日本語で話そう

December 5, 2013
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カテゴリ: シンガポール


色とりどりのカラフルな建物を左に右に、路地を入って、また出てと街の散策を楽しみながらまずマスジ・アブドゥル・ガフールモスクに向かう。

タイミングよくお祈りの時間が終わった頃で、モスクからマレー系とみられる白い帽子を被った人々が出て来た。
モスクの門を入り、七分袖の服から露出している腕を隠すために、持ってきた薄いカーディガンを羽織った。寺院の庭の片隅にある簡単な靴箱の前に靴と靴下を脱いで、スコールの後乾ききらないで濡れているコンクリートのアプローチをはだしで横切り、寺院に入った。

薄緑色を基調とした落ち着いた寺院には扇風機が何台か回っていて、寺院の内部には10人ほどの人が残っていた。お祈りの広間には1人の男性が熱心にお祈りをしていた。広間の周りの廊下のタイルの上には5,6人の男性が昼寝をしている。誰かが脇を通っても知らん顔で気持ちよさそうに昼寝をしていた。

親切な男性が日本語の説明版を持って来てくれ、男性用の礼拝堂を見たら、廊下に出てそこにあるカーテンを開けて、女性の礼拝室を見て、またカーテンを閉めて、外に出て階段を登り、建物の屋上の「月と星」のマークが付いた尖塔を見て行けと指示してくれた。

女性のお祈り場には入って来た2人の女性が、私のインドネシア人の友人達がお祈りに使うのと同じ白い服に着替えて窓に向かって、お祈りをしていた。

イスラムのモスクの特徴はタイルがカラフルで美しい建物なのに、偶像崇拝を禁止しているので内部にはほとんど調度品や壁画や祭壇や銅像が無いことである。人々はただメッカの方向に向かってお祈りするだけなのである。


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「月と星」のマークの下でお昼寝をする信者

  • P1090664.JPG



「どこから来たの?」と聞くと
意外にもお隣のマレーシアだと言った。
観光している途中でお祈りの時間が過ぎて駆け込んだのかな。

素敵な笑顔だった。


そして、またカラフルなサリーの店を見ながらメイン通りに出た。

そこで、トモちゃんが「熱中症になりそうだからなんか飲みたい」というので、ヒンズー寺院の横のカフェに入って、マンゴジュースを飲んだ。この暑さだもの。

ヒンズー寺院。12時をとっくに過ぎたので次は夕方まで入れないと諦めていたが、意外にもちょうど信者の行事が有るらしく、太鼓や鐘が鳴って人々が入って行ったので、どさくさに紛れて入場した。

靴は下駄箱へ、靴下は靴の中へ。そして反対側にある足洗い場で足を洗ってから入場した。

  • P1090671.JPG


さっきのモスクとは大違いで内部はひっくり返るほどたくさんの色を使って、ヒンズーの神や人々の姿を映した像がぎっしりと壁を埋めていた。

堂内の右側では宗教儀式をしていて、祝福を得ようと、我先にインドの服を着た老若男女が集まって音楽奏者が演奏する中、次々何かお祈りしながら巡っていた。


  • P1090674.JPG



そして面白いと感じたこと。

何しているんだろう。昼寝かな。

モスクでも、寺院でも、老人にとって神様のそばが一番安心できる場所らしい。









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Last updated  December 10, 2013 06:44:56 PM コメント(4) | コメントを書く
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