日本語で話そう

January 6, 2012
XML
カテゴリ:



彼女の夫が運転するというのだけど、いまいち彼のその運転技術を信用してないからね。


空港で私はふと思い立って、娘にマルコ宛て手土産を空港で買って持って行ってもらったのである。

マルコというのは娘のマンションの管理人の1人だ。

私がロンドンに着いた最初の日、マンションの敷地に入る1つ目のオートロックの門を抜けたところにあるガラス張りの管理人室(良く工場の入り口にあるような)で娘がマルコを紹介してくれた。

彼は「初めまして、いらっしゃい。ロンドン楽しんでね」と言った。

次の日、ひとりで観光から帰って来た私は、2つ目のオートロックの門と、3つ目のマンション入り口のオートロックのドアを通り抜けた後、建物内のエレベーターで娘のフラットを読み違えた。イギリスは1階が0階。2階が1階。

間違った階で、覚えていた2つの重い木の防火ドアを開けて廊下の様子が違うのに気が付いてうろうろしていた私を、ちょうど仕事で見回り中のマルコに発見され、娘のフラットのある階に案内してもらった。

毎朝観光に出かける時、管理人室の方を振り向くとその朝の当番がマルコの時はそこからは声が届かないので、大きく手を振って「行ってらっしゃい」と言うジェスチャーをしてくれた。


敷地内でごみを履いているマルコを見かけ、「今日帰るからね。いろいろありがとう」と声をかけた。「楽しかった?また来てね」と言ってくれた彼。

本当に小さな出会いでは有るけれど、滞在の最初と最後に素敵な笑顔の彼に会ったことで私のロンドン滞在は一層素敵な温かい旅になった。


P1050106.jpg



さて今年の旅はどう計画しよう。
そして、またどこかでマルコとのようなちょっとした暖かい出会いが有る事を期待している自分がいる。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 6, 2012 10:00:45 AM
コメント(32) | コメントを書く
[旅] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: