日本語で話そう

July 15, 2015
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カテゴリ: ドイツ旅行
ザルツブルグは誰もが認める素敵な街だ。


朝、ミラベル宮殿の天使の階段を見学してから、バスタイに向かった。バスタイに登る入り口は2カ所、ビルとビルの谷間から登る階段を見つけた時は夫に「よくこんな分かりにくい登り口がわかったね」と感心される。ウサギの特技。
新旧市街の観光地を訪れる人は多いがバスタイは旧跡なので人が少ない。はあはあいって階段を登った場所は旧市街とホーエンザルツブルグ城が川向こうに見える絶景ポイントだった。
ミラベル庭園からの眺めが定番の絶景とガイドブックに書いてあったが、ここも良かった。

ところで「バスタイ」が何であるか、わからなかったウサギ、その後何人かのドイツ人に聞くも的を得ず。要塞かと思ったが、後でドレスデンから出掛けたザクセン・スイスにはバスタイと要塞がかなり近い範囲に両方有った。最後に聞いたセバスチャンの「堡塁」というのがどうやら当たっているらしい。

旧市街に戻って昨日のカフェでおやつ。


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image posted by (C)灰色ウサギ

「昨日も来たのよ」と言うと、「知ってるわ。今日と同じ席に座ったでしょう」と言われ、「昨日横の席にいた人が頼んでいたアイスクリーム食べたいんだけど」「ああ、サンデーね」ということでこれ。




バスは湖水地方巡り、時々降りて、その後ザンクト・ウォルフガング湖の45分間のクルーズ。
船に乗ったら同じテーブルに付いたドイツ人シニア3人組と話が弾んでしまった。

結果、45分のほとんど景色を見るどころではない。「外の景色を見られなかったよ。」夫が言った。何言ってるの、自分から話しかけたんじゃない。行きずりの旅人。ずっとの友達ではないけれど、旅を楽しいものにしてくれる。

古さが気にいって予約したザルツブルグの宿も五つ星の歴史的な建物だった。20畳も有るような部屋で空間を持て余す。貧乏性。
部屋にナルニア物語に出てくるような大きな年代物のワードローブが有った。入ってみようかと思ったが、ナルニア国に行っちゃうと怖いからやめておいた。

6畳も有るお風呂も持て余す。
観音開きの窓は止め方分からず、壁際にいっぱい開く扉が落っこちちゃうんじゃないかと心配する。

夕方ものすごい雷がやって来た。
雷去って、アルトシュタットの狭い路地のレストランのテラス席で話すドイツ語を心地よく聞きながら眠りについたら、突然の非常ベル。夫をたたき起こして着替えもそこそこに非常階段でフロントに。
防火服を着た消防隊がやって来た。
「何だろうね」アメリカ人の宿泊客と話す。

ハプニングの旅も後から思い出すと忘れられない思い出。







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Last updated  July 15, 2015 10:14:30 PM
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