日本語で話そう

September 3, 2014
XML
カテゴリ:

街に探検に繰り出す前にエルガウチョのドアマンに夜のためにドレスコードを聞いたらないと言われた。レストランホテルの建物に有ってもホテルの玄関を一度出るからね。

先ずはホテルから3分の昼間ファーマーズマーケットを開いていた路面電車の停留所が有るパイオニアスクウェアーへ。
券売機の前で、もう夕方だから2時間券買って、乗れるだけ乗って明日の観光のために、街を車窓から探検しようと夫と話していると、男性が近づいて来て「今日は唯だよ」と教えてくれた。
しかし私達外国では注意しろと教えられている。乗った後で、無賃乗車でたくさん取られても嫌だ。

女性が近づいて来た。
「すみません今日は唯ですか?」
「ええそうですよ。ほら」とスマホの画面を見せた。スマホを見られる人のみ知っている事実らしい。

ラッキー。でも先に教えてくれた男性、疑ってごめんなさい。

だんだんに暮れて行く街の中を最初は空港行きのRed lineに乗ってウォーターフロントを越え、結婚式の会場が有ったコンベンションセンターの方まで。

パイオニアまで歩いて次はBlue lineに乗って明日の散歩の起点の街はずれのワシントンパークの地下駅まで。

これでほぼ隈なくダウンタウンを縦横に走ったことになる。

その後、コーチを覗いたり(買っちゃったけど)、ティファニーを覗いたり(高過ぎて尻尾を巻いて退散)、オレゴンアンテナショップに入ったり(地元ワイナリーのワインを買った)してホテルに帰って来たのは7時。


部屋でカジュアルドレスに着替えて、エルガウチョへ。

リナ推薦のアニバーサリーには必ず行く、ステーキがすごくおいしいという予約が無いと入れないほど人気のレストランだ。
Belgische_Pralines さん、正解です。お肉です。


ドレスコードは無かったけど、生演奏のあるちょっと薄暗く雰囲気のあるレストランは背広を着た紳士やきちんとした服を着た女性たちでいっぱいだった。

さて注文

先ずはこの頃ナパのように有名になって来たというオレゴンワインを。

ロンドンでスターターから初めてローストビーフを完食出来なかったわたし達、警戒してスターターは外す。
「ごめんなさいね。私たち歳とっているから2人で一皿のサラダを」と注文した。ウェイトレスが目の前でクルトンや味加減を聞いてサラダをミックスして、トマトを切り分けて2人それぞれに取り分けてくれた。


レシピにあるヒレステーキの8oz(ounce)と12ozの大きさがわからない。
「8ozってどのくらい?」
ウェイトレス握り拳を突き出して「これぐらいです」

平たいステーキしか頭に浮かばない私、拳ぐらいできっと2cmぐらいの暑さだろうから「それミディアムでください」。
夫は12ozの方をミディアムレアで注文した。


確かに拳だった。暑さもしっかり拳ぐらい有って平たくなくてまん丸。

目がまん丸になった。
ヒレだからと高を括っていた私はびっくり。
夫のはもっと大きい。

お肉のお皿にはお肉だけドカンと乗っている。
「お野菜何か食べます?」とウェートレス。

「そうね、アスパラガスを」

アスパラガスもめっちゃくちゃ沢山出てきた。

ああお腹いっぱい。

なのに、デザートに目がくらんだわたし達、ウェイトレスがやって来た時よせばいいのにクレームブリュレとクランベリーシャーベットを頼んだのだった。

そしてやっぱりグラタン用器のような大きな器で出てきたクレームブリュレと1つで良いのに2つもお皿に乗ったお饅頭ぐらいの大きなシャーベットがやってきた。

レシピに写真が載っている日本ってなんて親切なんだろう。


そして、まだまだワインを飲み続けているのんベイさん達のために、胡桃やナッツやチーズや梨のサービスが。

さすがにチーズ大好きな私もギブアップ。
我ら、すでに酔っぱらっているのでこれ以上のワインも必要ない。
そして、上手に胡桃も割れないし・・・・。



  • エルガウチョ.jpg



この日の食事代、1人10,000円を超えていた。
食べきれなかったアスパラガスはドギーバックにしてもらい(これはあちらではごく普通、あちこちのテーブルでやっていた)、着飾ってパーティをしているホテルのロビーをすり抜け、もちろん、その日も湯船に湯も張らずシャワーだけして、こてんと眠りについたのであった。

もしこの長い記事を読んでくださった方が有ったら感謝。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  September 3, 2014 08:39:27 PM
コメント(7) | コメントを書く
[旅] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:エル ガウチョ(09/03)  
リンクありがとうございます~。

写真拡大して見ちゃいました。
お肉・・この世の物とは思えないんですが・・・。
これ2人で1つでいいですよね。

クリームブリュレ、グラタン皿の大きさなんですね。
確かに小さくは見えない。

なんとなくアスパラが日本と違って見えるのは、長いまま使ってるからでしょうか?
空芯菜の茎みたいな感じじゃないですか?
細いからかしら。 (September 3, 2014 08:58:47 PM)

Re:エル ガウチョ(09/03)  
hanacoromo  さん
勿論、ちゃんと全部読みましたよ♪
ウサギさんの文章はいつも楽しいです(^^)

こぶし大、本当にこぶしなんですね。
さすがアメリカン。
欧米人と日本人って、消化器官の性能が全く違いますね。
歳取ってなくてもこれは食べられない・・・

(September 3, 2014 10:15:16 PM)

Re:エル ガウチョ(09/03)  
こんばんわ~。
<これでほぼ隈なくダウンタウンを縦横に走ったことになる>
すごいね。
何ゆえタダ?
サービスかしら。
日本にはないけど。取り入れてほしいです。

外国のは、とにかく量がありすぎ。
こんなの、みんな全部食べてるの?
量、がもし少なかったら、ブーイングかしらね。 (September 3, 2014 10:45:38 PM)

Re:エル ガウチョ(09/03)  
家族で眼鏡  さん
ごちそうが沢山です。
でも一皿一皿がそれぞれ多い。。。それがアメリカ式なのですね!
ドギーバッグ、便利ですね!やっぱり多すぎる食事はもったいないような気がするのですが、それは日本人的な感覚なのかしら~。

ナパバレーのワイン、お高いと思ったことが!オレゴンもすごかったとは知らなかったです。 (September 3, 2014 11:03:03 PM)

Re:エル ガウチョ(09/03)  
読みましたよ(*^▽^*)
アメリカっぽいダイナミックな料理ですね。でも店名はスペイン系か。
でもアメリカってドギーバッグが発達してますもんね。
量が多いからなのか、節約だからなのか、どっちが先か良くわからない…
(September 4, 2014 12:59:53 AM)

Re:エル ガウチョ(09/03)  
tea*rose  さん
読みやすくて、サラサラ読みましたが、お肉でちょっとバタンQです。(笑)私の胃袋、ところにより弱っているところと元気なところが混在しているのですが、ちょうど、弱ったところに訴えかけてくるボリュームでした。(笑) (September 4, 2014 09:27:50 AM)

Re:エル ガウチョ(09/03)  
私ももちろん最後まで読ませて頂きました^^

流石はアメリカの料理の一皿は破壊級ですね(笑)
分厚いステーキに(@@)です。
アスパラも量が半端ない!
ご主人様はお肉を完食されたのでしょうか?気になります。

ドギーバックはアメリカでは普通ですよね。
でも持ち帰ってもあまり食べた事がありません。。

ナパは有名ですが、オレゴンワインが美味しいとは知りませんでした。
日本で手に入るのでしょうか?
ワイン好きとしては気になります^^ (September 5, 2014 03:49:18 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: