おしゃれ手紙

2025.11.21
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カテゴリ: 映画

ブルーボーイ事件

知られざる歴史がここにある。

1965年、オリンピック景気に沸く東京で、街の浄化を目指す警察は、街に立つセックスワーカーたちを厳しく取り締まっていた。
ただし、ブルーボーイと呼ばれる、性別適合手術(当時の呼称は性転換手術)を受け、身体の特徴を女性的に変えた人々の存在が警察の頭を悩ませていた

戸籍は男性のまま、女性として売春をする彼女たちは、現行の売春防止法では摘発対象にはならない。そこで彼らが目をつけたのが性別適合手術だった。
警察は、生殖を不能にする手術は「優生保護法」(現在は母体保護法に改正)に違反するとして、ブルーボーイたちに手術を行っていた医師の赤城(山中崇)を逮捕し、裁判にかける。


1960年代に「性別適合手術」が違法とされて医師が法廷に立たされ、トランスジェンダー女性たちが裁判で証言をした事実に基づき、日本の知られざる性的マイノリティの歴史を紐解くヒューマン・ドラマ。監督はトランスジェンダーである自らのアイデンティティを軸に映画を作り続ける、「僕らの未来」(11)「フタリノセカイ」(22)「世界は僕らに気づかない」(23)などの飯塚花笑。

★「知られざる歴史がここにある。」というのがこの映画のキャッチコピーだけれど、私も、こういう事件があったことを私は全く知らなかった。

思えば、LGBTという言葉が市民権を得たのは、20年くらいのことではないだろうか?

★昔は「おねえ」という蔑称でよばれていて、今の「おねえ」という言葉の中には、もっと軽い感じがする。それだけ、LGBTが市民権を得たのだろう。

★とはいえ、本人の望んだ姿ではないので、辛いことも多いだろう。
映画の中でも「性転換手術をしたから幸せになったということはない」と言っていた。

★「少年H」という本の中に、「男ねえちゃん」という人が出てくる。
男性か女性か区別がつきにくい人で、彼(?)が兵隊に行くというシーンがあった。
兵隊に行った先できっと辛かっただろうなと思う。

★1960年代の家具などがあって楽しかった。


今では考えられない。

★同じく弁護士事務所の壁がブロックガラス。
これはミッドセンチュリーの定番。

★さちの住まいの電話に電話カバーが!

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Last updated  2025.11.21 00:18:00
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天地はるな@ Re[1]:9月のおしゃれ手紙:連歌と茶道(09/30) ミリオンさんへ 京都は観光客が多すぎて最…
ミリオン@ Re:ごちそうさん歌・サラダ記念日(07/06) こんばんは。 サラダは美味しいですね。食…
ミリオン@ Re:ウラワザをもって、おフジ様、登場!!(07/05) おはようございます。 野球は面白いですね…
ミリオン@ Re:へび年ですから:口縄坂(10/01) おはようございます。 大阪に行くのが楽し…

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