2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全17件 (17件中 1-17件目)
1
携帯を持っていない女子高生リョウは、頭の中で理想の携帯を作り出した。ある日、実在しないはずのその電話から着信を知らせるメロディーが・・・『Calling You』↑、 『傷 ―KIZ/KIDS―』、『華歌』の3編収録。まず、表題作。孤独感に打ちのめされながらも、表面的には平気なフリをする。耐えられずに、つくりだした幻影。それが意味をもちはじめて・・・まず設定、アイディアが見事♪ここからさらに!あれを加えて、あっちの要素も取り入れて、そしてラストはしっかり締める。(何のことだかわかりません。笑)ミステリっぽく、ファンタジーっぽく。(ホラーではない)読みやすく、すぐ話に入り込むことが出来る。辛い内容があっても読後感は悪くない。人気があるのも肯ける。『傷』能力を持ってしまった少年。しかし発揮するには【痛み】が伴う。そっくり同じではないにしろ、似た設定は比較的よくあると思う。主人公が少年だと、「壊れてしまうのでは?」というくらい純粋だ。正邪入り混じった其処彼処にいるような人物、の話で読みたかった。このままでも嫌いではないけど。『華歌』歌う華。これまた奇抜な設定である。作者もあとがきで、「本に醤油をかけられる」と心配しているほど(笑)なお、書いた理由としてこの話に挿入されるイラスト(羽住都)が見たかったから。とも語っているが、照れ隠しでしょう。いろいろ試している気がします。そういえばこの本の少し前に読んだ『冬の教室』でも大塚英志が同じように言っていたなぁ(笑)私はメインの華よりも、主人公と、病院で同室になった二人との交流(?)が気になった。徐々に関係が築かれていくのが好きなのです。ただ、仕掛けはなくても良かったのに、とも思った。(うるさいヤツ)核になる部分を書くうえで、必要だったのかもしれないが、「作られた」感が強くなって、話の中身よりもテクニックに眼がいってしまいました。それでもサービス精神旺盛で、巧いのは充分わかる。これ以上何を求めているのか、自分でも曖昧なのだけれど、もっと話にのめりこませるような、凄い話を期待していまいます。ちょっと『あとがき』を取り上げすぎたか。これも一つのウリだから、ネタばれしすぎないように気をつけないと。『きみにしか聞こえない ―CALLING YOU―』 乙一 角川スニーカー文庫 (平成13年6月初版発行)
2004年09月30日
コメント(10)
3両編成のローカル線を降りて、人の居ない暗い夜道を歩く。少し前から感じていた違和感。じわじわと増幅し、ついに我慢ができなくなり・・・立ち止まった。(思えば、これが全ての間違いのもとであった)私は思わず瞑っていた眼に手をやる。ピチッ。音がした気がする。恐々と眼を開けた。気持ち悪い。違う、私がさっきまで見ていた世界ではない。滲んでいた。ダメだ。私は全てを理解した。もう取り返しがつかない。サコンを落とした ― 【佐近】宮古島でユタをしているオバァが私の為につくってくれた人形型のお守り。どんな時でも私も見守ってくれていたあの大事なお守り。そんなものはもちろんない。左コンタクトレンズだ。片目だけ、レンズが入った状態というのは頭がクラクラしてくる。普段なら、コンタクトがずれたり、眼が痒くなったり、違和感を感じても、まぶたの上から指で直したり、軽くこすってみれば、悩みが解消されることが大きかった。(鏡を見たり、目薬をさせたりすればベストだが)直感で、左目にコンタクトがないのはわかっていたが、一縷の望みを持ち、家に帰り鏡でチェックした。予想通り、どこにもコンタクトは無かった。直感が当たっても全くうれしくない。そして、私は肝心なところで読み間違えていたのだ。コンタクトは外れかかっていた。それを指で弾いてしまった。だいいち、夜道でやることではなかった。あそこであの時間に落としたら、探せるわけがない。コンタクトは闇へ消えた。気をつけよう。夜道で眼を擦ってはいけない。はぁーあ。眼も懐も痛い。明日買いに行こう。・・・・・・・・・・・・・・・タイトル 『私はこれで凹みました』本文 歩いていたら、コンタクトを落とした。これだけで終わる筈が。時間を置いてしまい、「もっと料理してやろう」と余計な欲が出て空回り。私のよくあるパターンである。というか、普通あまり道端でコンタクトは落とさんだろ?大抵は、レンズの付け外しの最中とかではないのか。思わず自分に、「そりゃねぇーよ」と突っ込みをいれそうになったよ。あ、でも。そういえば、昔広島の達川が試合中にコンタクト落としていたなぁ。あれって結局見つかったのだろうか?
2004年09月29日
コメント(10)
試合の真っ最中に、殺人事件発生!?東京ビーバーズのオーナーが、ロッカールーム奥の監督室で倒れていた!試合に出場中のバッテリーが事件に迫る?ひさしぶりの野球モノ。ユーモアミステリです。どうもパッとしない締まらないタイトルですが、登場人物をみれば致し方ないか。監督からの敬遠の指示。「冗談じゃない」とむくれて、勝負。いざ、打たれてしまうと、キャッチャーに責任転嫁。そんなピッチャーがこの話の主役【三野田秀丸】。もうめちゃくちゃ。自分が良ければ何の問題もない。後輩だって容疑者にしてしまいかねない。大変なのは、バッテリーを組む後輩のキャッチャー【三島耕平】。怒らせると何をしでかすかわからない秀丸に、いいように使われる。この二人、三ちゃんコンビのやり取りがこの話の売り。存在そのものが珍プレーといった感じ。野球シーンはそれほど細かく描かれるわけではないが…登板しながら、事件の推理を働かせる為、上の空。しかしその投球が奇跡を呼ぶか?というところも一つの読みどころ。ちなみに、被害者の東京ビーバーズのオーナーは、こんなことを言ってます。 「野球選手風情が何を抜かすか!」(P29)これが命とり?ミステリとしては可もなく不可もなく。秀丸の人間性を楽しむことに集中したほうがいいかな。『珍プレー殺人事件』 川上健一 集英社文庫 (昭和62年11月第1刷)
2004年09月28日
コメント(0)
【強制的押し付け貸付キャンペーン】途中経過(結果か?)報告。いつも最後に結論になってまどろっこしいので最初に言います。成果あり!以上。ではつまらないので(私が)もう少し詳しく。本を一斉にA、B、C、D、F、G、Hと6人に貸した。(詳しくは前々日、前日の日記で)このうち、D、G、Hは日頃から、本を読んでいる人たちなので、合う合わないはあるだろうが、“そのうち読んでもらえるだろう”とは思っていた。が、驚くべき事態発生!(おおげさ)三日後(二日後かも)に、一番最初に「読みましたよー」といって来たのは・・・活字嫌いの、【B】 だった ! (本は 『西の魔女が死んだ』 梨木香歩 )「良かった~、ありがとうございますー」と喜んでくれて、「最後の場面、ぐっと来ましたよ~!」「頭の中に【絵】をすぐ浮かべることができたし、話にすぅーと入っていけた」というような感想も。「いやー、あの一言は後から思い出してもジーンとくるね」なんて話で盛り上がる。あまりに気に入ってもらえたので、本はそのままBへ。「他にも面白い本、ありますか?」と非常にうれしい一言ももらえた。そこで、今は 『誰か』 宮部みゆき を読んでいて、その後に【今回の押し付け本】を読むつもりだというDから 『暗いところで待ち合わせ』 乙一 を奪い(笑)Bへ。二日後には、「読み始めて直ぐに、ハマッった」といって返してもらった。これまた満足してもらえたようでうれしい。まだまだ読書熱は続くようなので、次なるセレクト本を貸す。『バガージマヌパナス』 池上永一 、『対話篇』 金城一紀 の2冊。(『対話篇』 は文庫ではありませんが)次の日。はやくも、2冊返却とはいかなかったが(さすがにそれは無理。というか無理するな)Bは、1枚のメモ用紙を持ってきた。そこには、好き・ミステリ(刑事モノ、現実的なモノ)・・・・ 例:宮部みゆき『理由』 ・・・・・・・横山秀夫、桐野夏生、高野和明・・・・・・苦手・ファンタジー系、長く難しいモノ・・・・・・ 例:京極夏彦 ・・・・・・・・・・全てがグロい ・・・・・・・・・あれば嬉しいモノ・半落ち、動機、最悪、GOTH、グレイヴディッカー・・・・・と書かれていた。なんと、Bが妹から預かってきたという、【貸してくれぃリスト】だったのだ!フフフ、望むところだ!「お前んところは図書館かい!」と突っ込まれそうだが、これでいいのである。念願の(?)貸し本屋いよいよオープン!なのである(笑)早速、『動機』 横山秀夫、 『GOTH』 乙一、 『最悪』 奥田英朗 とともに、要望とは少し離れているが、他では見られない驚愕(!)トリックの、『しあわせの書』 泡坂妻夫 を貸した。途中参戦(?)Bの妹はそういった状況。【B】に戻ると。無事、オージャガンマーは好評をもって迎えられ、読了。(『バガージマヌパナス』)現在、『対話篇』 の 「花」 を読んでいるという。(これまたいい話だからなー)本人いわく、「夢中になって本を読んでしまって他に何もできない」状態になっているので、“ホドホドの薦め”をする。これからは読むペースも落ち着くと思う。一方、他の方たちはというと・・・Bに次いで、【G】さんが『ハードボイルド・エッグ』 荻原浩 を読了。まずまず満足していただけたようで、「あの場面が・・・」などの話も。「遜色なかったですよ」と心配された【宮部の後】も大丈夫でした。その後は、Dが読み終えた 『誰か』 宮部みゆき へいった模様。一方の【D】は、『誰か』の後、『ハード・ボイルドエッグ』へと。つまりGと本を交換したわけです。(その時点で 『暗いところで待ち合わせ』 はBへ渡っていたので)分冊の 『上と外』 恩田陸 を読んでいる【C】は、現在3巻(/6巻中)。【H】は、昼飯を食べながら 『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂幸太郎 を着々と。この次は、舞城王太郎 『世界は密室で出来ている』 を貸そうと思うのだが、あのシーンがある為、食事中読むには向かないかも。そして『吉原御免状』 隆慶一郎 を貸したのが【F】。当初は、「読んでますよ」と言っていたが、今はどうだろう?この本が一番厚かったし、読み終えるのは時間がかかると思われるので、「1年後くらいまでに、返してくれればいいよ」と言ってあるので気長に読んでくれればいいなぁ。で、やはり強かったのが【A】。多分、一行も読んでないな(笑)でも、もちろんそれで全く構いませ~ん!むしろ皆読んでいると、強制しているようで怖い(って、強制キャンペーンだったっけ。笑)そのまま返却されたら、Bの妹へ渡そうかなと思っています。そんなわけで、なかなか盛況でした♪一人遊びの戯事(多くの人を巻き込んでいますが)に、付き合ってくれたA~Hさん、ありがとう。そして、このシリーズ日記を読んでくださった方々、どうもありがとう。また、来年の【読書の秋】に、やろうかな(笑)
2004年09月27日
コメント(16)
【強制的押し付け貸付キャンペーン】実施中!!前日分の続き。↑のとおりです。そもそものはじまりは・・・Dと二人で焼き鳥を食べながら飲んでいた時のこと。最近、【宮部みゆき】を読んでいるという話を聞いて、なんだかうれしくなる。「面白いのありません?」 → 「今度、何か本を貸すよ」という話になった。さて、どれにしようか?と考えているうちに・・・「この際、他の人にも “どんどん貸してしまえ”! 」と大いなる飛躍をとげる(笑)では、どんな本を選んだのか?改めて簡単に人物紹介をするとともに、選定までの経緯と私なりのかなり勝手な理由、それと実際に貸した本。これは反転させて載せてみます。クイズっぽく。でも意味があるかどうか微妙~。そもそも、手持ちのカードがわからないと推測のしようもないですね。貸す本は、私が所持していて、読んだことのある本。←のフリーページに名前が挙がっているものが多くなりました。(うち2冊は、最近(HP開設後に)読了したものではないです)本の数自体は、それなりに所持しているのですが読書体験がそれほど豊かではない為、狭い範囲からの選択となりました。(私は小説しか読まないので、貸す本も全部小説(文庫)です)◇まずは【B】から。活字嫌い。ほとんど読まない。絵本、画集(シャガールなど)が好き。最近の読書は、松本(ダウンタウン)、太田(爆笑問題)。子供と動物が出てくると弱いが、いかにも「泣かせるぞ」という本は嫌。[経緯・理由]児童文学っぽいもので、あまり厚くないものがいいかな。飽きがくる間もなく、話に入り込めるものを。ばあちゃんと女の子が出てきて、鮮やかなラストがある作品を選択。[この本に決めた!]・・・【 『西の魔女が死んだ』 梨木香歩 】◇続いて【C】!電車で本を読むと気持ち悪くなる。最近の読書は、『リアル鬼ごっこ』山田悠介。感想イマイチ。恋愛もの、女性が書く“いかにもなエッセイ”は読む気がしない。[経緯・理由]物語の楽しさを味わってもらいたい(えらそう)。元気な冒険ものなんてどうだろう。夢中で読み進んで、続きが気になって仕方がないものを。いいところなのに!ここでこの巻終わり?という分冊で出版された作品を選択。[この本に決めた!]・・・【 『上と外』 恩田陸 】◇お次は【F】で。歴史もの好き。フランス革命→新撰組→ロシア帝政へと興味が変化。何事にもこだわりが強い。わが道を突き進む!(自分の仕事相手でもある)風俗業関係者に偏見があり、口にも出す。[経緯・理由]やはり歴史もので行こう。興味がないものには反応しないだろう。日本に戻ってもらうことにして、仕事にも関係してくる(少々強引ではあるが)ものを。ちょっとでも意識を変えられたらいい。会社的にも。(ますますえらそう)様々な境遇の人が登場し、内容も盛りだくさん、遊郭が描かれているコレで。[この本に決めた!]・・・【 『吉原御免状』 隆慶一郎 】◇原点の【D】!最近良く本を読む。かつては赤川次郎→今は宮部みゆき(ほぼオンリー)。王道派。他の作家の事はよく分からない。グロは絶対ダメ。[経緯・理由]まだそれほど数は読んでいなくて、ミステリに嵌りきってはいない。そんな人に感想を聞きたい本があった。あまり有名ではないけれど。だが、貸す前に読み返してみたらグロいシーンが…。これは無理だ。→保留 どうしよう?宮部の後だと、見劣りしまうものが多いだろう。うーん。ここは期待の若手実力派でいくとするか。あとがきも楽しめるし。軽やかな文章、設定、ものを見る角度、読後感もいいあの作品を選択。[この本に決めた!]・・・【 『暗いところで待ち合わせ』 乙一 】◇もういっちょ、今度は【G】さん。Dが読み終えた宮部本をそのまま借りて読んでいる。おじさんだが、心も身体も若い。熱いのにさわやか。が、悲しいかな、おやじギャグが炸裂してしまう・・・[経緯・理由]これまた、“宮部に慣れているその後に”という問題があるが、気にするまい。ちょっと渋めに、ハードボイルドなんてどうだろう?でも二枚目じゃイマイチあわないな。ユーモアもなくてはダメだ。私のレパートリーではこの本くらいしかないかな・・・[この本に決めた!]・・・【 『ハードボイルド・エッグ』 荻原浩 】◇んで、やっとこさ【A】!読書はほとんどしない。かつては星新一を読んでいたけど。ここ2,3年は全く。フィギュア好き。おまけ好き。今回一番の強敵。(=読んでくれそうな気配がない!)[経緯・理由]すぐ面倒くさいっていうからなぁ。うーん、どうしよう。そうだ、Dの時に保留していたあの本はどうだろう?ちょっと変化球気味の作品で、粗さもあるけど。グロは平気そうだし。バズ・ライトイヤーになりきる男も登場するし、これでいいや。[この本に決めた!]・・・【 『彼女は存在しない』 浦賀和宏 】◇最後は【H】。最近は専ら、京極堂読み。しかも昼休み10分程度しか読まない。昔はクリスティをはじめ、手広くミステリを読んでいた。『陰摩羅鬼の瑕』を読破し、次の『百器徒然袋 雨』の前に一本割り込もう。[経緯・理由]京極を続けて読んでいるなら、なんでも平気そう。どうせだったら、テンポのいい、すらすら読めるものがいいのではないか?今、もっとも注目のこの人の作品は、まだ読んだことがないということだし。会話も魅力的で、ユーモアもあり、スピード感もあるお気に入りのこの本でどうだ![この本に決めた!]・・・【 『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂幸太郎 】また自己満足してます(汗)こんな↑のではよくわかりませんよね。予測は難しいでしょう。自分が好きな作品を適当に理由くっつけて、はめこんでいっているだけの気もするなぁ。いやー、でもこれを考えている時は、めちゃくちゃ楽しかったんですよ。“本を読む”ことが偉い、というわけでは全然ないし(今回のは特に「即役に立つ、実用的なもの」ではないですし)他に夢中になってやることがあったり、またボーッとする時間が必要だ、ということもあるでしょう。まぁ、そんなに堅いことではなくて、「こんなに楽しいこともありますよ」というだけなんです。普段の人間関係がある程度穏やかでないと出来ないですし、充分、余計なおっせかいになってしまっているとは思いますけど。これで気に入ってくれて、読んでくれればとってもうれしいのですが。さて、どうなりますことやら。結果は、いづれまた書きます。今回推薦した本。感想があるものはこちらです。【B】、【D】、【E】、【G】、【H】。
2004年09月26日
コメント(10)
【人から押し付けられる】と、うんざりする。「この本、面白いから読んでみてよ」うぐ。好意からだっていうのはわかるんだけどさ。そりゃー、あんたには面白いのかもしれないけどさ。お互いの趣味がピッタリあって、普段からその分野の話をしているならまだしも、勝手にこっちの好みまで想像されて、頼んでもいないのに、「私の超お薦め!」なんて太鼓判をおされてもさ。時間もそんなにないし。はっきりいって・・・いい本かもしれないけど、あわないことだってあるじゃん?そん時、「私にはつまらなかった」っていうのもなんか悪いっしょ。これでも、けっこう気を使っちゃったりするんだよ。あー、でもそんなことまで考えるの面倒くさい!(前置き終了)というわけで(?)私、只今、【 強制的押し付け貸付キャンペーン 】 実施中!! です。そう、会社の方々に、私のセレクト(その人にピタリだと勝手に考えた)本を、有無をいわさず、【これ読め!このヤロウ!】 とばかりに、配って歩いているのです。大きくはないが、アットホームな雰囲気の我が社。(当たり障りなくいい性格を示そうとする、【素直な人です】に似ている)年齢が近い人も多いので、“ちょっとしたイベント”というくらいの気持ちで。押し付けてみた。自己満足に浸る迷惑なやつ。「最近のmaoさん、ウザさ五割増し」と影で言われることを覚悟のうえでの行動なのです。ちょっと寂しかったのです。本の話なんてものを職場でしてみたかったわけです。マイルームで燻っている本たちに活躍の場を与えたい、なんて考えたわけです。(前置き【2】終了)さて。返すのはいつでもいいから。夜眠る前に一行ずつでもいいし、凄く暇で何もやることがない時、本を読まなきゃ殺すぞ!と強盗に脅された時、本がひとりでに開き、目の前に飛んできて「読んで」と訴えている時などなど、機会はいくらでもあるから気長にさと。一歩引くのもわかるが、そこはまぁとりあえず、この本を受け取ってみてよ。犠牲者は以下の方々。※これから挙げる人物像は、モデルに妄想を加えた架空のものであり、実際に同姓同名の人物がいたとしても、関係がありません。□阿藤A型 (制作、20代後半、男)「本なんて読みませんよ」といいながら、引き出しから星新一が4冊出てきた。が、ここ2,3年はページを開いていない。スパイダーマン好き。お菓子の【おまけ】好き。□伊東B21 (原稿整理&イラスト、20代半ば、女)字だけの本は苦手。最近読んだのは、ダウンタウン松本、爆笑問題太田の本。絵本、童話、シャガールの画集が好き。動物、子供が出てくる話に弱いが、いかにも「泣かせるぞ」という話は嫌。□有働C千武 (制作、20代半ば、女)本を読むと眠くなる。電車で読むと気持ち悪くなる。最近、『リアル鬼ごっこ』を読んだ。すらすら読めたけど、物足りなかった。家は会社から遠いが、農家の土地持ち。□江藤D軍入 (営業、20代半ば、男)最近、本を読むようになった。以前は、赤川次郎を何冊か。今はひたすら宮部みゆき。元巨人・江川、原、松井が好き。爆笑・太田は嫌い。□お父E加減 (代表、50代前半、女だったら困る)薦めるのも照れくさいからやめとく。□加糖F藤夫 (営業、20代前半、男)歴史好き。マイブームは、フランス革命 → 新撰組 →帝政ロシア。調子に乗ると、かなりのパワーが出せる。口が達者。(仕事上つきあいがある)風俗業界の人に対する偏見が強い。□鬼頭G醤 (営業、40代半ば、男)最近は、江藤D軍入が読了したものをそのまま借りて読んでいる。スリム、熱いけどさわやか、若い。適応力が高い。得意技は、おやじギャグ。□工藤H鋼 (経理、20代後半、女)最近は専ら京極堂。(昔はクィーン、クリスティも読んでいた)昔、ダヴィンチで紹介されているのを見て興味を持ったのがきっかけ。昼休みのわずかの時間(飯食いながら)のみで『陰摩羅鬼の瑕』を読破をめざす。が、さすがに終盤は家でも読んでいたようだ。以上。薦める本は、私がかつて読んだ本になります。(後で本の話をしたいが為)だいたいは、←のリストにある最近読了した本が中心になります。(一部違う本もありますが)後で追記するか、もしくは次の日の日記にでも続きを書きます。・・・・・・・・・・・ちょっとタイトル変更。最近ワンパターンなので。
2004年09月25日
コメント(8)
どうして出会ってしまうのだろう?どうして・・・文庫本100円均一セール。そこまで望んでいたわけではないのに。ひさしぶりに軽い気持ちで寄ってみただけなのに。自分が怖い(笑)【買わなきゃ損をする】という強い思い(込み)。古本に呼ばれている気がするのはなぜなんだろう?この “出会い運” が他のことに活かされないのはどうしてなんだろう?もう誰も私を止めることは出来ない。いや、誰か止めてちょうだい。お願い。※リストは止めておきます。(BOOKOFFではありません)なんてことを書きながらも、【古本文庫買い】の歯止めはききそうにない。では、せめて他のものを買い控えようではないか。せめて漫画でも。漫画は買いなれていないせいか、BOOKOFFなどでも目的のものを探すのが面倒くさい。なので、セットで一気に買ってしまったり(すごい割安の時がある!)普通の本屋で買うことも多い。(出たばかりの最新刊などはほとんどそう)売るのはそんなに抵抗がないんだけど。(だから、買ってしまうのか)今年になってから買った主なもの。◆『ONE PIECE ワンピース』 1~32巻思えば、この【子供な大人買い】のときに、箍を外してしまったかもしれない。◆『無限の住人』 沙村広明 1~16巻◆『のだめカンタービレ』 二ノ宮知子 1~10巻◆『ハチミツとクローバー』 羽海野チカ 1~6巻◆『BECK』ハロルド作石 1~19巻◆『ゴリラーマン』 ハロルド作石 1~19巻 完結◆『ストッパー毒島』 ハロルド作石 1~12巻 完結◆『バジリスク』せがわまさき原作 山田風太郎 1~5巻 完結◆『ドラゴンヘッド』 望月峯太郎 1~10巻 完結◆『NANASE』 山崎さやか 原作 筒井康隆 1~4巻 完結そして忘れてはならない(笑) 『ボブとゆかいな仲間たち』 パンチョ近藤 【ボブとの再会】参照。他、ちょこちょこと。うーん。こうやって並べてみると多いな。『MASTER KEATON』 をまとめ読みしたい気もするのだが・・・うーん。ただただ、うーん。本を買うことしかやることないの?他に楽しみないの?と言われてしまいそう。先にいっておきます。そんなことはないですよ。本棚の本を並び換える楽しみがあります。本の背表紙たちを見つめる楽しみがあります。・・・・・・・。 おやすみなさい。
2004年09月24日
コメント(6)
表紙・田中邦衛。相川欽也、淡谷のり子、ウィッキーさん、江畑謙介、桂歌丸、金子信雄、土居まさる、矢追純一、ラッシャー木村 ・・・・・・・・・などなどについての、おなじみの消しゴム版画つきのコラム。(掲載されている版画は全部で101。うち内藤陳のものが8作。上記の人たちは気まぐれに選んだだけです。)以前読んだ、『信仰の現場』は本人にとっても珍しい試みということで基本に立ち返った(笑)有名人をとりあげて、あーだこーだと。これだけをみると、下世話なワイドショーみたいだが、ナンシー関の適度な距離感が、“冷静な人間観察”という新たな楽しみを見出す(気がする)書かれてからもう何年も経っているのに、“言われてみればそうかもしれない”的に見直すことが多い。・田中邦衛のズボン丈は短い。(P96)・萩原流行の人相。各パーツに減点要素は無いが必ず一言付け加えられる。 「でも、なんかへんなの」(P120)・サッポロ一番のCMは何故ずっと藤岡琢也なのか。(P128) (と思ったら、もう終わっているらしい)などなど。この本(文庫)自体は平成8年初版だが、もともとはその5年前に刊行されたもの。文庫化に際し、ナンシー関の注釈が一言ボソっと入っている。これがまたいい。そこからまた数年が経ち、現在の状況と照らし合わせるのもまた胃と御菓子。(だめ)(もうお亡くなりになられた方が何名かいるのも時の流れを感じる。)例・田原俊彦 (P98)単行本時 □社会は“トシちゃん”のナルシズムを許容、というより共有。文庫本化 □世間は熱病から冷め、“トシちゃん”をないがしろに。暗黒時代へ…現在 □さらなる暗黒時代へ・・・・・・・・・・ナンシー関さんの視点や文章が好きだ。・ドリフに不自由しない時代があまりにも長すぎたためだろうか、私たちはこれまでドリフを考えなさすぎた。(P62)・海老一染太郎は英語ペラペラ。(P38)などなど。私自身、ドラマはほとんど見ず、強烈なTVっ子というわけではないのだが、バラエティはたまに見るし、宅配のスポーツ新聞の芸能欄は読んでいたりするので、そこそこ有名人の情報は日々インプットされている。(別にためるつもりもないけど)くだらないと思うことがあっても、なんだかんだ言って芸能関係ニュースって面白い。それにナンシー関のスパイスを加えれば・・・ちょっと疲れた時、気分をかえたい時などに読むには最適です。一番最後のページに、使用版画材・用具ということで、消しゴム、カッター、インキなどが数点挙げられている。その中の、【ヒノデワシゴム社製プラスチック消しゴム】と書かれた下の()つきの文。(ヒノデワシゴム社より寄贈された裁断前のもの)(P188)一芸極まれり!といったところ。さすがです。ちょっと引用しすぎたか。『ナンシー関の顔面手帖』 ナンシー関 角川文庫 (平成8年7月初版発行)
2004年09月23日
コメント(8)
新たな氷河期が訪れ、冬に閉ざされてしまった世界。閉じ込められ、どこにも行くことができない。「夏を見たことがあるの?」と嶝崎人魚は、ぼくに聞いた・・・沈黙して生きることが普通の街。無駄なおしゃべりは一切せず、歩きながら本を読む。おー、いいじゃん。(うそうそ。さすがに無理だ)さて、初・大塚英志作品。いろいろなところで良く名前はみかけるのだが、イマイチどんな人なのかわからず。思っていたよりも、お若くはないのですね。(1958年生まれ)何だか不思議な、わかったようなわからんような話だった。あとがきによると、↓らしいのですが。ネタばれかな?反転させます。→ 大江公彦サーガの一作に位置し、世界的には『東京ミカエル』と一部を共有する ←このへんに関しては“何のこっちゃ”なのですが(“初”ですから)、きっと他の作品を知っていると、楽しみが倍増するのでしょう。世界観をつくるのが巧いなぁと感じた。(そんなに言葉を消費しているわけではないのに、伝わってくる)後半に出てくる【儀式】の話にしても、それだけで今流行りの(ちょっと遅いか)長編が書けそうだけど、書ききらないことによって雰囲気が出ていて想像力が働く。(単にページの問題だったりして、笑)あとがき、が面白かった。『幻魔大戦』(石森章太郎。石ノ森章太郎になる前)の原稿とりをしていたそうだ。あと、この本のカバーイラストを書いている鶴田賢二の大ファンらしい。(私は全く知りませんでした)この本のイラストもベタ褒めしていますが、私はイメージがちょっと違う~と思いました。なんだか、穏やか&のんびり過ぎないかい。って原作者に文句つけてどうする(笑)初めてということで、読みやすそうな短い話を選択しましたが、シリーズものも読んでみたいです。『冬の教室』 大塚英志 徳間デュアル文庫 (2000年10月初刷)
2004年09月22日
コメント(0)
本ですじゃ。0時ごろの地震により、眼の高さより上にある棚から落ちてきた。本棚とベッドの間に、ドバドバドバーっと。もっと揺れが強かったら大変だった。何とかしないといけない。落ちた本たち。作者名前順。・青山真治 『ユリイカ EUREKA』 ・あさのあつこ 『バッテリー(二)』 ・飯島和一 『始祖鳥記』 ・池上永一 『風車祭』 ・池永陽 『ひらひら』 ・いとうせいこう 『解体屋外伝』 ・伊藤たかみ 『ミカ!』 ・岩井俊二 『スワロウテイル』 ・薄井ゆうじ 『天使猫のいる部屋』 ・江國香織 『モンテロッソのピンクの壁』 『ウエハースの椅子』 ・大崎善生 『将棋の子』 ・大槻ケンヂ 『新興宗教オモイデ教』 ・小川洋子 『偶然の祝福』 『ホテル・アイリス』 ・角田光代 『みどりの月』 『ピンク・バス』 ・川島誠 『セカンド・ショット』 ・酒見賢一 『周公旦』 ・佐藤亜紀 『バルタザールの遍歴』 ・佐藤正午 『Y』 ・佐藤多佳子 『サマータイム』 ・佐藤哲也 『イラハイ』 ・重松清 『舞姫通信』 『さつき断景』 ・澁澤龍彦 『女のエピソード』 『黒魔術の手帖』 ・白石一文 『一瞬の光』 ・菅浩江 『末枯れの花守り』 ・嶽本野ばら 『鱗姫』 ・田辺聖子 『ジョゼと虎と魚たち』 ・天童荒太 『幻世の祈り』 『遭難者の夢』 『まだ遠い光』 ・辻仁成 『サヨナライツカ』 ・筒井康隆 『アフリカの爆弾』 『新日本探偵社報告書控』 ・永倉萬治 『父帰る 平成元年大熱血闘病記』 『黄金バット』 ・中山可穂 『猫背の王子』 『サグラダ・ファミリア[聖家族]』 ・梨木香歩 『裏庭』 ・鳴海章 『風花』 ・原宏一 『かつどん協議会』 ・古川日出男 『13』 ・保坂和志 『この人の閾』 『プレーソング』 『猫に時間の流れる』 『<私>という演算』 ・又吉栄喜 『海の微睡み』 ・町田康 『夫婦茶碗』 ・三浦哲郎 『忍ぶ川』 ・目取真俊 『魂込め』 ・山田宗樹 『直線の死角』 ・湯原かの子 『カミーユ・クローデル』 ・連城三紀彦 『日曜日と九つの短編』 計55冊?くらい。重い本は上に置かないようにしているので、全部文庫だけど、まとまって落ちてくるとやはり怖い。とりあえずは、床に積んで置くとしよう。・・・・・・・・・追記。今回落ちたのは、いづれも“オリジナル必殺技”をかましたものだった(おおげさ)下にたし、奥に置くで書いた、下敷きの上に載せていた本たち。コメントでかま玉うどんさんが指摘された通りの事態になってしまった。これからは気をつけよう。
2004年09月21日
コメント(14)
祝日のこの日、東京ドームで行われたフットサルの大会に出場した。なにせ、ドームだ。サッカーの聖地!では全然ないけれど、ドキドキものだ。当然、そう簡単に出られるものではない。“厳しい予選を勝ちあがる”必要こそないが、チームのメンバーを5人以上集め、フットサルのルールを覚え、出場を申し込み、当日の予定を空けておき、寝坊をせずにしっかり起きて、電車を乗り継ぎ、東京ドームまで何としても辿り着かねばならない。要するに、エントリー料さえ払えばどんなチームでも出場可能ってこと(笑)我がチームが出たのは、【スーパービギナーズクラス】という初心者クラス。40チーム募集をしていたが、全部の枠は埋まらなかったらしい。総当りではない変則的なリーグ戦が組まれ、上位が決勝トーナメント。早速、結果発表!・・・・・・・・・・・・・惨敗。0-2、1-4、1-2、0-2 で4連敗。 勝ち点0。得失点差ー8。リーグ最下位だ・・・。レベル高かったよ~~(涙)本来【スーパービギナーズ】というカテゴリーは、“初心者”で構成されたチームが対象で、レベルとしては一番下になる。が、どう考えてもそんな対戦相手には見えなかった。厳密に言えば、うちのチームにも“中学の時にサッカー部”だった人がいるから、初心者+経験者の【ビギナーズ】クラスになるので文句は言えないのだが。まぁ、だいたい大会に参加すると、「あんたら、巧過ぎ。二つ上(少なくみても一つ上)のクラスに出るべきじゃない?」というチームが1,2チームはある。(で、当然のようにそういうところが優勝する。)が、今回は、皆そういうチームに見えた。一人だけ凄く巧い、っていうところだと意外と互角に戦えちゃったりするのだが。さすが、東京ドーム!壁が高い。ドームでやった、という思い出だけが残る大会になってしまった・・・私はウルトラクイズの一問目に正解して、スタンドから降りたことは無かったので(まぁ、出場したことすら無かったので当然であるが)グランドに足を踏み入れた時は、ちょっと緊張した。内野のベース付近には砂があまり入っておらず(当然ベースは外されている)マウンドも平で、極簡単な柵で仕切られていた。フットサルをやるスペースは外野で八面プラスアルファ。外野のフェンスは思ったよりも軟らかかった。(でも全力で走ってぶつかったらかなりの衝撃だろう)人工芝(何年か前に改良されたんだっけ?)も走りやすく、不都合は全くなかった。1、2日後に足(特に脛)が痛くなったのは、芝のせいなのか、自分(の運動不足)のせいなのかは不明。試合運営自体は、分刻みで、アナンスなども使いながら巧くいっていたと思うが、試合ごとの待ち時間がそれぞれ1時間ちかくもあるのには閉口した。私自身の出来としては、最悪。ノーゴール、ワンアシスト。何も出来なかった試合もあった。3週間前に出た大会(レベルは落ちるが)で、久々~のハットトリックを含む5得点(4試合)と、調子づいていたので余計にショック。守りが苦手で、あまり守備に戻らなくてもいいよ(この時点でチームとして?かもしれないが)といわれているなかでの成績なので、これはかなりいただけない。全体としても浮き足だつことも多く、クジ運も悪く、勝ち点0という悲しい結果。皆、一緒に体育会系(競技は違えど)で戦ってきた仲間同士だから、趣味でやっているとはいえ、負けると悔しい。というわけで、メンバー全員でヤケ飲みとなった。量はさほどでもなかったはずだが、雰囲気に酔ったのか、気持ち悪くなる。店を出る間際に、コンタクトが片方ずれて、気持ち悪さに拍車をかける。その上、皆はラーメン屋に入りやがった。(先輩もいるのにこの口調)私は、店に入らず、自販機で水を買って飲み、必死でコンタクトのズレをなおしていた。(鏡を使わなくても、元には戻る)ふと、視界がピタリとクリアになった。コンタクトがおさまるべきところへ。すると、不思議なもので、気持ち悪いのも治ったきがする。気を取り直して、いざ目の前のラーメン屋へ。冷や奴、ラーメンを頼んで食べた。せっかく消費したカロリー以上のものをしっかり蓄え、おデブまっしぐら!な夏の一日であった。
2004年09月20日
コメント(4)
国立公園の雨林で見つかった白骨の破片。数年前に失踪したハイカーのものであると判明したが、その脊柱には、“骨製の槍の尖頭部”が突き刺さっていた!スケルトン探偵、第二作。(ハヤカワ文庫訳出順では3作目)ギデオン・オリヴァー。主人公。人類学教授。・『更新世人類の系統発生に対する構造機能的アプローチ』なんていう著作がある。・【スケルトン探偵】の異名をもつ。(こう聞くと、ついアニメの黄金バットを思い出してしまうが、あんな姿をしているわけではない。はずだ)骸骨探偵といっても自分がそうなのではなく、【白骨鑑定】により、その推理を進めていくのだ。一本の骨から、性別、年齢、身長、体重、などを推測していく。その様はとても鮮やか。難しそうな専門用語も出てくるが、骨に対した時のギデオンの無邪気さ(?)からか、嫌味には感じない。(けれども、正しいのかどうかは全くわからん、笑)さてこの話では、鑑定した【骨】によって、新たな謎がうまれていく。“火葬され、籠に入れられた幾つかの骨片”もハイカーの骨と一緒に見つかった。発見場所は“インディアンの墓地”だと推測されたが、この地方には、現在も過去にも継続的にインディアンが居住した記録はない。まして、ハイカー殺害の凶器と思われる、“骨製の槍”を使うような種族は・・・・ここで、「近くに大きな足跡発見!すわ【ビッグフット】の仕業か!」なんていう一騒動も。犯人は?【誰それ】という個人名ではなく、どういう存在に犯行が可能なのか?がまず問題に。で、さらにその後にくる衝撃。なんとなく進んでいく導入部。(はじめはテンションがあがりにくい)イマイチ?と思っていると舞台が整っていき、いつのまにか夢中になっていく。読み終えてみて、「思ったよりも面白かったな」と毎回思っている不思議なシリーズ(笑)今回もメインのトリックにやられました。それだけみると突拍子もないんだけど。言われてみれば、「えー、何でこの可能性が頭になかったのだろう?」と悔しくなる(笑)簡単にわかりそうなのに気がつかない、あと一歩だったのに(根拠なし)と。もしかして鈍いだけ?海外ものということで、この作品にも訳出順による不運があります。私は、その作者の刊行順に読んでいくことが多いです。(“殊能作品の読む順ミス”は置いておく)このシリーズも、ハヤカワ文庫で古いものから、『古い骨』→『呪い!』→『暗い森』(今回)と読みました。ですが実際は、暗い森(2作目)→古い骨(4作目)→呪い!(5作目)のようです。なので、ちょっと「え、あんたがなんで?」みたいなことがあります。ですが、そんなに厳密に読んでいなかった(覚えていなかった)私は、それほどマイナスにはなりませんでした。(幸いネタバレなどもありませんでした)面白い作品、代表作から紹介したい!(その後の為にも)という意図もわかりますし、なかなかそううまくはいかないのかもしれませんが、出来れば順番どおりに読みたいものです。『THE DARK PLACE』 by Aaron Elkins 1983『暗い森』 アーロン・エルキンズ 青木久恵 訳ハヤカワ文庫(ミステリアス・プレス)背表紙オレンジ (1991年3月初版発行)
2004年09月19日
コメント(2)
『空、見た子とか』(野田秀樹)というタイトルの本をみつけた。古本屋にて。「こんなに“切れがあってコクがある”タイトルを、なんてことのない日記つけることができたら、かっちょえぇなー」と思い、一週間考えた(合計8分程)結果が・・・悲しいかな、【ほら、ホラー】である。でも実力は発揮したので悔いは無い。ちなみに、本は読んでいない。というか買ってなかった。というわけで、この話題は終わり。ホラーの話。井上雅彦監修の【異形コレクション】が列をなして手招きしていたので、家に連れて帰った。(お金は払いました)1『ラヴ・フリーク』 2『侵略』 3『変身』 4『悪魔の発明』 5『水妖』 6『屍者の行進』7『チャイルド』 8『月の物語』 11『トロピカル』 12『GOD』トロピカルってなにさ?というのはさておき。こういった、短編集、アンソロジーとかって、なかなか手を出しにくい。そんなに大盛りでなくていいよ、と思ってしまう。しかし、それこそが醍醐味なのだし、そんなことを言っているといつまでも減らないし、第一買った意味がないので、そろそろ読んでいこうと思う。あと以前 fran2000さん が紹介していた(と思う)『遺品』若竹七海(角川ホラー文庫)も是非読みたい。(どなたか「fran2000さんが楽天から移転後につくったページのアドレス」をご存知ないですか?)でも、ホラーって苦手。(じゃーなぜ買うのだ)あまり読んだことありません。ちなみに今まで一番怖かったのは、『黒い家』貴志祐介。まぁ小説なら「想像力の無さ」でカバーできる部分があるが、映画はキツイか。全く見たことありません。(『リング』は読んだけど、観る気はしない)少々ずれますが、エクソシストの主題曲は好きです。『チューブラーベルズ』たまにマイク・オールドフィールドを聴いてます。『the best of mike oldfield elements』 とか。ズレータまま終了。
2004年09月18日
コメント(10)
突然、こんなところで言うのもなんですが・・・先々週、彼女の両親に挨拶に行き、先週、彼女とうちの家族で食事をしました。(まぁ既に顔合わせ済だったので、気は楽だったけれども)11月に式です。といっても、今年の11月ではなく、来年の話です。(さすがにそんなに急には無理。沖縄から親戚も呼ばなければいけないし)来年の5月に籍を入れて、それから一緒に暮らしていく予定。このままいくと兄弟で一番のりですが、それもまだわかりません。最近彼女が出来た弟は、「これからまくりに入るかもよー」と言ってるし、高校生の1番したの弟は、さすがに「自分は無理だなぁ」とはにかんでいたけど。んで、肝心の長兄(最近、沖縄の祖母に「誰でもいいから嫁見つけろ」と怒られた)は・・・ん・・・。長兄?誰? おっと、私=mao だ。というわけで、めでたい弟(次男・2こ下)の話でした。以上。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と、こんなような内容を(もうちょいシンプルだったけど)、仲間うちのメーリングリストに流してみた。(さびしい…とか言わない!)(最近はあまり使われていない連絡用ML。それでもNoは600超だから必要なのかな)ま、お酒も入っていて、人寂しさもあり。ちょっとした悪戯心。(でも嘘はついてない)楽天内の優しい皆様とは違って、つまらん話は、無視or罵倒 という世間の厳しさを教えてくれる仲間たち。案の定、MLで帰ってきたのは1,2件。やはり、私の話術(勘違い)は、世間では通用しないのか?と思ったが、先輩の結婚式の二次会で直接会ったときに、4,5人から「騙された」「びっくりした」「何あれ?」「ひさしぶり」などお褒めの言葉をいただいた。満足。(暗いヤツ。とか言わない!)まぁ、驚きが多かったのは、普段の私に結婚の予感がまるでないことの証明であったりするのだが…山本博に免じて許してくだされ。次こそは、きっといい報告を・・・また弟(三男or四男)が結婚するぞ!とか。ばぁちゃんが見合い相手連れてきた!とか。何はともあれ、弟よ、おめでとう。先立てない兄を許してくれ・・・
2004年09月17日
コメント(14)
招かれざる意外な奴ばかりが集まっていた。山奥にある歌川家の豪邸。脅迫状、偽手紙。入り乱れる関係の中、事件が起こる・・・初安吾。まぁでもそんなことを意識することもなく、普通にミステリとして楽しんだ。非常に名高いこの作品。まず、登場人物の多さが並じゃない。しかも、それぞれに癖がありすぎる!主要なところでも、作家(男3、女1)、詩人(2)、画家、劇作家、女優、弁護士(元秘書)…さらには、怪しい医師と看護婦、復員軍人なども続々登場。人間関係(男女関係)がこれまた複雑。ちょっと挙げるだけでも・・・・主人公【矢代寸兵】(作家)は、友人(?)【一馬】(詩人。多門の息子)に夫婦で招待されたのだが・・・・矢代の妻【京子】からして、多門の元妾。・現在、一馬の夫人【あやか】は、かつて画家・【土居光一】と同棲。・もう既に別れたかつての妻【宇津木秋子】(作家)は、現在【三宅木兵衛】(フランス文学者)と結婚している。・が、関係は冷めており、心は【望月王仁】(作家)へ。しかしその王仁は、一馬の妹【珠緒】とも関係がある。・一方、一馬は【明石胡蝶】(女優)が気になっている。(胡蝶は【人見小六】(劇作家)の妻)・その上、妹の【加代子】(父は多門、母(名前不明)は女中)に愛されている。といった具合。このように、妾だぁ、愛人だぁ、あいびきだぁ、かつての○○だぁ、とごっちゃごちゃ。人物相関図を書けば、数多くの線が交差してしまう。表の関係、裏の関係、過去の関係。相思相愛、一方通行、拒絶、イガミアイなどなど。ここに出てくる人全部(さらにそれ以上)が、歌川家大集合!なのである。もう大変。邸宅の見取り図が一つだけ途中に付いており、部屋それぞれに番号がふってあるのだが…1~37。A~M。イ~へ。(仏間とか、玄関とかにまで番号をつけているから、全てが人の存在を表すわけではないけれど。)うーん、とっても大掛かりなのが分かるでしょう。(でもそんなに長い話ではない。300弱)さて、殺人事件なので、ちょっと内容のほうをみていくと。一馬のもとには、かつてこんな封書がきていた。お梶さまは誰に殺されたか?すべては一周忌に終わるであろう。憎しみも呪いも悲しみも怒りも。【お梶】は、多門の妻。だが、後妻なので一馬を生んだ母親ではない。元々心臓ゼンソクでひどく苦しんでおり、昨年死んだ。村では、“一馬がお梶を殺した”という噂がでている(珠緒談)のだとか。他に加代子の問題もあり、一馬は矢代を呼んだのだが・・・とこんな調子で、役者が次から次へと舞台にあがり、なんだか面食らっているうちに、事件がおこる。そしてその事件に挑む、警察の面々の顔ぶれがまたユニーク。駐在の巡査は普通だが、【カングリ警部】、【八丁鼻】、【読ミスギ】、【アタピン】・・・あとは、まだ書き忘れていた探偵役・【巨勢博士】の登場!っと。(矢代の弟子。小説の腕はサッパリだが、探偵の才能は脅威的(矢代談))ざぁーと説明してみたものの、これではなんだか分からないですね。余計めちゃくちゃになってしまった。1回目を読んだ時は、人物把握に困惑しているうちに続々事件が起きてしまい、トリックうんぬんどころではなかった(笑)今回読み返してみると、ごちゃごちゃの中でのスピード感もなかなか心地良く、謎解きとしても充分面白く読めた。(もちろん犯人はわかっているわけだが)終わり方に物足りなさも多少残るが、読了後はなんだか妙な充実感があったりします。この話を下敷きにした大長編の作品とかないのかな?(違う作者でも)あれば読んでみたいと思うが、とても疲れてしまいそう・・・第二回探偵作家クラブ賞受賞。作品の発表(イヴニングスター社より刊行)は、昭和23年。(巻末年譜より)『不連続殺人事件』 坂口安吾 角川文庫 (昭和49年6月初版発行)
2004年09月16日
コメント(2)
はじめてのことなのだが、胃が痛い。ストレスとは無縁(?)の生活をおくっているというのに。波はあるが、痛みが引かず、定時で帰る。千葉テレビでマリン最終戦のロッテ対近鉄を観た。大事な大事な試合。あと一本が、これでもか!というほど、出ない。エース清水がHRの2点のみに抑えるも (完投)打線が9安打をあびせ、5四死球もらいながらも、得点【ゼロ】。結局、0-2で負け。いらいら、むかむか。次に感想を書くつもりの、『凍える島』、『恐竜ラウレンティスの幻視』 の2冊が行方不明。持ち歩いていたら何処かへいってしまった。本がないと感想が書けない私。もうとばしてしまおうか。なんだかしっくりこない。
2004年09月15日
コメント(8)
決断をしたのは、前日夜中1時頃。寝て起きた朝。今日も会社だ。 だけど ・ ・ ・ いつもと同じ時間に家を出て、いつもと同じ電車に、いつもとはちょっと違った顔で乗る。途中で乗り換え。 そして逆方向のホームへ!そしてそのまま南の島へGOOOOOO-------------!といって、着いたのは渋谷だった。PALCO、LOGOS GALLERY。Coccoの絵本 『南の島の恋の歌』 の原画展。(スケールが小さくてすまん!でも私にはこれが限度。もちろんCoccoは悪くない)いやー、前日の深夜に、この日が最終日だったと気がついて。社長は出張(ゴル○ともいう)だし、急を要する仕事は無いし。今日行かなかったら観ることは出来ないわけだし、もう3年皆勤だし、朝の1時間私がいなくても…(以下自己正当化言い訳続く)というわけで自分の立場を汚く利用してサボってしまいました。(課長には「私用で遅れます」と伝えたが、後から追求されることもなく)お土産に絵葉書を余分に買った。Coccoの歌が好きな人(絵本にはそれほど興味はない)と、Coccoの絵が好きな人(歌にはそれほど興味はない)へと。↑絵本の発売日、昼休みに本を買った私。イラスト描きの彼女(シャガール好き)のもとへ「これいいっしょ?」と持っていったら、「あ~~~!」と驚いて、自分の引き出しから全く同じ絵本を取り出した。よく見たら、本を入れている袋が私と一緒。どうやら同じ本屋で買っていたらしい。(彼女のほうが15分くらい早く昼休みをとるので、本屋では会わなかったのだ)こんな偶然は何となくうれしい。とても華やかな、人魚が太陽を浴びている絵。 の絵葉書。渡したのはその日ではなかったけれども(策士。というほどではない)二人とも喜んでくれたので良かった。もちろん、南の島(まだ言うか)も良かったです。静かにじっくり観る事が出来きました。内勤はなかなか外へ出れませんが、たまにはこんなのもいいでしょう。
2004年09月08日
コメント(2)
全17件 (17件中 1-17件目)
1
![]()

