日本語で話そう

August 4, 2013
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カテゴリ: 英語多読
このところブログをさぼりがち。


何のために?

捨てるために。

家の軽量化実行中。ついでに蔵書も整理して捨てている。
だが、根がケチでもったいながり屋。ただじゃ捨てられない。
捨てる前にもう一度読んでいるのである。

東野圭吾、吉本ばなな、瀧井耕作・・・・。

どんどん読んでどんどん捨てる。



そこで出てきたのがこの猫。


  • IMG_0830.JPG


いやあ、クールな猫である。昔流行った言葉でいえばニヒル。

この猫、名はTuffy。
ある日、小鳥を殺してドアの猫穴から家の中に持って来た。

さあ大変、家族の女の子とお母さん、お父さんは大騒ぎ。バケツを持って来て大掃除、そして小鳥のお葬式をして庭に埋めた。

皆の慌てふためいた様子を見ても、クールに眺める。
「どうして?僕は猫だよ。それは猫の性だよ」


そして、次は死んだネズミを持ち込んだ。
家族はまた大騒ぎ。タフィが殺したと思っている。
「街の中の死なんてこの世の中にいっぱいあるじゃない」
彼は嘯く。



「まあ、お隣のThumperを殺しちゃったの?」
「信じられないほとんどタフィと同じ大きさじゃない」
「これは大問題だよ。お隣に何と言えばいいの?」

有ろうことか、家族はうさぎをきれいに洗ってドライヤーで乾かして・・・。

「僕が?隣の垣根の穴は僕には小さすぎるよ。」とお母さんとお父さんはお隣のうさぎ小屋にウサギを返すために譲り合い、いや押し付け合い。


それを冷ややかに眺めるタフィー。

泣き虫な女の子はうさぎのお墓用のネームプレートを作っている。

そしてお隣さんに会った。

「とても不思議なことが有ったのよ。家のうさぎが死んだから、箱に入れて、庭に埋めたの。でも、昨日ウサギ小屋にその死んだうさぎが、死んだ時よりも綺麗になっているじゃない。うさぎのお墓は空っぽ」・・・・・・・・・・・。


いやあ、これこそ落語の世界。
しっかりパンチの利いた落ちが有る。




  • IMG_0831.JPG


A catの目から見た世界「The Diary of a KILLER CAT」

イギリスはキューガーデン駅の前の本屋のお姉さんに薦められた本。











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Last updated  August 6, 2013 08:06:02 PM
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