日本語で話そう

September 20, 2016
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カテゴリ: 国内旅行
日曜日、急遽伊豆にドライブ&温泉旅行。


プリンスホテル系三養荘

3時に車寄せに到着するとお迎えのために表玄関に傘を持って待機していた着物姿のスタッフさん達がわらわらと寄ってきて案内してくれた。
予約は離れだったので小雨の中、金木犀の香る広大な庭園内に散らばる独立した建物を1つ1つ説明してもらいながら本館離れに進む。
和風旅館だということは分かっていたが、大きな本館があってその横にちょこんとくっついた離れだと思っていた。けれど、この旅館の客室棟全部が離れ以外は渡り廊下で繋がっているものの全てが独立していてそれぞれ庭に通じる玄関があって、それぞれ他の建物が植木などに囲まれていて見えない。3,000坪以上の大きな日本庭園に民家が点々と散らばるような感じだ。

三養荘
三養荘 posted by (C)灰色ウサギ

私達の離れのお隣(と言っても間に池があったりしてかなり離れている)少し高くなった位置に天皇をお迎えするために作られた「御幸」という1棟も有った。ホテルの敷地の外800mぐらい向こうに3階建ての別なホテルが建ってしまいわずかに見えるので、狙撃されるといけないのでその後は奥まったところに建てた新館の棟にお泊まりになったとか。

三養荘
三養荘 posted by (C)灰色ウサギ



三養荘 パンフレット
三養荘 パンフレット posted by (C)灰色ウサギ

右端が泊まった家。まっすぐ行った松の陰が御幸。

私達の離れに着くとどこか懐かしい玄関があって、広い廊下の左奥の階段を上がると石造りの広い内風呂。右手の内扉の中に入ると大きな2つの和室をぐるりと取り囲むガラス張りの広縁。そこから見えるのは日本庭園。他の建物は木々に囲まれてちらとしか見えない。

三養荘
三養荘 posted by (C)灰色ウサギ

三養荘
三養荘 posted by (C)灰色ウサギ


食事は特別オーダーしなかったので、取り立てて高級食材を使っているわけでなく、普通の和風旅館とあまり変わらないが、スタッフは皆、廊下で行き合うと立ち止まって挨拶をするし、教育が行き届いている感じだ。

何よりもこの日本庭園のど真ん中に今ではなかなか見られない昔風の日本家屋に泊まれる付加価値は得した気になる。
ここはかって三菱創業の岩崎弥太郎の長男の別邸だったところ。


ほとんどの棟に温泉が付いているので、本館の大浴場も空いていた。

岩崎家から買い取った西武の凋落があって今、ウサギなんかも泊まれるのだろう。かっては一泊20万もしたのだそうだ。












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Last updated  September 20, 2016 03:41:17 PM
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