仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2025.05.28
XML
カテゴリ: 宮城



それはそれでニュースなのだろうが、また思い出したくない事件のことを引用している。

(以下、毎日新聞の報道から)
・25日に筑波大学であった日本考古学協会の研究発表会で、奈良文化財研究所の国武貞克主任研究員が報告した。
・冠遺跡で出土の石器群が、放射性炭素C14年代測定で、4万2300年前と判明。
・これらには、中国などの中期旧石器時代の石器と同じ特徴がある。
・2000年に発覚したNPO副理事長による旧石器発掘捏造事件以来、研究者の多くは日本の前期・中期旧石器時代の遺跡を認めることに慎重である。
・学界で広く認められる旧石器時代の遺跡は、石の本遺跡(熊本市、3万7500年前)、井出丸山遺跡(沼津市、3万7400年前)など。いずれも後期旧石器時代初頭に位置づけられる。
・国武氏は、中期旧石器時代を検討できる確かな石器群を、事件発覚後はじめて明らかにできた、とする。


■関連する過去の記事(遺跡捏造事件関係。リストアップするのも気がひけますが...)
またまた引用される旧石器捏造 (2012年6月27日)
また引き合いにされた希代の愚挙 (2012年3月17日)
再び旧石器捏造を考える (2011年8月15日)
旧石器捏造 学界はどう見ていたのか (09年12月12日)
旧石器捏造事件を考える (09年12月11日)
金取遺跡で日本最古の石器 (07年11月10日)
壮大なニセ歴史ロマン (07年5月27日)(旧石器捏造事件関係)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.05.30 08:03:57
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

ななし@ Re:北のキリシタン聖地-旧大津保村を中心に(その3 大籠地域)(09/10) 『1917年(元和3)年頃の統計では、佐竹藩…
おだずまジャーナル @ Re[3]:水の森公園の叢塚と供養塔(08/03) 風小僧さんへ 規模の大きい囲いがあった…

プロフィール

おだずまジャーナル

おだずまジャーナル

サイド自由欄

071001ずっぱり特派員証

画像をクリックして下さい (ずっぱり岩手にリンク!)。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: