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2025.03.21
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カテゴリ: 宮城


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岩崎恂美


登米郡桜岡村前田家の長子だったが、弟に生家を継がせて仙台藩医岩崎某の養子となる。郷里に帰って開業するが、広渕の山内玄安が死亡し寡婦を妻とすると、治療を請うものが多くこれに応じた。常に貧乏人を心配し、貯えが無くなることもしばしばであった。天保7年飢饉で疫病が流行すると、藩命で医術を尽くし多くを回復させた。また、家塾を設け児童に教授し、全村で教え子でないものが少ないほどだった。

享年73歳。妻は寿村氏(2女生んで没す)、次いで梶原氏(玄安の寡婦)、菅井氏、いずれも先に没し、戸佐氏(2女)。玄安の娘富尾に桃生郡人伊藤道碩を養子として玄安を襲名させるが、富尾が没したためその一女を養う。





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最終更新日  2025.04.03 22:44:27
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