日本語で話そう

June 17, 2008
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カテゴリ: 東海道五十三次
箱根ウォーキングをしていると私の周りの人たちがそれに対して非常に興味を持って来た。

この頃は挨拶が人の顔を見るなり「どこまで行った?」となる。
応援団が多いということか。

今日は箱根八里の後半を記録するが実はもうすでに実際は静岡県の由比まで行ってしまっているのである。記録が追いつかない。

箱根後半。
前日芦ノ湖を渡って宿に泊まったのでまた芦ノ湖を渡って箱根町からスタートとなる。箱根マラソン往路のゴール、復路のスタート地点から我ら東海道五十三次組みも出発。
そうは言っても仕事で東京に戻らなければならない娘が1人抜けたので3人での挑戦。
「弥次、喜多さんたちがんばってね」の声を尻目に船に遅れないように朝からバス停まで走ったので早、足が痛い。

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坂道を登る。
芦ノ湖は箱根の山にあるので三島に下りるのには一度箱根峠まで上らなければならない。
小田原からの道と違ってこちら側を歩いている観光客は本当に少ない。
道は車の道をまたいだりくぐったりしながら進むので、何箇所かで車道と交差することになる。
ここは車道の下を低いトンネルでくぐる。自動車との距離が無いのですこし怖い。
写真の左手に光っているのは走り去る車。

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そして昨日と同じような石畳の道を登る。
いきなり蛇を見た。
うーんなんだか先が思いやられる。

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箱根峠には石で作ったかわいらしいものが有った。
下がその説明。
これらは新しいもの。

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広いところはほんの少しでまた笹薮の歩く道になる。

車道と古道の関係はこうなっている。


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ここからは変化に富んだ道になる。相変わらず足元は歩きにくい昔の石畳の道をところどころ補修してあるのだが、両脇の景色が変化して行くので面白い。

笹のトンネル。
背をかがめるようにして歩く。

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奈良のささやきの小道とまでは行かないが、馬酔木のトンネル。

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新緑の木々のトンネル。

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そして満開のつつじのトンネル。

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後から鶯の声が追いかけてくるのでそれも楽しい。
実際は新しい鶯が、そのところどころで鳴いているのだが、歩く私達を追いかけて一緒についてくるように感じた。

だんだんに下がってくると高い針葉樹の薄暗い森も抜けるようになってくる。
そして広い道を横切ると山中城跡に出た。

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この城の特徴は薬研堀が石垣を使わないで土だけで出来ている。
ちょうど祭りをやっていてたくさんの人が集まって太鼓の音などが聞こえていた。
お祭りの出し物で駕籠かきの籠に乗って写真を写そうというのがあってやってみたかったけれど、これで運んでくれるわけでは無し、「重いですね」なんて言われそうでやめた。

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そして富士は見えなかったが時々眺めのいい場所に出たりしながら、ただひたすら三島に向かって下る。
三島はまだかいな。
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笹原の一里塚あたりから畑や民家が増えてきた。
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ここで仕事中の東京の長女からメールが入った。
「どこまで行った?」
参加できなくても気になるらしい。

そして平地を歩き、三島の宿に到着。
三島大社を参拝。三島といえばうなぎだけれど、何度か行ったことがある「桜屋」は駅とは反対に歩かなければならないので、駅に向かう途中の「よしの屋」でうなぎを食べて帰ることに。
時刻は4時半。山中城で箱根で買ったおにぎりを食べたのだが、うなぎの誘惑には勝てなかった。










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Last updated  June 17, 2008 05:56:06 PM
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