日本語で話そう

December 23, 2010
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もうすぐクリスマス。

今年は我が家はクリスマスツリーを飾らなかった。忘れちゃったのである。
下の写真はキャロルの家の2つあるツリーのうちの小さいほうのツリーだ。ちょっと日本人では考えられない発想で、オーナメントはすべて日本で集めた携帯ストラップだ。

IMG_6850.JPG

一昨日夫が会社で「クリスマスプレゼントをもらったよ。誰からか分かる?」と帰って来た。
贈り主は「クロエ」
夫と同じ会社で働く女性の介助犬だ。

ノックされて部屋のドアを開けるとそこに飼い主さんと普段は「介助犬」と書いた服を着ているが、その日は赤いサンタクロースの服を着た「クロエ」が待っていたのだという。


プレゼントは緑のクリスマスカラーの包装紙に包まれてリボンが付いた、日本介助犬訓練センターのカレンダーだった。



秋行われた会社のバーベキュー大会にクロエは車椅子の飼い主さんと同じく車椅子の飼い主さんのだんな様と参加した。

IMG_6427.JPG

その時は社員の子供達も大人もみんなかわるがわるクロエに挨拶して触らせてもらった。
ご夫婦は2人とも障害を持っているが、クロエが介助するのは奥さんの方だけだそうだ。ご主人はクロエの遊び相手なんだとか。クロエが仕事に疲れて遊びたい時はおもちゃを持ってだんなさんの方に行くんだとか。


今日私は、クロエのパピーウォーカーさんのブログを見つけてしまった。
クロエが立派な介助犬に合格することを期待と一抹の寂しさを持って心配していたことを綴ったブログだった。

パピーウォーカーさん、大丈夫クロエは元気にみんなに愛されて、一生懸命立派にお仕事していますよ。


イブの夜にはきっと飼い主さんとそのだんなさんの2つの車椅子の間に赤いサンタクロースの服を着てちょこんと座って犬用ケーキでも食べることだろう。


我が夫は会社で仕事中、部屋の外を電動車いすが通る音がすると、クロエの足音が聞こえるかしらと耳を澄ますのだそうだ。

私はもらったカレンダーの中のたくさんの介助犬たちとクロエの写真を見ながら、来年はきっと大変な年になるだろうけれど、頑張ろうと思うのだ。







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Last updated  December 24, 2010 12:53:31 AM コメント(27) | コメントを書く


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