日本語で話そう

September 9, 2015
XML
カテゴリ: ドイツ旅行
ケルンからフランクフルト空港駅のホテルに戻った。部屋数のかなり多いホテルでフロントスタッフもたくさんいるが、何故か帰ってくる時は同じスタッフになるラッキーな展開。すっかり顔見知りになって、お帰りなさいと言ってもらえるようになった。

大きなスーツケースを解いて、入れ替えして預けるようまたパックをする。今度の小旅行は黒い森地方。小旅行用の例の小さいスーツケースとハイキングが出来る服装だけ持つ。夫はリュックを。

黒い森のフライブルグに2連泊のホテルを取ってあるが、その前に黒い森地帯入り口の小さな街ゲンゲンバッハに立ち寄った。

ICEから乗り換えてローカル列車に乗って着いたゲンゲンバッハは期待通り小さな無人駅。駅舎にはだあれもいない。駅舎をぐるっと回ってもロッカーも無い。駅を出るとキオスクが有った。荷物を預かって貰えるか聞いてみるがそこはカフェだった。というか、地元のおじちゃん達の溜まり場であった。みんな親切にどこで預かってくれるか考えてくれ、街の中心のインフォに行けと教えてくれたのである。
そのわかりにくいインフォを探し当て、あっさり「そこに置いていっていいわよ」と荷物を預かってもらってここでも期待した通り可愛らしくて、綺麗な小さな街を散策した。

ゲンゲンバッハ
ゲンゲンバッハ posted by (C)灰色ウサギ

観光案内所でもらった地図を見て、名所番号の書いてある階段を上ると、あれれどこかの事務所。親切な女性が外まで出て街の観光コースを教えてくれた。彼女は言う。
「ごめんなさいね。英語が下手で」
いえいえ、すごく良くわかります。わざわざわかりやすいところまで出て一生懸命説明してくれるその親切が嬉しい。


街を囲む壁に登ったり、小さい教会を見たり、長屋のような連なった木組みの家や細い路地を回る。


ゲンゲンバッハ
ゲンゲンバッハ posted by (C)灰色ウサギ

長屋の一軒の家の玄関先にコウノトリの看板が。ドイツ語は読めないが多分「コウノトリが赤ちゃんを運んできました。」って書いてあるのだろう。

ゲンゲンゲンバッハ
ゲンゲンゲンバッハ posted by (C)灰色ウサギ

カフェでアイスクリームを買って外のテーブルに座る。やって来たウェイターがそこは食事の人しか座っちゃダメと言った。
せっかくの街がアイスクリームを食べた身体と共にちょっと冷えた。ケチ!

でも、後で帰国してから娘に聞いたら、ドイツはテイクアウトと食事では同じ品でも税金がそもそも違うから、税金を安く付けてあるテイクアウトのアイスクリームを席で食べると税金分を請求しなくちゃいけないらしい。
ケチって思ってごめんね。

親切な人がいっぱいいた小さな街、立ち寄って良かった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  September 9, 2015 11:10:23 PM
コメント(5) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: