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愛は、私たちの目では確認できないため、何かしらの表現で、愛をあらわしていかなければなりません。愛は、表現であり、その人のあり方なのです。
では、愛の表現のために、一番大事なことは何でしょうか? 今回は、愛のための基本的な考え方を見ていきましょう。
「愛の表現」のために一番大事なことは、何だと思いますか?
それは、自分自身との関係をよりよいものにしていくことです。それはなぜかと言うと、あなたとあなた自身の関係が、外側の関係性として、実現していくからです。外側の関係性とは、パートナーシップや人間関係などです。
自分自身との関係とは、セルフ・リレーションシップと言いかえることができます。「自分をどう思っているのか」「自分をどう見ているのか」など、自分自身とどういう関係を作っているのかということです。
ここでの考え方は、「自分を愛せると他人も愛せる」ということであり、「自分を愛せないと他人も愛せない」ということです。
私たちの思いが「原因」で、私たちが見るものが「結果」です。自分の内側にあるものが、外側に起こってきます。
あなたが外側に見るものは、自分自身の心の内にあらかじめ見ていたものです。あなたは、自分の心を占めている「思い」「感情」「考え方」を、いつも世界に投影させているのです。ようするに、あなたの外側は、あなたの内側の反映です。
心のやすらぎは、自分自身の思いから始まり、外に向かって広がっていくものです。「心のやすらぎ(原因)」があれば、「やすらぎに満ちた世界(結果・見方)」が生まれてきます。
自分の考えを変えることで、世界の見え方を変えることができるのです。世界に対しての自分の思いを変えることで、世界を変えるのです。
心が肉体をコントロールしています。あなたが見るものが、あなたが手にするものなのです。まずは、愛のために、セルフ・リレーションシップをよくしていきましょう。
・自分の才能、能力をちゃんと認める
・他人と比較して自分を貶めない
・しっかりと自分を褒める、ねぎらう
・自分の感情を自分でケアして、いい状態をキープする
・自分のブロックを手放していく
自分自身を養うこと、しっかり与えることで、「本当の自分」とつながっている状態になります。そんなとき、波動は高く、エネルギーも自立した状態になります。
すると、自分らしく考えて行動できるようになります。周りに悪く影響されずに、エネルギーもブレずにいられるのです。
いかがでしょうか? 今回は、愛の表現のために、一番大事なことについて見てきました。
マザー・テレサの本に、次のような言葉がありました。
『先進国にも、一つの貧しさがあります。それは、お互い同士、心を許していない貧しさ、精神的貧困、淋しさ、愛の欠如からくる貧しさと言っていいでしょう。愛の欠如こそ、今日の世界における最悪の病です。』(『マザー・テレサ 愛と祈りのことば』 P157 )
愛の欠如とは、自分を愛せない、ということからはじまるのではないでしょうか。まずは「自分を愛する」というところから、愛を表現していきたいですね。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
「愛と喜び」 これまで調べた「愛」につい… 2024/02/28
愛と次元の話 ~~愛についてのまとめ⑳~… 2024/02/27
いつも明るくしていられる秘訣とは? 「愛… 2024/02/26