日本語で話そう

December 20, 2010
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まだ行った事が無い天橋立が近くにあるじゃない!
一度行ってみたいと思っていた伊根の舟屋もその先にある。
何とかしてその両方に行かれないだろうか。

ディズニーランドに行ったら、入場料分のアトラクションに乗らないと元が取れないと走り回って疲れてしまう私。
ランチバイキングでも料金の元を取るために高級そうなものから選ぶ貧乏性な私。

旅行も然り。
丹後の蟹の先に観光地があれば絶対行きたいと思ってしまう。

夕日が浦の宿で朝風呂に入り、朝食を済ませ、宿の車で電車の駅に送ってもらった。


天橋立駅で電車を降りる。
まず、汽船乗船場に直行し、事前に調べてあった、数あるフリー切符の中から、「天橋立クルーズ、伊根湾クルーズ付きバスフリー切符」を買った。3,000円。

乗船時間までに天橋立の松林を少し歩いて、天橋立に来た証拠写真を撮った。

観光船は天橋立の松林に沿って湾の対岸、一宮へ。
バスの接続があるから笠松ケーブルカーは後回し。バス待ち時間で済ませられる籠神社のみ見学しご朱印をもらう。

ちょうど良く(計画通りだけど)神社前に、伊根湾行きバスが来たので乗る。
バスは海岸すれすれを走って伊根湾へ。
バスの乗客はお婆さんばかりで途中の停留所の乗降時間に手間取る。一緒に降りる乗客が荷物を持つのを手伝っている光景は街に住む私には非日常だけど、ここではきっとそれが日常。

舟屋を湾から見るクルーズは運よく観光バスで団体が着いたので臨時が出た。

船の周りを追いかけてくるかもめを引き連れながら、伊根の舟屋の見渡せるように観光船は回った。

東海道の旅ですっかり古民家、伝統家屋、の魅力に憑かれてしまった私。水辺すれすれに立つ家々、船がそのまま家の下に係留出来るように車庫ならぬ、船庫を持った家々に夢中でカメラのシャッターを切った。

IMG_6782.JPGIMG_6804.JPG

台風や津波が来る太平洋側の海辺では見ることが出来ない風景だ。
こんなにも穏やかな湾があることが不思議でならなかった。
でも、地球温暖化が進めば、須らく消えていく運命なのだろう。

クルーズの後、伊根では適当なレストランを見つけられず、お腹を空かせたまま、バスで笠松に戻り、ロープーウェイに乗った。

また覗き。

IMG_6810.JPG



またしても山頂での昼食はあきらめ、ケーブルを降り、ソフトクリームで空腹をごまかし、船に乗り、今度は天の橋立を左に見ながら天橋立、文殊地区に戻って来た。

やったね。どきどきはらはらでは有ったが、天の橋立、伊根の舟屋と両方を見ることができた。

電車を乗り継いで京都駅で新幹線に乗った後は、もちろん爆睡。

もう一度機会が有ったら今度は伊根のすぐ先にある、新井の千枚田の写真を撮りに行きたいと思う。
朝日に輝く千枚田が日本海になだれ落ちる光景が見られる場所だそうだ。

丹後半島、そこは日本人の望郷とロマンを感じさせる場所だった。










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Last updated  December 20, 2010 10:56:35 AM コメント(14) | コメントを書く
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