先生たちと同じトキワ荘で暮らしていたよしみですね。■ ハカセはガリレオの地動説の話をするどうやら、この話でハカセの顔がカタカナの「ハ・カ・セ」に固定したようですね。 『 ぼくはだめなオバケ』■ P子ちゃんがQちゃんの所にやってくる正ちゃんが学校に行った後、学校の話になる。P子ちゃんはオバケ学校では優等生。■ 正ちゃんのパパ、ママにも評判がいいP子ちゃんは、なんと詰め将棋までできてしまい家事も手伝うほど、優しく気が利く性格だった。■ 比較されてひがむQちゃんQちゃんを通じて、きょうだいが抱える問題が描かれてますね。ですが、実はパパの発言が、いけないのかなと思ってます。 『 超能力入門』■ ESPカードを作ってる正ちゃん石林正太郎は、仮面ライダーなどでお馴染みの石ノ森章太郎先生のパロディーです。石ノ森先生は、このオバQの合作にも協力しています。(ゴジラ、キザ、よっちゃん、ハカセなどを描いてます)■ 「気配」という言葉もありますし超能力もウソではない!?石ノ森先生は、超能力物のマンガを数多く描いてますね。「サイボーグ009」などが、その代表作ですね。 『 ドロンパのたんじょう日』■ 今日は何の日?ドロンパの誕生日なので家でパーティーを開くことに。■ 相変わらず口の悪いドロンパ■ Qちゃんと正ちゃん以外誰も来ない・・・■ まずはケーキを取りに行くドロンパドロンパのケーキを、ジッと見つめる少年。少年も誕生日だが、買ってもらえなかった。■ ドロンパはケーキを出すはずだったが・・・■ 先ほどの少年が母親と一緒に歩き回っている少年は、ケーキを渡されていた。そして母親は、その人物を探していた。■ 胸に星があるのはドロンパ実は、かわいそうに思ったドロンパが少年にケーキをあげていたのでした。事実を知った正ちゃんたちは、ドロンパを見直し友だち全員で誕生パーティーに行ってあげました。ドロンパは、素直ではないため、いつも態度が悪いですがこうした優しい一面があります。というものの、子供の頃は、やっぱり好きではありませんでした。ですが、大人になって読み返してみると、ちょっと意地悪でも「みんな仲良く付き合っていきましょう」という平凡でありながら、大切なテーマを扱っていたんだな~と思いますね。これは、後の藤子マンガでも受け継がれてますね
2011.01.25
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数少ないですが日記のジャンルでも一応「カエル」があります。今日は、私が一番好きな生き物のかえるのお話を取り上げたいと思います。超有名RPGのドラゴンクエストでもカエルキャラが登場しますが(前回のカエルの日記は一昨年の11/28です)他に思い出したのが「忍者じゃじゃ丸くん」というファミコンソフトです。■ 無敵の巨大ガマガエルが登場!!敵は攻撃できなくなり、主人公の忍者は完全無敵状態になります。カエルは強いのだ~■ 3つのアイテムをそろえると大きなガマガエルが登場!!「透明になる薬」「トロッコ」「赤玉」の3つのアイテムをそろえると巨大ガマガエルが登場します(確か・・・)■ クロベエというキャラの登場カエルとは関係ないですが、藤子ネタです(笑)A先生の作品に「黒ベエ」F先生の作品に「ジャングル黒べえ」があります。■ これが「クロベエ」ちょっと、カラスっぽい感じですね。■ 忍者じゃじゃ丸くんさて、このゲームですが手裏剣とジャンプで、敵をやっつけて進んでいくゲームです。小判とか爆弾とか1UPなどいろいろアイテムが出てきます。※注 「ジャンプ」は週刊誌ではなく、飛び跳ねることです。ドラえもんでも、ガマガエルの登場場面があります。「ニンニン修行セット」という話です。■ 『ニンニン修行セット』■ 変身できる巻物■ のび太は巻物を使ってみる■ ガマガエルに変身!!■ しずかちゃんに見せようとするのび太■ でもしずかちゃんは悲鳴をあげてしまう・・・見よ! この嬉しそうなカエル(のび太)の表情を(笑)このコマは、カエル好きの私のお気に入りです。20年以上前は、東京でも雨が降れば自然とカエルを見かけたものですが最近は、めっきり見なくなりました。昆虫も、鳥も、カエルも、森林伐採や環境破壊などで減少してしまっているのでしょうね。全国のタイガーマスクさん達は素晴らしい活動をされてますが私は、誰の役に立っているか分からないゴミ拾い活動を、少しだけやっております。いつかは、もっと本格的にカエルに(もちろん他の生物たちにも)優しい環境作りを進められたらいいなと思ってます。■ カエルが出てくるCMです
2011.01.23
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「ちょっとタンマ」と子供の頃から「タンマ」を使ってますが「タイム」と置き換えても、意味は一緒です。ということは、「タイム」のなまりだと思うのですがどうして、こんな変な風になまったのでしょう。まあ、いっか~(笑)それでは、恒例のドラえもん大全集の紹介をいきます。今回は11巻からです。藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 11巻※ 『 』カッコ内は、作品タイトルです。 『 忘れ物おくりとどけき』■ 宿題をやったノートを家に忘れたのび太■ 物を瞬間移動させることができます 『 ゲラメソプンピストル』■ 相手の感情を変えることができますゲラゲラ、メソメソ、プンプンの略です。笑わせたり、悲しませたり、怒らせたりできます。■ 怒るところだったのびママも笑い出す 『 ふくびんコンビ』■ 福の神と貧乏神です悪いことばかり起きるのびたに、福の神をつけます。そして、悪さをするジャイアンに貧乏神をつけます。■ ジャイアンの見つけたお金ものび太の元に貧乏神がマンガに出てくるのは珍しいですね~言葉でなく姿を現せて出てくるのは、ドラえもんが最初でしょか? 『 時間よ動け~っ!!』■ タンマウオッチこれを見て、「タンマ」が気になりました(笑)なんだか面白い言葉(外来語?)です。■ 地球上すべての動きが止まりますいじめられた仕返しに、ジャイアンとスネ夫にのび太は、思いっきり落書きをしたりします。■ やがてとんでもない大事件が・・・なんと、タンマウオッチが故障!!■ 当たり前だがドラえもんまでも止まる子供の頃、初めて読んだとき本当にドキドキしたのを覚えています。■ のび太は修理するも手におえず・・・大人でも楽しめるドラえもんですがやっぱり子供の頃が、一番のめり込めますね~ さて結末は!? 『 しあわせな人魚姫』■ 可愛そうな物語「人魚姫」の内容を変えたい・・・ドラえもんは、ハッピーエンドに変えようとします。実は、この道具は大長編「ドラビアンナイト」でも登場します。 『 ツモリガン』■ 「ツモリガン」を使うと・・・なぐられる寸前にジャイアンに使うと、ジャイアンは夢を見始めます。ラストに1コマの、どんでん返しのオチがスゴイなあ~■ ジャイアンは夢の中でのび太をなぐりますもちろん、のび太は実際には、なぐられていません。「何かをしているつもり」の夢を見させる道具です。 『 ハッピーバースデイ・ジャイアン』■ 今日は何の日かというと・・・恐怖の歌を聞きたくないので、断る言い訳を考える。のび太も、スネ夫も、しずかちゃんも当然行きたくない。■ 言い訳は結婚式や葬式など(笑)ガキ大将のジャイアンは、みんなに心から祝ってもらうことはできるのでしょうか・・・ ジャイアンの悩みが描かれてます。 『 エスパースネ夫』■ のび太が一生懸命話す超能力を馬鹿にするスネ夫ドラえもんとのび太は、透明になってスネ夫に超能力を信じさせようと、イタズラをする。 『 出木杉グッスリ作戦』■ 先生に褒められる出木杉くん妬むのび太は、ドラえもんの道具で出木杉くんをグッスリ眠らせようとするが失敗。■ アクシデントでのび太は一晩中眠れなくなる夜中に何もすることがないので、しぶしぶ宿題を始める。時間はたっぷりあったので、宿題をすべて終え、翌日先生に褒められる。「人を妬んだりせず、自分も褒められるよう頑張りましょう」というメッセージですね。さすがはF先生。いいラストです。 『 オキテテヨカッタ』■ 眠れないのび太はドラえもんを起こす「オキテテヨカッタ」は、寝たまま人を起こすことができます。ターゲットにされた人はいい迷惑ですが・・・(笑)■ 起こされて無理やりテレビ番組が始まります基本的には寝ているので、応対はイマイチ。このアナウンサーは歌を歌うだけでした。 『 職業テスト腕章』■ 「入学体験」ならぬ「就職体験」ができます腕章に、(一時的に)なりたい職業を書くだけです。のび太は、本屋さんで働いてみようとする。■ 本屋は楽だからと軽い考え実は、子供の頃、マンガ大好きな私も本屋さんになりたいと本気で思ってました(笑)■ のび太は本屋さんには不向きであった私も、「マンガ読めて楽しそうだから」という単純な気持ちで小学校の頃は、本屋に憧れました。のび太と一緒ですね(笑)今回取り上げた作品は’78~’81年に描かれたものです。「エスパー魔美」は大全集でも好評発売中ですが「エスパースネ夫」は、発売しておりません。あしからず(笑)
2011.01.21
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もしも、核戦争が起きてしまい人類が滅亡してしまっても生き残っていられる生物はゴキブリともいわれています。虫の死骸から人間の髪の毛まであらゆるものを食料とできるのも長く生き延びられる要因なのでしょう。繁殖力もすごく、1回の産卵で40匹生むようです。メスは数回産卵できますので、生きている間100~200匹ほどの子孫を残すことになります。古生代石炭紀と呼ばれる3億年前から現在まで生き残っている歴史が、何よりもゴキブリの恐るべき生命力を物語っています。地球上で3億年も経過していれば動物だった猿から進化した高等動物の人間のように普通のゴキブリから進化した高等ゴキブリ族も存在するかもしれません・・・そんな進化したゴキブリが少年の家に現れたお話、藤子・F・不二雄先生のスコシフシギなSF短編『うちの石炭紀』を紹介したいと思います。 < ストーリー >■ 両親が旅行に行き家に一人少年は、友達の女の子と話していた。■ 父からは独立心を養うようにいわれる少年の名前は親志(ちかし)。受験を控えているので、旅行には行くことができない。■ 嬉しいようなそうでないような・・・普通なら、喜びそうなところだが少年には受験勉強があるので、落ち着けない。■ 気合いを入れて机に向かう■ 虫か・・・?たたいて追っ払おうとするが、逃げられてしまう。■ 夜中に台所へ行く■ 信じられない光景が・・・ゴキブリが冷蔵庫を開けようとしている。しかも、チームワークで行動を取っている。■ 親志くんはビックリ仰天!!■ すぐに消えてしまったが・・・■ 運よく一匹だけゴキブリを捕まえる■ ゴキブリが人間のように走る■ 普通のゴキブリではない!!■ 親志くんは飼うことを決めるゴキブリには「ポチ」という名前をつけて知能が高いので、いろいろ芸をやらせて楽しんだ。■ ついには話すようにまで成長する本を見せると理解を示し、百科事典まで読むようになった。果てしなく学習を続けるポチ。■ そしてある晩■ 親志くんは捕らえられてしまう・・・何が起こっているのか、さっぱり分からない。■ 不満が溜まっているポチ(ゴキブリ)一同ゴキブリたちが、冷蔵庫から食べ物を取ってしまうので親志くんは冷蔵庫にカギをかけていたが、それがポチたちに不満だった。■ ゴキブリたちは強かった親志くんは抵抗しようとするもゴキブリたちに脅かされてしまう。■ 完全にゴキブリたちにかなわなくなってしまう皮肉にも、親志くんが飼って育てたポチが一番賢くなり、ゴキブリたちのリーダーとなっていた。■ 親志くんはポチに質問をする3億年前の石炭紀から話が始まる。長い長い歴史を振り返りゴキブリがたどった道が語られる。■ 進化はある日突然やってきた■ 突然変異の質問は愚問言葉も文化も持たない猿が、どうやって人間になったか1つ1つ説明できないように、突然変異も説明はつかない。■ やがて台所も占拠されてしまう台所も、自由に入れなくなりゴキブリたちが仕切るようになった。■ 銃まで備えたゴキブリたちもう、逆らうことはできなくなっていた・・・■ 夜中に大きな爆発音が・・・■ ポチたちの進化はついには核開発にまで及んだ・・・思考も行動も人間と同じようであった。■ もはや彼らの歯止めは利かない・・・親志くんは、ポチ率いるゴキブリたちに恐怖を感じる。彼らの考えることは、想像を絶するものだった・・・張り紙に『イヌ・ネコ・人間』の立ち入り禁止などはギャグに近いですね。ポチが台所を占拠するのは大真面目な行動ですが、別に「立ち入り禁止」だけでもいいのです。このように、さりげなくユーモアが散りばめられており、恐怖は煽っていません。F先生は、人間と他の生物(ゴキブリ)の観察をしているのかもしれませんね■ 「うちの石炭紀」収録藤子・F・不二雄 SF短篇集 1巻
2011.01.19
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さて、ドラえもんの道具に完全に依存してしまったのび太は・・・■ 前回までのあらすじドラえもんの道具を「絶対に返さない」と暴走してしまったのび太。そして「ぼくなんか、いなかったほうが・・・」と立ち去ってしまうドラえもん・・・ 『のび太もたまには考える』 ~ストーリー 後半~■ 別人のようになったのび太に・・・ジャイアンとスネ夫は、のび太をねたみ野球でしごこうと考えた。■ のび太は簡単に野球の誘いを受ける■ 「野球選手」のカセットがあれば問題ない■ 守ってはファインプレーを連発■ 打ってはホームランを連発■ みんなの注目がのび太に集まる■ 「奇術師」のカセットでマジックを披露のび太は、女の子からも人気を集めます。■ 「歌手」のカセットで美声も披露「ジャイアンの歌なんか」という発言にジャイアンが怒り出す。■ スネ夫とジャイアンがのび太を襲う■ のび太は軽くひとひねり■ もはやのび太に敵はない■ 「強い人」のカセットを使っていた■ カセットで無敵になったのび太■ ふと使ったことのないカセットを見つける訳も分からず取り出したのは「考える人」というテープだった・・・■ どうなるか分からず使用すると・・・■ のび太は考え始めた・・・■ 思えばむなしい・・・■ ドラえもんはあきらめてしまったのか・・・ドラえもんとは、いつかは別れの時がくる・・・いつまでも子どもじゃいられないものな・・・分かっているんだよ、このままじゃいけないってことは・・・のび太の長い長い思考は続きます。自分の行動を振り返ります。ダメな部分を見つめなおします。分かってはいるのだけれども・・・努力しなければいけないことを考えます。そして、最後、のび太はドラえもんに「能力カセット」を返すのでした。■ 大全集10巻に収録されてます藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 10巻■ てんコミでは34巻に収録されてますてんとう虫コミックス ドラえもん 34巻「能力カセット」は人の行動を記憶したりしていません。なので、のび太が『ドラえもん、なんにもいわなかったな・・・』こうしたことを考えたのは、のび太の心の中で気になっていたからなのです。カセットによって、自問を始めたのび太ですがカセットは、あくまできっかけに過ぎないのです。のび太は、自分でもカセットに頼ることや、ドラえもんの無反応などやはり、気になってはいたのです。でも、弱いから、だらしないから子供時代、誰にでも経験あるように「ついつい」よくないことをやってしまったのです。個人的な思いを、フリーページに書いてみました。長ったらしいので、お暇なときにのぞいてみてください。『のび太もたまには考える』この作品は、一生に一度は読んでほしい作品です
2011.01.17
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ドラえもんの道具に頼りきりだらしない姿を見せるのび太・・・これは、ドラえもんでは定番のパターンです。『のび太もたまには考える』という作品ではかつてないほど、のび太がドラえもんの道具に依存してしまい、だらしなさの暴走を見せてしまいます。ドラえもんは、のび太から離れてしまうのか・・・!?皆さんも、一緒に見つめてみましょう。 『のび太もたまには考える』 ストーリー■ 大いに困っているのび太■ ドラえもんは「がんばってちょーだい」の一言■ そんなのは甘えであり悩みではない■ 本気で悩んでみろ!!■ 悩みぬけば新しい道が開けるドラえもんの言葉に、のび太は気持ちを入れ替え机に向かうのでした・・・■ 気が乗りかかった頃におつかいを頼まれるのび太が、せっかく勉強を始めたところだったのでドラえもんは、代わりに行くといい出したけれど・・・■ おつかいも教育だと強制させられてしまう■ 遠いので時間をとられてしまう■ 「能力カセット」■ どんなことも一流にこなせてしまう足が速くなる、「マラソン選手」のカセットを探す。■ カセットは自然に体に入っていく■ のび太は一流のマラソン選手に遠くの電気屋も、あっという間にたどり着きおつかいもパパッと終わらせてしまった。■ のび太に魔が差す・・・のび太は、すっかり「能力カセット」の魅力に取りつかれてしまった。■ 「数学者」のテープを見つけてしまうドラえもんは無言。■ やはりテープは万能■ そして翌日■ 物思いにふけるドラえもんのび太のだらしなさが引き起こした結果なのですが振り返ってみると、のびママがおつかいを頼んだことから悪い方向に行ってしまいました。のび太にとって、運が悪かったともいえます。せっかく、やる気が起きていただけに、惜しまれます。■ テープのおかげでテストは満点学校の授業も1時間で終わりますのでテープの効果もバッチリです。■ ご満悦ののび太またしても、ドラえもんは無言。■ のび太の暴走が始まってしまう・・・■ ぼくなんかいなかったほうが・・・■ 部屋を出てゆくドラえもん・・・道具依存症になってしまったのび太にはドラえもんの心境は分からない。またしても、のび太くんの悪いくせが出てしまいました。ここで、読者の皆さんは「のび太はだらしないなあ」と思うところでしょう。さて、のび太くんは小学生です。そばには、神様的存在ドラえもんがいます。皆さんが、小学生の頃、もしもドラえもんがいたらのび太くんのようにはならずドラえもんの道具は、私利私欲のために一切使わずすべて、世のため人のために使っていたでしょうか・・・「小学生の私だったら、絶対に私利私欲に使いません。 社会のため、平和のために使います」そういいきれる人はいるのでしょうか。ドラえもんのマンガを読んで、私利私欲に使うことを一度も想像しなかった人はいるのでしょうか。今回の「道具依存症」は、私たちの心の中に潜む弱さであり、情けなさであり、だらしなさでもあります。この話は、子どもの頃の私にも、とても大きなテーマでありずっしりと重くのしかかりました。のび太を見放してしまったドラえもん。果たして、のび太の行く先は・・・続きます
2011.01.15
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届いたのは昨年末です。約3週間前ですね。【 F VOICE 】です。■ F VOICE 表紙藤子・F・不二雄大全集第2期を予約すると特典でもらえるものです。■ CDとブックレットです。F先生の貴重なスピーチが収録されてます。7つのスピーチが、厳選されてます。1.『断片からの創造』2.『子どもまんがを描くということ』3.『まんがのタネ ~アイデアの立て方』4.『"独り歩きする"キャラクターのつくり方』5.『「大長編ドラえもん」ができるまで』6.『マイナスを転じてプラスとする ~ストーリーの味付け法』7.『「人間を描く」ということ』■ メモを見ることなく長い話をされるスピーチの1回の長さは10分前後です。メモなしで、要点のまとまった話をされてます。■ イラストと先生の言葉が載せられています。■ Qちゃんのカラーページカラーでは、Oちゃんはピンクだったんですね。かつての藤子不二雄ランドのCMでも、そうでしたね。ピンクもかわいいですね。大全集の新オバQではカラーページも、ぜひ収録してほしいところです。■ 人間を描くということ傑作か駄作かを分ける大きな要素として「人間が描けている」「描けてない」といわれることがあります。(中略)「○○だから人間が描かれているといえる」「○○だから描かれていない」といった具体的な説明をぼくはいまだかつて読んだことがないんです。(中略)では、まんがで人物を描くにはどうしたらいいのでしょうか。これは到底、ぼくに分かることではないと半ばあきらめていました。面白ければ「人間を描く」なんてことは考えなくてもいいのではないかと、ぼくはとりあえずまんが家としてスタートしたのです。 ※ F VOICE より抜粋答えが分からないものは、無理に追い求めなくてもいい・・・F先生は、そう考えられたのかもしれません。むかし、ドラえもんの人気を尋ねられてもきっぱりと、分からないと答えられました。大衆に受ける大人気の秘訣が、簡単に分かるわけがない・・・もしかしたら、そんな風に考えられたのかもしれません。普通は、カッコいい答えや結論を述べたくなるところですがいつも控えめで、いつも謙虚なところは、お人柄ですね。■ スピーチでは漫画観や漫画作法F先生が話すことは、全てがためになります。>普遍的な言葉でわかりやすく語られており>誰が聴いてもおもしろく、深い含蓄にうならされる内容まさに書かれている通りです。講演会のように、お金が入るわけでもないスピーチに「人に何かを伝えよう」とするF先生の心のこもったお話と、その心構えに一生懸命さと優しさなどが、にじみ出ています。スピーチを聞いているのは賞を取った新人(あるいは駆け出し)の漫画家さんたちです。きっと、心に残ったことでしょう。■ おまけ CDを取り出すと・・・!?思わぬ隠れキャラが・・・■ ゴンスケです(笑)「ヤッパリ、オラガシュヤクダベ~」そんな風に思っているかもしれません。もしかしたら(笑)ゴンスケを知らない方は21エモンの日記(昨年11/7)をどうぞ~
2011.01.13
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信じられないような凶悪事件が起きる度に私はいつも、ちょっとした疑問が浮かんでくるのです。人間は、死にたくなったときに「驚くほどの善意を残して死ぬ」ということは、しないのだなと・・・いつも起こるのは「驚くほどの残虐事件だけ」なのだなと・・・人間は天使にはなれませんが悪魔にはなれるんだなと・・・なぜ、人間というものはこうも善と悪のバランスがひどいのでしょう・・・もちろん、世の中には良い事件もありますが「驚くほどの善意」は、あまり記憶にありません。「驚くほどの凶悪犯罪」は、いくらでも記憶にあります。さて、暗い話をしてしまいましたが最近、「驚くような善意の事件」が発生してますね。皆さんもご存知だと思います。ランドセルなどのプレゼントを贈る伊達直人(タイガーマスク)の名前を名乗る心優しいお方が、全国各地を駆け巡っています。感動的ですね。話では、一人だけでなく「良い事件」に便乗して、善意の輪が広まっているようですね。感動してしまいました。心のこもったプレゼントを贈ることがなかなかできなくても他人に思いやりを持つことは誰にでも、できることだと思います。平和を世界に広める国民を目指す藤子・F・不二雄先生のスコシフシギなSF短編「ボクラ共和国」を紹介したいと思います。 < 『ボクラ共和国』ストーリー >■ 転校生がやってきた花田という少年が、転校してきた。■ 少し変わっていた花田は、プレハブに一人で住んでいるという。父親らしき人がいるらしいが、確かではないらしい・・・■ 「ボクラ共和国」国民証メガネをかけた主人公の少年・小森は学校の帰り道、変わったものを拾う。■ 女の子の友達・みどりが落としたらしい■ 小森少年は何かの企みだと疑う■ 見間違えなのか!?なぜか真っ白な紙になっていた。何かがおかしい・・・■ 空き地を通ると・・・ガキ大将のフトマムシが何かを、しでかしている・・・■ 友達が殴られている小森少年は、許せなかった。弱いのだけれど、立ち向かう・・・■ なぐられる・・・■ 友達をかばったものの・・・けんかには弱いのでボコボコになぐられてしまった。■ 気づいたらベッドの上だったどこからか、話し声が聞こえてくる。■ 小森少年は起き上がる■ 「賛成」という声が聞こえてくる■ 「気がついたかい」と声をかけられる■ 「ボクラ共和国」に誘われる■ ボクラ共和国とは・・・!?ボクラ国民のいる場所がボクラ共和国の場所。■ 戦争のない世界を作りたい■ なぜ戦争は起きるのか■ 戦争をする国でも良い人は住んでいる私たちが、ある特定の国を嫌いだとしてもそこには、良い人たちも住んでいるのです。■ 「国」という存在に原因があるのでは・・・■ 国が原因で国民は戦争に巻き込まれる■ 国境なき国を世界中に作りたいボクラ共和国の国民になれる資格はただ1つ。『他人に思いやりがあること』■ やがては海外にも広め世界を包む■ 小森少年に国民証が渡される■ 外へ限りなく広がるイメージの国旗■ 夏休みが終わろうとした頃・・・ボクラ共和国の国民も増えていき、みんながこれからもっと広めようと盛り上がっていたが・・・花田少年の家を訪ねると、彼の姿はなかった。そして、置手紙だけが残されていた。残念ですがお別れの時がきました。でも、ぼくがいなくなってもボクラ共和国は残っています。ぼくも引っ越した先で国造りを続けます。もしも、うず巻きマークを見かけたらそこに仲間がいると思ってください。きみたちと過ごした楽しい二か月は忘れません。さようなら物語の結末は完結してません。ボクラ共和国の続きは、読者の少年少女に託されたということですね。(掲載誌は1975年の「小学五年生」です)国民の資格は『他人に思いやりがあること』です。決して難しいことではありませんね。この話では、特別、不思議な現象もドラえもんの道具みたいなものも出てこないので「SF」短編ではないのでは?という質問も出るかもしれません。しかし、ラストにSF要素がこっそり登場します。その伏線もきちんと織り込まれています。なので、やっぱりSF短編なのです。■ SF短篇PERFECT版 2巻に収録されてます平和は、一人ひとりの心がけでかんたんに築けるものなのですが、なぜか集団となると、国という大きなものになると平和は、もろく崩れてしまうようです。そうした中、全国に広がる善意の輪は本当に感動的で、素晴らしいことだと思うのです
2011.01.11
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新年、明けました。おめでとうございました。今年もよろしくお願いしました。この間、元旦を迎えたと思ったらもう1週間が過ぎ去ってしまいました。お正月ネタを出すにはすでに遅いかもしれませんが私にとっては、新年最初の日記ですので元旦ネタの話をさせていただきます。藤子マンガは第1話がお正月から始まるというお話が意外と多くあります。■ ドラえもん第1話お餅を食べるのび太くん。■ パーマン第1話妹のガンコちゃんがみつ夫に年賀状を渡す場面です。第1話にこだわらなければ藤子マンガの多くで、お正月のシーンは登場しています。さて、本日のメインは、先月に発売された『ドビンソン漂流記』です。こちらも、第1話がお正月なのです。■ ドビンソン漂流記藤子・F・不二雄大全集 『ドビンソン漂流記』 < ストーリー >■ 宇宙船が衝突で大破してしまう・・・■ S・O・S!!■ 助けはない・・・■ 通信機も故障・・・人工知能を持った小さな宇宙船が、返事をする。名前は「ロボート」。ロケットとボートが合体した名前であった。■ 大変なことに■ あれもダメこれもダメまったく危機感のないロボートの反応がおかしいです(笑)■ 彼の名前は「ドビンソン」深刻な事態にもめげることなく自分を励ますドビンソン。■ 異変が起きる・・・■ 惑星の引力に引き寄せられてしまった!!■ ドッカーン!!■ 命は助かった■ 暗闇の中を進むドビンソン■ 光がこぼれている!!■ 地球に落下したのでした■ ドビンソンは民家に落っこちていた■ 家の中を進むドビンソン■ 家族の声が聞こえる■ お正月だったドビンソンは、日本に到着したのでした。■ ドビンソンと家族のご対面そして、ついにドビンソンはマサル少年の家族と未知との遭遇!をするのでした。そして、あてのないドビンソンを家族は、受け入れてあげることにしました。めでたし、めでたし・・・!?今回紹介しました第1話が大全集公式サイト「ドビンソン漂流記」で無料で読むことができま~す。ソフトのインストールなど何もいらないのが嬉しいところです。お時間がありましたらぜひ「ためし読み」をどうぞ~それでは今年もよろしくお願いしま~す
2011.01.09
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