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今回も「無意識のすごい見える化」について簡単にまとめていきたいと思います。今回から「 無意識の反応パターン」について詳しく見ていきましょう。
「 無意識の反応パターン」とは、母親の胎内にいるときにつくられたストレス反応のパターンをベースにし、後天的に身についたものです。 脳の情報処理の違いは、 全部で 12 個あります。まず、そのパターンの前半 6 個を見てみましょう。
「主体行動型」
やろうと考えていることを今日やるとしたら、すぐに行動に移す。考えながら動く、あるいは考える前に動く。主体的に動く。
「自分の人生は自分でコントロールできる」という信じ込みは、「この人は本気なのだ」と脳は受け取る。
「反映分析型」
うまくいくかどうか、どういう結果になるか調べたり、考えたり、周りの人の出方や様子を見てからやるかやらないかを決める。
「人生は自分の思い通りにならない。コントロールできない」と言葉で表現されているときは、「この人は本気ではないのだ」と脳は受け取る。
「目的志向型」
目標や目的があるときにモチベーションが上がる場合。その行動は「何かを得る」という形になっている。
「問題回避型」
不安やリスクを避けることでモチベーションが上がる場合。その行動は「何かを避ける」という形になっている。
「他者基準」
得ようとしていること、やろうとしていることのモチベーションが、賞賛や承認など、他人を必要とする基準。他人が認めてくれたら「うまくいった」と判断する。
フィギュア:羽生結弦選手→「とにかく、チェン選手に勝ちたかったんです」
「自分基準」
他人の評価はどうでもいい、私がやりたいからやる、うまくいったかどうかは自分で判断するという場合。
フィギュア:サン・チェン選手→「フィギュアを極めたいだけ」
「過去基準」
何かをやろうとしているとき「なぜそれをやりたいのか?」、うまくいかないときに「なぜうまくいかないのか」と考えてしまうこと。過去の体験が起点になっている。「なぜ」という言葉を使うと、過去に焦点が当たる。
「未来基準」
何かをやろうとしているとき、「何のためにこれをやりたいのか」、うまくいかない場合に「何のためにうまくいかないのか?」と、今後うまくいくための活用法を考えること。「何のために」というのは、将来の目的が起点になっている。
人間の運動神経は「未来」に焦点を当てると活性化する。
「プロセス型」
何かをやろうとするとき、うまくいく方法を誰かから与えられることを望むタイプ。圧倒的に日本人に多いパターンで、過去の正しい方法やうまくいくやり方にこだわる。過去に焦点が当たっているので、過去基準もついてきやすくなる。
「オプション型」
何かをやろうとするとき、実現させる方法や選択肢、ルールを自分で編み出したいタイプ。「最終ゴール=未来」に焦点が当たっているので、未来基準になる場合が多い。
「人間重視型」
何かをやろうとするとき、楽しさやワクワク感などの感情、不安や恐れを避けることなど、体験の途中に焦点が当たり、人間的な感覚を重視するタイプ。(人間重視型に陥ると結果が出せない)
「物質タスク重視型」
何かをやろうとするとき、それが達成されたらどういう結果がもたらされるのか、達成された後のことに焦点が当たり、物質的、タスク的なことを重視するタイプ。
はい! 今回は「 無意識の反応パターン」の前半 6 個を見てきました。明日は、後半 6 個を見ていきたいと思います。お楽しみに!
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
・無意識のすごい見える化 「脳内の親」から解放されれば未来は思い通り! [ 梯谷 幸司 ] 無意識のすごい見える化 「脳内の親」から解放されれば未来は思い通り! [ 梯谷 幸司 ]
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